April 2009
April 30, 2009
ETXANOBE@ビルバオ
ビルバオで滞在したホテルの前には、ドニャ・カシルダ・デ・イチュルサル公園がありました。大きな噴水がある池、メリーゴーランド、緑豊かな公園は、朝・昼・夕暮れと何度も散歩したけれど、それぞれいろんな表情がありました。


犬の散歩をしたり、マラソンをする人、読書や昼寝をする人、とてもゆっくり流れる時間です。公園の奥には、ビルバオ美術館がありました。
グッゲンハイム美術館はモダンアートでしたが、ここは、ロマネスクの壁画、エル・グレコ、スルバラン、リベーラ、モラレスなど、12〜17世紀のスペイン派の絵画が展示されています。
ちょうど、この日は入館料がただでした。左はホワイトアスパラみたいですが、白く長くのびるサボテン君です。


美術館を堪能した後は、ショッピング。
ヴィトンで散財しました・・・街のお散歩も気持ちいいです。


夜は、一つ☆レストランの「エチャノベ・ETXANOBE」に行きました。
シェフは、フェルナンド・カナレス氏
ミシュランでは一つ星、カンプサでは2つ星を獲得しています。


ホテルからすぐ目の前のコングレスセンタービルの中にあり近いので、お酒を飲んでも歩いて帰れるので安心です。


店内は、クラシックな雰囲気でありながらも、天井と壁に描かれた絵が個性的です。9時に行ったのにお店はがらがらでした。10時を過ぎるとぞくぞくお客様がやってきます。


まず、メニューを見ながら、カヴァを頂きました。シャンパーニュのようになめらかで芳醇な口あたり。これ美味しいです♪
アミューズは2種運ばれてきました。スプーンの上に乗った、うずらの黄身のようなトマトのゼリー。甘くてぷちっとはじけると、チーズとオリーブオイルの香りと合わさって食欲をそそります。
もうひとつは、スペルト小麦のようなものと野菜を細かく刻んだものを豚の血と合わせたブータン仕立て。


カルトで頼もうと思っていましたが、アミューズが美味しかったので、いろんなお皿が楽しめるガストロノミーのコース69ユーロを選ぶことにしました。
前菜で3皿でてきます。
まずは「Carpaccio de Cigalas」
オマール海老を薄くたたいてカルパッチョに。オリーブオイルとバルサミコ、マヨネーズに甘いオマールがとろけます。カヴァにも合う一皿でした。

続いて「Lasana fria de Anchoas」
濃厚なガスパチョ風のトマトスープにイワシのアンチョビマリネが。
アンチョビといっても新鮮で肉厚な身と赤ピーマンのソースとバジルのソースが合わさると美味です。

「Verduras fina tempura con ganbas」いわゆるテンプラです。
グリーンアスパラやニンジン、小海老などに下味をつけてフリットしてあります。クリーミーなソースもかかっています。

前菜3皿だけでもかなりのボリュームでした。
お魚は「Atun a la con conpola de cebolla roja」
マグロの赤身部分を軽くソテーして、レモングラス風味のソースで。
この辺から赤ワインを頼みました。フルーティーで濃くのあるボディで私好みです。


お肉は「Lomo de buey asado a la burasa」
テンダーロインの牛肉のローストにポテトの付け合わせとシンプルですが、脂を落として焼き上げたレアなお肉には、旨味が凝縮されていました。肉質はしっかりしているのに柔らかく、火入れが素晴らしいです。
スペインでこんな美味しい牛肉は初めて食べました!感動

そして、シェフがテーブルまで来てくださって、ポストレの相談。
おすすめをオーダーしました。
その前に僕からのサービスです。と出てきた一皿。
目玉焼きみたいですが、マンゴーとココナッツのムースです。
これがめちゃうまでした。

そして「La mousse de tres Chodolates」
3種ショコラのムースです。甘いものにうとい私ですが、これもゲキウマでした。

さらに、ショコラ・・・

そのあと、いろいろシェフと談義して、シェフが監修した写真集や、レシピ本などサインして頂きました。写真も一緒に撮らせて頂きましたが、このサプライズはすごかったです。
プティフールは食べきれないのでお持ち帰りに・・・


お話をいろいろ聞くと、3月東京のフォーシーズン丸の内でバルセロナのシェフ達とガラディナーをやったとか。全然知らなかったのですが、日本でのお話をいろいろしてくれました。
満足満腹の夜がふけます
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「ETXANOBE」
Avuda.de Abandoibarra,4
94 442 10 71
犬の散歩をしたり、マラソンをする人、読書や昼寝をする人、とてもゆっくり流れる時間です。公園の奥には、ビルバオ美術館がありました。
グッゲンハイム美術館はモダンアートでしたが、ここは、ロマネスクの壁画、エル・グレコ、スルバラン、リベーラ、モラレスなど、12〜17世紀のスペイン派の絵画が展示されています。
ちょうど、この日は入館料がただでした。左はホワイトアスパラみたいですが、白く長くのびるサボテン君です。
美術館を堪能した後は、ショッピング。
ヴィトンで散財しました・・・街のお散歩も気持ちいいです。
夜は、一つ☆レストランの「エチャノベ・ETXANOBE」に行きました。
シェフは、フェルナンド・カナレス氏
ミシュランでは一つ星、カンプサでは2つ星を獲得しています。
ホテルからすぐ目の前のコングレスセンタービルの中にあり近いので、お酒を飲んでも歩いて帰れるので安心です。
店内は、クラシックな雰囲気でありながらも、天井と壁に描かれた絵が個性的です。9時に行ったのにお店はがらがらでした。10時を過ぎるとぞくぞくお客様がやってきます。
まず、メニューを見ながら、カヴァを頂きました。シャンパーニュのようになめらかで芳醇な口あたり。これ美味しいです♪
アミューズは2種運ばれてきました。スプーンの上に乗った、うずらの黄身のようなトマトのゼリー。甘くてぷちっとはじけると、チーズとオリーブオイルの香りと合わさって食欲をそそります。
もうひとつは、スペルト小麦のようなものと野菜を細かく刻んだものを豚の血と合わせたブータン仕立て。
カルトで頼もうと思っていましたが、アミューズが美味しかったので、いろんなお皿が楽しめるガストロノミーのコース69ユーロを選ぶことにしました。
前菜で3皿でてきます。
まずは「Carpaccio de Cigalas」
オマール海老を薄くたたいてカルパッチョに。オリーブオイルとバルサミコ、マヨネーズに甘いオマールがとろけます。カヴァにも合う一皿でした。
続いて「Lasana fria de Anchoas」
濃厚なガスパチョ風のトマトスープにイワシのアンチョビマリネが。
アンチョビといっても新鮮で肉厚な身と赤ピーマンのソースとバジルのソースが合わさると美味です。
「Verduras fina tempura con ganbas」いわゆるテンプラです。
グリーンアスパラやニンジン、小海老などに下味をつけてフリットしてあります。クリーミーなソースもかかっています。
前菜3皿だけでもかなりのボリュームでした。
お魚は「Atun a la con conpola de cebolla roja」
マグロの赤身部分を軽くソテーして、レモングラス風味のソースで。
この辺から赤ワインを頼みました。フルーティーで濃くのあるボディで私好みです。
お肉は「Lomo de buey asado a la burasa」
テンダーロインの牛肉のローストにポテトの付け合わせとシンプルですが、脂を落として焼き上げたレアなお肉には、旨味が凝縮されていました。肉質はしっかりしているのに柔らかく、火入れが素晴らしいです。
スペインでこんな美味しい牛肉は初めて食べました!感動

