October 2008
October 29, 2008
椿屋珈琲店@銀座
この一帯は当時出雲町と呼ばれる出雲藩の受領地であったことで、以前はこの通りを出雲通りと呼んでいた(昭和十年頃)。その頃から街路にツバキが植えられ、これを出雲椿と呼んで親しまれてきましたが、いつの頃からかこの通りは「花椿通り」という愛称で呼ばれるようになり、今ではすっかり定着してきました。通りに植えられている十本の椿は銀座と近しい交流をもつ出雲市より寄贈されたそうです。
器はロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッド。
ランチの特製ビーフカレーセットを頂きました。
スープポットにたっぷり入ったビーフブイヨンと野菜の旨みが利いた欧風カレー。
生クリームでまろやかな味わいで、角切りビーフがたっぷり入っています。
サフランバターライスにレーズンとフライドオニオントッピング。
大正ロマンの雰囲気の中で珈琲の香りと共に・・・
たまにこういうカレーが食べたくなります。
「椿屋珈琲店」
東京都中央区銀座7-7-11 菅原電気ビル2〜3F
03-3572-4949
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October 28, 2008
レ・セゾン@日比谷
帝国ホテルの中にある「レ・セゾン」というフレンチレストラン。
たしか以前は、ここイタリアンレストランだったはず・・・
4年前に、フランスのランスにあるシャトーレストラン「レクイエール」のシェフだった、ティエリー・ボワザン氏が招かれ、昨年はミシュランの1つ星を獲得しました。
今年の夏にレクイエールを訪れたさいに、スーシェフの馬田氏から、ここの評判を聞いたので、是非行ってみたいと思っていました。
今回は「シェフ ティエリー・ヴォワザンとエグゼクティヴソムリエ 涌井 稔“シャンパーニュ騎士団”の饗宴」
というイベントで、お料理に合わせておすすめのシャンパーニュが楽しめます。
シャンパーニュ騎士団とは・・・
1656年に、ルイ14世の宮廷のグルメとして知られる貴族たちによって設立された、歴史的にも由緒ある団体です。シャンパーニュ愛好家団体の中で唯一、シャンパーニュ委員会に認定されており、その中で最高位の称号がシュヴァリエ(騎士)です。
ワゴンに4種のシャンパーニュが並んでいます。
左からハウスシャンパーニュのゴッセ ブラバン トラディション プルミエ クリュ
今回限定のヴォワザン&涌井スペシャルラベルで作られた ドゥラモット ブリュ ブランドブラン
ローランペリエ グランシェクル
モエ エ シャンドン ブリュ ロゼ
まずは、左から2種だけ頂きましたが、私は熟成感と甘みのあるゴッセが好みだったりして・・・ドゥラモットはすっきり辛口です。
アミューズブッシュは3種でてきました。インカのめざめとバケットのフライ。フォアグラキャラメル。オレンジとコンソメのジュレ。下の緑色のムースはアボガドだったかなあ・・・とにかくスタートから美味しかったです。
バターが可愛いです。天然酵母パンと黒胡麻パンはどちらも美味しくて、お料理が来る前に食べてしまいました。
「ブーダン・ノワールをシードルのジュレで
ムータルド・ドゥ・モーの効いた林檎のコンディマン」
私が今まで食べたブータンノアールで一番美味しい
リンゴと胡桃が練りこまれたブータンはガトーショコラのように濃厚でまろやかな口当たり。シードルのジュレが上にのっていて、バランスよい仕上がりに。
粒マスタードと合わせたリンゴのピュレや岩塩がアクセントになります。
一口一口いろいろ組み合わせるとさらに芳醇な味わいが・・・
一気にシェフのお料理のファンになりましたカンパーニュをこんがり焼いたパンも登場します。忘れられない一皿になりました。
「フランス産セープ茸のカプチーノ仕立てイベリコ産生ハムをあしらって」
このカプチーノ仕立てのクリーミーなスープの中に、セップ茸がごっそり入っています。濃厚な味わいと歯ごたえなので、多分乾燥物ではないかと思ったのですが、イベリコハムの塩味と合わせて。
赤ワインが欲しくなって、サンテミリオンの「Clos Fourlet 1998」
88年もあったのですが、メインが小鳩なので、あっさりめがいいかなと。
香りは真紅の薔薇のような上品さがあり、味はいろいろ野菜が混じったようなさらりとした感じ。時間が経つにつれて、美味しさが増します。
「本マグロのグリエ 赤ピーマンとフランボワーズのエクラゼ」
金目鯛か平目にチェンジしようかと思っていたのですが、シェフは一通り食材がかぶらないように計算して作っておりますので、そのままの方がよろしいかと・・・のアドバイスで、そのままコースメニュー通り頂きました。
茄子のソテーにのったマグロは、赤身なので、ちょっと火を通しすぎかな・・・(普段刺身で食べてるからそう思うのか)しかし、赤ピーマンとフランボワーズのソースは美味で、淡白なマグロも旨みが引き出されていました。ん〜でも変更すればよかったかな。お魚に合わせて青海苔のパンです。
ここはお皿に合わせて焼きたてパンが出てきます。美味しいので食べ過ぎちゃうわ(汗)
メインは「仔鳩のロティ とうもろこしのトリロジー」
こんがり焼けた皮の部分と細かな赤々とした繊維質の小鳩はシンプルながらも、やはり美味しい。正直レクイエールで食べた小鳩よりいいです。
下にはポレンタが敷いてあり、コーンのムース、粒コーンとカプチーノ仕立てのソースもコーンの甘い香りです。
