June 2007
June 25, 2007
竹慈庵なかだ@松涛
久しぶりに和食。
「竹慈庵なかだ」で、季節の食材を使ったお料理を堪能。毎回同じメニューが出てこないので、いろいろ楽しませて頂いていますが、今回は蒸し暑い夜でしたので、あっさりとしたお料理。
「新玉葱の葛寄せ 」
すごく小さなお椀は雛飾り椀なんです。絵柄は鶴亀で可愛い。甘い玉葱とねっとりした葛の食感でスタート。
「ホワイトアスパラと富山の白海老のすり身焼き 」
竹輪みたいですが、白海老のすり身を焼いた香ばしさとホワイトアスパラの苦味、両者の甘みが引き立ち日本酒が欲しくなる一品です。
「岩牡蠣のシャンパンと蓼酢のソース 」
たで酢はこの時期鮎で頂きますが、牡蠣にも合うんです。岩牡蠣の甘みと蓼の苦味、シャンパンで酢をなめらかに・・・なにげない一皿でも完成されています。
「定番のフォアグラの満寿泉の粕漬け」
これはいつも出てくるけれどその時によって漬かり具合が違うので、同じ満寿泉を飲みながら、ちびちびつまみます。ご飯にのせても美味しいんです。
お口直しに「白州桃と茗荷の酢漬け」軽くマリネすると桃の甘みが引き立ちます。
「鱧の湯引き 実山椒とフォンドヴォー 仕立て」
今が旬の柔らかく脂がのった鱧。実山椒も新鮮で舌が麻痺するほどぴりりと痺れる。フォンドボーの芳醇なスープが旨味を更に醸し出します。梅肉でたべるより数倍美味しいです。
「東京軍鶏つみれと肉厚椎茸の煮込み」
この粗引きつみれ軟骨の歯ごたえと肉汁に椎茸の旨味が合わさってとっても美味しかった♪そのまま手羽先とかでも味わってみたかったです。
〆のご飯は「らっきょうご飯」 ちょっと意外でした。
みじん切りで炊き込んであります。らっきょうはつい最近まで苦手な部類でした。でも夏らしい香りのするご飯。お米の粒が小さくて美味しいから、おかわりしてしまいました。
残りはお土産にぎりにしてもらって、次の日カレーをかけて食べましたよ^^
「デザートは白玉とじゅん菜とレンズ豆の黒蜜かけ 」
正露丸のような独特の奥深い味わいです。お子様味盲な私は複雑でしたが、お抹茶と合わせると美味しいです。
残りあと1年を切りました。あと何回逢瀬に合えるだろうか・・・
幻になる前に、また行きたい・・・
「竹慈庵なかだ」で、季節の食材を使ったお料理を堪能。毎回同じメニューが出てこないので、いろいろ楽しませて頂いていますが、今回は蒸し暑い夜でしたので、あっさりとしたお料理。
「新玉葱の葛寄せ 」
すごく小さなお椀は雛飾り椀なんです。絵柄は鶴亀で可愛い。甘い玉葱とねっとりした葛の食感でスタート。
「ホワイトアスパラと富山の白海老のすり身焼き 」
竹輪みたいですが、白海老のすり身を焼いた香ばしさとホワイトアスパラの苦味、両者の甘みが引き立ち日本酒が欲しくなる一品です。
「岩牡蠣のシャンパンと蓼酢のソース 」
たで酢はこの時期鮎で頂きますが、牡蠣にも合うんです。岩牡蠣の甘みと蓼の苦味、シャンパンで酢をなめらかに・・・なにげない一皿でも完成されています。
「定番のフォアグラの満寿泉の粕漬け」
これはいつも出てくるけれどその時によって漬かり具合が違うので、同じ満寿泉を飲みながら、ちびちびつまみます。ご飯にのせても美味しいんです。
お口直しに「白州桃と茗荷の酢漬け」軽くマリネすると桃の甘みが引き立ちます。
「鱧の湯引き 実山椒とフォンドヴォー 仕立て」
今が旬の柔らかく脂がのった鱧。実山椒も新鮮で舌が麻痺するほどぴりりと痺れる。フォンドボーの芳醇なスープが旨味を更に醸し出します。梅肉でたべるより数倍美味しいです。
「東京軍鶏つみれと肉厚椎茸の煮込み」
この粗引きつみれ軟骨の歯ごたえと肉汁に椎茸の旨味が合わさってとっても美味しかった♪そのまま手羽先とかでも味わってみたかったです。
〆のご飯は「らっきょうご飯」 ちょっと意外でした。
みじん切りで炊き込んであります。らっきょうはつい最近まで苦手な部類でした。でも夏らしい香りのするご飯。お米の粒が小さくて美味しいから、おかわりしてしまいました。
残りはお土産にぎりにしてもらって、次の日カレーをかけて食べましたよ^^
「デザートは白玉とじゅん菜とレンズ豆の黒蜜かけ 」
正露丸のような独特の奥深い味わいです。お子様味盲な私は複雑でしたが、お抹茶と合わせると美味しいです。
残りあと1年を切りました。あと何回逢瀬に合えるだろうか・・・
幻になる前に、また行きたい・・・
June 20, 2007
コムダビチュード@三宿
去年から中目黒を閉店していたビストロ「コムダビチュード」が、今年春に三宿で再開しているのを聞き、行ってみました。
席数は15席、以前よりお店もメニューも縮小して、よりアットホームな雰囲気でした。マッスルなシェフは相変わらず奥の厨房で忙しそうに鍋をふるっています。
プリフィックスで前菜・主菜をいろいろ選ぶことができるわけですが、ここに来るとほんと肉・肉・肉の3拍子です
まずアミューズで「鮎のリエット」
今が旬の鮎をハーブを加えてさっぱり仕上げてあります。
前菜1皿目は「ダチョウ肉のカルパッチョサラダ仕立て」
弾力のある赤身の肉質にバジルとオリーブオイルで。ダチョウは部位によっては柔らかく脂がのっているのですが、あえて肉の質感を出してます。
前菜2皿目は「ブータンのタルトと半熟卵」
内臓・血・軟骨を煮詰めたブータンを輪切りにして、下にはジャガイモとパイ生地を何層にも重ねてタルトのように。半熟卵を溶かして頂くと絶妙な味です。メタボ直行・・・^^;美味しいのですが、ブータンはちょっとぱさつき感を感じました。
メインも2種。(肉尽くし・・おいおい)
「うずらの炭火焼、サラダ仕立て」と「仔羊のロースト 茄子とズッキーニの取り合わせ」
鶉は適度に脂がのっていて、骨までしゃぶりついてしまいました。バルサミコ風味で以外にあっさり食べられます。仔羊は逆に周りの脂がきついかも。長ナスとズッキーニを合わせるとおいしいです。ここまでくると本当にお腹が苦しくなってきて、ボリュームに驚かされました。よくばらないで品数減らしておけばよかったわ^^;
〆は釜飯。釜谷シェフの名前にちなんで、季節の食材でその都度変わるそうです。この日は「鶏のささみとソラマメのご飯」でした。
和風にみえますが、バターとコンソメでピラフのように優しく洋風に炊いてあります。お米が食べたいなって思う時、嬉しい演出ですね。もっと食べたかったのに胃袋さんは満腹信号が・・・残念
フロマージュは20種以上ととにかく種類が多いのですが、以前は40種もあったそうで、温度管理が大変そうです。私は3種類だけ頂きました。
そして、デザートは「レモンのスフレ」でした。
熱々のスフレは外側がさくっと、中はとってもふわふわ。甘いレモンの香りが漂ってきて、満腹の私もするりと入ってしまいました。
アットホームな雰囲気で、南仏風のお料理を気軽に楽しめます。ワインリストも結構面白いものがラインナップされていました。とにかくシェフの再スタートはなかなかのようです。他のメニューも選びながら、今度は軽めのチョイスで頂いてみたいです。
「コム・ダビチュード」
