June 2012

June 11, 2012

西心斎橋 ゆうの@大阪心斎橋3

大阪で日曜日の夕飯を食べようとすると、選択しは限りなく狭められる。
和食でちょこっとつまみたいなと思い、友人に教えて頂いたお店
「西心斎橋 ゆうの」に行きました。

法善寺のある名店で修業された袖野氏が浪花割烹を振舞います。
今年ミシュラン1つ星。中田ヒデを甘くくずしたような優しい笑顔の店主。(あ、失礼だったらごめんなさい)

ミシュラン

















先付

車海老と茄子、胡瓜、パプリカ、胡麻豆腐には白味噌のソースをかけて。
グリーンの器が爽やかです。

先付

















お造り

淡路産真子鰈、韓国産鱧、氷見マグロの炙り、青紫蘇キス巻き。
氷見マグロの炙りいいです♪ 梅肉と醤油で。

お造り

















日本酒が欲しくなり、特別純米の上喜元 からくち

日本酒






























おちょこはいろいろ選べます。

日本酒


















椀物

焼いたあぶらめ(あいなめ)と白瓜、ジュン菜とつる菜を添えて。
優しい出汁にあぶらめの旨味が溶けだして。

椀物

















焼き物

北海道のきんきを香ばしく焼いて、トマトやズッキーニなどのラタトゥユのようなソース。蓼葉を添えて。
キンキの皮の甘い脂とゼラチン質の旨味がかりっと焼かれ、洋風なトマトソースと合います。

焼き物

















炊き合わせ

豆腐がんもに穴子をのせて、オクラと石川芋の緑あんかけ。


炊き物

















お口直し

ホワイトアスパラとトマト水のジュレ。長芋とレッドペッパー。


お口直し

















メインのお肉は
鳥取産はねした牛

玉ねぎとヤングコーンのローストと牛蒡のチャツネ、クレソンとその花が添えてあります。牛蒡のチャツネって面白い。

肉


















炊き立てご飯と味噌汁に香の物

ご飯

















おこげも頂きました。
塩をふって、茶入れて塩おこげ茶漬け。

おこげ


















この後、デザートやお茶を頂きました。
カウンター席でお客様が少し落ち着いた後は、いろんなお話をしてくださり、
帰りは道路まで見送ってくださいました。


「西心斎橋 ゆうの」

大阪市中央区西心斎橋1−10−35

06−6281−3690


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June 10, 2012

Nuda@神戸元町4

「Nuda」に行きました。季節ごとに通っています。
バスクのエチェバリに訪問してから、やっぱりここに来たかったのです。

まずは、シャンパン。
これは何でしょう?というブラインドだったんですが・・・
軽やかな甘さと蜂蜜の芳醇な香りの中にすっきり感。
飲んだことのある好きな香りなんだけど、色濃いし何だっけ?

Nuda

















答えは、アンリオ・スーヴェランのマグナムボトルでした。
なんだ、そうかあと思いつつ、仕入れてから1年置いたそうで、マグナムボトルだからこそ、この熟成感が出たんですね。色も濃くなり、甘味も増して美味しい。

アンリオマグナム































サマーポルチーニ

まず最初はサマーポルチーニの薪焼きです。
軽くマリネしてあり、ガーリックがほのかに効いています。

サマーポルチーニ


















じゅん菜

大きなじゅん菜をバジルのソースで。

じゅん菜

















熟成牛のカルパッチョ

オニオンと水茄子のスライスに黒胡椒がアクセント。


熟成牛のカルパッチョ

















チャコリ飲み比べ。
定番のはすっきりした甘味。

チャコリ

















Itsasmendiは日本ではここでしか飲めないそうです。
オンダラビ・スリ80%リースリング20%。バスクでも飲んだけれど、チャコリでないような白ワインの熟成感が味わえます。

チャコリ


















薪焼きバターには、サマートリュフの削り節^^
サマーシュのパンがすすみます。


薪焼きバター サマートリュフ


















尾鷲の岩牡蠣

殻は手のひらサイズですから、相当大きな岩牡蠣です。
ヒモや余分な部分をきっちり処理してミルキーな部分だけぷっくりと。
一口で食べてくださいと言われましたが、大きいし勿体ないので3回くらいに分けて頂きました。
モーゼルのリースリングに合わせると最高!