内臓をミンチしたクロケットが、これまたおいしくて・・・ポップコーンも添えてあるのですが、普通に食べるポップコーンとは違い、高級なバターの香りがします。
フロマージュは、山羊も豊富にあったのですが、このワインだと酸味を感じてしまうので、ウォッシュ系を中心にいろいろ頂きました。
カマンベール・エポワス・ルブロション・クロタンだったかな。蜂蜜付きでお願いしました。ここの蜂蜜は普通のアカシアなのですが、美味しい。パンをまた食べてしまいました。
デセールの前にプティフール。
どれも美味しすぎなんですけど〜
一口の幸せっていいですね。
「ビスキュイ・ローズ・ドゥ・ランスのムース
ロゼ・シャンパーニュのソルベとフリュイ・ルージュをあしらって」
デセールは意外にあっさりなのですが、ベリーがいろいろ。ロゼシャンパーニュのソルベが大人の味です。フリュイとカクテル仕立てになっています。
自家製ショコラとエスプレッソ。
お料理のお値段はカルトでもコースでも高めですが、サービスを考えるとその充実度は非常にハイレベルです。サービスはお料理を運んでくださる赤服の方と説明をしてくださる黒服の方と分かれます。きっとお客よりスタッフの数の方が多いでしょう。入店から5名のスタッフにお出迎えされ、テーブルについてからも、とにかくサービスの方は各テーブルに目を光らせ、お料理も決して待たせることなく、絶妙のタイミングで運ばれてきます。
そして、ソムリエとのちょっとした会話も弾むのが嬉しいです。的確なコメントとサービスで終始満足できる時間でした。シェフのヴォワザン氏も優しい笑顔で対応してくれました。
近々ジビエメニューに変わるので、再訪してみたいです。
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October 26, 2008
もめん@博多
春吉の細い路地にあるお店。生簀の新鮮なお魚が安価で食べれるので、以前からよく行ってました。そこで泳いでいるお魚を一匹まるまる調理してくれるので、お刺身だけでなく、から揚げ・焼き・味噌汁とかわがままオーダーききます。
いつも団体で個室だったので、カウンターは初めて。こんなにお魚いたんですね。いろいろ泳いでいます。黒鯛や海老美味しそうだったけど・・・
大勢だといろんな種類をいろんな調理法で食べれるのですが、個人だと大きな魚はさばいてもらってももてあましちゃいます。
山葵は自分で摩り下ろします。お魚をさばくまで少々時間がかかるので、お醤油と合わせると、日本酒のアテになります。
ごんあじの刺身と明太子
権あじはぴくぴく動いています。刺身も生温かく歯ごたえがありました。
普段はしめたあじしか食べる機会がないので、新鮮なあじを堪能しました。
つまみに明太子。甘塩でしっとりとした明太子。
福岡のこだわり店では、かならず自家製明太子(韓国でいうキムチのように)を作っています。なので、食べ比べするのが好きなの。ここは甘塩でアテとしても食べやすいです。
小ふぐ刺し
小さめのふぐを刺身にしてもらいました。小ぶりだとやっぱり旨みに欠けるかな。日本酒ポットもふぐみたい・・・
穴子刺しと湯引き
穴子を生で食べたことがなかったので頼んでみました。ぷりぷりの食感です。一部湯引きにして、梅肉ソース。はもとはまた違うしっとりとした感じでした。
他にもいろいろ食べたかったのですが、ここらで満腹。
権あじを味噌汁にしてもらったら、胃が癒されました。
季節によりますが、がぜ味噌(雲丹とかに味噌)ご飯とか美味しいんです。
でもらーめん食べたかったので、この辺で次の店に行きました。
中州に戻り、らーめんと餃子。
そして、ホテルに戻り、Barでカクテルを頂く・・・
「もめん」
福岡市中央区春吉3-24-21
092-732-6697
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October 25, 2008
柳川
いろいろ調べたら、西鉄から柳川得盛りきっぷというのが出ていたので購入してみました。
西鉄福岡駅(天神)から、柳川までの特急割引乗車券往復と川下り船までの送迎と川下り割引乗船券、昼食がついたお得なきっぷです。
4980円です。
天神から約45分で柳川駅に到着。そこから送迎バスに乗って、乗り場まで行きます。周りは何もない田舎です。のんびり船頭さんが待っていてくれました。
ここに北原白秋の石碑がありました。
白秋は柳川の出身だったのですね。彼が呼んだ詩の石碑は、これから川下りでところどころで目にすることになります。
そして、靴を脱いで、船に乗りました。約70分の船旅へ出発。
最大25人乗りだそうです。
まずはゆっくりぼっちりと・・・
柳が垂れ下がるのが風情を感じます。
赤提灯が下げてあるのは、11月1日から北原白秋のお祭りでその準備にかかっているそうです。
橋をいくつかくぐっていきますが、かなり低い橋は頭をかがめます。
ちなみに水面からの深さは約2メートルだそうで、今まで飛び込んだ人はいたけれど、転覆したことは一度もないそうです。(酔っ払って飛び込む人がいるんですって笑)
途中、鴨が泳いでいました。
かなり餌付けされているらしく、餌をあげるとお船にずっとついてきます。
いろんなお庭や橋をくぐりくぐり・・・
そろそろ半分まで来ました。
それにしても船頭さんは25人も乗った船を竹の棒1本を川底に押しあて、引き上げの繰り返してかなりの重労働だと思うのですが・・・。
大きな橋や小さな橋を潜り抜けて、うなぎの供養碑がありました。
そろそろ疲れてきたのか船頭さんは説明が少なくなります・・・・
待ちぼうけ〜待ちぼうけ〜の詩の石碑。
