March 2011
March 27, 2011
バイカル@六本木
ロシアは一昨年サンクトペテルブルグに1カ月近く滞在していました。
その時はどこも美味しかったけれど、日本で食べるロシア料理はどうなんだろう。
ビールは数字が上がるごとにアルコール度数も上がっていきます。
ここは3しかなかった。3%です。
5か7が旨いんだけどね。
ニシンのマリネ
定番ですが、もっちりしたニシンとヴィネガーが効いています。
ボルシチ
ビーツよりトマトの味が濃い気がします。
やはりロシアの方が美味しいと思うのは仕方ないか。
これは牛肉のトマト煮込みみたいなものですが、牛肉も固いし、
いまいち。
ビーフストロガノフもペリミニもピロシキも売り切れで、何にも食べれないじゃないか〜
来ているお客様はロシア系ばかりでしたが、これじゃ満足できないよね。
ロシアで飲んだウォッカやグルジアワインは旨かったな・・・遠い目・・・
いつか機会があったら、モスクワにも訪れてみたいと思います。
March 24, 2011
Le Chateaubriand @Paris
ここも予約必須のビストロ「シャトーブリアン」
確か某グルマンサイトで世界9位というお店。
そんなに上位なの?と興味深々。
もちろん満席で、並んで空席を待つ人達も沢山います。
メニューは日替わりの€50のコースのみ。
グラスワインも€5だから、混むのも当たり前。
まずは、シャンパンと給食皿のようなアルミ皿に、ケシの実をのせた
ポンテケージョのようなもちもちチーズ風味のグジェル。
満席の座席を見下ろす黒板
バーカウンターもあり、待てない人はここで立ち飲み食事もできます。
アミューズブッシュ
青リンゴが入った水?薄い塩水の中に青リンゴが浮いています。
これは、塩水のリンゴとしか表現できません。
塩水は胃を引き締めて、胃酸を促すので、まずはこちらでということかしら。
そして、これは薄い味噌汁みたいなコンソメブイヨン。
一緒に行ったイギリス人もこれSoysoopじゃないよね。
ナンだろね?と疑問してました。でも、かすかに味噌風味、でも薄いブイヨン。
中には角切りの蕪をローストしたもの。優しい味わい。
牡蠣とビーツのマリネ
ビーツマリネのスライスで隠れてしまっていますが、下には牡蠣を軽くスモークしたもの。牡蠣のエキスはタピオカにしっかり染み込ませてあります。
これ美味しい♪
アヒルハツ
アヒルの心臓を、軽くロースとして、胡麻と八角の風味。
レアです。歯ごたえも十分に。
イカしてミソ
イカのミミを火入れして、イカスミとマスタードの粒。オリーブ味噌もイカす♪
どうやら味噌ブームらしい。どこに行っても味噌だ。黒豆でなく黒オリーブで作る味噌は野菜や魚介に合うの。
ワインはMajic of jujuを頂きました。
鱈とアスパラガス
紫アスパラガスを生とグリルしたもの。生もしゃきしゃき感があり、グリルしたものも甘く柔らかい。そして、鱈。ガーリックのムースにライムとビネガーが効いた粒が添えてあります。
サラダ仕立のブフ
ローズマリーの香りが効いています。かなりレアでお願いしました。
この肉うま〜^^塩味が足りないので、塩かけるとさらに肉質の旨みが感じられます。こんなポーションでなく、もっと食べたひ〜
デセール
ブラッドオレンジのアイスに、エンダイブのコンポート。砕いた黒オリーブがアクセントです。ブラッドオレンジの皮や身もかすかに。
バニラアイスに砕いた玄米フレークのような、失念しちゃったけれど、
面白い料理でした。
22時を過ぎても空席を求め、カウンターで待つ人達。
そして、ひっきりなしにまた訪れる。
混雑しているせいかサービスも入れ替わり立ち替わり。
会計も間違えていたけれど指摘した後でご愛好。
料理は、いろいろ疑問もあるものの、面白いのでまた来よう。
「Le chateau briand」
129,aveue Parmentier 75001
01 43 57 4597
March 22, 2011
Bigarrade Vol.2 @Paris
ランチといえども皿数多し。
そのぶん満足度も高まるわけですが「ビガラード」の後半デセール編です。
お猪口みたいな綺麗なライトブルーの和食器の中には、
キャラメル味のパイナップルとライムソルベ。
スイーツの祭典が始まります。
パッションフルーツとグレープフルーツ、青いのは何だったか失念。
酸味が覚醒。
レモンクリームのプティングには小さなそら豆のようなビーンズが。
ミルクのアイスに抹茶パウダー。
白胡麻もちょろりと添えてあります。
どの皿みてもフレンチじゃないよね。
ミカンのコンフィにカスタードクリームでプティング仕立て。
甘さ控えめなので、こんなにデセール出てきても、たんと食べれます。
