November 2018

November 30, 2018

晴山@三田

「晴山」に行きました。

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Legret Millesime 2000 

ルグレの2000年は、シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエ共に33%で黄金色。コクのある甘みや果実味です。

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せいこ蟹

越前蟹の雌蟹。内子をこんもりと盛り付け、山芋や花穂紫蘇をのせて。外子は下に敷いて。お店によっていろいろ盛り付けが異なるのが面白いです。

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伊勢海老と蕪の西京味噌椀

伊勢海老の殻とその味噌を出汁と合わせてすりつぶし、アメリケーヌソースのように仕立て、蕪と伊勢海老の西京味噌仕立て。牛蒡や椎茸、生姜なども入れていますが、品よくほのかな隠し味程度に香りと旨味を閉じ込めているのが素晴らしいです。体も温まる一杯です。

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お造り

日本海の迷い鰹、氷見の鰤の昆布締め、あおりいか。

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日本酒は伯楽星。

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さらに、自家製からすみとぼらこの塩漬けをアテに出してくださいました。

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白子蒸し寿司

鱈の白子の蒸し寿司。甘めの酢飯に熱々の白子が合います。芽葱と黒七味をのせて、とろける白子と共に。

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揖斐の窒息鴨はつけ焼きにして、しっとりと柔らかな焼き加減。つくねは、腿や軟骨などをたたいたものを焼いてあります。

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蟹クリームコロッケ

冬のスペシャリテのずわい蟹のクリームコロッケ。大好きな一品です。

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薄衣で揚げた生地とまろやかなクリームの中にはズワイガニの身と蟹味噌がたっぷり入っています。玉ねぎのソースの甘酸っぱさもいい塩梅で、何回食べても飽きることがありません。

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海老芋とあん肝

炊いた海老芋を揚げて、あん肝をのせて。写真は撮り忘れました。

蝦夷鹿の竜田揚げ

蝦夷鹿は生姜醤油と胡麻油に漬けてからさくっと揚げて。

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鯖寿司

鯖寿司は海苔ではさんで。

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いくらと芹の炊き込みご飯

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ぷちぷちと弾けるいくらと芹の香りがいいです。

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デザート

富有柿とほんわか糖のプリン。

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「晴山」

東京都港区三田2−17−29 グランデ三田B1F

03−3451−8320


ranmarun at 20:30|PermalinkComments(2) 和食 

November 29, 2018

ブルガリのパネットーネ

知人に「BVLGARI」パネットーネを頂きました。
パネットーネはイタリア・ミラノの冬の伝統菓子です。イタリアではクリスマスの1か月前くらいに各家庭で焼かれ、親族や友人に配る習慣があります。
ブルガリでも日本国内では、銀座のブルガリ・イル・チョコラートでクリスマス時期限定で販売しているそうです。
まるで宝石が入っているかのようなマッドゴールドの箱に入っていて、高級感がたっぷりです。

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箱の蓋を開けるとこんな感じ。ブルガリ・イル・チョコラートでは、パネットーネ酵母を用いた伝統的なレシピをもとに、毎年アレンジを変え、今年はアーモンドやオレンジピールやチョコレートを加えて焼き上げているそうです。

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BVLGARIのロゴが入っているだけで、ゴージャスな雰囲気です。気になるお値段は後で調べてみると4000円(税込み)でした。

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パネットーネは、一般的にはかなり大きなサイズですが、こちらは1〜2人前くらいの小さなサイズで甘さも控えめなので、そんなに甘党ではない私も喜びました
上にはお砂糖がのっていて、生地の中はふわっと軽いブリオッシュのような食感。ナッツやオレンジピール、ビターチョコレートのチップが合わさり優しい味わいです。

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繊細な味なので、コーヒーよりも紅茶やシャンパンにも合う感じ。素敵なお土産をありがとうございました。

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ranmarun at 18:00|PermalinkComments(0) スイーツ 

November 28, 2018

肉それがし@五反田

「肉それがし」に行きました。
それがし系のお店は鳥それがしにたまに行きますが、ここは昨年5月にオープンして2回目の訪問です。

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Apollonというブラッドオレンジのジュースで漬けた梅酒。ロックで飲むとごくごくジュースのように飲める美味しさだったので、家に常備しようかな。

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お料理は6800円のコース料理。

肉料理それがしのローストビーフ

サシが入った薄切りのローストビーフに卵黄だれをからめて。しっとりと柔らかなお肉です。

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酒一筋 秋あがり 利守酒造

日本酒は種類が多くて迷いますが、岡山のお酒を。岡山のあけぼの米を70%精米で作ったお酒で、飯米としても美味しいお米。米の丸みのある旨味とまろやかなくちあたりで、食中酒にいいです。

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旬菜と肉の盛り合わせ

和牛とチーズのなめろう、さつま芋豆腐、和牛と雲丹の海苔巻、平目の昆布締め、炙り白子、芹となめ茸のお浸し。日本酒に合うおつまみばかりです。

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豚肩ロースの香味揚げ

さっくりと香ばしく揚げた豚肩ロース。

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揚げ物はリッチレモンサワーと共に。お客さんの7割くらいが頼んでいる人気サワー。和三盆や三温糖で漬けたレモンをフレッシュレモンジュースと炭酸水で割って。甘みもあり飲みやすいレモンサワーです。

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この後焼き物のお肉があったのですが、写真撮り忘れました。
赤身肉を焼いてスライスしたものがでてきました。

牛テール出汁のタンしゃぶ

薄切りにした牛タンと九条葱が用意されています。

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牛テールと昆布でとったお出汁に牛タンをくぐらせます。九条葱は数秒さっとお出汁にひたすくらいで、牛タンで包みます。

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九条葱の香りと食感に牛タンの旨味。ポン酢につけてさっぱりと頂きました。こういう牛タンの食べ方もとてもいいですね。いくらでも食べられちゃう感じ。