そして、住宅街から緑生い茂る庭園の近くまで来て、あともう少しです。
これから紅葉の時期はここが一番綺麗なスポットなのでしょう。
1時間ちょっとの船旅が終わり、遅めの昼食。
昼食はいくつかのお店で選べるのですが、綺麗なお庭が見たかったので、「御花」へ。こちらは、旧柳川藩立花家の別邸で、洋館と大広間のある和の建物。松濤園のお庭が楽しめます。
お料理は柳川鍋を中心とした和食。
どじょうは臭みがないけれど、出し汁がとにかく甘い。鰻せいろも甘口過ぎていまいちです。なんでこんなに甘いのかしら・・・そういえば、船頭さんが甘口・辛口のお店で分かれるよと言っていたので、なるほどと思いました。
食事は期待外れだったかな。
でも船旅が満喫できたので、よしとします。
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October 24, 2008
日本料理石田@博多
3年ぶりくらいに来たけど、いろいろ新しいお店が増えていました。
でも昔行ったクラブもまだ健在していてなんだか懐かしい雰囲気。中州川端の雰囲気好きなんですよね。
今回は行きつけの方の紹介で。
まずは、付きだしで湯葉。そして馬刺し頂きました。
馬刺しの霜降りが美味しい。
ふぐ刺しとふぐから揚げ
薄作り。小ぶりのふぐですが、身はねっとりと甘みがあります。白子はなかったので残念。から揚げはぷりとろっとした身がとっても美味しいです。
おすすめの素材はいろいろありましたが、時価です。これも。
ふぐひれ酒を頂きました。
ひれがたっぷり入っていて、甘い濃厚な香りです。
これは美味しい。こんなごっそり入ったひれ酒初めて飲んだかも。
あてに鮑の肝塩辛と自家製明太子
鮑肝は湯葉と内臓と合えてあり、濃厚な酒盗です。日本酒に合いますね。
自家製明太子はしっとしとした小粒で甘口です。
鯛のあら煮
カマの部分と尻尾の部分を甘く炊いてあります。山椒と牛蒡風味がいい感じ。口元をよく見ると、釣り針が刺さっていたのです。なんかリアルでした。
そして、ご飯・椀・香の物を頂きました。
明太子ご飯が美味しかったです。
お店を出た後、店主の石田さんに、この辺でどこか雰囲気のいいBarはありませんか?と伺ったところ、川向のお店を紹介してくださいました。
ちょっとわかりにくい場所ですが、川床でゆっくりくつろげるお店。
洋ナシのカクテルと柿のカクテル(写真)を頂きました。
フルーツカクテルも充実しているけれど、フードメニューも充実していて、なぜかここで皆ご飯を食べている・・・まわりに美味しいにほいが立ち込める中、常連さんがパスタとかいろいろ食べていたので、これは再訪しなければと思いました。
なので、詳細は後日に〜
「日本料理石田」
福岡市博多区中洲4-1-8 ヤマシタビル1階
(1階にカウンター席、2・3階に個室あり)
092-281-2505
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October 21, 2008
おうちご飯
食料庫と冷凍庫の整理をしていたら、いろんな賞味期限切れが出てきました。
買い置きぐせがあるからたまに整理するとこんなものもあったのかとびっくりすることもあります・・・
あきらかに使えないものは処分して適当に料理。
今日はイタリアンにしてみるか。。。
青の洞窟のピザキット(賞味期限は2年前(汗)今は売ってないだろうけど)家で簡単にナポリ風ピッツァが作れるので買い置きしていたものでまずはピッツァを焼きました。
マルゲリータ風ピッツァ
ピッツァはシンプルなマルゲリータが好きなのですが、これまた熟したミディトマトがあったので・・・モッツァレラチーズとバジルで焼いてみました。
ただのせるだけ簡単簡単・・・
生地は小麦の香りは少し薄れておりましたが、秘密のお塩とお水を入れたら、もっちり仕上がりました。
続いて、これまた期限切れたスパゲティと、冷凍の海老、トマト缶で
海老のトマトソーススパゲティ
エビフライに使おうと思っていた海老なので、かなり大きくごつごつした仕上がりになってしまいました。海老が淡白な味なので、作り置きしておいたブッタネスカのソースを加えると、コクがでました。イタリアンパセリが欲しかったのに、最近スーパーでは、いつも売り切れ。仕方なく普通のパセリです。
で、イタリアで買ってきた乾燥ポルチーニとドイツで買ってきた期限ギリギリの生ハムを使って、ポルチーニ茸と生ハムのクリームソース
ポルチーニ茸は戻し汁を使って、パッパデルレのパスタを作りました。
こうすると香りがダブルで美味しいんです。ポルチーニはフレッシュも好きですが、パスタやリゾットに使うなら乾燥の方が好みです。あとは、黒い森と言われる濃厚な旨みのハムと生クリームで。香り漬けに白トリュフのオイルもかけちゃいます。
いや〜見た目は無様ですが、結構美味しくできました。
オマールビスクスープもあったので、残りの海老をラグーしてオレキエッテのスープ。これもかなりいけました。
ついでに、去年しし鍋ように買った猪肉もあったのでラグー作りました。
比内鶏がらや牛テールもあったので、個々にブイヨン作って冷凍しておきました。いかすみ、からすみ、なまこ、ふかひれまであるし・・・
しばらくは、自炊生活で消費しないと・・・
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October 19, 2008
煮込みやなりた
安〜うま〜ボリューム満点なので、なかなか予約がとれないお店ですが、常連の友人と。
この赤い看板が目印です。
看板だけ見るとモツ煮のお店かしら?
