April 30, 2009
ETXANOBE@ビルバオ
ビルバオで滞在したホテルの前には、ドニャ・カシルダ・デ・イチュルサル公園がありました。大きな噴水がある池、メリーゴーランド、緑豊かな公園は、朝・昼・夕暮れと何度も散歩したけれど、それぞれいろんな表情がありました。
犬の散歩をしたり、マラソンをする人、読書や昼寝をする人、とてもゆっくり流れる時間です。公園の奥には、ビルバオ美術館がありました。
グッゲンハイム美術館はモダンアートでしたが、ここは、ロマネスクの壁画、エル・グレコ、スルバラン、リベーラ、モラレスなど、12〜17世紀のスペイン派の絵画が展示されています。
ちょうど、この日は入館料がただでした。左はホワイトアスパラみたいですが、白く長くのびるサボテン君です。
美術館を堪能した後は、ショッピング。
ヴィトンで散財しました・・・街のお散歩も気持ちいいです。
夜は、一つ☆レストランの「エチャノベ・ETXANOBE」に行きました。
シェフは、フェルナンド・カナレス氏
ミシュランでは一つ星、カンプサでは2つ星を獲得しています。
ホテルからすぐ目の前のコングレスセンタービルの中にあり近いので、お酒を飲んでも歩いて帰れるので安心です。
店内は、クラシックな雰囲気でありながらも、天井と壁に描かれた絵が個性的です。9時に行ったのにお店はがらがらでした。10時を過ぎるとぞくぞくお客様がやってきます。
まず、メニューを見ながら、カヴァを頂きました。シャンパーニュのようになめらかで芳醇な口あたり。これ美味しいです♪
アミューズは2種運ばれてきました。スプーンの上に乗った、うずらの黄身のようなトマトのゼリー。甘くてぷちっとはじけると、チーズとオリーブオイルの香りと合わさって食欲をそそります。
もうひとつは、スペルト小麦のようなものと野菜を細かく刻んだものを豚の血と合わせたブータン仕立て。
カルトで頼もうと思っていましたが、アミューズが美味しかったので、いろんなお皿が楽しめるガストロノミーのコース69ユーロを選ぶことにしました。
前菜で3皿でてきます。
まずは「Carpaccio de Cigalas」
オマール海老を薄くたたいてカルパッチョに。オリーブオイルとバルサミコ、マヨネーズに甘いオマールがとろけます。カヴァにも合う一皿でした。
続いて「Lasana fria de Anchoas」
濃厚なガスパチョ風のトマトスープにイワシのアンチョビマリネが。
アンチョビといっても新鮮で肉厚な身と赤ピーマンのソースとバジルのソースが合わさると美味です。
「Verduras fina tempura con ganbas」いわゆるテンプラです。
グリーンアスパラやニンジン、小海老などに下味をつけてフリットしてあります。クリーミーなソースもかかっています。
前菜3皿だけでもかなりのボリュームでした。
お魚は「Atun a la con conpola de cebolla roja」
マグロの赤身部分を軽くソテーして、レモングラス風味のソースで。
この辺から赤ワインを頼みました。フルーティーで濃くのあるボディで私好みです。
お肉は「Lomo de buey asado a la burasa」
テンダーロインの牛肉のローストにポテトの付け合わせとシンプルですが、脂を落として焼き上げたレアなお肉には、旨味が凝縮されていました。肉質はしっかりしているのに柔らかく、火入れが素晴らしいです。
スペインでこんな美味しい牛肉は初めて食べました!感動
そして、シェフがテーブルまで来てくださって、ポストレの相談。
おすすめをオーダーしました。
その前に僕からのサービスです。と出てきた一皿。
目玉焼きみたいですが、マンゴーとココナッツのムースです。
これがめちゃうまでした。
そして「La mousse de tres Chodolates」
3種ショコラのムースです。甘いものにうとい私ですが、これもゲキウマでした。
さらに、ショコラ・・・
そのあと、いろいろシェフと談義して、シェフが監修した写真集や、レシピ本などサインして頂きました。写真も一緒に撮らせて頂きましたが、このサプライズはすごかったです。
プティフールは食べきれないのでお持ち帰りに・・・
お話をいろいろ聞くと、3月東京のフォーシーズン丸の内でバルセロナのシェフ達とガラディナーをやったとか。全然知らなかったのですが、日本でのお話をいろいろしてくれました。