岩牡蠣

















ここの牡蠣は甘口ワインが旨味を引き立てるのです。
以前もソーテルヌでぴたっと合わせてくださいました。


ニセント

カセントのお野菜とホエイバターのソースに対抗してニセント(笑)
軽く加熱したいろいろお野菜に薪焼きバターを溶かして。
西川さんのこういうウィット好きです^^

ニセント(笑)


















そして、マリアージュ好きです♪

白ワイン

















チストーラ

大好きなチストーラ。ポレンタにヤングコーン。髭まで入って美味しい。
焼いたヤングコーンの香ばしい薫りがポレンタの甘さを引き立てます。
こういうのが、季節の素材を生かしたオリジナルで変化を加えます。


チストーラとヤングコーン

















このチストーラに合わせたのはカリムーチョ

リオハのワインをコーラで割ったカクテルなんですが、チストーラに合うの♪
コーラの甘味とワインがいい感じにミックスされて、不思議と昼下がりのリゾートの爽やかな気分になるのです。このマリアージュ素敵〜

カリムーチョ
































南国気分から和に戻ります。アジは厚みがあり、ねっとりした身の火入れがいいです。


鯵

















合鴨の卵黄と山菜

鴨の卵って初めて食べたカモ。
甘く濃厚な卵黄は山菜のえぐみをまろやかにしてくれます。

合鴨の卵黄と山菜

















その殻は烏骨鶏やアローカナみたいな薄青い殻。


合鴨卵

















鱧とししとう

薪焼きの鱧はしっとり。軽く塩を振ると身の味が締まります。

鱧

















丹波の地鶏

腿、ムネ、ササミ、ハツ、レバーと部位ごとに綺麗に分けてあります。
レアで柔らかくて絶妙な火入れ。これは美味い♪

丹波の地鶏


















チュレタ

定番ですが、やっぱり好きです。

チュレタ

















いいピンク色。

チュレタ

















ヴェルベーヌのソルベ

さっぱりとした香り。

ヴェルヴェーヌのソルベ


















マルティーニ ロッシ

イタリアのハーブリキュールの古酒で、いろいろなハーブとカラメル着色した糖分を加えています。苦み・甘味・香りのバランス。ラベルが鮮やかで素敵です。

古酒


















ポストレはベリーのアイスに削りショコラかけ。

アイス

















定番の牛乳アイスも頂いて、お腹いっぱい酔っ払いの楽しいランチでした♪


おまけ 

関西の某グルメ雑誌に掲載された坂井シェフ。
薪をバックにたくましい身体と鋭い目線。
超かっこいいやんか〜(*^^*)


坂井シェフ


















「Nuda」

神戸市中央区元町通3−14−5

078−335−1022

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June 09, 2012

龍吟@六本木5

「龍吟」に行きました。初鮎の六月は山本シェフの夏のスペシャリテ。
鱧・鮎・大鰻と大好きな食材ばかり!
毎年この時期には通っています。

龍吟

















今宵のお料理が楽しみ♪

龍吟






























位置皿はシンプルに龍の絵柄。

位置皿


















龍吟の冷茶「金龍」
ワインボトルに入っています。
ほのかな甘味とフルーティーな香り。

冷茶

















まずは「夏野菜尽くしの一皿 煮鮑の出汁と共に」
徳島産の鮑を柔らかく煮て、煮汁は別の器で頂きます。
オクラ、水茄子、ヤングコーン、きくらげ、うど、海苔などと合わせて、添えてあるのは松茸チップス?柑橘も酸味が効いた冷出汁で、爽やかな一皿です。

