March 2013
March 07, 2013
唯一麺家@尖沙咀
「唯一麺家」に行きました。
北京水餃子の美味しい店です。
浄水餃
脂身のない豚肉のミンチにニラをたっぷり練りこんだ餡を右、左、中央と折り込んで包んであります。北京風のもちもちした厚めの皮の中から肉汁がたっぷり。小さなお店なのに1日2000個は出るというからびっくり!
雲呑は売り切れでした。でも、しっかり味が付いた肉餡だと雲呑より水餃子の方が好みです。
北京餡餅
同じ餡を饅頭生地で包んで両面カリッと焼いてあります。
熱々ジューシーです。
温かい豆乳のスープも飲みました。ほんのりした甘みが優しい。
今回は食べなかったけれど、具沢山の酸辣湯麺や小排骨もおすすめ。
朝も7時からやっていますが、麺類は昼以降食べれます。
食後は許留山で西瓜汁^^
「唯一麺家」
尖沙咀厚福街5−6號6舗
2311−1498
龍華酒店@沙田
鳩の美味しいお店があるとのお勧めで「龍華酒店」に行きました。
尖沙咀からタクシーで30分くらいで沙田に着きます。
ここまでが一方通行ですと降りた脇には案内看板があります。
そこから歩道橋を昇るとネオンが見えてきます。
なんだかラブホテルのような色使い(笑)
歩道橋を降りていくと、レトロな看板口です。
どうやら昔はホテルだったようですが、今はホテルとしては営業していません。
赤々と提灯が並ぶ緩やかな坂道のトンネルを歩いていきます。
そして、お店に着きました。少しだけタイムスリップしたような情緒ある雰囲気。
さすが鳩のメニューは1ページ分いろいろあります。
日本語訳はたまに変なのもあります。
6010番の「パプテスマのメロン腹を獲得」って何だろう(笑)
お客様のほとんどは皆頼む鳩のロースト
ここの名物料理でマリネした鳩を一羽丸ごと焼いてあります。
ビニールの手袋をはめてかぶりつくと、鳩ってこんなに旨味が強かったっけ?というくらいしっかりとした肉質。
皮はこんがりとして、部位ごとに変わる味わい。
足の部分はぷりぷりと、首肉の部分は弾力さらに美味しいです。
脳みそもかぶりついちゃいました^^;白子みたいで美味しいんです。
鳩の卵メニューもいろいろあります。香港で鳩の卵を食べれるお店はここだけだそうです。
揚げ卵も名物のようですが、スープにしました。鳩は10日〜2週間に1回しか卵を産まないそうで、貴重な卵。初めて食べます。
鳩の海鮮スープ
鳩の卵がごろごろ入ったスープです。魚介や衣笠茸など具沢山。
鳩の卵はうずらよりも大きく白身がぷるっとゼリーのように柔らかいです。
海老蒸し豆腐
メニューには海老のすり身入り蒸し豆腐と書いてありましたが、どうやら豆腐に海老をのせて醤油だれで蒸しただけのようです。がい蘭菜も添えてあります。
福建炒飯
炒飯に鶏肉や海老、野菜のあんかけがかけてあります。
これも美味しいけれど凄いボリュームです。
レトロな雰囲気でリーズナブル。
この鳩はまた食べに来たいなあ・・・
「龍華酒店」
新界沙田下禾輂22號
2691−1594
March 06, 2013
福臨門@灣仔
ランチタイムを超えた時間だけど、まだ食べれるよね^^;
海老蒸し餃子
薄皮に海老の身が一尾そのままプリプリの食感。
腸粉
春雨と牛挽肉に香菜の入った腸粉。
海老春巻
パリンパリンとガラスのような皮が好きなんです。
中は海老の身がたっぷり入っています。
フカヒレスープ餃子
上湯スープも冷めてるし、雑味が感じる。餃子もちょっと中途半端かな。
これはちょっとがっかり。スープは九龍店の方が美味しいかな。
饅頭
蓮の実と黄身餡が入っています。
千層蒸しケーキ
黄身餡と重ねて蒸してあります。
豚肉と黄韮焼そば
揚麺に豚肉、黄ニラ、もやしのあんかけ。麺は揚げてあります。
すごいボリュームですが、揚げ麺だと結構ぺろり食べれます。
やっぱり王道の福臨門は美味しいです。
次回はちゃんとお腹空かせてこなきゃ!(笑)
「福臨門 灣仔店」
灣仔莊士敦道35−45號利文樓地下3號舗