そして、シェフがテーブルまで来てくださって、ポストレの相談。
おすすめをオーダーしました。
その前に僕からのサービスです。と出てきた一皿。
目玉焼きみたいですが、マンゴーとココナッツのムースです。
これがめちゃうまでした。
そして「La mousse de tres Chodolates」
3種ショコラのムースです。甘いものにうとい私ですが、これもゲキウマでした。
さらに、ショコラ・・・
そのあと、いろいろシェフと談義して、シェフが監修した写真集や、レシピ本などサインして頂きました。写真も一緒に撮らせて頂きましたが、このサプライズはすごかったです。
プティフールは食べきれないのでお持ち帰りに・・・
お話をいろいろ聞くと、3月東京のフォーシーズン丸の内でバルセロナのシェフ達とガラディナーをやったとか。全然知らなかったのですが、日本でのお話をいろいろしてくれました。
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「ETXANOBE」
Avuda.de Abandoibarra,4
94 442 10 71
April 29, 2009
グッゲンハイム美術館とビトケ@ビルバオ
翌日は、「グッゲンハイム美術館」を目指しました。
ホテルから川沿いを歩いて10分ほどです。緑豊かに整備された歩道には、オブジェが点々と立ち並び、公園もアスレチックがあったりします。

そして、現れた斬新な建物。大理石の階段を上っていくと、入口の前にはお花で囲まれた巨大な犬の象が立っています。


F.ゲーリーが設計した、美術館の独特な外観にとても目を引かれました。


中は撮影禁止ですが1枚だけとりました。車から電光石火が出ています。
ちょうど村上隆展をやっていました。


テラスにあるチューリップのオブジェなど。巨大なクモは確か六本木ヒルズにもありましたね。


お昼は、美術館から近いバルへ「ビトケ」へ行きました。ここは、昨夜の伝統料理とは違い、最先端を行く技法で楽しませてくれる小さなお店です。
シェフは、マンチェスター出身のダレン・ウェリアムソン氏。自国で若手ナンバーワンシェフに選ばれ、バスクの星付きレストランで経験を積んだ彼が作るピンチョスは、現在ビルバオ一と評判だそうで、ビルバオ生まれの奥様と二人三脚で切り盛りしています。沢山ある、黒板メニューからは、何を頼もうか迷うほどです。


ホタテの炙り加減が絶妙で、外はこんがり、中はしっとりと。そこにエスプーマのポテトのムースとカプチーヌ仕立ての泡のソースがうまい具合に組み合わさります。ソースが美味しくてパンがすすんでしまいます。
こんな手の込んだお料理でも3分くらいで出てきてしまうから不思議・・・

ランゴスティーヌのリゾット 。濃厚なアメリケーヌソースがしみこんでいます。
赤ワインも進みます。


イベリコ豚の赤ワイン煮。脂の部分をこんがり焼いてあるのですが、切るとふんわりやわらか。この食感と麦のリゾット、濃厚なふんわりソースがたまりません。

ガラス張りのオープンキッチンから調理している様子が見えますが、わずか1坪ほどのキッチンから、こんなにグレード高い料理が出てくるとは驚きました。ポーションが小さいことを除けば、料理自体は☆付きレストランレベルの繊細な仕事をしています。これが一皿3ユーロほどなのですから、まったくビルバオの住人がうらやましくなってしまいます。
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「Bitoque」
Rodriguez Arias,32
944 418 830
ホテルから川沿いを歩いて10分ほどです。緑豊かに整備された歩道には、オブジェが点々と立ち並び、公園もアスレチックがあったりします。
そして、現れた斬新な建物。大理石の階段を上っていくと、入口の前にはお花で囲まれた巨大な犬の象が立っています。
F.ゲーリーが設計した、美術館の独特な外観にとても目を引かれました。
中は撮影禁止ですが1枚だけとりました。車から電光石火が出ています。
ちょうど村上隆展をやっていました。
テラスにあるチューリップのオブジェなど。巨大なクモは確か六本木ヒルズにもありましたね。
お昼は、美術館から近いバルへ「ビトケ」へ行きました。ここは、昨夜の伝統料理とは違い、最先端を行く技法で楽しませてくれる小さなお店です。
シェフは、マンチェスター出身のダレン・ウェリアムソン氏。自国で若手ナンバーワンシェフに選ばれ、バスクの星付きレストランで経験を積んだ彼が作るピンチョスは、現在ビルバオ一と評判だそうで、ビルバオ生まれの奥様と二人三脚で切り盛りしています。沢山ある、黒板メニューからは、何を頼もうか迷うほどです。
ホタテの炙り加減が絶妙で、外はこんがり、中はしっとりと。そこにエスプーマのポテトのムースとカプチーヌ仕立ての泡のソースがうまい具合に組み合わさります。ソースが美味しくてパンがすすんでしまいます。
こんな手の込んだお料理でも3分くらいで出てきてしまうから不思議・・・
ランゴスティーヌのリゾット 。濃厚なアメリケーヌソースがしみこんでいます。
赤ワインも進みます。
イベリコ豚の赤ワイン煮。脂の部分をこんがり焼いてあるのですが、切るとふんわりやわらか。この食感と麦のリゾット、濃厚なふんわりソースがたまりません。
ガラス張りのオープンキッチンから調理している様子が見えますが、わずか1坪ほどのキッチンから、こんなにグレード高い料理が出てくるとは驚きました。ポーションが小さいことを除けば、料理自体は☆付きレストランレベルの繊細な仕事をしています。これが一皿3ユーロほどなのですから、まったくビルバオの住人がうらやましくなってしまいます。
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「Bitoque」
Rodriguez Arias,32
944 418 830
April 28, 2009
リオ・オハ@ビルバオ
ホテルからすぐ近くのトラムに乗って旧市街まで行ってみました。
トラムは市内の川沿いを走っていて、旧市街までは15分くらいです。


新市街と旧市街を隔てる橋を渡り、石畳の細い路地があらわれます。
ちょっと路地を入るとバルや小さな店が立ち並ぶ細い道が沢山あります。
夜9時でもこの明るさですから、夜はまだこれからのようです。


そのうちの1軒のバル「リオ・オハ」に入ってみました。家族経営で創業50年の老舗。
Uの字型の長い立ち飲みカウンターにずらりと並んだ煮み系の大皿料理は食欲をそそり、どれを頼もうか迷います。


まずは、ビールで喉を潤します。パンが出されました。


いか墨煮込みといわしのオイル漬けを頼みました。いか墨がたまらなく美味しくて、墨のソースはパンで何度もぬぐい平らげたくなってしまいました。


牛テール煮込みも柔らかくてとろとろです。ここは、一皿の量が多めなので、大人数ではいいですが、一人だと調節してもらった方が良さそうです。古きよき時代から受け継いでいる味を目あてに沢山の常連ひっきりなしにやってきて、帰る頃にはすごくにぎやかな店内になっていました。

食後、カテドラルの周りを散歩してから、もう1軒バルに入りました。
生ハムが天井に沢山つるしてあるワインバルで、ピンチョスをつまみながら、イベリコハムのスライスをオーダーすると、スペイン男性が、お前は日本人かと話しかけてきて、もっと旨い食べ方があるんだよと、いろいろ頼んでくれました。


厚切りの仔牛肉にフォアグラをのせたもの。生ハムは、そのまま食べても美味しいけれど、トマトソースとガーリックを塗ったバケットにのせて食べるのが一番旨いんだ。とワインと一緒にごちそうしてくれました。バルの雰囲気って気さくでいいな♪


