January 2013
January 30, 2013
フォリオリーナ・デラ・ポルタ・フォルトゥーナ@軽井沢
「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ。フォルトゥーナ」に行きました。

お庭は雪景色。中は暖炉が赤々と燃えています。

本日のメニュー楽しみです。

食前酒

この赤ワインとねずの実で漬けたリキュールをスプマンテ割って。

仔羊のレバーとジャガイモと黒トリュフのクロケット
茹でて裏ごししたジャガイモと仔羊のレバー、角切りの黒トリュフを練り合わせたものを一度焼いてから、衣をつけてクロケットに。下には厚切りの黒トリュフと6か月熟成のペコリーノチーズを黒胡椒を加えたソース。

熱々のクロケットの中はほんわりレバーの肉感と黒トリュフの香りが。
黒胡椒がレバーの臭みを消し、ジャガイモの甘みを出し、黒トリュフの香りを惹きたてます。

白ワイン

野生のキジとカルチョフィのパイ包み

中は、キジのいろんな部位とケッパー、オリーブオイル、いろんな野菜を入れて煮込んだものを練りパイの生地で包んで焼き、アーティチョークとエメンタールチーズを添えて。

ブルターニュ産オマール海老のスープ サフランの香り
サフランの花のめしべと玉葱やエシャロットに野菜を加えたスープとオマール海老は蒸して、殻や身を含めてミキサーにかけたピュレーと人参を加え煮込んでカラブリアの唐辛子を加え、さらに煮て漉す。
濃厚なスープにフレッシュなエシャロットの香り。中にはレアな火入れのオマールが入っています。

これをベースに某イベントではナポリタンを作ったそうなんですが・・・
それもいつか食べたいなあ・・・というか小林シェフが作るナポリタンって気になり過ぎます。
パンには粒のピンクペッパーを入れて。

チリメンキャベツで包んだフォラグラとロビオラのフォトチーネ

青と黄色のサヴォイキャベツのコントラストが美しい。
この蓋を開くと解き放つさらなる香りが・・・

フォアグラとロビオラという牛・羊・山羊の3種のチーズとサルディーニャの栗。
ジビエのコンソメで。フォアグラは強火で一度ローストしてからチーズを和え、柔らかなミルキー感とキャベツの甘い香り。

赤ワイン

ブレス産青首鴨胸肉のロースト
刻んだ胸肉を塩とオリーブオイルで芯を40度で加熱。内臓は砂肝、心臓、レバーを5ミリ角切りにして2ミリのニンニクや唐辛子、エシャロットと腿肉を火入れしてラグーにして下に添え、ラデッキオ・ロッソローストのピュレや野菜鴨のフォアグラ脂でソース。

ローストした洋梨と生のアーモンを練りこんで内臓や腿肉に柔らかい変化を与えます。

パン

ドルチェから記憶無。

ボッタルガとホロホロ鳥やオリーブオイルだったかな。

それはマルテニィークラムのせい?

苺のケーキ
しっとりしたスポンジに苺がたっぷり入って、柔らかくホイップした生クリーム。
ケーキはやっぱり苺のショートケーキが大好きです。

エスプレッソとチョコを頂いて終了。
小林シェフのお料理はいつも魅力的です。
「フォリオリーナ・デラ・フォルタ・ポルトゥーナ」
長野県北佐久群軽井沢町長倉2147−689
0267−41−0612

お庭は雪景色。中は暖炉が赤々と燃えています。

本日のメニュー楽しみです。

食前酒

この赤ワインとねずの実で漬けたリキュールをスプマンテ割って。

仔羊のレバーとジャガイモと黒トリュフのクロケット
茹でて裏ごししたジャガイモと仔羊のレバー、角切りの黒トリュフを練り合わせたものを一度焼いてから、衣をつけてクロケットに。下には厚切りの黒トリュフと6か月熟成のペコリーノチーズを黒胡椒を加えたソース。

熱々のクロケットの中はほんわりレバーの肉感と黒トリュフの香りが。
黒胡椒がレバーの臭みを消し、ジャガイモの甘みを出し、黒トリュフの香りを惹きたてます。

白ワイン

野生のキジとカルチョフィのパイ包み

中は、キジのいろんな部位とケッパー、オリーブオイル、いろんな野菜を入れて煮込んだものを練りパイの生地で包んで焼き、アーティチョークとエメンタールチーズを添えて。

ブルターニュ産オマール海老のスープ サフランの香り
サフランの花のめしべと玉葱やエシャロットに野菜を加えたスープとオマール海老は蒸して、殻や身を含めてミキサーにかけたピュレーと人参を加え煮込んでカラブリアの唐辛子を加え、さらに煮て漉す。
濃厚なスープにフレッシュなエシャロットの香り。中にはレアな火入れのオマールが入っています。

これをベースに某イベントではナポリタンを作ったそうなんですが・・・
それもいつか食べたいなあ・・・というか小林シェフが作るナポリタンって気になり過ぎます。
パンには粒のピンクペッパーを入れて。

チリメンキャベツで包んだフォラグラとロビオラのフォトチーネ

青と黄色のサヴォイキャベツのコントラストが美しい。
この蓋を開くと解き放つさらなる香りが・・・

フォアグラとロビオラという牛・羊・山羊の3種のチーズとサルディーニャの栗。
ジビエのコンソメで。フォアグラは強火で一度ローストしてからチーズを和え、柔らかなミルキー感とキャベツの甘い香り。

赤ワイン

ブレス産青首鴨胸肉のロースト
刻んだ胸肉を塩とオリーブオイルで芯を40度で加熱。内臓は砂肝、心臓、レバーを5ミリ角切りにして2ミリのニンニクや唐辛子、エシャロットと腿肉を火入れしてラグーにして下に添え、ラデッキオ・ロッソローストのピュレや野菜鴨のフォアグラ脂でソース。

ローストした洋梨と生のアーモンを練りこんで内臓や腿肉に柔らかい変化を与えます。

パン

ドルチェから記憶無。

ボッタルガとホロホロ鳥やオリーブオイルだったかな。

それはマルテニィークラムのせい?