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牛出汁土鍋ご飯

牛出汁に牛蒡や生姜を入れて炊き、牛しぐれ煮をのせた土鍋ご飯です。

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お腹いっぱいになりました。

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焼き最中アイス

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「肉それがし」

東京都品川区西五反田1−4−8 秀和五反田駅前レジデンス202

03−6420−3092


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ranmarun at 18:00|PermalinkComments(2) 和食 

November 27, 2018

鮨 あい澤@渋谷

「鮨 あい澤」に行きました。
4、5年前はよく通っていたのですが、久しぶりの訪問です。

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日本酒を頂きながらおつまみを。

白子

低温でゆっくりと熱を入れた白子は、ぷるんとしていて、口に含むとクリーミーに溶けていく食感です。

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締めた鯖は皮目を軽く炙って。

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めぬけ

酒蒸ししためぬけは、黒七味をかけて。脂ののった身はほろっと溶けるように旨味があり、皮のゼラチン質もぷりぷりしています。

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太刀魚

太刀魚の塩焼き。皮目はしっかりと焼き、身はレアに仕上げて。

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あん肝

白子もそうですが、相澤さんの蒸し物は火入れが絶妙で、あん肝も溶けるような食感。甘辛に味付けしています。

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ここから握りにはいります。



鮪の中トロから出すスタイルは変わりません。

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こはだ

わりとしっかりと締めたこはだは、皮は硬いですがいい塩梅。

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2、3日寝かせてあるのかな。ねっとりとした旨味がありました。

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車海老

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ぶり

脂がのったぶり。

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城下かれい

大分で獲れるまこ鰈のブランド名です。昆布締めにして、ねっとりとした旨味があります。

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さより

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甘鯛

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くえ

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いくら

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穴子

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玉子焼き

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味噌汁

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4年ぶりに行ってみて進化はしていなかったけれど、変わらぬ美味しさでした。

「鮨 あい澤」

東京都渋谷区宇田川町42−15 中島ビル1F

03−5784−3309



ranmarun at 18:30|PermalinkComments(2) 寿司 

November 26, 2018

サンプリシテ@代官山

「Simplicite」に行きました。
荻窪のヴァリノールの相原薫シェフが昨年末に独立してオープンしたお店です。クラフタルにいらした川上さんがソムリエに入るというので、行かなきゃと思いながら1年たってようやく伺うことができました。

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ディナーのコースは13000円の1本で、熟成魚を使った魚中心のお料理が主体です。
ワインはペアリングにしてもらいました。

まずはビルカルサルモンで乾杯。カウンター席なので、シェフやスタッフが調理している姿がよく見えます。

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最初にいくつかのスナックがでてきました。

牡丹海老

函館のボタン海老を海苔と米のチップスにのせて。

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しらす / マドレーヌ

ボルディエの海藻バターのサブレの上に、62度で温めた卵黄をからめたしらすと有明のばら海苔をのせて。黒いマドレーヌ型をしたものは、黒いチョコレートの中にブラックオリーブの液体が入っています。

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毛蟹 キャビア

海藻バターを塗ってトーストしたパンに毛蟹とオシェトラキャビアをのせ、ライムウォーターをしゅっと一吹き。

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Wagner Stempel Silvaner 2017  Gutswein

ドイツラインヘッセンのシルヴァネール。爽やかな酸味としっかりとしたミネラル感があります。

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玉手箱

木箱の蓋を開けると燻香の煙と共にタルトが現れました。シグネチャーメニューだそうで、普段は1週間くらい寝かせるそうです。え、そんなに?私はイワシや秋刀魚などの青魚はフレッシュな香りや食感の方が好きだけどな。

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この日は5日間寝かせたイワシに葱と生姜をのせて。鮨木邑みたいにしっかり血抜きして塩締めし、フレッシュな香りや食感があるイワシならともかく、そもそもそんなに置いて出す狙いは何なのだろう。食べてみるとイワシの脂がどろっと柔らかい食感になっていて生臭く、逆にタルトが硬くて口に残る。
最初に出てきたしらすや毛蟹はちゃんと生地と一緒に合わさる食感で良かったのに、これはアンバランスでした。そして、この後1週間以上お腹が苦しむ要因にw

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セイコ蟹 カリフラワー

舞鶴のセイコ蟹は、魚醤、ホエイ、トマトウォーターなどを和えたムースと甲殻のコンソメジュレ。まさか蟹は寝かせないよね。ちゃんと美味しかったので一安心。

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Mullineux White Old Vines  2016  Swartland

南アフリカのマリーヌ・ホワイト。シュナンブランが70%で、クラレット、ヴィオニエ、セミヨングリなど。グレープフルーツの香りやクレームブリュレのような厚みもあり、強いミネラル感と独特の苦みがあります。

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白子 ほうれん草

鱈の白子のフリットに、ほうれん草のソースと黒ニンニクのピュレ。ソースにはトマトやレモン、ケッパー、ヴィネガーの酸味もあり、さっくりした香ばしい衣と中はクリーミーな白子をインパクトのある味で食べさせてくれました。

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ここでパンが出てきました。メゾンカイザーのものだったかな。

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バターは黒くてびっくりしましたが、黒胡麻を練りこんであるそうです。

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醸し人九平治 純米吟醸

ここで日本酒がでてきました。

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鰆 菊芋

10日間熟成させた鰆のタルタルに菊芋のチップスと菊花。黒いパウダーはライムを炭化させたもの。

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ダイスに刻んだ鰆のタルタルは、菊芋のムースやピュレと和えて、ほんのり酸味とねっとりとした食感。日本酒がそのクセを切ってくれました。

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Hautes Cotes de Beaune 2016 Dom. Regnard

