July 2009

July 30, 2009

ラシェリール@白金3

3年前のプレオープンの時以来で、行きました。
店名のラシェリール「La chierir」とは「深く愛する」の意。
サービスやどの料理も丁寧で、シェフとマダムのお料理やお店に対する信念がこめられている気がします。

アミューズは胡瓜と人参のムース。お野菜の甘みを濃厚なコンソメで閉じ込めてあります。

ラシェリールアミューズ












活ハモのグリエとフルーツトマトのサラダ仕立て ルッコラの香り

この時期旬の鱧を炭火で香ばしく焼き、粒コショウとルッコラソースが引き立てます。フレンチで鱧を使うのは珍しいですが、フルーツトマトの甘さがさらにアクセントになっていました。

鱧のグリエ
















ズワイ蟹と赤ピーマンのパヴァロワ カネロニ仕立てトマトのクーリ

ズッキーニのスライスに包まれたズワイ蟹と赤ピーマンの優しい味のムースは、一緒に頂くとトマトの風味も加わって、ガスパチョのような爽快感。でも、お味は濃厚でクリーミー。目にも美しい一皿です。


ずわい蟹と赤ピーマン
















ミル貝のフラン オマール海老 甲殻類のエマルジョン

ミル貝はレアにスモークし、オマールの甘みと濃厚な甲殻類のスープがたまりません。ふわっ、ぷりっとからむうま味。

ミル貝のフラン
















鮎のポワレ ホウレン草とジャガイモのピューレ

身も厚く脂ののった鮎は綺麗にさばいてカリッとポワレ。ガーリックの利いたポテトのピューレがいい感じ。 これはまじ美味しいです。

鮎のポアレ
















ドンブ産鶉のフォアグラ詰め シンプルなジュ
以前は冬のお料理でワイルドライスとフォアグラを詰めたものを頂きましたが、こちらは、シンプルに夏野菜も添えて軽い仕上がり。

うずらのロースト















仔鳩のロースト 南仏野菜添え 

鳩の内臓もしっかり入っていますが、カリッと脂を落とし、お野菜のソースでこちらも軽めの仕上がり。野菜のソースの味が赤身肉を引き立てます。

仔鳩のロースト















ワインも美味しかった。アバンデセールはコーヒーとバジルシードのフラン。

ワインアバンデセール













赤いフルーツのコンポート  ローズマリーのソルベ
ミントのジュレ フルーツのサラダ ブラッドオレンジのソルベ


赤いフルーツのコンポート.













フロマージュもいろいろ。

フロマージュフロマージュ












優しい笑顔のマダムが迎えてくださいます。
魚介は旬の和の素材をうまくフレンチテイストにアレンジしてありました。夏向けにあっさりとしたお料理でした。

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「ラ・シェリール」

港区白金3−14−10

03−5789−4450



ranmarun at 23:10|PermalinkComments(2)TrackBack(0) フレンチ 

July 24, 2009

フィレンツェ@豪徳寺3

「フィレンツェ」という名の小さなトラットリア。
学生時代から通っているお店です。古きキャンティから独立したシェフが、やっているので、昔ながらのイタリアンが気軽に頂けます。本場フィレンツェは、魚介のお店は少ないですが、ここは魚介メニューが美味しい。

名物はキャプテンズサラダ
今まで何十回食べたかわかりませんが、来たら必ず頼みます。
アサリ、海老、イカ、ムール貝、とびっこなど豊富な魚介とお野菜を特製のドレッシングをたっぷりかけて・・・
このドレッシングが、美味しくて何度通ったか。オニオン、胡麻、人参、ガーリックなどいろいろお野菜が入っているどろっとした醤油風味の和風なドレッシングで、魚介の旨味をひきたてます。でも、ドレッシングレシピは秘密とのこと。

