September 2019

September 30, 2019

高柿の鮨@水天宮前

「高柿の鮨」に行きました。

できるだけ毎月通おうと思っていて、再々訪問。

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平目

利尻の平目からスタート。
少し厚めに切ったぶりっとした食感とまだ切りたてのシャリの温かな酸味が、咀嚼しながら甘みへと変わっていき、平目の旨味がぐっとでてくる瞬間が一貫目の心地よさだったりします。
その一口目の余韻と共に日本酒を。磯自慢を頂きました。

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すみいか

東京湾のすみいか。
この日は表面に浅く切れ目を入れていますが、咀嚼を促す程度なので気にならず、より甘みを感じて。

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宮城塩釜の鮪は133圈
きめ細かな肉質とほのかな酸味がすっきりと。

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中トロは、柔らかなサシとしっとりとしたなめらかさ。
脂の溶け具合とシャリのバランスが素晴らしいです。

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大トロは少し筋もありますが、くせのない脂です。
事前に温度も上げていますが、さらに食べた時に脂が溶けるように温かめのシャリを合わせることで、それらが溶け込んでいくように計算された美味しさ。

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ここで、生姜を。
辛口なガリの酸味と塩味でさっぱりと。

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こはだ

天草のこはだは、しっかりと締めた3日目。
江戸前や三河のこはだより皮や骨が硬いので、骨の旨味が溶けるようにしっかりと酢締めし、旨味も閉じ込めるようなきりっとした味わいです。

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しまあじ

鹿児島甑島のしまあじ。
脂がのっていながらも、あまり寝かせずにぶりっとした食感を。

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赤貝

宮城渡波の赤貝。
小振りで肉厚、ヒモも一緒に握り、香りも食感もいいです。

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ぶり

北海道の鰤は船上で血抜きして3日目。
こちらも綺麗な脂の旨味。

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車海老

このサイズの車海老が食べやすくて一番美味しい。
でも、天然の大海老にこだわったところもあるので、それはまた別の美味しさです。

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いくら

柔らかな皮が弾けます。前回よりはあっさりと味付けしてありました。

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穴子

ふんわりと溶けるような穴子は、甘さを抑えた煮詰めと共にとろけます。

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追加ネタです。



しっかりと白く締めた鯖が、これまた好みの締め具合。
夏の鰯や鯵の柔めな締め具合も良かったけれど、こういう所にまた仕事の域を感じます。

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雲丹

北海道のバフンウニ。

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かんぴょう巻

甘すぎず、煮詰めたかんぴょう巻。

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「高柿の鮨」

東京都中央区日本橋蛎殻町1−30−2

03−6231−0923


ranmarun at 12:00|PermalinkComments(0) 寿司 

September 29, 2019

晴山@三田

「晴山」に行きました。

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Bulles de Comptoir #6 La Benjamine Extra Brut Charles Defour

シャルル・デュフールの#6は、2015年のピノノワール60%、シャルドネ30%、ピノブラン10%のブレンドに、#5からのリザーブワインを20%。
青りんごやシトラス、ほのかな蜂蜜やマッシュルーム香。
しっかりとした酸と熟成香がありますが、すっきりとした果実味で、途中から綺麗な旨味が出てくるのでぐいぐいと飲むペースが速くなってしまいます。

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鱧と茄子のすり流し

茄子の冷たいすり流しに、落としたばかりの温かい鱧をのせて。
その温冷感と、鱧の腹骨の揚げ玉のカリカリ感をアクセントに。

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ふかひれと帆立しんじょうの椀

ふかひれと帆立しんじょうは、千切り茗荷をのせ、焼いた帆立の香りの食感がいいです。
以前ふかひれと毛蟹しんじょうの椀も頂きましたが、どちらもふかひれを脇役にしながらも。違った繊維の食感と生姜の風味。クリアなお出汁は和の域を超えずに澄んだ味わいに。

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のどぐろ

氷見ののどぐろは、皮目を炙り焼きにして。おろしポン酢と黒七味、芽葱をのせて。
日本酒が欲しくなります。

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日本酒は阿部勘のあきあがり。
フルーティな香りと米のすっきりとした甘み。

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鰹の胡麻漬け

気仙沼の鰹を刻んだ葱とすりおろしの胡麻だれに漬けて。
胡麻葱だれが美味しいので、ご飯の上にのせたいくらい、これも日本酒が合います。

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鮑と雲丹の石焼き

敦賀の鮑と肝ソース。北海道の雲丹寿司。

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熱々に焼かれた石の器に、鮑の肝ソースを入れると、ぐつぐつと煮立ち始めます。

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まずは、鮑と熱々の肝ソースを。

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続いて雲丹寿司を投入。

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残った鮑の肝ソースに雲丹と酢飯が合わさり、焼きリゾット風に。

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こちらも日本酒がすすむ美味しさでした。

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かます

敦賀のかます焼きに、春菊と舞茸のお浸し。
しっとりと焼かれたかますに春菊と舞茸の香り。

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子持ち鮎

琵琶湖の子持ち鮎はさっくりと天ぷらにして。

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小さいけれど、卵がしっかり入っていて、内臓の苦みもあり美味しいです。

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あずきはたも天ぷらしてくださいました。

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ぶりかま焼き

10堊宛紊歴泙離マを漬け焼きにして。
脂がのっていて、血合いも綺麗な味。酢橘を搾りながら、大根おろしで。
食べ応えがありますが、お酒と共に。

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鰻と蓮根餅

浜名湖の鰻と蓮根餅。出汁餡で。

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鱧松サンド

こんがりトーストしたパンに、鱧フライと雲南省の松茸フライ、白葱とタルタルソース。
変化球ですが、贅沢なカツサンドです。

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新いくらご飯

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新いくらたっぷりと三つ葉とばら海苔のご飯。

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いくら大好きなので、おかわり。

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「晴山」

東京都港区三田2−17−29 グランデ三田 B1F

03−3451−8320




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September 28, 2019

新橋 笹田@新橋

「新橋 笹田」に行きました。
2年振りの訪問です。

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お赤飯と白味噌椀

お誕生日の方がいらしたので、まずはお赤飯と白味噌椀。
お魚で出汁をとった白味噌のコク。
お酒を飲む前に胃を温めてくれます。

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山科唐辛子の焼き浸し

焼いた山科唐辛子にお出汁と削り節。
日本酒は、醸し人九平次の純米大吟醸を頂きました。

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こはだのなめろう

軽く締めたこはだを薬味や味噌とたたいてなめろうに。
こはだのなめろうは初めて食べましたが、日本酒がすすむ美味しさです。

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鯨の刺身

ナガスクジラの尾の身のお刺身。
なかなか食べられない貴重で高価な尾の身ですが、鮪のトロや牛フィレともまた違った魅力のある独特の旨味が絶妙。
醤油も用意されていますが、胡麻油と塩で食べるのがいいですね。

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壬生菜と揚げの煮浸し

甘めのお出汁がしみた揚げと壬生菜のしゃきっとした食感に、煎り胡麻の香り。
定番の大好きな一品です。

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お造り

淡路の鯛、青森尻労の鮪、北海道のつぶ貝。
塩酢か醤油で。

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松茸の土瓶蒸し

淡路の鱧の骨からとったお出汁に鱧と松茸を入れた煮立てた土瓶蒸し。
まずはお出汁を注いで、その香りと風味を楽しみます。

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蓋を開けると、鱧と松茸。
松茸は長野産だそうです。

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鱧と松茸に、香りと味が浸み出てきたお出汁が最高です。
酢橘を搾りながら、自分流に楽しめるのが土瓶蒸しの魅力。
日本酒は、宮寒梅 純米大吟醸を。