2866−0663
Bo Innovation@灣仔
ミシュラン2つ星、サンペレランキングも上位ですが、香港でのクリエイティブチャイニーズって実際にはどんなお料理なのか少し気になっていました。
テラスがあります。
入り口には自ら厨魔と名乗る、ロンドン出身のアルヴィン氏の画像がでかでかと。厨魔のタトゥーまで(笑)
位置皿
シャンパンはボランジェ。
セットランチで268HK$。前菜2種メイン1品で選べます。
カリフラワーと黒トリュフのリゾット
カリフラワーを米粒よりも小さく刻んで、黒トリュフのパウダーとオイルでリゾット風に仕立てて、鴨のジュのソース。トリュフを強調しようとトリュフオイルの過剰さが気になりますが、カリフラワーを細かく刻んだアレンジはいいと思う。
値段がランチ値段ですからね^^;
黒トリュフの腸粉
黒トリュフの粉とソースを腸粉で巻いて、マカロニのようにグラタン仕立てにして焼いてあります。
春巻
鶏肉、緑豆、筍の春巻き。
中身はこんな感じ。豆との組み合わせも悪くないです。
海老蒸餃子
でんぶのように粉末にしたXO醤と黒トリュフ粉がのっています。
ランゴスティーヌ
手長海老に鴨の卵とイングリッシュマスタードの泡ソース。
トリュフとカリフラワーのリゾットは前菜とかぶってしまいました。
ウズラ
うずらを乞食鶏風にレンズ豆などを詰めて低温調理した後、表面を焼き上げて。黒酢と豆板醤のピュレ。中華としての味わいはともかく、可愛い新芽を添えたり面白いアレンジでした。
とびこ炒飯
デザートは青林檎のソルベにチップス、マンゴーソルベなど。
中華の枠をぎりぎりはみだしつつ、シェフの感性は少し昔のイノベーション。
香港よりヌーベルシノワが乏しい欧州か他でやるほうがうけると思う。
夜の料理はもっと違うみたいですが、値段も5倍くらい跳ね上がります。
夜メニューは食べてないからわからないけれど、やっぱり香港での評価は厳しいと思いました。
「Bo Innovaion」
灣仔船街18號嘉曾軒2F
2850−8371
March 05, 2013
Caprice@中環
香港は何度か来ているけれど、スターフェリーに乗るのは初めてです。
香港島側の水面に七色にきらめく光のシンフォニーが美しい。。。
九龍側の118階のICCビルはさすがに他のビルに群を抜いて高いです。
水面を映すライトアップがかっこいい。
そして、「Caprice」に行きました。
例年ミシュラン三ツ星でなかなか予約が取れない憧れのレストランに訪問です。
オープンキッチンの店内。
どんなお料理が頂けるのか楽しみです。
シャンパンはPierre Moncuit 2000
夜景を見おろしながらDinnerの始まりです。
アミューズ
右のスプーンから、海老を巻いたカネロニ。トーストしたオリーブパンの上にパセリのムースとお野菜のタルタル。クリスピータルトの上に海苔のムースとサーモン。
パン
バケットとシャンピニオン型のクロワッサンはル・サンク伝来ですね。
バターは有塩と無塩
アミューズ
さらにアミューズは牡蠣。レモンとオレンジのゼリーに鮪を軽く火入れしたものに、レッドキャビアとオイスターリーフをのせて。アボカドとワサビのクリームソース。牡蠣は少し臭さが気になるものの、柑橘のゼリーと山葵がカバーしてくれます。オイスターリーフは噛むと磯の香りがする不思議なハーブです。
ポロ葱で巻いた黒トリュフのムース
軽く加熱したポロ葱の青い部分と根元の部分。どちらも若いので柔らかく、甘い葱の風味。エルサレムのアーティチョークに黒トリュフソースと松の実。
黒トリュフのタルト
花弁のようなアーティチョークの上には、赤ピーマンとトリュフソース。
根元の柔らかいところををソースと共に。
パイ生地の上にアーティチョークピュレとペリゴール産黒トリュフ。そして、ボーフォールチーズにサフランの香りを添えたムース。軽く加熱した黒トリュフのスライスの香り食感が素晴らしい一皿。
メインは、鳩とフォアグラとトリュフのパイ包み