左は大根のスライスにはピスタチオ。
芸が細かいが、カラスミなら嬉しかったりして(笑)
右は、コーヒー風味のパイ?リンゴをタラゴンとタラゴリンゴ。
ショコラケーキ
この2層が奥深い味わいです。すでに満腹虫垂が麻痺して、その感動を伝える言葉が見つからないのですが。
エスプレッソとバニラの抱っこワーズ。
このコスパとレベルは素晴らしいとあらためて感動しました。
横で一眼レフのカメラでパシャパシャしながらメモをとり、一人フレンチやってた方が、話しかけてくれて(実はオイラモ気になっていた)
韓国人の有名ブロガーだそうで、レストラン話に花が咲き、後半は談義談義。
日本の名店や旅館も沢山訪問していて、いろいろ面白い話が聞けました。
気が付くと15時を回っちゃっていて、レストランのスタッフに迷惑かけちゃいましたね。すみません。
お食事の後は、マレにお買い物に行くという彼についていきお散歩がてらカロリー消費。ホテルどこと泊ってるの?と聞くとハイアット・ヴァンドームとか。
じゃあ、GP持ってるのとかSPGは?とかホテラーマイラーの特典話を勧めるが、お金がある人はあんまり気にしないみたいね^^;
夜はギー・サヴォワだそうで、誘われたけれど、私は別のレストランの予約があるのでごめんなさいしました。
とにかくよく歩いたな・・・
ビガラードは、懐石料理のように、素材を生かす繊細な作りの数々。
また必ず再訪したいです。
「Biggarrade」
106 rue nollet 75017
01 42 26 0102
March 21, 2011
Bigarrade Vol.1@Paris
ここはなかなか予約が取れない★付きレストラン。
夜は1か月先まで予約いっぱいだったのでランチで訪問しました。
期待していたお店なの
メニューはコースで2つありますが、12皿のコース€65を選択。
これに€45でグラスワインのデギュスタシオンを加えました。
まずはフォッカッチャがオリーブオイルと一緒に出てきました。
焼き立てのフォッカッチャ。塩味が効いているのでそのままで。
店内はオープンキッチンで、満席につき忙しく働いておりますが、なんとも綺麗なキッチン。
ぺルローのフリット
ワカサギのような、でもワカサギほど臭みがなくしっとり白魚のよう。
焼きライムが添えてあります。シャンパンで頂きました。
カイユウフ
鶉の温泉卵の上に刻んだトリュフとラディッシュ、そして、そのソルベがのっています。
白ワインは初めて飲んだものですが、甘くてフルーティー♪
牛肉のカルパッチョ
綺麗なピンク色のお肉に惚れ惚れ・・・
トビコがのっています。たった一粒の胡椒が旨みを挽きたてるのです。
アスパラガス
八丁味噌のようなオリーブ味噌をつけて焼いてあります。
カボチャの種のキャラメリゼが添えてあります。
エクルビスのロワイヤル
ザリガニでとったエキスをムース仕立てに。
サフランの優しい香りと、中にはシャンピニオンの角切りが入っています。
う、うまひ〜( ´∀`)つ
イカ・イカ墨・トリュフ
このイカには驚きました!軽く干した後に、絶妙な火入れで、
柔らかさの中に、その後の燻製された焼きイカの香りが。
イカ墨とトリュフが白と黒のコントラスト。素晴らしい〜こんな繊細なイカ初めて食べました。
ワインはサンセール
平目
ベルガモットと海老皮と胡桃を砕いたものがのっています。
低温調理はいいが、火入れが中途半端で中が生。お皿も冷たいし、
魚の身も冷えている。素材はいいのに生臭さを感じ、ちょっと残念な一皿。
いよいよお肉に突入。
ピジョンとアンチョビ
仔鳩は低温調理でしっとり。ほうれん草のソテーとアンチョビが添えてあります。
アンチョビの組み合わせは面白い。
赤ワイン
これも初めて飲んだけれど、鳩との相性が良かったです。
ラムとマスタード
仔羊のローストとマスタード。マスタードには、少しジャムを加えて甘口に仕上げてあります。
牛肉ロースト
肉を噛むと干し椎茸の出汁がほのかに香ります。オレンジのスライスとカリフラワー。ゴーダチーズを添えて。小さな鯖の燻製もアクセントでした。
アンチョビもそうですが、魚と肉を面白く合わせています。
ニュイで。
このラベルも初めて見た。ちょっと酸味はあるけれど、いい感じ。
フロマージュは、普通にカマンべールとシェーブル。
チャイブが添えてあります。
やっとデセールかな。
続く・・・
March 20, 2011
Ze Kitchen Galerie @Paris
「キッチンギャラリー」に行きました。
いつも満席で予約必須のレストランです。
ここは、フレンチというか、アジアンな香りのするお料理なんです。
シャンパンはロゼで。パンは箱に入っています。
アラカルトよりは、デギュスタシオンメニューがいろいろ楽しめます。