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鰤の照り焼き

北海道噴火湾の鰤を照り焼きにして。
鰤の照り焼き大好きですが、なかなか料理屋では出てこないので嬉しいです。
新潟の茶豆を添えて。

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そして、メインの焼物は秋刀魚。
普段は秋刀魚は出ませんが、特別にお願いしたものなので、ご了承ください。

今年は秋刀魚が不漁で、値段が高くでも痩せたものしかないのが残念なのですが、仕入れたものの中でも特に大きめのものをよって、焼いてもらいました。

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串に刺して、30分近くじっくり焼きます。

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鰊茄子

焼いている間に、炊いた鰊と茄子を。
これも美味しいな。

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そして、秋刀魚が焼き上がりました。
一昨年よりは痩せているものの、ばっちりな焼き加減。
時間をかけて焼くことで、自身の脂が小骨まで柔らかくしてくれます。本当はもう少し太って脂がのっていた方がこの焼き方に適しているのですが、それは仕方ありません。

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そして、炊き立ての白ご飯と味噌汁。
こちらのご飯は、奥様の実家のお米をこだわりのお水で炊き、何杯もおかわりしてしまうくらい美味しいんです。

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秋刀魚を堪能した後は、ご飯のおかわり。

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ご飯のお供もいろいろ。
糠漬けや山葵漬け、ちりめんじゃこ、いくらの醤油漬けなど。
糠漬けが美味しい。ただいくらの醤油漬けはちょっと醤油につかり過ぎでしょっぱいのが残念。

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ご飯はさらにおかわりして、卵かけご飯に。

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醤油をご飯にたらしてから、卵を溶かずにのせます。
卵黄を崩しながら食べ、最後に混ぜたご飯にいくらの醤油漬けをのせて。
卵と合わせるといくらも丁度いい塩梅になりました。

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甘味は、白玉ぜんざい。

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「新橋 笹田」

東京都港区新橋1−23−7 プレシャスコート虎ノ門1F

03−3507−5501




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September 27, 2019

富錦樹台菜香檳 フージンツリー@日本橋

さて、夕ご飯は再び2階に戻り、「富錦樹台菜香檳 フージンツリー」に行きました。

台北のおしゃれエリア・富錦街でカフェやセレクトショップを営むフージンツリーグループの創業者、ジェイ・ウーさんが同地で2014年にオープンした人気の台湾料理レストランが日本初上陸。

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台湾では、小籠包や魯肉飯などのローカルフードや夜市などの屋台飯が人気で、一般的には料理とお酒を一緒に楽しむ習慣がないのですが、こちらでは、本格台湾料理とシャンパンやワインを味わうという新しいコンセプトで開いたお店。

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ダイニングは76席。奥には個室もあり、昼間はテラスの28席も開放しているそうです。

この日はプレオープンだったこともあり、19時半がラストオーダー。
しかも満席だったのですが、5分くらいの待ち時間でぎりぎり入店できました。

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待っている間に頼むメニューを決めておこうかな。
水蓮菜炒めや台湾揚げ出し豆腐、豚バラ肉の角煮など定番メニュー。

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スープはスルメイカとエスカルゴの豚軟骨スープも気になったり。
豆花も頼もうかなと思ったら、プレオープンでは、注文できるメニューも限りがあるみたい。
しかも閉店間際だったので。

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グラスシャンパンは、オープン記念ということで1280円が980円なので、頼みましたが、常温というかぬるいw
せっかくシャンパンを売りにしているお店としては残念です。ちなみにモエでした。

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樹子水蓮

水蓮菜と木の実の炒め。
水蓮菜は日本ではなかなか食べる機会がないですが、台湾では定番の炒め野菜でシグネチャーメニュー。樹子(スーズゥ)は、別名破布子(ポープーチー)とも呼ばれ、ムラサキ科の樹木の実で、塩ゆでした後醤油に漬けたもの。
ニンニクで香りづけした油で、この実や豚バラ肉とさっと炒めて、フレッシュなシャキシャキした食感と共にくせがないので、いくらでも食べられる感じです。

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油條蒜蓉鮮蚵

牡蠣と揚げパンのニンニクソース。
台湾の小粒の牡蠣を大蒜の芽や油條(揚げパン)と共に炒めたもの。
台湾ではこのうずらの卵くらいの小粒の牡蠣が美味しくて、それを使った名物のオムレツのお店にも行ったことがありますが、台湾の牡蠣はくさくなくて美味しいんです。こちらもシグネチャーメニューの一つ。油條も揚げたてより、牡蠣とニンニクソースがなじんだ柔らかくなった頃に食べるのがいいです。

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シャンパンがぬるかったので、ビールを頼みました。
ハートランドビールの生はちゃんと冷えていて美味しい。いや、ビールも昔の中国では冷えていないことが多かったので。

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賓島米粉

干し海老や豚肉、7種の野菜を炒めた台湾ビーフン。
台湾南部の料理をアレンジしたそうです。

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わりと甘い味付けなので、別添えの花椒が利いた醤油をかけるとアクセントになります。

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ビーフンはもちろん、水蓮菜炒めなどにかけて味変しながら頂きました。

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蜜棗煨肉

豚バラ肉の角煮 ナツメとハイビスカスのソース
ナツメと甘い香りとハイビスカスの酸味が長時間煮込んだ豚バラ肉の角煮になじみます。
いい照り具合で、皮目のゼラチン質をとろとろと柔らかく煮込んだ食感が美味しいです。
肉形石を思い出しながら食べました。

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杏仁豆腐

プレオープンでは、豆花は用意できなかったので、杏仁豆腐。
黒蜜が添えてあります。
つるっとしたものと少しざらっとしたものが2種類あり、それぞれの食感や合わせた時の食感を楽しみました。

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甘さは控えめなので、黒蜜をかけた方がより美味しく、杏仁の香りをより感じることができます。

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名物の花ニラとピータンの炒めは、頼みたかったのですが、次回にしよっと。


「富錦樹台菜香檳 フージンツリー」

東京都中央区日本橋室町3−2−1 COREDO室町テラス2F 

03−6262−5611


ranmarun at 19:30|PermalinkComments(0) 中華 

コレド室町テラス@日本橋

「COREDO室町テラス」に行きました。

再開発が進む日本橋界隈で、日本橋の新しい発信基地として、日本橋室町三井タワー内に9月27日にオープンした「コレド室町テラス」。
掲載が遅れましたが、オープン前の内覧会で訪問した時のレポートです。

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コレド室町というと、三越本店や三井本館の真向かいの中央通り沿いに1、2、3と3つの棟があり、それぞれこだわりのショップや飲食店や映画館などが入っています。
今回オープンしたコレド室町テラスは、マンダリンオリエンタルホテル東京が入っている横のビルで、中央通りと江戸通りの角にあります。

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約1500屬良瀉呂涼罎砲蓮▲┘鵐肇薀鵐垢料阿法⇔个鯢澆詰めた大規模な大屋根空間のテラスがあり、解放感を演出したスペースが広がっています。
地下1階から地上2階には、商業施設が入っていて、そのコンセプトは「価値ある時間を過ごす場所」
「モノ・コト・食」の背後にあるストーリーに共感し、集い、遊び、くつろぎを新しい日本橋で体験してほしいというもの。


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入り口の前の液晶ビジョン。
歌舞伎をモチーフにした映像が流れていました。