苺のケーキ
しっとりしたスポンジに苺がたっぷり入って、柔らかくホイップした生クリーム。
ケーキはやっぱり苺のショートケーキが大好きです。

エスプレッソとチョコを頂いて終了。
小林シェフのお料理はいつも魅力的です。
「フォリオリーナ・デラ・フォルタ・ポルトゥーナ」
長野県北佐久群軽井沢町長倉2147−689
0267−41−0612
January 28, 2013
割烹 なかじん@京都
「割烹 なかじん」に行きました。
橋立ロワイヤルという紅芋酢とモーリス・ヴィッセルのシャンパンのカクテルでスタート。紅芋酢の酸味と蜂蜜のかすかな甘味。疲れが取れる一杯です。

先付
酢飯で作ったおこげと海老のあんかけ。

前菜3種盛り合わせ
明太子と青紫蘇の生湯葉巻、サーモンの南蛮漬け、イタリア豆腐。
イタリア豆腐はおぼろ豆腐にオリーブオイルと塩で。

塩せんべい

ぶり大根
鰤のあらで炊いた大根に、鰤のでんぶ。
鰤でんぶが甘い大根にしみて優しい味わい。

合い鴨焼き
ポン酢と玉葱の千切りとセルフィーユ。

レトロな製麺機

店主が刻々と打った生地を練り上げます。北海道産全粒粉を使ったうどん。もともとは蕎麦を出していたそうですが、蕎麦アレルギーになってからこちらの麺に替えたそうで。。。でも、このうどん、全粒粉だけだとパサパサざらざらになってしまいますが、蕎麦風のコシや弾力を出すため、中力粉やデュラムセモリナも加えています。

麦きり
枕崎産本かつおの荒削り、函館産天然真昆布、醤油を加えた出汁で頂きます。薬味に白胡麻やマルドンの塩も添えて。おかわりしたくなっちゃいます。
次回は大盛りで(笑)

雲丹と雲子の天ぷら
雲丹の天ぷらは、天ぷら屋で海苔で巻いたりしてもくさみやべっとりした食感が残るのに、白子と雲丹の絶妙な組み合わせは絶妙でした。太白胡麻油で揚げ、雲丹塩で。

三河産とろける鰻の白焼き
これは是非ご飯と食べてくださいとのこと。
備長炭で焼いた鰻は、焼いてから蒸し揚げ、ふわふわの触感。
山葵醤油につけて白飯にのせて。
店主いわく、バター醤油ご飯を食べる感覚で・・・
なるほど、鰻の身は驚くほど柔らかく脂ののった鰻の脂がご飯にしみだします。確かにとろけるこれは絶品♪

特製Jidoriカレー
ご飯のポーションは選べます。中で。
丹波160日飼育の平飼い地鶏をベースに、濃口醤油、バルサミコ酢を加えて、まろやかなカレーです。お米も近江八幡で友人が育てている有機栽培のこしひかりを土鍋で炊いて。

デザートもいろいろあり迷いましたが、
クリームあんみつ
徳島産ところ天草から炊き出した寒天、丹波大納言小豆、白玉、大原平飼い地鶏の有精卵と飛騨古川牧成舎の牛乳で作ったバニラアイス、黒蜜をかけて。

最後は店主の一杯点てコーヒーで。

素材ひとつひとつにこだわり、優しい料理を作ってくださいます。
また伺いたいな。
「割烹 なかじん」
京都市中京区高倉通六角上ル
075−257−2288
橋立ロワイヤルという紅芋酢とモーリス・ヴィッセルのシャンパンのカクテルでスタート。紅芋酢の酸味と蜂蜜のかすかな甘味。疲れが取れる一杯です。

先付
酢飯で作ったおこげと海老のあんかけ。

前菜3種盛り合わせ
明太子と青紫蘇の生湯葉巻、サーモンの南蛮漬け、イタリア豆腐。
イタリア豆腐はおぼろ豆腐にオリーブオイルと塩で。

塩せんべい

ぶり大根
鰤のあらで炊いた大根に、鰤のでんぶ。
鰤でんぶが甘い大根にしみて優しい味わい。

合い鴨焼き
ポン酢と玉葱の千切りとセルフィーユ。

レトロな製麺機

店主が刻々と打った生地を練り上げます。北海道産全粒粉を使ったうどん。もともとは蕎麦を出していたそうですが、蕎麦アレルギーになってからこちらの麺に替えたそうで。。。でも、このうどん、全粒粉だけだとパサパサざらざらになってしまいますが、蕎麦風のコシや弾力を出すため、中力粉やデュラムセモリナも加えています。

麦きり
枕崎産本かつおの荒削り、函館産天然真昆布、醤油を加えた出汁で頂きます。薬味に白胡麻やマルドンの塩も添えて。おかわりしたくなっちゃいます。
次回は大盛りで(笑)

雲丹と雲子の天ぷら
雲丹の天ぷらは、天ぷら屋で海苔で巻いたりしてもくさみやべっとりした食感が残るのに、白子と雲丹の絶妙な組み合わせは絶妙でした。太白胡麻油で揚げ、雲丹塩で。

三河産とろける鰻の白焼き
これは是非ご飯と食べてくださいとのこと。
備長炭で焼いた鰻は、焼いてから蒸し揚げ、ふわふわの触感。
山葵醤油につけて白飯にのせて。
店主いわく、バター醤油ご飯を食べる感覚で・・・
なるほど、鰻の身は驚くほど柔らかく脂ののった鰻の脂がご飯にしみだします。確かにとろけるこれは絶品♪

特製Jidoriカレー
ご飯のポーションは選べます。中で。
丹波160日飼育の平飼い地鶏をベースに、濃口醤油、バルサミコ酢を加えて、まろやかなカレーです。お米も近江八幡で友人が育てている有機栽培のこしひかりを土鍋で炊いて。

デザートもいろいろあり迷いましたが、
クリームあんみつ
徳島産ところ天草から炊き出した寒天、丹波大納言小豆、白玉、大原平飼い地鶏の有精卵と飛騨古川牧成舎の牛乳で作ったバニラアイス、黒蜜をかけて。

最後は店主の一杯点てコーヒーで。

素材ひとつひとつにこだわり、優しい料理を作ってくださいます。
また伺いたいな。
「割烹 なかじん」
京都市中京区高倉通六角上ル
075−257−2288
January 27, 2013
徳山鮓@余呉
冬の味覚「熊鍋」を食べに滋賀県余呉の「徳山鮓」まで遠征。
新幹線で米原まで行く途中、富士市辺りで快晴の空と美しい富士山の姿を拝むことができました。

ところが、米原に着くと天気は一変して雪が降っています。

米原から北陸本線に乗り換えて、余呉まで行く途中、雪景色を眺めながらの情緒ある電車の旅。こういうのもたまにはいいな。

余呉駅に着くと店主が車で迎えに来てくださいます。
雪は止んで晴れていました。余呉湖がきらきらと光り、一面は雪景色。

「徳山鮓」に到着です。

店内の個室窓からは、雪景色の余呉湖。
この景色をつまみに一杯やりますか^^;

