May 07, 2017
すし明@札幌
「すし明」に行きました。
札幌の最終日は、特にお店の予約も予定も入れていなかったのですが、やっぱり鮨を食べて帰りたいなと思い、ホテルの近くの鮨屋を検索して15分前に予約しました。たぬき小路商店街にあるお店です。
靴を脱いで上がるスタイルでカウンターと座敷があります。
カウンターに座り、まずはビールを頼みました。
大将におつまみにしますか?握りにしますか?と聞かれたのですが、何の下調べもせず初めて来たので、まずは握りからお願いしました。
ひらめ
北海道の平目だったかな。しゃりは少し柔めな感じもします。
鮪
奄美大島の鮪の赤身。
ほたて
帆立は縦に割いて、その繊維の食感があります。
しめ鯖
鯖はふんわりと締めてあります。
ぼたん海老
生のぼたん海老はとろりと甘いです。
鮨を5貫頂いてから、おつまみをお願いしました。
東京から来たことを話すと、大将が活いかをお造りにしますかと。
是非とお願いしました。
活きたやりいかを目の前でさばいてくれます。
鰻のくりから焼き
いかを捌いている間に出てきたのは、鰻のくりから焼き。
くりからは、後でぐぐると倶利伽羅と書き、不動明王の持つ降魔の剣=倶利伽羅剣という龍が巻き付き炎に包まれた剣のことで、その剣に見立てて、鰻を巻いて串に刺したものだそうです。
この鰻の塩焼きが皮のプリプリ感と弾力のある身で美味しいです。
急いで日本酒を頼みました。
「柴田」という札幌の地酒です。純米吟醸のさらりときれいな味と香り。
やりいかの活造り
丁寧に捌いたやりいかは、身もみみも半透明で、下足はまだ動いていて、酢橘と塩で頂きます。
身はさくっと弾力のある甘み、みみはこりこりした食感で噛むごとに旨味がでてきます。
足もぶりっとした噛み応え。
さめかれいの煮付け
さめかれいの煮付けは、初めて食べましたが、ゼラチン質が多くぷりっぷり。エンガワの部分はとろとろのコラーゲンです。筍を添え葱と一味をかけてありますが、このお出汁も美味しくて全部飲んじゃいました。
ニシンの切込み
ニシンの切込みは、ニシンの身を麹で漬けて発酵させたもので、小樽で作ってもらっているそうです。
酒のアテになりますね。
毛蟹と蛸
毛蟹は蟹味噌と和えて。水蛸は柚子と塩で。
蝦夷あわび
活蝦夷鮑も結構大きなものをその場で捌いて。
周りはコリコリとした食感ですが、噛んでいくとすーっと溶ける水貝のような旨みは新鮮ならではです。
雲丹に新鮮な肝と醤油を溶かして。
この雲丹肝醤油を鮑にからめて食べると絶品です。
さらに日本酒は「千歳鶴」山廃純米吟醸。最初に頂いた柴田と同じ酒造です。
米の強さを感じるしっかりとした味わい。
帆立真子刺し
5月のこの時期数週間が美味しいと言われている帆立の真子。
これまた大きいですね。白胡麻がかけてあります。
これを胡麻油と塩のタレにつけて食べると、極上レバ刺しのように甘くとろけます。
からすみ
からすみには新玉葱のみじん切りにポン酢をかけたものを添えて。
からすみ大根は定番ですが、新玉葱もいい組み合わせです。甘い玉葱がからすみのクセを和らげてくれます。
ほっき貝と行者にんにく炒め
ほっき貝の貝柱とひも、行者ニンニクを鯛の酒盗で炒めて。
これがまた絶品。鯛の酒盗も初めてですが、鰹の酒盗よりクセがなくて、いい旨味を出しています。
美味しいし、感心したな〜。
茶わん蒸し
変わり茶碗蒸しだそうで、タラバ蟹の茶わん蒸しにモッツァレラチーズが入っています。梅肉餡をかけて。
熱々の蟹茶わん蒸しの中からモッツァレラチーズが溶けて、梅肉の酸味でさっぱりと。
お料理は、道産食材をアレンジした個性溢れるセンスでどれも美味しいです。
再び握りへ。
つぶ貝
コリコリつぶ貝。
雲丹
ロシアの雲丹ですが、ちゃんと水切りしてミョウバン臭さを抜いてあります。
こういう下処理が大事だと思うのです。
いくら
いくらの時期ではないですが、上品なお出汁で味付けしてあり、皮も柔らかいです。
きっと新いくらの時期にはもっと繊細なんだろうなと。その時期に出てくる秋刀魚もおすすめだそうで、秋刀魚好きには、是非再訪したいです。
かんぴょう巻
甘みを抑えて柔らかな干瓢。
店名の明の焼印が入った卵焼き。
お鮨は普通に美味しく、北海道の食材を使った一品料理がいろいろアイデアがあってとても良かったです。
「すし明」
北海道札幌市中央区南2条西1−5−1 広和ビル2F