夏野菜と煮鮑

















フォアグラにのせた無花果の胡麻和え

これは定番ですが、フォアグラは以前よりさっぱりと。
イチジクはフレッシュです。亀の器が素敵。

フォアグラと無花果の胡麻和え

















讃岐オリーブ牛の冷しゃぶ

柔らかな霜降りのオリーブ牛はレア。ポン酢ジュレでさっぱりと。
牛肉の脂の旨味が引き立ちます。


讃岐オリーブ牛の冷しゃぶ

















枝豆衣の焼きアスパラ

大アスパラを炭火で焼いて、枝豆で和えます。ピュレでなくムースでもなく、
枝豆の風味がアスパラと重なると初夏の薫りを感じ、ビールが飲みたくなりますね^^。大アスパラは50僂發里咾襪里世修Αその穂先には緑豊かな旨味が詰まっています。

枝豆衣の焼きアスパラ


















白ワインはピュリニーモンラッシュ 2008

白ワイン


















「焼きとうもろこし仕立ての流し豆腐 生雲丹と揚げ葱を添えて」

焼きとうもろこしの甘い玉子豆腐に、海老のジュレ、芽葱、葱の花、長芋ダイスが散りばめてあります。揚げ葱のこんがりした風味がアクセント。
これも定番ですが、生雲丹のせて以前よりバージョンUP。雲丹たっぷり濃厚で美味しいです。


焼きとうもろこし仕立ての流し豆腐

















「引き立て一番出汁への想い」


引き立て一番出汁への想い

















朝〆鱧の葛叩き椀

細かく骨切りされた鱧におだやかな出汁。
クリアな出汁を一口すすると塩加減も少ないしあっさりしすぎ?と思うのですが、繊細に骨切りされた鱧を開くと新たな世界が・・・

朝〆鱧の葛叩き椀

















ぷるんと溶けるような柔らかな鱧の中には、賀茂茄子揚げ。
青柚子と茗荷を散らして。梅肉の酸味も茗荷の苦みも、青柚子の辛味も、
鱧を開けた瞬間に賀茂茄子の揚げた甘味と合わさって、五感を感じる。
そこに出汁が引き立て役となり、一番出汁の昆布の旨味がベールとなるように鱧に加わって素晴らしい味に変化するのでした。

賀茂茄子揚げをくるんで

















お造りは、徳島産真鰈、千葉産鰹の藁炙りたたき、徳島産アオリイカ、豆苗とアオリイカ耳の胡麻和え


お造り

















厚切りで、藁炙りした、脂がほどよくのった鰹のたたきが美味しい。

鰈・鰹たたき

















日本酒は鳳凰美田

日本酒






























お造りには日本酒が飲みたくなります。

日本酒

















山本シェフの夏のスペシャリテは、やっぱり泳がし鮎の炭火焼き

今回は長野県与田切川産の活き鮎です。
天然でなくても焼く直前まで活きている鮎を焼くことによって、その旨味と香りは生かされます。

泳がし鮎の炭火焼

















まるで生きているかのように美しい泳がし鮎。
こんがりぱりっとした食感。何尾でも食べれそうに美味いです。
スイカを使った紅蓼酢で頂きます。そのシルエットも美しい。

見事な泳ぎ

















頭と尾は焦げ目がつくほどカリっと焼いて、振り塩も多めに内臓以外は脂をかなり落としていました。頭を下にして焼くことにより、お腹の脂が頭にのぼり、カリッとジューシーになります。尻尾は干物みたいに、焼き切り加減は素晴らしく、骨までカリカリしています。ただ、中もう少し身と内臓の旨味が感じられるしっとり感が欲しかったというのが本音。

鮎〜

















これまた美しい器です。

.

