シーバスのカルパッチョ
黒大根のマリネに、牡蠣とグレープフルーツ。
ビーフブイヨン
軽く火入れしたレアな牛肉に、コリアンダー、青パパイヤの千切り。
葱とセサミとジンジャー。
ブイヨンはかなりビネガーが効いていて、無の方が好みだけれど、軽やかな酸味でフレンチ続きで疲れた胃も元気になります。
ラングスティーヌと帆立のラヴィオリ
ブイヤーベース風に濃厚かつクリーミーなスープ。
ライムの皮のスライスは海老や帆立の甘みをひきたてます。
コリアンダーもかなり効いていて、辛味も感じます。
タイキュイジーヌを食べているようだ・・・
ぎゅうぎゅう混んでいるお店なので、キッチンも忙しそうです。
うちわ海老とほうれん草のソテー
赤カブと黒大根を付け合わせにレモングラスの香り。
うちわ海老って身は小さいけれど、海老の旨みが詰まっています。
仔羊のロースト
脂身なく美味しいアニョ。人参と蕪かな。
蜂蜜とレモングラス風味のソースは絶妙。
繊細な味。
どのお料理もかなりアジアンスパイスが効いているので、コリアンダーなど苦手な人は無理かもしれないが、私的にはGood!
タイやベトナムで食べるフレンチ観念で評価してはいけないかもしれないが、
アジアだと化学調味料いっぱいで.
フレッシュハーブは食べた後も残香で余韻を楽しめる。
デセールはワサビアイス
バニラにぴりっとワサビ味。日本でも食べたことないけれど、ワサビの味です。
パイナップルのチーズケーキとココナッツ。レモンアイス。
デセールもトロピカルでした。
最初から、最後までアジアンスパイスマジックに麻痺してしまいます。
席は3回転するくらい激混みですが、手際良く入れ替わります。
スパイス使いが面白いレストランでした。
「Ze kichen Galerie」
4 rue des Grands Augustins 75006
01 44 32 0032
March 19, 2011
Hotel Pont Royal@Paris
サンジェルマンに近く、美術館にもお買い物にも、
場所柄便利なのでよく泊るホテルです。
初めてパリに来た時に泊ったホテルなので感慨深い。
でも、中は普通のプチホテルなんですよ。
横にはラトリエ・ジョエルロブションのレストランがあり、朝食もそこで頂けます。
中は改装されて綺麗になっていました。
昔は文豪達が常宿にしていたので、作家の写真が並んでいます。
奥には、小さなBarもあり、そこで1杯やるものおつなの。
よくアブサンを飲んだものでした・・・
お部屋は、広くないしまあ普通です。
それでも、場所柄高いけどね。
朝ごはんは、コンチネンタルですが、€9でお隣のジョエルロブションにて、パンやデニッシュが頂けるので、お得です。ここのパンは美味しい♪
でも、今日は食べ損ねました。
「Pont Royal」
7 rue Montalember 75007
01 42 84 7000
March 18, 2011
Le restaurant de Jean-Francois Piege@Paris
ミシュラン2つ星の名店Hotel de Crillonのシェフを2004年から2009年まで務め、Alain DucasseによるLouis XVやPlaza Atheneeでも活躍をし、パリのBrasserie Thoumieuxを買い取ったJean-Francois Piegeの店。
おてるでとーみょーの看板が見えます(笑)
一階はブラッセリーで、そこにはスペシャリテのイカのカルボナーラがあるのですが、今回は二階のレストランに向かいます。
横の階段を上がっていくと、ニ階は豹柄のソファのエントランスに
中もソファを並べたテーブル。白い柱と天窓があり、レストランというよりは、ゆったりとしたホテルのラウンジのように、そのスペースは十分に広く取ってあります。
メニューは、皿数プリフィックスで€70、90、115とランチとしては高めの設定です。1プレートより、2皿以上食べた方がお得なのです。
私は3皿に、ワインデギュスタシオン3杯で€165頼んでしまいました^^;
アミューズが運ばれてきました。
これはいろいろ楽しめます。
時計3時針から、鱈のクリームクロケット。トリュフ寿司。フロマージュクリームのサブレ、ハムとピクルスサンド。モッツァレラピッツァ。
どれもシャンパンに合います。
リンゴの塩の入れ物が可愛い。
パン籠
キャビア
マッシュポテトにスライスチーズを焼いた上に、オシェトラキャビアがたっぷりのっています。ほうれん草のソースで。
100g近くたっぷりのキャビアで幸せ。マッシュポテトはバターもクリーム少なくあっさり味付け。キャビアの塩味とシャンパーニュはクリスタル2000で。
帆立パン
