June 13, 2016
De Lindehof@オランダ
「De Lindehof」に行きました。
昨年の秋に来て、2度目の訪問です。
スリナム出身のシェフのスパイス使いが見事で、昨年秋に行った時にまた来たいと思い、季節を変えて再訪です。
まだ20時前ですが、月曜日ということもあり、意外と空いていました。
シャンパンは、アンリオ スーベルランのマグナムボトルで。
Snack
ピーナツクリームとピーナッツとスリナムのスパイスを添えたピリ辛のクランチクラッカー。
右上からオリーブオイルで揚げた鱈のフライにカレー風味のムース。
ツナのデニッシュにメディナというイエローカリーのムース。
スプーンの上には、胡瓜とチキというヨーグルトのガーリック風味。
真ん中はガラムマサラのメレンゲの中にフォアグラとオレンジのピュレ。
カレー風味のシュリンプフライ。
どくろマークのケチャップは、Madame Jeanetteという黄色い唐辛子を使ったもの。
かなり辛いですが、フライなどにディップすると美味しいです。
トウモロコシのムースの上にはチリパウダーと七味唐辛子が。
シェフのSoenil Bahadoer氏が登場。
イケメンなのですが、ちょっと太ったかな^^;
White Asparagus
この近くで獲れたホワイトアスパラガスは、ムースをホワイトチョコレートでコーティングして、ハムのエスプーマをのせます。
下のホワイトアスパラガスや皮は、演出であり食べれないのですが、ホワイトチョコでコーティングされたムースを食べると、じゅわりとホワイトアスパラガスのフレッシュな香りとエキスが口の中に広がります。
ハムのエスプーマもその旨みを引き立てます。
Sardine
瓶は鰯の赤ラベル。
中には、鰯のマリネ、トマトと赤玉葱の酢漬け、トマトのエスプーマなどが入っています。
パンはブリオッシュ。バター、オリーブオイル。
次のお料理はスープが注がれます。
Okra
オクラのフリットにロブスタースープ。
レモンとアボカドのピュレが入っています。
Panipuri
インドのパニプリ風の豆の生地に鴨ハムとタマリンドソースをのせて。
下に、カボチャのエスプーマ。七味唐辛子をかけて。
Groiss Gemischter satz 2014 Dorflagen
シャルドネ、ミュラートゥルガウ、ヴェルシュリースリング、フェルトリナー、グラウブルゲンダー、ピノブラン、マルヴァージア、ノイブルガー、ツィアファンドラー、ロートギプラーなど10種類の葡萄を使っているそうです。
リンゴやパッションフルーツ、胡椒、グースベリーの香り。ステンレスタンク。
Lagostine / Watermelon / Porkberry
まわりは薄切りのスイカ、くり抜いた中には、ラングスティーヌをたたいてマリネ。
最初にも出てきたどくろマークのピリ辛ケチャップとトマト水を使ったソルベ、コリアンダーの新芽、Birambiという果実のチャツネ、ジンジャーヴィネガーソース。
生姜やピリ辛トマトの爽やかな辛さが、みずみずしうスイカやラングスティーヌの甘みを引きだします。夏らしくて蒸し暑い日にはぴったりでした。この組み合わせのビジュアルとても良かったです。
貝の器には、炙ったラングスティーヌ、ローストした紫キャベツに黒豆のピュレ、バドゥーバン(インドマサラミックススパイス)の茄子のピュレ、ラディッシュ、ラングスティーヌのダシをかけて。
Leirana albarino 2014 Forjas del Salnes
ガリシア、リアスバイシャスのアルバリーニョ。
かなりソルティでグレープフルーツのような香りと酸味が強いです。
エチケットには岩塩の結晶がプリントされています。
Red mullet / Quinoa / Pumpkin
ヒメジに均等に皮目に切れ目を入れてソテーしたプレゼンに驚き、そこに透明なダシを注ぎます。
この火入れもとてもいいです。カレー風味のスパイスのジャガイモグラタンにカイラン菜のような中国野菜を巻いて。
キヌアを細かく砕き燻製バターソテーしたリゾットにラルドか魚のゼラチン?と高菜のような中国野菜の発酵漬けをのせて。燻製した小さな鯖にキヌアのチップス。カボチャのピュレ。
Tokay Furmint Dry 2010 Mandolas
ベガシシリアが買収したハンガリーのワイナリー。
フルミント100%でフルーティでドライな辛口の白ワインです。
Robster / apple / curry / mango chutney
オマール海老のロティに、スリナムのコールドスパイスを使って揚げたドーナツのようなものをのせて。