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一階、地下一階には、飲食店やショップが色々並んでいますが、見どころとしては2階に上がり、メインテナントとして、台湾から日本初進出の「誠品生活日本橋」
書店は1999年オープン。その後書籍・雑貨・文房具・フードなどを同じ空間で販売する複合セレクトショップとして2006年にオープンし、世界で最もクールな百貨店として話題になったこともあります。
今では台湾・中国・香港では40店舗以上を展開し、日本では、初の1号店です。

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日本の代官山蔦屋書店もここをモデルにしたと言われています。
「本とくらしの間に」というコンセプトのもと、誠品生活ならではの目利きアイテムのセレクトショップや、ワークショップも併設しています。

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誠品書店

日本語の書籍を中心に、中国語を含む外国語書籍も取り扱う予定。
11月4日までは、一日16000円以上お買い上げの方に、誠品30周年記念のハードカバーノートブックをプレゼントの特典があるそう(1000冊限定)
奥までは行かなかったのですが、文学回廊という長廊下もあるそう。

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誠品生活市集

台湾の食材や調味料などが、購入できるお店。
見ると買いたくなってしまうので、今回は入り口だけで止めましたが、台湾料理を作りたいと思ったら、ビーフンなども種類多いので、お勧め。クッキングスタジオも併設して、食のワークショップも定期的に行うそうです。

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2階には、「王徳傳」という台湾茶ティーサロンや、「郭元益」という台湾菓子、「P.Seven 茶香水」という台湾茶香水、「阿原YUAN」という台湾コスメ、「DAILILY」という漢方・コスメ、その他、アクセサリーやインテリア、アート雑貨など、洗練されたアイテムのお店が並んでいます。
「富錦樹台菜香檳 フージンツリー」という台湾料理のレストランもあり、こちらは後でまた紹介します。

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1階は、カジュアルなカフェやダイニング、伝統工芸雑貨のお店があります。
富山の錫で有名な「能作」、皮製品の「土屋鞄製作所」、「日本橋百貨店 にほんばし總本店」という食と雑貨のセレクトショップなど。

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「Gio Sorbillo Artista Pizza Napoletana」という創業80年の歴史を持つナポリの老舗ピッツエリアが日本初上陸。イタリア人が待ってでも食べたいと長蛇の列をなす、話題と実力を誇る大人気店。


「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」というコレド室町3で人気のクラフトビアマーケットが手掛けるクラフトビール醸造所併設のブリュワリーレストラン。作りたてのビールを味わえるだけでなく、店内ではライブ演奏も実施。

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自慢の串天などの天ぷらや、自家製の二八蕎麦が楽しめる「ソバキチ」
肉屋が素材にこだわったパティをジューシーに焼き上げたハンバーガーの「AURORA Burger」

平城苑が手掛ける焼肉の「東京焼肉 一頭や」
福岡で根強いファンを持つ人気の稲荷寿司「だしいなり海木」

少量生産で現在ごくわずかなお店でしか食べられない宮崎の「南の島豚」のとんかつを提供する「神楽坂とんかつ あげづき」
やきとりと親子丼の「やきとり お㐂樂」。

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カカオ豆からチョコレートになるまでの全工程を手作業で製造し、美しい和紙で包まれたチョコレートが世界のビーントゥバーチョコレートアワードにおいて、最高賞を受賞した「green bean to bar CHOCOLATE」

白い恋人でおなじみの「ISHIYA」による北海道外初のカフェ「ISHIYA NIHONBASHI」
10月7日までの限定販売の小山ロールも出店していました。

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地下1階は、地下鉄やJRの駅のコンコースと直結し、ちょい飲みからディナーまで、またモーニングやランチ、テイクアウトなど、ワーカーニーズにも対応するカジュアルなお店が並んでいます。

「真不同 飲茶倶楽部」は、飲茶とワインを楽しめる中華バル。
朝挽もつ焼きと鉄板焼きそばの「大金星」。
近代版博多屋台料理の「博多ニューコマツ」
全国直送の鮮魚をはじめ、豊富な酒場メニューの「魚盛」
東銀座に本店がある鉄板焼き、お好み焼きの「maido OSAKAきっちん」
アジアンエスニックの「spice today」など。

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夕食時だったこともあり、地下1階のこのエリアは、ほとんどの店が満席でした。

しばらくは混雑が続くと思いますが、日本橋にまた人気のスポットが増えました。
今回は、閉店時間ぎりぎりで時間が足りなくてショップを全部まわることはできませんでしたが、少し落ち着いたらまた行ってみようと思います。


「COREDO室町テラス」

東京都中央区日本橋室町3丁目2-1






ranmarun at 19:00|PermalinkComments(0) その他 

September 26, 2019

松川@赤坂

「松川」に行きました。


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岩手の松茸。
今宵は松茸尽くしになりそうです。

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Vallee   Miljlesime  2002  Berech

ベレッシュのクリュ・セレクショネ。アイ村のピノノワール60%とシャルドネ40%。
キレのいい酸と熟成しながらもすっきりとした品のいい旨味は、松川さんの料理に合います。

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松茸の飯蒸し

薄切りに切った松茸がしんなりとしなるように蒸し重ねた飯蒸し。
その食感と、香りをまとった米の甘みを。

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渡り蟹

ほぐした渡り蟹の身と菊花、おかひじき。
生姜酢につけて。

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伊勢海老・雲丹

昆布締めにした伊勢海老と淡路の雲丹。
大粒の淡路の雲丹は、もう今季最後かもしれないけれど、その奥深い余韻を楽しみました。

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鱧と松茸の椀

淡路の鱧と松茸の椀に、薄く切って焼いた餅の香ばしい香りと食感。
この焼き餅が鱧松椀にいいアクセントでした。

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かわはぎ

かわはぎは、細切りにして一味唐辛子を。
この出始めの時期が身にも脂がのっていて、一番美味しいと思います。

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かわはぎの肝ポン酢につけて。

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鮑・松茸

細かく切れ目を入れた鮑と松茸を油で炒めて。
何度も頂いていますが、大好きな一品。

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子持ち鮎の塩焼き

天竜川の子持ち鮎を塩焼きにして。

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蓼酢で頂きました。

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鱧・松茸

鱧の焼き霜と焼き松茸は、酢橘を搾り、山葵とポン酢で。

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松茸フライ

松茸フライと銀杏。

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千切りにして焼いた松茸と熊肉。

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蟹しんじょうの揚げ出汁

毛蟹と紅ずわい蟹のしんじょう揚げ。
松茸、菊、ほうれん草をのせて、お出汁で。

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松茸そば

焼いた千切り松茸をのせた冷たい蕎麦。
柑橘をきかせた蕎麦つゆで。

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牛肉・松茸

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お出汁にさっとくぐらせた近江牛と松茸。

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白ご飯と共に頂きました。

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ご飯はおかわりして新いくらと共にいくらご飯。

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小布施の栗きんとんを焼いて。

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薄茶

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グレープフルーツゼリーとピオーネ。

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「松川」

東京都港区赤坂1-11-6 赤坂テラスハウス1階

03-6277-7371



ranmarun at 20:30|PermalinkComments(2) 和食 

September 25, 2019

Ghar(ガル)@大阪肥後橋

2軒目は、「スパイスカレー43」に行こうとしたのですが、店前でシャッターが閉まっていてまさかの休みw


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仕方なくどこにいこうかな。
もう少し本町に戻り歩いて、一番近い所で「Ghar(ガル)」に行きました。

東京上野のデリーで10年以上修業した店主が2012年に開いたお店。
いつも臨時休業だったり、営業時間に合わなかったりでなかなか行けなかったのですが、今回はなんとか間に合いそう。行列は覚悟していましたが、店前には10人くらい並んでいました。
となると、待ち時間は30分くらいかな。