焦げ目をつけて焼いた帆立に、薄切りのサクサクのパン生地がのっています。
上に鰻をスモークしたスライスと、タルタルソース。軽く炒めた玉葱のスライスとトリュフを添えて。
奥の黒オリーブのペーストは八丁味噌のように濃厚。
牛肉のカルパッチョ
フランスで和牛?と思ったけれど、アンチョビのソースを網目状にかけて。
脂身が全くない赤身肉。これを丁寧にスライスして、タルタル仕立に薄切りにきちんとたたいてあります。旨い!しっかり味があります。
和牛ロースト
極々薄切りスライスのポテトがさくさくとオブラートのように溶けていきます。
こんなポテトならいくらでも食べれる。てか、普段のビストロステークドアッシュのポテトが大雑把過ぎなんですけどね。玉葱のロースト添え。
フィレではなくランプなのですが、肉ウマ〜ポテト溶ける。
ホースラディッシュが添えてあり、ソースがない厚切りのローストビーフを食べている感覚です。
メインが終わって、デセールきた!
しかもこれからデセールコースが始まります
レモンとヴェルベーヌのプティング
お互いの香りを煮詰め濃厚なプティングです。
ラズベリードーナツ
四角いドーナツの中にラズベリーのコンフィ。
表面キャラメリゼしてあって、後のアンフュージョンにもぴったりでした。
マシュマロォ〜
マシュマロは、表面薄くカリッと粒状の泡が。
中を開くと、どろりと濃厚なバニラソースが溢れだします。
これが、食べて欲しかったんですって。
確かにこの温度と食感はすごい。
苺のコンポートとヴァニラのムース
この時期の苺は美味しいです。
パイナップルとマンゴー
ヴァニラソースをかけて。
アンフュージョンはハーブを色々ミックスして頂きました。
普段より甘いもの沢山食べただけに、胃をリセット。
デセールは、満喫したけれど、コースの一皿のボリュームとコスパのバランスが悪いかな。
素材は生かしています。でも、それは素材がいいからだけであって、あえてアレンジはなく普通。夜のデギュスタシオンだと、変化があるのかしら。。。
料理のテンポもいいけれど、サービスのずれもあり、ランチでワイン飲んで一人€200は超えたから、この値段を考えると下のブラッセリーの方がいいかも。
でも、クリスタルが飲めたので許す。
仏人の友人はドン辛口批評してた。ブラッセリーの方が評判が高いし、
違った場面も行かないと本質はわからない。私はもう少し時を経てから再訪してみようかな。
「Le restaurant de Jean−Franncois Piege」
79 rue Saint-Dominique 75007
01 47 05 79 79
March 17, 2011
Le Cinq@Paris
このお隣のホテル「プリンス・ド・ガル」にはよく泊りますが、今は改装工事中です。
エントランス
実はまだこのホテルに泊まったことはありません。
いつか泊ってみたい。。。そういえば、オープンしたシャングリラもまだだった。
ピアノ演奏が流れるバーラウンジで1杯泡してから、レストランに向かいます。
位置皿
天井高く優雅な雰囲気で始まります。
サービスは素晴らしいです。
シャンパンはデュバルルロワ。
オリーブオイルのグラス瓶が可愛いです。
アミューズの前に山盛りのの小海老のフリットが運ばれてきました。
レモンソースをシュッとスプレーして。
この海老が、食欲をそそります。
バターは海草バターと2種。先程のオリーブオイルも注がれます。
パンも温かく美味しいので、ランチ抜きのお腹ぺこりーの私には、
お料理が来る前に進んでしまいます。メニューはカルトと迷ったあげく、グルマンの€210のコースを選択。
アミューズ
海老をレモングラスとカリフラワーで味付けしたもの。ミカンとトマトのソース。
マンゴーゼリーはピリッと辛みがかすかにあります。
さらに海老を天ぷらのように揚げたもの。
アジアンな香り。
クリストフルの箸が出てきました。
次は何かな?更に、アジアンスタイル。
マグロのタルタル
ぶつ切りした鮪にキャビアをのせてピラミッド状に。
マグロは脂身が多く、大トロのユッケみたい。大概赤身の部分なのに、フランスでは珍しい。
下は青リンゴのソースだが、逆にトロ脂の臭みが気になって仕方がない。
赤身の方がキャビアとソースの相性もいいと思うのですが・・・
海苔のスナック添えとチューブ山葵添え。ここにお醤油を垂らしてみたいという願望が。。。あえて和風にしなくてもいいと思ってしまう。無論お箸でなくフォークで頂きました。その方が食べやすいから(笑)仏人はどう捉えるのか。
シャブリで頂きました。
ここからトリュフ尽くしです。
トリュフとフォアグラのロワイヤル
カップの中は真っ黒ですが、刻みトリュフがたっぷりかかっています。
中のフォアグラのロワイヤルも濃厚。これが最高!