ブルゴーニュのシャルドネ。リンゴの香りやほんのりシナモンのようなスパイスの複雑味もありました。

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金目鯛 蛤

焼津の金目鯛。蛤やシャントレルをのせて、蛤の出汁にサフランを合わせたスープを注ぎます。しっかり焼いた金目鯛の皮や身の火入れもいいですし、フェンネルの香りがさっぱりと。

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Barolo 2013 Cascina Fontana

しなやかなタンニンで微かなスパイス感。

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蝦夷鹿 根セロリ

肉料理は蝦夷鹿。根セロリのムースとチュイルにポワブラードソースと王道な感じ。

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柿 ヨーグルト

柿のコンポートとヨーグルトのソルベにカラマンシービネガーとライムの香り。シンプルにすっきりとした美味しさで好きでした。

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タルトタタン

タルトタタンは、塩キャラメルのアイスクリームやレモンクリーム、薔薇のコンフィチュールと軽やかに変化を加えて。デセールが軽いのは、嬉しいです。

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食後は紅茶。

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最後に一口サイズの焼きたてのシュークリーム。

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「Simplicite」

東京都渋谷区猿楽町3-9 アヴェニューサイド代官山1 2F

03-6759-1096




ranmarun at 19:30|PermalinkComments(2) フレンチ 

November 25, 2018

松川@赤坂

「松川」に行きました。

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Clos des Bergeronneau 2007

樹齢65年以上のピノムニエ100%とクロの中でも珍しいシャンパーニュ。ヘーゼルナッツやタルト香があり、ミネラルが豊富でムニエ100%とは思えない柔らかく滑らかな口あたりです。

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久しぶりの和食。日本はもう蟹の季節だったんですね。今季初の間人蟹です。

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香箱蟹

もちろん香箱蟹も今季初です。あらかじめ剥いた身や内子、外子を詰め、甲羅に入れて軽く蒸してあります。キンキンに冷やしたものよりも軽く温めた方が風味も増し、食感もふんわりと食べやすいです。

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焼き蟹

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雄蟹の足を焼いたもの。肉厚で甘みがあります。

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蛤の飯蒸し

蛤の飯蒸しは芽葱をのせて。

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お造り

淡路の鯛とかわはぎ。かわはぎは肝ポン酢で頂きました。

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蟹しんじょう椀

蟹しんじょうに蟹味噌、生木耳、柚子皮をのせて。

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ふぐ

とらふぐのお造りは白子をのせたポン酢で。

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からすみ餅

茶事の炉開きの意味で、焼いたからすみ餅。からすみも新物でレアでねっとりとした粒々感です。

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香箱蟹の甲羅酒。殻に日本酒を入れて炭火で熱することで、甲羅からの旨味がしみでてきます。

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まながつお

朴葉で焼いたまながつおとふぐ白子。むかごを添えて。

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新潟の鴨の揚げ葱、銀杏。この日はちょっと体調が優れなかったので、お肉はほんの一口にしてもらいました。

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海老芋

中心部分のきめ細かな海老芋を炊いて。海老芋も蕪もまだ出始めの柔らかな繊維の頃が好きです。

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なめこおろし蕎麦

お蕎麦もいつもより少な目にしてもらいました。

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蟹味噌しゃぶ

甲羅の器に入れた蟹味噌出汁で、蟹爪をしゃぶしゃぶにして。

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蟹爪は昆布〆にして生で出してくれることもありますが、加熱した方が細かな繊維の甘みが際立ち、さらに蟹味噌の旨味を纏って美味しいです。

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残った蟹味噌にはご飯を入れてリゾット風に。

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ご飯と香物。

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薄茶

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「松川」

東京都港区赤坂1-11-6 赤坂テラスハウス1階

03-6277-7371



ranmarun at 20:00|PermalinkComments(2) 和食 

November 24, 2018

桜家@静岡三島

「桜家」に行きました。
創業は安政三年(1856年)と長い歴史があるお店で、三島の鰻というとここが一番好きです。
シーズン問わず並ぶ行列店ですが、昼の混雑時を避けてきたので、20分待ちくらいで入ることができました。

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鰻の値段が高騰しているので、今年の3月末からうなぎ丼、うな重などの価格が約20%くらい値上がりしました。それに伴い、今までは2枚、3枚、4枚という表記だったのが、1匹、1匹半、2匹に変わりました。鰻以外の丼ものやおつまみは今までと同じ価格です。

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からあげ

以前は某サイトのクーポンを持っていくとサービスで出してくださった骨煎餅ですが、そのクーポンが無くなっていました。別で頼むとからあげというメニューだったんですね。量も3倍くらいで出てきました。ここの骨煎餅は太い鰻の骨がからっと揚がっていて美味しいですけど、サービスの5,6本くらいの量がちょうどよかったかな。

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鰻焼売

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ちょっと気になっていた鰻焼売ですが、鰻と銀杏が入っていて、まあ普通。これで1個425円は高い焼売だ。

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白焼

白焼も1枚、2枚から小1/2匹、大1匹と表記が変わっていました。小1/2匹を頼みましたが、小ぶりな鰻が2枚きました。相変わらずふわふわで、箸で持ち上げようとするととろっと崩れるような焼き加減です。

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うなぎ重箱

うなぎ重箱は1匹を頼みました。以前の2枚サイズです。
備長炭で焼いた香ばしい香りと肉厚な鰻。値段は上がっても大きさはそのまま。むしろこの時期の鰻は脂がのっていて、かなり肉厚です。ただ値段改定のボリュームを気にしてか、ご飯の量は少し多くなっていました。

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卵豆腐が入った肝吸いと香物。

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小粒の程よく固めのご飯を敷き詰めたお重にのせられた鰻は、焼く過程の中で細かな小骨を取りながらつけ焼きにするので、蒸したようなふんわり食感と表面の香ばしい味わい。薄めのたれをかけたご飯と粉山椒の香りが合わさり、広がる美味しさもたまりません。旅の疲れもちょっと解消したかな〜♪

