June 25, 2016
山西亭@大久保
「山西亭」に行きました。
日本では珍しい中国山西省のお料理が頂けるお店です。
山西省は、北京と西安の中間の内陸部に位置し、小麦粉や穀物の粉を使った麺料理が中心になる数々の料理があります。1年半前に大久保と新宿の間にある東新宿にオープンしました。
店内は中華系のBGMが流れ、大きな写真が貼られています。個室に案内されました。
メニューには、一般的な中国料理もありますが、今回は山西省の郷土料理を中心にオーダーしました。
まずは、お通しでもやしの辣油和えがでてきました。
花彫酒15年物の紹興酒と共に。
山西風味鶏
蒸し鶏と野菜の山西香酢和えです。
胡瓜や人参の千切りと香菜と蒸し鶏を、山西省の黒酢と辣油で和えたもの。
ピリ辛と黒酢の風味が利いています。
山西涼粉のサラダ
涼粉(リャンフェン)は、ジャガイモ澱粉に水を加えペースト状にしてから、熱いお湯を注ぎながらかき混ぜた後、型に入れて冷却した食材です。メニューはそれを炒めたものでしたが、暑い日だったので、冷たいサラダ仕立てにしてもらいました。人参、胡瓜の千切りと特製胡麻辣油のドレッシングで和えてあります。
涼粉は、ざっくり厚切りのわらび餅のようなぷるんとした独特の弾力があり、辛味と酸味のある胡麻だれと共に食欲がでてきます。これくせになる食感で美味しいわ〜。
蕎麦灌腸(グワンチャン)サラダ
蕎麦粉に小麦粉を混ぜた麺生地を蒸し固め冷ました後、厚切りにした蕎麦餅のサラダ。
ドレッシングや野菜は前者のサラダと同じですが、香菜や葱を加えて。
もちもちした蕎麦餅の食感です。
莜麺栲栳栳(ヨウミェンカオラオラオ)
モンゴル特産の莜麦(燕麦の一種)を一枚一枚筒状にして、蒸籠に並べ蒸したものです。
栲はヌルデという植物の名を意味し、栳栳は、蜂の巣のように編んだ穀物を入れる器を意味します。
まるで蜂の巣のように綺麗に蒸し上げられた生地。
黒酢葱だれかトマトソースにつけて食べます。
燕麦の生地は独特の風味がありますが、煎り卵が入ったトマトソースにつけて食べると、もちもちとしたイタリアンな味わい。黒酢醤油もいいけれど、この優しいトマトの味わいがクセになりました。
過油肉(グオヨウロウ)
豚肉と五目野菜の香酢炒めです。
豚ヒレ肉とキクラゲ、タケノコ、ニンニクの芽、ジャガイモをさっと油通しして黒酢で炒めて。
黒醋溜白菜
白菜の黒酢炒めです。白菜と黒酢に少しの唐辛子と砂糖で甘辛に炒めてありますが、シャキシャキした白菜の芯の部分と甘酸っぱいソースが箸休め的に美味い。冬の白菜でも食べてみたいものです。
不烂子(ブランズ)
ジャガイモ入り蒸し麺の焼きそばです。
見た目は炒飯のようですが、小麦粉にジャガイモや季節の野菜を練りこみ、蒸した麺生地を細かく刻み、水を使わず高温で炒めた山西省の麺料理。
葱、唐辛子、ニンニクと塩のみのシンプルな味付け。
ニョッキのようなモチモチした食感です。
莜麺魚魚(ヨウミェンユイユイ)
莜麦(燕麦の一種)の麺生地を一本づつ両端を細くのばし、白魚のような形状にして茹でた後、もやしやニンニクの芽、木耳と一緒に炒めた焼きそばです。もやしと麺の太さが揃っていて、自家製醤油と共に炒めた香りがとてもいいです。これ食べたかったんです。
水餃子
自家製生地の水餃子。
黒酢と唐辛子の自家製たれで。
もちもちの皮にジューシーな豚肉餡。
下味がついているので、そのままでも美味しいです。
山西油泼刀削麺
刀削麺のもちもち感と挽肉と山椒、唐辛子と黒酢の風味。
上から熱々の油をかけて仕上げてあります。
エッジの効いた刀削麺は、野菜や麻辣たれと絡みあって、見事なグラデーションの歯ごたえ。
これはリピしたいです。
炒蕎麦灌腸
なぜか時間がかかったのは、蕎麦餅を一から作り直したからかな。
こちらの方が風味があって美味しかった。
金銀饅頭
揚げた銀絲と蒸した銀絲。蜂蜜につけて食べます。
麺料理のオンパレードで炭水化物祭り♪
ここでしか食べられない料理が多く、それぞれに奥深い味わいと食感で大満足でした。
次回は、また珍しい山西料理を作ってもらいたいです。
「山西亭」
東京都新宿区大久保2−6−10 B1F