赤ワインを早速オーダーしました。鼻から抜け出すトリュフの香りと赤ワインはヤクです^^;
トリュフと野菜のスライス
大根、ジャガイモ、人参、ビーツなどの根野菜をそれぞれのソースとトリュフのスライスで。お野菜もきちんとコンポートされていて厚切りのトリュフので幸せを感じます
トリュフのブリオッシュ
ブリオッシュにもトリュフの香りを閉じ込められるのですね。
サクッとしたブリオッシュにしっとりトリュフの香りが。
帆立のポワレ カボチャのピューレ、カルボナーラソース
厚切りの帆立にカボチャのピュレとキャベツとジンジャー。
からすみものっています。クリーミなソースは薫製したベーコンの香り。
しかし、生姜のせいでせっかくのベーコンの香りが消えてしまい、少し残念。
あえて生姜は使わない方が素材の味が優しく引き立つと思いました。
鳩とフォアグラのキャベツ包み
鳩とフォアグラをサヴォイキャベツで包み、胡麻をまぶした生地で焼いてあります。
さっくりした生地の中にはとろりととろけるフォアグラと火入れ抜群のお肉。
黒オリーブのソースが、お肉の味をしっかり出します。
付け合わせは、ローストした大根と蜂蜜で絡めた玉葱のコンフィ。
素晴らしい一皿でした。
フロマージュはコンテとエポワス他。
アバンデセール
ハイビスカスのジュレとフレッシュラズベリー、バニラボンボン
苺とライチをハイビスカスとローズ風味のジュレで。バニラのボンボン風クリームがのっています。
食後酒にアルマニャックを少し頂きました。
お代わりしていいよってボトルを置いていってくれた(笑)
モンブラン
にゅるにゅるたっぷりの栗に金箔のせ。このマロンペーストは絶品。
しかし、中のメレンゲとクリームは抹茶味。ミカンとサフラン風味のソルベ。
正統派が好みなのですが、抹茶に栗だとモンブランでなくなってしまう気が。
美味しかったけどね^^;
エスプレッソで終止符。
トリュフの皿と仔鳩は素晴らしかったけれど、あと和をイメージしたお皿はちと微妙でした。日本人が、和食の観点で細かな素材の組み合わせをとらえてしまうのかもしれないし、仏人にとっては新鮮なのかもしれないけれど。
新しいミシュラン獲得店が和の傾向にある中、横道シェフの創意工夫を面白い形で見ることができました。
「Le Cinq」
31 Avenu George V 75008
01 49 52 77 00
March 16, 2011
Hotel de Crillon@Paris
今宵の宿は、コンコルド駅から徒歩1分の「ホテル クリヨン」へ。
直前割引で50%オフで€300ほどだったので、即ぽちっと予約してしまいました。
パリのホテルは高いけれど、この立地でこのお値段なら本望です。
バーラウンジ。アフターヌーンティーやカクテルが頂けます。
お部屋はシャンデリアがあって、クラシカルな内装。
バスルームは大理石調です。
アメニティはアニック・グータル
ここの香水好きで愛用してます♪
ウェルカムフルーツたっぷりで、日本茶のティーパックまで用意されていました。
サービスもとても細やかで丁寧です。
ミニバーを覗いたら、お酒もたっぷり入っていますが、黒い巾着の中にコンドームを発見しました。使わないけど(笑)
夕刻の空。これから夕食に出かけます。
夕食日記はのちに〜
Zzz・・・・・・
たっぷり食べて飲んで寝た朝。
お部屋の窓からは、中庭が見えます。
中庭