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「桜家」

静岡県三島市広小路町13-2

055-975-4520



ranmarun at 13:00|PermalinkComments(0) 和食 

November 22, 2018

BERCE@箱根強羅

「BERCE」に行きました。
まだ帰国したばかりで、体がだるい。南米の時差は14時間だったので、夜になってくるとようやく元気が出てきます。

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準備ができるまで、ラウンジの暖炉の前でホットワイン。揺れる灯を眺めているとほっとします。

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そして、レストランに案内されました。
シャンパンはPol Rogerでスタート。

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太刀魚 Poisson

駿河湾産の太刀魚のベニエ。さっくりふわっと揚がったベニエにはパプリカパウダーがかかっています。

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Orchidea 2014 Inurrieta

スペインのソーヴィニオンブラン。白い花や南国フルーツの香り。

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ビーツ Beats

ビーツのスープに丸くくり抜いたリンゴのマリネ、骨髄の燻製。

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Langhe Sauvignon Roverra 2013  Parusso

イタリアピエモンテのソーヴィニオンブラン。エレガントで品のいいアロマと口あたり。

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キジ Faison

フランスの雉のムースと黄蕪にアルバの白トリュフを削って。雉と白トリュフの組み合わせは大好きです。

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Albert Boxer Sylvaner 2013

アルザスのシルヴァネール。洋梨のような香りとしっかりとしたアルコール感。

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オマール海老 Homard

オマール海老に、ポロ葱、人参、銀杏、ナスタチウムを添えて、ブルーチーズのソース。ブルーチーズは苦手なのですが、淡く香るくらいの品の良さ。

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La Melle 2011 Il Borro

サルヴァトーレ・フェラガモファミリーが手掛けるワイナリーのシャルドネ。ミネラル感としっかりとした果実味や酸のバランスがとてもいいです。

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甘鯛 Breme sucree

甘鯛とパースニップ、白トリュフ。シンプルな構成で甘鯛を焼いたときに出る特有の風味を、パースニップの苦みが消してくれ、優しいフォンの旨味と白トリュフの香りが絶妙です。

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Morey Saint Denis 2012 Dujac

モレサンドニを牽引するデュジャック。ブルゴーニュのお手本ともいうくらい繊細でエレガントな味わいは大好きです。

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ジビエ Gibier 

フランスの鳩と鴨のローストにサルミソース。パースニップとアレッタを添えて。アレッタはケールとブロッコリーを掛け合わせたとても栄養価が高い野菜。独特の青味がジビエの滋味やサルミソースの苦みをすっきりと切ってくれます。パースニップにしても、ほんとシンプルに計算された付け合わせに感心します。

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早雲 反射炉ビール

伊豆韮山で作っているビール。アメリカンペールエールで造り、柑橘やシトラスのようなホップの香りとすっきりとした苦み。ラベルには、風雲児北条早雲的な人物と反射炉のイラストが描かれています。

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ハンバーガー

メニューにはありませんが、特別なリクエストで作ってもらいました。

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ふっくらと小麦が香るバンズに、ニュージーランドのグラスヘッドと和牛肉を合わせたパテ。トマトやレタスなどをはさんで、かぶりつくとじゅわっと溢れる肉の旨味と野菜、バンズのバランスがすばらしいです。

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ポテトは皮付きのまま揚げて、ケイジャンスパイスをまぶして。ハンバーガーやポテトにはビールがよく合います。

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金柑 Caissier

金柑のコンポートとラフランスのジュースにサフランのゼリー。

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栗 Chataigne

茨城の栗と紅ほっぺ苺、ガナッシュと栗の蜂蜜。デセールも軽くて心地よいです。

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ミニャルディーズ Mignardise

食後は小菓子と紅茶で。旅行話に花が咲きました。

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「BERCE」

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 ハイアットリージェンシー箱根リゾートスパ内

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ranmarun at 19:00|PermalinkComments(0) フレンチ 

November 21, 2018

ANAの機内食

メキシコシティから深夜1時の便で東京成田に帰ります。

The Grand Lounge Erliteというラウンジは、飲み物が充実していました。ビールだけでも7銘柄あるし、ラムやテキーラもさすが種類が多いです。
驚いたのは、コーヒーがフレーバーの説明が書かれた2種類の豆から選択できて、煎れる器具もハリオのV60かChemex、フレンチプレスがサイフォンの4つから選ぶことができます。結構こだわっているんですね。おしぼりのサービスも嬉しいです。

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そのこだわりコーヒーをストレートで飲めばよかったのかもしれませんが、カプチーノを頼むとちゃんとラテアートしてくれました。

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フードはサラダコーナー。

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パンやハム、チーズ、フルーツ。

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マグロのサンドイッチと直訳で書かれるとぎょっとするけど、ツナサンドやハムサンドなど。

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ニンジンとポテトクリームスープ。おにぎり。

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チキンカレーやフシリ春?開けてみるとトマトソースにからめたフジッリでした。

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カップヌードルもありました。夕食はPujorで済ませてきてお腹いっぱいだったので、見るだけ。ただ、メニューにはなかったけど、常連らしき人が頼んでいたホットドッグが気になりました。

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さて、ANAの機内にて。メキシコシティから成田までは14時間のフライト。
離陸してから1時間後ぐらいにドリンクとアミューズのサービスがあります。
シャンパンは行きと同じくCastelnau。アミューズは4種類からタコとイカのチポトレマヨネーズを。

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深夜便なので、軽食の中からいくつか頼めるようになっています。
和食もありましたが、どうせならメキシコっぽい料理がいいかなと、
ビーフとトマトのマチャカ風トルティーヤ
を頼みました。
マチャカとはメキシコ北部やアメリカ南西部の伝統的な乾燥肉。これを水で戻して野菜などと炒めたものをトルティーヤではさむ料理です。ここでは牛肉を玉ねぎやパプリカなど香味野菜と炒めて、小麦粉のトルティーヤとチーズで巻いてトマトソースがかかっていました。現地では卵などもはさみ、朝食で食べられるようです。