すっぽんのレース包み揚げ 冬瓜とあんかけ炊き合わせ

炊いたすっぽんの身をほぐして、えんぺらと海苔で巻いて揚げてあります。
紅辛葱を添えて。柔らかなすっぽんの身と、とろりとしたコラーゲン質にさくさく揚げた香ばしい食感。しっとりとした冬瓜と、エキスを凝縮した餡、濃厚なすっぽんの旨味がたまりません。

すっぽんのレース包み揚げ

















付け合せの桃のガリの酸味と甘みがアクセントです。

桃ガリ

















山本シェフもう一つの夏のスペシャリテは天然大鰻の炭火焼

琵琶湖産の1m50僂發梁腓く肉厚な鰻。前回は徳島産だった。
脂がのってても大骨を処理するせいか身も崩れ感があったのですが、今回の焼き加減は抜群!皮は蒸し、ゼラチン化した状態で焼くので、キャラメリゼしたみたいにサクサク。身も弾力があり余計な脂は落としてあって、絶品でした!


天然大鰻の炭火焼

















若芽のご飯と一緒に。

若豆のご飯

















香の物は、山芋の梅酢漬けに、湯葉巻き、柴漬け海苔巻き

香の物

















鶏飯

炊き込みご飯は鶏めし。シェフは鶏飯にも思い出があるそう。

鶏飯

















蕎麦

ここのお蕎麦も好きなんです。青柚子を散らして。
蕎麦好きとしては、美味しくて2枚おかわりしました。
食いしん坊ですみません^^;

蕎麦

















デザート −196℃のマンゴー飴

−196℃のマンゴー

















完熟マンゴーと共に。パチパチくんも弾けます♪

マンゴー

















六本木プリン

濃厚なカラメルのプリンです。

六本木プリン

















薄茶で〆。

抹茶


















龍吟本にサインを頂きました。
発売日に書店からお取り寄せしたのですが、お店からシリアルナンバー入りのを買えばよかったな・・・でも早く読みたかったんだ・・・

サイン






























有難うございました。
また来月鮎を食べに伺います♪

「龍吟」

港区六本木7−17−24 サイド六本木ビル1F

03−3423−8006


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June 07, 2012

とんこつ麺 砂田@祐天寺3

深夜に仕事終わって、なんだかラーメンが食べたい・・・
やっぱり、おっちゃんのらーめんがいい・・・

祐天寺にある「とんこつ麺 砂田」に行きました。
以前醤丸というお店にいたお爺ちゃんが、体調不良でいなくなってから別の場所に復活してたのです。
カウンターだけの小さなお店で祐天寺駅からも遠いですが、行列が絶えないお店です。
さすが深夜1時を回ると行列はなく、タイミングよく入れました。
でも、私が座った後で待ち客あり。こんな時間でもこの立地でもファンは多いのね。

砂田

















家系の豚骨醤油ラーメンですが、せい家にも似ているけれど、スープが全く違う。平打ちのちぢれ麺。豚骨の旨味は消すことなく、でも見た目よりはるかに優しい味で、くどくないんです。
焼豚は普通ですが、角煮をトッピングすると、旨味が増すのです。この日は売り切れ。(この時間ならしょうがないか) 海苔と玉子をトッピングしました。玉子は味玉でなくゆで卵なのでこれはいらないかもw

らーめん

















濃厚なのに不思議ともたれないんです。
スープが美味くて飲みほしました^^;
復活したおっちゃんにも頑張って欲しい・・・
やはり角煮が食べたいので、またおっちゃんのらーめんを食べに来ようっと。

「とんこつ麺 砂田」


目黒区中央町2−3−6 

03−5734−1732



ranmarun at 01:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ラーメン 

June 06, 2012

Deco @渋谷4

渋谷の公園通りから入った路地にある「deco」に行きました。
カフェのような雰囲気ですが、お料理はビストロよりも本格的なワインバーです。お料理とワインのマリアージュがとてもいいの♪

