November 2014

November 30, 2014

サーモン寿司味のポテトチップス!?@香港

ホテルに戻って、一息。
そういえば、昼間スーパーで珍しいスナックを買ったのでした。
サーモン寿司味のポテトチップスです。
サーモンは広東語では三文魚と書くんですね。
香港の寿司屋では、サーモンは大人気!
スーパーの寿司コーナーでも、サーモン寿司ばっかりです。
それをポテトチップスにしちゃうなんて・・・

・





















しかもわさび粉入りというのが気になります。

・





















中を開けると2重構造の袋になっていて、わさびパウダーが別添えになっています。

・





















わさび粉はこんな感じ。舐めてみるとぴりっと辛い粉わさびの風味。

・





















ポテトチップスだけを食べてもサーモンぽい脂の味がします。

・





















パッケージの裏に食べ方が書いてあります。
中袋のポテトチップスをとわさび粉を取り出して、
ポテトチップスを外袋に開け、わさび粉を入れ、フリフリシェイクしてから食べるようにと。
その通りに食べてみると、確かに、サーモン寿司風味の味がします(笑)
ジャンクな味だけれど、面白かった。後は鰻のかば焼き味も売ってました。
きっと山椒パウダーをかけるのでしょうね。

・





















香港はワインも高いので、日本から持ち込んだボジョレーワイン。
ポテトチップスは寝酒のお供でした^^;

・


ranmarun at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) その他 

龍景軒@香港

香港もクリスマス気分。
ペニンシュラホテルのオーナメントは、ピアノ線で吊るしてあるのかしら?
可愛いサンタや雪の結晶のライトが瞬いています。

・




















1881ヘリテージもライトUPしています。

・





















クリスマスツリーもカラフル。

・





















ヴィクトリアハーバーには、大きな船が停泊しています。

・





















ヴィクトリアハーバーから、スターフェリーに乗り、
香港の夜景を楽しみます。

・




















香港島のビルもクリスマスモードでした。

・





















で、夕食は「龍景軒」に行きました。

龍景軒





















位置皿

・





















グラスシャンパンもいろいろあります。

・





















R.H.Coutier  Brut Tradition Gran Cru

シャンパン





















ルネ・アンリ・クリエ。ピノノワール75%、シャルドネ25%。
イギリス、アメリカ輸出で日本ではあまり飲むことがないですが、
すっきりとした酸味の切れ味が良いです。

シャンパン





















アミューズは車海老と芽キャベツと黒酢。

・





















XO醤は、2種類あります。
干貝柱や干海老、唐辛子などを漬けたものと定番のXO醤。
珍しいのは、ベジタブルXO醤。
豆や野菜、豆腐などを発酵させて作ったものです。
白人参、枝豆、大豆、椎茸などを唐辛子や大蒜、レモングラス、砂糖などを加え、
菜種油に漬けたもの。独特のクセがありますが、これがお酒のつまみになるくらい美味しいです。

XO醤





















蟹粉小龍包

上海蟹の蟹味噌で練った生地と蟹味噌が入った小龍包です。

蟹味噌小龍包





















4人で行ったので、スープは4種類を味比べ。

竹笙上素湯

がい蘭菜やまこも茸、百合根が入ったスープです。

野菜スープ





















菜胆白舞茸燉雙耳

白舞茸と茸のダブルコンソメスープ。茸の香り豊かなスープです。

茸湯





















酸辣雲呑湯

海老雲呑が入った酸辣湯。細切りの鮑やもやしなどが入っています。

酸辣湯





















皇湯鷄絲羹

鶏肉の白湯のとろみのあるスープ。濃厚な鶏のエキスが美味しいです。

・





















焼鳩

鳩があったので、鳩好きとしては食べたい・・・

焼鳩





















皮目もしっかりと焼いて弾力のある鳩です。

鳩





















蜜汁焼豚

マリネした豚肉を蜂蜜をかけながら焼きます。

焼豚





















蜂蜜の甘さがアクセントのしっとりとした味わいです。

・





















蒸魚星斑

ハタが食べたくて、でも切り身を蒸したものでした。葱生姜を添えて。
一尾蒸して欲しかったかな。丸ごと調理しないとせっかくのハタの味わいが半減してしまい残念。
ハタ1尾だと高価ではありますが、4人だったら、一尾食べれたと思うし、個々のポーション値から考えると
この物足りなさw 味は美味しかったですけどね。

ハタ





















有機黒蒜爆大千羊腿肉

羊の腿肉を黒にんにくソースで炒めて。

・





















香煎金柳腐皮巻

野菜餡を湯葉で巻いて揚げていますが、湯葉が固くなってしまい、食べにくい。
中の餡だけ食べました^^;

・





















豆苗爽菜

豆苗は、大蒜と塩炒め。定番ですが、やっぱり大好きです。

豆苗





















蟹粉撈稲庭麺

上海蟹の蟹味噌餡を茹でた日本の稲庭饂飩にかけてあります。

蟹味噌饂飩





















添えてあるのは甲殻類のスープ。

・





















温かい稲庭饂飩に上海蟹の蟹味噌あんが絡み、ねっとりとした蟹味噌の旨味が美味しいです。
半分くらい食べた後で、スープをかけると、また豊潤な味わいになります。

蟹味噌麺





















お腹いっぱいになったので、デザートはパスしました。


「龍景軒」

金融街8號香港四季酒店4樓
8 Finance Street Central ,Four Seaseons Hotel Hong Kong

852−3196−8880

ranmarun at 20:00|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 中華 | 香港

九記牛腩@香港

「九記牛腩」に行きました。

創業90年の老舗の有名な牛肉麺のお店です。

九記




















昼間のピーク時には長蛇の行列になります。
夕方くらいの時間に行ったので、5分くらいの待ち時間で入ることができました。

九記





















飲み物はアイスミルクティーとアイスレモンティー。
香港では定番ですね。

アイスティ





















上湯牛腩伊麺(牛バラ入り卵麺)と咖哩筋腩河麺(牛筋入りカレー麺)を頼みました。

上湯牛腩伊麺

しっとり煮込んだ牛バラ肉と伊麺に、クリアなスープ。
あっさりと思いながらも、牛バラ肉の旨味や漢方食材と煮込んだ深みのある味わい。

牛肉麺





















麺は脂臭くない卵麺ですがしこしことコシがあり、少し時間を置くとスープの旨味が浸みこんでいて、
めちゃ美味しくなります。

伊麺






















咖哩筋腩河麺

牛スジ煮込み入りのカレー麺。ほんのり辛口です。

牛肉カレー麺 





















河麺は米麺、太めのクイッティオでした。日本語メニューではひもかわ麺と表記してありました。
ふにゃふにゃのきしめんと言ったらいいでしょうか。
じっくり煮込んだ牛スジカレーのスープを吸ってトロトロの食感になります。