と勘違いしてしまいそうですが・・・
透明のビニールシートをくぐると、テーブルとカウンターがあります。
とにかく狭いので、手荷物はあまり持っていかない方がいいかと・・・
まずは、本日の泡。
アンリオ スーヴェラン・ヴリュット
なんと4500円です。市場価格より安いかも・・・
すっきりした飲み口で白い花やブリオッシュなどを思わせる品の良い香りに、しっかりしたミネラルに支えられた、美しくクリーミーな風味。
お肉のお料理は時間がかかるので、まずは、
サーモンのサラダ
盛り付けは豪快です(笑)
これでもかと山盛りにもられた野菜達と厚切りサーモン。マスタードとアンチョビ風味のドレッシングで和えてあります。
トマトが甘くて野生の味がしました。
ここの砂肝サラダも好きなのよ
フォアグラと豚肉のパイ包み
こんがり熱々のパイ包みの中は、あらかじめ煮込んである豚肉とフォアグラ。
フォアグラは一部お肉に溶け込んで、なんともいえない旨みです。
写真ではわかりにくいですが、かなり大きなパイ包みです。
そして、タジン
ラムのタジンです。玉葱、人参、トマト丸ごと1個とプラムをのせて焼いてあります。
別添えのクスクスと一緒に頂きます。ピマンデの唐辛子を加えるとアクセントになります。
ぐつぐつジューシーなスープもとっても美味しい。クスクスにかけると絶品でした。
羊はナヴァランのように煮込んでいないので、ちょっと硬かったです。
続いて白ワインをオーダー。
私が好きなアルザスワインがあったので
マルセルダイス ムスカ
これも4500円。
この作り手は好きなのでリースリングをよく飲むのですが、ムスカは初めて。
甘い香りと特有のなめらかさが好きです。ほぼ1本一人で飲みました。
猪のロティ 栗と無花果のソース
これ猪ですか?というくらい脂肪がほとんどない赤み肉。
うりぼうでなく成熟した猪らしいですが、鹿肉かと思うような歯ごたえと繊維質。しかも臭みはまったくありません。焼きたての最初は硬かったけれど、時間を置いて肉が冷えてくると、栗と無花果のソースがしみて、肉の繊維質がしまり、旨みが出てきました。冷めたら美味しいお肉なんです。
不思議〜。きっと真空調理とかしたらめっちゃ旨いんだろうな・・・と心の中でひそかに思っていました。
このとき赤ワインも頂きました。
銘柄はなんだったか忘れてしまったけど、(写真も取り忘れたし)とても香り高い美味しいワインだったような・・・失念・・・
最後はマンゴーのソルベを頂きました。
「煮こみやなりた」
03-3355-2538
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-20-19 勝栄ビル
JR代々木駅東口 徒歩3分
18:00〜24:00(L.O.22:00)
定休日 日・祝
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October 18, 2008
江南飯店@衣笠
上海蟹の季節到来〜
江南飯店で大開蟹秋宴コースを頂きました。
まずは獺祭の発泡にごり酒で乾杯♪これシャンパンみたいで好きなのです。
開けるとき、栓が天井まで飛んで溢れ大変でした^^;
前菜は軽めに くらげの冷菜・押し豆腐の合え・胡瓜の甘酢漬け
とシンプルに頂きます。
私はここのくらげが好きなんです。ぷりぷりと肉厚食感に胡麻油の風味。いくらでも食べれちゃうお味。
押し豆腐はさっぱりと。
胡瓜の甘酢漬けは一本丸々、回して刃を入れているのでじゃばらのように繋がっています。
そして、一品目は 上海蟹 in オレンジ
オレンジをくりぬいた中に、上海蟹の身・味噌などが詰まったとろとろスープを入れ蒸してあります。蒸すことによってオレンジの風味が加わり、酸味が抜けてまろやかな味わいに・・・
幸せのスープを頂きました。パパイヤの蒸しスープは食べたことありますが、オレンジは初めて。
柑橘系の風味は、上海蟹に合いますね。
上海蟹の姿蒸し
上海蟹のメスを蒸す前後です。
紫蘇の葉をのせて蒸していました。蒸した後の方がふっくらしています。
とってもきれいな肢体。味噌がはじけていますわ♪
解体後・・・
卵も味噌もたっぷりと・・・甘くとろとろのお味噌の濃厚さがたまりません。
生姜黒酢をつけて頂きます。
蟹身も沢山入っているので、剥いて味わうのに夢中で、しばし皆無口になりました。
足やら細かいところまで、こまで食い尽くすかっていう楽しみです。
帆立と完熟マンゴー、韓国南瓜の銀紙包み焼き
アルミホイルの中に包まれた帆立と長葱、
甘いとろとろのマンゴーと歯ごたえのある韓国南瓜。画像には隠れていますが、ピンポン玉大の大きさの子供南瓜。浅漬けにしても美味しいんです。
そして、このスープが濃厚でうま〜
茘枝肉江南スタイル
楽しみだった一品。
果物の茘枝(ライチ)の種をくり貫いて、その中に豚のひき肉餡を詰めて蒸し、さらに衣をつけて揚げ、甘い黒酢ソースでからめた、とても手の込んだ名品
見た目からは想像できないような、ライチのお肉の完成された甘・酸の風味がたまりません。
そして、お次も素晴らしい逸品!!
