July 2011
July 04, 2011
Nuda @神戸元町 Vol.2
サマートリュフのポレンタ
じっくりモツ煮とポレンタにサマートリュフをたっぷり削って。
見た目お好み焼きみたいですが、
サマートリュフはスライスより、鰹節みたいにざくざく削るほうが香りが引き立つのです♪

赤ワインはブルネロ ディ モンタルチーノ2005


ソイの炭火焼き
最初のさごしと比べて、こちらは全体に火がしっかり通っていて、皮もパリパリ。
ぷりっと歯ごたえのある肉質です。

店主の後ろ姿・・・
I ♡ BEEFって勝負Tシャツだそうです(笑)

そして、ど〜んとでてきたドライエイジングビーフ肉塊。
熟成している香り。少し触らせて頂くとぷにっと弾力のある柔らかいお肉。
どう焼かれてでてくるのかが楽しみです。

メインのチュレタ
出てきました!このドライエイジングビーフ、
お肉としてはFクラスとAクラスより下だそうですが、
熟成した旨みと焼き加減はFirst Classです


外側はこんがり、中は肉汁したたる赤身肉。
500gは軽く食べれてしまいそう。バスクの牛肉は赤身でももっと繊維質があり、しっかりとした歯ごたえと肉の味が強いのですが、こちらはとってもしっとりとまろやかで、日本人も食べやすいと思います。

このピンクのお肉余分な脂は溶けて、口に入れると熟成した独特の香りと
アミノ酸の味わいが広がります。最高に美味しかった〜(*゚▽゚*)
チュレタに惚れタ


付け合わせに茄子と胡瓜と紫玉葱の浅漬け
即興で出してくださるのも嬉しいです。

食後はさっぱりと青梅を使ったグラニテ

そのグラニテに自家製梅のグラッパをかけると、濃厚大人のデザートです♪

桃、スモモ、ブルーベリーにクリームチーズのジェラート
さっぱりポストレです。

モスカート パッシート パンテレッリア
酒好きには食後酒嬉しい^^
これをフルーツにかけてもまた大人の味


牛乳のソルベ
さらっとした甘さとなめらかな口あたりの牛乳ソルベは、
またサプライズの薪の香り。
しかし、バターといいどうやって作るんだろうな。。。
とにかく終始クンクンしていました(*´ェ`*)

最後はほうじ茶で〆

店内にはボトルの空きビンと、お絵かきやメッセージの紙が飾られています。
その一つ一つを見ると、来店したお客様の思い出と笑顔が溢れてきそう。
私たちも、ボトルにお絵かきさせて頂きました^^

食後は、2階へ冒険。階段の脇にも薪が並べられています。

2階は薪置き場。2年間乾燥させた楢の木2トンあまりが積まれています。
コイツが炭になり、いろんな素材の持ち味を十二分に引き出して、
素晴らしいお料理に変化するのですね。

こちらは化粧室に飾られている書。

一期一会、毎日毎回、出会うお客様と食材、料理もサービスも変化しながら、進化していく。。。居心地よくアットホームなサービス好きだなあ〜。
また行きたいレストランが増えました。次の予約もぽちっと。
心から満足できた優雅な昼下がりを堪能しました。
「Nuda」
神戸市中央区元町通3丁目14−5
078−335−1077
July 03, 2011
Nuda @神戸元町 Vol.1
その支店ともいえる「Nuda」
神戸の元町に進出した新進気鋭のレストラン。
「Nuda」とはスペイン語で裸の意。
その素のままの姿を見たくて、訪れました。

薪焼きレストランごとく、店内には薪の焼いている香りがたちこめます。
バスクの「エチャベリ」は山の中のログハウスでしたが、ここは商店街の裏路地を入った所。
ここで、あの感動が・・・と思うと期待はせり。
床にもヌーダ。

店内はこじんまりとしています。

暑くて喉乾いていたので、まずは、シャンパンで。

極細フルートグラスとなんちゃってロブマイヤーのグラス^^;
で味と香りを比べてくださいと・・・確かに全然違います。
私は後者のちょっと時間経った感じが好きだな。

パン皿はテラコッタにコーラルブルーの色合いが美しい。

トマトのエキスとじゅん菜
トマトの上澄みを濾したジュースだろうか。軽やかな酸味とじゅん菜の食感にオリーブオイル。
爽やかな湯剥きトマト。最初はこのトマト抜きで出していたそうですが、
彩りとさらなる旨みでスタートします。

