September 2012
September 30, 2012
藪蕎麦宮本@静岡島田
うどんより蕎麦が好き。(うどんは吉田のうどんしか食べない)
田舎蕎麦はどこが美味しいかと言われると、東京より地方の方が断然美味い。
関東甲信越だと長野のあそこ、栃木のあそこ、群馬のあそこ、茨城のあそことかいろいろあるわけですが・・・
今回は静岡の島田市にある「藪蕎麦宮本」へ行きました。
この日は台風が本州上陸の天気予報だったのですが、お昼はまだ青空が見えていました。
古民家風の一軒家です。
昼11時半に開店です。開店前に女将さんが出迎えてくださいました。
店内とお料理の写真撮影は不可です。
座敷に上がると、女将からまずお水が運ばれてきました。
柔らかな口あたり。この辺のお水は水道水をひねっても美味しい水が出てきますが、さらに濾過機を使っているそうです。お茶だとタンニンの効果で蕎麦の香りが減ってしまいますからね。
と言いながらも、日本酒を頂きます^^;お膳に、蕎麦味噌と塩がついてきます。
どこのお酒かと聞くと内緒だそうで、まろやかな口当たりでした。蕎麦味噌をなめながらおつまみが来るまでの楽しみ。
そばがきは平日限定で今回は食べれなかったのですが、次回頂きたい一品。
つまみはにしん棒、天ぬき、かき揚げ、きすの天ぷらを頂きました。
まず、にしん棒に驚き!上品に炊いた鰊に昆布の香り。これはにしんそばも食べたくなりました。
天ぬき(お写真は四季の味という季刊誌から抜粋)
薄口のおだしに小海老のかき揚げがしっとりとひたり、三つ葉と茗荷の香り。
後で天ぷらそばも頼むことになるのですが、ぬきのつゆとは全く異なることがわかりました。こちらは上品で塩加減も薄く、ぬきの衣のひたひた感を味わえます。
かき揚げ天
で、ひたひたになる前のかき揚げと頂きたく・・・
さくさく胡麻油の香るかき揚げは、天つゆで頂くとまた別の食感で美味しいです。
きす天
肉厚のきすは、ふわっとレアで、表面はサクッとしっかり揚げてあります。
お蕎麦は、ざると限定の手挽きの2種
まずはざるです。十割なのか一九なのか、蕎麦粉の産地はどこなのか聞けませんでしたが、少量に盛られた麺をまずはそのまま、つるんとしたのど越し。さらに、塩(酒のあてを残しておいた)で。そばつゆは通常のものと辛味と2種。藪系なので、そばつゆは少な目の濃い味です。辛味つゆはさらに紫醤油のようなさらに濃い味で、9月末までの限定。
どちらもお好みですが、それぞれに山葵や葱、大根おろしを加えることでいろいろ楽しめます。
手挽きは、(画像は四季の味から抜粋)ざるより細く、ざらっとした食感で、色も少し緑がかり、蕎麦の風味が本来に感じられる。つゆにつけずに塩だけで本当に美味しい。箸ですくった先端に少しだけつけて、さらにつゆと合わせた旨味を感じます。
3口くらいの量なのでおかわりしたいところですが、最初に頂いたざるをおかわり。
わんこそばくらいの量なので何度もリピートしたいくらいですが、温かいお蕎麦も食べたいので天ぷらそばとにしんそばをおかわりすることにしました。
温そばを待つ間にそば湯が運ばれてきます。
よくあるポタージュ濃厚系ではなく、さらっとした蕎麦湯。
それを通常たれと辛味たれで味比べるとこれまたいいのです。
通常たれは甘さが増し、辛味たれはパンチがある。これも残しておいた酒の肴になります(笑)
天ぷらそば
ジュジュっと揚げたてのかき揚げがのった天ぷらそばは、その音と香りで、食欲をそそります。最初に頂いた天ぬきとは違い、濃口しっかりとしたつゆ、温かいながらもこしのある麺で、蕎麦の香りがつゆにしみだしていく過程がいいですね。
にしんそば(画像は四季の味から抜粋)
なんと立派なにしんそば!