ドラゴンフルーツと海老の自家製XO醤炒め
海老とドラゴンフルーツという意外な組み合わせ。
ぷりぷりの海老とほのかなドラゴンフルーツの甘みとXO醤香りのとろとろの餡がたまりません。
くり貫いたドラゴンフルーツのカップに入っていて、彩りも綺麗です。
オレンジ・マンゴー・ライチ・ドラゴンフルーツと面白い組み合わせでした。フルーツ素材の香りや味を海鮮やお肉と結びつけてバランスよく仕上げるシェフのお料理に脱帽しました。
上海蟹みそと金華ハムのチャイニーズリゾット
一人前がたっぷりでてきたので、驚きました。上海蟹の濃厚なスープで、白菜と一緒に煮込んだリゾット。
白菜の甘みも溶け出して、とってもまろやかで優しい味です。
蕪の米麹煮
お米に酒かすを入れて甘く炊いたもの(左)とそれを使って蕪ときくらげを煮込んだもの(右)
甘くかすかに麹の香りがして、不思議な味です。
後に、これを使ったデザートも出てくるそうで・・・
柳枝甘露
大好きな逸品です。
杏仁豆腐・マンゴープリン・タピオカ・わらびもち・ナタデココにココナッツミルクとグレープフルーツ。
いろんな味と食感が楽しめる贅沢なデザートです。
たっぷりポーションにも大満足!
自家製甘酒入り温かい杏仁スープ
さきほどの米麹を使った杏仁スープ。麹と杏仁のほのかな香りがいいですね。温かい甘酒のお粥を食べているような感じです。
そして、なぜかまたご飯が・・・(笑)
追加注文のトン菜炒飯と酸辣湯
胡椒の利いた炒飯はデザートの合間にアクセントがありますね。
トン菜の香りもいいです。
酸辣湯は海老・イカ・じゅん菜・金針菜・トマト・まこも茸・生姜など具沢山。黒酢の酸味とぴりっとした辛味がいいです。
そして最後は、蜜香鳥龍茶ココナッツプリン
なめらかなココナッツプリンに、蜜香鳥龍茶の香り高いソースがかかっています。
ほのかな苦味と甘みがバランスよく、とっても美味しい〜♪
延々4時間の大間蟹秋宴でした。
かなりの量でしたが、お野菜やフルーツ尽くしで、ごま油はほんの香り付けくらいにしか使わないとのことで、胃にも優しい大満足の中華でした。
次回はオスの上海蟹の時期に行きたいな〜
「江南飯店」
神奈川県横須賀市衣笠栄町1−22−16
046−852−9595
http://blog.with2.net/rank1326-0.html
October 16, 2008
トラットリア・チェルボ@経堂
「トラットリア・チェルボ」東京カレンダーにも載っていたので、寄り道してみました。
入り口は珍しく引き戸。
カウンター席と2階にも席があります。
まずはスプマンテ。あっさり飲み口がいいですね。
しかも682円というリーズナブルさ。
前菜盛り合わせと自家製ピクルス
すずきのカルパッチョ、かぼちゃのソテー、秋鯖と秋茄子のマリネシェリービネガー風味、小あじのカルピオーネ、パルマ産サラミ、自家製コッパ、鶏白レバーのブルスケッタの7種。
自家製コッパは豚足・豚耳・など使った私好みの味でした。鶏の白レバーがいけます♪
濃厚なクリーミーなお味は、単品で頂きたいかも。野菜のピクルスもシンプルです。
トリッパのトマト煮こみ
メニューはお手ごろ価格です。トリッパは、ヒヨコ豆と煮てありますが、ちょっと煮すぎなのか、水っぽかった。もうちょっとぷりぷりを期待していたのですが・・・
パスタは炭火焼秋刀魚と秋茄子の自家製オレキエッテに惹かれて頼んだら、売り切れとのこと。
残念で渡り蟹のトマトソースのキタッラにしたのですが、トマトソース続きだったので、チーズのペンネにすればよかったなと後悔・・・
でも、手打ちパスタの食感が美味しくて渡り蟹の味も濃厚でした。
白・赤ワイングラスで500円なので、両方頂きました。
メインまではいけずにドルチェ。
季節柄かぼちゃのプリンです。
濃厚でもっちりした食感。
そういえば、ハロウィンも近いですね。
可愛メン男子二人でやっているので、カウンターでお話しながら食べるのもよいかと♪
次回はメインを頂きにいきます。
「トラットリア・チェルボ」
世田谷区経堂1−17−12
03−3439−4212
October 14, 2008
ラ・ローサ@経堂
イタリアンなのですが、黒板にはBARと書いてあり、席は4席しかありません。火の設備はIH調理器2台だけ。
湯沸かし器と流しがあるだけの所狭しとした中で、イタリア人のシェフが作っています。
パスタは日替わり1000円で数種類あります。グラスワインは500円でなみなみ注いでくれます。これもなかなか旨い。
しかもシェフも飲みながら作っています(笑)
この日は海老が美味しいよというので海老のフレッシュトマトソース
屋台風というべきか、簡素であやしい雰囲気ですが・・・
作っている過程が見れちゃうので、レシピ盗んで家でも作れそうだわ。
大きな天然海老がたっぷり入っていて、味はとっても美味しいいろいろ聞いたら、某イタリアンの三ツ星レストランで料理長をやっていたそうで・・・
豪華客船の料理長もやっていたので、火無しでも全然OK。
温度調節やパスタの湯で加減はお手のもの!