ヒモカワ





















どちらもくせになる美味しさです。飲んだ後にもさっと食べたい感じです。
麺を変えたらまた別の味になると思うので、次回チャレンジしてみます。



「九記牛腩」

中環歌賊街21號

2815−0123続きを読む

ranmarun at 16:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 香港 

November 29, 2014

蛇王林@香港

「蛇王林」に行きました。

蛇問屋で頂ける蛇スープの店です。

・





















蛇と聞くとちょっと敬遠する方もいるかと思いますが、
漢方食材としても循環器系や消化器系に沢山の効能があります。
ここでは、蛇のスープだけでなく、蛇油や蛇酒や粉末などいろんな薬効があるものも買うことができます。

・





















入り口には網に入った緑色の蛇がいます。

・





















お店の奥に入ると、たくさん積み上げられた木箱。
そのいくつかには毒蛇の赤札がついています。

・





















木箱の引き出しの中には生きている蛇が沢山入っていて、お店の叔父さんが見せてくださいました。
マムシのような立派な蛇です。

・





















近くでみるとちょっと怖いですが、実際にこうやって生きた蛇を捌いてスープにするわけです。
毒蛇と言ってもすでに毒は抜いてあるので、大丈夫^^

・





















蛇羹

さっそく運ばれてきた蛇スープ。
五種の蛇(金産頭、金脚帯、過樹榕、三索線、白花蛇)
を鶏骨や豚骨、陳皮、木耳などと煮こんであります。
滋養強壮の効果もあり、生姜も入っているので、体も温まり元気になります。

蛇スープ





















添えてある薄脆という小麦粉に生地を揚げたものと細切りにしたレモングラスを入れて食べます。

・





















蛇の臭みというのは全くなく、弾力がありぷりっとした蛇肉と木耳のしゃきしゃきした食感。
滋味深い味わいです。高級店でも、例えば福臨門などで、蛇スープを頂いたことがありますが、
しっかりとった上湯で上品に仕上げるとそれはそれで淡白な蛇を極上の味わいに仕上げることができますが、
こういう専門店で、食べるのもオツなもの。

・





















卓上の調味料は、黒酢、醤油、白胡椒。
黒酢をかけると、また深みが出てきます。

・





















棚には、たくさんの蛇が漬けてある蛇酒もありました。

・





















そして、薬として漢方食材と合わせた蛇の粉末もいろいろあります。

・





















それぞれが、どのような症状に効くのかは、聞き忘れましたが、
アミノ酸(タウリン、メチオニン、チロシン、グルタミンなど)、リノール酸、他、
いろんな成分が内臓疾患やコレステロール低下など効くそうです。

・





















僕がこんな姿になっちゃうのかあ・・・て顔してる!?

・





















食べた後は、体も温まり、寝不足で疲れていた私もすっかり元気になりました。
変な栄養ドリンク飲むよりは、全然いいですよ♪
蛇の美味しい季節は10月から3月までなので、その期間だけ味わえるスープ。
それ以外は卸問屋として営業しているみたいです。

・





















「蛇王林」

上環禧利街13號地下


13.Hillier Street, Sheung Wan, Hokng Kong


2543-8032



ranmarun at 15:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 中華 | 香港

8 1/2 Otto e Mezzo BOMBANA@香港

「8 1/2 Otto e Mezzo BOMBANA」に行きました。

香港のミシュラン三ツ星イタリアンです。
香港ならば連日中華に行きたいところですが、夜も別の中華を予約していました。
同行者の中で小食の方がいらっしゃったので、昼夜中華はキツイとのこと。
ならば、軽めのイタリアンがいいのかなと、
三ツ星というコンシェルジェのおすすめのあって予約したのですが。。。

・





















お店のウェイティングスペースから見えるところに、生ハムやらチーズが陳列されています。

・





















白トリュフも立派なものがありました。

・





















店内は、ガラス張りの明るい雰囲気です。
なかなか予約が取り難いこともあり、この日のランチも満席でした。

・





















コベルト

2種のバケットと黒オリーブとドライトマトのフォカッチャ、
グリッシーニなどがでてきました。
パンは美味しいです。

・





















シャンパンは、Legas & Haas Millesime 2008

・





















きめ細かな泡とすっきりとした酸味です。

・





















ランチメニューの中から、前菜とメインを3品づつセレクトしてシェアしました。

Confit "Taiyouren" Organic Egg

”Taiyouren”という日本の卵の温泉卵にSpigaroli家の生ハム。
ポルチーニ茸のコンフィにロマネスコのムース。

・





















Chestnut Soup

胡桃のスープにローストしたフォアグラのダイスと胡桃、リコッタチーズとミントの葉を浮かべて。
これは美味しかった。

・





















”Ecofarm” Organic Salad

季節野菜のイタリアンドレッシング。赤皮人参、ビーツ、大根、アスパラ、レタス、チコリなど。
オーガニック野菜だが、特にドレッシングも普通。

・





















Homemade Fettuccine

ナポリターナスタイルの牛肉ラグー。
ソースは美味しいけれど、自家製フォトチーネがイマイチ。
いや悪くないけど、高級店でこのレベルってのがw

・





















Roast Amberjack

お魚はヒラマサのロースト。黄ズッキーニとシトラスのドレッシングとビーツのソース。
見た目から美味しくない感が漂っているけれど、やっぱりダメだった。
お魚は臭くはないけれど、ビーツのソースが全く合わない。
まあ、本場イタリアでも海老と貝以外、魚は期待できないしね^^;

・





















”Cotechino” Winter Sausage &Beef Cheek 

コテチーノという粗挽きの豚肉のソーセージをマルサラ酒で味付けして、レンズ豆の煮込み。
その横は牛頬肉の赤ワイン煮込み。このソーセージや牛頬肉は美味しかった。
ここは、煮こみ肉系は美味しいかな。

・





















ドルチェで、白トリュフメニュー。
バニラアイスに白トリュフをトッピング、目の前でたっぷり削ってくれます。

・





















White Truffle Ice Cream

パネトーネと胡桃とバニラアイスにたっぷりのアルバの白トリュフ。
幸せな香りが広がります。さすがの白トリュフは、素晴らしかったです。
前菜やメインのメニューでも白トリュフコースはいろいろありましたが、値段が半端ないので、
ドルチェで、少し食べれただけでもしあわせ。

