松川@赤坂維新號@赤坂

April 13, 2014

リストランテ・ラ・バリック@江戸川橋

「リストランテ・ラ・バリック」に行きました。
ワインと料理のマリアージュの会です。
定期的に行っている会ですが、参加するのは10か月ぶりです。

バリック





















一軒家を改装したお店。入り口は和風の造りになっています。

エントランス





















Rocche di Manzoni VALENTINO 2002

バローロの作り手でシャルドネ100%のスプマンテ。酵母と共に5年間瓶内熟成。
穏やかな酸味と樽感が香る深い味わいです。

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オリーブのフリット

パン粉とチーズ粉で揚げたグリーンオリーブの中には、挽肉が詰まっています。
これがスプマンテに合う合う♪もっと食べれるよ^^

オリーブのフリット





















定番のキャベツ入りのパン

アミューズ





















桜海老と筍のスープ

千葉の筍と桜海老のピュレのスープ。

桜海老と筍のスープ




















パン

パン





















BERTERRI  Plisse 2007

独特の果実の甘みがある香りです。

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ホワイトアスパラガスのパンナコッタ 帆立貝のタルタル

ワインの果実感が帆立やホワイトアスパラのパンナコッタのコクを引きだします。

ホワイトアスパラガスのパンナコッタ





















なぜかパンがすすみます。

パン





















EMIDIO PEPE  PECORINO 2010

このワイン大好きですが、ペコリーノのいう葡萄を使い、未だに足踏みで葡萄を潰しているとか!?

ワイン





















アーティーチョークのタルト

アーティチョークのタルト





















断面はこんな感じ。
ワインと合わせることでアーティチョークの苦みががまたまろやかな味に変化します。

断面





















ロビィオラのラヴィオリ グリーンアスパラガスのソース

ロビィオラという山羊のチーズを詰めたラビオリは、バターとチーズのコクさ。
そして、グリーンアスパラを添えて。セージの苦みもあります。

ロビィオラのラビオリ





















Franz Haas Pinot Nero 2010

これにワインを合わせると、ピノネロの酸味が、さらにいろんな要素が広がり、奥深さが出てきます。

ワイン





















イカ墨のリゾット

定番のイカ墨のリゾットですが、ワインに合わせるためにメニューに入れたそうです。
イタリアのカローナ米を使い、イカ墨とトマトソース、魚介のスープで炊いたリゾット。
ロシアの雲丹とイカがのっています。

イカスミのリゾット





















まずワインを出してくださいました。ブランデーのような深い香り。出汁のような旨味があります。
イカ墨のリゾットと合わせるとそれらの魚介の味わいを優しく包み込むような凛とした骨格が出てきます。
おりが花鰹のように固まってみえます。

・





















合わせたのは、VIETTI Barolo ’64 

ワイン




















なんと64年のバローロでした。抜栓してから3時間置いたそうです。
とても貴重なワインを開けてくださって嬉しいです。

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最後にグラスに残ったおり。こんな風に固まるのですね。

・





















乳飲み仔羊のロースト

シンプルにローストした仔羊。火入れも抜群です。
ローズマリーの香り。

乳飲み仔羊ロースト





















JOSKO GRAVNER Ribolla Anfora 2003

葡萄はリボッラ・ジャッラ、酸化熟成系の白ワインです。
デキャンタージュして出してくださいました。
色濃くとろりとした質感と赤ワインのようなタンニンがあり、純粋な味わいだけれど、力強さがあります。

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ドルチェはバナナのムース

バナナのムース





















横から見ると、バナナのムースの上にココアかけしてあまおうのソルベ。
このバナナムース美味しいです。

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Ben Rye

モスカート主体のパッシート。
イタリア最南端のパンテレリアという島で作っているそうです。。
アプリコットのような香りと甘みがあります。

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小菓子

小菓子





















エスプレッソ

ボルボーネというナポリのコーヒー豆のエスプレッソ。

エスプレッソ





















さすが坂田さんのワインは素晴らしく感動しました。
伊藤シェフのお料理とのマリアージュ。ここでしか頂けない貴重な体験です。

「リストランテ・ラ・バリック」

文京区水道2−12−2

03−3943−4928


ranmarun at 20:00│Comments(6)TrackBack(0) イタリアン 

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この記事へのコメント

1. Posted by みな   June 23, 2014 13:56
こちら、グラスで多種マリアージュさせてくださるなんて、地方からの1人客には良さそうですね。グラスが多種あっても質が低いものばかりでは伺う魅力ありませんが、ここは候補あがりました、有難うございます。来月、大阪に新屋シェフのイベントで行くのですが、1人客でも不利でないオススメ店ありますか?よろしければ、ロンさんの御意見お聞かせください。
2. Posted by ロン   June 24, 2014 01:52
コメントありがとうございます。
今回はワイン会なので特別なものを開けて頂きましたが、通常でも20本以上はワインが開いているので、お料理に合わせていろいろ楽しめると思います。

大阪では、ユニッソン・デ・クールがシャンパンやワインがお手頃価格です。あとは、どんなお料理が好みかにもよるのですが、私が好きなお店は、コンヴィヴィアリテやラ・シーム。
がっつり系ならばびすとろぽたじぇやレストランコーインとか。まだ未訪なのですが、カンロも評判を聞きます。

新屋シェフどんなイベントをされるのですか?
たこりきの後の動向が気になります。
3. Posted by みな   June 24, 2014 12:18
お返事有難うございます。メモメモ…(*^^*)ちょっと足を伸ばして京都で和食も考えてます、けれどやはり都会は予約とれません。。思いつき行動の自分には恐ろしい地域です…
新屋シェフは、七月にサクラで、三日間コラボイベントなさるんですよ。今年春には自店を、、と周囲のシェフ仲間には仰ってたそうですが遅れてるようですね。ロンさん、ご興味あれば、ご一緒にいかがですか?いつも、ブログからの知識量、ユーモアに、感心ばかりしています。食事をご一緒できたら、楽しそうだなぁ、と憧れてます♪
4. Posted by ロン   June 27, 2014 01:14
京都の和食もいいですね。7月は祇園祭りもあり、混みそうですが。。。
新屋シェフの新店も気になっていましたが、コラボイベントも面白そうです。
日程調整してみますが、いつがご都合いいのかしら?
予約も埋まってしまうでしょうしね。
私のブログ拝見してくださって、本当にありがとうございます。
気ままに書いてて遅れているのですみません。
いつか是非ご一緒したいですね♪

5. Posted by みな   June 29, 2014 20:42
イベント、私が予約した初日ディナーは満席になっていました、お誘いしておきながらゴメンナサイ…イベントごとでは、そのシェフの本領発揮はできないでしょうから新店に期待ですね!
ロンさんのブログ、食材や調理方法など、お客目線からの程よい鋭さで、食いしん坊には楽しいブログです♪良く、特別メニュー注文されてるのは、ロンさん主体の企画ですか?参加可能ならば、そこからご一緒いただけたら嬉しいです。
6. Posted by ロン   June 29, 2014 22:40
イベントの件了解しました。
私の出足が遅かったので、次回新店に期待します。

いろんなワイン会の企画は友人が誘ってくれたりします。あとは、個人的に行ってるので、興味あるお店があったら教えてくださいね。
2か月に1度の「ラ・フィネス」のワイン会は私が企画しています。

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