お酒は雪の天然冷蔵庫で冷やして待ってます^^

まずは、鰊の麹漬け
白髪葱と海苔と胡麻と一緒に。

昼から日本酒がすすみます。
七本槍を2種頂きます。

鯉のお造り
厚切りの鯉の刺身。脂がのって弾力のある身。
ここだから頂ける新鮮な美味しさ。

猪肉
猪を炊いたもの。林檎を荏胡麻酢につけて。赤身と脂の部分に切り分けてありますが、脂身の甘さと花山椒がいい感じ。

鯖の熟れ鮓
定番の鯖の熟れ鮓は、ほどよい熟成加減とトマトソースに吉田牧場のカチョカバロの組み合わせ。お酒がすすみますね。

わかさぎの天ぷら
この時期余呉湖で採れるわかさぎを天ぷらにして。
新鮮でくさみはまったくないです。

小振りのわかさぎはビールで。
いくらでも食べれちゃうくらいさくっと軽い食感です。

からすみ
見事な黄金色のからすみは、そのままで大根と一緒に。さらに発酵させたからすみを天ぷらにして。からすみの天ぷらは初めて食べました。発酵具合がいいです。それぞれに感じる美味しさ。また酒が進んでしまうじゃないですか(笑)

鮒鮓
ニゴロブナという種だそうです。
鮒鮓は苦手な方も多いと思いますが、ここで頂くと全く別物。
優しく発酵した乳酸菌の香りと塩加減が絶妙です。

この鮒鮓に日本蜂の蜂蜜をかけて。
1年かけて作る希少な百花蜂蜜。甘さの中にいろんな花粉の旨味が感じられ、このままでも美味しいです。鮒鮓にかけるとその甘さが溶け出して、なんともいえぬ味わいに。

もろこ煮
しっとりと炊いたもろこに塩漬けにした柚子を添えて。
焼くだけでなく煮ると柔らかく上品な味わいになるんですね。

そしてメインの月の輪熊肉登場。

葱もたっぷり。

天然のなめこ茸を入れたお出汁の鍋で熊肉をしゃぶしゃぶします。

一見脂身が多いですが、この脂が美味いんです。

鍋の中に入れるとみるみるお肉が縮んでいきます。

葱を入れてもう食べごろ。脂は出てもアクはほとんどありません。
このスープ最高♪

月の輪熊のお肉は、赤身の少し野性味を感じる味わいと脂身のぷりぷり感が絶妙。葱や茸も加わって、いくら食べても飽きないんです。6人で頂いたんですが、またたくまにお肉はなくなってしまいました^^;

大根の麹漬け

玉子雑炊
さきほどの熊鍋のお出汁にご飯と生姜と玉子で雑炊に。
ぐつぐつ煮立った雑炊はいい香り。鍋の後の雑炊は醍醐味です。

生姜が効いていて体も温まります。出汁の味わいでは比良山荘より好きだなあ・・・

デザートは酒粕のチーズケーキにブルーベリーソース。

美味しい満足感と共に、京都に移動します。
帰りはまた雪景色を見ながら・・・

「徳山鮓」
滋賀県長浜市余呉町川並1408
0749−86−4045
新幹線で米原まで行く途中、富士市辺りで快晴の空と美しい富士山の姿を拝むことができました。

ところが、米原に着くと天気は一変して雪が降っています。

米原から北陸本線に乗り換えて、余呉まで行く途中、雪景色を眺めながらの情緒ある電車の旅。こういうのもたまにはいいな。

余呉駅に着くと店主が車で迎えに来てくださいます。
雪は止んで晴れていました。余呉湖がきらきらと光り、一面は雪景色。

「徳山鮓」に到着です。

店内の個室窓からは、雪景色の余呉湖。
この景色をつまみに一杯やりますか^^;

お酒は雪の天然冷蔵庫で冷やして待ってます^^

まずは、鰊の麹漬け
白髪葱と海苔と胡麻と一緒に。

昼から日本酒がすすみます。
七本槍を2種頂きます。

鯉のお造り
厚切りの鯉の刺身。脂がのって弾力のある身。
ここだから頂ける新鮮な美味しさ。

猪肉
猪を炊いたもの。林檎を荏胡麻酢につけて。赤身と脂の部分に切り分けてありますが、脂身の甘さと花山椒がいい感じ。

鯖の熟れ鮓
定番の鯖の熟れ鮓は、ほどよい熟成加減とトマトソースに吉田牧場のカチョカバロの組み合わせ。お酒がすすみますね。

わかさぎの天ぷら
この時期余呉湖で採れるわかさぎを天ぷらにして。
新鮮でくさみはまったくないです。

小振りのわかさぎはビールで。
いくらでも食べれちゃうくらいさくっと軽い食感です。

からすみ
見事な黄金色のからすみは、そのままで大根と一緒に。さらに発酵させたからすみを天ぷらにして。からすみの天ぷらは初めて食べました。発酵具合がいいです。それぞれに感じる美味しさ。また酒が進んでしまうじゃないですか(笑)

鮒鮓
ニゴロブナという種だそうです。
鮒鮓は苦手な方も多いと思いますが、ここで頂くと全く別物。
優しく発酵した乳酸菌の香りと塩加減が絶妙です。

この鮒鮓に日本蜂の蜂蜜をかけて。
1年かけて作る希少な百花蜂蜜。甘さの中にいろんな花粉の旨味が感じられ、このままでも美味しいです。鮒鮓にかけるとその甘さが溶け出して、なんともいえぬ味わいに。

もろこ煮
しっとりと炊いたもろこに塩漬けにした柚子を添えて。
焼くだけでなく煮ると柔らかく上品な味わいになるんですね。

そしてメインの月の輪熊肉登場。

葱もたっぷり。

天然のなめこ茸を入れたお出汁の鍋で熊肉をしゃぶしゃぶします。

一見脂身が多いですが、この脂が美味いんです。

鍋の中に入れるとみるみるお肉が縮んでいきます。

葱を入れてもう食べごろ。脂は出てもアクはほとんどありません。
このスープ最高♪

月の輪熊のお肉は、赤身の少し野性味を感じる味わいと脂身のぷりぷり感が絶妙。葱や茸も加わって、いくら食べても飽きないんです。6人で頂いたんですが、またたくまにお肉はなくなってしまいました^^;

大根の麹漬け

玉子雑炊
さきほどの熊鍋のお出汁にご飯と生姜と玉子で雑炊に。
ぐつぐつ煮立った雑炊はいい香り。鍋の後の雑炊は醍醐味です。

生姜が効いていて体も温まります。出汁の味わいでは比良山荘より好きだなあ・・・

デザートは酒粕のチーズケーキにブルーベリーソース。

美味しい満足感と共に、京都に移動します。
帰りはまた雪景色を見ながら・・・

「徳山鮓」
滋賀県長浜市余呉町川並1408
0749−86−4045
January 26, 2013
やさい家 めい
お野菜が食べたくて「やさい家 めい」に行きました。
いつもはアラカルトでいろいろ頼むんですが、寒かったので今回は野菜しゃぶしゃぶにします。
まずはみかんサワー。蜜柑が皮ごと入った果肉をつぶしながら飲みます。