身厚で器からはみでるほどのにしんにびっくり。上品に添えられた三つ葉と山椒の葉の香り、ほぐして食べるごとに鰊の旨味が麺とつゆに絡み、極上の味わい。
こんなに美味しいにしんそばは京都でも食べたことないです。
そして、温そばのつゆにも蕎麦湯を足して、これまた変化する味わいは格別のものでした。つゆ飲み過ぎてお腹いっぱいですが、和む味につゆキラー^^;
久しぶりに美味しい蕎麦に巡り合えました。そばがきも蕎麦寿司も気になるし、
秋は鴨汁が出るそうで、また遠征しちゃいそうです。
「藪蕎麦 宮本」
静岡県島田市船木253-7
0547−38−2533
September 27, 2012
La FinS@新橋
週刊フィネスへようこそ(笑)
ほんと最近フレンチはここしか行ってないです。FinS病。
そろそろ他にも行かないとなのだけど・・・
シャンパーニュはエグリ・ウーリエのグランクリュ V.P
鴨リエットにエスカルゴのフリット
トマトのジュレ、カリフラワーのムース、モンブラン仕立てのシュー
そして、アミューズブーシュ
スイートコーンのエスプーマの中にモンサンミッシェルのムール貝、赤バジルの葉がアクセント。
天然真鯛マリネとエクルビスのジュレ、丹後姫というかぼちゃムース。
松茸と鱧のブイヨン仕立て
後に出てくる活オマール
仏オレロン産の殻付き牡蠣の冷製 ウイキョウのピューレとリースリング風味のクレソンのジュレ キャビア添え
お一人様5個もあります〜♪
小振りながらも、プリッとした牡蠣。
白ワインでボイルして、ジュレやキャビアや。
鮎のボンファム
福知山産の子持ち鮎を使ったボンファム。以前から舌平目のボンファムを食べたいとリクエストしていたら、こんなサプライズ!シャンパンと鮎の旨味を生かし、卵黄、クリームとバターは少なめにして。卵や肝はパートブリックで包んであります。
まさか鮎を使うなんて、鮎姫喜び♪
ブルターニュ産オマール海老と鴨のフォアグラのポワレコンビネゾン トリュフ風味
肉厚のオマールとフォアグラの贅沢な組み合わせ。
ムルソー アルヴェール・グリヴォー 2007
まずはそのままボトルから、半分はデキャンタージュしてまろやかさを出します。
そしてこの塊は?仏ブレス産真鴨の熱々ドディーヌ
ドディーヌって何だろうと期待を膨らましていたところ。
仏ブレス産真鴨の熱々ドディーヌ じゃがいものテリーヌ添え
雷鳥、鳩、山鳩などを鴨肉で包み、焼き上げたもの。食べる度にいろいろな肉質と部位ごとの味わいが感じられ素晴らしいです。なにげにじゃがいものテリーヌの何層にも重ねたサクサク感が好きでして。
秘密の炭水化物は
鹿肉のコンソメうどん
鹿肉のたたきをのせて・・・これはどんぶりいっぱい食べたいといつも思ってしまいます。^^;
アバンデセール
パイナップルとココナッツのエスプーマでピニャコラーダ風
オムレット・ノルヴェジェンヌ
コアントローをフランベしてかけます。青い炎がケーキを包み込みます。
メレンゲとどら皮でバニラアイスをはさんであり、コアントローの香り。
意外にさっぱりしていて美味しいんです。
パール色の薔薇の飴細工。
お誕生日の姫へですが、こんなに繊細な花弁の薔薇ステキ❤
鮎とミッフィー好きな友人はこんな盛り付けになってました。
型作るだけでも大変だったでしょうに・・・
マダムからのお花もミッフィーでしたね^^
ラベルが素敵でした。
フィネス病はまだまだ続くようで・・・
「La FinS」
港区新橋4−9−1 新橋プラザビルB1
03−6721−5484
September 24, 2012
September 20, 2012
La finS@新橋
「ラ・フィネス」へ。
フィリポナからスタート。
鴨のリエットとエスカルゴのパン粉焼き
ドライトマトのゼリー寄せ、フォアグラマカロン、カリフラワーのムースキャビアのせ
アミューズブーシュ
炙り鱧と松茸のサラダ仕立て、カボチャのムースとオマール海老のジュレ、白身魚のマリネと。
鹿肉のコンソメと鹿肉のハムで巻いた鹿たたき
濃厚な鹿コンソメと熟成した自家製鹿ハムに鹿肉。これ絶品です♪
前菜
ペルドロー・グリとフォアグラのサラダ仕立て 黒無花果とフレッシュ無花果 黒トリュフのヴィネグレットソース
フランスでは当たり前のボリュームだから嬉しい限りです。無花果の他に巨峰も。
イチジクとフォアグラの組み合わせいいですね。
ワインはマルセル・ダイス
京都丹後産バイ貝と天然鮑のフリカッセ グリーンアスパラのグリエ添え
鮑とバイ貝、枝豆とグリーンアスパラで貝の旨味とクリームのカプチーノ仕立てのソース。
ブルターニュ産オマール海老、大きい!
