May 23, 2017
串の坊 八丁味處 @銀座
「串の坊 八丁味處」に行きました。
六本木浜藤の店主でもあり、串の坊のオーナーの乾さんが、2週間限定で開催する「究極の串揚げ」を食べに行きました。イベントは6年目になるそうですが、昨年初めて参加させて頂いて、2回目の訪問です。
一昨年までは1週間限定だったそうですが、あまりの人気で、昨年から2週間に延長したそうです。
それでも常連の方しか入れない貴重なプラチナシートです。
社長が揚げる串カツ御献立です。
その日によって多少食材や出てくる順番は変わるかもしれません。
高級食材をふんだんに使ったプレミアムな串揚げ。
16品でてきますが、お腹の具合によって、串揚げアンコールで追加できます。
やんちゃで暴れん坊なお客様の為のsakeメニュー。
お酒のメニューも凄いラインナップです。なかなか手が出ないものばかりなので、目の保養させて頂きました^^;
シャンパンはHenri Giraud Hommageをグラスで。
他にも日本酒や白ワインを頂きました。
最初にフレッシュ野菜がいろいろ出てきます。
人参、ミニ大根、胡瓜、トマト、ラディッシュ、アイスプラントなど。
串揚げのつけだれは、辛子ソースとふぐ塩が用意されていますが、アレンジした串揚げなので、ほとんど使いません。野菜は、左のバーニャカウダソースか、ふぐ塩で。
そして、串揚げがスタートします。
キャビア、ずわい蟹&アボカドのミルフィーユ(鮨 加楽久)
最初のビジュアルで、これが串揚げ!?ってびっくりします。
薄切りにしたアボカドを揚げて、海苔を巻き、ずわい蟹の身とキャビアがたっぷりのっています。
キャビアと蟹の冷たさと温かなアボカドのショーフロワな温度差の中から、香りの良い海苔と共に口の中で溶けていく旨味を堪能します。
生椎茸、鯛の胡麻和合(鮨 加楽久)
揚げた椎茸の上に、鮨加楽久さんの鯛の胡麻だれ和えをのせて。
椎茸の香りに鯛の胡麻だれ和えのねっとり感が、ソースのように口の中で合わさり、これも温冷の見事な組み合わせです。
鮑、肝ソース
鮑の串揚げに、肝ソース。
肝ソースを鮑の串揚げにのせて食べると、絶品です。
グリーンアスパラガス(佐賀)
佐賀のグリーンアスパラガスは、一本丸揚げして、上には、マヨネーズソースとバジル。
バジルの風味と苦みがアスパラの甘さを引き立ててくれます。
トムカーガイ(喜多條 S.P)
鶏肉とセロリの串揚げに、トムカーガイ。
トムカーガイは、鶏肉にココナッツミルクとガランガル、コブミカン、ライム、唐辛子などを煮込んだタイのスープ料理ですが、辛さは控えめながらちゃんとハーブの香るタイの味。
串揚げは、ふわっと柔らかい鶏肉とセロリの苦みにパクチーをのせ、単体でも美味しいですが、これをトムカーガイに浸しながら食べていくと、よりトムカーガイの味わいに。この再構築は面白かったです。
喜多條スペシャルというのはあえてつっこまなかったけれど、作詞家喜多條忠さんからのエピソードなのかな。
子持ち昆布、馬糞雲丹(礼文島)
揚げた子持ち昆布に礼文島の雲丹がたっぷりのっています。
加熱した子持ち昆布のぷちぷち感と雲丹の甘み。
熱で雲丹がとろっと溶けて衣と合わさるバランスもいいです。
特選仙台牛 ザブトン
仙台牛のザブトンの部位を揚げて、山葵を添えて。
衣の中にはピンク色のレアな弾力の旨み。山葵と塩で頂きました。
衣で揚げることで、旨味や肉汁を閉じ込めているので、食べた時にじゅわっと溢れ出る美味しさ。