お通しは豆腐と野菜の胡麻だれ。

そして、運ばれたざるの中にはたっぷりのお野菜と茸など。

鶏つくねと豆腐つくね

あらかじめ牛頬肉と鰹や椎茸、昆布などでとったスープの鍋に牛肉を入れて、軟骨入りの鶏つくねとふわふわした豆腐つみれを投入。

三元豚をしゃぶしゃぶします。

そして、お野菜を入れます。
まずは薄切り牛蒡と豆腐。えのき、椎茸、シメジなど茸。
葉野菜はレタス、わさび菜、にら、春菊、レッドキャベツ、その他いろいろ。
つけだれはなく、軽く火通ししてそのままスープの旨味がしみたお野菜を頂きます。

野菜はしゃぶしゃぶだと、どんどん頂けます。
レタスが美味かったな。
〆は釜炊きご飯 青森産の無農薬 つがるロマン。
そのまま白ご飯でも美味しいですが、スープをかけて、シンプル雑炊風に。
野菜やお肉の出汁でするすると。あおさや塩昆布を添えて。

身体も温まり、日頃野菜不足になりがちな体をリセットできました。
「やさい家 めい」
品川区東五反田2−1−2 レミィ五反田8F
03−5789−3650
いつもはアラカルトでいろいろ頼むんですが、寒かったので今回は野菜しゃぶしゃぶにします。
まずはみかんサワー。蜜柑が皮ごと入った果肉をつぶしながら飲みます。

お通しは豆腐と野菜の胡麻だれ。

そして、運ばれたざるの中にはたっぷりのお野菜と茸など。

鶏つくねと豆腐つくね

あらかじめ牛頬肉と鰹や椎茸、昆布などでとったスープの鍋に牛肉を入れて、軟骨入りの鶏つくねとふわふわした豆腐つみれを投入。

三元豚をしゃぶしゃぶします。

そして、お野菜を入れます。
まずは薄切り牛蒡と豆腐。えのき、椎茸、シメジなど茸。
葉野菜はレタス、わさび菜、にら、春菊、レッドキャベツ、その他いろいろ。
つけだれはなく、軽く火通ししてそのままスープの旨味がしみたお野菜を頂きます。

野菜はしゃぶしゃぶだと、どんどん頂けます。
レタスが美味かったな。
〆は釜炊きご飯 青森産の無農薬 つがるロマン。
そのまま白ご飯でも美味しいですが、スープをかけて、シンプル雑炊風に。
野菜やお肉の出汁でするすると。あおさや塩昆布を添えて。

身体も温まり、日頃野菜不足になりがちな体をリセットできました。
「やさい家 めい」
品川区東五反田2−1−2 レミィ五反田8F
03−5789−3650
January 25, 2013
樋口@外苑前
「樋口」に行きました。初訪問です。

可愛い招き猫とだるま

付き出しはかすご鯛と雲丹の煮凝り

白味噌椀
よもぎ団子と河豚白子。白子は60℃でしっとり加熱。タラの芽の新芽をのせて。

お酒

蛤の肌煮
ぷっくり大きな蛤を衣つけてベニエ風に。あんをかけて。

お造り
明石の鯛、赤貝、メジマグロ。

椀物
若狭の一入ぐじの蕪蒸し下立て。小松菜蕪と結び人参に椎茸、柚子を添えて。
蕪の甘みとぐじの旨味を感じる優しい椀です。

八寸
湯葉の辛醤油、湯葉巻き穴子、カラスミ、鴨ロース、空豆、菜の花、花豆。

香箱蟹
香住の蟹。綺麗にほくした身の下には外子や内子がたっぷり入っています。

日本酒を注いで甲羅酒。

そしてもろこ。関東でもろこが食べれるなんて・・・

焼いたもろこは背骨を抜きます。
これも細かい作業です。

もろこの香醤焼き
香ばしく醤油焼きしたもろこは木の芽の香り。
金柑のコンポートを添えて。
さくっとする食感と甘辛の味付けは食欲をそそります。もろこは塩焼きやフリットしか食べたことなかったけれど、こういう調理もいいですね。

もっと食べたいというリクエストで再度焼いてもらいました。
今頃のもろこは卵も入っていてその食感も楽しめます。美味しい♪

炊き合わせ
蒲生の筍と富田林の海老芋、蕗の炊き合わせ。若竹の春の旨味を感じます。

香の物
白菜、沢庵、すぐき、昆布。

鴨ご飯
しっとりと鴨の出汁がしみた炊き込みご飯。

手打ち蕎麦
自家製の手打ちのお蕎麦が美味しくて3枚もおかわりしてしまいました。
10割でなく11:1の割合で挽いたお蕎麦。こしがあり、蕎麦粉の香りと茹でたてつるんとした口あたり。和食屋での蕎麦はほんとレベル高過ぎ。
鴨があるなら鴨南蛮もきっとうまいんだろうな^^

オデザはいろいろ。
くずきり

杏仁豆腐

最中の中にはラムレーズンのアイス

次回を楽しみにしております。

「樋口」
渋谷区神宮前2−19−12
03−3402−7078続きを読む

可愛い招き猫とだるま

付き出しはかすご鯛と雲丹の煮凝り

白味噌椀
よもぎ団子と河豚白子。白子は60℃でしっとり加熱。タラの芽の新芽をのせて。

お酒

蛤の肌煮
ぷっくり大きな蛤を衣つけてベニエ風に。あんをかけて。

お造り
明石の鯛、赤貝、メジマグロ。

椀物
若狭の一入ぐじの蕪蒸し下立て。小松菜蕪と結び人参に椎茸、柚子を添えて。
蕪の甘みとぐじの旨味を感じる優しい椀です。

八寸
湯葉の辛醤油、湯葉巻き穴子、カラスミ、鴨ロース、空豆、菜の花、花豆。

香箱蟹
香住の蟹。綺麗にほくした身の下には外子や内子がたっぷり入っています。

日本酒を注いで甲羅酒。

そしてもろこ。関東でもろこが食べれるなんて・・・

焼いたもろこは背骨を抜きます。
これも細かい作業です。

もろこの香醤焼き
香ばしく醤油焼きしたもろこは木の芽の香り。
金柑のコンポートを添えて。
さくっとする食感と甘辛の味付けは食欲をそそります。もろこは塩焼きやフリットしか食べたことなかったけれど、こういう調理もいいですね。