リンゴ、カボチャのコルジェット、クレス、ズッキーニの上に刻んだ人参とベーコンをのせて、サリコリヌなどを添えて、カリースパイスが効いています。リンゴとカレー風味のソース。
オーダーメイドで作ったという器が中はオリーブグリーン色で、まわりが、石のような材質で面白いです。
Collioure Cote mer 2014 La Rectorie
シラー主体で、グルナッシュノワールやカリニャン。
ブラックチェリーやスパイシーさ。
ナイフはシェフの名の刻印が。刃の波紋がかっこいい。
Calf / Morel / Asparagus
骨付き仔牛のロティとリードヴォー。
トルコのモリーユ、シャントレル、アスペルソバージュ、ホワイトアスパラ、豆、豆のピュレ、山羊のチーズクリーム、胡瓜の花、血のチュイルなど。メディーナのスパイスソースで。
Domaine Cauhape 2015 Jurason
10月遅摘みのプティマンサン。黄金色の奥深く甘い香りをフォアグラに合わせて。
若いフレッシュな甘さです。
Goose liver / Carrot /Passionfruit
フォアグラのソテー、人参グリルやムース、コンポートに人参の葉。胡椒とパッションフルーツのソース。
Meister 1998 Romerberg
甘口のリースリングワイン。
Strawberry / Toffee / Yoghrut
トフィのエスプーマの上に、マリネした苺やすぐりなど。ヨーグルトのアイスクリーム。
デセールが一皿なのも。スマートでいいです。
入り口の脇には、シェフの似顔絵(笑)
お会計の白い箱には、Jine ke li'e khate haim,lukina khate ke li'e nahim rahate と書かれていました。
オランダ語は全くわからないので、予測ですが、食べることが楽しい事、楽しい事が食べること!
要するに食べることなく、楽しむな!というような意味かな。
十分楽しみました!
スリナム出身のスニル・バハドールシェフ。
一皿ごとにアクセントを加えてくるスパイスやハーブ使いも過剰でなくちゃんと抑制がきいた見事なバランス。
今回は前回よりも多彩なスパイス使いで、爽やかな辛さが、少し疲れてきた胃や体を元気にしてくれました。
前回訪問の記事はこちら。
「De Lindehof」
Beekstreet 1 5671 CS Nuenen
040 283 7736
www.resutaurant--delindehof.nl/
昨年の秋に来て、2度目の訪問です。
スリナム出身のシェフのスパイス使いが見事で、昨年秋に行った時にまた来たいと思い、季節を変えて再訪です。
まだ20時前ですが、月曜日ということもあり、意外と空いていました。
シャンパンは、アンリオ スーベルランのマグナムボトルで。
Snack
ピーナツクリームとピーナッツとスリナムのスパイスを添えたピリ辛のクランチクラッカー。
右上からオリーブオイルで揚げた鱈のフライにカレー風味のムース。
ツナのデニッシュにメディナというイエローカリーのムース。
スプーンの上には、胡瓜とチキというヨーグルトのガーリック風味。
真ん中はガラムマサラのメレンゲの中にフォアグラとオレンジのピュレ。
カレー風味のシュリンプフライ。
どくろマークのケチャップは、Madame Jeanetteという黄色い唐辛子を使ったもの。
かなり辛いですが、フライなどにディップすると美味しいです。
トウモロコシのムースの上にはチリパウダーと七味唐辛子が。
シェフのSoenil Bahadoer氏が登場。
イケメンなのですが、ちょっと太ったかな^^;
White Asparagus
この近くで獲れたホワイトアスパラガスは、ムースをホワイトチョコレートでコーティングして、ハムのエスプーマをのせます。
下のホワイトアスパラガスや皮は、演出であり食べれないのですが、ホワイトチョコでコーティングされたムースを食べると、じゅわりとホワイトアスパラガスのフレッシュな香りとエキスが口の中に広がります。
ハムのエスプーマもその旨みを引き立てます。
Sardine
瓶は鰯の赤ラベル。
中には、鰯のマリネ、トマトと赤玉葱の酢漬け、トマトのエスプーマなどが入っています。
パンはブリオッシュ。バター、オリーブオイル。
次のお料理はスープが注がれます。
Okra
オクラのフリットにロブスタースープ。
レモンとアボカドのピュレが入っています。
Panipuri
インドのパニプリ風の豆の生地に鴨ハムとタマリンドソースをのせて。
下に、カボチャのエスプーマ。七味唐辛子をかけて。
Groiss Gemischter satz 2014 Dorflagen