ブレス産仔鳩とブルターニュ産オマール海老のシヴェ
開店からのグランドメニューの逸品です。
部位とソースを分けて、少しスタイルが変わっていました。以前は全ての部位とソースを合わせて盛り付けてありましたが、鳩とオマール、それぞれのソースで味わう楽しさ♪
赤ワインは
ヴォルネイ・タイユピエ 1996 マルキ・ダンジェルヴェーヌ
最初のふわっとしたしなやかなスミレのような香りと酸とタンニン。その後、オレンジピール、薔薇とラズベリー、少しナッツ。どんどん甘さが増してきて長い余韻を感じさせてくれます。
雷鳥のローストと腿肉の赤ワイン煮
柔らかなフィレの部分を赤ワインソースで。
しかし、こんな上品な雷鳥は初めて食べました!今までどこかで食べていたのは、フェザンタージュした臭みや鉄味を消すためのチョコレートのような濃厚どろどろソース。でもシェフのソースは違う。ほのかな熟香を生かすための軽いサルミソース。肉質もレアで、トリュフもたっぷり。雷鳥Agein・・・❤
サプライズのストウブ?
蓋を開けるとセップご飯でした。
バターとセップの香り。
半分くらい食べた後で、スープ投入。
松茸とチキンブイヨンの土瓶蒸し的なスープで茶漬け風に。
これ美味しい!
フロマージュ
いろいろ少しづつ頂きました。
お誕生日の女史の為に、クロカンブッシュ登場!
凄い!バベルの塔みたい。
ヘネシーをフランベして・・・青い炎の甘い誘惑。
円柱状のショコラロールの中に先程のクロカンブッシュ、ショコラとブランデーのフランベソースをかけて。
ミニャルディーズはオペラ、ティラミス、マカロン。
小菓子をいろいろ頂きながら・・・
シンデレラタイムは過ぎてゆきます・・・
「La FinS」
港区新橋4−9−1 新橋プラザビルB1
03−6721−5484
September 19, 2012
うたかたの夜
ブルゴーニュの最高峰「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンテイ」が2009年ヴィンテージから新発売したグランクリュ「コルトン」を頂きました。日本ではまだ未発売です。
初リリースながらも、ここでは希少な最後の一本。
まだ赤ちゃんなので、「たかい〜たかい〜」と生まれたての赤子をあやすように飲んでくださいと。
でもお値段も「高い〜高い〜」^^;
まだ出たてなので、若く甘酸っぱい香りながらも素晴らしい味わい。
やはりコルトンなので、DRCのヴォーヌ・ロマネのキュヴェとは大きく違う。3つの区画のテロワールを感じられる不思議な味わいです。新樽比率100%か、全房発酵かどうかはわからないけれど、DRCはラ・ターシュについても、全房発酵したキュヴェと除梗したキュヴェを実験的に仕込むなど、様々なトライをしています。シリアルナンバー入りのコルトンは、これからどのように変化するか、位置付けも含めて10年後、20年後が楽しみです。いや、30年後かなあ・・・
熟聖した頃は、幾つになってるやら、いつの日か・・・
今はまだ成でなく聖としておきましょう。
September 18, 2012
萬来園@大井町
大井町商店街の通り沿いにある中華料理店です。
ここは昼間はタンメンや餃子などの普通のラーメン屋なのですが、夜は予約客のみの高級中華店に変幻します。
外観からみても普通の町の中華店です。中に入ると白木のカウンターで大将と女将、息子さんの3人が笑顔で迎えてくれます。
メニューはありません。旬の新鮮な食材を見せてもらいながら、調理法を相談して目の前で作ってもらうというスタイルです。
まずは、前菜盛り合わせ7種
クラゲの冷菜、蒸し鶏とゴーヤ、フルーツトマトのマリネ、湯葉と桜エビ、胡麻豆腐とジャコ、など。ビールと前菜をつまみながら、メニューの相談です。
最初はお野菜をいろいろ。
がい蘭菜炒め
軽く油通ししたがい蘭菜は、葉はパリッと、茎はしゃきしゃきで甘い。
シンプルですが、この火入れはいい感じ。オイスターソースで。
インゲンと搾菜炒め
軽く湯通ししたインゲンは、細かく刻んだ搾菜とピーナッツとガーリック風味で香ばしく。ビールが進んじゃいます。
お店のお酒はビールと紹興酒のみなので、ワイン持ち込みでした。
ムルソー 2007 こちらは果実味あるフレッシュ感でお野菜に合います。
黄ニラと卵炒め
大好きな黄ニラたっぷり。シンプルに卵と塩炒め。
事前にブルターニュ産の活オマール海老をリクエストしていたのですが、この日はいいのが入らなくて・・・とのことで、海鮮食材にもこだわりがあります。
活き巨大車海老のチリソース おこげ添え
車海老でごめんねとエクスキューズがありながらも、この海老相当でかくて弾力があり美味しいです。チリソースはケチャップを使わずに、甘酒でソースの深みを出してあります。このソース絶品♪
和牛ロースとマコモ茸の黒豆ソース
マコモ茸は千切りにして、フィルムに包まれた高級しゃぶしゃぶに使われるであろう和牛ロース肉で巻き、黒豆のソースで。和牛の脂の甘みとマコモ茸のシャキシャキ歯ごたえ。美味しいです。
次に調理される活きワタリ蟹はボールの中で暴れて飛び跳ねています。
活ワタリ蟹の山椒香味揚げ
山椒と唐辛子で素揚げに。