朝ごはんは、併設のレストラン アンバサドールです。
ここはシャンデリアと天井画が素晴らしく、夜もお高いレストランですが、
朝からこんな雰囲気で朝食が頂けるのは幸せです。
大理石とシャンデリア。
ビュッフェスタイル。
せっかくなので、朝シャンデニッ酒^^;
クロワッサンやクグロフも美味しい。
ジャムもホームメイドで美味しい。
ハムやチーズと一緒にスクランブルエッグ。
ここのスクランブルエッグは、バターとクリームが濃厚でとろけます。
カロリーは高いに違いないが、胡椒を振り振りして頂くとすごく美味しいのです。
別に半熟の茹で卵を頼んで、エッグonエッグすると最高♪
ついつい朝から飲む過ぎてしまいました。
フルーツで〆。お腹いっぱいです。
昼のレストランは予約してなくてよかった。
ブランチの後は、レイトチェックアウトなので、2度寝しました。
Zzz・・・
「Hotel de Crillon」
10 plase de la Concorde 75008
01 20 155 610
March 15, 2011
Le bisTral@Paris
「Le bisTral」に行きました。
パリの中心部からは少し離れています。17区の小さなお店なのに満席。
なぜTが大文字なのか不明だったのですが、ロゴはコルク抜きの形のTでした
なるほどね。こういうユニークなお店大好きです。
メニューは、アラカルトonlyでしたが、隣のテーブルを見たら、ポーションが半端でない。
デギュスタシオンメニューできますか?と聞いたら、いいよ って嬉しいです。
こんなワインも飲んでみたい!?^^;
お酒はグラスでお任せしました。
まずは、シャンパンジャクソン。
ピエドコションのカルパッチョ
軽いスモークと柔らかい脂身が、ビネガーを利かせた薬味と合います。
ブータンノアール添え。
リンゴのジャムとクレソンのソースかしら。
一品目から舌がほころびます
ホワイトアスパラのソテー
シトロンのソース。薄切りのカリフラワー。子イカ、ガーリックバターでソテーしたつぶ貝。
キャラメリゼした一粒のアーモンドがアクセントです。
シンプルなのに一つ一つの味わいがものすごく完成されています。
それは、オセロの碁盤の目のように・・・
こんな絵図も。グラスの駒を味わいながら進めてみたい^^;
贅沢なオセロだ・・・勝つごとに酔っていく(笑)
帆立のポワレ
茄子のコンポートとキャビアがのっています。
トマトのオリーブオイルが香りを挽きたてます。
これも素晴らしい一皿です。
お水。テーブルはモザイクの碁盤の目です。
サン・ピエール
さやいんげんと蕪のロースト添え。バターの軽い風味です。
表面こんがりで中はしっとり。小さなポーションなのに素晴らしい火入れ。
ワインもグラスで少しずつ頂きました。
仔鳩のロースト
ビーツと丁寧に裏ごしした生クリームのようなジャガイモのムース。
皮はかりかりで中は非常に柔らかいです。
フロマージュに唐辛子のジャムはバスク風。
このチーズ名前は忘れてしまったのですが、細かい気泡が入っていて濃厚で美味しい。
手旗信号もかわゆす。ワイン瓶振り回してね^^
デセール
ベルベーヌ風味のクリームにライムのソルベと、コーヒーのムース
2番目のデセール
蕎麦粉のフォンダンショコラのような、じゅるじゅる溶け出すソースに胡椒アイスの風味。
最初は生焼けのケーキを食べているようだったが、このレア感がいいのか?