蛸柔らか煮(兵庫明石)
明石の蛸の串揚げに、胡麻と甘酢餡のソース。
宝山豚ロールキャベツ(鹿児島 西酒造)
ロールキャベツを串揚げにするという発想も面白いです。
ホワイトソースと黒いパウダーは、黒七味だったかな。
衣に包まれたロールキャベツは、パセリとさらっとしたホワイトソースが絡んで、優しい味わいに。
これを思いついたのが、乾社長がランしている時だったそうですが、走っている時にも常に料理のことを考えているんですね。さすがです。
鱚(江戸前 富津)
江戸前の鱚は、玉葱たっぷりのタルタルソースと青紫蘇をのせて。
ふっくらした身に玉葱の甘みと青紫蘇の香り。
蚕豆とマスカットの天然鯛巻(兵庫明石)
そら豆とマスカットに鯛という意外な組み合わせがとても合うんです。
鯛に包まれたマスカットの甘みと酸味。後半にほっこりそら豆の食感が見事に融合しています。
昨年も出てきましたが、包み方を変えさらにふわっと仕上げ、ブラッシュUPしていました。
これぞ串揚げのガストロノミックな世界。
鱧の串カツ煮(兵庫 沼島)
鱧の串カツを卵とじ煮。
ここにご飯投入して、鱧カツ丼にしたいです。
米食べたいという欲求に答えるように、ここから寿司の坊というカテゴリーへ。
白烏賊、トビコ、彩胡麻(小倉の、、。)
出てくる前に素材を見て、小倉のキーワードで天寿司かなと思いました。
その通り天寿司のオマージュだそうです。
串に刺して揚げてあるのは、銀座寿司幸のシャリ。
その上に、白烏賊とトビコ、雲丹、大阪カハラさんの彩胡麻をのせて。ここにかぼすか酢橘などの酸味があればパーフェクトです。
本鮪握り(青森 大間)
揚げたシャリに、大間の鮪の大トロをのせ、醤油のゼリー。
ボタン海老、雲丹、キャビア軍艦巻き(Wakugin風)
同じく揚げたシャリに、ボタン海老、雲丹、キャビアをのせて。
シンガポールのWakuginでは、殻ごと出すやつですね。あれはシンガポールではめっさ高いけど、ここの方が数十倍美味い。
吉田牧場チーズ
カチョカバロは、串揚げにして蜂蜜をかけ、リコッタチーズはフルーツトマトとオリーブオイル。
ここで、コースは終了ですが、串揚げアンコールで追加ネタしました。
宝山豚フィレバジル巻(鹿児島 西酒造)
ロールキャベツの挽肉でも使っていた宝山豚ですが、フィレ肉は繊維質が柔らかくて旨味がたっぷり。
特製ソースにつけるとバジルの風味も肉の美味しさを引き立てます。
茗荷の芝海老巻
串に刺した芝海老と茗荷の縦横のコントラスト。
茗荷のしゃきしゃきした風味がいいです。
活車海老
頭以外丸々揚げた車海老。
ソースで食べましたが、個人的にはレモンの酸味かタルタルが欲しかったかな。
蓮根
さくっとした蓮根には、カレー風味の挽肉が入っています。
芝海老紫蘇巻
芝海老に紫蘇をはさんで揚げてあります。
黒糖ゼリー(喜界島)・ドライフルーツ(伊藤俊彦謹製)
喜界島の黒糖を使ったゼリーにミルクをかけて。
Jラップ代表伊藤俊彦さんのりんごと葡萄のドライフルーツ。
国産の厳選されたフルーツを低温長期乾燥させるので、栄養価が高いそうです。
食後は凍頂烏龍茶でさっぱりと。
食べ歩きが好きなグルメ社長が自ら揚げる串揚げは、いろんなアイデアが豊富で、楽しく美味しかったです。
グルテンフリーの串揚げというのも気になりました。
また来年も参加できれば嬉しいです♪
「串の坊 八丁味處 銀座店」
東京都中央区銀座6−2−6 ウエストビル1F