この時期のワタリ蟹。味噌は少ないですが甲羅以外は身は殻ごと食べれちゃいます。
天然鰻と野菜の豆鼓炒め
鰻をにんにくや筍、キクラゲ、葱、ニンニクの芽などとスパイシーに炒めて。
赤ワインはエシェゾー 2004
なんか贅沢すぎます・・・ビゾーのこのラベルは初。
活き黒鮑を調理中。肝も使って欲しいのですが、あえて使わないのだとか。
勿体ない・・・
大将が鍋をふるっているお姿・・・ステキ♪
活き黒鮑とレタスの牡蠣油炒め
柔らかな鮑をシンプルにレタスであっさりと仕上げてあります。
いろいろ茸炒め
きのこ好きなので数種類の茸を炒めて。柳松茸というのは初めて食べました。
白イカとグリーンアスパラガス レモン風味
白イカは柔らかく、アスパラとソースはレモンの香りが効いています。
大将がこれ今日入ったんだけど、という摂津茄子。
皮は固いし、アクもあるから煮込みがいいよねぇと。
摂津茄子と豚肉と春雨の土鍋煮込み
青唐辛子や葱を加えてピリカラ土鍋煮込み。茄子は柔らかく、春雨にもソースが浸みこんで、うまうま♪このソースにご飯を突っ込みたい衝動・・・
お腹いっぱいなはずなのに、スパイシーな味でまた食欲がそそります。
そろそろ〆かしら。
松茸炒飯
雲南省の松茸だそうですが、その前に濃ゆい料理を食べていたせいか、
松茸の香りが半減してしまい残念でした。
酸辣湯
まあ普通かしら。
お腹いっぱいですが名物の、あおさそば
麺も少量にしてくださいとお願いしました。
大将が「これがウマイよ」「次はあれいくか」「次は何にする?」という感じで客が食べれる限り、延々とお料理を出してくださる食い倒れ中華(笑)
今回は15皿、24品。
お会計は時価で女将が最後に決めます。しかも現玉のみ。
黒鮑や松茸頼んじゃったのでお会計もびっくり。女将が「ちょっと高いけどいいかな」って。はい、また頑張って働きますw
次回は上海蟹の時期かなあ・・・
「萬来園」
品川区東大井5−6−8
03−3450−5667
September 17, 2012
ラ・ロシェル@南青山
まずはシャンパーニュで、ロベル・シャルルマーニュ ミレジメ2004
これは初めて飲んだけど、強気なラベルと共にいいスタートです。
アミューズ
穴子の竹炭フリット、モロヘイヤと鰹とモッツァレラの冷製スープ
黒い塊は穴子のフリット。竹炭をまぶしてこれ美味しい^^。その横には、黄ピーマンとベルジュのヴィネグレット。モロヘイヤと野菜のジュで作ったねっとりしたスープの中には浮き身として軽く火入れした鰹。フロマージュブランの酸味がさっぱり。
ハナイカと帆立とイタリアンパセリと生姜風味のムース
胡瓜のゼリー寄せにラディッシュを添えて中国醤油ソース
一口ごとに上品な味わい。胡瓜をその青々したジュとビネガーでゼリーに。
ハナイカの中には、帆立とイタリアンパセリと生姜風味のムースが入っています。香ばしく焼いたゲソと中国醤油の風味が食欲をそそります。
どれも細かく調理されていて、料理絵巻の始まりです。
ボタン海老とホタテのマリネ ライムとメレンゲのキャビア、桜エビのスープとアロエとバルサミコソース
レアなボタン海老の甘さとライムの酸味、オレンジ色の桜海老の香るスープがいいですね。キャビアの塩加減、バルサミコの酸味、海老の甘さで素晴らしく完成されていて、四葉やハートのクローバーで幸せな気分になります。
ピュリニーモンラシェ ラ・ガレンヌ 2009 ジェラルトーマス
すっきりした中に際立つ香り。徐々に樽感と甘味が感じられます。
フォアグラのポアレとセップチップとトリュフ アーティーチョークとそのピュレ
セップのチップとトリュフの香り。下にはピンク色の柔らかなフォアグラ。
秋のアーティチョークは、ボイルやムースにして、里芋のようにねっとりとしています。そして、繊細なセップコンソメ。絶妙な一品♪
アーティチョークとフォアグラの冷製パルファ
アーティチョークのマリネとフォアグラのパルファはデザートみたいに甘く・・・
トリュフのヴィネグレットソースとスベリヒユを添えて。
鱸のロースト バジルの泡とビーツのソース ブールノワゼット
皮目をカリッと身はしっとりジューシーに火入れしたスズキの上には、バジルの泡と青トマトのコンフィチュール ビーツソースの赤い彩りが美しい。
サイドには、キヌアのリゾットにセップレという紫バジルを添えたものやカネルというバジル?、ビーツ、白人参などクネルをあしらって。ブールノワゼットに全体がうまく絡み合います。
ワインはシャンベルタン ルイ・ラトゥール 1996
優しい感じで熟成されています。
メインは
焼尻島産仔羊の三種料理〜
ロースのベーコン巻 ロティのコートデュレイヨンソース
腿肉の赤ワイン煮込み、ミンチシガールのレフォークリーム
左のベーコン巻したロースはレア&きめ細やかな肉質で、クレソンアレゴアという苦みのあるクレソンに、ローズマリー風味。
サフォークの甘みを引き出しています。明日葉と茄子がサイドに。
中央は胸肉を赤ワイン煮込みにして。これ美味しい♪
右のシガールの中には、ミンチしたお肉を包んだパートブリック、夕顔や朝鮮人参のフリット。
部位ごとにそれぞれ個性ある味わい。それが三位一体となり、素晴らしい調和!