粉臭さがあるのでもうちょっと焼いた方がいい気もするけど。
あれこれ談義すると、うちのシェフは日本人なんだよって。
え、そうなんですか!?厨房の窓に顔出して、みると、2人の日本人シェフが
いらっしゃいました。しばらく談義・・・
パトロンからサービスでラムまで頂きました
マドレーヌも塩が効いている。
酒呑みの味付けなんだな。
ラムと頂きました。
とても大満足でいい時間を過ごしました。
またきっと来ると思います。
「Le bisTral」
80 rue Lemerciier 75107
01 42 63 59 61
March 14, 2011
Chez L'Ami Jean@Paris
ここも予約困難なビストロです。通りは殺風景なのに、中は激混みなんです。
表にあるメニューはこんな感じ。隣のテーブルを見るたび、肉塊が運ばれていく。
大勢で行かないと肉の塊は食べれないなあ〜
カトラリーとナプキン。アルザスリネンざんす。
パンにつけるフロマージュ。
いろんなホップが混ざっています。
パンは、何もつけずそのまま頂く方が好きかも。
とにかく混んでいるのでやっと運ばれてきたシャンパン、ジャクソン。
こんな壁絵だってば。
ぶよ〜んバッドマン。
日替わりランチも魅力的でしたが、夜の42ユーロのコースから。
蛸のブイヨン煮込み
蛸と聞いて反応したのですが、意外に火の通りが悪く、固い。
もうちょっと煮込んで欲しい、下ごしらえがあればなんですが、忙しそうな厨房でカルトかよみたいな注文にはあまり応じられないのか。
タイムの香りがします。ラヴィオリの中には、蟹味噌みたいな白レバーみたいな濃厚なソースが詰まっています。ポテトも旨い。
ラパン 子兎のコンフィ
しっかりがっつり。
中もがっつりです。、隣の丸焼きロースト肉ににも惹かれましたが、
これはこれで満足。
でも、デセールの方がビックリしたかも。
まず、どんぶりライスミルク。
ココナッツとミルク煮。こんなに食べれません。
スーパーマンもメタボ^^;この壁絵ユニークです^^
小鉢でいろいろ運ばれてきます。
ピニャコラーダアイスとピスタチオののクレーム、ショコラムース
メレンゲがのっています。
どんぶりミルクライスはミューズリと。
お腹いっぱいなのに頂くほどに止まらない。
バッドガールもメタボになってしまふ・・・
ミントとストロベリー
胃をすっきりするミントのムース。でもカロリーは高そうだ^^;
お会計はカンカンに入っています。
腹ごなしに歩いて帰ることにするが、近くのショコラティエに寄りました。
「Michel Chaudun」
銀座松屋にもあるけど、本場はセレクト多いし、つまみ食いもできるし、かなり並びました。
いろいろお土産買いました。
エッフェル塔を眺めて・・・
セーヌ河を見下ろし・・・
「Che L'Ami Jean」
27 rue Malar 75007
01 47 05 8689
March 13, 2011
Passage53@Paris
パリに来ました。
震災があり、いろいろ大変だったけれど、落ち込んではいられない。
予定はキャンセルも可だったけれど、決行することにしました。
今回はレストランを10軒回らなくてはいけません。
タクシーの運転手さんやホテルのコンシェルジェからも日本の様子をいろいろ聞かれ、特に原発に関しては談義しました。
ラファイエットでシャンパンと食材を買い込んで、東京で品切れだった電池も買った。しばし落ち着いた後、夕食へ。
こんな通りにはビストロもいっぱい立ち並んでいて、誘惑に駆られるが今夜はその先のお店へ向かいます。
パリの「Passage 53」に行きました。
以前から気になっていたのですが、今年ミシュラン2つ星獲得の日本人シェフ。
住所が店の名前になっています。小さいお店なので満席。予約必須です。
位置皿はシャガールで全部絵柄が違うのです。
シャガール好きなのでこれだけでトリップしそうです。
コースはデギュスタシオン1コース。シャンパンやワインはお皿に合わせて
グラスでお任せしました。
まず運ばれてきたのは、ブロッコリのムース
なめらかなムースの上にブロッコリの芽を細かく砕いてあります。
シャンパンはビルカルサルモンロゼで始めました。
バターはボルディエと、カカオ風味のバター。
パンは天然酵母を感じられる。
帆立のマリネ
とろろ昆布のような大根はクレソンで色づけ。
中には帆立のマリネとアボカド。ライムの香りがかすかにします。
和食のように繊細な味わい。
牡蠣のマリネ干し鱈のムース
ニシンの燻製やキャビアをのせて、青リンゴの香り。
クリーミーな干し鱈のムースはデザートのよう。