なるほどね〜
しかし、「なんで、こんなところで料理しているんですか?
味は美味しいしスキルもあるんだから、ちゃんとお店構えたらいいのに〜」
と聞いたら、もう大きなレストランは疲れちゃったのと一言。
確かに大勢の料理人を師事するのは大変ですが、他のメニューもあるんですか?と聞いたら、予約してくれたら仕入れておくよ。ジビエも作れるよって。オーブンもない、フライパンイタリアンでどこまで作れるかが興味深々。朝5時までやってるからいつでもおいでって・・・
そっかお気楽がいいのね。
でも、なんだか応援してあげたいので、また行きます。
ランチはサラダとドリンク付いて900円なので、お手軽だわ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということでまた行ってきました(笑)
黒オリーブをつまみにサービスしてもらいました。
パスタはサーモンのクリームソースです。
生クリーム1パック使っていたのでかなりカロリー大。
普通は茹で汁とかブイヨンで薄めると思うのですが、かなり濃厚です。
でも美味しかった。ちゃんとバリラのパスタ使っているし、150グラムくらいはたっぷりあるし、
原価考えるとあまり儲けなさそうな・・・と余計な心配までしちゃいました。
ちなみにこの地下街は、カマQというおかまBarとか飲み屋もたくさん入っているので深夜でもお客さんや店員の方が来るんですって。
昼はサラダとドリンク付いて800円なので並んでいます。
雰囲気は全然ないけど、深夜一人飯に使えるこういうマニアックな店好きだわ〜(爆)
October 12, 2008
龍口酒家@幡ヶ谷
幡ヶ谷駅地下のゴールデン街にある「龍口酒家」ロンコウチュウチャと読みます。
ほとんどのお店が、経営不振かシャッターが閉まっている場所なんですが、ここだけは満員御礼。
1件手前にも系列店があって、ここは点心と麺物が主体らしいですが、その奥の本店は、オープンキッチンと長テーブルがいくつかあるお店。いつも満席で入り口に人が並んでいたり、店内もわいわいひしめきあっています。
まず目を惹いたのは、彫り物がされた筆箱型の箸入れ。そして、真っ赤なレース網のコースター。
これだけでも結構マニアックな雰囲気です。まずは、ビールと自家製甕出し紹興酒。
まろやかな飲み口なのでぐいぐいいけちゃいます。
お品書きはありません。
その日の仕入れでストップというまでどんどん出てきます。
俗に変態中華と言われているらしいんのですが、果たしてそのお味は・・・
前菜は、鶏肉の焼き物と白菜の芯の甘酢漬け
これを食べて待ってってくださいね〜という感じでしょうか。ちょうど混雑時だったので、次のお皿まで結構間隔がありました。この鶏繊維質が細かくて、柔らかく美味しいんです。
海老団子と百合根炒め
百合根のほくほくしゃっきりな食感がいいです。
豆苗と干し海老炒めとほら貝とアスパラ炒め
豆苗大好きなのです。干し海老の旨みが入るといいですね。ホラ貝はカリブ産だそう。思ったほど貝の旨みはないけれどしゃきしゃき感とアスパラの甘みがいいです。
すっぽんの薬膳スープと海老すり身トースト
生姜や漢方を利かせたスープ。体が温まり内臓にも優しいです。
海老トーストはピザ感覚で食べれます。カリッジュワっもちもちとする食感がピザみたい。マヨネーズも塗っているのかな。クセになる味です。山椒塩がアクセント。
黄にら炒めと厚揚げ豆腐と帆立の紅麹煮
黄にらこれまた大好きなお野菜。あっさりしています。薬膳ヘルシー系なので、塩味もおさえめ。
山椒塩をかけるとまた旨みがましたり・・・
紅麹はくせがあるかと思いましたが、とってもマイルドで帆立の旨みもプラスして甘いソースになっていました。美味しい〜♪
で、スペシャルの上海蟹です!
厨房でばりぱりと仕込みしていたので、次は蟹か牡蠣かと思っていましたが、今年初上海蟹
味噌も卵もたっぷりでしばし沈黙状態でしゃぶりつきました。
かなり大きな上海蟹だと思うのですが、シェフは、まだまだ11月くらいがたっぷりのって美味しいよ♪とのこと・・・
で、でました(゚∇゚ ;)エッ!?
蟻酒
蟻がたくさん浮いていますこれが、滋養強壮にいいんだそうで・・・
白酒に漬けたもので、フルーティーな香りです。ビジュアル的にちょっとためらいましたが一気飲み。蟻のプチプチした食感があります(笑)
真鯛の煮込み
骨も綺麗に外され、刻まれた肉厚の鯛。このぷりぷりとした身とソースで、お魚好きなのではまって半分は食べたかも。
衣笠茸の煮込み
衣笠茸大好き♪しかもこんなにたっぷり!?