Deco

















シャンパンはルイナール。
暑い日だったので、爽やかなきりり感がいいです。

シャンパン

















兵庫産赤穂の生牡蠣

レモンとライムのジュレ。身がぷっくりとミルキーな味わいです。

兵庫産赤穂の生牡蠣

















牡蠣がNGな方にはタスマニアサーモン。このミキュイが素晴らしいと思ったらシェフはタテル・ヨシノ出身だったんですね。

サン・マルタンは牡蠣に合わせてすっきりと。

ワイン

















和歌山産鮎とフォアグラのパテ

身と内臓とフォアグラをなめらかに合わせたパテはスイカをのせて。
このパテは絶妙な美味さです。ワインがすすみます♪

鮎パテ


















ニコラ・ジョリーのレ・ヴュー・クロはビオディナミでフレッシュフルーツのエレガントな味わい。辛口ですが、濃厚な鮎パテにはぴったりです。

ワイン


















青森産陸奥ポークの生ハム24か月熟成

ねっとりとチーズのような熟成薫り驚きです。一口含むと凄い破壊力(笑)

青森産陸奥ポークの生ハム

















コントリュス・ド・ドポンサンのヴィオニエ
フランソワ・ヴィラールのこれは香り高くフルーティ。

ワイン


















千葉産花悠仔豚とオマールのテッド・ド・フロマージュ

いろんな部位の仔豚とオマール海老の旨味が合わさって濃厚な味です。
もちろんワインとのマリアージュも素敵。

ワイン

















お野菜の饗宴

30種のお野菜を楽しめます。ズッキーニ、グリーンアスパラ、ビーツ、フルーツトマト、赤蕪、コーン、グリーントマト、大根、カリフラワー、パプリカ、モロッコインゲン、紫カリフラワー、紫人参、、青トマト、ヤングコーン、インゲン、紅芯大根、蕪、人参、セロリ他。フレッシュやボイル、マリネなど一つ一つ丁寧に仕上げてあります。

お野菜の饗宴


















甘鯛のポワレと大浅利、ホワイトアスパラ

カリカリの皮とぷりぷりの身。そろそろホワイトアスパラも終焉ですが火入れがいいです。

アマダイのポワレと大浅利、ホワイトアスパラ

















ムルソーのバタール 2009

いい熟成感です。

ワイン

















仏ビュルゴー産の鴨のロースト

霜降り、柔らかくレアな加熱具合に驚きました。焼き野菜とじゃがいもトリュフ。
この場所で出すのはもったいないというくらい、いいカモ!


仏ビュルゴー産の鴨

















赤ワインはべンジャミン・ルルーのジュブレイシャンベルタン 2007

ワイン

















デセールはガトーショコラ

濃厚なガトーショコラにベリー系フルーツをいろいろのせて。

デセール

















マール・デ・ブルゴーニュ 1989

1989ってびっくり!これ市場価格でも6万くらいするヴィンテージですが、頂けて幸せ

マール

















ジビエは、シェフの好きな食材で狩猟にも出かけるそうなので、次回は秋に伺ってみたいな♪


「deco」

渋谷区神南1-17-2 DIX 神南ビルB1

03−6416ー1151



ranmarun at 22:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) フレンチ 

June 05, 2012

未在@京都5

京都の丸山公園内にある「未在」に行きました。
オープンしてから8年目の茶懐石の最高峰ともいえるお店。
ご主人の石原仁司氏は、当時歴代最年少の27歳で、「嵐山 吉兆」の料理長となったお方です。18時一斉スタートで、コースは27000円のみ。
予約は困難で7,8か月以上は待つそうです。

この日は10席を貸切会ということで、そんな貴重な席に参加させて頂きました。
和懐石の経験値が浅い私としては、こんな敷居の高いお店に来て大丈夫かなと不安と緊張もありましたが、何事も勉強。