154-0001 世田谷区池尻2−7−4 ナオミアパート1階
03−3487−7686(Fax共通)
席数は15席、以前よりお店もメニューも縮小して、よりアットホームな雰囲気でした。マッスルなシェフは相変わらず奥の厨房で忙しそうに鍋をふるっています。
プリフィックスで前菜・主菜をいろいろ選ぶことができるわけですが、ここに来るとほんと肉・肉・肉の3拍子です
まずアミューズで「鮎のリエット」
今が旬の鮎をハーブを加えてさっぱり仕上げてあります。
前菜1皿目は「ダチョウ肉のカルパッチョサラダ仕立て」
弾力のある赤身の肉質にバジルとオリーブオイルで。ダチョウは部位によっては柔らかく脂がのっているのですが、あえて肉の質感を出してます。
前菜2皿目は「ブータンのタルトと半熟卵」
内臓・血・軟骨を煮詰めたブータンを輪切りにして、下にはジャガイモとパイ生地を何層にも重ねてタルトのように。半熟卵を溶かして頂くと絶妙な味です。メタボ直行・・・^^;美味しいのですが、ブータンはちょっとぱさつき感を感じました。
メインも2種。(肉尽くし・・おいおい)
「うずらの炭火焼、サラダ仕立て」と「仔羊のロースト 茄子とズッキーニの取り合わせ」
鶉は適度に脂がのっていて、骨までしゃぶりついてしまいました。バルサミコ風味で以外にあっさり食べられます。仔羊は逆に周りの脂がきついかも。長ナスとズッキーニを合わせるとおいしいです。ここまでくると本当にお腹が苦しくなってきて、ボリュームに驚かされました。よくばらないで品数減らしておけばよかったわ^^;
〆は釜飯。釜谷シェフの名前にちなんで、季節の食材でその都度変わるそうです。この日は「鶏のささみとソラマメのご飯」でした。
和風にみえますが、バターとコンソメでピラフのように優しく洋風に炊いてあります。お米が食べたいなって思う時、嬉しい演出ですね。もっと食べたかったのに胃袋さんは満腹信号が・・・残念
フロマージュは20種以上ととにかく種類が多いのですが、以前は40種もあったそうで、温度管理が大変そうです。私は3種類だけ頂きました。
そして、デザートは「レモンのスフレ」でした。
熱々のスフレは外側がさくっと、中はとってもふわふわ。甘いレモンの香りが漂ってきて、満腹の私もするりと入ってしまいました。
アットホームな雰囲気で、南仏風のお料理を気軽に楽しめます。ワインリストも結構面白いものがラインナップされていました。とにかくシェフの再スタートはなかなかのようです。他のメニューも選びながら、今度は軽めのチョイスで頂いてみたいです。
「コム・ダビチュード」
154-0001 世田谷区池尻2−7−4 ナオミアパート1階
03−3487−7686(Fax共通)
June 15, 2007
黒猫夜@赤坂
九州地方は梅雨入りしたそうですが、東京も雨模様
巷のお庭で咲いている紫陽花を見るとなんだか心が洗われます。もう入梅か・・・
じめじめした季節にも、なんだか体が元気になるような中華が食べたくなって・・・
赤坂にある中華マニアのお店「黒猫夜」に行きました。「うちはレストランではないですよ〜酒菜店です。」という店主の下で、中国郷土料理を食してきました。
雑居ビルを上がっていくと、居酒屋風な店内。団体客で満席でした。
お通し(椎茸煮・桜海老のニンニク胡麻油揚げ・ハチの巣と苦瓜)ビールに、これをつまみながら、メニューを見ると食欲が沸いてきて迷うほど・・・
まずは「百家風鴨舌の炒め」
アヒルの舌は桃の木で食べたことがあったのですが、鴨は初めてかも・・・香辛料でカリッと揚げた鴨舌はビールがすすむ前菜です。
一羽に一舌ですから何羽の鴨が・・・ (おいおい、舌きり雀じゃないんだから)食べる部分は少ないのですが、その食感と風味がついついとまらなくなってしまします。
これもお勧めと言われた「ウルムチの羊串焼き」
上質で柔らかい羊肉をニンニクとクミンなどの香辛料で漬けて焼いてあります。更に薬味で豆板醤やクミンシードを付けるのですが、これがまた食欲をそそります。モンゴルに近い地方料理だそうです。
田鰻がメニューにあったので聞いてみたら、今の時期はないとのこと。そこで目に付いた「田鶏」を聞いてみると、これが今旬で美味しいですと。
何ですか?と聞いたらジャ〜ン
なんとカエルでした(@@)しかも活きていますデカイです。こちらを見つめられると、体が硬直してしまいました。アジサイの季節は蛙さんも美味しいのか〜。
そして、出てきたのは「蛙とマコモ茸の蝦子炒め」 主に冷凍が多い中、唐揚げやグルヌイユは食べたことあったけれど、こちらは生というか活き蛙を調理。。。生き返るかも・・・臭みは全く無いし、鶏肉というよりは、アンコウのようなぷりんぷりんコラーゲンいっぱいの食感(*゚∀゚)っ
唇や指先がべたべたになるほど。骨までかぶりつけます。でもちゃんと水かきもあったりする・・^^;
そして、やっぱり欠かせないのは紹興酒。
店主がこだわるお酒は種類もいろいろ。黄酒(紹興酒)を利き酒セットで少しずつ頂きました。どれも10年物以上で熟成しています。普通の紹興酒と比べられるのです。
本当は白酒(パイチュー)にこだわっているようなのですが、癖が強いので無理でした。孔乙巳(コウイージー)20年が美味しかったのでリピート。
そして「金目鯛の葱油蒸し」
葱油と特製醤油のいい香り♪お魚も脂がのって新鮮です。
スープがたまりません。ご飯が欲しくなる一品です。
「干し牡蠣と發菜と豚カシラ・豚舌」
髪菜と呼ばれる海草と空心菜、塩付けにした豚肉を干し牡蠣の旨味とオイスターソースで煮込んであります。濃厚な味わいです。
このへんから酒飲み用にだんだん味が濃くなっていく気がするのですが・・・
最後の〆は、「スープ炒飯」と「つぶ貝とマコモ茸の広東風やきそば」
桜海老で炒めた香り高い炒飯に、金色のスープがかかっています。少し塩加減が強いのは、調理する店主の酒飲み具合なんでしょうか。。。焼きそばも満腹で全部食べれませんでしたが美味しい〆です。
最後は八宝茶で胃を潤す・・・
Deepな雰囲気のお店ですが、魚介が新鮮(蛙も・・・)な珍しい郷土料理を味わいました。
お店の名前「猫夜」とは、中国語で夜遊びとか夜更かしの意味だそうです
Darkな猫夜でした
人気ブログランキングへ
「黒猫夜」
〒107-0052 東京都港区赤坂3-9-8 篠原ビル3F
03-3582-3536
巷のお庭で咲いている紫陽花を見るとなんだか心が洗われます。もう入梅か・・・
じめじめした季節にも、なんだか体が元気になるような中華が食べたくなって・・・
赤坂にある中華マニアのお店「黒猫夜」に行きました。「うちはレストランではないですよ〜酒菜店です。」という店主の下で、中国郷土料理を食してきました。
雑居ビルを上がっていくと、居酒屋風な店内。団体客で満席でした。
お通し(椎茸煮・桜海老のニンニク胡麻油揚げ・ハチの巣と苦瓜)ビールに、これをつまみながら、メニューを見ると食欲が沸いてきて迷うほど・・・
まずは「百家風鴨舌の炒め」
アヒルの舌は桃の木で食べたことがあったのですが、鴨は初めてかも・・・香辛料でカリッと揚げた鴨舌はビールがすすむ前菜です。