アヴァンデセールは
アップルマンゴーとラベンダーのグラニテ
沖縄アップルマンゴーの甘さとほのかラベンダーの香り。すっきりとした味わいです。
小山の葡萄のデセール
シャインマスカットとブラックドルチェ。
クリームチーズのムースとバニラのソースメロンのリキュールを添えて。
シンプルに皮のまま葡萄が味わえるんですけど、バニラとメロンのソースがさらに葡萄を生かしています。
ババ2種
アーモンド風味のババとコアントローとミント風味のババ。
しっとり生地の中のクリームもまた違った味わいです。エスプレッソを頂きながら。。。
紅富士のスープ
レモングラスの泡と青柚子のソルベ。
紫式部というプラムと梨。
フレッシュハーブを添えて。
フレッシュハーブティーと共に・・・
ワインのマリアージュもいいですし、食材は100種類以上は使っていると思います。石井シェフのお料理は日々変化するので、これがスペシャリテとか凄いという主張もない代わりに繊細で全くブレがない。全体のお皿ごとも計算されたお料理です。
軽やかなテンポで繰り広げられる数々のお料理と、きめ細やかなサービスに魅了され、また足を運んでしまうのでした。
「ラ・ロシェル・南青山」
港区青山3−14−23
03−3478−5645
September 16, 2012
Nuda@神戸元町
「Nuda」に行きました。
神戸の薪焼きレストラン。3か月ぶりです。
暑い日だったので、まずはシャンパンで。
生の落花生を焼いて。
中はシャキシャキした食感。
パンはサマーシュ製から自家製パンに変わりました。
表面サクサク、生地はもちっとしています。
水茄子とモッツァレラ・ブッファレラ
エチャベリのモッツァレラは火を通し過ぎかパサついて硬かったけど、こちらはジューシー柔らかい。水茄子と。
チャコリ
イサスメンディ7。日本ではここだけなのかな。
シロ
カンパチの子供。きめ細やかな肉質しっとり。レッドオニオンを添えて。
チャコリ飲み比べ。
いつものグリーンラベルよりワンランク上のです。
こちらの方が辛口で好み。
賀茂茄子
45〜50分くらいじっくりこんがり焼いた賀茂茄子の身は柔らかい。
お塩だけで茄子の甘みが引き立ちます。
チストーラ
定番のチストーラ。に焼いたピュアホワイトの粒。
ムルソー畑のブルゴーニュ。なるほど・・・
アコウ
ふわっと弾力がある身とその出汁で作ったピルピルソース。
和食でもなかなか食べれないアコウ。火入れが素晴らしくて・・・♪
ビュルゴー産鴨肉のロースト
塊で焼いて、切り分けた後、お野菜もたっぷりです。
ワインはブラインドだったのですが、グラスを変えるだけで全く味わいが違う。
ブルゴーニュかと思いきや、キャンティとはびっくり。
お肉第2弾。
焼尻島の仔羊サフォーク。東京でも食べれるお店は少ないのにね〜。
以前はレカンやトトキでしか食べたことない。
サフォークの証明書があったり。
葉野菜に埋もれる・・・
たっぷりのお野菜の中に顔出したのはピンク色のお肉。
柔らかくてクセもなく、脂もマイルドなので、鴨の後でもすくすくいける。
そういやバローロも飲んだのでした。
ジェラート
食後酒
イサスメンディ。軽い甘さ。
どら薪
秘密のおまけ。通常はないですよ。どら焼きの皮を表面焼き色つけて、中にはイチジクは入っています。薪焼きアイス添え。
よく食べ飲みました。
「Nuda」
神戸市中央区元町通3−14−5
078−335−1077
September 13, 2012
ル・マンジュ・トュー@神楽坂
10数年ぶりの訪問です。当時私が訪れたのは一階がレストランで、二階が厨房、コース5千円や8千円でクラシックな谷シェフのガツン系料理を出していた頃。その後改装工事で休業に入り、一階が厨房、二階がレストランに変わり、お店も料理も一新してから本当久しぶりの再訪でした。
まずはシャンパンを頂きます。
前菜は、リードヴォーのグラッセ ヘーゼルナッツのプラリネ
牛乳カゼインのクレープにワイルドライス
リードヴォーをムニエルにして赤ワインとマデラ酒でさっと煮てふわっと酢豚風にグラッセして、ヘーゼルナッツの甘みがデザートのよう。ミルクカゼインをカリッとチュイルし、もっちりとしたワイルドライスが添えてあります。
香ばしいパン。
セップとアーモンドのエスプーマ セップのソテーと塩漬け豚バラ