魚の身を入れて蒸して戻すのだそうで、旨みもきいてます。
炒飯もたべたかったのですが、お米が売り切れだそうで、
クロレラ麺を使った「涼麺」
葱と焼豚と胡麻油の香り高い和え麺です。あっさりしているけど、胡麻油のコクが利いていて、
おかわりしました。これだけ食べて紹興酒を3本も開けて一人7000円!
安〜ウマ〜な変態ちうかでした。
食後は、ここのシェフといろいろお話聞かせていただきました。
満漢全席の免許も持っていて、毎年中国官邸に行かれるそうです。すごいなあ・・・
メニューのラインナップも凄いです。
入り口には珍しい漢方食材があります。
どんなお料理に使うのかわかりませんが蛇のペニスとかもありましたw(゚o゚)w オオー!
、
「龍口酒家」
渋谷区幡ヶ谷1−3−1
03-5388−8178
October 10, 2008
コム アラ メゾン@赤坂
スペイン国境に近いランド料理のビストロ。
お料理はシンプルな家庭料理的ですが、その一皿一皿はとても完成度が高いです。
看板が可愛いです。
わずか14席ほどの小さなお店ですが連日満席。
2人でやっているので、混雑時には、お料理が出てくるまで多少時間がかかりますが、安価なワインでおしゃべりしていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
シャンパンはボランジェのみ。
まずは「ラタトゥユ」と「山羊のチーズのサラダ」
ラタトゥユは田舎味で美味しいです。
シェーブルをトーストにのせたサラダも溶けたチーズがとろけます。
くるみと松の実をつかったフレンチドレッシングでシンプルに。本当はランド風サラダが食べたかったけれど時間がかかりますって言われちゃったんです。腹ペコには仕方ない・・・
で、お勧めの「鴨の心臓とピキオの串焼き」
新鮮な鴨のハツとピキオ。ガーリックが効いています。
スパイシーで食欲そそる一品です。
柔らかくて臭みは全くないので、いくらでも食べれちゃう感じ。
「スープ・ド・ガルビュ」
生ハムを取り終えた骨と皮をスープのベースに。タルベ地方特産の白豆、芽キャベツ、かぶ、じゃがいも、洋ねぎ、根セロリの野菜類にほぐした鴨のコンフィーを入れた優しい味わいのスープ。お好みで“ピぺオデスプレット”をかけるとさらに芳醇な味わいに。
「赤ピーマンの白身魚詰め焼き」
柔らかな赤ピーマンの甘さが引き立つ中は、タラとタイのラグーが詰まっています。
このトマトソースが絶品で、パンで皿をぬぐいました!
本当に素材の味を生かしています。
「ガスゴーニュ風トリッパ」
トリッパはトマト煮こみが多いですが、ここはシンプルに黒豚をベースにした出汁で、大根や人参などと煮込んでいます。
しかし、アバ系がしみこんだとろとろのスープはとても絶妙な味で、スープにパンをひたして食べるのが美味。
メインは「鴨のコンフィ」
カリカリ仕立ての鴨はフォアグラを取った後なので、意外にあっさり。
塩分も控えめでさくさく食べれます。じゃがいものソテーはニンニクたっぷりでアクセントがきいていますね。デセールはパスしてカヌレで終了。ボトルは3本空きました
とても美味しかったけれど、ここまででてくるのにかなり長丁場だったので、腹ヘリ隊は、韓国料理で〆ることにしました。
一龍別館でソルロンタン。よく食べるよね〜
胃を潤して終了。
「コムアラメゾン」
港区赤坂6−4ー15
03−3565−3345
October 03, 2008
すし匠@四谷
直前だとなかなか予約が取れないので、暖簾わけしたお店にちょくちょく通っていましたが、やはりここが1番です
アテも豊富。まずは、白海老。カワハギ。秋刀魚。
カワハギはこちらの定番です。肝ソースをたっぷりつけて頂きます。
秋刀魚も旬で葱生姜で頂きます。
前半はいつもの定番でイカ飯、鰯巻き
明石の蛸も柔らかです。握りはまずニシンから。
イカとイワシ
戻り鰹と車海老
サバとキス
全然脂のってないので葱生姜でと言われましたが、こんなに繊維質が細かい鯖は初めて。全く臭みがないので、そのまま醤油が美味しいわ。
そして、貴重な鮭児
1匹2キロで20万する貴重なお魚。これが今日のメインですと言われました。
デパートで切り身買っても、1切れ4000円くらいするもの。
オレンジ色の肉質からは、なんともいえない旨みと柔らかさ。
これお代わりとはさすがに言えず、焼きでも頂きました。
コハダと秋刀魚
コハダは綺麗なフォルムですね。
旬の秋刀魚は表面を軽く炙って、大根おろしとわた添えです。
これサイコーとっても肉厚なんです。
背ぶりと穴子
鰤の背中。まだ早い感じです。
そして、穴子は、大将自ら「さようなら穴子」と命名されました。
江戸前で獲れるのは今年最後だそう。
煮穴子も好きだけどやっぱり新鮮なのは焼きで。
雲丹とマグロ
雲丹は長崎産。北海道の雲丹も美味しいけど、南の雲丹は甘くて味が濃厚なんです。
マグロは「エイジング2」と大将が命名。
10日間熟成させた鮪はアミノ酸が入って、まじうまです。
蛤と牡蠣
蛤は小ぶりなのを3個分。生で頂くには、大きな蛤だと大味なので、小さいほうが美味しいんです。
