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December 01, 2013

IRIE LE JOYEUX ”ペリエ・ジュエとの夕べ”@南青山

「IRIE LE JOYEUX」に行きました。

イリエ・ジョワイユとシャンパーニュ・ペリエ・ジュエとのコラボイベントです。

イリエ





















ペリエ・ジュエというと、プレステージキュベのベルエポックのアネモネボトルが有名ですね。
大好きなシャンパーニュです。
今宵は入江シェフのお料理と共に、ベルエポックを合わせて・・・

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ウェルカムシャンパンはマムでした。
参加者が揃うまでアミューズと共に待ちます。

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アミューズ

定番のベーコンとオニオンのフィナンシェ、黒オリーブのパイに、青海苔のライスクラッカーだったかな。

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メンバーが揃ったところで、一旦外に出てシャンパーニュの開栓です。
シートを張りこれから開けますという所。
今まではサーベルで瓶口を切るところしか見たことないけれど、なんとグラスで切るんですか!?

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グラスの底で、見事に切り、スパっとシュワっと瓶の栓を開けてしまいました。
飛び散る泡と共に歓声と拍手が・・・♪パチパチパチ・・・♪

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着席後に見せてもらったコルクです。
針金もコルクも収まったままなのに、しっかりボトルの瓶口が切れています。

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開けた瓶のPerrier−Jouet Grand Brut 

NVですが、きりりとした味わい。最初は、レモンの香りや白い花の香り、
後にフレッシュなバターの香りやバニラ、ブリオッシュなどの香りに変わっていきます。
入江シェフが専門学生時代、初めてフランスで飲んだシャンパーニュは、ペリエジュエだったそうです。

ペリエ・ジュエ





















アネモネの絵柄のグラスに注ぎます。
このグラスは、私も好きなので何客か持っていますが、こういう空間で飲むとまた格別です。

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PerrierーJouet Belle Epoque 2006

ベル・エポックの2006年。葡萄の収穫、醸造から6年経った後にボトルに入れ、
9月1日リリースされたばかりだそうです。
ちょっと前に飲んだ1999や2002と比べるとまだ若い軽やかな酸味があります。
シャルドネ50%、ピノノアール45%、ピノムニエ5%。
最初は、梨や桃の若い風味、パイナップルのようなエキゾチックな酸味、
生姜のようなスパイシーさもあります。

瓶に描かれたアネモネの花は、実は日本のアネモネをモチーフにしたのだそうです。
そうなんだ、初めて知りました。
ヨーロッパのアネモネは中央の部分が黒く、日本のアネモネは金色をしていたので、
そに美しさに惹かれた3代目アンリ・ガリスが、アールヌーボーの巨匠エミール・ガレにボトルデザインを依頼して、1902年に描いたそうです。その後、第一次世界大戦があり封印されてしまったボトルですが、
1964年に発見され復活したそう。来年は50年後で何かイベントやるかもと言ってました。
現在は7代目、エルヴェ・デシャンが引き継いでいるそうです。

ベルエポック





















そして、お料理と共にスタートします。

北海道産帆立のミキュイ 海老芋とカリフラワーのラメル

前回にもいただいた帆立とカリフラワーの三重奏のお料理を、シンプルに。
帆立の下には、海老芋とカリフラワーのムースと爽やかな柚子の香り。燻製オイルがアクセントです。
お料理の色使いもベルエポックのグリーンのボトルとカリフラワーは白いアネモネの花に見立てて、
ゴールドラインを柚子で合わせているのでしょうね。
軽やかな酸味のあるベルエポック2006とのマリアージュも素晴らしいです。

帆立のミキュイ





















春菊のクルートに包まれた青森産平目のパヴェ

フロマージュブランのタルタルと共に。こちらも前回頂いたもののアレンジ。
春菊のほろ苦さと平目にフロマージュブランの優しい酸味とクリーム感が合わさって、
上品に仕上げてあります。フレッシュな春菊の下にはジャガイモを層にしたドフィノワが美味しい。

平目のパヴェ春菊のクルート





















Perrier−Jouet Belle Epoque Rose 2004

ピノノワール50%、シャルドネ45%、ピノムニエ5%。
赤ワインも混ぜているそうです。
華やかなラズベリーや苺の香り、ザクロのような酸味とバニラの甘い香り。
まだ色も薄いサーモンピンクですが、エレガントな香りとボリューム感がありました。

ベルエポック ロゼ2004





















グラスが並びます。左側から2客のベルエポックを注いだグラスは少し膨らんだフォルム。

シャンパン





















グラスの底に描かれているアネモネも素敵。
このグラス欲しくなっちゃっいました。

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軍鶏と黒米のバロティーヌ 手長海老と舞茸のタルタル 
祇園山椒の香りをたっぷりと

川俣のシャモを使ったバロティーヌ。上にのせたシガーには、シャモ肉と銀杏を巻いてあります。
黒米のソースには、山芋と舞茸のダイスに黒山椒の香り。
奥のレバーペーストは、手長海老のペーストにチョリソーの香りを加えて深みを出して。
試作では伊達鶏でも作ったそうですが、やはり軍鶏がロゼに合う旨味を引きだせたのだそうです。

軍鶏と黒豆のバロティーヌ





















Perrier−Jouet Blason Rose

デザートシャンパーニュは、ペリエジュエ ブラゾン ロゼ。
勲章のいう名の通り、ベリーやローズの彷彿した香り。
ほのかな甘さがデセールを惹きたてます。

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北海道産マスカルポーネチーズと三温糖のアイスクリーム

ローズマリーの香るメレンゲにカシスの酸味を添えて。
三温糖の優しい甘さのマスカルポーネのアイスクリーム。
カシスとアーモンドのペーストとラズベリーやブルーベリーなど。

デセール





















プティフール

ピスタチオのケーキとココナッツのクッキー。

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4種類のボトルが並びます。

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コルクもこんなに沢山。
いや〜大盤振る舞いのイベントでした。

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シャンパンボトルをマイクにしてトーク(笑)

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ありがとうございました。

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「IRIE LE JOYEUX」

港区南青山5−5−4 ルーチェ南青山2F

03−6418−7778



ranmarun at 20:30│Comments(0)TrackBack(0) フレンチ 

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