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牛肉煮込みとレタス、トマトとオニオンのサンドイッチ
牛肉は美味しいけれど、キンキンに冷えて冷たく硬かったので、先日食べたハリスコ料理の溺れるサンドイッチのように温かいトマトスープをかけてみたかった。

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チキンカレー
ハーブやココナッツミルクでマリネしたチキンがごろごろっとたくさん入っているカレーです。想像していたより肉の量が多くてルーが少ないのですが、このマリネしたチキンが柔らかく、スパイスや唐辛子の辛さもマイルドで美味しいです。これは、後で再度オーダーしたいと思いました。福神漬けは合わなかったけど^^;

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フルーツとシャンパン。

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この辺でメキシコ時間は明け方。でも到着まではまだ10時間近くあります。
テキーラサンライズカラーな日の出を見てから、ちょっと寝ようかな。おやすみなさいzzz…

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7時間くらい寝た後には、朝食の時間です。
和食と洋食が選べます。

洋食

スモークサーモンとワカモレのサラダ仕立て。
牛フィレ肉のステーキ タンピケーニャ風。2種のブレッド、バター、ヨーグルト。

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朝ごはんにステーキは重いかなと思ったけれど、タンピケーニャ風というのが気になったので。
タンピケーニャは、メキシコで牛塊肉を焼いて薄くスライスするステーキ料理。こちらではフィレ肉を焼いてカットしたものに、チレトマトソース。小玉ねぎやハラペーニョ、パプリカなどの焼き野菜を添えて。がっつりいっちゃいました。

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和食

ちなみに和食は、鮑旨煮、ロブスター煮、牛肉エリンギ巻、杏とモッツァレラチーズの生ハム巻。
サーモン炙りとめかぶの割ポン酢かけ。はまち照り焼き、白ご飯、香物、味噌汁。お隣のを写真だけ。

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〆にかき揚げうどん。最後はやっぱり出汁の味が恋しくなりました。

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ranmarun at 01:30|PermalinkComments(2) その他 

November 20, 2018

Pujol@メキシコシティ

メキシコの最終日は「Pujor」に行きました。
最初にメキシコシティに着いた翌日の昼にも来たレストラン。その時はタコステイスティングのコースを頂いたのですが、今回はディナーで通常のコースを予約していました。

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店内は、夜だとかなり照明が暗いので、段差のある足元の通路も注意です。

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前回タコスを頂いたバーカウンター。ディナーの時間も、もちろんタコステイスティングコースは食べることができます。

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テーブル席に案内されました。この日の天候が寒いにもかかわらず冷房を入れているのか、店内はかなり冷え切っていてガクガクブルブル凍えるほどに寒いw あらかじめセーターを着てきたけど、途中でダウンジャケットやストールを纏いながらの食事です。店員もマフラー巻いたりコート着たりしているので、かなり寒いと思うけど、暖房はつけないのかしら。

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スパークリングウォーター。エクアドルのピエドラという火山温泉の天然炭酸水です。

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コースは6皿構成になっていて、そのうち4皿は3品からプリフィックスで選びます。

Street snacks

最初にスナックが出てきました。
パイ生地タルトの上に、刻んだ野菜やチレなどを煮込んだソース。

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タコスの時にも出てきた燻香をつけたベビーコーンにチレマヨネーズとチカタナ(蟻)とコーヒーのパウダー。これは毎回出てくるようです。

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ドリンクはカクテルを頼みました。
タマリンドとメスカルのカクテル。グラスの縁には燻製塩がついています。

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Chayote squash,spiny lobster

薄くスライスしてマリネしたハヤトウリに、そのピクルスをたたいたものとイセエビのタルタル、ディルをのせて。

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Octopus, habanero ink ,ayocote, veracruzana sauce

タコに墨のハバネロソースを纏わせて。アヨコテという豆は日本でいう花豆のように大きくほっこりとしています。紫や黄色などいろんなトマトやオリーブ、ケイパー、玉ねぎのベラクルスソース。

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Sunchoke tamal ,green curry

菊芋のピュレをのせたタマルとグリーンカレー。グリーンカレーといってもいろんなハーブのニュアンスが合わさった濃厚なサルサベルデのようなピュレでした。

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Cauliflower ,almond and chile de arbol ,salsa macha

握りこぶしくらいのカリフラワーを焼いたもの。アーモンドやアルボルという唐辛子、ニンニクなどで作ったマチャソース。チキンスキンクリスプや赤玉ねぎを添えて。

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トルティーヤが一緒に出てきました。

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カリフラワーは焼くと、さっくりと甘みが増します。マチャソースがまた美味しい。

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サボテンの赤い色素を使ったカクテルとカカオ塩のカクテル。

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Wild herb open papadzul, quail egg , chiltomate

緑色のトルティーヤにゆで卵とソースをはさんだ料理がパパヅゥルです。色んなハーブの葉や花を散らして。これも中庭に植えてあるハーブかしら。

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こちらでは野生のハーブを練った濃い緑色のトルティーヤにうずらの卵を3個のせて、アボカドとチルトマテのサルサ。ユカタン料理のパパヅゥルの再構築です。

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Barbacoa ox tongue , black bean, romeritos , cactus

バルバコアは、メキシコでは穴を掘って焼けた炭や石の上にマゲイの葉を敷き、味付けした肉をゆっくりと焼くバーベキュー料理ですが、その再構築でチレ・アヒーヨとカカオでマリネした牛タンをおそらく低温調理で煮込んでから焼いたもの。上にはオカヒジキ、サボテン、小玉ねぎのスライス、青唐辛子をのせて。

