御料理はやし@京都ホスタリア エル・カンピドイオ@世田谷

April 07, 2018

旬席 鈴江@京都

「旬席 鈴江」に行きました。

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白川の桜もピークは過ぎていましたが、少しお花が残っていたので、ちょっとだけ花見気分。昨年は満開で、この細〜い橋で写真を撮っている人がたくさんいました。

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先付

二段重ねになった器の中には、春の山菜と魚介。
左の器には、淡路の車海老、鮑、さより。酢味噌と小豆島のオリーブオイルをかけて。
右の器には、綾部のわらび、うど、スナップエンドウ、グリーンアスパラガス。柚子の香るオリーブオイルで。

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お造り

淡路の鯛と雲丹。もう淡路の雲丹が食べれるなんて驚きました。まだ少し苦みがあり、香りも弱いですが、醤油に少しつけるときれいな甘みが出てきます。

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鯛は、桜鯛と呼ばれるくらいしっかり色づいて、飴色をした身も噛むほどに旨味が出てきます。

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ぐじの椀

浜坂のぐじは、皮目をしっかり焼き、身はもちろん皮が美味しいです。お出汁は昆布だけでとったそうですが、かなり強い昆布の風味でした。

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穴子ととり貝の炭火焼

穴子は、淡路岩屋から、とり貝は、能登七尾だそうです。希少な七尾のとり貝が食べれるとは嬉しいです。

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まずは、穴子から焼きます。生でも食べれる新鮮な穴子は、山葵をのせて皮目だけさっと炙ります。

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骨切りしてふわっと膨らんだ穴子は、とってもジューシー。
綺麗な脂の旨みとその身の柔らかさにとろけます。

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次は、とり貝。両面数秒間さっと瞬間炙りにして酢橘をしぼります。

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とり貝は、瓜系の爽やかな香りときれいな旨味で、しゃきっとした歯ごたえがたまりません。

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あいなめと若筍の揚げ出汁

あいなめと山城の筍は葛粉でさくっと揚げて、みぞれおろしのお出汁で。山城の筍はもう終わりだそうですが、穂先の柔らかな部分は、とうもろこしのような甘い香りでした。

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ご飯物は、久しぶりに握り寿司がでてきました。

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肉厚の赤貝は、ひもをはさんで。少しお醤油をたらして頂きます。

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穴子は、尾に近い部分を、穴子のお出汁で炊いてから焼いて。

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和歌山勝浦の鮪は、綺麗にサシが入った大トロの部分を切り出して、一貫目は塩だけで、二貫目は醤油をたらして頂きました。

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赤身も醤油で頂きます。固めに炊いた小振りのシャリとのバランスも良かったです。

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デザートのサプライズも感動しました。本当にありがとうございます。



根付のコレクションも見せてもらいました。

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高砂 (黄楊) 大内玉藻   

明治時代のものだそうです。能の「高砂」をモチーフにした翁と嫗の面や縄などの超細密部の技巧が素晴らしいです。

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紐を引くと出てくるシーンも非常に細かな細工が施されています。能には詳しくないので、どんな場面なのかはわかりませんが。

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風神・雷神 (象牙) 森 哲郎 

風神・雷神のそれぞれの力強さが溢れていて、熟工の技が光ります。

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ももの花 (象牙) 佐々木 裕

蛤に咲く桃の花と手毬の可愛いこと。

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「旬席 鈴江」

京都府京都市岡崎神宮道仁王門白川南入ル

075−771−7777




帰りの新幹線では、1時間ほどひと眠りしてから、事前に買っておいた和久傳のローストビーフちらし寿しを夜食に。

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中は、実山椒を醤油漬けしたたれが別添えで付いています。

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透明フィルムを取ると霜降りのローストビーフが酢飯の上にたっぷりと重なり合って、花山椒が散らしてあります。ローストビーフの牛肉も花山椒も京都産。

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実山椒の醤油だれをかけて頂くと、ほんのり甘い酢飯とローストビーフに花山椒や実山椒の香りやピリッと痺れる辛みが合わさり、とっても美味しいです。花山椒とローストビーフのちらし寿司はこの時期だけの限定で、それ以外の時期は卵黄の醤油漬けと芽葱がのっているようです。花山椒は大好きなので、この時期たまたま買うことができて良かったです。

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ranmarun at 18:30│Comments(2) 和食 

この記事へのコメント

1. Posted by Hi!   April 14, 2018 07:48
色々気になりますね。
2. Posted by ロン   April 14, 2018 21:28
まあお誕生日ということで・・・^^;

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