February 10, 2018
アッカ@岡山
香川から瀬戸大橋を渡り、岡山に向かいます。
岡山からは、関西と関東の友人達と合流して、電車で邑久駅へ。
そこからタクシーで20分くらいのところにある「アッカ」に行きました。
この日のメニューです。お料理の写真撮影は不可です。
Le Canon Muscat d' Alexandrie La Grande Colline
フランスローヌでワイナリーをされている大岡さんが、地元岡山船穂町で作ったマスカット オブ アレキサンドリアを使った微発泡のワインです。
開けるときにはかなり噴き出したそうですが、最初は花梨や、パイナップル、レモンの酸味。次第に洋梨や黄桃のような甘みが出てきます。無濾過なので澱もありますが、澱の苦みも味わいのひとつでだんだん美味しくなっていきます。岡山の葡萄を使ったこれからの展開が楽しみです。
●イカと牛窓マッシュルームの小さなスープ
小さなイカと白菜の葉のクリーム仕立てのズッパ。上には、牛窓のブラウンマッシュルームをフレッシュのまま薄くスライスして。柔らかなイカとしんなり煮込んだ白菜にマッシュルームの香りがふんわりと。岡山もとても寒い日だったので、スープで胃や体がほっこりと温まります。
●本ミル貝と牛窓白菜のサラダ仕立て
本ミル貝と牛窓の白菜の芯のインサラータ。吉田牧場のチーズを削って、アイオリソースのアクセント。牛窓は白菜の産地としても有名だそうで、来る途中にひもで縛った白菜畑を見ることができました。年明けに収穫するものは、寒さ対策のために、白菜の頭をくるんでひもで縛るのだそうです。今年は寒さのせいか東京では白菜がとても高いので、あまり食べていなかったなあ。刻んだ白菜の甘くて美味しいこと。
●ゲタ&しいたけの包み焼き
ゲタは瀬戸内では舌平目のこと。椎茸やイタリアンパセリ、白ワインと共に、胡椒を利かせてホイルでカルトッチョ(包み焼き)にしてあります。開けた瞬間の香りがたまりません。しっとりとした柔らかな舌平目に、椎茸やイタリアンパセリの香りが閉じ込められていて、ホイルに残ったスープも自家製パンで拭って頂きました。
Petresco 2012 Le Ginciole
トスカーナのサンジョベーゼ。野生酵母でゆっくりと熟成していますが、優しいタンニンと果実味。
●コノコのスパゲッティ
昨年は、コノコナーラという岡山のこのこを使った温製のスパゲティでしたが、今回は冷製で作ってくださいました。スパゲティーニにこのことオリーブオイルをからめたシンプルなパスタです。オリーブオイルの香りが、塩気や旨味を引き立たせてくれて、これまたびっくりな美味しさ。今年は瀬戸内の海も凍るほどに冷たいらしく、フレッシュでいいものはなかなか獲れないそうです。
●イイダコのタリアッテレ
ぷりっとしたイイダコは、トマトソースで煮込んで、もちっとした食感のタリアッテレ。イタリアンパセリの香りとイイダコの旨み。
●あこうのオーブン焼き
あこうはニンニクやオリーブ、ケッパー、白ワインなどと共に、一尾丸ごとオーブン焼きにして。
部位は人によって異なりますが、ちょうどヒレのついた骨身のまわりのコラーゲンたっぷりの部分がとっても美味しいです。皮下の部分は特にとろっとした身でめっちゃ美味しい。ケッパーやオリーブの酸味が脂ののった身をさっぱりと。
●ホロホロ鳥の薪火焼き
石黒さんのホロホロ鳥は、ニンニクやローズマリーを詰めて、薪火でじっくりと焼きます。焼いている炎と香りでワインが飲めちゃいますが、微妙に網の高さを変えながら、少し寝かして裏返して焼きを繰り返し、熾火で仕上げたホロホロ鳥。厨房でざくっと骨切りして提供されました。これも部位による味が異なりますが、私はあばらに近い胸肉の部分で、皮はパリパリ身はしっとり。骨身についた肉質をこそげ落とすような感じで味わいました。
●コダカのスフレ
コダカって何だろうとお聞きしたら、吉田牧場のチーズで、パルジャミーノタイプの2年熟成チーズらしいです。
そのチーズを刻んだものをスフレに合わせて。バニラ風味のマスカルポーネクリームに苺。
1日1組から2組、もしくは2テーブルと少し客数が増えたので、大きなポーションの魚や肉料理も調理できるようになったそうなので、また次回が楽しみです。予約も困難ですけどね。
「アッカ」
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓496 牛窓国際交流ヴィラ内
090−7997−4586
岡山からは、関西と関東の友人達と合流して、電車で邑久駅へ。
そこからタクシーで20分くらいのところにある「アッカ」に行きました。