キャプテンズサラダ











ドレッシングは別で購入もできます。パンにつけても、お肉にかけても重宝する魔法の味。


鯛のカルパッチョ
イタリアンハーブの利いたソースで。これも定番ですが、あっさりしてお野菜たっぷり。

鯛のカルパッチョ












秋刀魚のフリット
葱とユズコショウ風味で和風な一皿。

秋刀魚のフリット











仔羊のロースト
ガーリックとハーブを利かせて焼いたラムチョップ。
その下にはソテーした数種類の新鮮なお野菜やきのこがたっぷりで、これまた美味しい。お肉よりお野菜かな。

仔羊のロースト











魚介のトマトスパゲティ
これでもかというほど、魚介のうまみがきっしり詰まったソースにからめてあります。ポーションたっぷりなのも嬉しいです。

魚介のトマトソース












いろいろメニューはあるけれど、いつも同じものしか頼んだことがない(笑)
ハウスワインもデキャンタで1000円台安いし、カジュアルな雰囲気でデイリーで通いたいお店です。
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「フィレンツェ」

世田谷区豪徳寺1-23-12

03-3426-8498

ranmarun at 01:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアン 

July 22, 2009

サンダンデロ@銀座4

山形のイタリアン「アルケッチャーノ」の銀座支店「サンダンデロ」に、奥田シェフが来訪。1か月半前に、シェフの予定を教えて頂いて、予約したので行ってきました。

サンダンデロ位置皿












メニューは、双六みたいな可愛いイラストで描かれていました。
どんな順序で出てくるかはその日の仕入れで変わるそうです。

メニュー















まずは、ワラサ
オリーブオイルとお塩で。

ワラサ















真アジのカッぺリーニ
アジのカッぺリーニって初めて食べました。これもシンプルです。

真アジのカッぺリーニ















茄子と真カレイ
漬物にした茄子の甘みとカレイの歯ごたえがいい組み合わせ。
和テイストです。

茄子と真カレイ















以前も頂いた、牡蠣のモロヘイヤソース
以前より小ぶりの牡蠣ですが、旨味は凝縮していました。

牡蠣モロヘイヤソース















キンメ鯛とイカ
ズッキーニと一緒に軽くローストしてあります。イカが甘く柔らかく美味しかった。

きんめ鯛とイカ
















稚鮎とだだ茶豆のリゾット
小ぶりながらもカリッと焼いた鮎に茶豆のリゾット。バジルソースがたで酢の変わりでしょうか。アクセントです。

稚鮎とだだ茶豆のリゾット















洋山葵のアイスと胡瓜の山葵漬
お口直しにピリリとした味と食感がいいですね。シェフが盛りつけてくださいました。
洋山葵のアイスと胡瓜の山葵漬















桃と生ハムとクリームチーズ
完熟桃の上に生ハムとチーズの塩加減とクリーミーさがマッチ。
デザートみたいでした。

桃と生ハムとクリームチーズ
















甘鯛ともずくと冬瓜
カリカリに焼いたアマダイとあっさりもずくのスープが絶妙です。
食感を楽しみながら、優しい一皿。

アマ鯛と瓜ともずく















ようやくイタリアンが出てきました(笑)
ペスカトーレ
魚介とトマトの旨味が手打ちパスタにしみ込んでいて、美味しい♪

ペスカトーレ
















三元豚とだし
山形のだしというと、キュウリ、茄子、茗荷などのみじん切りとねっとりですが、こちらは、トマトを加え、お野菜も厚切りにしていました。豚肉の旨味をあっさりと頂けます。