これからきままな美食の旅がはじまりま〜す。
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「Rio−Oja」
Perro,4
944 150 871
トラムは市内の川沿いを走っていて、旧市街までは15分くらいです。
新市街と旧市街を隔てる橋を渡り、石畳の細い路地があらわれます。
ちょっと路地を入るとバルや小さな店が立ち並ぶ細い道が沢山あります。
夜9時でもこの明るさですから、夜はまだこれからのようです。
そのうちの1軒のバル「リオ・オハ」に入ってみました。家族経営で創業50年の老舗。
Uの字型の長い立ち飲みカウンターにずらりと並んだ煮み系の大皿料理は食欲をそそり、どれを頼もうか迷います。
まずは、ビールで喉を潤します。パンが出されました。
いか墨煮込みといわしのオイル漬けを頼みました。いか墨がたまらなく美味しくて、墨のソースはパンで何度もぬぐい平らげたくなってしまいました。

牛テール煮込みも柔らかくてとろとろです。ここは、一皿の量が多めなので、大人数ではいいですが、一人だと調節してもらった方が良さそうです。古きよき時代から受け継いでいる味を目あてに沢山の常連ひっきりなしにやってきて、帰る頃にはすごくにぎやかな店内になっていました。
食後、カテドラルの周りを散歩してから、もう1軒バルに入りました。
生ハムが天井に沢山つるしてあるワインバルで、ピンチョスをつまみながら、イベリコハムのスライスをオーダーすると、スペイン男性が、お前は日本人かと話しかけてきて、もっと旨い食べ方があるんだよと、いろいろ頼んでくれました。
厚切りの仔牛肉にフォアグラをのせたもの。生ハムは、そのまま食べても美味しいけれど、トマトソースとガーリックを塗ったバケットにのせて食べるのが一番旨いんだ。とワインと一緒にごちそうしてくれました。バルの雰囲気って気さくでいいな♪
これからきままな美食の旅がはじまりま〜す。
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「Rio−Oja」
Perro,4
944 150 871
April 27, 2009
バスクへの旅のはじまり
GW前からバスク地方に行ってきました。
バスクは、ピレネー山脈から大西洋はビスケー湾へと続く、スペインとフランスの国境辺りの地域ですが、スペインとフランス、海側、山側によっても全然雰囲気が違います。もともとは、バスク語という独特の言葉を持つ文化圏で、特に食に対する意識が高く、以前から興味を持っていました。
いろいろルートはありますが、今回は、フランクフルト経由でまずスペイン山側のビルバオから入ることにしました。
成田からフランクフルトへのルフトハンザのビジネスクラスの機内食。
和食ですが、前よりバリエーションが少なくなった気がします。前はお寿司ばかりでなく、懐石風だったんだけど。


でも、洋食よりは和食をチョイスするのがベスト。
チーズとフルーツ。
アメニティーもスリッパがなかったり、(日本人クルー以外に頼むと持ってきてくれます)化粧品が簡素になっていました。
サーチャージは下がったけれど、経費削減なのでしょうか。

フランクフルトからビルバオまでは、1時間半のフライト。野菜たっぷりのサラダが出ました。バジル風味のケーキは微妙な味です。でも、ルフトハンザは、サービス対応がいいので、ヨーロッパ便ではほとんど乗っています。

ビルバオ空港に着いてからタクシー15分くらいで市内へ。ホテルはシェラトン・ビルバオホテル。新市街の入口にあります。


お部屋はジュニアスイートにUPされました。内装はシンプルな造りです。入口側に大きな作りつけの書斎テーブルとネスプレッソなどもありました。浴室はシャワーブースもあり、ダブルシンク、バスタブにジャグジー機能が付いているのがよかったです。
窓からの景色は、ネルヴィオン川と整備された新興住宅街や公園が見えます。さらに開発し続ける風景と20世紀初頭の優美な建築物の先には、カテドラルを囲んだ旧市街が広がっています。


トラムの駅や、ショッピングセンターも近いので、立地的に便利。
ここから旧市街まで、夕食を食べに行くことにしました。
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バスクは、ピレネー山脈から大西洋はビスケー湾へと続く、スペインとフランスの国境辺りの地域ですが、スペインとフランス、海側、山側によっても全然雰囲気が違います。もともとは、バスク語という独特の言葉を持つ文化圏で、特に食に対する意識が高く、以前から興味を持っていました。
いろいろルートはありますが、今回は、フランクフルト経由でまずスペイン山側のビルバオから入ることにしました。
成田からフランクフルトへのルフトハンザのビジネスクラスの機内食。
和食ですが、前よりバリエーションが少なくなった気がします。前はお寿司ばかりでなく、懐石風だったんだけど。
でも、洋食よりは和食をチョイスするのがベスト。
チーズとフルーツ。
アメニティーもスリッパがなかったり、(日本人クルー以外に頼むと持ってきてくれます)化粧品が簡素になっていました。
サーチャージは下がったけれど、経費削減なのでしょうか。
フランクフルトからビルバオまでは、1時間半のフライト。野菜たっぷりのサラダが出ました。バジル風味のケーキは微妙な味です。でも、ルフトハンザは、サービス対応がいいので、ヨーロッパ便ではほとんど乗っています。
ビルバオ空港に着いてからタクシー15分くらいで市内へ。ホテルはシェラトン・ビルバオホテル。新市街の入口にあります。
お部屋はジュニアスイートにUPされました。内装はシンプルな造りです。入口側に大きな作りつけの書斎テーブルとネスプレッソなどもありました。浴室はシャワーブースもあり、ダブルシンク、バスタブにジャグジー機能が付いているのがよかったです。
窓からの景色は、ネルヴィオン川と整備された新興住宅街や公園が見えます。さらに開発し続ける風景と20世紀初頭の優美な建築物の先には、カテドラルを囲んだ旧市街が広がっています。
トラムの駅や、ショッピングセンターも近いので、立地的に便利。
ここから旧市街まで、夕食を食べに行くことにしました。
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April 25, 2009
江南飯店@衣笠
中華では、定期的に通っているお店、「江南飯店」に行きました。

今回は「お茶とスイーツを楽しむ」がテーマで、中国茶に精髄しているお方の企画でお誘い頂きました。自前の茶器も素晴らしいです。

まずは、この器で安渓烏龍茶 を頂きました。その中でも特級の非常に高価な茶葉で、肉厚。表面は波打っていて、濃い緑色。半発酵なので、紅茶の甘みと緑茶の香りを併せ持つ、独特の旨味が特徴です。 可憐なスミレにような香りを感じさせました。お料理の前に香りを楽しみました。
車海老の紅白仕立て
一皿目から濃厚なお料理。海老チリと海老マヨのコンビは食欲そそる一品。
特にエビマヨの海老の大きいこと。エビチリの味つけは、甘味と辛味のバランスがいいです。

こんなにぷりぷりで、海老マヨにはマンゴーや松の実がアクセント。
海老チリもワンタン揚げとオレンジの香りがうま味を引き立てます。

それから2種のお茶を入れて頂きました。
あっさりすっきりな青茶はお料理のお口直しに、炭茶は香ばしい香りと苦みがあり、濃い目の味付けのお料理を引き立てます。


どちらも香りが素晴らしく交互に飲んではお料理を頂く・・・

ふかひれと海鮮のアボガドスープ
濃厚な上湯とクリーミーなアボガドのスープに、海老やイカ、ふかひれの金糸が入っています。

とろりとした優しいうま味の溶けるスープで、こちらは青茶を合わせると、さらに繊細な上湯の味が感じられます。

そして、スイーツ登場。ここの名スイーツの柳枝甘露
どんぶりくらいのたっぷりポーションです。

杏仁豆腐、マンゴープリン、タピオカ、葛餅、ナタデココ、ライチ、グレープフルーツとココナッツミルクでとっても具沢山な王道。
あっさり甘さ控えめなので、するすると入ってしまいます。幸せ満足気分♪

