食文化サロン 白金劉安@白金台万里の長城と天津

December 09, 2007

新紅資客賎と新紅資倶楽部@北京4

晩秋の最中、北京に行ってきました。

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来年のオリンピックを控えて、ホテルラッシュですが、あえて郷愁漂う四合院建築の宿に泊まることにしました。毛沢東ファンのアメリカ人オーナーが、中国の伝統的な建築様式である四合院を活かして、5部屋のみの隠れ家的なホテルとした「新紅資客践」
扉門四合院造り








胡同の雰囲気いっぱいの街中にありました。赤い門をくぐると小姐が案内してくれました。清代は学者の家、解放後は共産党幹部の私邸だったそうです。中庭の雰囲気がとてもいい感じ。ノスタルジーを感じます。
お部屋は、キッチュな置時計や電話。アンティークな天蓋ベッド。透かし格子やレリーフも見事です。TVも一応ありましたが、こういう雰囲気ではやはり本を読みたい。。。夜な夜な読書に励みました。

寝室アンティークな家具バスルーム








水回りは熱いお湯がなかなか出なかったり、シャワーだけなので多少不便を感じますが、気にしなければお洒落&ノスタルジーな空間と雰囲気を楽しめます。
金魚鉢とかあって、とっても癒されました。フロント&ロビー(といえるのかわからないけど)書物がぎっしり。ビロードのソファも味があります。

夕刻小腹が空いたので探索しながら食べたのは、ヤンドゥオタンという羊のレバーとか胃袋とか内臓をぶつ切りにして煮込んだスープ。ちょっと臭みはあるけれど、ニンニクや唐辛子のペーストを入れます。体が温まり肝臓にも効きそうです。
羊湯







四合院での朝は、日の出と小鳥のさえずりと共に目が覚めました。
塀の外に出ると、そこは庶民が暮らす町並み。
新聞売りのおじさんや熱々の湯気が漂う点心のお店。行きかう自転車。
情緒を感じました。

朝食は宿でとりました。シンプルにパンとお茶とフルーツですが、ラタンの器がいい感じ。
朝食







胡同をいろいろ観光して、夕食は、泊まっている宿の系列レストラン「新紅資倶楽部」です。
赤い指導者達が集まったという、こちらもアンティークな雰囲気。 看板はありませんが、入り口に黒塗りのストレッチリモが停まっているのが目印です。

新紅資倶楽部内装50年代のリモ







ここで味わえるのは、中南海料理。政府関係者以外はなかなか食べる機会がない料理だそうです。毛沢東や小平ほか、そうそうたる中国の指導者が好んだというメニューは、色鮮やかで精巧な細工を施したものばかり。お皿の上に描かれたひとつの芸術といっても過言ではありません。なんでも川島芳子の旧宅だったとか。実は私が行ったとき、ある怪奇現象もあったのですが・・・(謎)

そのメニューのひとつひとつには、独特の名前がついていました。「康熙排骨」「慈禧太后焼餅」「主席三鮮豆皮」から「林彪飛機」なんていう危ないものまであってよくわからないわ(苦笑)

夕方から夜へ・・・毛沢東の席







「Dragon in Repose」胡瓜の甘酢漬けですが、龍に見立ててあるそうです。
随分太くて長い胡瓜なんですけど、結構美味しいです。まろやかな甘酢がクセになります。 
胡瓜の甘酢漬け







「Raising Red Lanterns」と「Seasonal soup for each」
赤いランタンのように盛り付けた海老は、ナッツと胡麻のソースで。季節のスープは酸辣湯でした
海老の胡麻ピーナッツソース酸辣湯







「Courtesan's Midnight Delight」と「牛肉と栗の豆鼓炒め」
「情婦の真夜中の喜び」が厚揚げ豆腐の醤油煮です。Emperor Qian Long's Concubine's favorite moonlight bite due to its high protein and low fat aliments
独特な味付けで美味しかった。直訳すると大好きな月光の噛み味??

牛肉と赤ワインは毛沢東の好む料理。石造もあり・・・
厚揚げの醤油煮牛肉と栗








「Jade Tree of Gold Coins」
は翡翠木をイメージした料理。周恩来も好きだったアスパラガスと鮑と人参と上湯煮込みのソースで。野菜好きもあるのですが、これも美味しかった。
「Xiaoping's Spice of Life」肉料理は結構濃い味でした。香辛料で漬けた鶏肉と青菜を揚げた料理。

鮑とアスパラガスと人参と・・鶏肉と高菜炒め








最後は、大きな万願寺唐辛子のような野菜に豚肉を詰めた「Ginger pork」ピーマン肉詰めですね。やっぱり白ご飯が食べたくなって頂きました。味は,
山西料理を食べやすいようにアレンジしたそうです。しかし、紹興酒は一切なく、シャンパンやワインリストがびっしり・・・富豪層は飲む酒が違うのか〜しかも高いので、あきらめてマオタイ酒を1杯だけ飲みました。

ここの中庭は元防空壕で現在ワイン貯蔵庫に使っているらしく、まあ好きなようにやってくれという感じです^^;

青唐辛子の挽き肉詰め









で、食後は玄関に停めてあるリムジンでドライブ
50年代のストレッチリモ。年代物なので、寒い北京ではエンジンがなかなかかかりません。大通りに出るまで何回もエンストしました・・・赤旗をなびかせながら走る黒いリモ・・・エンジン音のドボ・・ドドド具合がやっといい感じになり。シャンパンとキャビアが付くというセッティングでしたが、お腹いっぱいでパス。この車はマオ夫人の愛車だったとか。
マオ夫人の愛車天安門のライトアップ








時速30キロぐらいで北京の大通りの夜景をぬけ、1時間くらい周遊。あまりにも遅い運行なのに、赤旗と黒塗りのリモには誰もクラクションは鳴らしませんでした。
天安門や故宮のライトアップは綺麗でした☆

帰りは、ホテルまで人力自転車で送ってくれて・・・
あ、値段は高かったですけど、面白い経験をしました。

隠れ家宿、隠れ家レストランでタイムスリップ〜

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ranmarun at 22:08│Comments(0)TrackBack(0) チャイニーズ | 中国

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