一羽に一舌ですから何羽の鴨が・・・ (おいおい、舌きり雀じゃないんだから)食べる部分は少ないのですが、その食感と風味がついついとまらなくなってしまします。
これもお勧めと言われた「ウルムチの羊串焼き」
上質で柔らかい羊肉をニンニクとクミンなどの香辛料で漬けて焼いてあります。更に薬味で豆板醤やクミンシードを付けるのですが、これがまた食欲をそそります。モンゴルに近い地方料理だそうです。
田鰻がメニューにあったので聞いてみたら、今の時期はないとのこと。そこで目に付いた「田鶏」を聞いてみると、これが今旬で美味しいですと。
何ですか?と聞いたらジャ〜ン
なんとカエルでした(@@)しかも活きていますデカイです。こちらを見つめられると、体が硬直してしまいました。アジサイの季節は蛙さんも美味しいのか〜。
そして、出てきたのは「蛙とマコモ茸の蝦子炒め」 主に冷凍が多い中、唐揚げやグルヌイユは食べたことあったけれど、こちらは生というか活き蛙を調理。。。生き返るかも・・・臭みは全く無いし、鶏肉というよりは、アンコウのようなぷりんぷりんコラーゲンいっぱいの食感(*゚∀゚)っ
唇や指先がべたべたになるほど。骨までかぶりつけます。でもちゃんと水かきもあったりする・・^^;
そして、やっぱり欠かせないのは紹興酒。
店主がこだわるお酒は種類もいろいろ。黄酒(紹興酒)を利き酒セットで少しずつ頂きました。どれも10年物以上で熟成しています。普通の紹興酒と比べられるのです。
本当は白酒(パイチュー)にこだわっているようなのですが、癖が強いので無理でした。孔乙巳(コウイージー)20年が美味しかったのでリピート。
そして「金目鯛の葱油蒸し」
葱油と特製醤油のいい香り♪お魚も脂がのって新鮮です。
スープがたまりません。ご飯が欲しくなる一品です。
「干し牡蠣と發菜と豚カシラ・豚舌」
髪菜と呼ばれる海草と空心菜、塩付けにした豚肉を干し牡蠣の旨味とオイスターソースで煮込んであります。濃厚な味わいです。
このへんから酒飲み用にだんだん味が濃くなっていく気がするのですが・・・
最後の〆は、「スープ炒飯」と「つぶ貝とマコモ茸の広東風やきそば」
桜海老で炒めた香り高い炒飯に、金色のスープがかかっています。少し塩加減が強いのは、調理する店主の酒飲み具合なんでしょうか。。。焼きそばも満腹で全部食べれませんでしたが美味しい〆です。
最後は八宝茶で胃を潤す・・・
Deepな雰囲気のお店ですが、魚介が新鮮(蛙も・・・)な珍しい郷土料理を味わいました。
お店の名前「猫夜」とは、中国語で夜遊びとか夜更かしの意味だそうです
Darkな猫夜でした
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「黒猫夜」
〒107-0052 東京都港区赤坂3-9-8 篠原ビル3F
03-3582-3536
June 13, 2007
Adding blue @青山
月ごとによく通うお店。「Adding Blue」
カジュアルな雰囲気で旬の新鮮な食材を好みの調理法で作ってくれるので、結構お気に入りで、通っています。
コースやアラカルトメニューの記載もあるのですが、いつも行くとワゴンから食材をチョイス♪これが楽しみなんです^^
自家製パンとバターはエシレ。適温に溶かしてクリーミーな状態でジェラートディッシャーで盛ってくれるのも嬉しいです。ついついパンを食べ過ぎてしまうのですね。
今回は前菜の前にワゴンのもち豚のロースハムを少しスライスしてピクルスと共に。林檎のジャムの付け合わせがアクセントになっています。
柔らかくて肉質が締まっていますが、旨味にかける気がするのは先日某所で美味しいハムを食べちゃったからかな・・・
前菜は「花ズッキーニとアーティーチョークとトマトのファルシのオーブン焼き」かぼちゃの花のように大きな花の中にはタラとジャガイモのすり身が詰めてあります。若いズッキーニは食感も苦味やくせがなくとっても食べやすい。もちろん全部丸ごと食べれてしまいます。
お魚は、「小鯛と浅蜊のアクアパッツァ風」
淡白な鯛に浅蜊とお野菜の旨味を染み込ませて作ったシンプルなお皿。白ワインとオリーブオイルの香りが漂ってきます。
お肉もワゴンの中から350gくらい焼いてくださいとお願いしました。
「和牛ロースの炭火焼」と「ジャガイモのグラタン」
これが3cmはある厚みのお肉で500gはあったかと思われます。塩胡椒で表面をカリッと焼いて中はミディアムレアの焼き加減とピンク色の肉汁滴る・・・
好みでガーリックバターをのせて。
付け合わせのジャガイモグラタンがチーズとベシャメルソースの風味たっぷりでこれまたたまらない・・・味もポーションも大満足です。
かなりお腹一杯でデザートは軽めに「マンゴープリンの三重奏とレモンのソルベ」
濃厚な味わいです。レモンのソルベにフレッシュレモンを絞ると、清涼感UP。
ハーブティーを頂いてご馳走様でした。
シチリアワインも美味しかったです。ここに来るといつも食べ過ぎてしまうので、きけんだわ・・・(*・ω・)ノ
「adding:blue」〒107-0062東京都港区南青山6-3-16
03-5485-2266
http://www.addingblue.com
カジュアルな雰囲気で旬の新鮮な食材を好みの調理法で作ってくれるので、結構お気に入りで、通っています。
コースやアラカルトメニューの記載もあるのですが、いつも行くとワゴンから食材をチョイス♪これが楽しみなんです^^
自家製パンとバターはエシレ。適温に溶かしてクリーミーな状態でジェラートディッシャーで盛ってくれるのも嬉しいです。ついついパンを食べ過ぎてしまうのですね。
今回は前菜の前にワゴンのもち豚のロースハムを少しスライスしてピクルスと共に。林檎のジャムの付け合わせがアクセントになっています。
柔らかくて肉質が締まっていますが、旨味にかける気がするのは先日某所で美味しいハムを食べちゃったからかな・・・
前菜は「花ズッキーニとアーティーチョークとトマトのファルシのオーブン焼き」かぼちゃの花のように大きな花の中にはタラとジャガイモのすり身が詰めてあります。若いズッキーニは食感も苦味やくせがなくとっても食べやすい。もちろん全部丸ごと食べれてしまいます。
お魚は、「小鯛と浅蜊のアクアパッツァ風」
淡白な鯛に浅蜊とお野菜の旨味を染み込ませて作ったシンプルなお皿。白ワインとオリーブオイルの香りが漂ってきます。
お肉もワゴンの中から350gくらい焼いてくださいとお願いしました。
「和牛ロースの炭火焼」と「ジャガイモのグラタン」
これが3cmはある厚みのお肉で500gはあったかと思われます。塩胡椒で表面をカリッと焼いて中はミディアムレアの焼き加減とピンク色の肉汁滴る・・・
好みでガーリックバターをのせて。
付け合わせのジャガイモグラタンがチーズとベシャメルソースの風味たっぷりでこれまたたまらない・・・味もポーションも大満足です。
かなりお腹一杯でデザートは軽めに「マンゴープリンの三重奏とレモンのソルベ」
濃厚な味わいです。レモンのソルベにフレッシュレモンを絞ると、清涼感UP。