これは以前ル・サンクでも頂いたけれど、また違った火入れで肉厚な鳩がいいです。黒トリュフを鳩の胸肉とフォアグラで挟み、スイスチャードとけしの実をまぶしたパイ生地で巻いてあります。パスタの中には、鳩の腿肉やレバー詰めて。
豚肉のロースト
豚肉のローストとブータンノアール添え。レンズ豆はベーコン、ソーセージ、アップル、セロリを煮込んで。豚肉旨いな〜♪
サラダは豚皮やガーリックチップをあえて。
オープンキッチンは、綺麗に片付いています。
ここでチーズセラー見学です。
ワインセラーの奥に希少なチーズセラーがあります。
温度湿度管理され、常時50~60種類以上ストックされています。
藁の上にワラワラ・・・
ジャムはフェルベールが色々。
その中でいい状態のものをテーブルに運ばれるのは25種類ほど。
大きな木板にのせてあります。
ひとつひとつ丁寧に説明してくださってサーブ。
希少なチーズセラー見学の後、木板にのせられた数十種類のフロマージュ内、お勧めとデザートワインを頂きました。
バニュルス
カンテサンス
48か月のコンテが旨いと豪語してたら、追加で更にきてしまいました。
お腹いっぱいですが、嬉しいサービス^^;
デセール
レモンのアイスクリームとレモンのチュイル、チェリーのメレンゲとオレンジゼリー。
プティフール
アプリコットとオレンジブロッサムにカルダモンのマカロン、青豆のマシュマロとクリーム、コーヒー風味の林檎タルト、ジンジャー、ラズベリーのショコラ、キャラメルなど。
夜景と共に満喫。サービスも素晴らしかったです。
「Caprice」
Podiam 4,Four Seasons Hotel ,8 Finance St, Central
3196-8880
March 04, 2013
Hullet House@尖沙咀
1881ヘリテージの中の旧香港水上警察をリニューアルして造られたスイート10室のみのホテルです。。
外観はクラシカルなコロニアル風の建物で、10室それぞれ異なった内装になっています。階段は当時のコンクリートのままです。
お部屋はド派手…
毛沢東の部屋でなくてよかった。いやむしろ赤一色は好きなんですけど(笑)
木の床の部屋はこことあと1室だけだそうです。
広いお部屋に鏡張り。ベッドがドーンと。
赤と緑を基調としたお部屋。
暖炉と椅子。ウェルカムフルーツは苺です。
暖炉は女神の乳が・・・むふ♪
石造りのレトロな電話も素敵です。
バスルーム 横にはシャワーブースもあります。
アメニティはアロマセラピー。マンダリンと一緒でここのは好きです。
冷蔵庫の飲み物はオールフリーです。アルコールはないけれど、マンゴー、クランベリー、アプリコットの100%のフルーツジュースが美味しい。
お部屋の外にはテラスがあります。海から吹く風が気持ちいいです。
ソファでのんびり昼寝したいなあ・・・
テラスから。
バトラーにホテルツアーに連れて行ってもらい色々説明してもらうと、1881年に建てられた建物には当時の歴史を語るものが沢山残されていて面白い。
当時は山のたもとに建っている建物。船が走りすぐ海だったんですね。
今の景色と比べると驚きです。
埋め立てて変化しています。
スポーツバーの裏には因室。
厚い木の扉の奥には簡易な牢があります。
見せるためにきれいにペイントしてあるけれど、ちょっとシュールな気分。
中庭
ここから伝書鳩が飛び立っていたそうです。
ここは馬小屋だったそうで、重い扉はそのまま。今はカフェになっています。
当時はまだ車はなくて馬が交通手段でしたからね。
窓も枠だけ当時のものが残されています。
照明は皮でできています。心地よい光ですが、今はなかなか作れない。
これも歴史物です。
茶室
以前は裁判所だったそうです。
旧馬小屋や裁判所がレストランになっていたり、旧消防署がショップになっていたり。面白くみせるアレンジがしてありました。
「Hullet House」
廣東道2A 1881 Heritage