もっと食べたいというリクエストで再度焼いてもらいました。
今頃のもろこは卵も入っていてその食感も楽しめます。美味しい♪

炊き合わせ
蒲生の筍と富田林の海老芋、蕗の炊き合わせ。若竹の春の旨味を感じます。

香の物
白菜、沢庵、すぐき、昆布。

鴨ご飯
しっとりと鴨の出汁がしみた炊き込みご飯。

手打ち蕎麦
自家製の手打ちのお蕎麦が美味しくて3枚もおかわりしてしまいました。
10割でなく11:1の割合で挽いたお蕎麦。こしがあり、蕎麦粉の香りと茹でたてつるんとした口あたり。和食屋での蕎麦はほんとレベル高過ぎ。
鴨があるなら鴨南蛮もきっとうまいんだろうな^^

オデザはいろいろ。
くずきり

杏仁豆腐

最中の中にはラムレーズンのアイス

次回を楽しみにしております。

「樋口」
渋谷区神宮前2−19−12
03−3402−7078続きを読む
January 24, 2013
La FinS@新橋
「ラ・フィネス」に行きました。
シャンパンはフィリポナでスタートです。

まずはいつものアミューズブーシュ。
鴨肉のリエットパン粉焼きと磯つぶ貝。

オマールのムース、鮑の肝のマカロンなど。

聖護院大根とフォアグラ
オックステールのスープでミキュイしたフォアグラとシャポンのコンソメに聖護院大根。シャポンのコンソメは優しい甘さを感じる旨味があります。こんなに洗練されたフォアグラ大根は初めてです。

ワインはサントーバンで。クリア感が大根やフォアグラの甘味、コンソメを引きたてます。

サロマ牡蠣と雲丹とコンソメジュレ
サロマ湖の牡蠣、北方領土の雲丹、炙った平目にキャロットラぺ、オマール海老のジュレを合わせて。サロマ湖の牡蠣は小粒で旨味が強い。人参のマリネの酸味雲丹の甘さ、オマールジュレの旨味が見事にマッチしています。

バターは白トリュフのバターとセップのバター2種。

え、えっ、コント・ラフォンのこんなビンテージが・・・!?

ブルターニュ産オマール海老の爪のポワレ
根セロリのピュレと軽いビスクのソース
オマール海老の爪肉でかいです。その旨味が詰まったビスクとまだ細いけれど新物ホワイトアスパラで。

ここにMontrachet 1996とは贅沢すぎる・・・

さらにMeursult 2007 やはりコントラフォンいいですね。

トリュフ・スー・ラ・サンドル
待ってました!トリュフのパイ包み焼きです。

サクサクのパイ生地の中は、塊のトリュフonly。
普通はフォアグラや他の肉で包み込んで風味を閉じ込めたりするのですが、
トリュフのみというのは初めて頂きました。ほくほくさくさく加熱したトリュフは生よりその本来のトリュフの深い香りとざっくりした食感。塊だからこそ味わえる贅沢な逸品です。

黒いダイヤ

ガシッと噛み砕くとシンプルなだけにトリュフの歯ごたえと存在感。
ボライユのソースを加えるとさらに絶妙な味わいです・・

京丹後産 天然黒鮑ポトフ仕立てトリュフ風味 京小蕪のシュークルート仕立て
黒鮑をポトフ仕立てにしえ柔らかく煮込み、小蕪を添えて、アワビのコンソメを注ぎます。

上には黒トリュフをたっぷり纏って。

黒トリュフのカーテンの下には小蕪と黒鮑が現れます。
鮑とトリュフのコンビネーション。ちょっと酸味のある小蕪がそれらの旨味を引き立てます。素晴らしい・・・

赤ワインはChambertin Clos de Beze 1998
素晴らしいビンテージです。シャンベルタンはなめらかな口あたりと特有のスパイシーさと深みのある香り。トリュフやこれから頂く兎料理にはぴったりかと。

青森産 穴ウサギのシューファルシ リエーブル・ア・ラ・ロワイヤルのエスプリ
穴うさぎが入荷したというお知らせを聞いて、お願いしました。
これまた黒トリュフのカーテン。上には背肉のロースト。このお肉は穴うさぎから少しだけ取れる部位。レアな赤身の兎肉は初めて食べました。
その下にはちりめんキャベツで包まれたしっとりと柔らかくほぐれる食感の穴ウサギ。フォアグラ豚足やトリュフも詰まっています。丹波栗のピュレと牛蒡のグラッセを添えて。

穴ウサギはリエーブルほど野性味はないですが、綺麗にうまく調理されています。断面図を撮るのを忘れてしまいましたがw
シェフの手にかかるとどんな素材も私の脳幹を刺激し、昇天してしまう。

私の説明は下手なので、以下にシェフの料理過程の説明を抜粋しました。
「ウサギは丁寧に皮をはぎ、内臓は絶対に破らないように内臓も取り除きます。(僕はこの内臓は使いません。パテやテリーヌに内臓を入れるとコクが出るのはわかります。ソースにリエするのも分かりますが、ウサギのうまみ最大限に生かすためには、内臓が必ずしも必要とは思いません)
ラーブルの部分だけ取り除き、ウサギを解体します。
まず、背骨の部分よりゆっくりとバターでいためて、たくさんのコニャック、赤ワイン、フォンブラン、フォンドヴォーを入れて12時間煮込みます。
前足や後ろ足などお肉の部分をバターで焼き上げ、コニャックでデグラッセして、上のソースの中に入れます。沸騰させて灰汁をしっかりすくってから、80~95度をキープしながら今回は26時間。以前書きましたが、ウサギは24時間、雷鳥は12時間と独特の臭みが香りに変わる時間があります。それまで煮込みます。(それぞれ個体差があるので、一概には言えません)
今回のウサギの場合、22時間くらいまで厳しい臭い。それが24時間過ぎて官能的になり26時間で完全にエロい。表現が難しいですね。
それを、手でリエット状に繊維を一本ずつバラバラにして、細かく切った豚足、トリュフ、デュクセルシャンピニオン、煮詰めたキュイッソンを入れて、おいしいリエットを作ります。
それをシート状にして冷蔵庫で固めて、真ん中にフォアグラ、そのフォアグラを大量のトリュフで巻いて、シートで春巻きのように巻き込みます。
そして、さらにトリュフとバターをしみこませたちりめんキャベツで巻きこみ、さらに上にもトリュフ。最後に、本当に少ししか取れない背肉をローストして乗っければ出来上がり。
付け合せは、丹波栗のピューレと、牛蒡のグラッセ。
ソースは、キュイッソンを煮詰めて、日本の宮城のきれいな鴨の肝から作ったブールオサンを使い、リエして出来上がり」
素晴らしかった。
黒トリュフのカルボナーラ
黒トリュフを練った自家製の平打ちパスタをカルボナーラ仕立てにして、黒トリュフもたっぷり。カルボナーラに黒トリュフもいいよねと話していたところだったので、まさにピンポイントに私の胃袋を悩殺しました(^−^)

これだけでも素晴らしいのですが、そこにシェフの魅惑の熱々コンソメが現る。

このコンソメをかけるとパスタがほぐれて、そのスープと共にトリュフの香りが充満。最高のカルボナーラです♡

アヴァンデセール
紅玉のシャーベットと生姜のグラニテ。蜂蜜レモンのジュレ。

デザートワインは、マルセルダイスのセレクショングランノーブル 2005

チョコレートのデクリネゾン

カップの中は?