ハーブティーを頂いてご馳走様でした。
シチリアワインも美味しかったです。ここに来るといつも食べ過ぎてしまうので、きけんだわ・・・(*・ω・)ノ
「adding:blue」〒107-0062東京都港区南青山6-3-16
03-5485-2266
http://www.addingblue.com
June 08, 2007
IL BORRO@六本木
六本木の裏路地に入ると「Honey's Garden」という一軒家の建物があります。
会員制の複合デザイナーズレストランなのですが、ちょっとした会があり行ってきました。
石造りの建物。敷居が高い感じですが、中に入ると、まず騎士がお出迎え。
更に進むと、キャンドルとソファーの並んだウェイティングスペースと中庭が。
まず、ウェルカムシャンパンを頂きました。
和食やイタリアンなどレストランがあるのですが、今回は「IL BURRO」というイタリアンに。フィレンツェ郊外にある中世の時代の雰囲気を保たれたカントリーリゾート「IL BURRO」という村を意識して作られたスペース。あのフェラガモが空間・メニュー・サービスを監修しているそうです。
黒と白でスタイリッシュなテーブルセッティング。まずは、前菜の盛り合わせ
で生ハム、ボローニャハム、サラミ(このサラミがめちゃ美味しくてもっとくれ〜という感じでした)、フォアグラのムース、平目のカルパッチョなど・・・。最初はシチリアの白ワインで乾杯お酒が進む前菜です。
パスタ一皿目は「紫雲丹とフルーツトマトの冷製カッペリーニ」甘みと酸味のバランスがよいトマトと雲丹とカッペリーニの湯で加減が絶妙でした。
「ホロホロ鶏とサマートリュフのリゾット」 と「オマール海老のフィットチーネ 」パスタ好きなのでいろいろ出てくると嬉しいです。ホロホロ鶏とサマートリュフの香りが夏らしいあっさりしたリゾット。オマール海老も火加減がよくぷりぷり柔らかです。
メインは「イベリコ豚のロースト」
いろんな部位を切り分けて、お野菜と共に。この肉の脂の旨味はたまらなく美味しいです。そして、かなりのボリューム。一人200gはあると思います。
お隣のテーブルにハムのワゴンが並んでいるのを見て、私の我がままで生ハムください・・・と追加してしまいました。ここまでに白→白→赤→赤と4本空けましたが、最後に飲んだ赤ワインは「IL BORRO」の村のワイン。そして、チーズも頂きました。
高い天井には素敵なシャンデリアが・・・
Birthdayを祝っているカップルが3組もいました。私もいつかこんな所で祝ってほすい〜
そんな光景を尻目に、「ドルチェの盛り合わせ」。
そして、サービスで自家製シチリアレモンのレモンチェロ
自家製ならではの濃厚な甘みと酸味が素敵♪最後はカプチーノで〆でした。
お店も建物も全体がまるでイタリアに旅行に来たかのような雰囲気でした。次回は地下へ続く階段を降りたところにある泉を通り過ぎ、新たなお店へ・・・行ってみたいです。
「IL BURRO」
東京都港区六本木7−12−27
03-5770-8800
会員制の複合デザイナーズレストランなのですが、ちょっとした会があり行ってきました。
石造りの建物。敷居が高い感じですが、中に入ると、まず騎士がお出迎え。
更に進むと、キャンドルとソファーの並んだウェイティングスペースと中庭が。
まず、ウェルカムシャンパンを頂きました。
和食やイタリアンなどレストランがあるのですが、今回は「IL BURRO」というイタリアンに。フィレンツェ郊外にある中世の時代の雰囲気を保たれたカントリーリゾート「IL BURRO」という村を意識して作られたスペース。あのフェラガモが空間・メニュー・サービスを監修しているそうです。
黒と白でスタイリッシュなテーブルセッティング。まずは、前菜の盛り合わせ
で生ハム、ボローニャハム、サラミ(このサラミがめちゃ美味しくてもっとくれ〜という感じでした)、フォアグラのムース、平目のカルパッチョなど・・・。最初はシチリアの白ワインで乾杯お酒が進む前菜です。
パスタ一皿目は「紫雲丹とフルーツトマトの冷製カッペリーニ」甘みと酸味のバランスがよいトマトと雲丹とカッペリーニの湯で加減が絶妙でした。
「ホロホロ鶏とサマートリュフのリゾット」 と「オマール海老のフィットチーネ 」パスタ好きなのでいろいろ出てくると嬉しいです。ホロホロ鶏とサマートリュフの香りが夏らしいあっさりしたリゾット。オマール海老も火加減がよくぷりぷり柔らかです。
メインは「イベリコ豚のロースト」
いろんな部位を切り分けて、お野菜と共に。この肉の脂の旨味はたまらなく美味しいです。そして、かなりのボリューム。一人200gはあると思います。
お隣のテーブルにハムのワゴンが並んでいるのを見て、私の我がままで生ハムください・・・と追加してしまいました。ここまでに白→白→赤→赤と4本空けましたが、最後に飲んだ赤ワインは「IL BORRO」の村のワイン。そして、チーズも頂きました。
高い天井には素敵なシャンデリアが・・・
Birthdayを祝っているカップルが3組もいました。私もいつかこんな所で祝ってほすい〜
そんな光景を尻目に、「ドルチェの盛り合わせ」。
そして、サービスで自家製シチリアレモンのレモンチェロ
自家製ならではの濃厚な甘みと酸味が素敵♪最後はカプチーノで〆でした。
お店も建物も全体がまるでイタリアに旅行に来たかのような雰囲気でした。次回は地下へ続く階段を降りたところにある泉を通り過ぎ、新たなお店へ・・・行ってみたいです。
「IL BURRO」
東京都港区六本木7−12−27
03-5770-8800
June 07, 2007
七宝麻辣湯@渋谷
上海ではファストフード感覚で楽しめ、人気が高いというスープ春雨「麻辣湯」。日本ではまだあまり知られていないが、本場仕込みの麻辣湯の店が渋谷・桜丘町の坂道の途中にオープンし、注目を集めているらしい。店名の『七宝』は上海の町の名前。上海で100軒以上の麻辣湯の店を食べ歩いたこの店のオーナーが、その中で最もおいしいと惚れ込んだのが七宝にある店だとか。「日本にもこの麻辣湯を広めたい」と熱望したオーナーはその店と交渉を重ね、ようやく日本での独占販売権を獲得。日本第1号店が誕生したので行ってきました。
上海スタイルのこの店の注文システムはかなり画期的で、店に入るとまずショーケースにずらりと並ぶ小分けの肉や魚介・野菜・すり身団子・水餃子・フータマ(中国の麩)などの中から好みの具材を選び自分でカゴに入れる。スープの辛さを0〜5段階から指定して、選んだ具を店員さんに渡すと、あとはスタッフが春雨と一緒に茹でて「麻辣湯」を仕上げてくれるというもの。具は3品まで基本料金の650円で、4品目からは1品につきプラス100円。辛さ4と5、春雨の大盛りもそれぞれ100円プラスとなっています。
美味しそうなめかぶ卵かけご飯も頼んでしまいました。こちらは山椒醤油がかかっています。
お野菜が豊富で、どの具材も入れたいと思ったけれど、オーダー具材は、ワンタン、豚団子、ター菜、えのき、ニラでした。辛さは2番で!
