October 22, 2011
Sur Mesure par Thierry Marx@Paris
パリです。
金持ち通り@サントノーレ通り
ヴァンドームにほど近い所にOpenした、「マンダリンオリエンタルホテル」
以前からずっと工事中で気になっていたんですが、こんなスペースがあったのと驚き!?@ホテルのエントランスから。入ると即座にスタッフが対応してくださって、早めに着いてしまったのでウェイティングスペースに案内してくれました。ちなみにここのスタッフの制服はロロ・ピアーノだとか。さすがだわ。
中庭には緑が生い茂っております。
お部屋にも泊まってみたいけれど、お高いですw
ディナーでは予約が数か月先まで予約が取れなかった
「Sur Mesure par Thierry Marx」
ランチ訪問です。廊下のアプローチ。内側にはバーカウンターがあります。
コックコートをイメージしたそうなんですが、個性的。
メニューは6皿か9皿のデギュスタシオンですが、夜に備えて6皿にします。
まずは、アミューズでアーティーチョークの3皿
シャンパンはルイロデレール。
アーティーチョークの葉の上にホタテのスモークに角切りのトリュフ。
ほんの一粒なんですが、トリュフの香り充満。
アーティーチョークのムースに千切りにした海苔。
ちゃんと海苔の香りがします。
アーティーチョークのムースにパルメザンチーズの香り。
カトラリーはピュイフォルカ。
このシンプルなフォルムが好きです。
鰻とフォアグラのテリーヌ
鰻の身をフォアグラに練りこんであって、上には玉ねぎのキャラメリゼだろうか。なんかの甘酸っぱいジャムとホースラディッシュ、クラッカーを砕いたものが添えてあります。鰻の生臭さがちと気になりますが・・・
トーストした胡麻のパンが添えてあります。これにテリーヌをのせて頂きました。
キャビアとしじみ
キャビアをのせた細長いトースト。
オニオンチップののったシトロン風味のメレンゲの下にはシジミのような小粒の貝のゼリーと身が。ビーツにカイワレ、赤紫蘇がかわいく添えてあります。
味が複雑だけど面白い組み合わせです。
お魚はスズキのポアレ
皮に焦げ目が付くくらいパリパリに焼いてあります。バルサミコでマリネしたポテトと燻製の香りの泡のソース。
友人のお皿はホタテ
こちらも表面はかなりしっかりと焼いてあります。
パイナップルのソースにレモンの泡。
友人が頂いたお肉は鴨のロースト
ビーツのコンフィが添えてあります。かなり熟成感ある肉質で歯ごたえもしっかりしています。やはり皮を焦げ目が付くまでパリパリに焼いてあるのが特徴。
私のお肉は仔豚のコンフィ
熟成してある豚なのでしょう。豚の旨味がしっかりしていて、柔らかく煮込んであり美味しかったです。牛蒡のフリットも柔らかく繊維質を感じなくてじゃがいもみたいにほっこりしていました。
ブータンノアールと栗のムース
甘い栗のムースの中に濃厚なブータンノアールが美味しい♪
栗のムースはフォアグラの香りもしてパンにつけても合いました。
店内の壁もあちこちこんな風になっています。
コックコートをイメージしているそうですが、天井はドーム型でスクエアなフロアなので、宇宙船にいるような気分なんですが(笑)
デセールは、陶器のお重で運ばれた
Sweet Bento
弁当?やはりアジアブームみたい
陶器の重箱みたいな器です。
フランボワーズのチーズケーキ
ホワイトチョコとの組み合わせ。甘酸っぱいフランボワーズとフロマージュの酸味、
ホワイトチョコの優しい甘味です。
ショコラ
濃厚なガトーショコラ。アーモンドにショコラのクッキー。
美味しいです。
アボカドのムース
イランイランのオイルに金木犀の香りのアイスとフロマージュゼリーにバジル。
アボカドのムースは美味しいのですが、金木犀アイスはどうもトワレの芳香剤をイメージしてしまって・・・^^;
プティフールは、シトロンムースシュークリーム、ヌガータルト、カシューナッツ、
そして、まだ甘いものが続きます^^
マンダリンショコラ
魅惑の引き出しにはショコラ満載。
全部頂きたかったけれど、幾つかチョイス。
抹茶、柚子、塩キャラメル味他。
抹茶と柚子はまだまだフランスのブームみたいです。
トイレに行ったら、ちょっとびっくりしました。
魚の鱗模様のような、赤いグラデーションの壁とドア
気が付くと午後4時を回りそう。
久々の友人の再会とともに、長いランチを楽しみました。
「Sur Mesure Par Thierry Marx」
251 rue Saint-Honore' 75001
01 70 98 73 00