なめらかなセップとアーモンドのエスプーマは泡がすすみます。しゃきしゃき感のあるセップにベーコンのようにカリカリに焼いた塩豚の風味がよいです。
のどぐろの網焼きと大根のコンディマンとサラダ
表面を香ばしく焼いたのどぐろの身は中は柔らか。辛味大根とレモンと皮を塩とオリーブオイルで和えた物がしいてあります。
ワインは、ジョスメイヤーのリースリング。
甘口の香りがこの後のフォアグラにも合います。
フォアグラのコンフィ 蜂蜜とビネガー風味
フォアグラを真空状態で漬け込んだもの。少しの胡椒の粒がアクセント。
これにどら焼きの皮を添えて。ほのかに甘酸っぱいフォアグラはなめらかで口の中にとろけます。
オマール・オマール・オマール
カナダ産のオマール海老を焼き、爪先の部分をムースにして、そのジュと卵とサマートリュフを添えて。オマールの旨味が凝縮されていて美味しい一品です。
蝦夷鹿の直火焼き ピーマンとナスタチウム
フライパンで直火焼きにした蝦夷鹿。周りは苦いくらいにしっかりと焦げ目をつけてあり、肉質も締まっています。7種類のスパイスと赤ワインのソースで。
アバンデセールは、ぶどうのジュレとポッキー
巨峰のさっぱりとしたジュレと大きな果肉。ポッキーは細いグリッシーニにホワイトチョコとレーズンをまぶした自家製ポッキー。
オレンジのサヴァラン
オレンジピールのフレッシュ感としっとりお酒がしみたサヴァラン生地がいいです。
そして、バースデーのクロカンブッシュ!
谷シェフが歌うBirthday Song♪ そして、みんなで大合唱♪
お誕生日おめでとう♡
切り分けて一口づつ頂きます。
フレッシュなクリームとさっくり生地がいいですね。
プティフール
コーヒーを頂きながら、夏休みでフランスに行かれていたシェフと談義タイム。
今年で還暦を迎えるという谷シェフは、当時と変わらぬ優しい笑顔とダンディVoice。シンプルながらも素材を生かすこだわりと繊細な調理法、一皿一皿素晴らしかったです。もっと早く訪問していなかった事を後悔しました。友人の誕生日を祝うBirthday Songのハーモニーには、感動のあまり思わずもらい泣きしてしまいました。
「ル・マンジュ・トゥー」
新宿区納戸町22
03−3268−5911
September 10, 2012
AMECOYA@豪徳寺
「アメコヤ」に行きました。
何屋かって?ご近所でよく行くお蕎麦屋です。
外観からだとカフェっぽいのですが、中も木を基調としたナチュラルな雰囲気。
メニューもリーズナブルで居酒屋風なんですが、美味しいおつまみと十割蕎麦が食べれるんです。でも予約必須。
お通しは押豆腐に桜海老
珍味三種盛り
鯛の酒盗、鮎の肝和え、豆腐の味噌漬けとか。
ズワイ蟹味噌和え
蟹のほぐし身と蟹味噌は絶品酒の友^^
お造り
真鯛、環八とあったけど、ノドグロの炙りが一番でした。
お塩で頂きます。
鴨汁蕎麦
濃厚な蕎麦汁とお蕎麦。
二種もりそば
福井県大野産の蕎麦です。お蕎麦は塩だけで香りや味わいを堪能したり、
山葵は蕎麦の香りを消してしまうので欲しい方は+50円。私は葱も入れません。そのままが一番美味しい。あと、醤油にちょっとつけてみたり。濃厚なつゆにつけてみたり。
茨城県桜川のお蕎麦。
こちらは細打ちにして。
お一人で作っていらっしゃるので、お料理が出てくるまで少し時間かかりますが、丁寧なおつまみも美味しくお酒がすすみます。そして、最後はやっぱりお蕎麦を堪能してほしいです。
コース料理もありますので、いろいろちょっとづつ食べたい方はいいかも。
「AMECOYA」
世田谷区豪徳寺1−46−14
03−3439−3602
September 05, 2012
La FinS@新橋
シェフから、ハンターが仕留めた北海道の夏鹿が入りましたとのことで、これは行くしかないと・・・こういうお誘いに弱いです^^;
アミューズブーシュ
カシスとビーツのゼリー寄せに、フォアグラのムースのマカロン、セミドライトマトのゼリーはタイムの香り。
3皿のアミューズ
右は白貝とタラバ蟹のビスクにグリーンピースのムース。
左はウズラのポーチドエッグにベーコンの香り。
いつも思うけれど、この一つの器の中にはいろんな素材とエキスが楽しめる小宇宙。
ツブ貝と車海老のゼリー寄せにカボチャのムース