ホワイトチョコのムースの下にカカオのソルベが入っています。

カルバドス

エスプレッソの中にフランベしたカルヴァドス。

ミニャルディーズ

最後貴重なヴィンテージアルマニャックを頂きました。

いつも食の夢をかなえてくれるシェフとスタッフ。ありがとう。
「La FinS」
港区新橋4−9−1 新橋プラザビルB1F
03-6721-5484
シャンパンはフィリポナでスタートです。

まずはいつものアミューズブーシュ。
鴨肉のリエットパン粉焼きと磯つぶ貝。

オマールのムース、鮑の肝のマカロンなど。

聖護院大根とフォアグラ
オックステールのスープでミキュイしたフォアグラとシャポンのコンソメに聖護院大根。シャポンのコンソメは優しい甘さを感じる旨味があります。こんなに洗練されたフォアグラ大根は初めてです。

ワインはサントーバンで。クリア感が大根やフォアグラの甘味、コンソメを引きたてます。

サロマ牡蠣と雲丹とコンソメジュレ
サロマ湖の牡蠣、北方領土の雲丹、炙った平目にキャロットラぺ、オマール海老のジュレを合わせて。サロマ湖の牡蠣は小粒で旨味が強い。人参のマリネの酸味雲丹の甘さ、オマールジュレの旨味が見事にマッチしています。

バターは白トリュフのバターとセップのバター2種。

え、えっ、コント・ラフォンのこんなビンテージが・・・!?

ブルターニュ産オマール海老の爪のポワレ
根セロリのピュレと軽いビスクのソース
オマール海老の爪肉でかいです。その旨味が詰まったビスクとまだ細いけれど新物ホワイトアスパラで。

ここにMontrachet 1996とは贅沢すぎる・・・

さらにMeursult 2007 やはりコントラフォンいいですね。

トリュフ・スー・ラ・サンドル
待ってました!トリュフのパイ包み焼きです。

サクサクのパイ生地の中は、塊のトリュフonly。
普通はフォアグラや他の肉で包み込んで風味を閉じ込めたりするのですが、
トリュフのみというのは初めて頂きました。ほくほくさくさく加熱したトリュフは生よりその本来のトリュフの深い香りとざっくりした食感。塊だからこそ味わえる贅沢な逸品です。

黒いダイヤ


ガシッと噛み砕くとシンプルなだけにトリュフの歯ごたえと存在感。
ボライユのソースを加えるとさらに絶妙な味わいです・・

京丹後産 天然黒鮑ポトフ仕立てトリュフ風味 京小蕪のシュークルート仕立て
黒鮑をポトフ仕立てにしえ柔らかく煮込み、小蕪を添えて、アワビのコンソメを注ぎます。

上には黒トリュフをたっぷり纏って。

黒トリュフのカーテンの下には小蕪と黒鮑が現れます。
鮑とトリュフのコンビネーション。ちょっと酸味のある小蕪がそれらの旨味を引き立てます。素晴らしい・・・

赤ワインはChambertin Clos de Beze 1998
素晴らしいビンテージです。シャンベルタンはなめらかな口あたりと特有のスパイシーさと深みのある香り。トリュフやこれから頂く兎料理にはぴったりかと。

青森産 穴ウサギのシューファルシ リエーブル・ア・ラ・ロワイヤルのエスプリ
穴うさぎが入荷したというお知らせを聞いて、お願いしました。
これまた黒トリュフのカーテン。上には背肉のロースト。このお肉は穴うさぎから少しだけ取れる部位。レアな赤身の兎肉は初めて食べました。
その下にはちりめんキャベツで包まれたしっとりと柔らかくほぐれる食感の穴ウサギ。フォアグラ豚足やトリュフも詰まっています。丹波栗のピュレと牛蒡のグラッセを添えて。

穴ウサギはリエーブルほど野性味はないですが、綺麗にうまく調理されています。断面図を撮るのを忘れてしまいましたがw
シェフの手にかかるとどんな素材も私の脳幹を刺激し、昇天してしまう。

私の説明は下手なので、以下にシェフの料理過程の説明を抜粋しました。
「ウサギは丁寧に皮をはぎ、内臓は絶対に破らないように内臓も取り除きます。(僕はこの内臓は使いません。パテやテリーヌに内臓を入れるとコクが出るのはわかります。ソースにリエするのも分かりますが、ウサギのうまみ最大限に生かすためには、内臓が必ずしも必要とは思いません)
ラーブルの部分だけ取り除き、ウサギを解体します。
まず、背骨の部分よりゆっくりとバターでいためて、たくさんのコニャック、赤ワイン、フォンブラン、フォンドヴォーを入れて12時間煮込みます。
前足や後ろ足などお肉の部分をバターで焼き上げ、コニャックでデグラッセして、上のソースの中に入れます。沸騰させて灰汁をしっかりすくってから、80~95度をキープしながら今回は26時間。以前書きましたが、ウサギは24時間、雷鳥は12時間と独特の臭みが香りに変わる時間があります。それまで煮込みます。(それぞれ個体差があるので、一概には言えません)
今回のウサギの場合、22時間くらいまで厳しい臭い。それが24時間過ぎて官能的になり26時間で完全にエロい。表現が難しいですね。
それを、手でリエット状に繊維を一本ずつバラバラにして、細かく切った豚足、トリュフ、デュクセルシャンピニオン、煮詰めたキュイッソンを入れて、おいしいリエットを作ります。
それをシート状にして冷蔵庫で固めて、真ん中にフォアグラ、そのフォアグラを大量のトリュフで巻いて、シートで春巻きのように巻き込みます。
そして、さらにトリュフとバターをしみこませたちりめんキャベツで巻きこみ、さらに上にもトリュフ。最後に、本当に少ししか取れない背肉をローストして乗っければ出来上がり。
付け合せは、丹波栗のピューレと、牛蒡のグラッセ。
ソースは、キュイッソンを煮詰めて、日本の宮城のきれいな鴨の肝から作ったブールオサンを使い、リエして出来上がり」
素晴らしかった。
黒トリュフのカルボナーラ
黒トリュフを練った自家製の平打ちパスタをカルボナーラ仕立てにして、黒トリュフもたっぷり。カルボナーラに黒トリュフもいいよねと話していたところだったので、まさにピンポイントに私の胃袋を悩殺しました(^−^)

これだけでも素晴らしいのですが、そこにシェフの魅惑の熱々コンソメが現る。

このコンソメをかけるとパスタがほぐれて、そのスープと共にトリュフの香りが充満。最高のカルボナーラです♡

アヴァンデセール
紅玉のシャーベットと生姜のグラニテ。蜂蜜レモンのジュレ。

デザートワインは、マルセルダイスのセレクショングランノーブル 2005

チョコレートのデクリネゾン

カップの中は?