円山公園の知恩院口から入っていきます。

丸山公園

















神宮道から脇に入ってすぐの所、石段を上っていくとあります。

石段

















お弟子さんが迎えてくださり、入り口の脇で梅酒を頂いてから、中に入ります。

入り口

















中に入ると、矢羽根網代の天井、漆のカウンター、いぶされた竹。
そして、大将が迎えてくださいました。

写真撮影は不可です。
記憶を辿りながら、この日のお料理を回想したいと思います。

まず席に着くと、濡れた杉の箸とご飯に赤出汁が出てきます。

「汁飯」 

ご飯はご主人出身の島根の仁多米。赤出汁には牛蒡のお餅と実山椒が入っています。この椀の蓋を同時に取って合わせるように重ねて右に置くのが茶懐石の作法。そして、お酒を飲む前に胃を塩分で引締め、胃液を促す意で、汁飯を頂きます。

そして、盃がまわされ、ご主人からご一献。
日本酒は伏見純米大吟醸「未在」の白泉。

「向付」

白胡麻豆腐に5種類の豆、赤随喜の胡麻和え。
クリーミーな胡麻豆腐です。赤随喜は珍しい。

「お造り」

大きな器3皿で運ばれてきます。
2人前ずつ盛り付けてあるので、自分の器に取ってから頂きます。

・和歌山の簑島のハリイカとアオリイカ アオリイカのエンガワを胡麻和え、
塩酢は柑橘と岩塩を混ぜたもの おろし生姜を加えて頂きます。

・韓国産の鱧の湯引き 梅肉針生姜とポン酢  
韓国産の鱧は大きく脂ののりもいいです。

・愛媛の鯛 
こちらも脂ののりと弾力があります。鯛の肝と柚子胡椒を和えたものと一緒に頂くと絶品。お酒にもいいアテです。

・舞鶴の鮪 70圓両ぶりの鮪 脂ものっている 辛味大根おろし、辛味大根の種、アイスプラント、針葱

醤油と昆布の煮凝り、山葵や山芋の角切りなどものせて頂きます。


冷酒は未在の白泉と金泉両方頂きました。女酒と男酒と呼ばれ、
前者は優しくさっぱりと甘口、後者は樽こく感じる力強い味わい。


「椀物」

和歌山の鮎しんじょうの椀は、優しい一番出汁に甘鯛豆腐を鮎で巻いて、蓬麺と白い柚子の花蕾が添えてあります。

赤いアジサイの椀、黒い椀の裏には百花椀、椿、ハギ、都忘れ、葛、モクレン、金銀朱などが描かれています。器にもいろんな季節感があるのがいいですね。

鮎の頭と骨は揚げてせんべいに。これも美味しい。


「箸休め」

ガラスの器にずんだ豆の冷製すり流し。天然車海老、ホタテ、八日市のジュンサイ、マイクロトマト、ジュレが重ねてあり、初夏らしいさっぱりとした味わい。

器には葵の葉、あじさいの葉、キイチゴ、カジの葉など、席ごとに違った葉が添えられています。


「焼きもの」

和牛の炙り。和からし、クレソンの花、葉野菜のサラダにおろし香味だれをかけて。


「八寸」
 
竹と竹の葉を丸と三角に組み立てて新緑の時期に素敵なアレンジ。
小さな器に入ったいろいろ八寸は、
こごみ天ぷら、地鮎フライ酢味噌、ちゃんばら貝、こごみ揚げ、鯛の柿の葉寿司、鯛の子生雲丹と湯葉生海苔のソース 鯛白子、もずくなど。全ては覚えていないけれど・・・

ちゃんぱら貝というユニークな名前の貝は、小さな緑色の巻貝の口には尖った貝の先。これを刀に見立てているんですね。それを引っ張ると貝の身が出てきます。初めて頂きましたが面白い。