三元豚とだし















だだ茶豆を食べた仔羊
肉質がしまっていて、羊特有の香りはまったくないあっさり肉。ポテトのフライと一緒に。

だだ茶豆を食べた子羊















ドルチェは2品。
マチェドニア風のフルーツと、だだ茶豆のクレームブリュレ。
3年物のみりんをシロップ代わりにかけて。

アバンデセールだだ茶豆のクレームブリュレ













素材を生かし、さらりと頂くイタリアン。
和テイストながらも味の変化があって、美味しくいただけました。シェフの優しい素朴な人柄もお皿に表れていたような気がします。

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「山形サンダンデロ」

中央区銀座1−5−10

03−5250−1755

ranmarun at 03:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアン 

July 18, 2009

龍吟@六本木4

「龍吟」に行きました。

以前訪問したときには、新未来形和食と注目していたお店ですが、すっかりスタイルが変わり、店内も改装して純和食のお料理に戻っていました。位置皿は古伊万里。その他内装やお皿は龍の絵柄尽くしです。

龍吟位置皿











箸

















以前は2コースとアラカルトがありましたが、1コースのみになっていました。
前菜は「雲丹と茄子の軍艦」
オレンジで煮た茄子を軍艦に仕立てて、雲丹がたっぷりのっています。
甘い雲丹と茄子の組み合わせは、一口でとろけました。

茄子軍艦の雲丹のせ
















「フォアグラとイチジク」
茗荷と胡麻だれであっさりと、仕上げてあります。

フォアグラとイチジク白胡麻ソース

















「トウモロコシの茶わん蒸し」
優しい味わいのトウモロコシのムースにオニオンパウダー、小葱。
器の素晴らしさに感動。
器トウモロコシの茶わん蒸し












「蒸しアワビとだだちゃ豆」
限りなくレアな蒸し鮑に、肝ソースがかかり、だだちゃ豆と白随喜の風味と食感がいいです。
蒸しアワビとだだちゃ豆と白随喜


















このドラゴンボールの器は、特注だそうですが、蒔絵も素晴らしいし、きっと高いに違いない。後でお値段聞いたらびっくりでした。口当たりがとてもいいのです。
JAPAN
















「鱧と松茸の吸い物」
鱧の出し汁がたまりません。松茸は季節柄韓国産だそうですが、かんちがい松茸という、普通は秋に成長するはずが湿気や気温でこの時期成長してしまったというもの。勘違いでも美味しければいうことありません。

鱧椀
















お造りは、真カレイ、鮪、イカです。
特に真カレイは弾力がある身にお塩で頂くとその甘みが引き立ちます。

お造り

















日本酒が合います。

日本酒おちょこ











龍吟名物の「泳がし鮎の炭火焼」
炭火と笹の葉で焼かれた稚鮎は、頭を下にして焼くそうで、脂が頭にのぼり、カリッとジューシーに。身もふっくらしています。尻尾は干物のように。赤たでにスイカを合わせたソースと頂きます。

鮎の炭火焼赤たで












器の上で見事に泳いでいるかの稚鮎は絶品でした。

泳がし鮎の炭火焼

















「肉じゃが」
これが肉じゃがですか!?
軽く湯引きした程度の厚切りロース牛肉に、千切りのジャガイモのフライをのせてあります。下には玉ねぎを煮たものやお汁があって、崩しながら混ぜて食べてくださいとのこと。高級な肉じゃがです。

肉じゃが
















「天然大鰻の炭火焼」
徳島産の肉厚な鰻。天然の鰻は身が厚く、脂が少ないので本来の味わいが。厚焼き卵はスフレみたいにふわふわです。

天然大鰻の炭火焼

















「大浅利の炊き込みご飯と、松茸の味噌汁」
大アサリの旨味がしみこんだご飯は絶品。香の物もひと工夫が。

大アサリご飯















まだ足りなければ、手打ちのお蕎麦をご用意しますと。
十割蕎麦でしょうか。その歯ごたえと風味は、今まで食べたお蕎麦の中で3本指に入るほどの美味しさ♪

手打ちそば















まずは、そのままお蕎麦の食感と風味を楽しみ、3種のたれにつけて。
極み的な蕎麦つゆ、かぼすつゆ、胡麻つゆの3種で楽しめますが、濃厚な蕎麦露が一番でした。そしてお代わりできるのも嬉しいです。