この日のメニューです。お料理の写真撮影は不可です。
Le Canon Muscat d' Alexandrie La Grande Colline
フランスローヌでワイナリーをされている大岡さんが、地元岡山船穂町で作ったマスカット オブ アレキサンドリアを使った微発泡のワインです。
開けるときにはかなり噴き出したそうですが、最初は花梨や、パイナップル、レモンの酸味。次第に洋梨や黄桃のような甘みが出てきます。無濾過なので澱もありますが、澱の苦みも味わいのひとつでだんだん美味しくなっていきます。岡山の葡萄を使ったこれからの展開が楽しみです。
●イカと牛窓マッシュルームの小さなスープ
小さなイカと白菜の葉のクリーム仕立てのズッパ。上には、牛窓のブラウンマッシュルームをフレッシュのまま薄くスライスして。柔らかなイカとしんなり煮込んだ白菜にマッシュルームの香りがふんわりと。岡山もとても寒い日だったので、スープで胃や体がほっこりと温まります。
●本ミル貝と牛窓白菜のサラダ仕立て
本ミル貝と牛窓の白菜の芯のインサラータ。吉田牧場のチーズを削って、アイオリソースのアクセント。牛窓は白菜の産地としても有名だそうで、来る途中にひもで縛った白菜畑を見ることができました。年明けに収穫するものは、寒さ対策のために、白菜の頭をくるんでひもで縛るのだそうです。今年は寒さのせいか東京では白菜がとても高いので、あまり食べていなかったなあ。刻んだ白菜の甘くて美味しいこと。
●ゲタ&しいたけの包み焼き
ゲタは瀬戸内では舌平目のこと。椎茸やイタリアンパセリ、白ワインと共に、胡椒を利かせてホイルでカルトッチョ(包み焼き)にしてあります。開けた瞬間の香りがたまりません。しっとりとした柔らかな舌平目に、椎茸やイタリアンパセリの香りが閉じ込められていて、ホイルに残ったスープも自家製パンで拭って頂きました。
Petresco 2012 Le Ginciole
トスカーナのサンジョベーゼ。野生酵母でゆっくりと熟成していますが、優しいタンニンと果実味。
●コノコのスパゲッティ
昨年は、コノコナーラという岡山のこのこを使った温製のスパゲティでしたが、今回は冷製で作ってくださいました。スパゲティーニにこのことオリーブオイルをからめたシンプルなパスタです。オリーブオイルの香りが、塩気や旨味を引き立たせてくれて、これまたびっくりな美味しさ。今年は瀬戸内の海も凍るほどに冷たいらしく、フレッシュでいいものはなかなか獲れないそうです。
●イイダコのタリアッテレ
ぷりっとしたイイダコは、トマトソースで煮込んで、もちっとした食感のタリアッテレ。イタリアンパセリの香りとイイダコの旨み。
●あこうのオーブン焼き
あこうはニンニクやオリーブ、ケッパー、白ワインなどと共に、一尾丸ごとオーブン焼きにして。
部位は人によって異なりますが、ちょうどヒレのついた骨身のまわりのコラーゲンたっぷりの部分がとっても美味しいです。皮下の部分は特にとろっとした身でめっちゃ美味しい。ケッパーやオリーブの酸味が脂ののった身をさっぱりと。
●ホロホロ鳥の薪火焼き
石黒さんのホロホロ鳥は、ニンニクやローズマリーを詰めて、薪火でじっくりと焼きます。焼いている炎と香りでワインが飲めちゃいますが、微妙に網の高さを変えながら、少し寝かして裏返して焼きを繰り返し、熾火で仕上げたホロホロ鳥。厨房でざくっと骨切りして提供されました。これも部位による味が異なりますが、私はあばらに近い胸肉の部分で、皮はパリパリ身はしっとり。骨身についた肉質をこそげ落とすような感じで味わいました。
●コダカのスフレ
コダカって何だろうとお聞きしたら、吉田牧場のチーズで、パルジャミーノタイプの2年熟成チーズらしいです。
そのチーズを刻んだものをスフレに合わせて。バニラ風味のマスカルポーネクリームに苺。
1日1組から2組、もしくは2テーブルと少し客数が増えたので、大きなポーションの魚や肉料理も調理できるようになったそうなので、また次回が楽しみです。予約も困難ですけどね。
「アッカ」
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓496 牛窓国際交流ヴィラ内
090−7997−4586
ranmarun at 17:30│Comments(2)│
│イタリアン
この記事へのコメント
1. Posted by Hi! February 20, 2018 00:49
最近は3組の時もありますよ😃
2. Posted by ロン February 20, 2018 01:07
私達の時は、6人×2組でした。人数にもよるかもしれませんね。