ニンニクや山椒などのトッピングもあります。春雨は思ったより太めで、スープの味が染み込んでいきます。最後の方にお酢を入れるとあっさりと食べれます。いろいろなトッピングと辛さを試してみて、自分好みの麻辣湯が作れるのかな?
ここ、来栖K氏が絶賛して通っているらしいけれど、それほどの感動はなかったんです。具材がかなり豊富でリーズナブルですが、ベースのスープがいまいち物足りないというか、上海ならもっときちんと出汁とってるよというか、ダシガラのような雑味が感じられたのです。日によるのかしら??辛さがフォローしている分、補えるかもしれませんが、辛味がない0番だと、どうなんだろう・・・
まあ、再訪してみてみます。
「七宝麻辣湯(チーパオマーラータン)」
電話番号: 03-3780-0066
住所: 渋谷区桜丘町15-18 北沢ビル1F
上海スタイルのこの店の注文システムはかなり画期的で、店に入るとまずショーケースにずらりと並ぶ小分けの肉や魚介・野菜・すり身団子・水餃子・フータマ(中国の麩)などの中から好みの具材を選び自分でカゴに入れる。スープの辛さを0〜5段階から指定して、選んだ具を店員さんに渡すと、あとはスタッフが春雨と一緒に茹でて「麻辣湯」を仕上げてくれるというもの。具は3品まで基本料金の650円で、4品目からは1品につきプラス100円。辛さ4と5、春雨の大盛りもそれぞれ100円プラスとなっています。
美味しそうなめかぶ卵かけご飯も頼んでしまいました。こちらは山椒醤油がかかっています。
お野菜が豊富で、どの具材も入れたいと思ったけれど、オーダー具材は、ワンタン、豚団子、ター菜、えのき、ニラでした。辛さは2番で!
ニンニクや山椒などのトッピングもあります。春雨は思ったより太めで、スープの味が染み込んでいきます。最後の方にお酢を入れるとあっさりと食べれます。いろいろなトッピングと辛さを試してみて、自分好みの麻辣湯が作れるのかな?
ここ、来栖K氏が絶賛して通っているらしいけれど、それほどの感動はなかったんです。具材がかなり豊富でリーズナブルですが、ベースのスープがいまいち物足りないというか、上海ならもっときちんと出汁とってるよというか、ダシガラのような雑味が感じられたのです。日によるのかしら??辛さがフォローしている分、補えるかもしれませんが、辛味がない0番だと、どうなんだろう・・・
まあ、再訪してみてみます。
「七宝麻辣湯(チーパオマーラータン)」
電話番号: 03-3780-0066
住所: 渋谷区桜丘町15-18 北沢ビル1F
June 06, 2007
レ・クレアション・デ・ナリサワ@青山
最近毎月訪問している「レ・クレアション・デ・ナリサワ」
いつもは4500円のランチコースなのですが、今回はお魚が食べたかったので、7000円のコースにしました。
まず、アミューズで「鱒と茄子のマリネ」よく出てくるサーモンですが、今回は茄子使って夏らしいあっさりした味です。上にのっているのは海草を揚げた物でしょうか。
前菜は、「静岡産沼津の鯵のカルパッチョ香味野菜の薬味〜バジル・マジョラム・シソ〜」
厚めにスライスした真鯵をオリーブオイルと柑橘系のソースで。こちらも夏らしい爽やかな一品です。二十日大根の千切りをのせて、彩りもあざやか。
前菜2品目は「フォアグラのロワイヤルと春野菜、鴨のコンソメ仕立て」
粗みじん切りにした夏野菜と鴨のコンソメスープの下には、フォアグラと卵とブイヨンを、柔らかく蒸した茶碗蒸し風に仕立てにしたものが。これがとっても美味しくて、でも器が上げ底なので、もう少し食べたいところでした。美味しすぎます。。。
お魚は、「静岡産沼津イサキのポワレと菜の花・浅蜊の蒸し煮」
浅蜊の出汁とお野菜の旨味が効いているスープが美味しい♪ここのお魚料理は、火入れも絶妙で白身魚の旨味を十分に引き出すのでお気に入りです。
お肉は、「三重県・松阪牛のランプの備長炭焼き 」
余分な脂身を取り、赤身のしっかりした肉質のお肉をシンプルに備長炭で焼いてあります。有無を言わず、お肉本来の味わいが・・・
デセールは、前回と一緒でした。
「ティラミス」と「苺とアーモンドのパルフェ」
ほろ苦いショコラムース、コーヒージュレ、マスカルポーネなど、何層にも重なったムースの上にはジンジャーの風味。大人のティラミスです。苺とアーモンドのパフェはストレートに美味しいです。苺は軽くコンポートしてあり、生温かい。
そして、定番のワゴンデセール。
今回はお料理のボリュームがあったので、少なめにしました
いつ来ても、満足で〜す。
「レ・クレアション・デ・ナリサワ」
〒107-0062 東京都港区南青山2-6-15
Tel:03-5785-0799(完全予約制)
いつもは4500円のランチコースなのですが、今回はお魚が食べたかったので、7000円のコースにしました。
まず、アミューズで「鱒と茄子のマリネ」よく出てくるサーモンですが、今回は茄子使って夏らしいあっさりした味です。上にのっているのは海草を揚げた物でしょうか。
前菜は、「静岡産沼津の鯵のカルパッチョ香味野菜の薬味〜バジル・マジョラム・シソ〜」
厚めにスライスした真鯵をオリーブオイルと柑橘系のソースで。こちらも夏らしい爽やかな一品です。二十日大根の千切りをのせて、彩りもあざやか。
前菜2品目は「フォアグラのロワイヤルと春野菜、鴨のコンソメ仕立て」
粗みじん切りにした夏野菜と鴨のコンソメスープの下には、フォアグラと卵とブイヨンを、柔らかく蒸した茶碗蒸し風に仕立てにしたものが。これがとっても美味しくて、でも器が上げ底なので、もう少し食べたいところでした。美味しすぎます。。。
お魚は、「静岡産沼津イサキのポワレと菜の花・浅蜊の蒸し煮」
浅蜊の出汁とお野菜の旨味が効いているスープが美味しい♪ここのお魚料理は、火入れも絶妙で白身魚の旨味を十分に引き出すのでお気に入りです。
お肉は、「三重県・松阪牛のランプの備長炭焼き 」
余分な脂身を取り、赤身のしっかりした肉質のお肉をシンプルに備長炭で焼いてあります。有無を言わず、お肉本来の味わいが・・・
デセールは、前回と一緒でした。
「ティラミス」と「苺とアーモンドのパルフェ」
ほろ苦いショコラムース、コーヒージュレ、マスカルポーネなど、何層にも重なったムースの上にはジンジャーの風味。大人のティラミスです。苺とアーモンドのパフェはストレートに美味しいです。苺は軽くコンポートしてあり、生温かい。
そして、定番のワゴンデセール。
今回はお料理のボリュームがあったので、少なめにしました
いつ来ても、満足で〜す。
「レ・クレアション・デ・ナリサワ」
〒107-0062 東京都港区南青山2-6-15
Tel:03-5785-0799(完全予約制)
June 05, 2007
K.u.K(カーウントカー)@赤坂
赤坂にある「K.u.K.(カーウントカー)」 日本人唯一のオーストリア国家検定料理マイスター(正式名称 Oesterreichsche Kuechenmeisterpruefung)である神田真吾さんのレストラン。去年3月6日赤坂にオープン。「k.u.k」とはドイツ語で「皇帝と国王」の略語だそうです。
オーストリア国家検定料理マイスターの資格は、受験資格が一生に一度しかなく、試験科目が座学・実技含めて一週間、10科目以上という難関。その資格に日本人唯一、西洋人以外で初めて合格したのが神田真吾さんなのです。
一生に1度しか受験できないなんてなんて狭き門なのでしょう。
店内は、石とガラス、鏡を使った壮麗かつシックな雰囲気。天井のシャンデリアは、ハプスブルグ王宮のボールルームに設置されているものと同じロブマイヤー社製のもの。