3988−0000続きを読む
天香樓@尖沙咀
ここは杭州料理で上海蟹の餡かけ麺が有名です。しかし。。。
大根の甘酢漬け
厚さもまちまちでどうやったらこんな風に切れるんだろう的な乱雑な切り方^^;
生姜醤油と豆板醤
酔っ払い蟹
上海蟹はもうとっくに旬を過ぎているけれど、一応酔っ払い蟹を頼んでみました。かなり醤油に漬け込んであり、しょっぱい。やっぱり小熊飯店の酔っ払い蟹にはかないませんw
豆苗炒め
こちらも味付けが塩効きすぎ。せっかくの豆苗がもったいない。
天然イシモチのスモーク
龍井茶と山椒塩でまるごと燻製にした大きなイシモチ。こういう形ではなかなか食べれないので貴重です。
肉厚の身。
名物の清炒蟹粉拌麺
上海蟹の味噌と身をたっぷり使い、軽く炒めた餡かけ麺。
特製の手打ち麺は平打ちで弾力があり、あらかじめ醤油と脂で下味付けしてあります。
濃厚な蟹味噌餡はご飯にもかけたくなってしまいます。
麺がからむと・・・
しかし・・・どの料理も味付け濃いめで、蟹味噌麺以外は期待していたほどではなかったかな。さらにコスパの悪さも。これで3万は高すぎるなぁ・・・(ぼそっ)
「天香樓」
柯士甸路18號C
2368−9660
March 03, 2013
香港仔魚蛋粉@旺角
「香港仔魚蛋粉」に行きました。
あちこちに支店がありメニューも豊富で、24時間やっているファミレス風なお店。
朝食セットは米粉にハムエッグトーストがついてきます。
搾菜痩肉米線
3種の魚と陳皮などでとった白濁スープは味が薄く感じますが、化学調味料を一切使っていない優しい味わい。
ハムエッグトースト
香港では定番です。画像はないけど凍檸茶も定番。アイスレモンティーですが、レモンのスライスが5枚も6枚もグラスにぎっしり入っていて、マドラーやストローでギシギシ潰しながら飲みます。
豚肉のモツ粥
豚の内臓がいろいろ入っています。とろとろクリーミーでマイルドな粥は結構好きです。
油條もセットでついてきます。
「香港仔魚蛋粉」
旺角花園街19號花園廣場
2332−7122
妹記生滾粥品@旺角
花園街市のフードコートにある「妹記生滾粥品」というお粥店に行きました。
朝7時から昼3時まで営業しています。
ここのお粥は早朝の営業に合わせて前日から6時間半かけて仕込んだ魚と鶏のスープで炊かれたもの。
爽魚皮
ボラの仲間の魚の皮の湯引きに甘醤油に葱と生姜をたっぷりのせて。
独特のコリコリした食感がくせになります。
これをつまみに待っていると、熱々のお粥が運ばれてきます。
皮蛋痩肉粥
お粥の定番、ピータンと豚肉のお粥です。刻んだレタスがのっています。
たっぷり粥に埋もれていますがここの豚肉は味が濃くて美味しい。
魚片粥
ぼらの切り身がたっぷり入っています。ぼらは脂もあるけれど淡白なので、醤油や葱を足すといいです。
生姜が効いているので具沢山でもあっさりペロリと頂けます。
それぞれに食べているとスープと具材の旨みが米の甘みと合わさり美味しくなってきます。油條や生魚皮のトッピングがさらに食欲を引き立てます。
下が市場だからこそ、新鮮な素材で調理できるんですね。
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身体が温まった食後は、市場を少し見学。野菜、魚、乾物、花などいろいろ売っています。
野菜が綺麗に積み上げられています。
魚もいろいろ。
蛙も生きています。
特に肉のコーナーは、ライブで捌くシーンが見学できて、周りには捌きたての新鮮な部位がごろごろ釣るさっていて、見応えありました。朝から少しディープでシュールな画像はお許しくださいw
臓物ずらり・・・
豚足
豚鼻
脳みそ
さて、もう一軒朝飯ハシゴしてきます。
「妹記生滾粥品」
旺角花園街市政大廈4樓熟食中心
2789−0198
OZONE@尖沙咀
龍景軒の後は九龍に戻り、ICCビルのリッツカールトンホテル内118階にあるBar「OZONE」へ。
