ヴァリアンテ@川崎晴山@三田

May 16, 2018

TXOKO チョコ@江戸川橋

「TXOKO(チョコ)」に行きました。

リストランテ・ヒロ・青山店のシェフを長年務めていた関口 晴朗さんが5月6日に江戸川橋にオープンしたお店。
オープン前から情報はちょこちょこチェックしていたのですが、江戸川橋という場所にオープンしたのは意外でした。駅から徒歩10分くらいの住宅街にあります。お店のロゴはフライパンを握っているウサギがフライパンで加熱されているというシュールな絵です(笑)

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入り口には、開店祝いの胡蝶蘭や数々のお花のアレンジメントがたくさん並んでいました。

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店内には、カウンター5席とテーブル席が二つあります。
店名のTXOKOは、バスク地方で人々が集まり、料理とワインと共に食事をする美食の会の意味です。伝統的にはその会は料理を作るのも食べるのも男性のみで女人禁制でしたが、最近では少し緩和されてきてゲストとして女性が入れるようになってきたそうです。こだわりの食材を仕入れ、料理担当が料理し、ワインを飲みながらお互いのコミュニケーションを図る。その様子はTVなどでも見たことがあります。
シェフが新鮮な食材で作った美味しい料理やワインを振舞い、大切な人とゆっくり楽しい時間を過ごしてほしい。そんな意味をこめてつけたそうです。

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壁際にあったのは、ムガリッツでテーブルに置かれていたスプーンのオブジェ。私が昔ムガリッツに行った時は、こういう形でフォークがぶらさがっていました。関口シェフが以前修業していたムガリッツを辞める際に、アンドニーシェフに頂いたそうです。

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木のテーブルのカウンターの風合いとリンクするような陶器の位置皿。埼玉の作家さんに作ってもらったそうです。そういえば、この方のお皿は裏が年輪のような細かな円が刻まれていて、札幌の五十嵐さんが裏にして使っていたっけ^^ 
カトラリーはナイフ、フォークと箸も用意されています。

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まずはフランチャコルタを頂きました。

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季節のおまかせコースは12000円から。

雲丹のブルスケッタ

自家製のパンにガーリックオイルを塗って焼き、礼文島の海水雲丹をのせ、岩塩と胡椒をかけて。

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花ズッキーニのフリット

サクッっと揚がった花ズッキーニの中には、ほしかれいのブランダードが入っています。

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Meroi  Chardonnay 2016

フリウリのワインシーンを牽引する生産者として名高いパオロ・メロイ。南国フルーツの香りやミネラルを感じ、穏やかな口あたりと優しい樽感。甘みや酸味のバランスも良く凝縮した果実味は、一口目から美味いとうなるようなエレガントでリッチな味わいです。

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ホワイトアスパラガスと毛蟹のサラダ

フランスのホワイトアスパラガスは、芯の部分を細切りにして、毛蟹やキャビア、小夏とビネガーオイルで和えて。ビーツの新芽を添えて。

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自家製のチャパタももちっとした食感と香りがいいです。

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ピセリとブラータ

神奈川の大西さんが作っているグリーンピースをさっと茹で、そのピューレとブラータ。周りには、カウンターの奥に生けてあったグリーンピースの花や葉茎を添えて。グリーンピースは白い花が咲くんですね。豆のほっこりと甘い食感にクリーミーなブラータチーズがよく合います。葉茎もかじりながら、その苦みと香りを楽しみます。

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江戸前穴子のヴァポーレと山菜のバーニャカウダ

皮付きの牛蒡やたらの芽、うどなどを江戸前の穴子で巻いてオーブンで加熱して、木の芽やしどけをのせて。山菜のピュレを使ったバーニャカウダソース。山菜の苦みや香りが穴子の甘みを引き立てます。

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自家製のフォカッチャ。

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グリーンアスパラガスのパイ包み焼き

グリーンアスパラガスは、パイ生地で包んで焼き、牛テールとヒマラヤのモリーユ茸のクリーム煮をのせて。上にはサマートリュフ。

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とり貝とアラビアータのスパゲッティ

アラビアータソースに絡めたスパゲッティ。そこに七尾のとり貝をさっと炙って刻んだものを瞬間的に和えます。とり貝は和食でしか食べたことがないけれど、ピリ辛のトマトソースに意外にとり貝の甘みがいい、しかも七尾のとり貝よく仕入れましたね。

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メインの牛肉は、炭鉢の上に、網と煉瓦を重ねて焼きます。薪火ができない分、火入れにも随分工夫を凝らしましたね。

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肉に火が入った途中から、蕪や小玉葱などのお野菜も一緒に焼きます。

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Chanti Classico 2011Castell'in Villa 2011

シンプルでわかりやすいサンジョベーゼ。バランスも余韻もいいです。

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熊本赤牛の炭火焼

赤牛のいちぼ肉。小玉葱と蕪を添えて。かりっと焼き色をつけ、適度に身がしまった繊維を噛み締める食感と赤身の旨み。小玉葱や小蕪を添えて。

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鳩のラグーとしどけの山菜ベーゼのピチ

もう一品パスタを食べたいとリクエストして作ってもらったのは、鳩のラグーとしどけを使ったジェノベーゼ風のソースを自家製のピチに絡めて。鳩の旨みとしどけの苦み、ニンニクやチーズのアクセントが加わって、これも絶品でした。

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焼きチーズケーキ

ドルチェは、サンセバスチャンで有名なバルの「ラ・ビーニャ」的な焼きチーズケーキ。そこのものよりももう少しクリームチーズをリッチに使い、クリーミーで上品な味でした。

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今宵は有名なフードライターや食通の方が訪れていましたが、それぞれの好みやコースの流れも敏腕に対応するシェフ。今までは大箱のお店でしたが、カウンターでこじんまりやっているからこそ対応できる気遣い。控えめで優しいマダムにもお会いできて嬉しかったです。

「Txoko」

東京都文京区水道2−19−14

03−6801−6921



ranmarun at 19:00│Comments(0) イタリアン 

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