3種のソース















さらに軍鶏の炊き込みご飯まで。
もうお腹いっぱい。

シャモの炊き込み飯















デザートは、かぼすのシャーベットとデラウェア
オレンジも加え、甘さと香りを出しています。
いろんなお茶も出てくるのが楽しいです。

すだちのシャーベットとブドウ















和三盆のアイス
上には牛乳を発酵させて作ったもの。ココナッツのような不思議な香りです。
 
和三盆アイス
















化粧室のアメニティーもいろいろ、フレーバーマウスウォッシュやウコンの力まであったのは驚きました。

..









龍をモチーフにした大きな絵皿が店内を覆い、シノワズリ調の中で、一皿ごとに盛り付けられる器も素晴らしいです。
以前はエスプーマや液体窒素などの技法でデザートまで、びっくりお料理でしたが、いろいろお話を伺うと、新しいことみ挑戦してみたものの、やはり辿り着くのは日本の伝統料理とのことで、正統派に戻ったのでしょうか。でも、きめ細やかなサービスとお料理を堪能できました。

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「龍吟」

港区六本木7-17-24 サイド六本木ビル 1F TEL:03-3423-8006






ranmarun at 23:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 和食 

July 15, 2009

月世界@渋谷4

渋谷百軒棚の路地にある、自然派中華のお店「月世界」
入口には甕酒や漢方の謎の瓶や野菜や食材が入っている冷蔵ケースまで置いてあって、マニアックです。場所柄、ちょっと入りにくいですが、中に入るとさらに自家製酒の瓶がいろいろ。

月世界自家製酒












黒板メニューには、野菜のメニューがずらりとかかれ魅力的。野菜好きなのでいろいろ食べていたつもりでも、聞いたことない珍しいネーミングが面白い。フレンチブレックファーストって何だ?コリンキーって何だ?と興味深々でした

野菜メニュー

















お通しは、ドライナッツ系。ピーナッツ、イチジク、かぼちゃやひまわりの種などなど、龍眼まであったのがびっくり。生姜酒で内臓を温め強化です。
お通し生姜酒












まず、生野菜の盛り合わせ頼んでみました。常時20種類くらいあるそうですが、どか〜んと盛られたみずみずしいお野菜をひとつひとつ丁寧に説明してくださります。
この日のお野菜は、スイスチャード(初めて食べました)、グラパラリーフ、バラフ(アイスプラント)、島人参、紫人参。黒節唐辛子、ほおずき。
アイシングル、イエローミミ、カラフルファイブ、チョコレートチェリー、レッドスイング、(ここまでくるとなんだかカクテルの名前みたいです。)

生野菜
















下の青菜も、、オゼイユ(酸味があって、加熱したものしか食べたことなかったけれど、生で食べたの初めてです)、グリーンマスタード、わさび菜、赤水菜、タンポポ、トレビス、レッドコーラル、あと忘れちゃったけどとにかくお野菜の宝箱です。
ソース












唐味噌と雪雫というお塩、バジルマヨネーズで頂きます。
基本的には、そのままが美味しいです。お塩を加えると甘みが増し、緑野菜はえぐみが強いので、バジルマヨネーズで頂くと調和します。

一品料理も野菜をたくさん使ったものばかり。

3色じゃがいものハーブ炒め
シェリー、ノーザンルビー、シャドークイーンという3種のじゃがいもをピーナッツとにんにくと香菜で炒め、食欲そそります。ビールに合いそうな料理です。

3色ジャガイモのハーブ炒め















四川風よだれ鶏
柔らかな蒸し鶏に葱と豆板醤とラー油がたっぷり。
山椒の利いたピリ辛な味は、カプサイシンで代謝もよくなりそうな一品。

四川風よだれ鶏
















旬野菜とマコモ茸のXO醤炒め
ズッキーニーやインゲン、赤ピーマンなどのお野菜としめじ、まこも茸を自家製のXO醤でとろりと炒めてあります。干し貝柱のうまみのきいたXO醤が美味しいです。旬のお野菜でまた味も変わるのでしょう。これは絶品でした。