テーマは白
カリフラワーのスライスとムース。イカを丁寧に和えてあります。
シンプルなのですが衝撃的な一皿でした。
手長海老と赤ピーマンのムース
オレンジのカプチーノ仕立の泡が海老の香りとミックスして。
下の赤ピーマンのムースと合わさると絶妙です。
ワインはサンジョセフの白で。
舌平目
舌平目はしっとり柔らか。
サブレパンと青海苔の海草のソースが香ばしさと磯の香りをミックスして絶妙。
オニオンのロースト
タルタネグラという生ハムと玉葱の甘さをキャラメリゼした香ばしさが生きています。ここからワインはジュブレイシャンベルタン赤。
黒豚のロースト
赤身肉の柔らかい旨みが閉じ込められています。グリーンアスパラガスのソテーに柑橘類とジンジャーのソース。非常に高級な生姜焼きの味がします。
ボキャブラリー乏しい表現ですが、和食の生姜焼き感覚なのです。
仔羊のロースト
仔羊は、皮はカリカリに、脂身をまったく感じないしっかりとした味わい。
手前はほうれん草とパセリのソース、奥はバターとアンチョビのソースで二つの味を楽しめます。もちろんそのままでも素晴らしい。
デセールに突入しました。
豆腐とレモンを圧縮したような?不思議な食感の上にコンフィしたゼリーのような・・・レモンのソルベ添え
タルトファン
南のデザートだそうですが、タルトタタンの非常に濃厚な味。
でも甘さは控えめです。
左からショコラのムース、マスカルポーネのアイス、パッションフルーツとホワイトチョコのムース、
旅の疲れもあって、最後の方は内容が曖昧ですが、ご勘弁を。
日本人のサービスの方もいらっしゃって、てきぱきとしていました。
お料理全般、柑橘系をアクセントに、塩分も少なめで、非常に繊細なお皿ばかり。
とても大満足です。Toiletに向かう螺旋階段は急なので、酔っていたらご注意を(笑)今後も日本人シェフはどんどん進化していくでしょう。
また行きたいお店です。
「Passage 53」
53 passage Panoramas 75002
01 42 33 0435
March 07, 2011
ビストラン エレネスク@麻布十番
ビストロとレストランをかけた店名。22時からはワインBarになります。
まずはキール・ロワイヤルで。
シャンパンリストも豊富で安価。
アミューズは左から、白レバーのムース、グリュイエルチーズのグジェル、
ブータンノアールとリンゴジャムのサンド、黒胡椒と玉葱の揚げラヴィオリみたいな。
これは絶品♪シェフのスぺシャリテです。
海の香りとろける牡蠣と雲丹、帆立をチキンコンソメジュレと人参のソルベで合わせ
生姜風味の柔らかな茄子が舌にとろける。1個頼んだのですが、リピートでもう2個追加しちゃいました^^いくら食べても飽きないし、シャンパンに合うのです。
パン
お隣のポワンタージュがいつものパンだそうですが、この日は休業につき、
普通のバケット。
いわて短角牛と牡蠣のタルタル
赤身肉で粗挽きのタルタルに牡蠣が。
パルメザンチーズを焼いたものと合わせてざくざく混ぜ合わせるとうまひ〜
塩と胡椒を少しプラスしてさらに旨みが引き立ちます。
白子のムニエル
ジャガイモとトマトとクルトンで軽くビネガー風味のソース。
白子の甘さを惹きたてます。
鶉の中にアサリの旨みたっぷりのパエリアが詰まっています。
リンゴのパイ包み焼き
焼きたてさくさくのパイ生地の中にしっとり、煮詰めたリンゴ。
お土産に大きなマカロンを頂きました。
シトロン風味。
気軽に通いたいビストラン。
「ビストラン・エレネスク」
港区麻布十番3-3-9 COMS AZABUJYUBAN 2F
03-6459-4629
March 03, 2011
エキュレ@西麻布
この3月で、シェフが代替わりするそうです。
アミューズ。
テーマは春風。
パン
もちもち米粉使用。
美白
かわはぎと肝のソース、マッシュルーム
シャンパン
アスパラパン
帆立パンも大好きなメニューですが、今回はホワイトアスパラにあのパンを巻いてうにとホタルイカと・・・これ美味しい♪
カトラリー
シュークリーム
フォアグラとキャベツの甘み。
息吹
真鯛は低温調理でしっとり。筍と柚子の風味です。
カトラリー
バスクの風
バスク豚とお野菜。彩り綺麗です。
桜のアイス
赤ワイン
この苺のミルフィーユが絶妙!
さくさくパイ生地とカスタードと。パフェ旗立てたい
ミニャルディーズは、ラヴェンダーのクレームブリュレ!これ美味し♪
タルトタタン、フロマージュのギモーブ、桜のマカロンなど。
次回はどういう体制とメニューになっているのかな。
スペイン料理の某方かと期待・・・