シェフが高校クッキング選手権で優勝した時の京茄子のテリーヌ
賀茂茄子と豚足をテリーヌ仕立てに、上には蒸した黒鮑のスライス。この組み合わせ素晴らしいです。当時は豚足でなく鶏肉を使ったそうですが、賀茂茄子はコンソメを吸って優し甘み。豚足の優しい弾力と鮑の旨味。アメーラトマトのマリネとバジルソースとバルサミコソースをアクセントに。
シェフはこのクッキング選手権で2回優勝しているそうです。
ワインは、左は先日亡くなってしまったクリスチャン・ショーサルのJasnieres Blanc Kharakter 2010
自然派のジャニエールのワインはミネラルと酸がしっかりとしていますが、こちらはすっきりとした果実味で飲みやすいです。
右はArpois Pupillin Melon le Rouge-Queue 2006
アルポワ・ピュピランのこちらは、樽感と甘さのバランスが良く、キツネのラベルも可愛い。
レマン湖のエクルヴィス・パットルージュのナージュ仕立て
エクルヴィスは大概ビスク仕立てにしてしまいますが、こちらはパセリのクーリとカリフラワーのムースにアスパラガスのグリエを添えて、シャテルドンの塩水ジュレと冷製仕立てにしてあります。
蝦夷鹿の背肉のロースト 燻製の香り セップのコンフィと共に
メインは夏鹿。10日間熟成させて、下には鹿肉のコンフィ。
秘密のどら焼きの皮は、蜂蜜の香りが効いていて、なぜか料理に合います。
京都丹波地方より、小さな仔鹿のノワパティシエールのバターソテー
鹿のコンソメソース 根セロリのピュレ
丹波の仔鹿は内腿の筋肉の裏側の赤身の柔らかな希少部位。
前後のお肉で前脚と後脚の部分でも、肉質と風味が変わります。
長時間煮詰めた鹿のコンソメをかけて。絶品です。
添えられた根セロリのピュレを加えるとマイルドな味わいに。
赤ワインはFaugeres Jadis 2008
レオン・バラルのこちらは、コスパも良く、素晴らしいバランスで夏鹿肉に合います。
フロマージュいろいろ。
ミモレット、コンテ、ブリドーブラン、タレッチオ他。
このミモレットは凄かった。
アバンデセールは 葱 La 麺です。
チキンブイヨンを白濁させたスープとカッペリーニの麺。
これは以前のFBラーメン談義でリクエストに答えてくださった特別メニュー。
美味すぎる・・・
薔薇をあしらった桃パルフェ。
鹿のコンソメを再リクエスト。
とことん煮詰めてあり、濃厚です。このコンソメでオニオングラタンスープを作ってくださったら悶絶かも^^;
ヴァローナ産グランクリュ”グアナラ・ラクテ”のミルクチョコレートを使用したスフレグラッセ
モダンなフォルムに金箔を添えて仕上げたショコラは、スフレといっても濃厚な味わい。ブルーベリーの風味、カカオの風味。濃厚な牛乳のソルベが大人のスイーツという感じ。
プティフール
オペラ、ティラミス、ミントのマカロン
プティフールと共に談義タイムでまた夜が更けていくのでした。
「La FinS」
港区新橋4−9−1 新橋プラザビルB1
03−6721−5484
September 04, 2012
フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ@軽井沢
「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」へ行きました。
1日1組のみ限定で許される貴重な空間。
「Fogliolina della Porta Fortuna」という長い名前の由来は、シェフの奥様葉子さん=fogliolina(小さな葉)、della シェフ幸司さん=Porta (司る)Fortuna(幸運)というラブラブな名前のからだそうです。素敵♪
昔、中目黒時代にOpen当初伺った事があり、その頃は私の舌が未熟過ぎて自分の中では消化できなかったのですが、数年ぶりに軽井沢のお店に再訪して、驚きと感銘を受けました。
小林シェフがイタリア語で書かれた手書きのメニュー。
これから小林Worldの宴が始まります。
最初は、ねずの実を20年物のマルサラ酒に漬けて、スプマンテで割った食前酒。15分くらい漬けただけだそうですが、メイプルシロップのような甘く芳醇な香りがスプマンテの泡と共に感じられます。
アペリティーボは、
