May 31, 2017

福竹@蓮沼

「福竹」に行きました。
2年振りの訪問です。東京でお好み焼きというと最近はここしか行きません。
ご主人と女将さんと娘さんのご家族3人でやっているお店です。
自分で焼くスタイルでなく、全てお店の方が焼いてくれます。
厳選された素材とそれぞれにこだわった火入れ、そして、女将さんとの会話が楽しいんです。
お好み焼きのお店は数あれど、こんなに個性的な店はなかなかありません。5人で伺いました。

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抹茶割り

飲み物は女将がたててくださった抹茶で焼酎割りです。
濃厚な抹茶の苦みが焼き物を食べた後にさっぱりとさせてくれるので、いつもだいだいこれを頼みます。

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ふくたけ天

まずは焼き時間がかかるお好み焼きから始めます。ボールの中には、上州豚のばら肉、海老、いか、春キャベツ、卵など。キャベツは季節によって産地を変えるそうですが、春キャベツがまだ美味しい時期に来たかったのです。紅生姜は九州、天かすは広島だそうです。

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これらの具材を氷で冷やした生地と卵と共にさくっと空気を含ませるように混ぜながら鉄板の上に広げます。
他のお好み焼き屋と異なるのは、キャベツを細かく微塵切りにして、小麦粉はほんの少ししか使わないこと。
最初はばらけていた生地も少し経つとキャベツの水分と具材がなじんで、鉄板の熱気で空気の層が膨らみ厚みのある円形にまとまります。

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カレー天

同時にカレー天も焼きます。具材は魚介が入っていない以外一緒で、カレー粉が入っています。

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二つ並ぶとこんな感じ。鉄板の温度が多少異なるので、途中で左右を入れ替えたりしながら、10分片面を焼いていきます。

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はんぺん

お好み焼きを焼いている間に、はんぺんを焼きます。
鉄板にバターを溶かし、はんぺんをへらでころころ転がしながらゆっくり低温で焼いていくと切れ目を入れた断面が膨らんできます。

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いい感じに焼き色がついたふわふわなはんぺんは、まずはそのまま一口。

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そして、中小企業秘密の特製のたれにつけて。
酸味が少ないポン酢のような出汁醤油だれで少し生姜の風味もします。
どの焼き物にもさっぱりと旨味を引き出してくれる万能たれです。

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残りは鉄板で加熱した青海苔マヨネーズをつけて。

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青海苔の風味とマヨネーズがさらにはんぺんを美味しくしてくれます。

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10分くらい経って、大きなヘラでお好み焼きを裏返します。

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裏返した後は、さらにもう10分加熱します。
表面が黒いのに通ったばかりの頃は驚きましたが、焦げ過ぎているわけではありません。
そして、ヘラで押しつぶしたりするのもナンセンス。細かく切ったキャベツの水分が鉄板の上で水蒸気となり、ちゃんと中まで火が通るので、生焼けみたいなことはありません。

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ふくたけ天

鉄板の温度を下げながら、焼けたお好み焼きには、ソースをたっぷりと塗って、もみほぐした鰹節と青海苔をのせて出来上がり。

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厚みがある生地を時間をかけてじっくり焼くことで、無駄な水分を飛ばし、粉は少量しか使っていないので、豚肉や魚介の旨みと共に、キャベツがほろほろと口の中に溶けていく食感は全く重たくなく、さくっと食べれてしまいます。他にはない絶妙な味わいです。

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カレー天

カレー天も焼き上がりました。
カレー粉で風味がありますから、半分はそのままで、半分はソースと青海苔とマヨネーズをかけます。

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こちらもキャベツの甘みがほろっと崩れていく生地の中に、カレーのスパイスの香り。
ビールが合いそうなので、皆でビールを頼みました。

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辛いのがもっと好きな方には、京都の日本一辛い黄金一味をかけます。
これ家にも常備しているのですが、野菜炒めや焼きそばにかけたり、ドレッシングに加えたり、好きなんです。
後半たっぷりかけちゃいました。

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かぼちゃ

かぼちゃもバターで時間をかけながら焼いていきます。

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ピザミックス天

その間にピザミックス天も焼きます。豚ばら肉、海老、いか、チーズ、キャベツ、卵が入っています。
ふわっとまとめながら生地をまとめていくと、チーズがじゅくじゅくと溶けていく香りがたまりません。
これもこんがりするまでじっくり焼いていきます。

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ウインナー&ピーマン

大好きなウインピー。
まずは、ウインナーを転がしながら焼いていきます。

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ピーマンはヘラで押しながら、内側だけを片面焼くのがポイントです。

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しゃきしゃき甘いピーマンとウインナーの組み合わせ最高♪
一つはそのままで、もう一つは特製たれにつけて。

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ピザミックス天

ピザミックス天も焼きあがってきました。
こちらは裏返してから、ヘラで押しつけるようにして仕上げます。

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香ばしいチーズの焼けた香りと、中からも具材と合わさったチーズの旨み。
これはチーズに塩気があるので、何もつけなくても美味しいです。

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好みでタバスコを振ると、さらにタバスコの辛みと酸味で美味しくなります。
これもビールがいいですね。

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かぼちゃ

かぼちゃも追いバターをしながら、焼きあがりました。
外側かりかり、中はほくほくの甘さ。一枚はそのままで、一枚は特製たれで。

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山芋

厚切りの山芋もバターで焼きます。

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山芋はシャキシャキ感を残したいので、数ミリ半透明になったくらいで裏返して塩を振ってから、うっすらと焼き色をつけます。

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しゃきしゃきした山芋の食感。最初はそのままで、残りは柚子胡椒と大葉にくるんで、特製たれにつけて。

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甲いか

細かく切れ目が入った甲いかは、少しでも置いてしまうと硬くなってしまうので、
終始ヘラで返しながら手を止めません。
プルンプルンの柔らかな食感。

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山葵と青紫蘇で巻いたり、鉄板の上で七味マヨネーズにくぐらせたイカも美味です。

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ミックスそば

〆は、焼きそばです。
3人前で頼んだのですが、麺が2人前しかなかったそうで、野菜や具材は三人前。
麺は乗り切らなかったので、別皿で。

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まず肉をしっかり炒めた後に、もやしもキャベツもすごい量です。
大きな鉄板からはみ出るほどの野菜をとにかくヘラで返しながら加熱していきます。

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数分炒めていると野菜から水分が出てしんなりしてきました。

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そして、麺を投入。

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具材と麺がなじんできた頃に紅生姜を入れて少し蒸らします。

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ここで、鉄板の上にできたおこげを。
味付けはしていませんが、具材の旨みを吸った脂でかりかりになった麺が美味しい。

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そして、塩、胡椒、ソースをぐるりと回しかけて混ぜます。

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最後に青海苔を振って出来上がり。

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野菜たっぷりの焼きそばは、キャベツの甘みともやしのしゃきしゃき感。
麺との絡み具合も最高です。
少し食べたところで、お皿に残っている特製たれをかけるとまた美味♪

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女将の爆裂トークを聞きながら、楽しく美味しい3時間半はあっという間に過ぎてしまいました。
これだけ食べて飲んで一人4000円というリーズナブルさも嬉しいです。

「福竹」

東京都大田区東矢口1−17−11

03−3738−4064


ranmarun at 19:30│Comments(0)TrackBack(0) その他 

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