入り口にはウィーンのインペリアルホテルのワインケラーに眠っていたものを譲り受けたという曰くつきのワインが飾ってある。1938年オスベルガーの物。お皿は「アウガルテン」グラスは「ロブマイヤー」と食器もオーストリアにこだわる徹底振り。
お料理は、季節のホワイトアスパラガスのコースにシェフのお勧めを何皿か加えて頂きました。
ワインは一皿一皿に合わせたグラスワインが出されるコースに。ビールやワインも全てオーストリアのものだけです。
まずアミューズは「こけももの冷製スープ」
甘いこけももの香りとヨーグルトのような酸味は、ジョアの苺味のような懐かしい味でした。シェフが聞いたら怒られそうですが・・・
そして、「山梨白州産バイシンケン(骨付きももハム)」
その場でカットされてテーブルの上にのった瞬間に、なんていい香りがするんだろうと驚きました。その艶と柔らかな食感は、何もつけなくてもそのままで美味しいのですが、マスタード、メープルシロップ、パセリ、ホースラディッシュなどで作った特製のソース(甘みと辛みが同じぶんだけ主張)をつけることで、旨味の奥行きも増しています。
こんな美味しいハムは生まれて初めて食べましたというくらい感動
>
そして、ハムがもっと食べたいです〜と言ったら、梅山豚の生ハムもありますとのこと。 これが前者と違って、熟成感があって噛めば噛むほど凝縮された旨味が出てきます。適度な塩加減で、このハムとパンだけあればワインがいくらでも飲めそうな感じ・・・^^;
とは言え、まだ前座でこれからいろんなお料理が運ばれてきます。
前菜は、「マリニエルテ・カニンヒェンリュッケン」
低温で火を通し、マリネした仔ウサギは鶏のささ身のようにあっさりと臭みがなく、柔らかいです。表面はケルベルというハープをみじん切りにしてパン粉焼きしてあり、ローストしたホワイトアスパラとタルタルソースがとっても美味しい〜♪
「メランジェ・フォン・ヴァイセシュパーゲルズッペ」
ホワイトアスパラガスの濃厚なクリームスープが、カプチーノ仕立てになっています。中には、フレンチトーストのようなパン生地とホワイトアスパラが入っています。ベースのコンソメスープがよっぽどしっかりしているのでしょう。クリーミーさがUPするとさらに芳醇な味わいに・・・
「ゲバッケネン・フンマー」
セメル粉で香ばしく揚げたオマール海老にズュースワインで作ったバルサミコ酢に似た感じのソースをかけて。下には細かく刻んだホワイトアスパラのラグーとディールの香りが、優しい初夏の味を引き立てます。
「衣傘茸を使ったサプライズ」
これは特別に作ってもらったので、名前は忘れました。
じゃがいもを練りこんだ薄いパスタ生地のようなものとチーズ、衣傘茸を合わせて、ラザニア仕立てのように焼いて、その上からカプチーノ風に泡立てた、クリーミーなシャンピニオンソースがかかっています。その濃厚な味と香りに脱帽!
これははまる一皿です。オーストリア人ってこんな美味しいものを食べているのか〜
メインの前にお口直し。
運ばれてきたのはあれ透明なグラスですか?
「心の綺麗な方しか見えないんですよ」(爆)
私は腹黒なので、とりあえず空気だけスプーンですくってみました(汗)
気を取り直して、やっと運ばれてきたのは「エルドヴェアーヴァインソルベ」
オーストリアの苺ワインとフレッシュ苺で作ったソルベ。これまた濃厚なベリーの味わいとかすかなお酒の風味。
さあ、これから、メインですが、さらに期待が膨らみます。。。
まず「シュタイリーッシャー・ヴェルツェルフライッシュ」
梅山豚カ肩肉と根菜をじっくり煮込んで、そのジュを共に。ここにもホワイトアスパラガスがソテーされて、まさに尽くしのコース。肩肉は繊維質が多いので、少しパサパサ感があり、味も単調なので、粒マスタードなどのアクセントが欲しいと思いました。
肉がちょっと不満だったので、もう1品サプライズが。。。
「梅山豚ローストとフォアグラのパイ包み」
梅山豚の腿肉をローストし、フォアグラとシャンピニオンとハーブをはさんでパイ包みに仕立て、下にはジャガイモピュレと黒スグリのソースをかけたスペシャリテ
これは絶品です。弾力と猪とも羊とも言える様なお肉の旨味が
閉じ込められて切り分けるとフォアグラの脂と共にじゅわ〜と溢れ出す肉汁。やばいです・・・肉欲を満足させる一皿
火入れ、塩加減、味の調和…、そのすべてにおいて、凄さを実感させられた一品ですね。
デザートの前にも、予想だにしないサプライズが! ここには、世界でも稀な「貴腐ワインでマリネしたブルーチーズ」があるんです。 大きな塊のブルーチーズに貴腐ワインをスプレーして、混ぜ合わせながら熟成させたブルーチーズ。私はブルーチーズは苦手なのですが、丁寧にクリーミーに練られたチーズには、松からとれたシロップをかけます。メイプルシロップよりもあっさりとした香りとねっとりと糖度が高い感じ。
これを合わせることによって、貴腐ワインの高貴な香りとブルーチーズのツンとした臭みが消えて、まろやかテイストに。
これもHitです
ここまで来るのに白・赤いろんなオーストリアワインを堪能しました。お料理とのマリアージュも素晴らしいです。
最後はデザートと共に貴腐ワイン。
いろいろありましたが、貴腐ワインのアイスワインと、ヴィンティージものを2種頂きました
デザートは「モーン・ヴェリエツィオーン」
けしの実を使ったバリエーション。
けしの実のクレープにはサワークリーム。エルドベアーと柑橘フルーツのコンポートに、けしの実を60%も使ったアイスクリーム。けしの実は鉄分が豊富で、女性にはとってもいいそうです。濃厚な黒胡麻アイスのような味でした。どっしりとはしていますが、あっという間にペロリです。料理はおいしいけれどデザートは……、というお店が多い中で、ここは最後の最後まで素晴らしい演出を魅せてくれました。
小菓子と、カフェメランジェを頂きながら、最後まで大満足でした。
料理の説明も丁寧で、食材への質問にも豊富な知識で答えてくれました。こだわりの「なまず」は、夏の終わりから秋にかけて登場するかもとの事で、今から楽しみにしています。
サービスもスマートで好印象。
お隣にあるオーストリア国家公認コンディトールマイスター、オーナーシェフ 栢沼稔 氏のスウィーツのお店 「ツッカベッカライ カヤヌマ」で、ザッハトルテを買いたかったのですが、ここは18時までしかやってないので断念。ここのザッハトルテはウィーンフィル交響楽団のメンバーたちも日本にくると必ず食べるという逸品です。彼ら曰く、「本場より美味しい」と評判なのです。
次回は、曜日限定でしか、やっていないランチで再訪してみたいです。
「K.u.K」
港区赤坂1−4−6
03-3582-6622
オーストリア国家検定料理マイスターの資格は、受験資格が一生に一度しかなく、試験科目が座学・実技含めて一週間、10科目以上という難関。その資格に日本人唯一、西洋人以外で初めて合格したのが神田真吾さんなのです。
一生に1度しか受験できないなんてなんて狭き門なのでしょう。
店内は、石とガラス、鏡を使った壮麗かつシックな雰囲気。天井のシャンデリアは、ハプスブルグ王宮のボールルームに設置されているものと同じロブマイヤー社製のもの。
入り口にはウィーンのインペリアルホテルのワインケラーに眠っていたものを譲り受けたという曰くつきのワインが飾ってある。1938年オスベルガーの物。お皿は「アウガルテン」グラスは「ロブマイヤー」と食器もオーストリアにこだわる徹底振り。
お料理は、季節のホワイトアスパラガスのコースにシェフのお勧めを何皿か加えて頂きました。