満足満腹の夜がふけます
人気ブログランキングへ
「ETXANOBE」
Avuda.de Abandoibarra,4
94 442 10 71
犬の散歩をしたり、マラソンをする人、読書や昼寝をする人、とてもゆっくり流れる時間です。公園の奥には、ビルバオ美術館がありました。
グッゲンハイム美術館はモダンアートでしたが、ここは、ロマネスクの壁画、エル・グレコ、スルバラン、リベーラ、モラレスなど、12〜17世紀のスペイン派の絵画が展示されています。
ちょうど、この日は入館料がただでした。左はホワイトアスパラみたいですが、白く長くのびるサボテン君です。
美術館を堪能した後は、ショッピング。
ヴィトンで散財しました・・・街のお散歩も気持ちいいです。
夜は、一つ☆レストランの「エチャノベ・ETXANOBE」に行きました。
シェフは、フェルナンド・カナレス氏
ミシュランでは一つ星、カンプサでは2つ星を獲得しています。
ホテルからすぐ目の前のコングレスセンタービルの中にあり近いので、お酒を飲んでも歩いて帰れるので安心です。
店内は、クラシックな雰囲気でありながらも、天井と壁に描かれた絵が個性的です。9時に行ったのにお店はがらがらでした。10時を過ぎるとぞくぞくお客様がやってきます。
まず、メニューを見ながら、カヴァを頂きました。シャンパーニュのようになめらかで芳醇な口あたり。これ美味しいです♪
アミューズは2種運ばれてきました。スプーンの上に乗った、うずらの黄身のようなトマトのゼリー。甘くてぷちっとはじけると、チーズとオリーブオイルの香りと合わさって食欲をそそります。
もうひとつは、スペルト小麦のようなものと野菜を細かく刻んだものを豚の血と合わせたブータン仕立て。
カルトで頼もうと思っていましたが、アミューズが美味しかったので、いろんなお皿が楽しめるガストロノミーのコース69ユーロを選ぶことにしました。
前菜で3皿でてきます。
まずは「Carpaccio de Cigalas」
オマール海老を薄くたたいてカルパッチョに。オリーブオイルとバルサミコ、マヨネーズに甘いオマールがとろけます。カヴァにも合う一皿でした。
続いて「Lasana fria de Anchoas」
濃厚なガスパチョ風のトマトスープにイワシのアンチョビマリネが。
アンチョビといっても新鮮で肉厚な身と赤ピーマンのソースとバジルのソースが合わさると美味です。
「Verduras fina tempura con ganbas」いわゆるテンプラです。
グリーンアスパラやニンジン、小海老などに下味をつけてフリットしてあります。クリーミーなソースもかかっています。
前菜3皿だけでもかなりのボリュームでした。
お魚は「Atun a la con conpola de cebolla roja」
マグロの赤身部分を軽くソテーして、レモングラス風味のソースで。
この辺から赤ワインを頼みました。フルーティーで濃くのあるボディで私好みです。
お肉は「Lomo de buey asado a la burasa」
テンダーロインの牛肉のローストにポテトの付け合わせとシンプルですが、脂を落として焼き上げたレアなお肉には、旨味が凝縮されていました。肉質はしっかりしているのに柔らかく、火入れが素晴らしいです。
スペインでこんな美味しい牛肉は初めて食べました!感動
そして、シェフがテーブルまで来てくださって、ポストレの相談。
おすすめをオーダーしました。
その前に僕からのサービスです。と出てきた一皿。
目玉焼きみたいですが、マンゴーとココナッツのムースです。
これがめちゃうまでした。
そして「La mousse de tres Chodolates」
3種ショコラのムースです。甘いものにうとい私ですが、これもゲキウマでした。
さらに、ショコラ・・・
そのあと、いろいろシェフと談義して、シェフが監修した写真集や、レシピ本などサインして頂きました。写真も一緒に撮らせて頂きましたが、このサプライズはすごかったです。
プティフールは食べきれないのでお持ち帰りに・・・
お話をいろいろ聞くと、3月東京のフォーシーズン丸の内でバルセロナのシェフ達とガラディナーをやったとか。全然知らなかったのですが、日本でのお話をいろいろしてくれました。
満足満腹の夜がふけます
人気ブログランキングへ
「ETXANOBE」
Avuda.de Abandoibarra,4
94 442 10 71