続いて、林檎のコンポートととろとろキクラゲ仕立て

甘く煮込んだ林檎にスライスした林檎がのせてあります。
添えてあるお花が可愛いですね。
白キクラゲはとろりと煮詰め、かすかに塩味を感じる金華ハムの香り。
このコンビネーションがたまりません。

繊細なスイーツの後には、焼き餃子。
厚めの皮で包んだ餡から肉汁がたっぷり溢れます。
何もつけなくてもそのままでジューシー美味しいです。
一皿独り占めして、ビールを飲みたい気分♪

ホタテ貝とエビのカリカリ焼きそば
海鮮焼きそばは通常塩味なのですが、夏の名物へちま焼きそばを、茄子に変えて、少し醤油風味に。カリカリに焼いた麺と具沢山の海鮮餡がからみあって、
とっても美味しい。甘味の後の塩味は食欲を増進します。

さらに登場した鶏の旨煮あんかけご飯
柔らかく蒸した鶏肉を五香を利かせて煮込み、ニンニク青菜炒めと共に。
これは、週替わりランチ限定メニューらしいですが、くせになるほど美味しかった。何杯もおかわりしてしまいました。

女児紅ココナッツのブラマンジェ
シンプルですが、これぞという濃厚さが素晴らしい。

女児紅とは紹興酒の種類です。甘味が強く紹興酒というよりもブランデーを感じるような香りですが、こちらを煮詰めたソースと、クリーミーなブラマンジェは大人の味です。自家製の米麹から醸す香りもアクセントになっています。


〆は、福青山茶ゼリー
香り高いお茶と氷砂糖だけのぷるぷるゼリーですが、濃厚に入れようとすると、冷やした時に濁ってしまうので、温度や葉の量など難しいはず。香りを生かし、クリアなゼリーです。


いつ行っても江南飯店ラブです
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「江南飯店」
今回は「お茶とスイーツを楽しむ」がテーマで、中国茶に精髄しているお方の企画でお誘い頂きました。自前の茶器も素晴らしいです。
まずは、この器で安渓烏龍茶 を頂きました。その中でも特級の非常に高価な茶葉で、肉厚。表面は波打っていて、濃い緑色。半発酵なので、紅茶の甘みと緑茶の香りを併せ持つ、独特の旨味が特徴です。 可憐なスミレにような香りを感じさせました。お料理の前に香りを楽しみました。
車海老の紅白仕立て
一皿目から濃厚なお料理。海老チリと海老マヨのコンビは食欲そそる一品。
特にエビマヨの海老の大きいこと。エビチリの味つけは、甘味と辛味のバランスがいいです。
こんなにぷりぷりで、海老マヨにはマンゴーや松の実がアクセント。
海老チリもワンタン揚げとオレンジの香りがうま味を引き立てます。
それから2種のお茶を入れて頂きました。
あっさりすっきりな青茶はお料理のお口直しに、炭茶は香ばしい香りと苦みがあり、濃い目の味付けのお料理を引き立てます。
どちらも香りが素晴らしく交互に飲んではお料理を頂く・・・
ふかひれと海鮮のアボガドスープ
濃厚な上湯とクリーミーなアボガドのスープに、海老やイカ、ふかひれの金糸が入っています。
とろりとした優しいうま味の溶けるスープで、こちらは青茶を合わせると、さらに繊細な上湯の味が感じられます。
そして、スイーツ登場。ここの名スイーツの柳枝甘露
どんぶりくらいのたっぷりポーションです。
杏仁豆腐、マンゴープリン、タピオカ、葛餅、ナタデココ、ライチ、グレープフルーツとココナッツミルクでとっても具沢山な王道。
あっさり甘さ控えめなので、するすると入ってしまいます。幸せ満足気分♪
続いて、林檎のコンポートととろとろキクラゲ仕立て
甘く煮込んだ林檎にスライスした林檎がのせてあります。
添えてあるお花が可愛いですね。
白キクラゲはとろりと煮詰め、かすかに塩味を感じる金華ハムの香り。
このコンビネーションがたまりません。
繊細なスイーツの後には、焼き餃子。
厚めの皮で包んだ餡から肉汁がたっぷり溢れます。
何もつけなくてもそのままでジューシー美味しいです。
一皿独り占めして、ビールを飲みたい気分♪
ホタテ貝とエビのカリカリ焼きそば
海鮮焼きそばは通常塩味なのですが、夏の名物へちま焼きそばを、茄子に変えて、少し醤油風味に。カリカリに焼いた麺と具沢山の海鮮餡がからみあって、
とっても美味しい。甘味の後の塩味は食欲を増進します。
さらに登場した鶏の旨煮あんかけご飯
柔らかく蒸した鶏肉を五香を利かせて煮込み、ニンニク青菜炒めと共に。
これは、週替わりランチ限定メニューらしいですが、くせになるほど美味しかった。何杯もおかわりしてしまいました。
女児紅ココナッツのブラマンジェ
シンプルですが、これぞという濃厚さが素晴らしい。
女児紅とは紹興酒の種類です。甘味が強く紹興酒というよりもブランデーを感じるような香りですが、こちらを煮詰めたソースと、クリーミーなブラマンジェは大人の味です。自家製の米麹から醸す香りもアクセントになっています。
〆は、福青山茶ゼリー
香り高いお茶と氷砂糖だけのぷるぷるゼリーですが、濃厚に入れようとすると、冷やした時に濁ってしまうので、温度や葉の量など難しいはず。香りを生かし、クリアなゼリーです。
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「江南飯店」
〒238-0031 神奈川県 横須賀市衣笠栄町1-22-16
TEL / FAX : 046-852-9595
April 24, 2009
すし匠まさ@西麻布
深夜までやっているお寿司店は、仕事帰りにふらりと寄りたくなります。
「すし匠」だといつも四谷に行っていましたが「すし匠まさ」は深夜3時までやっている残業系には強い味方。
しかし、わずか7席しかない人気店なので、ネタ切れの時は、お断りされることも。この日ももうほとんどネタがないので4組お断りしてます。というのをご無理言って行きました。そして、席が空くまで2時間ほど待ちました。




まずは、明石の煮蛸と海ぶどう、鯛と平目でスタート。
蛸柔らかくて美味しい。これ最後の1足。
おまかせのみですが、いろんなネタをいろんな調理法で出してくださいます。
ほんとネタが少ないのですみませんと言ってました。
いつもは常に40〜50種くらい出てくるそうです。
塩水の雲丹と蒸しアワビ
うにが甘くてとろけます。蒸し鮑の柔らかいのなんのって・・・
旨味が凝縮しています。


稚鮎焼きと小肌
小肌のとろけること・・・青魚好きですが、全部売り切れ。これも1貫だけ取っておいてくださったので感謝。次回は5貫食べたいというくらい美味しい。


帆立の卵巣とミル貝
帆立の卵巣はこの時期だけの珍味。口に入れると、雲丹のようにとろけるクリーミーな美味しさ。ミル貝のシコシコ歯ごたえもいいです。


何の西京漬けだか忘れてしまったのですが、脂がのっていてお酒がすすみました。いかとげそも柔らかい。


蛍イカ焼きとのどぐろの昆布〆
ホタルイカは炙ると、みそが凝縮して酒の肴です。
昆布〆も美味。


のどぐろを焼いたもの。あん肝はもう終焉です。


太刀魚だったかな〜。失念。。。
とにかく美味しかった。


みる貝のひも焼きとマグロづけ
みる貝の旨味凝縮。ぬめりを取るために手間かけてます。
マグロは赤身づけです。マグロ全部終了で明日のヅケ分で、仕込めてないですとおっしゃっていましたが、口の中で溶けました。