ICCビルは、2011年4月に開業し、高さは香港一、世界では4番目ですが、バーとしては、世界最高地点です。
高速エレベーターで118階まで上がります。
エレベーターホールの天井。
龍をイメージしたオブジェ。
そういえば龍吟の天空もこのビルに入っていますね。
エレベータで上がり、スタッフが席に誘導してくれます。
週末だけあって、かなり混んでいます。オープンエアのテラスもありますが、まだ寒い時期だったので中から夜景が見える展望席へ。
ブルーのライトが印象的な店内。木など自然素材を使ってスタイリッシュなデザインです。
ワインセラー
Aria 118(左)は日本酒やライチを使った柑橘系のカクテル。バランスがとれていてかなり美味しい♪
Piccante(右)はフレッシュマンゴーとレモングラスとウォッカとチリフォームでした。ピリリ辛味がいい感じ。夜景を見下ろしながら楽しみます。
窓から夜景も見えますが、すでに深夜なのでライトUPはほとんど消えています。にしても、海抜490メートルの高さだと他の高層ビル群もかなたに見えますね^^;
「OZONE 」
柯士甸道西1號 ICCビル内 リッツカールトンホテル 118F
2263−2270
March 02, 2013
龍景軒@中環
「龍景軒」で夜景を見ながらディナー。
テーブルからビクトリアハーバーと九龍の夜景が見えます。
まずはシャンパンを飲みながらメニュー選びです。
コースもあるけれど、アラカルトでいろいろオーダーしました。
前菜は揚押豆腐に豆もやしの冷菜
薬味3種
豆板醤、XO醤、酢醤油。ここのXO醤は美味しいのでつまみになります。
凍鮑片露筍紅蜇頭
マリネした鮑と紅クラゲの頭とグリーンアスパラガスの冷菜です。
鮑は南アフリカ産が質がよく、クラゲは赤い方が高級だそう。
鮑はしっとり柔らかく、紅クラゲのコリコリした食感でさっぱりとスタートしました。
香辣洋梨絲
洋梨と蓮根のスパイシーソース和え。
洋梨と蓮根は面白い組み合わせです。洋梨の甘味、蓮根の少しねっとりしたシャキシャキ食感が四川風の辛めのソースに合います。
鮑汁和法鴨肝
フォアグラのアバロンソース。スペシャリテです。ブロッコリーと椎茸を添えて。
フォアグラはフランス産で現地で−30度の急速冷凍したものを空輸しているそうです。フォアグラの火入れもそれに絡む鮑のソースも絶妙です。
紹興酒古越龍山 國宴加飯十年
美味しいけれど、980元と紹興酒にしては高い値だ。
黒松露蟹肉春巻
蟹と黒トリュフの春巻。
蟹肉ぎっしり黒トリュフは少量ですが、ちゃんと香りがします。
蟹肉ぎっしりの餡に黒トリュフは少量ですが、ちゃんとトリュフの香りがします。
これをフレンチバージョンで食べてみたい・・・
梅辣茄子伴蝦球
大海老と茄子のチリソース。大きく立派な海老ですが、火入れが不十分で中が生っぽくてちょっと臭みが気になります。
上湯杞子浸娃娃菜
ミニ白菜の上湯煮込み。クコの実入り。
白菜の芯の部分が甘くて上質なスープが美味しい。
鮮蝦雲呑麺
上湯が美味しいので雲呑麺。
雲呑の中には海老もぷりぷり具沢山です。
ここの炒飯も美味しいので、もう一品スープかけ炒飯が食べたいとリクエストしたら、おすすめされたのは
瑤柱肉碎泡飯
豚挽肉と干貝柱のスープ飯。下は白米で、上にはおこげのように揚げた米。
確かに炒飯にスープをかけると米に余分な薬味や脂が入ってしまうので上湯の味が変わってしまうのですが、こちらは、ちゃんとスープの味が生かされています。
米のしっとりとカリカリの食感も楽しめるのがいいですね。
干貝柱や挽肉の旨味を合わさって極上のスープ飯です♪
そしてデザート
鮮淮山百合紅棗茶
龍眼と百合根と紅茶の温かいスープです。
千層咖啡糕
コーヒーゼリーとコーヒープリンが層になっています。
どのお料理も丁寧に調理してあり、洗練されているのはやはり高級店ならでは。定番な中華メニューも良いけれど、ここは料理の質が高いので、変わったメニューを頼んでみると面白いと思います。