「炊き合わせ」

賀茂茄子 海老団子 八竹筍、丸干し大根、インゲンなど。

「強肴」

長崎の鮑 肝ソース。
鳴門ワカメ、ミンククジラのあご、ナガスクジラのうでの部分。
クジラの赤身とベーコンです。クレソンの花添え。

「鯛飯」

炊き込みご飯は鯛めしに実山椒を混ぜて。
島根のいが若布と卵をかけて。特別に作って頂いた一品に皆歓声が湧きました♪おかわり続出。私も5杯おかわり(笑)だんだん時間が経ってしっとりしてくると、山椒の香りと鯛の旨味が増してきます。最後はおこげを堪能^^


「香の物」

いろいろ香の物もご飯に合います。


オデザもいろいろ出てきます。

「水菓子」 

・水羊羹と白花豆

・晩柑のゼリー 苺の ロゼシャンパンジュレ

・30種類の果物のコンポート

キウイ、さくらんぼ、メロン、ドラゴンフルーツ、桃、他いろいろなフルーツ盛り沢山。フルーツだけでも30種ですから驚き。

・未在の酒シャーベット

ほんのり余韻を味わいます。

その後、ご主人が入れてくださるお抹茶は個人ごとに違った茶碗が出されます。その方のイメージで選んでくださるようで、私には薄い瑠璃色の美しいフォルムでした。


この日頂いたのは200種類以上の食材。その一つ一つにこだわりを感じられ、脳内と胃袋は常に興奮しっぱなしでした。それぞれのお料理の器も年代物の素晴らしいものばかりで、さらに個々に演出が加えられ、その度に感激がやまなかった。

魅惑の宴が終わり、後に思うのはとにかく「素晴らしい」という言葉しか出てこない。そして、もう終わりなのかと寂しい気持ち。感動の時間は儚い夢のごとく過ぎてゆきます。今回は初めてで緊張していたので、もう一度その素晴らしさをじっくり吟味したいなと想いを馳せ・・・

これから移転改装予定だそうですが、予約は今年中一杯。
また新たな感動を味わうのは来年になりそうです。
また大将と料理に逢う日を夢見て・・・

「未在」

京都市東山区八坂鳥居前東入ル丸山町620−1

075−551−3310



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June 04, 2012

Ardoak アルドアック @代々木八幡4

6月1日にOpenしたばかりのスペイン料理の店「アルドアック」に行きました。
山手通りからちょっと路地を入った所にあります。
店名のアルドアック・Ardoakはバスク語でワインの意味。

カウンター8席くらいのこじんまりした店内。
開店のお花が所々に飾られています。

花

















まずは、カヴァを頂きました。
すっきり辛口。

カヴァ

















コースは3800円と5000円があり、後者を頂くことにします。

最初はガスパチョ

オレンジ色のガスパチョは、トマトとオリーブオイルと夏野菜の香りが広がります。

ガスパチョ

















ピンチョス

カタルーニャのチーズとアンチョビ、ミモザ、野菜のジュレ、バルサミコとペドロヒメネスのソース。これ一品でも相当手間かけています。これおかわりしたいです。いや〜期待大♪



ピンチョス

















アホ・ブランコのソパ

ニンニクの冷製スープですが、ホタテ、葡萄とアメリカンチェリー、アボカド、アーモンドにオレンジとオリーブオイル。ほのかな酸味と優しい味わい。

冷製アホソパ

















ピメントのムース詰め

赤ピーマンの中には白身魚のムースが詰まっています。
ニョッキのようなもっちり食感。ソースも赤ピーマンの風味がしっかりあって、
パンで拭い拭いしちゃいました。パンはルヴァンのかしら。

ピメント

















白ワイン
軽やかな酸味です。

ワイン

















イカ墨のアロッサ

色は濃厚ですが、イカ墨のスープでさらっとした食感。
アホのルイユがアクセントです。これ超美味い!
気を付けないとお口の周りがお歯黒になっちゃうんですけどね(笑)