03−3202−7808
日本では珍しい中国山西省のお料理が頂けるお店です。
山西省は、北京と西安の中間の内陸部に位置し、小麦粉や穀物の粉を使った麺料理が中心になる数々の料理があります。1年半前に大久保と新宿の間にある東新宿にオープンしました。
店内は中華系のBGMが流れ、大きな写真が貼られています。個室に案内されました。
メニューには、一般的な中国料理もありますが、今回は山西省の郷土料理を中心にオーダーしました。
まずは、お通しでもやしの辣油和えがでてきました。
花彫酒15年物の紹興酒と共に。
山西風味鶏
蒸し鶏と野菜の山西香酢和えです。
胡瓜や人参の千切りと香菜と蒸し鶏を、山西省の黒酢と辣油で和えたもの。
ピリ辛と黒酢の風味が利いています。
山西涼粉のサラダ
涼粉(リャンフェン)は、ジャガイモ澱粉に水を加えペースト状にしてから、熱いお湯を注ぎながらかき混ぜた後、型に入れて冷却した食材です。メニューはそれを炒めたものでしたが、暑い日だったので、冷たいサラダ仕立てにしてもらいました。人参、胡瓜の千切りと特製胡麻辣油のドレッシングで和えてあります。
涼粉は、ざっくり厚切りのわらび餅のようなぷるんとした独特の弾力があり、辛味と酸味のある胡麻だれと共に食欲がでてきます。これくせになる食感で美味しいわ〜。
蕎麦灌腸(グワンチャン)サラダ
蕎麦粉に小麦粉を混ぜた麺生地を蒸し固め冷ました後、厚切りにした蕎麦餅のサラダ。
ドレッシングや野菜は前者のサラダと同じですが、香菜や葱を加えて。
もちもちした蕎麦餅の食感です。
莜麺栲栳栳(ヨウミェンカオラオラオ)
モンゴル特産の莜麦(燕麦の一種)を一枚一枚筒状にして、蒸籠に並べ蒸したものです。
栲はヌルデという植物の名を意味し、栳栳は、蜂の巣のように編んだ穀物を入れる器を意味します。
まるで蜂の巣のように綺麗に蒸し上げられた生地。
黒酢葱だれかトマトソースにつけて食べます。
燕麦の生地は独特の風味がありますが、煎り卵が入ったトマトソースにつけて食べると、もちもちとしたイタリアンな味わい。黒酢醤油もいいけれど、この優しいトマトの味わいがクセになりました。
過油肉(グオヨウロウ)
豚肉と五目野菜の香酢炒めです。
豚ヒレ肉とキクラゲ、タケノコ、ニンニクの芽、ジャガイモをさっと油通しして黒酢で炒めて。
黒醋溜白菜
白菜の黒酢炒めです。白菜と黒酢に少しの唐辛子と砂糖で甘辛に炒めてありますが、シャキシャキした白菜の芯の部分と甘酸っぱいソースが箸休め的に美味い。冬の白菜でも食べてみたいものです。
不烂子(ブランズ)
ジャガイモ入り蒸し麺の焼きそばです。
見た目は炒飯のようですが、小麦粉にジャガイモや季節の野菜を練りこみ、蒸した麺生地を細かく刻み、水を使わず高温で炒めた山西省の麺料理。
葱、唐辛子、ニンニクと塩のみのシンプルな味付け。
ニョッキのようなモチモチした食感です。
莜麺魚魚(ヨウミェンユイユイ)
莜麦(燕麦の一種)の麺生地を一本づつ両端を細くのばし、白魚のような形状にして茹でた後、もやしやニンニクの芽、木耳と一緒に炒めた焼きそばです。もやしと麺の太さが揃っていて、自家製醤油と共に炒めた香りがとてもいいです。これ食べたかったんです。
水餃子
自家製生地の水餃子。
黒酢と唐辛子の自家製たれで。
もちもちの皮にジューシーな豚肉餡。
下味がついているので、そのままでも美味しいです。
山西油泼刀削麺
刀削麺のもちもち感と挽肉と山椒、唐辛子と黒酢の風味。
上から熱々の油をかけて仕上げてあります。
エッジの効いた刀削麺は、野菜や麻辣たれと絡みあって、見事なグラデーションの歯ごたえ。
これはリピしたいです。
炒蕎麦灌腸
なぜか時間がかかったのは、蕎麦餅を一から作り直したからかな。
こちらの方が風味があって美味しかった。
金銀饅頭
揚げた銀絲と蒸した銀絲。蜂蜜につけて食べます。
麺料理のオンパレードで炭水化物祭り♪
ここでしか食べられない料理が多く、それぞれに奥深い味わいと食感で大満足でした。
次回は、また珍しい山西料理を作ってもらいたいです。
「山西亭」
東京都新宿区大久保2−6−10 B1F
03−3202−7808