本当はフカヒレも食べたかったのですが、メニューに一切ないので尋ねてみたところ、原発事故の風評の影響で外しているのだとか。う〜ん過去に食べたあのフカヒレは素晴らしかったので、いつか復活してほしいけれど・・・
何はともあれ爆食旅行の始まりです(*^o^*)
「龍景軒」
Podiam 4,Four Seasons Hotel ,8 Finance St, Central
3196-8880
香港へ
早朝便なので、開いている店は少ないですが「おぐ羅」でおでん定食。
おでん盛り合わせに茶飯と香物。おでんレベルだと本店の方が美味しいですが、空港で朝からこのレベルなら文句ないです。
ANAラウンジにて、ビールと焼きそばとカレー。
ANAもカレーが出たんですね。Jalに負けず具沢山です。福神漬けはパックに入っています。
これからはカレーうどんやカレーそばができるな(笑)
5時間のフライトを経て、宿は九龍のWホテル。
空港から九龍駅まではエアポートエクスプレスで25分ほどで、エレメンツというショッピングモールと直結しているので便利です。
窓からみる景色は薄曇りで、香港島が靄に隠れています。
この辺は開発地区でどんどん埋め立てていくんだろうな・・・
隣には、そびえ立つICCビルが見えます。
エレベーターの床が液晶になっていて、時間ごとに挨拶してくれます。
WHotelはどこも遊び心があって面白いな。
これから香港島に向かい夕食へGO〜
「W 香港」
柯士甸道西1號
3717−2222
March 01, 2013
新ばし 星野@新橋
普段は一日2組だけのプレミアムシート。今宵は7名でカウンター貸切会です。
粕汁
天領の酒かす。組み込み粕を蒸して裏ごしして。人参、大根、蒟蒻などを入れて優しいかす汁。前日の京味の流れで素敵なスタートです。
なまことこのわた
能登のなまこと魚島産のこのわた。日本酒がすすみます。
松葉蟹
浜坂産の松葉蟹。もう漁は終わっていますが、こんな素晴らしい蟹を頂けるとは・・・味噌の旨味も抜群です。
蟹タグ
こんな鹿角みたいな変形の足もあるんですね。
せりの胡麻和え、菜の花のお浸し、蕗の董
蕗の董は揚げてから炊いてあります。
キスの天ぷら
江戸前の肉厚のキスを、サクッと薄衣で揚げて。
開いて骨を取り戻してから揚げることにより、柔らかくふんわりキスの風味もしっかり感じます。
鯛の昆布〆
淡路の鯛を昆布で3日漬けたものと3時間漬けたもの。
3日漬けは水分も抜け昆布の旨味と鯛の凝縮した甘みとねっとりとした食感、3時間漬けは鯛の弾力感。それぞれ違いを楽しめます。
椀
ふんわりもと海老しんじょうの椀。優しい薄口の出汁に京人参と柚子を添えて。
太刀魚を串焼きにしています。
こんなに肉厚で大きな太刀魚は初めてです。千葉産で全長は8メートル。
五本指という希少なもの。
太刀魚の山椒醤油焼き
焼いても身は全くパサつかず脂ののったぷりっとした歯ごたえ。
この太刀魚素晴らしいです。山椒醤油の香ばしい風味に谷中生姜を添えて。
炊き合わせ
佐島のぐじと丸大根と水菜でおでん風に。大根はわざと食感が残るように固めに炊いてあります。ぐじの甘みが出汁にしっとりあわせって黒七味と水菜がアクセント。
そして、ご飯が炊きあがりました。山形の合鴨農法のコシヒカリ。
ご飯のお供はちりめん山椒と白菜漬け
白菜の黄色い葉や芯の甘みが好き。
松坂牛のしぐれ煮
こちらは京味直伝だそうですが、甘辛に炊いた牛肉と生姜。ご飯がいくらでもおかわりできそうです。
赤だし
オデザのわらびもちを火にかけ練る店主。強火でごりごりしゃもじを回しながら笑顔^^。いったん冷水を入れて弾力をつけるみたいです。
わらび餅
やはり途中で水を入れると粘度が下がり、ちょっと水っぽい柔らかな感じがしましたが、個性ですかね。きな粉と黒みつをたっぷりかけて。
次回は相当先まで予約が埋まってましたが、鮎の時期に再訪します♪
「新ばし 星野」
港区西新橋1−18−8 尾坪ビル1F
03−3504−8118