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下には、小豆を煮込んだもの。豆の煮込み料理もメキシコ料理ではかかせない存在ですが、キューバで毎日食べていたコングリの味を少し思い出しました。

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これもトルティーヤにはさんで食べました。巻いて食べた方が肉や豆、チレなどが合わさったバランスがよく、オカヒジキの食感も活きます。
前回のタコステイスティングメニューでは、アジアンフレーバーを加えた遊び心がある料理でしたが、通常メニューはメキシコの地方の伝統料理をアレンジしていて、なるほどと思える料理ばかりでした。

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Mole madre 1740 days ,mole nuevo

前回も出てきた2種類のモレ。シグネチャーメニューで必ず出てきます。
内側の色が浅いモレは、作ったばかりのもので酸味や甘みがあります。外側の濃い色の方が熟成させた1740日目のモレで、ざっというと4年半熟成。八丁味噌のようなコクと苦みがあります。
まずは、別々に食べて味の違いを感じながら、途中から混ぜて食べてくださいと。1740日という日は手書きになっているので、毎日更新されていくのでしょうが、継ぎ足しながらつくっているのかな?

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これには、前回と同じくホヤ・サンタという葉を重ねたトルティーヤがついてきます。

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2種のモレをのせて、甘辛酸苦の複雑味を堪能しました。前回は後半お腹いっぱいでモレも残してしまったのですが、今回は美味しく頂けたので良かった。

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ポストレの前座には、タマリンドのソルベとチリパウダーにヒカマという豆科の野菜を刻んだもので、日本では葛芋ともいうそう。現物の見た目は芋の皮がついた蕪のような感じですが、シャキシャキした食感は大根やヤーコンにも似ています。

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Wild mushroom cake ,fennel ,pear , lavender 

マッシュルームのパウンドケーキに梨とフェンネル、ラベンダーのアイスクリーム。

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Coffee tamal ,ginger icecream ,honeycomb

コーヒー風味のタマル、蜂の巣、生姜のアイスクリーム。

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最後は揚げたてのチュロス。

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夕食を終えた後は、メキシコシティの空港まで行き、深夜便で東京に戻ります。

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「Pujor」

Tennyson 133,Polanco V session ,C.P.11560 ,CDMX,Mexico

pujol.com.mex



ranmarun at 18:00|PermalinkComments(0) メキシコ 

November 19, 2018

El Pialadero de Guadalajara@メキシコシティ

メキシコシティは、珍しく雨模様。
これまでの旅で特にマチュピチュなどは雨に降られなかったのが幸運でした。
せっかく用意していた使い捨てのレインコートもこの日に活用することにしました。しかし、気温は前日の20度から3度くらいに下がって寒いなあ。

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通りがかりのタコス屋台。ここはかなり簡易的ですが、タコス屋台はだいたいこんな感じ。途中にもうちょっと美味しそうな屋台もありました。でも今回のお目当てはタコスではありません。

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「El Pialadero de Guadalajara(エル・ピアラデロ・デ・グアダラハラ)」というハリスコ州グアダラハラ料理のお店に行きました。グアダラハラはテキーラの原産地で年間2億リットルが生産されているテキーラ村があり、ここで生産されたアガペ以外の酒はテキーラと称されないそうで、グルメの街でもあるそうです。

そんな地元の料理を出すお店は、ソノラ通りとリエハ通りの角にあります。ここは朝9時から営業しているので、9時過ぎに行ったところ、なんとまだ開いていないw 何時から開くのか聞いてみると今日は午後1時からだと…なんで〜雨だから?と聞くとにんまり笑っていました。ラテンの国は笑ってOK


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店の横の窓からは、トマトや肉を煮込んでいるような仕込みしているいい匂いが漂っていました。寒いから温かいポソレ飲みたいのになあ・・・

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というわけで、一度ホテルに戻り、午後1時の開店を目指して出直してきました。
まだ店内は掃除してるらしく、テラス席でメニューを見せてもらい待つことに。

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頼む料理はあらかじめ決めていたのですが、料理の細かいことを聞いてから3品をオーダー。
何飲む?というので、とりあえずビール。ちなみにここは英語がほとんど通じなかったので、カタコトのスペイン語です。昔はもう少しスペイン語話せたのですが、だいぶ忘れてしまったなあ。
寒いけど、すぐ中に入れるのでちょっと待っててねと。

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しばらくすると店内に案内されました。テレビが置いてあるのは、サッカーの試合時には盛り上がるからね。

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パリパリのトルティーヤとサルサをおつまみに。クラッカーのようなものもありました。

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Torta Ahogada

ここの名物は、トルタ・アオガダ。”溺れたサンドイッチ”と言われるハリスコのグアダラハラ料理です。現地から直送されるというバケットのようなパンに、煮込んだ肉をはさみ、トマトや玉ねぎなどの香味野菜と香辛料と共に煮込んだスープをかけたもの。メニューには海老をはさんだものもありましたが、ほとんどの人が肉をはさんだこの料理をオーダーする人気の一品です。

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どうやって食べるかというと、まず食べる前にビニール手袋を渡されます。

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そして、手袋をつけた手でパンを持って豪快にかぶりつき食べます。半分スープに浸ったパンとたっぷり入った煮込んだ豚肉。さらにスープに浸しながら、固めのパンがなじんで柔らかくなっていく方が食べやすいかもしれません。

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くたくたになるまでスープを吸ったパンを崩して食べていると、スープ足しますか?と追いスープをかけてくれました。こうやってしんなりスープの旨味が浸みたパンを余すことなく食べました。現地ではもっと野菜などの具材をはさんだりするところもあるようですが、余計なものを入れずにシンプルに食べさせるのがいいです。