旬野菜とまこも茸のXO醤炒め
















3色茄子の辛子土鍋煮込み
白茄子、赤茄子、緑茄子をニンニクと唐辛子のきいたたれでぐつぐつ煮込んであります。スパイシーで、夏バテにききそうな一品。ご飯が欲しくなる味です。

3色茄子の土鍋煮込み















〆はからすみと黄ニラの炒麺
弾力のある太麺にたっぷりのからすみと黄ニラ。ガーリックオイルにからすみの塩味が重なって、シンプルだけど奥深い味わい。

からすみと黄ニラの焼麺
















日ごとに仕入れの野菜が変わるので、好みの野菜をリクエストしたり、味付けを調節してくれたり、わがままがきくのも嬉しいです。
コラーゲン鍋という鳥骨鶏のスープでお野菜を頂くお鍋も女性に人気だとか。
季節野菜を堪能できるので、しばらく通うことになりそうです。
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「月世界」

渋谷区道玄坂2−26−5

03−3770−2870


ranmarun at 23:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 中華 

July 12, 2009

チャンナム家@新大久保3

新大久保は溢れるほど韓国料理屋があるが、大通りより裏路地に入った方が結構美味しかったりします。

妖しげなホテル街をぬけ、路地を曲がったところに「チャンナム家」はありました。4軒ほど並んでいる韓国料理店の中で、いつも満席ですが、オモニが優しく迎えてくれます。

まずは、キムチとナムルが運ばれてきます。
キムチの味で、まずお店のレベルを量ったりしてしまうのですが、ここのキムチはシンプルに美味しい。

キムチとナムル生マッコリ












生ビールと生マッコリで。黒豆マッコリとかもあります。
生マッコリは、フルーティーでそんなに甘みがなくさらっと飲みやすい感じ。

ここの名物らしいサムギョプサルをオーダーしました。
にんにくをカリッと焼いた後に、豚の3枚肉。オモニが焼いてくれます。


サムギョプサル薬味












サンチュに、薬味葱とコチュジャン。焼いたお肉をゴマ油につけて、いろいろのせてまきまきして食べます。
ここの3枚肉は薄いので、3枚くらい重ねて食べるのがいいかも。というか、混んでいるせいか、オモニがどんどん焼いてくれるので、ペースUPして食べないとお肉が硬くなってしまう・・・自分で焼いてもいいのに、どんどん食べてねと言わんばかりにお肉を盛ってくるのです。


サムギョプサル












チャプチェは、ニラと葱とあっさりめの味付けで美味しいです。
チャプチェ好きの友人はほとんどたいらげてしまいました。


チャプチェ















私がはまったのは、海鮮チヂミ。
薄い生地でサクッと私好み。たっぷりのニラとイカや小海老で、これならいくらでも食べれてしまうわ。

海鮮チヂミ
















〆はスンドゥブチゲで。ベースのスープが美味しいから、コムタンや冷麺もきっとうまいだろうに・・・

スンドゥブチゲ















サービスおかずもいろいろ運ばれてきます。
湯葉とかカクテキもいけます。黒豆煮も美味しかったり。

おかず















さらにサービスの卵焼き。
石鍋で焼いて熱々ふわふわでスフレみたいです。

卵焼き















どれを食べても外れがないです。オモニが、疲れたので横に座っていい?なんていいながら会話してくるのも、アットホーム。こじんまりと小さなお店ですが、混んでいるので、遅めの時間からの方がゆっくりできそうです。
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「チャンナム家」