ワインは一皿一皿に合わせたグラスワインが出されるコースに。ビールやワインも全てオーストリアのものだけです。
まずアミューズは「こけももの冷製スープ」
甘いこけももの香りとヨーグルトのような酸味は、ジョアの苺味のような懐かしい味でした。シェフが聞いたら怒られそうですが・・・
そして、「山梨白州産バイシンケン(骨付きももハム)」
その場でカットされてテーブルの上にのった瞬間に、なんていい香りがするんだろうと驚きました。その艶と柔らかな食感は、何もつけなくてもそのままで美味しいのですが、マスタード、メープルシロップ、パセリ、ホースラディッシュなどで作った特製のソース(甘みと辛みが同じぶんだけ主張)をつけることで、旨味の奥行きも増しています。
こんな美味しいハムは生まれて初めて食べましたというくらい感動
>
そして、ハムがもっと食べたいです〜と言ったら、梅山豚の生ハムもありますとのこと。 これが前者と違って、熟成感があって噛めば噛むほど凝縮された旨味が出てきます。適度な塩加減で、このハムとパンだけあればワインがいくらでも飲めそうな感じ・・・^^;
とは言え、まだ前座でこれからいろんなお料理が運ばれてきます。
前菜は、「マリニエルテ・カニンヒェンリュッケン」
低温で火を通し、マリネした仔ウサギは鶏のささ身のようにあっさりと臭みがなく、柔らかいです。表面はケルベルというハープをみじん切りにしてパン粉焼きしてあり、ローストしたホワイトアスパラとタルタルソースがとっても美味しい〜♪
「メランジェ・フォン・ヴァイセシュパーゲルズッペ」
ホワイトアスパラガスの濃厚なクリームスープが、カプチーノ仕立てになっています。中には、フレンチトーストのようなパン生地とホワイトアスパラが入っています。ベースのコンソメスープがよっぽどしっかりしているのでしょう。クリーミーさがUPするとさらに芳醇な味わいに・・・
「ゲバッケネン・フンマー」
セメル粉で香ばしく揚げたオマール海老にズュースワインで作ったバルサミコ酢に似た感じのソースをかけて。下には細かく刻んだホワイトアスパラのラグーとディールの香りが、優しい初夏の味を引き立てます。
「衣傘茸を使ったサプライズ」
これは特別に作ってもらったので、名前は忘れました。
じゃがいもを練りこんだ薄いパスタ生地のようなものとチーズ、衣傘茸を合わせて、ラザニア仕立てのように焼いて、その上からカプチーノ風に泡立てた、クリーミーなシャンピニオンソースがかかっています。その濃厚な味と香りに脱帽!
これははまる一皿です。オーストリア人ってこんな美味しいものを食べているのか〜
メインの前にお口直し。
運ばれてきたのはあれ透明なグラスですか?
「心の綺麗な方しか見えないんですよ」(爆)
私は腹黒なので、とりあえず空気だけスプーンですくってみました(汗)
気を取り直して、やっと運ばれてきたのは「エルドヴェアーヴァインソルベ」
オーストリアの苺ワインとフレッシュ苺で作ったソルベ。これまた濃厚なベリーの味わいとかすかなお酒の風味。
さあ、これから、メインですが、さらに期待が膨らみます。。。
まず「シュタイリーッシャー・ヴェルツェルフライッシュ」
梅山豚カ肩肉と根菜をじっくり煮込んで、そのジュを共に。ここにもホワイトアスパラガスがソテーされて、まさに尽くしのコース。肩肉は繊維質が多いので、少しパサパサ感があり、味も単調なので、粒マスタードなどのアクセントが欲しいと思いました。
肉がちょっと不満だったので、もう1品サプライズが。。。
「梅山豚ローストとフォアグラのパイ包み」
梅山豚の腿肉をローストし、フォアグラとシャンピニオンとハーブをはさんでパイ包みに仕立て、下にはジャガイモピュレと黒スグリのソースをかけたスペシャリテ
これは絶品です。弾力と猪とも羊とも言える様なお肉の旨味が
閉じ込められて切り分けるとフォアグラの脂と共にじゅわ〜と溢れ出す肉汁。やばいです・・・肉欲を満足させる一皿
火入れ、塩加減、味の調和…、そのすべてにおいて、凄さを実感させられた一品ですね。
デザートの前にも、予想だにしないサプライズが! ここには、世界でも稀な「貴腐ワインでマリネしたブルーチーズ」があるんです。 大きな塊のブルーチーズに貴腐ワインをスプレーして、混ぜ合わせながら熟成させたブルーチーズ。私はブルーチーズは苦手なのですが、丁寧にクリーミーに練られたチーズには、松からとれたシロップをかけます。メイプルシロップよりもあっさりとした香りとねっとりと糖度が高い感じ。
これを合わせることによって、貴腐ワインの高貴な香りとブルーチーズのツンとした臭みが消えて、まろやかテイストに。
これもHitです
ここまで来るのに白・赤いろんなオーストリアワインを堪能しました。お料理とのマリアージュも素晴らしいです。
最後はデザートと共に貴腐ワイン。
いろいろありましたが、貴腐ワインのアイスワインと、ヴィンティージものを2種頂きました
デザートは「モーン・ヴェリエツィオーン」
けしの実を使ったバリエーション。
けしの実のクレープにはサワークリーム。エルドベアーと柑橘フルーツのコンポートに、けしの実を60%も使ったアイスクリーム。けしの実は鉄分が豊富で、女性にはとってもいいそうです。濃厚な黒胡麻アイスのような味でした。どっしりとはしていますが、あっという間にペロリです。料理はおいしいけれどデザートは……、というお店が多い中で、ここは最後の最後まで素晴らしい演出を魅せてくれました。
小菓子と、カフェメランジェを頂きながら、最後まで大満足でした。
料理の説明も丁寧で、食材への質問にも豊富な知識で答えてくれました。こだわりの「なまず」は、夏の終わりから秋にかけて登場するかもとの事で、今から楽しみにしています。
サービスもスマートで好印象。
お隣にあるオーストリア国家公認コンディトールマイスター、オーナーシェフ 栢沼稔 氏のスウィーツのお店 「ツッカベッカライ カヤヌマ」で、ザッハトルテを買いたかったのですが、ここは18時までしかやってないので断念。ここのザッハトルテはウィーンフィル交響楽団のメンバーたちも日本にくると必ず食べるという逸品です。彼ら曰く、「本場より美味しい」と評判なのです。
次回は、曜日限定でしか、やっていないランチで再訪してみたいです。
「K.u.K」
港区赤坂1−4−6
03-3582-6622
June 03, 2007
ラ・グラディスカ@西麻布
久々のイタリアン♪
4月22日にOPENしたばかりの「ラ・グラディスカ」に行ってきました。イタリア北部〜中部に9年間も根を下ろし、腕を磨いた堀江純一郎シェフ。ピエモンテ州では、日本人でありながらリストランテ「ピステルナ」のオープニングシェフとなり、開店後わずか1年半足らずでミシュランの1ツ星を獲得し、帰国後、満を持して開いたこの店で腕を振舞うのはピエモンテ料理。
まず、スプマンテを頂きながら、アペリティーボで「白海老のマリネとカポナータ」 ハーブとマリネして甘くてねっとりとした白海老が食欲をそそります。自家製パンもいろいろありました。アンチョビが入っているロールが可愛い・・・
アンティパスト1皿目「ホロホロ鳥の胸肉と季節野菜のサラダ」
柔らかくローストしたお肉の下にはそら豆やグリーンピースなどお野菜たっぷり。ワインはアマローネのようなしっかりとしているのをとリクエストして・・・
アンティパスト2皿目「ポーチドエッグと春野菜のソテー、フォアグラのカルパッチョ添え」
軽くバルサミコを使って茸や野菜をソテーし、上にのった半熟卵を割り、フォアグラと共に・・・卵好きなので卵黄のとろけるのがたまりませんが、カロリー高そう・・・
プリモも沢山〜!