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らんちめにゅーは、定番のチキチキカレー。
甘いぎゅうビーフカレー。ドライ系で人気のベジラムキーマ。
今月のカレーは、かぼチャーナキーマ。
チキチキとベジラムキーマと決めていたのですが、並んでいる間にベジラムは売り切れになってしまったので、月替わりのかぼチャーナキーマにしようかな。

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並んでいる間にふと横の店を見ると、ここも並んでいます。
居酒屋なのですが、曜日限定であきらカレーという間借りカレーを提供しているみたい。

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黒板をみると、麻辣やっこのせスパイス炒飯と和出汁DEタイ風チキンレッドカレー。
と書いてあります。これも面白そう。
でも、浮気せず地道に並びます。

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予想よりも意外と早く20分待ちくらいで入店できました。

チキチキカレー

カレーには、サラダ、ほうれん草の副菜、マンゴージュースがついています。

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チキチキカレーのチキンカレーは、15種類のスパイスや香味野菜と共に、じっくり煮込んであります。辛さはここでは一番辛いはずなのに、そんなに辛味がくるわけではなく、どっしりとくるデリー譲りの脂多めなしっかりとした味わい。
ライスがルーに比べて多いので、バランスを考えると常連の方はライス少なめで、ルー多め、辛さもと頼んでいた理由に納得。

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でもパンチが足りないなと、玉ねぎのアチャール。
ここの玉ねぎのアチャールは、日式カレーでいうラッキョウ的な甘酢の味付けで辛くはありません。

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別注の赤いアチャールは、茄子と人参にかなり唐辛子を利かせたもの。
この辛さとオイル感はそのままおつまみで食べられるほど好き。

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でもそのまま食べると激辛なので、これをライスの脇によせて、玉ねぎのアチャールと共に、チキチキカレーと混ぜ合わせて食べました。これらの酸味や辛味が合わさると、チキチキがチャキチャキとキレのいいカレーに。

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カボチャナキーマ 

チャナ豆(ひよこ豆)入りのキーマに、サラダ、ほうれん草の副菜、マンゴージュースがついています。

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チャナ豆(ひよこ豆)入りのキーマに、トマトや紫キャベツのマリネ、浅葱などがのっています。
これだけで食べると、ちょっとタコライスにも似た味です。

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カボチャは、牛乳などを入れてまろやかさを出したカボチャのポタージュのようなカレー。
スパイスはほとんど利かせずにマイルドでクリーミー。しかも冷たいスープになっています。
スープには、玉ねぎだと甘くなりすぎてしまうので、白葱を使い、カボチャの甘みを引き立たせるようにしているそうです。冷やすのは、味が締まるからだそう。

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最初はキーマだけ食べて、スープも別に飲みながら、温かいカレーと冷たいスープを楽しみ、半分くらい食べたあとで、スープをかけて混ぜ合わせます。

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キーマの挽肉のコクや豆の食感と共に、カボチャの甘みが優しく追いかける感じで、冷たいスープと合わさるご飯との温冷な感じが面白いです。トマトや紫玉ねぎの酸味もよりくっきりとして、また違った味わいを楽しめるのがいいですね。最後は玉ねぎのアチャールや赤いアチャールも合わせて、辛さのホット感をプラス。

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ここの月替わりのカレーは面白いので、また行きたいと思います。
店を出ると13時過ぎでしたが、さらに行列が伸びていました。


「Ghar」

大阪府大阪市西区京町堀1-9-10-103

06-6443-6295

11:30〜14:30


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ranmarun at 13:30|PermalinkComments(0) エスニック・アジアン 

マガリヤナガシマ@大阪本町

岡山から大阪へ前夜移動し、本町のホテルに泊まったので、お昼は近くのカレー屋で食べて帰ることにします。
本町界隈は、ビジネス街なこともあり、ランチメニューやお弁当の販売も魅力的で、途中の焼き鳥屋さんが出している300円のランチ弁当も買ってしまったので、後で食べることにしよう(笑)


「マガリヤナガシマ」に行きました。

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大阪カレー会館というカレーに関するシェアキッチンのスペースを間借りしていて、平日ランチ営業のみのお店です。

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この日のメニューは、A.ココナッツのチキンカレー、B.鯛だし鶏キーマ、C.マトンカレーの3種。
2種はそれぞれあいがけできますが、3種あいがけは、15時以降。ただ売り切れ次第終了です。
AとB、BとCを注文しました。

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店主一人で営業しているので、オーダーしてからも10分ほど時間がかかります。
その間に、置いてあったMeetsの大阪スパイスカレー特集2018年版で、いろいろ予習復習。
行きたいお店はかなりリストアップしているのですが、さらに増えました。

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ココナッツチキンカレー・鯛だしキーマのあいがけ


ターメリックライスと白ご飯が、中央に半分ずつ綺麗に盛り付けられたまわりに、ココナッツチキンカレーの白いカレーとブラックペッパー、鯛だし鶏キーマにはコリアンダーを刻んで。
青いお皿は最近のスパイスカレーで使われているお店が多いですが、ここでは白いカレーがより映えますね。
「カレーのためのうつわ展」というのも大阪と岡山で時折開催されているようですが、カレーの器もその美しさと美味しさを見た目かた伝えるためには結構大事。

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さらっとしたココナッツチキンカレーは、ココナッツミルクの甘みがありながらも、タイのグリーンカレーのような青唐辛子の爽やかな辛味も感じながら、ブラックペッパーがアクセント。
鯛だし鶏キーマは、鯛など魚系のダシに、鶏挽肉の食感とトマトなども加えた酸味がさっぱりとしていて、見た目よりも全然辛くありません。
黄色と白のコントラストのライスと合わせながらそれぞれを混ぜていく美味しさ。
添えてあるのは、ライムとたたいた梅干し。
特にチキンカレーにはライムを絞って、その酸味と共に。
梅干しは、その塩味と酸味が鯛だしキーマの和風味を引き締めてコクを出してくれます。

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鯛だし鶏キーマとマトンカレー

角切りにしたマトンをスパイスやトマト、香味野菜とじっくり煮込み、マトン独特の風味は和らげで、甘みやコクを引き出しているので、マトン苦手な私でも美味しいカレーに仕上がっています。

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見た目は辛そうに見えますが、辛さは全然マイルド。スパイスの香りも抑制が利いています。
鯛だし鶏キーマがかなりさっぱりなので、混ぜた方が美味しいです。

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どのカレーもマイルド。
個人的にはもう少し唐辛子のパンチが欲しいですが、梯子するつもりなので、量も丁度いいかな。



「マガリヤナガシマ」


大阪府大阪市中央区久太郎町3-1-22 大阪カレー会館1F

090-5058-0010

月〜金 11:00〜15:00



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ranmarun at 11:30|PermalinkComments(2) エスニック・アジアン 

September 24, 2019

アッカ@岡山

「acca アッカ」に行きました。

瀬戸内海を見下ろす青空と島なみ。

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この日の黒板メニュー。

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Traccia    2012   Mario Gatta

トラッチャのスプマンテはドサージュ0ですっきりとした酸味とミネラル。

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● マスカットジパング


マスカット・ジパングという葡萄に、薬草酒とアンチョビクリームの香り、吉田牧場のパルミジャーノを削って。
マスカット・ジパングは昨年も頂きましたが、林研究所の林さんが、ロザリオビアンコとアリサの交配によって開発した新しい品種のマスカット。大粒で果汁もジューシーな甘みと爽やかな香りで、皮も柔らかいです。
葡萄の甘みにチーズやアンチョビの塩気、薬草酒の香りが合わさり、あっさりとしたドルチェのような前菜です。