チストーラ
バスク豚のチョリソーですが、こちらは皮なしの状態で、サマーシュのパンの上で焼きあげてあります。
ピカンテのほのかな辛味がしみ込んで、柔らかな食感と共にピリッと舌を刺激する感覚。
肉の旨みがじわりと広がる、生チョリソーでし。

自家製バターとお野菜
まずバターを4/1だけ食べてくださいと。そのあとは、お野菜と一緒に。
人参、ビーツ、ウイキョウ、レンズ豆、オクラ科の花弁、赤玉葱。カンボジアの胡椒が一粒。
お野菜は三田JJファームですが、バターがウィナ~^^

バターだけ含むと、それは薪の香りが口の中に充満。
え、何故?どうやって?魅惑の香りはどうやって作るのと疑惑の香り。

尾鷲産オイスター
皮紐は取り除いて、白いミルクの部分だけをスモーク。
牡蠣のエキスは泡泡。Loveジュースがジュワっと溢れる瞬間は素晴らしく、
これあと5個くらい食べたいんですが・・・と悶絶


天然酵母の香りのパン。先程のスモークバターで。

さごしと万願寺唐辛子
さごしとは、サワラの子供です。
皮の上に焼いた万願寺唐辛子がのっています。
素晴らしい火入れでねっとりとした身がたまりません。シンプルで和食のようですが、振り塩加減もよいね。

ワインは、サンセールとアルザスリースリングでまあ、横道。
スペインワインで合わせないんですか?と聞いたところ、料理の素材で合わせたいんですと。

コーンスープ
焼きモロコシの香りと絶妙な塩加減で甘さを引き出しています。

大貝
おお〜ナイス貝です。
神戸近郊である小さなほら貝のような巻き貝らしいですが、
アニスのピリッとした苦辛味がアクセント。貝の旨みがたっぷりです。

きりりとしながら、甘みと樽感も感じられます。

ジロール茸とサマーポルチーニ
中には茄子やカラシ菜、しおで、いんげん。ソテーしてます。
硫黄の風味がするのは黒い塩かしら。薪塩?

メインまでまだまだ・・・
続きます・・・
July 02, 2011
OGINO@池尻大橋
池尻大橋の「OGINO」に行きました。
数か月ごとに訪問しているレストランです。
まずは定番のピクルス。
大好きな夏野菜のヤングコーンは早々食べられちゃった^^;
春の貝のガスパッチョ
ミル貝、帆立などの貝と水茄子のカルパッチョ。
ベースはガーリックとビネガーがかなり効いていて、スパイシーなガスパチョです。
泡泡・・・
イワシとジャガイモのクレープ ベーコンのカプチーノ トリュフ風味
季節ごとに鯵や秋刀魚と替わりますが、今回は鰯。大好きなメニューです♪
肉厚のイワシとじゃがいもをクレープでふんわり包んでクリームのソースとトリュフオイルの香りが充満します。
ハーフポーションでしたが、やはりこれはフルで頂きたい一皿^^
フォアグラと黒イチジクのテリーヌ ブリオッシュ添え
濃厚でクリーミーな口あたりです。さくさくブリオッシュと合わせて。
サラダコンポゼ
野菜がたっぷり取れるので、カルトの時は必ず頼みます。
毎回内容が違うのが嬉しい。
この日は、ウニ、カニ、マッシュルームと具沢山でした。
雲丹たっぷりで嬉しいけど、サラダ仕立てにするとどうしても生臭さを感じてしまう。
バルサミコかハーブを使った方がしまる気がする(と独り言)
牛頬肉の赤ワイン煮込み フォアグラのソテー ロッシーニ風
とろとろに煮込まれた頬肉に大きなフォアグラ。
ソースもかなり濃厚です。
第2のメインはベッシー包み。
パンパンに膨れた豚の膀胱にぷちっと針刺したい欲望が・・・^^;
これからさらに調理されるのが楽しみです。
そして、調理されてきました。
ひな鶏のベッシー包み ジロール茸のソテー
通常はフォアグラを使ったソースですが、第1メインでフォアグラを使ったので、
ジロール茸と椎茸のソテーとソースで。ひな鶏ですから、皮も肉質も軟らかくぷりっとして美味しいです。
デセールは
クレープ ジュビレ バニラアイス添え
たっぷりチェリーのコンポートにクレープ。
いつ来ても美味し楽し♪
ますます予約の取れないレストランです。
「OGINO」
世田谷区池尻2−20−9
03−5481−1333