・





















プティフール

ピスタチオのクッキーとナッツショコラ、パートドフリュイ。

・





















ここはアジアのサンペレグリノ評価でも10位。
イタリアンはなかなか世界でも高い評価がされない中、唯一アジアでランキングしているので、
もう少しクリエイティブな料理を少しは期待していたのですが、あまりにも期待外れでがっくりきたのと、
同行した方に申し訳なくて・・・スミマセン。


「8 1/2 Otto e Mezzo BOMBANA」

中環徳輔道5−17號 山大廈2樓202號舗
Shop 202 2/F, Alexandra House,5-17 Des Voeux Road Central,

2537-8839


ranmarun at 12:30|PermalinkComments(2) イタリアン 

November 28, 2014

名人坊高級粤菜@香港

香港の一日目の夜は「名人坊 高級粤菜」に行きました。

名人坊





















蘭桂坊ではないけれど、近くにあるランカイフォン・ホテルの2階にあります。

・





















「名人坊 Celebrity Cuisine」はミシュラン二つ星のレストランです。

名人坊





















龍吟の山本さんに連れていってもらいました。
山本さんは、ここの龍崗鶏という地鶏肉のローストを絶賛されていたので、
天空龍吟の皆様に同伴させていただき、全14品からなる大宴会でした。

.





















まずは、自家製のXO醤。
お店の個性が出るXO醤ですが、こちらは貝柱と干し海老、蝦子と唐辛子を浅めに漬けて、
塩加減も少なめのあっさりとした甘めの味です。
個人的には、数年前に香港の友人宅に招かれて、そこの自家製のXO醤が最強だったので、
高級店でもなかなか感動はしないんですけどね^^;

XO醤





















餐前小食

前菜は、右から、牛肉煮込み、インゲン豆炒め、九肚魚、ミルクフィッシュとも呼ばれる、
白身が柔らかくとろとろした魚を揚げて。本来高級店では使わないそうですが、
山本さんのオーダーで今回使ってもらったそうです。

前菜





















花膠皇燉螺頭湯

肉厚な魚の浮き袋が入った螺貝(ほら貝)と金華ハムのスープ。
大抵はイシモチかタラかキングチか使いますが何の魚の浮き袋か聞き忘れてしまいました。
これは魚貝の旨味と金華ハムの旨味が濃厚な味わいです。

湯





















燕窩醸鳳翼

龍崗鶏の手羽先揚げに、燕の巣を入れて。

・





















皮はパリっと香ばしく。

・





















中には溢れるほどに詰めた燕の巣。
普段よりも鶏の中身をくり抜いて燕の巣をたっぷり仕込んで見た目も美しいし豪華です。
これに似て非なるものですすが、夏宮でふかひれを詰めたものの方が美味しかったかな。
燕の巣をたっぷり使うのは贅沢ですが、味わいが勝っていないというか、
高級食材を使うことによる贅沢感が、見た目と味わいがついていかないかというw

燕の巣





















これはメニューにないサプライズでした。
揚げパンの上にココナッツミルクのムースと上海蟹の味噌と身のソースをかけて。

・





















紹興酒がすすみます。

紹興酒





















鼓椒炒響螺片

ほら貝に似た巻貝の炒め。玉葱、パプリカ、豆鼓で炒めています。

・





















脆皮炸子雞

そして、メインの龍崗鶏。山本さんが絶賛されていた鶏肉です。
一人半羽のポーションとたっぷり。

鷄





















皮のパリッとした香ばしさに、黄色い濃厚な脂の旨味、しっとりときめ細やかな肉質の舌触り。
それらが合わさった奥深い味わいは、今まで食べてきた鶏肉の中で最高峰かも。
この鶏肉の味を生かす火入れの仕方は素晴らしいと思います。

・





















第2弾の鶏。
部位ごとによる味の違いも面白いし、最初は量の多さにびっくりしたけれど、
一人半羽でもペロリと食べてしまいました。

・





















家郷蒸龍躉腩

蒸魚はハタだと思うのですが、一口食べた時点で、濁水の香り。
香港の名店ではハタは高級ですし、こんな臭いハタは食べたことないだけに残念。

・





















蕾汁生炒芥蘭

芥蘭菜炒め。
生のまま油で炒めて、個人的には、さっと湯でてアクを抜いてから炒めた方が好み。

青菜





















富哥招脾炒飯

富哥というのは、富兄貴という意味ですが、シェフのお父様のことかなあ。
お父様も香港の富豪家の料理人だったそうです。

炒飯





















焼きそばは美味しかったです。

焼きそば





















生磨杏仁茶

卵白のすり流しが入った温かい杏仁茶。

杏仁茶





















鮮果

ドラゴンフルーツとポメロー。

フルーツ





















名人坊のシェフと山本さんが対談しています。

・





















龍崗鶏は実際に食べてみて、山本さんが通う理由がわかりました。
お腹いっぱいだったのに、私も次の朝には再び食べに行きたいと思ったほどです。
というわけで、しばらく香港食い倒れしてきます(^^;;

「名人坊高級粤菜 Celebrity Cuisine」

中環九如坊3號中環蘭桂坊酒店1樓
1/F,Lan Kwai Fong Hotel、3 Kau U Fong,Central

3650-0066



ranmarun at 20:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 中華 | 香港

謬酒家@香港

香港に来ました。
キャセイの飛行機の座席はUPグレードされましたが、
機内食はほとんど食べなかったので、お腹ぺこぺこ。
前日入りしていて相方がヨンキーで外賣してくれたので、嬉しい♪

「謬酒家」
テイクアウトメニューです。

金脾焼鴨飯

ここの定番メニューです。ローストした鴨とご飯。がい蘭菜を添えて。
ダックの皮は香ばしく、旨いなあ。身は冷めると硬くなるので、早めに食べた方がいいですが、
噛み締めるごとに美味しさがしみ出てきます。テイクアウトでこのレベルだから、お店で食べたら、
めちゃ旨いんですが・・・

金脾焼鴨飯





















スープ

スープは、鶏ベースに干し海老や貝柱などを使ったクリアなスープ。
干し海老の香りもまろやかです。

蝦湯





















白切龍崗鷄伊麺

龍崗鷄の蒸したものと伊麺。ぷりっとした脂身は旨味があり、しっとりとした身も美味しい。
伊麺も鷄の脂が浸みて美味しくなってます。
ビールが飲みたくなりましたが、我慢^;