 メバル ヴァポーレ


メバルのヴァポーレは、ニンニクや赤玉ねぎのビネガーマリネ。コラトゥーラ、オリーブオイル、柑橘などで、一人一尾をまるごとヴァポーレして。刻んだルッコラセルバチコをのせて。
丸ごと蒸し焼きにすることによって、骨から出たメバルの旨味がふわっとした身にしみわたり、皮や頭まわりのゼラチン質の部分も美味しいです。こういう料理が頂けるのが、また冬青さんの料理の醍醐味です。


● ベイカ ・ ジャガ芋


ベイカは岡山ではベカとも言われます。赤い万願寺唐辛子とニンニク、バジル、唐辛子、たっぷりのオリーブオイルでアヒージョのように炒めてあり、なめらかなジャガ芋のピュレを添えて。
スプマンテもすすみます。


 本日の鮮魚 コリアンダーソース


本日のお魚はセイゴ。
スズキの小さなもので、セイゴ、フッコ、スズキと成長していきます。
セイゴは20僉30僂らいのもの。
粉をまぶしてカリッとムニエルにしたものの下に、ほうれん草とコリアンダーのソテーに白胡麻とチーズをまぶし、レモンの酸味をきかせたクリームソース。




Chianti Classico Berardenga 2016 Ferisina


熟したベリーやチェリーの香りやスミレの香り、ジューシーな果実味といきいきとした酸のバランスがよいワインです。

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● 茄子・青唐辛子のスパゲティ 


皮を剥いて炒めた茄子とニンニク、バルジャックピクルスさんのハラペーニョのピクルス、パルジャミーノを和えたスパゲッティ。
茄子の甘みとハラペーニョの青みのある辛さと酸味が爽やかで、いくらでも食べられるくらいに食欲をそそるスパゲッティです。台風が過ぎた後の、まだ残暑が残る暑い日の夜にぴったりでした。


● 渡りガニ・ハカマ海老 リゾ


渡りガニとハカマ海老(アシアカ海老)と岡山の朝日米をリゾットにして、ベシャメルソースとチーズをかけて焼いたグラタン風。渡りガニや海老の旨味がたっぷりのクリームソースと焼き焦げたチーズの香りが懐かしく、昔母がよく作ってくれた海老グラタンを思い出しました。


● 鴨  ロースト

ビュルゴー鴨を骨付きのままローストして切り分けたものに、焼き蜜柑と赤ワインソース。
他の方は焼きイチジクでしたが、私はアレルギーなので蜜柑に変えてもらいました。
この日は薪火でなく、オーブン焼きですが、しっかりと焼き目をつけた鴨の脂とロゼ色の身が締まったレアでジューシーな鴨に蜜柑の甘酸っぱさがさっぱりと食べさせてくれます。



● 栗 シュークリーム  

ドルチェは、カスタードクリームのシュークリームに宮崎の栗を削って。
甘さ控えめで、さらさらと削った栗の風味がいいです。
最後はエスプレッソ。

次回は、来年春あたりかな。


「アッカ」

岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓496 牛窓国際ヴィラ内

090-7997-4586



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ranmarun at 17:30|PermalinkComments(0) イタリアン 

September 23, 2019

パイシーパイス@岡山

「南インド料理&ギャラリー パイシーパイスSpicy Spice」に行きました。

インド・ケララ出身のシャビン・ジャバーさんと日本人の智美さんご夫婦が開いた南インド料理のお店です。共にオーストラリアで出会い結婚したそうですが、料理が大好きだったジャバーさんは日本の病院内厨房にて調理師として働いた経験を生かし、2017年にご夫婦でお店をオープンしました。

現在ご夫婦は、岡山市内の別の場所で、「パイシーボウルボウル」というスパイス家庭料理のお店を営んでいて、そのレシピを受け継いだ日本人の男性の方が「パイシーパイス」で料理を作っています。

智美さんは、絵を描くことが大好きで絵本を出版したり、チョークアート講師の資格を持ち、この黒板のイラストも彼女が描いたもの。

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1階のカウンター席と2階の座敷席があります。

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階段を上って2階の座敷席に座りました。

メニューは、ミールスもありますが、あいがけカリーの今日の特別トリプルカリー チャイ付き(1800円)にしました。
今日の特別カリーは、備前味噌キーマ。
あと2種は、(ベジ、魚、チキン、パリプ)から選べます。
パリプ(豆)カリーと魚(鰯)カリーをオーダーして、ラッサムも追加。

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ドリンクメニューも色々ありますが、食後のチャイ付きで。

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カレーが出てくるまでしばし待ちながら、ふとみるとほんわかした絵が展示されています。
こちらも智美さんが描いたものなのかな。

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ハートをモチーフにした優しい色使い。

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そして、カレーが運ばれてきました。

今日の特別トリプルカリー

パパドをのせたあいがけ3種のカリーです。

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備前味噌キーマカリー、鰯のチリカリー、パリプカリー。
ベンツマークのように盛ったターメリックライスの上に、キャベツのポリヤル、茄子のアチャール、人参とココナッツのマッルン、バナナとココナッツのチャツネ、水菜。
スパイス使いは思ったより控えめで、塩味も脂も抑えたヘルシーなカリーです。
あいがけにすると南インドというよりスリランカのカレー的な感じ。

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パリプ(豆)カリーは、くたくたに煮たレンズ豆の甘く優しい味わい。

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魚カリーは大きくふっくらとした鰯を骨付きのまま煮込んださらっとしたスープカレーで、その出汁の中にぴりっとした辛味が利いています。

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備前味噌キーマは、味噌の甘みと挽肉の旨味がじんわりくるミートソースのよう。

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キーマには、ちょっと辛さが欲しいので、別に用意されているスパイスをかけるとさらに旨味が増します。

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後から追加したラッサムは、トマトや生姜、ニンニクは控えめでさらりとした酸味と辛味が美味しいです。これもカレーにかけながら混ぜ合わせて食べました。

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それぞれ個々の味わいも楽しみながら、最後に混ぜ合わせるのがカレーの醍醐味であり、美味しいんですよね。

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チキンカリーとパリプ、備前味噌キーマのあいがけはこんな感じ。
こちらもスリランカカリー的。混ぜ合わせるバランスは、魚よりもチキンカリーの方が調和がとれています。

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チキンココナッツカレーは、さすが定番の味で、ぐいぐい引き寄せるようなスパイスの香りと奥深い美味しさがあります。

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ちなみに、チキンココナッツカレーのスパイスキットは、お店でも販売しています。


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食後にはチャイ。
甘さとスパイスの香りがいい塩梅です。

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パイシーボウルボウルも今度行ってみようかな。


「パイシーパイス」

岡山県岡山市北区大共1-2-21

080-6321-3368

11:00〜15:00



関係ないけど、岡山歩いていて見つけたマンホールの蓋。
桃太郎消防士の絵柄でした。(カレー色笑)
ちょっと前にマンホールの蓋職人の番組を見たので、感慨深かった。

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ranmarun at 12:00|PermalinkComments(0) エスニック・アジアン 

September 22, 2019

スローカーブ@岡山

「Slow Cave」に行きました。

自然派のワインショップで、奥に7名ほどが座れるワインスタンドがあります。

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「縁」に行く前に、時間潰しがてら下見しておき、後から行きますねと。
「縁」で隣に座っていたマダムが美食のワイン好きだったので、お連れしました。

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大好きなイタリアのラディコンやスロベニアのワインなどが並んでいます。

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ジョージアのワインも充実しているので、後で購入しようかなと。

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岡山のワインも並んでいます。
その他フランスワインも充実していました。
色々面白い魅力的なラインナップです。