かわはぎの肝のせときんめ鯛
仕込みに何時間もかかっているのに口に入ると3秒でなくなってしまう・・・
お寿司の醍醐味ってほんと貴重です。


赤貝のひもきゅうと穴子
赤貝もひもしか残ってないんです。アナゴももっと肉厚な所があるんですが、細いとこだけ。と残り物にも福がある♪の旨さです。


とろたく巻としじみ汁


玉子で〆ました。

っていうか、ネタないのに頑張ってくださいました。ありがとうございます。
お漬け物やつまみもいろいろ出てきて、ちびちび酒のみに楽しめるお店。
いろいろわがまま言っちゃいましたが堪能できました。
また再訪したいです。
「すし匠まさ」
港区西麻布4-1-15 セブン西麻布 B1F
03-3499-9178
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「すし匠」だといつも四谷に行っていましたが「すし匠まさ」は深夜3時までやっている残業系には強い味方。
しかし、わずか7席しかない人気店なので、ネタ切れの時は、お断りされることも。この日ももうほとんどネタがないので4組お断りしてます。というのをご無理言って行きました。そして、席が空くまで2時間ほど待ちました。

まずは、明石の煮蛸と海ぶどう、鯛と平目でスタート。
蛸柔らかくて美味しい。これ最後の1足。
おまかせのみですが、いろんなネタをいろんな調理法で出してくださいます。
ほんとネタが少ないのですみませんと言ってました。
いつもは常に40〜50種くらい出てくるそうです。
塩水の雲丹と蒸しアワビ
うにが甘くてとろけます。蒸し鮑の柔らかいのなんのって・・・
旨味が凝縮しています。
稚鮎焼きと小肌
小肌のとろけること・・・青魚好きですが、全部売り切れ。これも1貫だけ取っておいてくださったので感謝。次回は5貫食べたいというくらい美味しい。
帆立の卵巣とミル貝
帆立の卵巣はこの時期だけの珍味。口に入れると、雲丹のようにとろけるクリーミーな美味しさ。ミル貝のシコシコ歯ごたえもいいです。
何の西京漬けだか忘れてしまったのですが、脂がのっていてお酒がすすみました。いかとげそも柔らかい。
蛍イカ焼きとのどぐろの昆布〆
ホタルイカは炙ると、みそが凝縮して酒の肴です。
昆布〆も美味。
のどぐろを焼いたもの。あん肝はもう終焉です。
太刀魚だったかな〜。失念。。。
とにかく美味しかった。
みる貝のひも焼きとマグロづけ
みる貝の旨味凝縮。ぬめりを取るために手間かけてます。
マグロは赤身づけです。マグロ全部終了で明日のヅケ分で、仕込めてないですとおっしゃっていましたが、口の中で溶けました。
かわはぎの肝のせときんめ鯛
仕込みに何時間もかかっているのに口に入ると3秒でなくなってしまう・・・
お寿司の醍醐味ってほんと貴重です。
赤貝のひもきゅうと穴子
赤貝もひもしか残ってないんです。アナゴももっと肉厚な所があるんですが、細いとこだけ。と残り物にも福がある♪の旨さです。
とろたく巻としじみ汁
玉子で〆ました。
っていうか、ネタないのに頑張ってくださいました。ありがとうございます。
お漬け物やつまみもいろいろ出てきて、ちびちび酒のみに楽しめるお店。
いろいろわがまま言っちゃいましたが堪能できました。
また再訪したいです。
「すし匠まさ」
港区西麻布4-1-15 セブン西麻布 B1F
03-3499-9178
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April 22, 2009
ヴォーロ・コズィ@白山
うららかな春の陽射し。白山にある「ヴォーロ・コズィ」にランチで行ってきました。代々木上原のヴォナ・ヴィータのシェフだった西口シェフがイタリアから戻って開いたリストランテ。開店当初は全国のイタリアンシェフがこぞって視察に訪れたらしい・・・とにかく実力派のシェフです。

以前訪れたのは夜でしたが、昼は女性客がメインで満席でした。
スプマンテとチーズの自家製グリッシーニを頂きながら、メニュー選び。
画像にはないですが、このグリッシーニが美味しくて食欲をかきたてます。
ランチメニューは3800円からですが、前菜、パスタが2種の6500円のコースにしました。
アミューズで、白レバーペーストと一口ピザパイ。真ん中のスティックは、セロリをチキンブイヨンで煮てから、マリネ漬けした感じ。

さらにアミューズでグリーンアスパラのスープ
チキンブイヨンとグリーンアスパラのまろやかな優しい味わいのスープ。
クルトンとアスパラの歯ごたえ。オリーブオイルが香り立ってアクセントになっていました。

そして、ヴェネツィア風魚介の盛り合わせ
ヴェネツィアというとバーカロで、いろいろ一口つまみを楽しんだのを思い出しますが、ここのアンティパストミストはほんと繊細です。上から時計周りに、オマール海老のマリネ、花ズッキーニの詰め物、カジキマグロのスモーク、タラのパテ、ホタテのロースト、ウナギのマリネ、小アジのフリット、タコのテリーヌ、真ん中はボタンエビのマリネキャビア添え。

一品一品丁寧に調理されていて、どれを頂こうか迷います。
でも、あっさりめの味付けでどれから頂いてもバランスよく、その素材の味が感じられます。特にタコのテリーヌは最高!シンプルながらにもどうやって作るんだろうなって・・・一本足をうまく円形につなぎ合わせているのですね。
友人はタコ嫌いだったのですがうまい!と絶賛していました。
ウナギやズッキーニのドレサージュも素敵。花ズッキーニにイカと野菜を丁寧に詰めています。
ホタテに軽いローズマリー風味とか、ハーブの使い方もすごくいいです。
カジキマグロの脂や水分を落とし、旨味を凝縮した燻製加減も素晴らしい。
前菜でこれだけ充実しているのが満足度高しです。


前菜2皿目は、フォアグラのムースと豚肉のパテ・ド・カンパーニュ
これは、フレンチですね。なめらかなフォアグラのムースは、クリーミーで自家製ブリオッシュとの相性もいいです。そして、豚肉のいろんな部位を使ったテリーヌ。ほのかな酸味としっとりとした肉質が感じられる一品。厚切りで食べたくなってしまいます。添えられたパルミジャーノのチップスがワインがすすむ。。。

ワインは、カザルフェッロ2004
思ったより濃厚で果実味と樽感が味わえました。

パスタ1品目は、オマール海老のラザニア
ココットの中には熱々で、こんがりチーズの焼けた香りがたちこめます。

中は、オマールの味噌と身のラグーソースが薄く伸ばされたラザニアに
何層にも重ねられ、その香りはもちろん、旨味がぐぐっとパスタにしみこんでいて、一口運ぶごとに幸せな気分になってきます

パスタ2皿目は、ポレンタとタレッジョチーズのラビオリ
花形の薄いラビオリの中に、細かいポレンタとチーズの香り。
出来たて、湯でたてだからこそ、シンプルで美味しい。
これにパルメザンの微妙な塩加減が加わって、パスタの弾力を引き立てています。

メインは、牛ヒレのロースト ホワイトアスパラと菜の花のソテー
まず、ホワイトアスパラの太さに驚きました。直径3センチはありましたから^^;
それが、繊維質も感じることなく、しっかり柔らかなんです。
牛フィレも赤身の極やわらかな部分だけをゆっくり火入れした感じで、甘い肉汁がとろけます。
そこに春の菜の花の苦味が加わってバランスいいこと。

ここのメインは、以前ヤギの赤ワイン煮込みを頂きましたが、フレンチ技法なのね。単に焼くだけでなく、素材のマイナスな部分をプラスプラスに引き出すように、丁寧に調理しています。フレンチのようにソースでごまかせないからこそ、
あくまでもシンプルに。
ドルチェは盛り合わせを頂きました。
温かい砂のケーキ、アーモンドのセミブレッド、パッションフルーツのアイス、
パンナコッタ。砂のケーキはトウモロコシ粉を使っているそうです。
さっくり感がいいですね。