東京都新宿区百人町1-3-3 サンライズ新宿C 1F

03-3205-9233

ranmarun at 22:02|PermalinkTrackBack(0) 焼肉・韓国料理 

July 08, 2009

J's キッチン@広尾2

日頃マクロビオティックやオーガニックを心がけながらも、外食だとなかなか完全なお店は少なく、お肉やお魚の誘惑に負けてしまうことが、多い。
広尾にある「J's Kitchen」は、普段の食生活から、ちょっとリセットしながらビーガン食をいただけます。

ディナーセットを頼みました。
Deliの盛り合わせ。
きんぴら、ひじき、切干大根のトマト煮。

前菜Deli











スープは、夏野菜のミネストローネ風です。お塩はほとんど使っていなくて、お野菜の味のみトマト・セロリ・玉ねぎ・豆などが入っています。もっと野菜のコクが感じられるかと思いきや薄味で残念。雑穀玄米ごはんは甘くてもちもちです。

野菜スープ雑穀玄米









かぼちゃと雑穀のコロッケ
豆乳マヨネーズのタルタルソースが美味しかったです。しかし、お野菜に関してはそんなに種類使っていないし、味を感じられないの。カフェスタイルながら、これで4200円は高いかも。同じくらいの価格帯でチャヤやメルロパロニカの方がビジュアルや味的にも上かなあ・・。

もちきびとかぼちゃのコロッケ











物足りなかったので、もちきびとソイミートのハンバーガーを追加しました。
バンズが冷たかったのと、ソイミートのハンバーグは冷凍だったのでしょうか。衣もさくっとしないし、中途半端な食感でちょいとがっかり。。。

もちきびバーガーもちきびとソイミートのバーガーセット












デザートは、夏ミカンのタルトと豆乳とメイプルシロップのジェラート。

デザート









動物性を一切使用していないということでは、評価できますが、場所柄なのかコスパが良くない。カフェスタイルなのにドリンクは高いし、Deliご飯の方がお得感あります。
恵比寿ガーデンプレイスの三越にも出店していますが、お弁当の方が割安なので、わざわざ食べに行くのは?と思いました。(辛口ですみません)

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「J's Kichien」

東京都港区南麻布5-15-22



ranmarun at 22:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 自然食 

July 04, 2009

OGINO@池尻4

今年ジビエの時期に訪問して以来。
OGINOは、わがままも贅沢に聞いてくれる貴重なレストラン。
今回は、スズキのパイ包みを1匹分オーダーとのテーマでした。
位置皿と野菜のピクルス。
このピクルスは、定番ですがおかわりしたくなります。

OGINOピクルス












6人で行ったので、前菜をいろいろシェアしながら、楽しみました。

アジとモッツアレラ、トマトのコンフィのパートブリック包み

サクッとした生地の中にアジととろけるモッツァレラチーズが包み込んであります。バジルソースでトマトの甘みも加わり、あっさりとしながら食べ応えあります。この時期のアジって肉厚で美味しいんです。

アジとモッツアレラトマトのコンフィパートブリック包み焼き















手長海老、ホタテ、ウニ、根セロリのムースと手長海老のコンソメジュレ
以前頂いたのはオマール海老で濃厚だったのですが、季節柄手長海老で甘みが強い分軽めな感じです。

手長海老、帆立、ウニ、根セロリのコンソメジュレ
















ピエール・オテイザのバスク豚の生ハムと赤肉メロン ミュスカ風味
バスク豚にしては、柔らかな肉質です。本場のバスク生ハムはもうちょっと塩味と歯ごたえがあって赤肉しいのですが、きっと場末で食べていたからかも(笑)
こちらはイタリアハムに近い繊維質が細かな肉質で柔らかくあっさりしています。

ピエールオテイザのバスク生ハムとメロン















蜂蜜でコンフィしたフォアグラとインゲンのサラダ
ねっとりとしたクリーミーな食感と甘みがくせになってしまいます。濃い目の白ワインがすすむ一品。最近のフレンチでは、あっさりピンクのフォアグラをカリッとソテーが多いですが、このくらい黄色くなった胆のう気味のフォアグラが実は美味しかったり。シェフわかってるな〜。お代わりした方もいました。