050−5815−3070
六本木浜藤の店主でもあり、串の坊のオーナーの乾さんが、2週間限定で開催する「究極の串揚げ」を食べに行きました。イベントは6年目になるそうですが、昨年初めて参加させて頂いて、2回目の訪問です。
一昨年までは1週間限定だったそうですが、あまりの人気で、昨年から2週間に延長したそうです。
それでも常連の方しか入れない貴重なプラチナシートです。
社長が揚げる串カツ御献立です。
その日によって多少食材や出てくる順番は変わるかもしれません。
高級食材をふんだんに使ったプレミアムな串揚げ。
16品でてきますが、お腹の具合によって、串揚げアンコールで追加できます。
やんちゃで暴れん坊なお客様の為のsakeメニュー。
お酒のメニューも凄いラインナップです。なかなか手が出ないものばかりなので、目の保養させて頂きました^^;
シャンパンはHenri Giraud Hommageをグラスで。
他にも日本酒や白ワインを頂きました。
最初にフレッシュ野菜がいろいろ出てきます。
人参、ミニ大根、胡瓜、トマト、ラディッシュ、アイスプラントなど。
串揚げのつけだれは、辛子ソースとふぐ塩が用意されていますが、アレンジした串揚げなので、ほとんど使いません。野菜は、左のバーニャカウダソースか、ふぐ塩で。
そして、串揚げがスタートします。
キャビア、ずわい蟹&アボカドのミルフィーユ(鮨 加楽久)
最初のビジュアルで、これが串揚げ!?ってびっくりします。
薄切りにしたアボカドを揚げて、海苔を巻き、ずわい蟹の身とキャビアがたっぷりのっています。
キャビアと蟹の冷たさと温かなアボカドのショーフロワな温度差の中から、香りの良い海苔と共に口の中で溶けていく旨味を堪能します。
生椎茸、鯛の胡麻和合(鮨 加楽久)
揚げた椎茸の上に、鮨加楽久さんの鯛の胡麻だれ和えをのせて。
椎茸の香りに鯛の胡麻だれ和えのねっとり感が、ソースのように口の中で合わさり、これも温冷の見事な組み合わせです。
鮑、肝ソース
鮑の串揚げに、肝ソース。
肝ソースを鮑の串揚げにのせて食べると、絶品です。
グリーンアスパラガス(佐賀)
佐賀のグリーンアスパラガスは、一本丸揚げして、上には、マヨネーズソースとバジル。
バジルの風味と苦みがアスパラの甘さを引き立ててくれます。
トムカーガイ(喜多條 S.P)
鶏肉とセロリの串揚げに、トムカーガイ。
トムカーガイは、鶏肉にココナッツミルクとガランガル、コブミカン、ライム、唐辛子などを煮込んだタイのスープ料理ですが、辛さは控えめながらちゃんとハーブの香るタイの味。
串揚げは、ふわっと柔らかい鶏肉とセロリの苦みにパクチーをのせ、単体でも美味しいですが、これをトムカーガイに浸しながら食べていくと、よりトムカーガイの味わいに。この再構築は面白かったです。
喜多條スペシャルというのはあえてつっこまなかったけれど、作詞家喜多條忠さんからのエピソードなのかな。
子持ち昆布、馬糞雲丹(礼文島)
揚げた子持ち昆布に礼文島の雲丹がたっぷりのっています。
加熱した子持ち昆布のぷちぷち感と雲丹の甘み。
熱で雲丹がとろっと溶けて衣と合わさるバランスもいいです。
特選仙台牛 ザブトン
仙台牛のザブトンの部位を揚げて、山葵を添えて。
衣の中にはピンク色のレアな弾力の旨み。山葵と塩で頂きました。
衣で揚げることで、旨味や肉汁を閉じ込めているので、食べた時にじゅわっと溢れ出る美味しさ。
蛸柔らか煮(兵庫明石)