ポルチーニとスキャンピと茄子、生姜と米と卵のスフォルマート
ポルチーニ、手長海老、茄子を角切りにして網で焼き、オレガノ風味。
エシャレットと生姜、米を合わせて蒸し、ピュレにした後玉子を加えて蒸し器入れてから合わせ再加熱したもの。少しオリーブオイルをかけてその絶妙な組み合わせからハマッテしまいました。
ロンパルディアの仔うさぎとカルチョフィのストゥファート
仔兎の腿肉を骨付きのままオリーブオイルと黒オリーブ・野菜のジュと共にオーブンで煮込み、身をほぐした後、そのジュにカルチョーフィとともに加熱、その後トロペイヤという赤玉葱を加え余熱で火入れしたもの。
カルチョフィーは春だけかと思っていたら、いろいろ種類があって、こちらはマモーレという生でも食べれる小ぶりのもの。加熱すると甘味が出ます。そっか、イタリアで食べてたのはこれなんだと新たな発見。向こうでは種類なんて聞かないもんな^^;ロマーナは加熱用の大きなものですが、真夏以外は季節ごとに4種類あるそうです。この組み合わせも絶妙で、友人のをお代わりしました^^。時間が経つごとにお皿の中の味を変化していくのが面白い。
ワインもすすんで行きます。
ラバルバッロの冷製スープ
ラバルバッロはルバーブです。茹でこぼしたにんにくとエシャロットにシェリーを加え、一煮立ちさせた後、セージとボッタルガを振り、ミキサーして冷やした酸味のあるスープ。
お魚は、ティレニア海のカサゴをローストしたものにフランスのキャビアを添えて。
天然酵母のパン
白玉葱が入っています。さっくり中ほっこり。
手打ちタリオリーニ
焼いたラディッキオ・ロッソに包まれた塊。
開けると・・・
ローストした黒トランペット茸に生ハムプロシュート、ポロ葱を加えた手打ちのタリオリーニが現れます。絶妙な塩加減とパスタの食感。
赤ワインも進みます。少し甘味のある感じがラデェッキオの苦味といい相性。
ランゲの濃厚な風味好きです。
ブレス産の鳩のロースト
塩とオリーブオイルをひき鉄板の上で中心温度が40度になるように焼き休ませずに。 心臓やレバーなどをオリーブオイルで炒めて殻付きの麦とアンチョビに茹でこぼしたニンニクとエシャロットのソース。ドライプルーンに野菜のジュとローズマリーを加えて。この火入れが素晴らしい。アンチョビも自家製なので熟成の香りが全然違う。
ただ悲しかったのは、このアンチョビの中骨がファロのリゾットに残っていて、口に入れた瞬間喉の粘膜にに思いきり突き刺さってしまった・・・飲み込もうとするほどに喉は切れていき、トイレに駆け込み痛みと吐血と苦しさで大変な事に・・・出てきた骨は料理に含まれるのにはあり得ない大きさ。でも場を乱したくなかったのでテーブルの皆には笑ってアルコール消毒と言っていたけれど、シミル・・・イタイ・・・こんなハプニングは初めてなので、もっとエクスキューズが欲しかったかもw
ゴルゴンゾーラのババレーゼ
ゴルゴンゾーラに牛乳とラム酒を合わせてババロア風に。
シチリアの生アーモンドにトスカーナのオリーブオイルを流して。
黒葡萄のムース
信州の巨峰の皮と実とアペロール(百合根を使ったリキュール)を煮て ミキサーにかけゼラチンで固めたもの。 マスカルポーネとミントを合わせたソース。
3層になっています。
何故かケーキ
レモンチェッロをしみこませたスポンジに、ネクタリン、葡萄、プルーンなど。
しっとりとしたスポンジの食感と具沢山のフルーツが素敵です。
ショコラとカフェ
エスプレッソを終えるころには、夕方5時からスタートして4時間半が過ぎていました。
素材の組み合わせ、油と塩のバランス、一皿ごとに調理法から細かく説明してくださり、叙情的に語られるシェフの言葉一つ一つに、その料理に対する信念や想いを感じながら「小林World」に引き込まれてしまう…
今まで眠っていた味覚の官能を引き出され、喜びと共に、次第に情熱的に、突如ものうげに、それから生成され始めた情熱と魅惑、最後は甘美に柔らかく澄み切って、4時間半は夢のごとくあっという間に過ぎてしまいました。
また次回、新たな夢を見に行きます♡
「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルターナ」
長野県軽井沢町長倉2147−689
0267−41−0612