011-215-0550
札幌の最終日は、特にお店の予約も予定も入れていなかったのですが、やっぱり鮨を食べて帰りたいなと思い、ホテルの近くの鮨屋を検索して15分前に予約しました。たぬき小路商店街にあるお店です。
靴を脱いで上がるスタイルでカウンターと座敷があります。
カウンターに座り、まずはビールを頼みました。
大将におつまみにしますか?握りにしますか?と聞かれたのですが、何の下調べもせず初めて来たので、まずは握りからお願いしました。
ひらめ
北海道の平目だったかな。しゃりは少し柔めな感じもします。
鮪
奄美大島の鮪の赤身。
ほたて
帆立は縦に割いて、その繊維の食感があります。
しめ鯖
鯖はふんわりと締めてあります。
ぼたん海老
生のぼたん海老はとろりと甘いです。
鮨を5貫頂いてから、おつまみをお願いしました。
東京から来たことを話すと、大将が活いかをお造りにしますかと。
是非とお願いしました。
活きたやりいかを目の前でさばいてくれます。
鰻のくりから焼き
いかを捌いている間に出てきたのは、鰻のくりから焼き。
くりからは、後でぐぐると倶利伽羅と書き、不動明王の持つ降魔の剣=倶利伽羅剣という龍が巻き付き炎に包まれた剣のことで、その剣に見立てて、鰻を巻いて串に刺したものだそうです。
この鰻の塩焼きが皮のプリプリ感と弾力のある身で美味しいです。
急いで日本酒を頼みました。
「柴田」という札幌の地酒です。純米吟醸のさらりときれいな味と香り。
やりいかの活造り
丁寧に捌いたやりいかは、身もみみも半透明で、下足はまだ動いていて、酢橘と塩で頂きます。
身はさくっと弾力のある甘み、みみはこりこりした食感で噛むごとに旨味がでてきます。
足もぶりっとした噛み応え。
さめかれいの煮付け
さめかれいの煮付けは、初めて食べましたが、ゼラチン質が多くぷりっぷり。エンガワの部分はとろとろのコラーゲンです。筍を添え葱と一味をかけてありますが、このお出汁も美味しくて全部飲んじゃいました。
ニシンの切込み
ニシンの切込みは、ニシンの身を麹で漬けて発酵させたもので、小樽で作ってもらっているそうです。
酒のアテになりますね。
毛蟹と蛸
毛蟹は蟹味噌と和えて。水蛸は柚子と塩で。
蝦夷あわび
活蝦夷鮑も結構大きなものをその場で捌いて。
周りはコリコリとした食感ですが、噛んでいくとすーっと溶ける水貝のような旨みは新鮮ならではです。
雲丹に新鮮な肝と醤油を溶かして。
この雲丹肝醤油を鮑にからめて食べると絶品です。
さらに日本酒は「千歳鶴」山廃純米吟醸。最初に頂いた柴田と同じ酒造です。
米の強さを感じるしっかりとした味わい。
帆立真子刺し
5月のこの時期数週間が美味しいと言われている帆立の真子。
これまた大きいですね。白胡麻がかけてあります。
これを胡麻油と塩のタレにつけて食べると、極上レバ刺しのように甘くとろけます。
からすみ
からすみには新玉葱のみじん切りにポン酢をかけたものを添えて。
からすみ大根は定番ですが、新玉葱もいい組み合わせです。甘い玉葱がからすみのクセを和らげてくれます。
ほっき貝と行者にんにく炒め
ほっき貝の貝柱とひも、行者ニンニクを鯛の酒盗で炒めて。
これがまた絶品。鯛の酒盗も初めてですが、鰹の酒盗よりクセがなくて、いい旨味を出しています。
美味しいし、感心したな〜。
茶わん蒸し
変わり茶碗蒸しだそうで、タラバ蟹の茶わん蒸しにモッツァレラチーズが入っています。梅肉餡をかけて。
熱々の蟹茶わん蒸しの中からモッツァレラチーズが溶けて、梅肉の酸味でさっぱりと。
お料理は、道産食材をアレンジした個性溢れるセンスでどれも美味しいです。
再び握りへ。
つぶ貝
コリコリつぶ貝。
雲丹
ロシアの雲丹ですが、ちゃんと水切りしてミョウバン臭さを抜いてあります。
こういう下処理が大事だと思うのです。
いくら
いくらの時期ではないですが、上品なお出汁で味付けしてあり、皮も柔らかいです。
きっと新いくらの時期にはもっと繊細なんだろうなと。その時期に出てくる秋刀魚もおすすめだそうで、秋刀魚好きには、是非再訪したいです。
かんぴょう巻
甘みを抑えて柔らかな干瓢。
店名の明の焼印が入った卵焼き。
お鮨は普通に美味しく、北海道の食材を使った一品料理がいろいろアイデアがあってとても良かったです。
「すし明」
北海道札幌市中央区南2条西1−5−1 広和ビル2F
011-215-0550