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Coltrada Rouge 2018 La Grande Colline  japon

フランスローヌでワイナリーをされている大岡さんが、地元岡山でもワイン造りを始めました。
昨年岡山のマスカットオブアレキサンドリアを使ったペティアンを某所で飲んだことがありましたが、メルローの赤ワインは初めて。
ブラックベリーやなめし革の香りに、綺麗な酸味とタンニン。
まだ若いですが、熟成すると面白くなりそうです。

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La Vigne  du Perron  Les Ermitures

フランスサヴォワのガメイ。
ガメイらしからぬエレガントさとふくよかな香り。飲んだ後味もすっきりとしていながらいい余韻だけが残ります。ガメイでもこんなに綺麗な味わいなのかと驚いた一杯。

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Movia 2014 Chardonnay

スロベニアのシャルドネ。
オーク樽に入れて地中にて発酵。8か月後の満月の時期に上澄みだけをボトリング。
黄金色に輝き、酸化熟成の香りが特徴的ですが、その中にアカシアの花や蜜香があります。

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Pinot Grigio  Selzione  2013   Dario Princic

ラディコンやグラブナーと同じく自然栽培と醸造のダリオ・プリンピッチ。
ロゼ色の軽さがありながら、遅摘みしたピノグリージョの深い味わいが見事です。

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Vitovsca 2012 Vodopivec

ヴィトフスカをアンフォラで発酵と熟成後、大樽で熟成。
ここで飲まなくてもいいかなと思ったけれど、ヴォドピーヴェッツは好きなので。
ミネラルと旨味成分がたっぷりの大好きな味わい。

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La Pigne de Perron Les Etapes

先程のペロンのピノノワール。
ガメイのエレガントさにも驚いたけれど、ピノノワールも凄く美味しい。
ガメイは購入しました。

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Barolo 2014 Bartolo Mascarello

バルトロ・マスカレッロのバローロは、文句ない洗練されたバローロ。
ネッビオーロ特有の薔薇の香りやスパイス感とエレガントさ。

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Grappa con erbe del canpo di levi

最後にロマノ・レヴィのハーブ入りのグラッパ。

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このハーブは何だろな。

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楽しいお話を聞かせてもらいながら、色々なワインを堪能させて頂きました。
もちろんワインもお勧めのものを購入。
また行きますね。


「Slow Cave」

岡山県岡山市北区平和町7-16 岡薬ビル1F

086-230-3556

15:00〜23:00




ranmarun at 22:30|PermalinkComments(2) Bar 

鮨 縁@岡山

「鮨 縁」に行きました。

年に数回は岡山に来るのになかなかタイミングが合わず、3年振りの訪問です。

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お店のロゴも変わり、2年前に改装されたカウンターは、棚をなくして凛とした背景に。
備前焼の皿も替わりました。

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日本酒は、岡山のお酒をお願いしました。
白菊 雄町 純米大吟醸 おりがらみ。

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チェイサーには緑茶割。

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岡山下津井の真蛸は、蛸の卵をのせて、二杯酢で。
蛸の卵は単体だとぱさぱさするので、こういう食べさせ方はいいですね。

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ひげそり鯛

ひげそり鯛は初めて食べました。イサキ科ヒゲダイ属の魚で、顎髭が生えているヒゲダイに対し、その部分が短く剃った後のように見えることから、髭剃鯛と呼ばれるそうです。
昨年から使っているそうですが、2.3圓搬腓めの魚体。
鯛よりも脂がのっていて、ぶりっとした弾力のある身に、梶谷農園のハーブと山葵で。

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穴子の干物

醤油に漬けて一週間冷蔵庫で乾燥させた穴子の干物焼き。
噛みしめると旨味が出てきて、日本酒のアテにぴったり。

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新いくらご飯

裏ごししたいくら液を酢飯と混ぜ合わせ、上にもいくらをのせて。
味付けも薄口で、極上のいくらご飯です。

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小豆島の鮑は3時間酒蒸しして、塩で。
肉厚な食感を噛みしめながら出てくる旨味は、意外にさっぱりとしています。
以前は肝醤油にシャリとからめたりしていましたが、肝は後に出てくるそうです。

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その鮑の蒸し汁に肝と醤油を加えた肝吸い。
さっぱりとした鮑だからこそ、蒸し汁も肝もくせがなく、さらにお酒を誘います。

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大正の鶴 特別純米 無濾過生原酒

赤いラベルが印象的。

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雲丹

天草の赤雲丹を海苔手巻きで。

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鰹ジャーキー

和歌山の鰹を漬けにしてから燻製に。
以前よりもより鰹のハム的な美味しさで、日本酒がすすみます。

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藁で燻した鰆は、赤酢を塗って瀬戸内の藻塩と胡椒をかけて。
飯尾酒造の赤酢の旨味と胡椒の香りが、脂ののった鰆とシャリに素晴らしく合います。

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岡山の海鰻を白焼きにして、橙酢をかけて。
肉厚で脂ののった海鰻には、山葵醤油よりも、橙酢がより鰻の美味しさを引き立ててくれます。

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海苔の茶碗蒸し

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大正の鶴 rising  60

岡山代表米の朝日と杜氏の落昇氏が酒造りの形を上昇志向で形にしていきたいと。
前回も頂いたけれど、よりすっきりとしながら米の旨味がくっきりと。 

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東京の鮨屋だとなかなか美味しい鯛がないので、まず出てきませんが、皮付き鯛の美味しいこと!
咀嚼するごとに身や皮下の旨味がシャリと共に溶け合う瞬間が絶妙です。

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白甘鯛

八幡浜の白甘鯛。2週間弱寝かせたもの。
白甘鯛ももちろん美味しいです。

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いか

岡山のはりいか。ぱきっとした食感と甘み。

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ままかり

こはだかと思ったらなんとままかり。
1週間酢締めしたままかりは、柔らかさと香りを残した締め加減が素晴らしい。
岡山の名物ままかりですが、前回も美味しくて感動したのを覚えています。

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宮城塩釜の鮪は138圈
その中トロはきめ細かく柔らかで、とろけます。

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みる貝

下津井のみる貝。
意外に瀬戸内のみる貝は食べたことがなかったのですが、軽く茹でて薄切りに重ねた食感が素晴らしい。

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渡り蟹

岡山の渡り蟹。

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海老

小振りで肉厚な車海老。しっかり火入れが好み。

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雲丹

長崎樫山の雲丹。大粒ながらもきめ細かで、甘みも濃厚です。

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天寶一 超辛 純米千本錦

広島の天寶一。超辛のわりにはまろやか。
この後のネタの脂もすっきりとさせてくれます。

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北海道噴火湾の鰤は、表面焼き霜造りにしたものを寝かせて。
いい脂ののり具合です。

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穴子

ふんわりととろける穴子。

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追加ネタです。

きすの昆布締め

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淡路の雲丹

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味噌汁

宍道湖のしじみ味噌汁。
殻や身は取り除いてしじみのエキスのみの味噌汁。

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葱トロ巻

鮪が美味しい葱トロ巻。
葱も浅葱で上品ですし、パリパリの海苔で巻くのが最高。

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最後に出てきた太巻きは、穴子、かんぴょう、紫蘇、胡麻、沢庵。
このバランスが絶妙です。