イカ墨のアロッサ


















カジョス

ひよこ豆とトリッパ煮込み。
これは、アラカルトから追加しました。
柔らかいのハチノスの食感がたまりません♪
スペイン人はハチノス以外のモツは食べないんだとか。
他の部位を入れると臭みがでるからか、それが旨いのにね〜。

カジョス

















仔羊のチリンドロン

野菜と一緒にしっとりと煮込んだ肉質とスパイス使いがいい〜^^
これも大好きでやんす♪ナバーラ料理なのにナヴァランとまた違って、ほくっとほぐれる優しい味に仕上がっています。

仔羊のチリンドロン

















赤ワイン
テンプラニーニョの独特のコクが感じられます。
ワンコのラベルも可愛い。

ワイン

















ポストレは桃のコンポートとバニラアイス

ブルーチーズも入ったバニラアイスだったかな(失念)

ポストレ

















どのお料理もシェフの人柄を表すほんのり優しい味です。
しかもイケメンだっちゃ(^^)
コスパも良いし、また行かなきゃと次の予約入れました。

「Ardoak」

渋谷区上原1−1−20 JPビル2F

03−3465−1620



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June 02, 2012

天ぷら 深町@京橋4

久しぶりに「天ぷら 深町」に行きました。
山の上ホテルで35年ほど腕をふるい、7年前独立し、開店当初はよく通いました。
いろんな天ぷらを食べたけれど、シンプルに素材の味を引きだし、胡麻油も都度に替えて、昔から変わらない味。やはりここが一番好きです。


まずは、湯葉豆腐。山葵に醤油餡。

湯葉

















海老

衣がいきり立つ角を立てる海老は、中はレアでその甘味がとろける。
天ぷら歴は少ないけれど、銀座の某店とか、新橋の某店とか、六本木の某店とかいろいろ比べても個人的にはここが一番好き。


海老

















海老足もカリッと。


海老

















空豆とトウモロコシ

空豆は相変わらず美味い。串刺しでそのグラデュエーリョンなほっこり味わい。
トウモロコシも甘いです。


空豆ととうもろこし

















肉厚の椎茸

蓮根もありましたが、画像はなし。


椎茸

















アオリイカ

烏賊はレアで。。。
この肉厚な甘いとろける食感がたまりません。


イカ

















グリーンアスパラガス

太くてしゃきしゃき。

アスパラ


















キス

大きく何とも肉厚なキス。白身も弾力があり素晴らしい。


きす

















めごち

脂のった身がふんわりジューシー。この揚げ加減がたまらない。
この時期旬です。

めごち


















ぎんぽはありますか?と聞いたらもう今年は終わり。
旬は2〜4月だとか。昔は5〜6月だったのに残念。

穴子

さくっと香ばしくあげた穴子は肉厚です。身は柔らかくて、ほろっとくだける感じが美味。

穴子


















かきあげ天丼

貝柱のかきあげ。大き目の貝柱の食感と濃いめ甘口のたれが絶妙。
しじみの赤だしと香の物。
ここのランチのかき揚げ丼もいいんですよ。この時期だと空豆と海老だと思いますが、ボリューム満点でおすすめ。

かきあげ丼

















デザートに青林檎のシャーベットを頂きました。

久しぶりに訪問すると息子さんも揚げ場に立っていて、お野菜などは息子さんが揚げてくださいます。中はフレッシュに高温で焼き上げようとすると、かすかに衣が焦げてしまう。野菜は水分が多いから難しい。やはりその揚げ加減はまだ甘いかな。って生意気な言い方ですが、大将のカリッとふわっとその素材が引き立つ絶妙な食感は是非伝授してもらいたいなと。



「天ぷら 深町」

中央区京橋2−5−2サブジュードグリン京橋シノハラビル1F

03−5250−8777





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