白切龍崗鶏飯






















つけだれは、鴨には梅風味の甘いジャムのようなソース。
鶏には葱油のソース。

・





















皮蛋生姜

ヨンキーのピータンは有名ですね。中は半熟とろとろ。
ピータンではここが一番美味しんですよ♪

皮蛋





















「謬」

中環威霊頓街32−40

2522−2342(テイクアウト専用)



ranmarun at 16:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 中華 | 香港

November 27, 2014

あげ福@五反田

「あげ福」に行きました。
ミート矢澤系列のとんかつのお店です。
目黒川沿いの「ミート矢澤」の横にあり、ミート矢澤は相変わらず長蛇の列でしたが、
こちらはさほど待たなくてすみました。

あげ福





















待っている間に、お店の天井にあった石像の顔が気になりました。
後で、聞こうと思って忘れてましたが・・・
待っている間にメニューが渡されました。
おつまみやサイドメニューも充実しています。

・





















席に着いてから、揚げるまで時間がかかるので、何か頼もうかと思ったけれど、
今回はとんかつメインで行きたいので、ビールのみ注文。
10分ほどして、とんかつが来ました。

極上ヒレ (150g 3ケ)2400円

ご飯とキャベツ、香物、豚汁がついていて、ご飯とキャベツは1杯づつおかわりできます。

極上ヒレカツ





















脂もしっかりと切れたサクサクのパン粉の衣と極みヒレ肉。
肉質はしっかりと締まっていますが、見た目以上に柔らかく美味しかったです。
まさか豚肉もコーラに漬けてないよね(笑)

ヒレ





















トリュフ塩と生姜おろしたれが付いています。
別のトレーには、とんかつソースの甘口、辛口、白胡麻ミル、キャベツ用のドレッシングがあります。
まずは何もつけずそのまま頂くのがいいでしょう。
つけるならトリュフ塩。生姜たれは濃いのでちょこっとつけるくらいならいいかも。

・





















極上ロース (150g) 2000円

極上ロースもサクサクです。

極上ロースカツ





















脂が多いですよと言われた極上ロースの断面図。
ちょこっと塩だけ付けて、脂の甘みを味わいながらかけこむ白ご飯がうまいな。

ロース





















豚汁

豚バラ、大根、牛蒡、葱などが入った豚汁です。

豚汁





















とんかつソースはそのままだといまいちだったし、白胡麻ミルがあったので、
個人的に胡麻ソースを作りたかったのですが、
ソース皿がないので、豚汁椀の蓋を裏返して、白胡麻ソースを作っちゃいました^^;
トリュフ塩に飽きたら、擦り胡麻とソースを合わせるのもおすすめです。

胡麻ソース





















何だかんだ言いながらも、キャベツとご飯はしっかりおかわりして完食(笑)
お持ち帰りの黒毛和牛100%のメンチカツサンドも気になったり。
次回は、メンチカツも追加してみようかな。牡蠣フライもあったし。

.






















「あげ福」

品川区西五反田2−15−13 ニューハイツ西五反田1F

03−5719−4129


ranmarun at 19:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 和食 

November 26, 2014

81@要町

「81」に行きました。

シンガポールの「D.Bespoke」のオープニングレセプションで、永島シェフと数週間前にお会いして、
東京の「81」も久しぶりの訪問。

過去記事はこちらにD.Bespoke

81





















おしぼりが仰々しくも、黒い箱に入っていました^^

おしぼり





















最初の乾杯は、INEDIT

ここでも、何度か飲んでいますが、フェラン・アドリアのプロデュースしたビールです。

・





















フルーティさとコクのあるビールです。

ビール





















今回の料理のテーマは、塩味と甘味の共存。
素材の旨味を十分に引き出したいそうです。
どんな料理が出てくるのか、シンガポールで新たな影響を受けたのか楽しみです。


オニオンスープ

淡路島の玉葱とオリーブオイル。イエローアイコというトマトのスープの2層仕立て。
ブランデーの香りを少し底に香らせて、チキンベースで仕立てた2種の温かいスープです。

オニオンスープ





















秋の香り

細い試験管にストロー。この中にはポルチーニ茸のエキスに少し醤油をたらしたスープ。
シンガポールでお会いした時に、Tipping Clubは面白いし刺激を受けるから行ってみてね。
と言っていたのですが、まさに僕がやりたかったのと同じことをやっていました、スニッフですとシェフ(笑)
スニッフは、粉末の薬を鼻から吸い、鼻腔粘膜から摂取しますが、
ここでは、飲んで鼻から抜ける香りを楽しみます。
Tipping Clubではトマト水とハーブの香りで夏の香りでしたが、
ポルチーニ茸の土くささは、秋の香りですね。

ポルチーニのエキス





















これには、フランチャコルタ・カデル・ボスコ。すっきりとしたイタリアのスプマンテですが、
森の家という意味をこめてだそうです。

スプマンテ





















リストラクション

茹で卵は、白トリュフオイルを注射器で挿入して。
24か月のパンチェッタとペコリーノと黒胡椒。カルボナーラの再構築です。
ソースはフランチャコルタに合わせて軽めにさらりと仕上げたそうです。

カルボナーラの再構築





















白身の柔らかさと黄身の半熟具合。
何度も食べているスペシャリテですが、毎回進化していて、今回はとてもバランスが良いです。

・





















甲州 ルバイヤート シュール・リー

冷却や濾過などの処理をできるだけ少なくして、シュール・リー本来の味わいを損ねないように
作っているそうです。フレッシュな苦味と酸味は、生のお魚にも合います。

ワイン





















コンビネーション

シンガポールで出てきましたが、真鯛を短時間で締めて、薔薇の花のように見立てて。
栃木の和梨のダイスとローズオイルと塩とタイム。

真鯛





















新政 エクセレント6 

新政のこのボトルは初めてみました。通常出回っているのが、R−レギュラーと、
Sースペシャル。こちらはX−エクセレントです。最古の原種と言われている6号酵母を使っています。

6





















これはサプライズのどら皮を使ったもの。

・





















思わず中を開けちゃったけど、椎茸、シメジ、エリンギ、ポルチーニ、舞茸を細かく砕いて、
リゾーニという米の形をしたパスタで炊いたものに秋トリュフを加えてたものが入っています。

