May 28, 2016
初音鮨〜Vol.2〜@蒲田
「初音鮨」の後半です。
中トロ鮪と漬け。
それぞれ切り分けます。
中トロも塩のみで握って。
醤油というのは万能な調味料で、旨みという発酵調味料では素晴らしいものですが、塩で食べるというのはとてもいい食べ方だと思います。漬けのプロローグとして。
そして、中トロ漬け。きめ細かな脂の滑らかさに、漬け醤油のアクセント。
そして、脂の綺麗さが素晴らしい。
雲丹
宮城のムラサキウニは、少し半熟くらいに焼いて。
大粒の雲丹はふっくらオムレツのような感じ。生温く加熱した雲丹はどうも苦手です。
キンキンに冷たいのも嫌なんだけどね^^;ジャパニーズオムライスといえば納得するかも。
前半の活き毛蟹が茹で上がってきました。
甲羅と身に分け、身をほぐじます。
ほぐし身。
甲羅味噌は足の剥き身とシャリで混ぜ合わせます。
これらを合わせて握ります。
毛蟹の蟹味噌の濃厚なシャリと剥き立ての蟹肉がたっぷり。
切って半分をほうばって食べる口内に毛蟹の旨みが広がり、蒸し立てだからこそ味わえる一品です。
女将が甲羅酒を。
そして、もう半分をほうばります。毛蟹をここまで美味しく食べさせる大将に脱帽です。
松葉蟹は究極だったけど、毛蟹も最高♪
大トロ
大トロはかなり脂がのっています。
筋も柔らかなその脂のベールがシャリにまとわり、すーっと消えていきます。
日本酒は、尾瀬の雪どけで。
そして大トロ漬けは炙りにして。
切るとチャーシューみたいな香ばしい香り。
とろける霜降り具合は、極上のローストビーフみたいな。
鉄火巻
すき身、赤身、中トロ、大トロ、それぞれの余った身は巻物にします。
めっちゃボリューミー。
鉄火の太巻き。
シャリの間にこぼれ落ちそうなくらいに詰まった鮪の美味いこと。
かんぴょう巻
玉子焼き
カステラのような玉子焼きで〆。
気が付くと3時間オーバー終電真近で、ダッシュです。
独創的な初音鮨ワールドをまたまた堪能しました。
「初音鮨」
東京都大田区西蒲田5−10−2
03−3731−2403