蜂蜜でコンフィにしたフォアグラとインゲンサラダ















そして、メインはスズキのパイ包み

こんがり焼きあげたパイの香ばしい香りが辺りを充満し、中身が気になります。
お魚の形をしているのがなんとも、くるおしい。クラシックならではのお料理を再現して頂いたのは、熱烈に通われた幹事の方のおかげです。
大きさからいうと45センチ以上はあるでしょうか。

すずきのパイ包み















こちらを丁寧に切り分けて頂き、
スズキと帆立のムースのパイ包み焼き ソース・ショロン

スズキと帆立のまろやかなムースがさくさく香ばしいパイの中にたっぷり入っています。ショロンソースは酸味とお野菜の旨味が感じられ、クラシックな形を守りながらも現代風に食べやすくアレンジしてあります。このソースはパンにつけても美味しい♪未だこのお料理を再現してくれるお店はなかなか少ないので、いや〜これはまりました。

スズキのパイ包み















次にお肉料理と続くので、付け合わせにサラダ・コンポゼを頼みました。
山盛りのサラダには、ハーブやマッシュルーム、魚介やいろいろ野菜がたっぷり入っていて、特製のドレッシングがこれまた美味しい。これは野菜好きには1皿食べれてしまいます。

サラダ
















お肉は、リ・ド・ヴォーのムニエル 赤ポルト酒のソース
ぷりっとしたリドヴォーはポテトのムースと空豆、グリンピースの付け合わせ。
赤ポルト酒のソースでこくを出しています。

リードヴォーのムニエル 
















 ビュルゴー家のシャラン鴨 干しイチジクのソース
繊細な肉質でねっとりとしたうまみ。皮の部分も美味しい。

仔羊背肉のロースト
















福島県産 馬ハラミの黒胡椒焼き エシャロットソース
馬のバベットステーキ。歯ごたえのある赤身の肉質とエシャロットソースがばっちりです。馬肉ってグリルするとうま味が濃縮されて最高。もっと食べたかったです。

馬ハラミの黒胡椒ソース















デセールは白桃のコンポート バジルとオリーブオイルのスープ仕立て 黒胡椒風味
バジルとオリーブオイルの組み合わせであっさりと、黒コショウが白桃の甘みを引き出しています。スープ仕立てになったソースもあっさりと夏らしい味です。

白桃のコンポート バジルと黒コショウ















ブリオッシュのフレンチトースト ラム酒風味 ベルベンヌのアイスクリーム
シューのバニラアイス詰め アメリカンチェリーの温かいソース

濃厚こんがりなフレンチトーストはラム酒が効いていて熱々サヴァランみたい。バニラでなくあっさりベルベーヌのアイスっていうのがおつ。シューアイスはお代わり自由なんです(驚き)
これでどれもデザート600円ていうコスパが素晴らしい。

フレンチトーストシュークリーム












食後酒は、マールを頂きました。

マール















お水。なんてことない普通のお水ですが、お水の写真を撮るのが一番難しいので、練習用です。

ミズ















いろいろ談義して話に花を咲かせていると、最後に焼きたてのマドレーヌがきました。こういうサービスもうれしいですね。

マドレーヌ















そして帰りには、焼き菓子のプチプレゼント。バナナのパウンドケーキでした。

毎回新しいメニューが登場するシェフのテーブルは、いつも目を見張りながらも、頂くと心が和むクラシックテイスト。
なかなか予約が取れないようですが、また通いたいといつも思います。

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「フレンチレストラン OGINO」

〒154-0001 世田谷区池尻3-5-22 グレイスマンション1F

03-5481-1333

 



ranmarun at 23:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) フレンチ