・





















美味しいけど、反則だよね。茸のリゾーニ自体が美味しかったので、
個人的には、どら皮アイテムを使わず、リゾット直球で勝負してほしかったかな。

・





















Beaujolais 2014 Nicolas Potel

・





















今年のボージョレーで、再度乾杯。
香りも良く、美味しいボージョレー・ヌーヴォーをセレクトしてくださいました。

ワイン





















秋鮭

秋鮭をソテーして、柿のコンポートを添えて。

秋鮭と柿





















お肉の前に、シェフがワインをデキャンタージュ。
素敵❤

・






















Gran Caus 2005 

カタルーニャの赤ワイン。カベルネ、メルローの優しいタンニン。

ワイン





















シャラン鴨は真空状態のまま65度のお湯の中で、旨味や脂が身に周って落ち着くまで、
じっくり火入れするそうです。その後は、フライパンでこんがりと焼き目をつけて。

鴨





















こちらは、茸のコンソメかしら?。。。

・





















ナイフに興味を惹かれました。
龍泉刃物というメーカーのアシンメトリー柄のナイフ。
鋼と地金を交互に20層重ねて1000回叩き上げて作ったものだそう。
美しさと切れ味を兼ね備えています。

・





















シャラン鴨のローストと煎り番茶

さきほどのシャラン鴨を切り分けて、コンソメかと思ったら、一保堂の煎り番茶でした。
横にはその茶葉が添えてあります。
鴨肉を食べた後に、番茶を飲むことによって、燻製のような香りを感じてほしいとのこと。

鴨とコンソメ





















そして、部屋の中に、ヒッコリーという薪の煙を撒いています。
演出が面白いですね。

・





















しっとりと柔らかな鴨は、それ自体に香りを付けるのではなく、部屋に撒いた薪の煙や、
番茶の香りであたかも鴨をスモークしているように味わうというアイデアに感心しました。

シャラン鴨





















Ximenez-Sponola

ペドロヒメネスという甘口のシェリーがデザートワインです。

・





















インサニティー

デザートは、狂気と名付けられたもの。
シェフがテーブルを回り、石版の上で、一人一人に盛り付けてくれたのは、
マスカルポーネと生クリームをリキッド以上ムース以下の硬さに仕上げ、
チョコレートのコーンフレークと塩バタークッキーを砕いたものとレーズン、
黒七味をかけて。これもシンガポールのフェアで出てきたものです。

インサニティ





















無機質な空間の中で、秋の森の中で食事しているような雰囲気を作りたい。
それでいて、余分なものは省き、ストレートに素材と向かっていきたい。
というシェフの強い思いが伝わるコースでした。
お店は、事情があって、来年春で一旦クローズしますが、
その前にもう一度、シェフの魅惑の料理を食べに行きますね。


「81」

豊島区西池袋5−25−2 B1F

03−6909−4850

ranmarun at 20:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) スパニッシュ 

November 25, 2014

鮨 さかい@福岡

福岡寿司巡り5軒目は、「鮨 さかい」に行きました。

鮨さかい





















1年半前にオープンした6席のこじんまりとしたお店です。
奥にある氷冷庫が気になりました。

店内























最初の一貫は大間の鮪。123圓涼罐肇蹐良分。
きめ細かなサシが入った身に、赤酢のシャリで。
最初に鮪を出すあたり自信があるのでしょう。もちろん美味しかったです。

鮪





















蕪のすり流し

柚子皮を散りばめた蕪のすり流し。
胃を温める優しいですが、器が蒸れ臭いのがちょっと気になりました。
これは器を拭く布巾の問題だと思います。

蕪のすり流し





















日本酒は伯楽星 純米吟醸を。

日本酒






















あらとしゃこ

右は北海道石狩湾のしゃこ。左は、玄海あら10圓10日寝かせて。
煎り酒につけて食べます。

あらとしゃこ





















いくらご飯

北海道野付のいくら。出汁に漬けてぷちっと柔らかい食感。
ご飯と共に。


いくらご飯





















白子のにごり漬け

気仙沼の生白子を日本酒菊姫に漬けて、柚子皮をかけて。
生白子のちゅるっと柔らかい食感は酒で漬けることで、甘さもありります。
酒の肴には最高。

生白子のにごり漬け





















ツガニ

宮崎のツガニというモクズ蟹の味噌と内子と身のペーストでお米を和えて。
桜の花びらの器を蟹の爪に見立てているのかな。そんな器使いも可愛いです。

ツガニ





















メヒカリ焼き

三河湾のメヒカリを開きにして焼いてあります。
脂がジューシー。

メヒカリ焼き





















鮑蒸し

唐津の鮑は蒸して、肝のたまり漬けをソースにして。
これもお酒がすすむ一品。
日本酒は、而今 9号酵母を追加しました。

鮑





















茶わん蒸し

金沢の甘海老をソースにした茶わん蒸し。

甘海老の茶わん蒸し





















ガリ

甘酢漬けした生姜を乱切りにして。
ここから握りに入ります。

ガリ





















緑茶には煎り米が添えてあります。
好みで緑茶に浮かべると玄米茶のような香ばしい風味になります。
こういったささやかなアイデアも面白いです。

お茶





















平目

長崎平戸の平目、4圈
1週間寝かせたもの。

平目





















コハダ

天草のコハダ。皮がちょっと硬いのはミョウバンのせいだと思いますが、
中の身は柔らかく締めてあります。

コハダ





















小鯛

鹿児島出水の小鯛は、芝海老のおぼろを挟んで。
柔らかくしっとりと締めた食感が素晴らしいです。

小鯛























6圓歴屬蓮■化鬼嵜欧せてから漬けにしてあります。
脂がのっていて、まさに白身のトロ。シャリとのバランスも良いです。

鰆





















鮪赤身

漬けではないので、少し水っぽい感じがありますが、
それは濃厚な鰆を食べた後だからかもしれません。

鮪赤身





















いな鯖

対馬の伊奈沖で獲れる鯖です。軽く塩してから2週間寝かせたもの。
それをさらに締めます。とろりと溶けるような鯖と固めのシャリを口の中で咀嚼する瞬間、
食感のコントラストの中にふわりと旨味が広がります。
鯖も全く臭みを感じることなく、熟成技術の高さに驚きました。

いな鯖























鰤は塩してから3週間寝かせてあります。
事前に皮目を少し炙ってから切りだしています。
これも素晴らしい味わい。

鰤























千葉九十九里の蛤煮。

蛤





















雲丹

北海道浜中のバフン雲丹。

雲丹





















赤貝

岡山の赤貝。

赤貝





















赤貝のヒモは塩と酢橘で。

赤貝ヒモ





















車海老

頭とおぼろを挟んで。

車海老





















穴子

対馬の穴子。香ばしく柔らかです。

穴子





















青海苔とめかぶの味噌汁

味噌汁





















かんぴょう巻

かんぴょう巻





















まだ30半ばの大将ですが、彼の熟成寿司の技術に驚きました。
平目は、1週間、鰆と鯖は2週間、鰤は3週間寝かせたものでしたが、
それぞれの魚の旨味を十分に引き出していて、品のある美しさも備えています。

