黒澤@永田町竹慈庵なかだ@松涛

May 08, 2007

イル・カランドリーノ TOKYO@丸の内3

新丸ビルにOPENした「イル カランドリーノTokyo」に行ってみました。ベネツィア近郊のパドヴァにある「レ カランドレ」で、ミシュラン史上最年少22歳で二ツ星、28歳で三ツ星を獲得したシェフ:マッシミリーアー アライアモ氏

日本じゃ有名なスペインの「エル・ブジ」のフェラン・アドリアは34歳・フランスのアランデュカスが33歳で三ツ星シェフになったというから、マッシミリアーノ・アライモの28歳はスゴイ!!

実はここの予約を取るのに、OPEN前はまだ工事中で電話も繋がらず、親会社を調べて電話をかけまくり、やっとのことで支配人に電話が繋がり、予約を入れたのでした。。。
支配人曰く「よくここの番号がわかりましたね。何か業界の方ですか???」と。(いえいえ、ただのミーハーな凡人ですが、汗)

てなわけで一般人で初めてリザーブしたようです。
アラカルトは無しでコース3種のみ。支配人にお勧めされた一番上のコース(予約のみ)を頂きました。

まずは、パンが運ばれました。カレー粉のついたグリッシーニはBeerが飲みたくなります。
「赤座海老のインヴォルティーノ レタスのソース」
パスタを巻いてカリッと揚げたぷりぷりの海老に、あっさりグリーンソース。ピンチョスみたいです。レタスというよりバジルに近い濃厚なグリーンソースでした。

看板赤座海老のフリット









「甲烏賊のカプチーノスタイル」
ジャガイモのポタージュの下には、柔らかな甲烏賊の身とイカ墨のムースが層になっていて、ミックスするとイカ墨臭さもなくてとっても上品な味わい.
甲烏賊のポタージュ







パスタ2種。
「空輸されたリコッタとモッツァレラのラヴィオリ トマトソース」
可愛い水餃子みたいなラヴィオリの中には濃厚なトマトソースとチーズが入っていました。ちょっとポーションがね。本当はフォークで巻き巻きできるスパゲッティーが食べたかったんですけどね^^;(カルボナーラはシェフのスペシャリテらしい)
ラヴィオリ







「サフランのリゾット リクリッツィアの薫りを添えて」
こちらはサフランと魚介風味豊かなリゾット。ぱらっと上にかけている赤い粉末が特製スパイスだとか。聞いたけれど忘れちゃいました。このソースやスパイスはちゃんと説明しなきゃだめだとか言い合いになって、支配人がなだめ・・・(厨房も格闘していました)
「お皿の端についているのも最後に溶かして食べてくださいね。」かちかちに固まっていますが、濃厚な甲殻類の味がしました。
サフランリゾット







「特選イベリコ豚のロースト チコリー マスタードとコーヒーのアクセント」
この豚さんがHitでした!皮付き豚が美味しいのは生後3ヶ月まで。しっかり旨みを凝縮して火入れした後、さらにオーブンでカリッと。量は少ないけれど、イタリアンでこれだけの豚はなかなか食べれないと思います。付け合せのお野菜とブイヨンがGood♪

ワインは珍しくプーリアのを飲みたかったので、オーダーしたら、ソムリエさんがこの間プーリアのワイナリーに行ってきて、これがお勧めですと。
メイン







ドルチェは「チョコレート・へーゼルナッツ・コーヒー」
この濃厚な三重奏がたまらないので、できればガラスの器で出てきて欲しかったな(ボソ)相変わらず辛口批評でごめんなさい。
ドルチェ







まだまだ試行錯誤状態みたいで、これから随時メニュー改善しますと言ってました。いろいろテーブルを見ていたら、下のコースの方がCPも良さそう。次回は、カルボナーラが食べたいです。


「il Calandrino Tokyo」
〒100-6590 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル内7F
03−5918−6551


ranmarun at 18:00│Comments(0)TrackBack(1) イタリアン 

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