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玉子焼きは、シフォンケーキのようにふんわりと。

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近ければ、毎月通いたいお店です。


「鮨 縁」


岡山県岡山市北区平和町3-11 つるべマンション1F

086-232-8168



ranmarun at 18:00|PermalinkComments(0) 寿司 

September 21, 2019

5/4 クイント・クアルト@狛江

「5/4 クイント・クアルト」に行きました。

向ヶ丘遊園の「ヴァリアンテ」の當間夫妻が営業しているオステリア。

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今回は、「Fattoria AL FIORE」の目黒さんのワインを幹事様が持ち込んでのワイン会。
2016年の初リリースのNECOシリーズ7本と2015年非売品3本を持ち込ませて頂いて、當間さんのイタリア料理と頂く会に7人で訪問しました。

2016年の初リリースから3年経ち、カラフルな葡萄の色合いも色濃くなったものもあり、どんな味わいか楽しみにしていました。抜栓から数日経ったものなどの味の変化もあるのですが、今回は、入店後に全てのワインを抜栓。可愛いネコちゃんたちのシルエットが描かれたエチケットと鮮やかな色のグラデーションが美しいです。

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momoだけがかなり発泡して吹きそうでしたが、前回に某所で開けた時に爆発するくらいに吹いてしまったので、その教訓を得てゆっくり炭酸ガスを抜きました。

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まずは、NECOシリーズのGenkiとSolaからスタートします。
NECOとはイタリア語でNueva Esperimento(新しい実験的な試み)Cooperazione(協力)とAlFIOREの目黒さんが一緒に住んでいる猫(NECO)の造語で、猫の名前をそれぞれのワインにつけています。


Genchi  2016

お店の近くのコンビニで震えて弱っていた猫を元気になって欲しいという想いからゲンキと名付けたそうです。葡萄はナイアガラ(長野県塩尻市)。10日間のスキンコンタクトを優しくプレスした後、一度だけ澱引きし、マロラティック発酵を待たずにボトリング。アルコール度8%。

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Sola 2016

ソラは、山にキノコ採りに行ったときに、交通量の多い道端で段ボールの中の捨て猫から、「僕も連れてって」とついてきたずる賢くて愛嬌のいいリーダー的な存在だそう。
葡萄はデラウェア(山形南陽市)。20%のホールパンチと2週間のスキンコンタクト後、プレスしてそのままボトリング。アルコール度11.5%。

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Genchi(右)はナイアガラの香りとレモンやグレープフルーツなどのしっかりとした酸味があります。
Sola(左)は、全房発酵の発泡デラウェア。甘い香りですが、飲むと力強さを感じます。

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お料理はまず、自家製フォカッチャと小玉ねぎのバルサミコ煮、アンチョビオリーブ、鶏レバーとハツのパテが出てきます。

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生シラスのマリネーゼ

生シラスとパプリカパウダーでカラブリア風に。
今回の料理は、カラブリアやアマルフィなど南イタリアの料理をイメージして作ってくださるそうです。

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それらの前菜と共にワインを乾杯。

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Chirol 2016

唯一の血統書付きでペットショップ出身のペルシャ猫。
葡萄は、メルロー(栃木鹿沼市)。収穫してすぐのメルローをプレス機でプレスフリーラン果汁のみで発酵させ、ブランドノワールに仕立てて。アルコール度8%。

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momo 2016

ソラとアンコの娘のミケ猫。葡萄はマスカットベイリーA(山形県高畠町)
ベイリーAとシャルドネを合わせてフリーラン果汁のみ発酵。果実感や風味を最大限に引き出せるように発酵終了後にただちにボトリング。アルコール度10%。
これが元気良すぎて、爆発要注意です。

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Chirolはメルローなのに、この色に驚き。還元香もばっちりあり、少し置いた方が青りんごや洋梨の香りが出てきます。
momoは、やっと炭酸が落ち着いて、ベイリーAのすっきりとした果実味とパン酵母のような発酵臭。
少し置くと変化し、まろやかになります。


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茄子のポルペッティーニ ジャガイモとパプリカ炒め

茄子をくたくたに煮て、チーズやパン粉などを混ぜてコロッケ風に揚げた茄子のポルペッティーニ。
ジャガイモとパプリカを炒めたPPパターテにちょっと辛味のあるンドゥイヤソースが美味し。カラブリア料理です。

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茄子のバルケッタ アマルフィ風


素揚げした茄子を小舟やボートに見立てて、トマトソースと黒オリーブやニンニク、バジルやオレガノ、チーズをのせて。茄子好きなので、嬉しい一品。

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秋刀魚とカポナータ

秋刀魚をしっとりと低温調理して、パプリカやトマトなどのカポナータは、松の実やレーズン、ケイパーなどを入れ、シチリア風に。

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ブッラータとスペルト小麦のインサラータ

トマトやウイキョウ、赤玉ねぎ、枝豆などとスペルト小麦を合わせたインサラータに、ブツラータをのせて。

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hana  2016


ゲンキと同じ場所で真冬に困った顔で震えていたハナ。
人に懐かないそうで、エチケットも後ろ姿です。
葡萄は、スチューベンとナイアガラ(山形県南陽市)3日間のスキンコンタクト後、プレス再発酵。
シュールリーで澱と共に寝かせてからマロを待たずにボトリング。アルコール度11.5%。

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Anco 2016

ソラのお姉さんであるキジトラ猫のアンコ。
葡萄は、デラウェア(山形県南陽市)ソラと同じキュベの一部だけをさらにシュルリーをかけて寝かせtいます。アルコール度9%。

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hanaはちょっと個性な香りがありながら、時間が経ったときに出てくる混雑さで逆に落ち着く感じ。
Ancoは、デラウェアの丸みがある果実味と苦み。

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ふっことジャルディネッラのマリネ

焼いたふっこにジャルディネッラ(パプリカ、人参などの香味野菜のピクルス)、カリフラワーなどを
のせて。

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弾力のあるふっこに、爽やかな酸味の香味野菜が美味しいです。

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鮎魚女のオーブン焼き

北海道のアイナメは、1圓梁腓なものをまるごとオーブン焼きして、パプリカのソテー。
和食のお椀などでしか食べる機会がないアイナメですが、まるごと焼いてもしっとりとしたふわっとした身がいいですね。

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bucci  2016  

モモの妹のブッチは、サビ柄の黒猫でブサイクちゃん。
葡萄は、グレープリパブリックの自社畑のデラウェアとアルフィオーレの初収穫のいろんなブドウを混ぜ込んだもの。少し寝かせてほしいということでこの瓶だけ蝋封でした。
アルコール度9%。

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グラスに入れた写真は撮り忘れましたが、複雑な果実味と奥行きがあり、澱が多いのも特徴的でした。


そら豆のカヴァテッリ

南イタリアのパスタで、オレキエッテをもっと強くカールさせたような細長いパスタ。
カラブリアの乾燥そら豆とペコリーノのソースで和えたもの。

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ウイキョウとクルミ、黒豚のサルシッチャのクリームスパゲティ

ウイキョウとクルミ、黒豚のサルシッチャをたっぷり入れたクリームソースのスパゲティに、胡椒を振って。サルシッチャの塩気が強いのと、クルミの乾燥くささが気になりましたが、ワインで押し流します。

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Naiagala con  Vinaccia  2015

ナイアガラ97%、メルローのヴィナッチャ3%。
アルコール度9.5%。
厳しい選果の後、バルーンプレスで搾汁後、メルローのヴィナッチャ(搾り粕)と共に発酵。
発酵終了後、すぐに手搾りした後に、1度だけ澱引き。タンク内で2か月のマセレーション後に瓶詰。


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Merlot 2015

メルロー100%。アルコール度13.2%。
厳しい選果の後、手徐こうして、フリーランで発酵。2か月のスキンコンタクト後、手絞り。
1か月のマセレーション後に、瓶詰め。

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メルローは少し乳酸発酵のニュアンスあり、微発泡。
時間がたつと変化していく味わいも面白いです。