追加でアップルパイも。
厚切りのリンゴをこってり甘めに煮詰めて、マスカルポーネのアイスと共に、薄生地のサクサクのパイで二枚貝のようにはさんであります。

食後は、紅茶と小菓子。

ランチなのにディナーコースで食べちゃった!
終了16時半ですから(笑)
お酒はちょっと高めですが、細かなサービスやクラシックな雰囲気で、満足できました。
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「ヴォーロ コズィ」
文京区白山4-37-22
TEL 03-5319-3351
以前訪れたのは夜でしたが、昼は女性客がメインで満席でした。
スプマンテとチーズの自家製グリッシーニを頂きながら、メニュー選び。
画像にはないですが、このグリッシーニが美味しくて食欲をかきたてます。
ランチメニューは3800円からですが、前菜、パスタが2種の6500円のコースにしました。
アミューズで、白レバーペーストと一口ピザパイ。真ん中のスティックは、セロリをチキンブイヨンで煮てから、マリネ漬けした感じ。
さらにアミューズでグリーンアスパラのスープ
チキンブイヨンとグリーンアスパラのまろやかな優しい味わいのスープ。
クルトンとアスパラの歯ごたえ。オリーブオイルが香り立ってアクセントになっていました。
そして、ヴェネツィア風魚介の盛り合わせ
ヴェネツィアというとバーカロで、いろいろ一口つまみを楽しんだのを思い出しますが、ここのアンティパストミストはほんと繊細です。上から時計周りに、オマール海老のマリネ、花ズッキーニの詰め物、カジキマグロのスモーク、タラのパテ、ホタテのロースト、ウナギのマリネ、小アジのフリット、タコのテリーヌ、真ん中はボタンエビのマリネキャビア添え。
一品一品丁寧に調理されていて、どれを頂こうか迷います。
でも、あっさりめの味付けでどれから頂いてもバランスよく、その素材の味が感じられます。特にタコのテリーヌは最高!シンプルながらにもどうやって作るんだろうなって・・・一本足をうまく円形につなぎ合わせているのですね。
友人はタコ嫌いだったのですがうまい!と絶賛していました。
ウナギやズッキーニのドレサージュも素敵。花ズッキーニにイカと野菜を丁寧に詰めています。
ホタテに軽いローズマリー風味とか、ハーブの使い方もすごくいいです。
カジキマグロの脂や水分を落とし、旨味を凝縮した燻製加減も素晴らしい。
前菜でこれだけ充実しているのが満足度高しです。
前菜2皿目は、フォアグラのムースと豚肉のパテ・ド・カンパーニュ
これは、フレンチですね。なめらかなフォアグラのムースは、クリーミーで自家製ブリオッシュとの相性もいいです。そして、豚肉のいろんな部位を使ったテリーヌ。ほのかな酸味としっとりとした肉質が感じられる一品。厚切りで食べたくなってしまいます。添えられたパルミジャーノのチップスがワインがすすむ。。。
ワインは、カザルフェッロ2004
思ったより濃厚で果実味と樽感が味わえました。
パスタ1品目は、オマール海老のラザニア
ココットの中には熱々で、こんがりチーズの焼けた香りがたちこめます。
中は、オマールの味噌と身のラグーソースが薄く伸ばされたラザニアに
何層にも重ねられ、その香りはもちろん、旨味がぐぐっとパスタにしみこんでいて、一口運ぶごとに幸せな気分になってきます

パスタ2皿目は、ポレンタとタレッジョチーズのラビオリ
花形の薄いラビオリの中に、細かいポレンタとチーズの香り。
出来たて、湯でたてだからこそ、シンプルで美味しい。
これにパルメザンの微妙な塩加減が加わって、パスタの弾力を引き立てています。
メインは、牛ヒレのロースト ホワイトアスパラと菜の花のソテー
まず、ホワイトアスパラの太さに驚きました。直径3センチはありましたから^^;
それが、繊維質も感じることなく、しっかり柔らかなんです。
牛フィレも赤身の極やわらかな部分だけをゆっくり火入れした感じで、甘い肉汁がとろけます。
そこに春の菜の花の苦味が加わってバランスいいこと。
ここのメインは、以前ヤギの赤ワイン煮込みを頂きましたが、フレンチ技法なのね。単に焼くだけでなく、素材のマイナスな部分をプラスプラスに引き出すように、丁寧に調理しています。フレンチのようにソースでごまかせないからこそ、
あくまでもシンプルに。
ドルチェは盛り合わせを頂きました。
温かい砂のケーキ、アーモンドのセミブレッド、パッションフルーツのアイス、
パンナコッタ。砂のケーキはトウモロコシ粉を使っているそうです。
さっくり感がいいですね。
追加でアップルパイも。
厚切りのリンゴをこってり甘めに煮詰めて、マスカルポーネのアイスと共に、薄生地のサクサクのパイで二枚貝のようにはさんであります。
食後は、紅茶と小菓子。
ランチなのにディナーコースで食べちゃった!
終了16時半ですから(笑)
お酒はちょっと高めですが、細かなサービスやクラシックな雰囲気で、満足できました。
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「ヴォーロ コズィ」
文京区白山4-37-22
TEL 03-5319-3351
April 15, 2009
チャヤマクロビオティックレストラン@新宿
「チャヤマクロビオティックレストラン」に久々に行きました。
マクロビオティック料理を洋食風に食べやすくアレンジしたメニューです。
メニューには、魚介もありますが、動物性のものは全部はずしてもらって、コースで組み立ててて頂きました。
まずは、お野菜のスープ。お酒を飲む前に、胃を活性化します。
大根・人参・セロリ・牛蒡など根菜がたっぷり入っていて、お野菜とお塩だけで作ったコンソメスープ。この具沢山のスープは追加メニューですが、欠かせない一品です。

一口オードブルはスペルト小麦のサラダ
スペルト小麦大好きなのです。ビネガーでさっぱり。

豆腐と野菜のテリーヌ スプラウトとトマトのサラダ添え
お野菜が入ったなめらかな豆腐をオリーブオイルでソテーし、バジルソースがかかっています。このテリーヌ美味しかった。トマトも完熟で甘いです。

テンペとアスパラのサラダ オーロラソース
テンペは大豆で作った豆板。これをカリッと揚げたり、燻製風にして、ベーコンの食感が味わえます。特製のマクロケチャップとマクロネーズを合わせたオーロラソースで。マクロネーズは卵を使わずに豆乳で作るマヨネーズ風ソースです。

玄米ご飯
ここの玄米は、発芽玄米でないのにもっちり、噛むと甘い味がします。
いろんなマクロビレストランで食べたけれど、ここの炊き方が一番好きです。
たっぷりゴマ塩をかけて頂きます。お代わりしても無料です。

新筍のフリット ふき味噌ソース
柔らかく煮込んだ筍をカリッとフリットにし、ほろ苦いふき味噌のソース。
新筍のわりには、あまり香りが感じられず筋っぽい。
むしろ煮たふきの茎の方が滋味が感じられ美味しかったです。

旬野菜と鉄麩の豆乳クリームポトフ
新牛蒡、新人参、じゃがいもなど、根菜とちょっと苦味のある鉄麩。
玉葱の甘みを生かした豆乳ベースのクリームシチューです。

デザートは、苺のショートケーキとミックスベリーの豆乳ブラマンジェ
どちらも、卵・生クリーム、バター、白砂糖などは一切使っていません。
バターや卵を使わないとスポンジも膨らまないし、固いタルトしかできないのですが、ここのスポンジはしっとりしていて、苺もたっぷり入っていて美味しいです。スイーツは結構限界があるんですけどね。