ホワイトチョコのムースの下にカカオのソルベが入っています。

カルバドス

エスプレッソの中にフランベしたカルヴァドス。

ミニャルディーズ

最後貴重なヴィンテージアルマニャックを頂きました。

いつも食の夢をかなえてくれるシェフとスタッフ。ありがとう。
「La FinS」
港区新橋4−9−1 新橋プラザビルB1F
03-6721-5484
January 23, 2013
イル・マーレ@小田原
変態回転寿司屋の帰り、小田原パン屋や梅干し屋をいろいろ廻り、ういろう屋一息ついた後、小田原城を散歩。
夕暮れ時の小田原城は人気も少なく静まりかえっていましたが、桜の咲く時期にはまた風情ある景色になるのでしょう。

桜の時期にまたお散歩したいなあ・・・

夜は、市場近くの住宅街にある「イル・マーレ」に行きました。
地元の海鮮食材を生かしたイタリアンです。
照明が暗いので素材の色が反映されず、ランチで来たかったけれど、この日のランチはお休みでした。

穴子と舞茸のフリット
地物の穴子と舞茸をふわっとフリットにして、ペコリーノチーズをかけて。
スプマンテと共に。

フォカッチャは焼きたてでもちもち。

海鮮のサラダ仕立て
鮑、平目のライムビネガー、アオリイカはカラスミをかけて、半日干ししたうるめいわし美味い。真鯵のマスタードマリネ、ヒコ鰯、蛸、サザエなど。それぞれ新鮮な素材をアレンジしてあります。

白ワインで

真鯛のソテー
トマトと黒オリーブソースに松の実とスティックセニョール。

白子と九条葱のパスタ
白子のクリーミーなソースに九条葱とかすかに柚子の香り。
とろけるように絡む白子の甘味。これうま〜おかわりしたい。

帆立と雲丹、インゲンのタリオリーニ
ぷりっとした帆立と濃厚な雲丹がトマトソースに絡みます。

カサゴのカチャッコ
カサゴと濃厚なトマトソース。骨の周りの身の旨味がトマトソースと溶け合います。

ドルチェ
シュークリームにさちのか苺と飴かけ。

小菓子はビスコッティと生ショコラ。

春だと桜海老や生シラスのパスタが頂けるかなあ・・・パスタは美味しいのでまた時期みて再訪してみたい。
「イル・マーレ」
神奈川県小田原市早川1−11−6
0465−24−1510
夕暮れ時の小田原城は人気も少なく静まりかえっていましたが、桜の咲く時期にはまた風情ある景色になるのでしょう。

桜の時期にまたお散歩したいなあ・・・

夜は、市場近くの住宅街にある「イル・マーレ」に行きました。
地元の海鮮食材を生かしたイタリアンです。
照明が暗いので素材の色が反映されず、ランチで来たかったけれど、この日のランチはお休みでした。

穴子と舞茸のフリット
地物の穴子と舞茸をふわっとフリットにして、ペコリーノチーズをかけて。
スプマンテと共に。

フォカッチャは焼きたてでもちもち。

海鮮のサラダ仕立て
鮑、平目のライムビネガー、アオリイカはカラスミをかけて、半日干ししたうるめいわし美味い。真鯵のマスタードマリネ、ヒコ鰯、蛸、サザエなど。それぞれ新鮮な素材をアレンジしてあります。

白ワインで

真鯛のソテー
トマトと黒オリーブソースに松の実とスティックセニョール。

白子と九条葱のパスタ
白子のクリーミーなソースに九条葱とかすかに柚子の香り。
とろけるように絡む白子の甘味。これうま〜おかわりしたい。

帆立と雲丹、インゲンのタリオリーニ
ぷりっとした帆立と濃厚な雲丹がトマトソースに絡みます。

カサゴのカチャッコ
カサゴと濃厚なトマトソース。骨の周りの身の旨味がトマトソースと溶け合います。

ドルチェ
シュークリームにさちのか苺と飴かけ。

小菓子はビスコッティと生ショコラ。

春だと桜海老や生シラスのパスタが頂けるかなあ・・・パスタは美味しいのでまた時期みて再訪してみたい。
「イル・マーレ」
神奈川県小田原市早川1−11−6
0465−24−1510
January 22, 2013
回転寿し 禅 @小田原
小田原まで回転寿司を食べに!?
「あじわい回転寿司 ZEN」に行きました。
電車でことこと1時間半。小田原駅からは、タクシーで10分ほどのところにあります。

黒板メニューをUPしようとして、怒られました。
ごめんなさい。写真撮影不可でしたw
しかし、黒板メニューの多さにびっくり!その日仕入れたお魚ネタはもちろん。奥の黒板メニューは寿司屋とは思えないビストロフレンチメニューの充実さ!
パスタやフォーまであるし(笑)どれを頼もうか迷います。