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Aguachille de Camaron

生の海老をハヤトウリや赤玉ねぎのスライスとライムや唐辛子で和えたもの。海老のセビーチェのようですが、それよりもかなり辛く、酸味が利いています。剥きたての海老はぷりっとして、くさみは全くありません。他の店だとアボカドを和えたりしているようですが、瓜のサクッとした食感や赤玉ねぎのざく切りした感じが、またいいんです。

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Birria

ビリアとは山羊のことで、その肉をトマトや香味野菜と煮込んだスープです。

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柔らかくほぐれた山羊肉は、クセがなく、むしろ煮込まれたスープは優しい山羊の旨味。濃厚そうに見えますが、スープの塩加減もあっさりとしているので、さらっと食べれる感じ。

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刻み玉ねぎも用意されています。

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玉ねぎを加えると旨味と甘みが増します。

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スープを飲んだ後は残った肉をトルティーヤにはさんで、サルサやライムと共に。
二つ折りにして、小指を立てて食べるのが流儀とか。

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店主とその息子さん。似てますね^^ごちそうさまでした。

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「El Pialadero de Guadalajara」

Hambrgo 332 ,Colonia Juarez, Mexicocity ,Mexico

5211 7708

elpialaderodeguadalajara.mx

9:00〜19:30


ranmarun at 13:00|PermalinkComments(0) メキシコ 

November 18, 2018

Taqueria los Cocoyos@メキシコシティ

「El Cardenal」で食事した後は、繁華街を少しお散歩。

香水店や飲食店が並ぶ通りを過ぎると、楽器やスピーカーなどを売っている通りがあります。

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その通り沿いにあるタコスタンド「Taqueria los Cocoyos」に行きました。

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メキシコシティには、歩いていると至るところにタコスなどの屋台が並んでいますが、ここは牛モツのタコスのお店です。大鍋に煮込んだいろんな部位のモツ煮込みが圧巻!このビジュアルから惹かれるわぁ♪

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メニューは内臓の部位ごとにいろいろかかれています。
上からミックス的な感じで、叩いたものや薄切り、塊とか。
頭肉や頬肉、トリッパ、Ojoって訳すと目だけど目も食べれるの!?Longanizaはソーセージ、Lenguaは舌、Sesosは脳みそ。と、珍しい部位がタコスで食べれるわけです。

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前の客が頼んでいたのはSuadero。お腹か脚の肉を薄切りにしたものだそうです。

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とりあえず、Lengua(牛タン)を頼んでみました。鍋から取り出した熱々のものを切って、右の鉄板ではトルティーヤを焼いています。

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焼きたてのトルティーヤを2枚重ねした上に、スライスした牛タンと玉ねぎやコリアンダーをのせて。

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サルサは好みでかけてくださいと。

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こんな感じで、サルサをかけてライムを絞って頂きました。タンはとても柔らかく味付けも薄味なのでさくっと食べてしまいました。これで1つ100円くらいと安いです。他の内臓部位も食べてみたかったのですが、なにせ食事を終えたばかりだったので、お腹いっぱいで・・・朝5時までやっているので、メキシコシティに来た時には、また寄ってみようと思います。

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「Taqueria los Cocoyos」

Calle de Bolivar 57,Centro Histrico,Centro 06000 Ciudad de Mexico ,CDMX,

10:00〜5:00


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ranmarun at 18:00|PermalinkComments(0) メキシコ 

El Cardenal@メキシコシティ

リマからメキシコシティまでの往復はアエロメヒコのビジネスクラスでした。
共に早朝便だったので、朝食はオムレツとキヌア、豆とサルサ。
6時間のフライトには、途中ミックスナッツも出てきたので、スパークリングワインも飲んだっけ。
なにげない卵料理ですが、キヌアやサルサと合わせながら食べるとバランスがとれた味付けで、コーヒーやパンなども美味しいです。

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メキシコシティに着いたのは午後で15時半頃、遅い昼飯を食べにセントロまで来ました。
ここは医学博物館。もとは、異端審問の宮殿として拷問が続けられてきた場所です。今ではメキシコ医学博物館になっていますが、当時の拷問器具なども展示され、異端審問を再現した博物館であることも知られています。入らなかったけど、ちょっと見てみたい気もしました。

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その先にある路地を入り、「El Cardenal」に行きました。
メキシコシティには支店も多くあるメキシコ料理屋。昼間しかやっていないのですが、メニューも豊富で、トラディショナルなメキシコ料理が頂けるお店です。天井が高い店内は、明るくて常に地元客で賑わっています。

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まずでてきたのは、おつまみのトルティーヤとサルサベルデ。

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ぱりっと焼いたトルティーヤにサルサベルデのうまいこと。やはりメキシコのチレはフレッシュな辛味とトマトやライムの酸味が絶妙です。

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ビールはXXと定番のドスエキス。Amberはほろ苦く甘いテイスト。

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Tacos marineros de Camaron

トルティーヤの上に刻んだ海老と玉ねぎ、ニンニク、コリアンダーがのったタコスです。この海老がトマトやチリ、アボカドなどのマイルドなアメリケーヌソースを纏っていて、そのソースがめちゃ美味しいです。海老のタコスはここが一番美味しいかも。

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ライムを絞るとさっぱりと。メキシコ料理ではライムは必須ですが、このライムが種がなく大きくて綺麗でした。

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Rancho 

ランチョという緑色のスープは、グリーントマトやアボカド、コリアンダーのとチキンのスープ。

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中には大きな青唐辛子が入っています。これはそんなに辛くないけれど、香りと旨味があります。中には、鶏の内臓などもいろいろ入っていて、マイルドな辛さのグリーンスープで癒されました。

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Pulpo adobado a la parrilla 180g

お勧めされたタコ料理は、唐辛子などの香辛料とライムでマリネしたタコのグリル。ジャガイモや玉ねぎ、ニンニクの芽のソテーを添えて。

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トルティーヤ入れには、布に包まれたトルティーヤが入っています。メキシコでは主食で、だいたいどの料理にもついてきます。

