December 02, 2008
エルミタージュ美術館 前編 @サンクトぺテルブルグ
サンクトぺテルブルグに来たら、やはり訪れてみたい美術館。
ルーブルやメトロポリタン美術館、大英博物館に並ぶ素晴らしい作品が保存されている「エルミタージュ美術館」に週末行きました。去年秋にも山口智子のドキュメンタリーがあって、ますます行きたい気分が高まっていたところ。
5棟からなる宮殿。新エルミタージュ柱廊玄関にある10体のアトランタ像の一つの親指を触りながら願いを唱えるとかなうという伝えがあります。さっそく旅の安全を祈願しました。
宮殿広場から見える旧海軍省本部。
肝心の宮殿の外装は、修復中でした。 ネットが張られているので、美しい外観の全景は見れません。
観光シーズンならば、2時間待ちだそうですが、事前に1時間前にチケットを頼んでおいたのですんなり入れました。
まずは、大使の階段
レッドカーペットと豪華な金細工と吹き抜け。花嫁さんがよくここで写真撮影するそうです。この日もいました。
この中央階段を上がり、タペストリーの間を抜け、パビリオンの間に来ました。美しく大きなシャンデリア
パヴィリオンの間にある「孔雀時計」時計が鳴ると同時に黄金の孔雀が尾羽を広げ、観客に向かってお辞儀をします。その隣のフクロウが籠の中で頭を回しながら瞬きをし、雄鳥が時を知らせる声をあげます。
で、肝心の時間は、樫の木の根元の茸から見えるのでした。仕掛けは凝っているけれど、わかりにくい^^;
モザイクの床
マルティーニの「受胎告知」
レオナルド・ダ・ヴィンチの「ブノワの聖母」
「リッタの聖母」
「ラファエロの開廊」
ラファエロは今夏にヴァチカンに行った時にみたので、どういう風に模倣され、アレンジされているか興味深かったです。 よくこれだけ模倣したものです。
右と左が対照的な遊び絵になっていて、エカテリーナ2世は子供達と間違い探しをしたそう。
「コネスタビレ聖母子像」
イタリアの間では、動的な彫刻も。「天使とイルカ」
ミケランジェロの「うずくまる少年」は筋肉美が素晴らしい。
他少年と猪。360度いろんな角度から眺める美体。
「リュート弾き」と「洗礼者ヨハネの誕生」
テッツィアーノ「改悛のマグダラのマリア」
後半へ・・・
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