特に鰆と鰤は、柔らかく弾力もあり、少し固めのシャリが口の中で咀嚼するとほどけて合わさる食感がたまりません。
そして、握りの他に最初に出てくる数種類のアテも工夫されていて、お酒も進みました。
福岡の寿司屋は、どの店も毎回発見と感動があり、
特に30代の若手の大将のぐんぐん伸びていく実力は計り知れないです。
ここは必ずまた来たいです。


「鮨 さかい」

福岡市中央区赤坂3−13−31 朝日プラザ赤坂供。F

092−726−6289



ranmarun at 18:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 寿司 

November 24, 2014

近松@福岡

福岡寿司巡り4軒目は「近松」に行きました。
ここは夏の寿司巡りでも行って2回目です。

近松





















暖簾が新しくなったようです。
後で聞いたら、京都で作ってもらったそうです。

ここは写真撮影は不可ですので、頂いたものの記憶を辿りながら・・・

お酒は、田中六十五 糸島の若い作り手の純米酒。
先日「麻生 平尾山荘」で飲んで好きになりました。

●蛸の柔らか煮

●銀杏揚げ

烏賊を捌く大将のお姿を見ながら、九州の蛸は旨いなとお酒をちびちびと。
そして、握りに入ります。

●やりいか  薄切りに削いだヤリイカを重ねて細かく斜めに刻んで。
        ねっとりとした食感とその奥から引きだされるイカの甘みがたまりません。

●平目  2.7圓諒震椶歪3時に締めたそうです。エンガワをのせて、その食感の違いを楽しみます。

●平貝  山口周防の小さめの平貝。しゃっきりとした歯ごたえです。

●河豚白子の茶わん蒸し 天然とらふぐの白子の茶わん蒸しです。

●鮪 大間の142圓遼遒涼罐肇蹇脂身のバランスが素晴らしく美味しいです。

●小肌 天草のコハダ。しっとりと柔らかく締め具合いが絶妙です。

●いくら雲丹ご飯  北海道のいくらと雲丹をのせて。

日本酒は若竹屋という久留米の酒を追加しました。

●車海老  長崎の車海老を蒸して、女性には半分に切ってから握ります。
       むっちりした海老の甘みとほどけるシャリ感。

●小鯛   浅く締めた小鯛はとろんとした食感でのせた柚子の風味と共に。

●メヒカリ焼き  脂がのったメヒカリを香ばしく焼いて。

●鰯  三重の鰯は脂が多いので締めてから、たたき葱を挟んで。

●鰆  玄海灘の鰆は、麦と藁を炙って香りづけして、旨味も上品なことながら、
    ふわっと溶けるような食感がたまりません。


●白子  北海道の白子をふんわり蒸して、あまりにも柔らかく崩れやすいので手渡しです。

●甘鯛の吸い物

●穴子  対馬の穴子です。

●卵焼き 

こちらで一通りですが、追加ネタをお願いしました。

●鯛  海水で洗いにしてから、皮目はさっと湯引きして三枚重ねて。
    弾力と旨味が感じられます。

●鯖  対馬の鯖は腹身の部分を三枚重ねて薬味をのせて。

●鉄火巻 大間鮪のすき身を巻いて。


すっと目の前に出された握りは芸術品のように美しく、口に運ぶとほどけるように広がるシャリと
丁寧に仕事されたネタが合わさり、絶妙なハーモニー。
小肌や鰯、小鯛などの締め具合も感動します。
大将は、穏やかな語り口でいろいろ説明してくださり、
上品な凛とした立ち振る舞い握りながら、テンポ良くすっと出してくださるので、
あっという間に至福の時間は過ぎてしまいました。
次回は、来年春頃に伺います。


「近松」

福岡市中央区薬院2−6−19

092−716−5855

続きを読む

ranmarun at 12:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 寿司 

November 23, 2014

ヌワラエリヤ@福岡

「ヌワラエリヤ」に行きました。

先日は系列店のツナパハに行ったので、今回は本店へ。
鮨の〆はカレーが定番になってしまいました^^;

ヌワラエリヤ





















アラック

椰子の実で作った蒸留酒です。
これも先日飲んではまりました。

アラック





















相方はラッシー。

・






















和風サラダ

山盛りの千切りキャベツにカイワレ大根やきゅうり、トマトを添えて、
自家製の和風ドレッシングがかけてあります。
お寿司三昧だと野菜不足になるので、補給します。

サラダ





















魚のカリー

お魚は鯖を使ってココナッツミルクとスパイスで煮込んであります。

鯖カレー





















中には、鯖の切り身がごろごろと沢山入っています。
鯖や野菜、果物を使ったカリーはマイルドな口当たりの中に辛さがしっかりとあり美味しいです。

鯖カレー





















バターライスには、やっぱりカラムーチョがのっていました^^

ライス





















スリランカカリー

定番のスリランカカリー。チキンカリーと大根カリー、豆カリーの3種。
ツナパハではじゃがいもだったけれど、こちらは大根の甘みがアクセントになっていて、
混ぜ合わせて食べるとより深い旨味が出る気がします。
3種のカリーが合わさる不思議な美味しさは、何度食べても飽きません。

スリランカカレー





















スパイスワイン

ヌワラエリヤのオリジナルワインで、フランスのコート・デュ・リュペロンに、
シナモンやクローヴ、カルダモンの香りをつけたもの。
赤ワインの酸味の中にスパイスの香りが甘みを引きだして、カリーにもぴったり。

スパイスワイン





















店内には、大きな本棚があり、料理本も多数。
カフェスペースのようなソファー席や、個室もあるので、
本を片手にくつろぎの場でもあります。

・





















「ヌワラエリヤ」

福岡市中央区赤坂1−1−5 鶴田けやきビル2F

092−737−7788


ranmarun at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) エスニック・アジアン | カレー

鮨 おさむ@福岡

福岡寿司巡り3軒目は「鮨 おさむ」に行きました。

市内から少し離れていますが、お客様の入店時間を制限しているので、
広いカウンターでゆとりを持ちながらお料理やお寿司が頂けます。

鮨おさむ





















ロゴと大将のイラストが印象的です。
日本酒は、おさむというお店のお酒、純米と大吟醸の2種類を頂きました。

鮨 おさむ





















冷しトマト

トマトは1時間炊いてから、冷やして。
糸寒天とリンゴ酢醤油をかけて。

トマト





















つぶ貝

つぶ貝は、なんと綺麗に殻が剥いてあるのに驚きました。
今まで殻付きでしか食べたことなかったし、付き出しのおまけみたいで、
そんなに美味しいものだと思っていなかったけれど、これは美味しい。
茹でてから殻が熱いうちに外すと殻の先の肝まで綺麗に剥けるそうです。