牡蠣は「クマモト」熊本の牡蠣をボストンで飼育した逆輸入版。
日本でも熊本の牡蠣は食べたことないけれど、飼育の土壌が変わると味も濃厚で甘くなります。
斤目鯛炙りと煮子柱
斤目は炙ると脂の乗り具合がたまりません。
子柱を軽く煮ると、青柳の香りと歯ごたえが出て生より美味しいです。
縞海老と生筋子
縞海老は、軽く火を通すと蟹のようなとろりとした甘みが出てきます。
生筋子は新物で、透明感がある旨みです。
ここまでに、日本酒は5合はいったと思う。
そろそろ〆いきますかと目葱とかんぴょう巻きを頂きながら、もうちょっと食べたいなとリクエストすると、かわはぎの肝のせ
のどぐろとにしんの焼き物
アテが来るとまた酒が進んじゃいます。
秋刀魚と縞海老の頭
縞海老の頭と味噌はどこにいったのですか?と聞いたらちゃんと焼いてくださいました。海老や煮貝などクセのあるものは赤酢のしゃりを使います。
そのしゃりの使い分けも絶妙です。
最後にこってり肝が食べたいなあとリクエストしたら、特別に出てきた肝4種
右からヒラメ・のどぐろ・アンコウ・キンメの肝煮です。山葵・和芥子添えで。アンキモ以外は食べるの初めてです。
ヒラメはあっさり、のどぐろはとろっとした食感で甘みを感じます。アンキモは、まだ脂が少ないけれど、食べたことある味。キンメはちょっと苦味とくせがありますが、日本酒にサイコ〜私はキン肝が好きです!
こんな肝だめしも楽しいです
そして、しじみ吸い肝臓にはいいですね。
シジミのエキスを煮詰めた濃厚な吸い物です。
そのあと追加で何貫か頂いて、デザートは塩アイス・黒胡麻アイス他2種類頂きました。かなり飲んじゃったので記憶失念・・・
やっぱり愛するお寿司はここがお気に入りです
大将が握るお寿司は、絶品
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「すし匠」
新宿区四谷1-11 陽臨堂ビル 1F
03-3351-6387
October 02, 2008
鳥つね自然洞@神田
神田にもあるの?と訪問。
暖簾わけが違うのかは定かでないですが。
ささみ丼やレバー丼に惹かれながらも、特上親子丼にしました。
「鳥料理のお店を始めて30年。名物料理は特上親子丼。
鶏肉は秋田県産の比内鶏と名古屋コーチンを使用し、
卵は名古屋コーチンの祖先にあたる地鶏の卵を3個も使用。
お米は福島県熱塩加納村の三方山に囲まれた田んぼで栽培された無農薬米のコシヒカリ。更にお米を炊く水にもこだわり、お酒を造るとき使用する水を福島の酒蔵から取り寄せている。卵はあまり溶かずに、半熟の状態で出てきます。卵本質の甘さが味わえます。」とのことです。
鶏肉は柔らかく脂身がないので、食べやすいです。味付けは濃いかと思いましたが、意外と甘口で、玉子3個使っているので、黄身がとろとろです。お米も美味しかったので私的にはもう少しご飯があってもいいかな。
汁だくで玉子3個ですからその方がバランスがいいかと・・・
鶏肉と黄身の甘みが素晴らしい!それもそのはず。1600円もしますから・・・
帰りにぶらぶら散歩
歩きつかれてタクったら、ピンクの東京タワー
ピンクリボンの日のタワーを眺めながら、帰りました。
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「鳥つね自然洞 」
東京都千代田区外神田5-5-2
TEL 03-5818-3566
October 01, 2008
オマージュ@浅草
ずっと気になっていたお店に初訪問です。
浅草駅から徒歩15分。浅草寺を抜け、途中蕎麦屋の醤油のにほいや洋食屋のブイヨンのにほいの誘惑に惹かれながら、歩きました。
個室貸切でした。まずは、テタンジェとめひかりのフリット。
いい感じに胃を潤してくれます。
アミューズは赤ピーマンのムースと半熟玉子
温泉玉子のようにとろりとした玉子はレンズ豆とレモン風味のドレッシングが。これはブラスのウフより旨いって♪
「帆立貝のポワレ チョリソのアクセント栗かぼちゃのソース」
栗かぼちゃの甘いソースが濃厚です。
チョリソの塩味が帆立の甘みを引き出します。
「毛ガニのビスク ブルグールのリゾット仕立て」
これが絶品
毛ガニの旨みがカプチーノ仕立てになっています。麦のリゾットと蟹肉のアンサンブルもうまうま。もっと食べたかったにゃ
メインは「ヴァンデ産鳩のロースト」
クセがなく繊維質も細かい鳩です。かなりレアな焼き加減で、肝やささみも頂きました。
付け合せのお野菜も美味しいです。骨の周りのお肉は筋なので、個人的にはもうちょっと火を通して欲しかったかな。低温で少し置くとさらに肉質がしっとりすると思うのですが、満席だったし、我侭はいえません。
デセールはマルキーズショコラ
濃厚なショコラとキャラメルアイス。ピスタチオのソースです。
あけびも登場。
近々移転するそうで、それもまた楽しみだったり・・・
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「レストラン Hommage」
台東区浅草4-43-4
03-3874-1552