シャルドネ、ミュラートゥルガウ、ヴェルシュリースリング、フェルトリナー、グラウブルゲンダー、ピノブラン、マルヴァージア、ノイブルガー、ツィアファンドラー、ロートギプラーなど10種類の葡萄を使っているそうです。
リンゴやパッションフルーツ、胡椒、グースベリーの香り。ステンレスタンク。
Lagostine / Watermelon / Porkberry
まわりは薄切りのスイカ、くり抜いた中には、ラングスティーヌをたたいてマリネ。
最初にも出てきたどくろマークのピリ辛ケチャップとトマト水を使ったソルベ、コリアンダーの新芽、Birambiという果実のチャツネ、ジンジャーヴィネガーソース。
生姜やピリ辛トマトの爽やかな辛さが、みずみずしうスイカやラングスティーヌの甘みを引きだします。夏らしくて蒸し暑い日にはぴったりでした。この組み合わせのビジュアルとても良かったです。
貝の器には、炙ったラングスティーヌ、ローストした紫キャベツに黒豆のピュレ、バドゥーバン(インドマサラミックススパイス)の茄子のピュレ、ラディッシュ、ラングスティーヌのダシをかけて。
Leirana albarino 2014 Forjas del Salnes
ガリシア、リアスバイシャスのアルバリーニョ。
かなりソルティでグレープフルーツのような香りと酸味が強いです。
エチケットには岩塩の結晶がプリントされています。
Red mullet / Quinoa / Pumpkin
ヒメジに均等に皮目に切れ目を入れてソテーしたプレゼンに驚き、そこに透明なダシを注ぎます。
この火入れもとてもいいです。カレー風味のスパイスのジャガイモグラタンにカイラン菜のような中国野菜を巻いて。
キヌアを細かく砕き燻製バターソテーしたリゾットにラルドか魚のゼラチン?と高菜のような中国野菜の発酵漬けをのせて。燻製した小さな鯖にキヌアのチップス。カボチャのピュレ。
Tokay Furmint Dry 2010 Mandolas
ベガシシリアが買収したハンガリーのワイナリー。
フルミント100%でフルーティでドライな辛口の白ワインです。
Robster / apple / curry / mango chutney
オマール海老のロティに、スリナムのコールドスパイスを使って揚げたドーナツのようなものをのせて。
リンゴ、カボチャのコルジェット、クレス、ズッキーニの上に刻んだ人参とベーコンをのせて、サリコリヌなどを添えて、カリースパイスが効いています。リンゴとカレー風味のソース。
オーダーメイドで作ったという器が中はオリーブグリーン色で、まわりが、石のような材質で面白いです。
Collioure Cote mer 2014 La Rectorie
シラー主体で、グルナッシュノワールやカリニャン。
ブラックチェリーやスパイシーさ。
ナイフはシェフの名の刻印が。刃の波紋がかっこいい。
Calf / Morel / Asparagus
骨付き仔牛のロティとリードヴォー。
トルコのモリーユ、シャントレル、アスペルソバージュ、ホワイトアスパラ、豆、豆のピュレ、山羊のチーズクリーム、胡瓜の花、血のチュイルなど。メディーナのスパイスソースで。
Domaine Cauhape 2015 Jurason
10月遅摘みのプティマンサン。黄金色の奥深く甘い香りをフォアグラに合わせて。
若いフレッシュな甘さです。
Goose liver / Carrot /Passionfruit
フォアグラのソテー、人参グリルやムース、コンポートに人参の葉。胡椒とパッションフルーツのソース。
Meister 1998 Romerberg
甘口のリースリングワイン。
Strawberry / Toffee / Yoghrut
トフィのエスプーマの上に、マリネした苺やすぐりなど。ヨーグルトのアイスクリーム。
デセールが一皿なのも。スマートでいいです。
入り口の脇には、シェフの似顔絵(笑)
お会計の白い箱には、Jine ke li'e khate haim,lukina khate ke li'e nahim rahate と書かれていました。
オランダ語は全くわからないので、予測ですが、食べることが楽しい事、楽しい事が食べること!
要するに食べることなく、楽しむな!というような意味かな。
十分楽しみました!
スリナム出身のスニル・バハドールシェフ。
一皿ごとにアクセントを加えてくるスパイスやハーブ使いも過剰でなくちゃんと抑制がきいた見事なバランス。
今回は前回よりも多彩なスパイス使いで、爽やかな辛さが、少し疲れてきた胃や体を元気にしてくれました。
前回訪問の記事はこちら。
「De Lindehof」
Beekstreet 1 5671 CS Nuenen
040 283 7736
www.resutaurant--delindehof.nl/