つぶ貝





















ふぐ刺し

大分のふぐ。芽葱巻き、湯引きしたふぐと皮などをかわはぎの肝とポン酢で和えてあります。
柚子や紅葉おろし、茗荷などをのせてありますが、
かわはぎの肝の旨味がふぐの甘みを引きだして、とっても美味しい。
今までありそうでなかったけど、ふぐの肝は使えないぶん、かわはぎの肝で和えるのは
残ったかわはぎも出せるし、寿司屋でできる仕事かも。

ふぐ





















鯖の刺身

五島の鯖。脂がのっていて美味しいです。
生鯖は地元ならでは美味しく頂ける極み。

鯖





















山葵も辛さの中に甘さがあり美味しいなと思っていたら、静岡天城の大きな山葵。
薬味も重要素の一つです。

山葵





















クジラのうね

貴重なミンククジラのうね。
脂身も弾力があり、身は柔らか。生姜をのせて煮きり醤油で。

鯨ウネ





















うねとは、どこの部位かというと、うねすと呼ばれる内臓よりも上の腹肉の部分です。
しっかり脂ののったうねの部分は、臭みを抜きながら茹で、旨味だけを残してあります。

・





















鰯の梅煮

和歌山の鰯は、昆布と南高梅で4時間炊いたもの。
長時間炊いているのに、皮のつやもしっかりあって、ふっくらとした身。
梅酢の風味で、ほぐれる美味さ。

鰯の梅煮





















椀物

ふわりと柔らかなふぐの白子、百合根、銀杏。三つ葉や柚子を添えて。
強めの昆布と鰹出汁ですが、鮨屋の椀としては器もちゃんとしているし、いいと思う。

フグ白子椀





















がり

新生姜の塩漬けのがり。ちょっと水っぽいかなと感じましたが、
この時期なので新生姜を冷凍したものを解凍しているのかな。
きっと新生姜の時期には、もっとしゃきしゃきしたガリが味わえるはず。
ここから握りに入ります。

ガリ





















やりいか

細かく切れ目を入れたやりいかには、雲丹をのせて。

やりいか





















ふぐ

大分のふぐは、もみじおろしをのせて。お造りでも頂いたけれど
寿司で食べるとまた旨味が増していいですね。

ふぐ





















平目

玄海灘の平目は昆布締めして。ねっとりとしながらも、
芽葱を合わせた柔らかなシャリと交わるぷるんとした身の歯ごたえがたまりません。

平目





















かわはぎ

かわはぎも寝かせて柔らかくしたそうです。
漬け肝ともみじおろしをのせて。

かわはぎ






















 

長崎の鮪は、中トロを煎り酒漬けで。
珍しいなと思ったら梅干しと鰹節と酒で煎り酒にしたものに漬けた鮪。
これがとっても美味しい。
脂の匂いを煎り酒汁でしっかりとおさえ、美味しく仕上げてあります。

鮪煎り酒





















赤身は醤油漬けで。

鮪漬け





















中トロも脂身が豊かだけれど、煎り酒漬けがよく脂をおさえていて、逆にこちらは脂臭く感じてしまったので、
先にこちらを出して、順番を変えてみたら、逆にいいのかも。まあ好みの問題ですが。

中トロ























五島の鯖は塩で2時間おき、酢で1時間締めたもの。
脂がのった鯖美味いです。白板昆布がアクセント。

鯖





















車海老のかのこ握り

江戸に髪を結んだ姿をモチーフに、車海老を縦に半身に切って、
頭から尻尾まで海苔で巻いた古い江戸の仕事だそうです。
東京でもこういう形では食べたことがありません。
頭から尻尾まで一口で食べれる美味しさは、味噌のうまさも加わり、美味しいです。

海老かのこ巻き





















穴子

穴子は塩焼きにしてもみじおろしをのせて。
もみじおろしはいらないくらい、穴子も美味しかったので聞いてみたら、対馬の穴子でも西側で獲れるもの。
その中でも厳選されたものは、10本に1本くらいは脂が多くて浮いてくるものだそう。
それを再び焼くことにより、ふんわりした食感と柔らかな風味があるのだそう。

穴子





















雲丹

昆布森の雲丹。仕入れ力というか、ミョウバン臭さは全くなく、雲丹の甘みが美味しい。

雲丹





















海苔巻き

柳川の一番海苔で鮪の剥き身を巻いて。
東京で焼いているそうですが、柳川海苔は初めて食べました。
香り良くてすーっと溶ける食感。

鉄火巻





















いなり寿司

南関揚げで巻いたいなり寿司。

いなり





















ほおずき

・






















佐賀出身の大将は、親方が早くに他界されたので、それを受け継ぎながらも独学で鮨を勉強されたそうです。
シャリの握りの柔いのが気になりましたが、その握りも創作意欲が一工夫され、
地元のネタをまた違った美味しさで食べさせてくれます。

「鮨 おさむ」

福岡市南区長住5−16−10

092−511−2288



ranmarun at 20:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 寿司 

November 22, 2014

麻生 平尾山荘@福岡

福岡寿司巡り2軒目は、「麻生 平尾山荘」に行きました。

平尾山荘





















おされな住宅街の中にある隠れ家的立地で、夜は会員制のお店です。

エントランス





















カウンターは窓から光が差し込み、明るい店内。
なにげに氷冷庫の中身が気になったりします。

カウンター





















蛤汁

まずは、蛤のお出汁で胃を温めます。

蛤のスープ























最初は鯛にからすみ粉をのせたお寿司が出てきました。

鯛























8日寝かせた中トロ。
その後はお寿司とおつまみを取り混ぜながらいろいろ出してくださいます。

鮪





















お酒は東一

お酒





















ガリは甘酢漬けにした姫生姜をざく切りにしたもの。
最近この手の生姜が多いですね。お漬物のようにポリポリ食べれるので好きです。

がり





















胡麻鯖

長崎五島の新鮮な鯖はこの時期の美味しいものです。
白胡麻で和えた鯖と葱、生姜、海苔と醤油で混ぜ合わせて食べるのがご当地の胡麻鯖。
九州醤油は濃く甘いので白飯にのせたくなりました。