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トルティーヤにタコや玉ねぎ、ジャガイモ、ワカモーレなどを包んで食べるタコのタコス。スパイシーな味もちょうどいい塩梅になります。

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Mixiote de Cordero  250g


仔羊のミショテ。イダルゴ州の名物料理で、Chille Guajillo(チレ・ワヒーヨ)とトマトや玉ねぎやニンニク、クミンシードなどのスパイスを合わせたソースでマリネした仔羊を、マゲイの葉皮で包んで蒸し焼きにしたものです。チレ・ワヒーヨは、Mirasol(ミラソル)という唐辛子を乾燥させたもので、辛くはなく、むしろ煮込むと旨味がじっくりでてくる唐辛子です。

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ワカモーレとサボテンを合わせたものがついてきます。

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柔らかく煮込まれた仔羊はスパイシーな旨味があり、ワカモーレやサルサベルデと共にトルティーヤで包みながら食べました。個人的にはタコにはワカモーレで仔羊にはサルサベルデを合わせるのが好みでした。

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スパイシーな料理には、カクテルが飲みたかったので、テキーラサンライズ。食べ終えたのは夕刻でしたが、楽しいランチでした。昼時は常に満席のようで、時間をずらしていくとすんなり入れる感じです。朝8時から営業していますが、朝食のホットチョコレートもここの名物のようです。

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「El Cardenal」

Palma 23, Centro Histrico,Entre 5 De Mayo y  Francisco l, Mexico City 06000 ,Mexico

010 52 55 5521 3080 

8:00~18:30

restauranteelcardenal.com



ranmarun at 10:06|PermalinkComments(0) メキシコ 

November 17, 2018

Pardos Chicken@ペルー リマ

「ISOLINA」の帰りに、「Pardos Chicken」に行きました。
リマのロテサリーチキンのチェーン店で、リマ市内にはいくつかあり、シェラトンリマホテルの横のショッピングセンターにも入っています。

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チキンの炭火焼きが名物で、常にこの焼き台で焼かれています。この時間はもう閉店間際だったので少しだけですが。

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メニューはこんな感じでテイクアウトもできます。
2/1でも大きかったので、4/1とポテトやサラダのコンボをテイクアウトにしました。

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Roasted Chicken

ニンニクやスパイスなどの独自のたれに漬けこんで焼いたチキンは、皮がプリプリで身もしっとりと柔らか。スパイシーな味わいでお腹が空いていれば2/1の大きさでぺろっと食べれちゃいそう。

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フライドポテトも揚げたてが美味しいです。
ソースは、アヒとマヨネーズ、ビネグレットの3種がついてきました。

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サラダはレタスとトマト、赤カブ。マヨネーズソースはシーザーサラダ風味でした。

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アヒソースは、香味野菜が入ったタルタルソースのような味。

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スーパーで買った黄色い唐辛子のソースもここで使ってみようかな。

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これがチキンに一番合いました。

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クスケーニャのビールとチキンで夜食。

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早朝はメキシコシティに戻ります。

「Pardos Chicken」

C.C.Real Plaza Centro Civico

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12:00~22:00



ranmarun at 22:30|PermalinkComments(0) ペルー 

ISOLINA@ペルー リマ

リマでの最終日。「ISOLINA」に行きました。
2015年にバランコ地区にオープンしたペルーの伝統料理のお店でラテンアメリカベスト50では、13
位。もともと1981年に母親が経営していたレストランで、リマの古いレシピを再現した家庭料理を中心にクレオール料理などを融合させた料理を作っていました。
12時から22時まで昼夜通し営業ですが、とにかく客が絶えることなく、常に満席で活気があります。

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1階はバースペースといくつかのテーブルがあり、2階席はさらに多くのテーブルがあります。2階席に案内されました。

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ここの自家製サングリアは赤と白がありますが、赤をオーダー。オレンジとローズマリーが入っていて、ジュースのようにごくごく飲めます。

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Cebiches con chicharron de pulpo

セビーチェとタコのから揚げ。ここは一品の量が多いのでハーフサイズにしてもらいましたが、それでも結構多めです。

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カクテルは右がピスコとベルモットと赤ワインで強めのアルコール。
左はピスコパンチで、いろんなフルーツジュースとジンジャーエールで割ってありますが、大ジョッキぐらいの大きさで、飲みごたえがあります(笑)

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次の料理でアヒ・デ・ガジーナを頼んでいたのに、なかなかこなくて待つこと1時間。。。
混んでいるから仕方ないと思っていたのですが、後から来た客のテーブルには料理が運ばれてきていたので聞いてみたら、どうやら忘れられていたよう。しかも売り切れになってしまったそうだ。
もう一品タヤリン・サルタードを頼んでいたので、数分で作りますとw

Tallarin Saltado a la Criolla

15分くらいしてきました。
牛肉と赤玉ねぎやトマトなどの野菜をバーベキューソースで炒めたタヤリン。ペルーのパスタは、平打ちのタヤリンが使われることが多いです。

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カンチャ(揚げトウモロコシ)とサルサが添えてあります。

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ペルーと中華を合わせたような焼きそば感覚で食べられる麺料理。サルサとカンチャを混ぜながら頂きました。結構ボリュームがあるのと待ちつかれたので、お腹いっぱいになりました。

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最後にモヒートでさっぱりと。

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他のメニューも魅力的なものがたくさんあったのですが、特に内臓煮込み料理などはあとから考えると食べておけば良かったな。とにかくボリュームが多いので、大勢で行くか、2、3人だと2、3皿をシェアしてちょうどいい感じです。


「ISOLINA」

Avenida San Martin Prolongacion 101 ,Esquina Con Calle Domeyer -Barranco,Lima 04,Peru

010 51 1 2475075

isolina,pe./




ranmarun at 19:00|PermalinkComments(0) ペルー