まずは、生ビール。ベルギーの白ビールです。
そしてお寿司を。
シマアジ、サワラ、キンメ。
この辺りは普通の回転寿司レベル。
ここで店長のN氏が登場。
威勢のいい声と元気な笑顔で迎えてくださいました。
うちは、メニューの多さでは他店に負けない変態回転寿司だからと^^
確かにメニューの多さには驚きました。日本酒や焼酎はもちろん。瓶ビールはいろんな国から200種類以上、ワインやシャンパン、マール、グラッパ、シェリーまであるし、お酒も沢山充実しています。
酒屋よりも多い品揃えです。
N氏が席まで運んできてくれたワゴンには、骨付きの生ハムが。
イベリコベジョータの53か月熟成。これを目の前で切り分けて頂きました。
その美味いこと。赤ワインが欲しくなってしまったので追加しました。
その後、ビスクドオマール、白子のムニエルをオーダー。
この時点でもう回転寿司屋ではなくなってる(笑)
でもお寿司も食べたくなってきたので、本マグロの中落ち切り落としとかボタンエビを注文。鮪は切り落としなのに赤身がとろけるように美味い。
友人がメタボ巻を頼んだら、巨大な太巻きの中に、フォアグラ、雲丹、胡瓜、イクラ、外側にとびこがまぶしてあります。これはメタボ巻を称するのがわかる^^;
セレブ巻をいうのもあったんですが、何が入っているんだろう。
巻物で2000円強したので雲丹とキャビアとか、牛肉とキャビアとか、そういえば、トリュフ卵もメニューにあったなあ・・・
マグロ頬肉のステーキも赤ワインに合わせて。
その他イカ、鯵、あぶりトロ、雲丹イカなどのお寿司を堪能。
いろいろ頼んだけど忘れました。
名物のフロマージュもあるそうですが、すでにお腹いっぱい。
デザートのショーケースもあるので、気になっていたブラマンジェを頼んだのですが、これがHit!
ブラマンジェにピスタチオオイルと濃縮したエスプレッソを1滴。
シンプルなんですが、ピスタチオの甘い香りとコーヒーの苦み、クリーミーなブラマンジェの旨味が合わさって美味しかった。
ほんと面白い店で1回行っただけではまだその魅力がわからないので、次回も再訪することにしました。
まさに回転寿司のメリーゴーランド。
近所にあったら毎週通いそうだな^^;
「あじわい回転寿司 禅」
神奈川県小田原市東町2−1−29
0465−32−7001
「あじわい回転寿司 ZEN」に行きました。
電車でことこと1時間半。小田原駅からは、タクシーで10分ほどのところにあります。

黒板メニューをUPしようとして、怒られました。
ごめんなさい。写真撮影不可でしたw
しかし、黒板メニューの多さにびっくり!その日仕入れたお魚ネタはもちろん。奥の黒板メニューは寿司屋とは思えないビストロフレンチメニューの充実さ!
パスタやフォーまであるし(笑)どれを頼もうか迷います。

まずは、生ビール。ベルギーの白ビールです。
そしてお寿司を。
シマアジ、サワラ、キンメ。
この辺りは普通の回転寿司レベル。
ここで店長のN氏が登場。
威勢のいい声と元気な笑顔で迎えてくださいました。
うちは、メニューの多さでは他店に負けない変態回転寿司だからと^^
確かにメニューの多さには驚きました。日本酒や焼酎はもちろん。瓶ビールはいろんな国から200種類以上、ワインやシャンパン、マール、グラッパ、シェリーまであるし、お酒も沢山充実しています。
酒屋よりも多い品揃えです。
N氏が席まで運んできてくれたワゴンには、骨付きの生ハムが。
イベリコベジョータの53か月熟成。これを目の前で切り分けて頂きました。
その美味いこと。赤ワインが欲しくなってしまったので追加しました。
その後、ビスクドオマール、白子のムニエルをオーダー。
この時点でもう回転寿司屋ではなくなってる(笑)
でもお寿司も食べたくなってきたので、本マグロの中落ち切り落としとかボタンエビを注文。鮪は切り落としなのに赤身がとろけるように美味い。
友人がメタボ巻を頼んだら、巨大な太巻きの中に、フォアグラ、雲丹、胡瓜、イクラ、外側にとびこがまぶしてあります。これはメタボ巻を称するのがわかる^^;
セレブ巻をいうのもあったんですが、何が入っているんだろう。
巻物で2000円強したので雲丹とキャビアとか、牛肉とキャビアとか、そういえば、トリュフ卵もメニューにあったなあ・・・
マグロ頬肉のステーキも赤ワインに合わせて。
その他イカ、鯵、あぶりトロ、雲丹イカなどのお寿司を堪能。
いろいろ頼んだけど忘れました。
名物のフロマージュもあるそうですが、すでにお腹いっぱい。
デザートのショーケースもあるので、気になっていたブラマンジェを頼んだのですが、これがHit!
ブラマンジェにピスタチオオイルと濃縮したエスプレッソを1滴。
シンプルなんですが、ピスタチオの甘い香りとコーヒーの苦み、クリーミーなブラマンジェの旨味が合わさって美味しかった。
ほんと面白い店で1回行っただけではまだその魅力がわからないので、次回も再訪することにしました。
まさに回転寿司のメリーゴーランド。
近所にあったら毎週通いそうだな^^;
「あじわい回転寿司 禅」
神奈川県小田原市東町2−1−29
0465−32−7001
January 21, 2013
エメ・ヴィベール@麹町
「エメ・ヴィベール」に行きました。
外観は石造りの邸宅。2階はウェイティングスペースのBarになっています。
久しぶりの訪問。

レイノーの位置皿

シャンパンは、La Closerieで。

泡と白薔薇

アミューズ

帆立とトリュフ
パイ生地に帆立のムースと帆立と黒トリュフを層にして、ウイキョウとクミンの香り。クロロフィルのソース。間にも黒トリュフのスライスを挟んであります。思ったほどトリュフの香りがしないのが残念。

黒トリュフとコンソメのロワイヤル
真黒なソースにトリュフの香りを期待していましたが、なんだか生臭い味噌のような香りにがっかり唖然(><)これなんなの?と泣きたくなりました。

オマール海老
赤ワインとレンズ豆のピュレ。これも難かな〜

お口直しの一皿は覚えていません。

ソローニュ産鴨のサルミソース
こちらはレアな火入れとまろやかなサルミソースでなんとか美味しかった。

ワイン

アバンデセール

フランボワーズのスフレ

ワゴンデセールから

本当はもっと美味しかったはずなのに、恵比寿店出してから味が落ちたのかしら・・・期待外れでちょっと残念でした・・・w
「エメ・ヴィベール」
千代田区二番町14−1
03−5216−8585
外観は石造りの邸宅。2階はウェイティングスペースのBarになっています。
久しぶりの訪問。

レイノーの位置皿

シャンパンは、La Closerieで。

泡と白薔薇

アミューズ

帆立とトリュフ
パイ生地に帆立のムースと帆立と黒トリュフを層にして、ウイキョウとクミンの香り。クロロフィルのソース。間にも黒トリュフのスライスを挟んであります。思ったほどトリュフの香りがしないのが残念。

黒トリュフとコンソメのロワイヤル
真黒なソースにトリュフの香りを期待していましたが、なんだか生臭い味噌のような香りにがっかり唖然(><)これなんなの?と泣きたくなりました。

オマール海老
赤ワインとレンズ豆のピュレ。これも難かな〜

お口直しの一皿は覚えていません。

ソローニュ産鴨のサルミソース
こちらはレアな火入れとまろやかなサルミソースでなんとか美味しかった。

ワイン

アバンデセール

フランボワーズのスフレ

ワゴンデセールから

本当はもっと美味しかったはずなのに、恵比寿店出してから味が落ちたのかしら・・・期待外れでちょっと残念でした・・・w
「エメ・ヴィベール」
千代田区二番町14−1
03−5216−8585