穀物コーヒーと共に頂きました。
お砂糖はメイプルシュガー、ミルクはブラウンライスを使ってあります。
マクロビ食でもこれだけ盛り付けが綺麗だと、楽しめます。
せっかく先日、マクロビ教室で写真の講義を受けたのに、一眼カメラ持って行ったら、メモリーカードが入ってなくて(笑)、携帯カメラで撮るはめになりました(残念)
でも、美味しく美しいマクロビオティック料理はフレンチ風でも楽しめるのが嬉しいです。
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「チャヤ マクロビオティックレストラン」
新宿区新宿3−14−1 新宿伊勢丹本館7階
03−3357−0014
マクロビオティック料理を洋食風に食べやすくアレンジしたメニューです。
メニューには、魚介もありますが、動物性のものは全部はずしてもらって、コースで組み立ててて頂きました。
まずは、お野菜のスープ。お酒を飲む前に、胃を活性化します。
大根・人参・セロリ・牛蒡など根菜がたっぷり入っていて、お野菜とお塩だけで作ったコンソメスープ。この具沢山のスープは追加メニューですが、欠かせない一品です。
一口オードブルはスペルト小麦のサラダ
スペルト小麦大好きなのです。ビネガーでさっぱり。
豆腐と野菜のテリーヌ スプラウトとトマトのサラダ添え
お野菜が入ったなめらかな豆腐をオリーブオイルでソテーし、バジルソースがかかっています。このテリーヌ美味しかった。トマトも完熟で甘いです。
テンペとアスパラのサラダ オーロラソース
テンペは大豆で作った豆板。これをカリッと揚げたり、燻製風にして、ベーコンの食感が味わえます。特製のマクロケチャップとマクロネーズを合わせたオーロラソースで。マクロネーズは卵を使わずに豆乳で作るマヨネーズ風ソースです。
玄米ご飯
ここの玄米は、発芽玄米でないのにもっちり、噛むと甘い味がします。
いろんなマクロビレストランで食べたけれど、ここの炊き方が一番好きです。
たっぷりゴマ塩をかけて頂きます。お代わりしても無料です。
新筍のフリット ふき味噌ソース
柔らかく煮込んだ筍をカリッとフリットにし、ほろ苦いふき味噌のソース。
新筍のわりには、あまり香りが感じられず筋っぽい。
むしろ煮たふきの茎の方が滋味が感じられ美味しかったです。
旬野菜と鉄麩の豆乳クリームポトフ
新牛蒡、新人参、じゃがいもなど、根菜とちょっと苦味のある鉄麩。
玉葱の甘みを生かした豆乳ベースのクリームシチューです。

デザートは、苺のショートケーキとミックスベリーの豆乳ブラマンジェ
どちらも、卵・生クリーム、バター、白砂糖などは一切使っていません。
バターや卵を使わないとスポンジも膨らまないし、固いタルトしかできないのですが、ここのスポンジはしっとりしていて、苺もたっぷり入っていて美味しいです。スイーツは結構限界があるんですけどね。
穀物コーヒーと共に頂きました。
お砂糖はメイプルシュガー、ミルクはブラウンライスを使ってあります。
マクロビ食でもこれだけ盛り付けが綺麗だと、楽しめます。
せっかく先日、マクロビ教室で写真の講義を受けたのに、一眼カメラ持って行ったら、メモリーカードが入ってなくて(笑)、携帯カメラで撮るはめになりました(残念)
でも、美味しく美しいマクロビオティック料理はフレンチ風でも楽しめるのが嬉しいです。
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「チャヤ マクロビオティックレストラン」
新宿区新宿3−14−1 新宿伊勢丹本館7階
03−3357−0014
April 12, 2009
神天龍@渋谷
明治神宮に久しぶりに訪れました。
初夏の風が吹くいい天気。参宮橋口から参道に入り、緑の中から木漏れ日とマイナスイオンいっぱいの空気を吸いながら散歩しました。

本殿までは15分くらい歩きます。
ほんと空気が気持ちいい。入口です。

休日は沢山の人が訪れていて、結婚式も行われていました。
白無垢のつの隠しをかぶった花嫁は美しかったです。
お札の供養をした後に、お参りしました。

夕方、先月渋谷にOpenした中華のお店に行ってみました。
「神天龍」というこじんまりしたお店です。
サービスで一人用の茶葉入りのポットが出てくるのがうれしいです。
しかもおかわり自由。


一品料理も頂きたかったのですが、いろいろ寄り道帰りだったので、軽くオーダーしました。
焼き棒餃子
具沢山でニラや挽肉、春雨などたっぷり入っています。
何もつけずにそのまま食べても美味しいです。これは、小龍包や春巻きも期待できそう。

五目焼きそば
なぜか新店では五目焼きそばで料理の基準を判断してしまう私。
こちらのは、細麺をゆでパリパリ焼きしたあとに、熱した土鍋に麺と具あんをのせてありじゅうじゅうで運ばれてきます。熱々で、時間がたっても麺やあんがしなりとならないのがいいです。
ぷりぷりの海老や焼き豚も美味しかった。火の使い方からして、きっと炒飯も美味しいんだろうなと思いました。

スープも欲しいなとオーダーしようと思ったら、ちゃんときました。
とき卵のスープですが、こちらも美味。
デザートはマンゴープリン
シンプルですが、濃厚でクリーミーなマンゴープリンです。
甘み控え目で量もたっぷりでした。

コスパもいいので、次回再訪してみたいと思いました。
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「神天龍」
渋谷区渋谷2−9−17 第106東京ビルB1
03−6419−4060
初夏の風が吹くいい天気。参宮橋口から参道に入り、緑の中から木漏れ日とマイナスイオンいっぱいの空気を吸いながら散歩しました。
本殿までは15分くらい歩きます。
ほんと空気が気持ちいい。入口です。
休日は沢山の人が訪れていて、結婚式も行われていました。
白無垢のつの隠しをかぶった花嫁は美しかったです。
お札の供養をした後に、お参りしました。
夕方、先月渋谷にOpenした中華のお店に行ってみました。
「神天龍」というこじんまりしたお店です。
サービスで一人用の茶葉入りのポットが出てくるのがうれしいです。
しかもおかわり自由。

一品料理も頂きたかったのですが、いろいろ寄り道帰りだったので、軽くオーダーしました。
焼き棒餃子
具沢山でニラや挽肉、春雨などたっぷり入っています。
何もつけずにそのまま食べても美味しいです。これは、小龍包や春巻きも期待できそう。
五目焼きそば
なぜか新店では五目焼きそばで料理の基準を判断してしまう私。
こちらのは、細麺をゆでパリパリ焼きしたあとに、熱した土鍋に麺と具あんをのせてありじゅうじゅうで運ばれてきます。熱々で、時間がたっても麺やあんがしなりとならないのがいいです。
ぷりぷりの海老や焼き豚も美味しかった。火の使い方からして、きっと炒飯も美味しいんだろうなと思いました。
スープも欲しいなとオーダーしようと思ったら、ちゃんときました。
とき卵のスープですが、こちらも美味。
デザートはマンゴープリン
シンプルですが、濃厚でクリーミーなマンゴープリンです。
甘み控え目で量もたっぷりでした。
コスパもいいので、次回再訪してみたいと思いました。
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「神天龍」
渋谷区渋谷2−9−17 第106東京ビルB1
03−6419−4060
April 11, 2009
マクロビオティック料理写真教室@蒲田
蒲田にあるG-Veggieというマクロビオティック料理教室で、「プロのカメラマンに学ぶ とびきり美味しそうな料理写真を撮ろう!! & マクロビオティックLunch 」
というテーマで、1Dayレッスンに行ってきました。
普段作ったり、お店で頂くお料理を綺麗に撮影するためのコツをお料理写真専門のカメラマンが丁寧に教えてくださいました。
http://blog.g-veggie.com/?day=20090316
普段レストランなどで、なにげなく撮っている写真も技法ひとつで美味しく見えたり、そうでなかったり・・・特に料理のレシピ本などは、写真を見て、この料理作ってみたいな〜とお手本に作るわけですから、わかりやすく、かつ見栄えのある構図も難しいところ。
《Time Table》
11:00〜13:00
(講義&実習) プロカメラマンが教える 料理写真を美味しくとるコツ
●カメラの種類と使い方
●器材の基礎知識
●光の読み方とカメラの位置の関係
●様々な構図の取り方 など…
13:00〜13:45
(マクロLunch) ゆっくり、楽しくいただきましょう♪
13:45〜14:00
(ミニ講義) 「マクロビオティック的、上手な春の過ごし方」