明石の蛸の串揚げに、胡麻と甘酢餡のソース。
宝山豚ロールキャベツ(鹿児島 西酒造)
ロールキャベツを串揚げにするという発想も面白いです。
ホワイトソースと黒いパウダーは、黒七味だったかな。
衣に包まれたロールキャベツは、パセリとさらっとしたホワイトソースが絡んで、優しい味わいに。
これを思いついたのが、乾社長がランしている時だったそうですが、走っている時にも常に料理のことを考えているんですね。さすがです。
鱚(江戸前 富津)
江戸前の鱚は、玉葱たっぷりのタルタルソースと青紫蘇をのせて。
ふっくらした身に玉葱の甘みと青紫蘇の香り。
蚕豆とマスカットの天然鯛巻(兵庫明石)
そら豆とマスカットに鯛という意外な組み合わせがとても合うんです。
鯛に包まれたマスカットの甘みと酸味。後半にほっこりそら豆の食感が見事に融合しています。
昨年も出てきましたが、包み方を変えさらにふわっと仕上げ、ブラッシュUPしていました。
これぞ串揚げのガストロノミックな世界。
鱧の串カツ煮(兵庫 沼島)
鱧の串カツを卵とじ煮。
ここにご飯投入して、鱧カツ丼にしたいです。
米食べたいという欲求に答えるように、ここから寿司の坊というカテゴリーへ。
白烏賊、トビコ、彩胡麻(小倉の、、。)
出てくる前に素材を見て、小倉のキーワードで天寿司かなと思いました。
その通り天寿司のオマージュだそうです。
串に刺して揚げてあるのは、銀座寿司幸のシャリ。
その上に、白烏賊とトビコ、雲丹、大阪カハラさんの彩胡麻をのせて。ここにかぼすか酢橘などの酸味があればパーフェクトです。
本鮪握り(青森 大間)
揚げたシャリに、大間の鮪の大トロをのせ、醤油のゼリー。
ボタン海老、雲丹、キャビア軍艦巻き(Wakugin風)
同じく揚げたシャリに、ボタン海老、雲丹、キャビアをのせて。
シンガポールのWakuginでは、殻ごと出すやつですね。あれはシンガポールではめっさ高いけど、ここの方が数十倍美味い。
吉田牧場チーズ
カチョカバロは、串揚げにして蜂蜜をかけ、リコッタチーズはフルーツトマトとオリーブオイル。
ここで、コースは終了ですが、串揚げアンコールで追加ネタしました。
宝山豚フィレバジル巻(鹿児島 西酒造)
ロールキャベツの挽肉でも使っていた宝山豚ですが、フィレ肉は繊維質が柔らかくて旨味がたっぷり。
特製ソースにつけるとバジルの風味も肉の美味しさを引き立てます。
茗荷の芝海老巻
串に刺した芝海老と茗荷の縦横のコントラスト。
茗荷のしゃきしゃきした風味がいいです。
活車海老
頭以外丸々揚げた車海老。
ソースで食べましたが、個人的にはレモンの酸味かタルタルが欲しかったかな。
蓮根
さくっとした蓮根には、カレー風味の挽肉が入っています。
芝海老紫蘇巻
芝海老に紫蘇をはさんで揚げてあります。
黒糖ゼリー(喜界島)・ドライフルーツ(伊藤俊彦謹製)
喜界島の黒糖を使ったゼリーにミルクをかけて。
Jラップ代表伊藤俊彦さんのりんごと葡萄のドライフルーツ。
国産の厳選されたフルーツを低温長期乾燥させるので、栄養価が高いそうです。
食後は凍頂烏龍茶でさっぱりと。
食べ歩きが好きなグルメ社長が自ら揚げる串揚げは、いろんなアイデアが豊富で、楽しく美味しかったです。
グルテンフリーの串揚げというのも気になりました。
また来年も参加できれば嬉しいです♪
「串の坊 八丁味處 銀座店」
東京都中央区銀座6−2−6 ウエストビル1F
050−5815−3070