胡麻鯖





















ハガツオ

歯鰹は小さな鰹なので、葉鰹とも言われるそうです。
鰹に似たサバ科のお魚でサバカツオとも言われるそうですが、
身が柔らかく、鰹ほど強い味わいはないので、スプラウトや若布の薬味とポン酢で。

歯鰹





















水イカ

水イカは梅肉と柚子の香り。
シャリは、赤酢の強め。小振りに握って、バランスを取っています。

水イカ





















お造り

手前から、鯛、カンパチ、カジキマグロは4日寝かせて。
奥は太刀魚です。太刀魚の刺身は生でなかなか食べれないので嬉しいけれど、
その前の刺身も目の前で捌くのではなく、
盛り付けたものが保冷庫から冷たい皿ごと出てきたので、ちょっと残念。

お造り





















鯛の蒸し寿司

鯛と山葵をご飯にのせて、お出汁あんをかけて。

鯛の蒸し鮨





















田中六五  

糸島産の山田錦を65%精米した田中六五。
これ美味しいな♪まだ若手の金髪ヘアの作り手だと言っていましたが、
そんな風貌よりも味わいが綺麗。作り手のパワーを感じます。

お酒





















かんぱち

かんぱちの間には金山寺味噌をはさんで。

かんぱち























締めた鯵には白板昆布をのせて、青紫蘇をはさんで。

鯵





















炊物

金目鯛に米粉をまぶし揚げて、玉葱とほうれん草。

炊き物





















足赤海老

クマエビの一種ですが、初めて食べました。
長崎で採れるものは、漁獲量も少なく、市場に流通するのはごくわずかで、
漁獲された産地でしか味わえないものだとか。
味は車海老よりも甘く、ぷりっとした食感です。

足赤海老





















ハガツオの海苔巻き

お造りで食べた歯鰹。山葵の茎の醤油漬けと紫蘇と海苔で巻いて。

ハガツオの海苔巻き





















かますの常用焼き

かますに山芋のすりおろしをのせて、揚げ葱と。

かますの常用焼き





















茶ぶりなまこ

長崎大村湾で採れた赤なまこを50〜60度のお茶でじっくり茹でたもの。
ぬるぬるこりこりとした食感がたまりません。
こういう食感に火入れするのは、和食の料理人を務めた大将のセンスかな。

茶ぶりなまこ





















カジキマグロ

カジキ鮪





















帆立

火入れしてから切れ目を入れてありますが、タイラギかと思うくらい硬かったので、
これは残念。でも九州は帆立が獲れないので、わかる・・・

帆立海苔巻き





















茶わん蒸し

西日本は茶わん蒸しの文化と大将が言ってました。
茶わん蒸しは大好きなので嬉しいです。
でも、こちらは、イサキ、イカ、鯛、エリンギ、長芋、白木耳など、
具沢山の茶わん蒸しにカリフラワーのすり流しがかけてある贅沢な茶わん蒸しです。

茶わん蒸し





















雲丹

北海道昆布森の雲丹。
海苔を間に挟んだ形は、小毬のシャリにいいかも。

雲丹





















穴子

対馬の黄金穴子。
穴子は対馬産が東京でも当たり前ですが、近隣だとより美味しい穴子出会えます。

穴子





















あら汁

あら汁






















卵焼き

焼きたての温かいだし巻き卵焼きです。

玉子焼き





















東条英機似の貫録がある大将(笑)
もとは和食の料理人だったそうで、お寿司とお料理を取り混ぜたスタイルでお酒がすすみます。

お酒





















鉄火巻

鮪と山葵茎の醤油漬けをはさんで。

鉄火巻





















ピンクグレープフルーツのシャーベット

シャーベット





















お寿司は創作的にアレンジしたものもあり、間にお料理をはさんで出してくださいます。
この大将のキャラが結構個性的で、
料理の印象より、話し上手な大将のキャラが勝ってしまった気がしますが、とても楽しかったです。
そして、昼のコスパは良すぎ。
夜もとても楽しいですよ♪ということで、次回は、夜行かなきゃね^^



「麻生 平尾山荘」

福岡市中央区平尾5−11−3

092−524−5777

続きを読む

ranmarun at 13:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 寿司 

November 21, 2014

ツナパハ@福岡

鮨の後は、カレー。
「ツナパハ」に行きました。
スリランカカレーで有名なヌワラエリアの支店です。

ツナパハ





















たまたま体調不良で胃も体も疲労で、結構辛かったのですが、
「でも、カレー食べれば元気になるよ〜」の一言で、連れて行かれました。
へとへとになりながらも、エレベーターの中ではため息はつかないと決めた。
バナナのカリーやリンゴのカリーもあるんですね。

・





















スリランカは行ったことないですがいつか行ってみたい。

・





















お酒はMendis  

アラックという椰子の実で作った蒸留酒です。

アラック





















椰子の蜜を樹上で発酵させ、ココナッツを加えたスピリッツ。
ラムのような香りがありますが、そんなに甘さはなくコクのある感じ。
アルコール度数は30度以上と高いので、ロックで飲みました。

アラック





















ギザ

煮込んだ砂肝をチリペーストと和えたもの。
しっかり辛いですが、砂肝が固く冷たかったのが、イマイチかな。

ギザ





















スパイススープ

スパイススープというくらいなので、スパイスの香りをもっと期待していましたが、
見た目よりもあっさりとしています。

スパイススープ





















スリランカカリー

バターライスの上になぜかカラムーチョ(笑)
チキンカリーとジャガイモカリーに豆のペーストが添えてあります。
これらを混ぜ合わせて食べると、辛さの中に深い味わいが・・・
体も温まってきたし、なんだか元気になってきました。

スリランカカリー





















ヌードルカリー

中央には、野菜とスープで炒めたビーフン。
周りは、同じくチキンカリーとジャガイモカリーに豆のペーストですが、
具材の置き方でスープの垣根が微妙に変わります。
最初はちびちびビーフンを崩しながら食べていましたが、
じゃがいももチキンもほぐしながら、カリーと混ぜ合わせて食べる方が、
ビーフンがカリーを吸ってまろやかに、より美味しくなります。
ヌードルカリーもはまりそうだわ。

スリランカヌードルカリー





















スパイスの力は偉大です。
体調不良でげんなりしていた胃が活性化して、見事に元気になりました(^^)


「TUNAPAHA ツナパハ」

福岡市中央区大名2−1−1 野見山ビル5F

092−712−9700

続きを読む

ranmarun at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) エスニック・アジアン | カレー