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ウサギのカチャトーラ

スペインのウサギの骨付き肉を、トマトや玉ねぎなどの香味野菜とワインでじっくりと煮込んであります。濃厚な赤ワインもいいですが、この料理には、アンコが一番合いました。

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ドルチェは、何という菓子だったか忘れましたが、厚焼きのサクサク生地に包まれたカンノーリ風。
中には、マスカルポーネとドレンチェリーなど。

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最後はフグレンコーヒーのエスプレッソで〆。

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これだけの目黒さんのワインのラインナップを一度に飲む機会はなかなかないだけに、貴重な会でした。ワインに合うお料理もとても美味しかったです。



「5/4 Quinto・Quarto」

東京都狛江市東和泉1-18-7 中川ビル3F

03-5761-7225




ranmarun at 19:00|PermalinkComments(2) イタリアン 

September 20, 2019

くろ崎@渋谷

「くろ崎」に行きました。

夏の緑の暖簾から、蒼紺色の暖簾に替わりました。

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まずは宇佐の麦焼酎で緑茶割。

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大トロ

最初に珍しく握りから。
宮城塩釜の149圓遼遏△靴も大トロから出てくるのは珍しいです。
切りたての温かく酢が立ったシャリを合わせて、とろける旨味のインパクト。

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日本酒は新潟の荷札酒 備前雄町の無濾過生原酒。
若き20代の杜氏が作っているお酒です。きりりと淡麗な味わいの中から魚の旨味を引き出してくれる美味しい日本酒。

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胡麻さば

京都の真鯖を京都の醤油と金胡麻、生姜、海苔で漬けにして、九州の胡麻さば風に和えて。
九州の胡麻さばという料理を洗練させた味わいに。

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太刀魚の酒蒸し

小柴の太刀魚は酒蒸しにふんわりと。

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酔っ払いぼたん海老

4日寝かせて甘みを出したぼたん海老は、新亀の日本酒と山崎のウイスキー、鮪の酒盗に数十分漬けて。水分が抜けて鮪の酒盗の旨味や酒、ウイスキーの風味がまろやかで、酒が酒を誘うアテです。

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大阪岸和田の鰯。
晩夏の鰯ももう最後ですが、綺麗な脂で美味しい鰯です。

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かわはぎ

長崎のかわはぎは3日目。
以前は肝と身は別の個体でしたが、同じ日の肝を酒と塩で締めて一緒に握り、いい塩梅。

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九州の特大の天然大鰻は、4日寝かせたもの。
25000円/圓噺世辰討泙靴燭、今や天然鰻はそんなに高価な鰻なのかぁ。

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数分蒸して、焼いてから休ませを繰り返してふんわりと白焼したものと、カリカリに地焼き風にしたものと源平風に。うざく胡瓜と山葵で。

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こはだ

天草のこはだは、3日目。
普段はあまりしませんが、かのこ切りにして皮の固さを補正しています。

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車海老

佐賀伊万里の車海老。
この日はしっかりめの火入れで好みでした。

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茶碗蒸し

ボタン海老の頭出汁の茶碗蒸しに雲丹のせ。

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松茸も後で出てくるようです。

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あん肝

山葵をたっぷりのせて食べるのが好き。

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ばちこ

能登のばちこは炙って。

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新いくら

羅臼の新いくらご飯。

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日本酒は宗玄 純米 石川門 ひやおろし。

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最初に出てきた、塩釜の鮪の赤身です。
まだ夏鮪の酸味がある余韻がいいですね。

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中トロもきめ細かな柔らかさ。

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雲丹

北九州藍島の赤雲丹。香りと甘みが深く美味しいです。

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松茸

長野だったかな。小振りのものをしゃきっとまるまる噛みしめる食感と香りを楽しみます。

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大トロをもう一度リクエスト。

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かんぴょう巻

温かいシャリと無漂白のかんぴょうをくちどけのいい海苔でパリっと。

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あさり、しじみ、蛤などの貝汁。

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玉子焼き

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「くろ崎」

東京都渋谷区渋谷1-5-9

03-6427-7189



ranmarun at 21:00|PermalinkComments(2) 寿司 

September 19, 2019

ダルマット@西麻布

「ダルマット」に行きました。
オープン当初の2004年から15年ぶりくらいの訪問です。
西麻布を歩いていて、軽く食事を済ませようと予約なしにふらっと入ったのだけれど、運よく入れました。

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アペリティフは、ベリーニ。
この日は一眼レフを忘れてPhone撮りなので、画像は荒めです。

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料理はおまかせコースのみです。

フォアグラのムース

フォアグラのムースにブルーベリー。
イチジクのソースはパッションフルーツのソースに変えてもらいました。

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パンは、ローズマリーを練りこんだ自家製パン。
焼きたてで柔らかです。

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オリーブオイルは、右からトスカーナ、バジリカータ、シチリアの3種。
好みでパンにつけて。

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冷前菜盛り合わせ

熊本の新いかと鱒のいくら。ぱきっとした新いかは身はレアに、げそはさっと湯引きして。
八丈島の金目鯛。皮目を炙った金目鯛は、芽葱と柚子。
気仙沼の戻り鰹。戻り鰹は、赤玉ねぎと焦がしアンチョビビネガーで。
タラバガニとズッキーニのテリーヌ、ペペロナータ(パプリカの炒め煮)。
沖縄豚の自家製ハムと山梨の農園サラダ。

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温前菜

真ダコの赤ワイン煮込みとジャガイモのピュレ。
サラダセロリとマンダリンオレンジオイル、赤ワインソース。
最初のフォアグラのムースもそうだけれど、イタリアンの前菜としては、ちょっと重いかも。
若い人には、ボリュームがあっていいかもしれませんね。

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胡麻のパン。

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桃の冷製パスタ

山形の川中島桃と福井のフルーツトマト、ミントのスパゲティーニ。
ドライピーチと菊花をのせて。
懐かしい桃のパスタ。ここの桃のパスタやさくらんぼのパスタのレシピを真似て、昔家でもよく作りました。

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ちなみに昔、家で作った桃のパスタは、こんな感じ。胡椒を利かせてどちらかというとクラッティーニのレシピに近いかな。桃と焼き雲丹とレモンクリームのバージョンも。

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昔よく作ったさくらんぼのパスタはこんな感じ。松の実をさくらんぼの種に見立てて、プチトマトも加えています。

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さて、こちらのお店の料理に戻り、

からすみと松茸のスパゲティ

ブータンの松茸のアーリオオーリオに、サルデーニャのからすみをたっぷり加えたスパゲティ。
ぷちぷちからすみとしこしこ麺の食感がいいです。ちなみに麺の量は、大・中・小と選べます。
中にしましたが、パスタはたっぷりポーションが嬉しい。

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あさの豚のロースト

栃木県さくら市の、あさの豚のローストは、しっとりと弾力がある肉質と脂も甘くて美味しい豚です。
紅芯大根、モロッコインゲン、じゃがいも、人参などの焼き野菜と、カンボジアの生胡椒、タスマニアの粒マスタードを添えて。

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食後は、エスプレッソとアマレッティ。

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突出した料理もない10年前のイタリアンではありますが、産地にこだわっている食材の良さは、10年前と変わった気がします。これで6000円というコスパの良さとボリュームは変わらず、深夜4時までやっているという勢いも西麻布ならでは。



「ダルマット 西麻布本店」

東京都港区西麻布1−10−8 第2大晃ビル B1F

03−3470−9899 

18:00〜28:00(L.O.26:00)




ranmarun at 18:30|PermalinkComments(0) イタリアン