参加した方は一眼レフをお持ちの方が多かったですか、やはり一眼レフで撮るのが一番綺麗に撮れます。コンパクトデジカメや携帯カメラは、立体感が出ないので、料理本来の色や質感が伝わらないことがあります。特にレストランなどの暗照明には弱いですから。
一番綺麗に撮れるのは、逆光で、レフ板を使って影を修正しながら、手ぶれしないように三脚で固定するわけですが、レストランだとなかなかそうはいきません。
以前レストランブログ用の撮影講習を受けに行ったことはありましたが、技術的なことはあまり学べなかったので、今回は露出補正の仕方などいろいろ勉強になりました。
で、実際撮ってみることに・・・・
今回のメニューは高きびのハンバーグ、サラダ、玄米ご飯と、動物性のものは一切使っていません。野菜と穀類だけでシンプルです。
デジ一で。
いろんなアングルで数枚撮りましたが、優しい色合いと立体感が出ます。
目で見たままの感じが素直に撮れます。しかし、三脚を使っていないので、多少ぶれがあり、目が粗くなっています。

サイバーショット携帯で。
比べてみると一目瞭然。画素数もレンズも違うので当たり前ですが、携帯カメラは白浮きして、接写するほど画面も歪んでしまいます。やはり素材本来の色とつや感が出せるのが一眼の魅力ですね。

続いて、サラダ。
一眼だと葉の透きとおるみずみずしさを感じます。
こちらは三脚を使ってみました。葉の繊維まで見た目と同じようにクリアに撮れます。

携帯カメラ。
こちらは、後の試食の時に盛り付けられたサラダなので、構図は変わりますが、やはり白っぽくなってしまい、尖がった冷たい印象になりがちです。

玄米ご飯
こちらは一眼だけで。
やはりもっちりとした食感と玄米の粒の質感が綺麗にとれます。
携帯カメラだと、修正して米粒の輪郭は出るけれど、もっちり質感は出てきません。撮るのが難しい白米飯で比べてみたいと思いました。

そして、撮影が終わった後は、試食しました。
野菜のスープ
こちらは、携帯カメラで。やっぱり質感がなくて、何のスープかまったくわからないわ。一眼で撮っておけばよかった。

実習で撮影したメニューを食べてからデザートのマンゴープリン。
こちらも携帯カメラ。密度は荒いし、なんだか固い印象です。

お料理写真って難しいです。
特に、レストランは暗い照明のところが多いので、なかなか思ったように撮れないのが現実。いちいちレフ板使ってなんて撮れませんし、一眼は仰々しいので、普段は携帯カメラで撮るのがほとんどです。
今度は暗めの照明でもうまく撮れる技法を教えてほしいなあ・・・
マクロビ料理は美味しかったです。
お料理教室にも通ってみたいと思いましたが、なかなか時間がなくて・・・
普段家では、玄米菜食でいろいろリセットしています。
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というテーマで、1Dayレッスンに行ってきました。
普段作ったり、お店で頂くお料理を綺麗に撮影するためのコツをお料理写真専門のカメラマンが丁寧に教えてくださいました。
http://blog.g-veggie.com/?day=20090316
普段レストランなどで、なにげなく撮っている写真も技法ひとつで美味しく見えたり、そうでなかったり・・・特に料理のレシピ本などは、写真を見て、この料理作ってみたいな〜とお手本に作るわけですから、わかりやすく、かつ見栄えのある構図も難しいところ。
《Time Table》
11:00〜13:00
(講義&実習) プロカメラマンが教える 料理写真を美味しくとるコツ
●カメラの種類と使い方
●器材の基礎知識
●光の読み方とカメラの位置の関係
●様々な構図の取り方 など…
13:00〜13:45
(マクロLunch) ゆっくり、楽しくいただきましょう♪
13:45〜14:00
(ミニ講義) 「マクロビオティック的、上手な春の過ごし方」


参加した方は一眼レフをお持ちの方が多かったですか、やはり一眼レフで撮るのが一番綺麗に撮れます。コンパクトデジカメや携帯カメラは、立体感が出ないので、料理本来の色や質感が伝わらないことがあります。特にレストランなどの暗照明には弱いですから。
一番綺麗に撮れるのは、逆光で、レフ板を使って影を修正しながら、手ぶれしないように三脚で固定するわけですが、レストランだとなかなかそうはいきません。
以前レストランブログ用の撮影講習を受けに行ったことはありましたが、技術的なことはあまり学べなかったので、今回は露出補正の仕方などいろいろ勉強になりました。
で、実際撮ってみることに・・・・
今回のメニューは高きびのハンバーグ、サラダ、玄米ご飯と、動物性のものは一切使っていません。野菜と穀類だけでシンプルです。
デジ一で。
いろんなアングルで数枚撮りましたが、優しい色合いと立体感が出ます。
目で見たままの感じが素直に撮れます。しかし、三脚を使っていないので、多少ぶれがあり、目が粗くなっています。
サイバーショット携帯で。
比べてみると一目瞭然。画素数もレンズも違うので当たり前ですが、携帯カメラは白浮きして、接写するほど画面も歪んでしまいます。やはり素材本来の色とつや感が出せるのが一眼の魅力ですね。
続いて、サラダ。
一眼だと葉の透きとおるみずみずしさを感じます。
こちらは三脚を使ってみました。葉の繊維まで見た目と同じようにクリアに撮れます。
携帯カメラ。
こちらは、後の試食の時に盛り付けられたサラダなので、構図は変わりますが、やはり白っぽくなってしまい、尖がった冷たい印象になりがちです。
玄米ご飯
こちらは一眼だけで。
やはりもっちりとした食感と玄米の粒の質感が綺麗にとれます。
携帯カメラだと、修正して米粒の輪郭は出るけれど、もっちり質感は出てきません。撮るのが難しい白米飯で比べてみたいと思いました。
そして、撮影が終わった後は、試食しました。
野菜のスープ
こちらは、携帯カメラで。やっぱり質感がなくて、何のスープかまったくわからないわ。一眼で撮っておけばよかった。
実習で撮影したメニューを食べてからデザートのマンゴープリン。
こちらも携帯カメラ。密度は荒いし、なんだか固い印象です。
お料理写真って難しいです。
特に、レストランは暗い照明のところが多いので、なかなか思ったように撮れないのが現実。いちいちレフ板使ってなんて撮れませんし、一眼は仰々しいので、普段は携帯カメラで撮るのがほとんどです。
今度は暗めの照明でもうまく撮れる技法を教えてほしいなあ・・・
マクロビ料理は美味しかったです。
お料理教室にも通ってみたいと思いましたが、なかなか時間がなくて・・・
普段家では、玄米菜食でいろいろリセットしています。
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