Lasserre@パリLe Royal Monceau @パリ

June 19, 2014

A.T@パリ

パリは快晴。
セーヌ河を渡り、ランチのレストランに向かいます。

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「Restaurant A.T」に行きました。

田中淳シェフは、ピエールガニエール、スペインのキケダコスタ、
ベルギーのパストラルなどにいらっしゃり、今年4月にパリで独立したお店をオープンしたばかりです。

AT





















斜め横には。トゥールダルジャンがあります。
黒とグレーのインテリアでスタイリッシュな雰囲気の店内。

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白・黒・グレーのコントラストが無機質な斬新さを感じます。
シェフのお料理も尖っていそうな第一印象^^;

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Chips de Charbon

ブラウンシュガーの上に、墨のライスクリスピー。
添えたオクサリスの葉は酸味があります。

Chips





















シャンパンはDosnon&Lepage

すっきりとした酸味とミネラル感。
合わせてくれたシャンパーニュやワインは全てビオです。ソムリエは、アガペ・シュブスタンスにいた方。

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Saumon/Pomme de terre/Genievre

サーモンとジャガイモ、ナスタチウムとディル。
クリームとオリーブオイル。ジェニパーの香りはかすかにあったのかな。

saumon pomme





















Chinchard /Concombre/ Liveche

鯵、胡瓜、茄子のピュレ。スモークヨーグルトのパウダー。
グリーンのソースはラベージというセリ科のハーブでセロリのような苦みがあります。

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Veau /Betterave Jaune/ Ronarin

仔牛肉はさっとポシェして、黄ビーツとローズマリーに生姜のクリーム。
深い鉢の入れ物に入っているので、ちと食べずらいですが、柔らかな仔牛肉は、
しゃぶしゃぶ風にしっとりとしていました。

Veau





















Grande Charme 2011 Alice Beaufort

ワイン





















自然派のワインです。

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Tourteaux/ Asperge sauvage/ Noisette

蟹肉とアスペルソヴァージュ、蕪のカンパリマリネとピンクグレープフルーツ。
シトロンゼリー、バター、ディル。胡桃のフリーズドライとクラッカー。

Tourtteaux





















Thon /Choux rave /Coing

マリネした大根とアップルブロッサムの葉、エシャロットの茎。
その下にはコールラビとオリーブオイル、花梨ヴィネガーのオリーブオイル。

Thon





















下にある鮪は赤身肉を漬けのように寝かせて、表面をさっと炙ってあります。
アップルブロッサムの葉の臙脂色と合わせて。

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フォカッチャ

セビリアのオリーブオイルと。繊細なお料理なのに、なぜフォカッチャを出すのかな。
美味しいけど、彼の料理には全然合ってない。聞いたところ、パリのレストランはどこでも美味しいパンがあるし、僕はフォカッチャが好きなのでとのこと。

その後すぐ下げられました。フランスではパンはメインまで持続していますが、
これは北欧でもあったこと。パンも料理なので、その時に美味しい瞬間で味わってほしいと言ってました。

フォカッチャ





















Bulot /Asperge Blanche

ホワイトアスパラガスには、つぶ貝とそのジュ。ニンニクの葉をソテーして。
貝のエキスが濃厚です。

Asperge





















CataveーLa 2012

イタリアジェノバの白ワイン。3種の葡萄を使い、セルロイドっぽい香りがします。

ワイン





















Merlu / Celeli /foin

メルルーサをソテーし、セロリアックを薄くスライスして、干し草のエマルジョン。

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RIBERACH These

仏カタランのグルナッシュ系の濃厚な赤ワイン。

ワイン





















Pigeon / Choux rouge /Girolles

仔鳩と紫キャベツ、ジロール茸。いい火入れですが、味わいはパスカルの鴨には負けてしまうのは、
値段も素材も違うので仕方ありません。

Pigeon





















Betterave / Franboise / Poivre Timut

マリネしたビーツとフランボワーズとそのソルベ。
ネパールティムール産の胡椒のパウダーをかけて。
優しいスパイシーさの中に柑橘の香りがありデセールにも合います。

Betterave





















Tonka / Chocolat

パズル型にくり抜いたムースとフローズンパウダー。
トンカ豆とショコラのクッキーパウダー。

Chocolat





















デザートワインを頂きました。

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ハーブティー

Te





















エスプレッソ

Cafe





















お皿は全て特注で、お料理も色を意識して素材を組み立てて個性的かつ美しいドレサージュです。
とにかく他の人がやらない事をやりたいそうで、かなり攻撃的なお料理は美味しくて綺麗な味わい。
合わせてくれたワインも全てビオです。ソムリエは、アガペ・シュブスタンスにいた方でした。

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まだまだスタートしたばかりですが、きっとどんどん注目されるお店になることでしょう。パリで活躍する日本人シェフがどんどん増えて行く中で、その志とレベルの高さに驚きました。


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「Restaurant A.T」

4 rue Cardibnal Lemoine 75005

+33 15 68 19 40




レストルーム。

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シンプルに黒やグレーを基調としています。

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ranmarun at 12:30│Comments(0)TrackBack(0) フレンチ | フランス

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