海鮮名菜 香宮@西麻布豚組@西麻布

March 31, 2016

とり茶太郎@渋谷

「とり茶太郎」に行きました。
以前大塚にあった「蒼天」という焼き鳥のお店の焼き手の金子氏がご夫婦で3年前に渋谷にお店を構えました。
茶太郎という店名は、以前金子氏が入店してまもない頃に、まだお茶出ししかできない彼に、「お前は茶坊主だ、だから茶太郎だ」とオーナーにあだ名をつけられたそうで、それ以来、蒼天では茶太郎と呼ばれていたのが由来だそうです。

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お肉はホロホロ鳥、紀州鶏、比内地鶏の他、その日の仕入れで複数の鶏を使い、いろんな部位をいろんな調理法で食べさせてくださいます。単品メニューもありますが、おすすめの茶太郎コースで頂きました。

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まずはビールで、群馬館林の「オゼノユキドケ」です。
ビールはもう一種類新潟の地ビールがありました。日本酒や焼酎、ワインも豊富なラインナップです。

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付き出し

花山葵の醤油漬け。こしあぶら、タラの芽、筍の蕗油和え、とり皮揚げポン酢。
ビールがすすむ美味しさです。

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本日の刺身盛り

刺身はテーブルに運ばれてきてから30分以内に完食するのが条件です。なので、18時半の予約でしたが、メンバー一緒にご来店くださいとのことでした。
奥から、ほろほろ鳥の砂肝刺し、ハツ刺し。右下は、比内地鶏の肝刺し。共に甘口醤油と山葵で頂きます。
ほろほろ鳥の砂肝やハツの刺身は初めて食べたかも。美味しいです。

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比内地鶏のロースたたきは自家製ポン酢で。比内地鶏のささみなめろうは下味がついているのでそのままで。
新玉葱やたたきおろし大根、浅葱なども添えてありますが、これらの薬味も水にさらしてしっかり辛みをとっているので、品のいい比内地鶏と合います。

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焼き鳥は、備長炭の炭火で丁寧に焼き上げてくださいます。

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肩肉

比内地鶏の肩肉は柚子胡椒をのせて。かりっと焼きあがった脂がぷりぷりの弾力。身も噛み締めるほどに美味しいです。

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肉詰め椎茸

椎茸にたたいた鶏肉を詰めて、たれを塗りながら香ばしく焼いてあります。みずみずしい椎茸の中にひき肉のジューシーさが溢れます。

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レバー

比内地鶏のレバーは、焼く過程で何度も手で握り、弾力を確かめながら丁寧に焼いていました。
柔らかくしっとりとしたレバーは、意外にくせがなくなめらかです。

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黒七味を少しふるとスパイシーなアクセントになります。

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腿肉の炙り焼き

名古屋コーチンの腿肉は、酢橘とかんずりを添えて。
しっかりと歯ごたえのある身は、噛みながらその旨味が出てきます。

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ここで、ロゼワイン。旨味のある鶏肉にはロゼが合います。
自然派の少し酸化熟成したニュアンスが心地よい香りで好みです。

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本日の燻製盛り

手羽中、スカモルツァチーズ、きんかん、鴨ロース。
チーズのとろけ具合と燻製香がワインに合います。きんかんは卵白身も殻もない成長途中のとろっと柔らかな食感で、ほのかな燻製香と共にぷちっと弾けます。鴨ロースは粒マスタードで。

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アスパラガス

グリーンアスパラガスしゃきしゃき。

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鴨あか

鴨の内腿肉と肩肉を炙り焼きで、粒マスタードを添えて。
こちらもしっかりとした弾力の中に旨味があります。

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お新香

蕪、胡瓜、茄子の糠漬けです。

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卵かけご飯

比内地鶏のSSサイズの生卵。
うずら卵より少し大きいくらいの黄身の生卵です。小さいけれど旨みは抜群だとか。

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燻製醤油をかけてくださいと。

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小盛りの白ご飯に比内地鶏の生卵をのせて、燻製醤油を少したらします。
卵かけご飯大好きですが、このくらいの量が丁度いいかも。小さいけれど黄身は濃厚でした。

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鶏スープ

鶏スープも綺麗な旨味でした。次回は比内地鶏卵を使う鶏雑炊もいいな。

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こんなに鳥の種類を使っている焼き鳥店は珍しいですが、その日の仕入れや部位によって焼き方や提供の仕方も変えて、いろいろ楽しめます。次回はまた違った部位も食べてみたいです。

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「とり茶太郎」

東京都渋谷区鶯谷町7-12 TAKビル1F

03-6416-0364

ranmarun at 19:30│Comments(0)TrackBack(0) 焼き鳥・ホルモン焼き 

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