「ジャガイモとニョッキと貝のラグー」
ニョッキは耳たぶのような食感にです。浅利とムール貝のソースが利いてました。貝のエキスがしみこんでいます。
プリモ2皿目は、シェフのスペシャリテという「アニョロッティ・ダル・プリン」と「タヤリン・ホエー馬のラグー」
アニョロッティ・ダル・プリンは、シェフのスペシャリテというかピエモンテを代表する郷土料理だそうです。。見た目水餃子みたいです。中には牛と豚の挽肉が。シンプルなパスタに閉じ込めた旨味がたっぷりです。
タヤリンは超極細の平打ち麺ですが、馬肉のラグーが濃厚な味なので、赤ワインにとっても合います
セコンドは、「水俣産鯉のグリエ ハーブソース」
え、鹿児島で鯉が採れるの?意外でしたが、鯉に恋して来いしちゃいました全く臭みがなくて、脂がのっています。皮の周りがコラーゲン質いっぱいで美味しいんです。小骨はあるけど、皮まで食べちゃいました。レッドムーンというお芋も甘くて美味しいです。
「羊肉のロースト、ニンニクとローズマリー風味」
羊肉は骨付きで、ポーションはかなりあります。ローストといってもマトンの臭みを消すために、あらかじめ赤ワインに漬け込んである感じ。かなり火入れしてありますが、全然ぱさぱさしていないのには驚きです。
ドルチェの前に小菓子が出てきました。どれも自家製で美味しい♪焼き菓子やパンおすすめです。
続いてサプライズドルチェ。
「へーゼルナッツのパンナコッタ」と「3種クレームブリュレ」
どれも濃厚です。初さくらんぼがおいし♪バローロのグラッパも頂き。。。
ジャスミンティーのクレームブリュレは、魅惑な味でした。ドルチェは人によって全部違う種類を出すんですって・・お腹いっぱ〜い。酔っ払った〜
正直おおっと目が飛び出すような料理ではなく、どこか家庭的で安心感がある豪快なシェフのお料理はCPも良く大食いのイタリア人でも満足・満足^^;
「LA GRADISCA ラ・グラディスカ」
東京都港区西麻布3-3-23 フィルドア西麻布B1F
tel. 03-5918-7055
4月22日にOPENしたばかりの「ラ・グラディスカ」に行ってきました。イタリア北部〜中部に9年間も根を下ろし、腕を磨いた堀江純一郎シェフ。ピエモンテ州では、日本人でありながらリストランテ「ピステルナ」のオープニングシェフとなり、開店後わずか1年半足らずでミシュランの1ツ星を獲得し、帰国後、満を持して開いたこの店で腕を振舞うのはピエモンテ料理。
まず、スプマンテを頂きながら、アペリティーボで「白海老のマリネとカポナータ」 ハーブとマリネして甘くてねっとりとした白海老が食欲をそそります。自家製パンもいろいろありました。アンチョビが入っているロールが可愛い・・・
アンティパスト1皿目「ホロホロ鳥の胸肉と季節野菜のサラダ」
柔らかくローストしたお肉の下にはそら豆やグリーンピースなどお野菜たっぷり。ワインはアマローネのようなしっかりとしているのをとリクエストして・・・
アンティパスト2皿目「ポーチドエッグと春野菜のソテー、フォアグラのカルパッチョ添え」
軽くバルサミコを使って茸や野菜をソテーし、上にのった半熟卵を割り、フォアグラと共に・・・卵好きなので卵黄のとろけるのがたまりませんが、カロリー高そう・・・
プリモも沢山〜!
「ジャガイモとニョッキと貝のラグー」
ニョッキは耳たぶのような食感にです。浅利とムール貝のソースが利いてました。貝のエキスがしみこんでいます。
プリモ2皿目は、シェフのスペシャリテという「アニョロッティ・ダル・プリン」と「タヤリン・ホエー馬のラグー」
アニョロッティ・ダル・プリンは、シェフのスペシャリテというかピエモンテを代表する郷土料理だそうです。。見た目水餃子みたいです。中には牛と豚の挽肉が。シンプルなパスタに閉じ込めた旨味がたっぷりです。
タヤリンは超極細の平打ち麺ですが、馬肉のラグーが濃厚な味なので、赤ワインにとっても合います
セコンドは、「水俣産鯉のグリエ ハーブソース」
え、鹿児島で鯉が採れるの?意外でしたが、鯉に恋して来いしちゃいました全く臭みがなくて、脂がのっています。皮の周りがコラーゲン質いっぱいで美味しいんです。小骨はあるけど、皮まで食べちゃいました。レッドムーンというお芋も甘くて美味しいです。
「羊肉のロースト、ニンニクとローズマリー風味」
羊肉は骨付きで、ポーションはかなりあります。ローストといってもマトンの臭みを消すために、あらかじめ赤ワインに漬け込んである感じ。かなり火入れしてありますが、全然ぱさぱさしていないのには驚きです。
ドルチェの前に小菓子が出てきました。どれも自家製で美味しい♪焼き菓子やパンおすすめです。
続いてサプライズドルチェ。
「へーゼルナッツのパンナコッタ」と「3種クレームブリュレ」
どれも濃厚です。初さくらんぼがおいし♪バローロのグラッパも頂き。。。
ジャスミンティーのクレームブリュレは、魅惑な味でした。ドルチェは人によって全部違う種類を出すんですって・・お腹いっぱ〜い。酔っ払った〜
正直おおっと目が飛び出すような料理ではなく、どこか家庭的で安心感がある豪快なシェフのお料理はCPも良く大食いのイタリア人でも満足・満足^^;
「LA GRADISCA ラ・グラディスカ」
東京都港区西麻布3-3-23 フィルドア西麻布B1F
tel. 03-5918-7055