June 07, 2018
Clamato@パリ
「Clamato」に行きました。バスティーユ駅から徒歩10分くらい。
Septimeのベルトラン・グレボー氏がSeptimeの2軒隣に出したの魚専門ビストロで、2013年11月のオープン以来連日大盛況のお店です。着くとお店の前には6、7人並んでいました。予約は不可なので、店頭で名前と電話番号をリストに書いてもらい、大体の入店時間を教えてくれます。21時過ぎに行ったのですが、リストには7,8組のウェイティングの名前があり、22時45分くらいに入れるとのこと。
近くでお茶しながら待っていても電話で呼び出してくれるのですが、お店の前のメニューを見て何を食べようか考えながら待つことにしました。23時がラストオーダーなので、入店したら速攻注文しなければなりませんからね。メニューは魚介のみで、生で食べれるものもいくつかあり、季節柄貝類が豊富。野菜のメニューも少しあります。
実際には予定より15分早く22時半に入店することができました。
中に入ると、手前がカウンター席で奥に団体のテーブル席があります。
カウンター席に案内され、食べようと決めていた料理を注文。その日の仕入れで料理の内容も変わるので、表に張り出されていたメニューとは若干異なるものもありました。
Sancerre Auksinis 2009 Sebastian Riffault
ワインは自然派が中心で好みのものがいろいろありましたが、こちらのサンセールを。黄金色でとろっとしたソーヴィニオンブラン。カリンのような香りと酸化熟成のニュアンスで苦みとほんのり甘みもあります。
炭酸水はClamatoボトルに入っています。
Palourde de Batz-sur-mer par 8
Palourde de Batz-sur-mer par 8
バツ-シュル-メールというナントに近い西海岸で獲れたアサリ。レモンを絞って生で食べます。割と小粒なアサリを出すのも、生で食べるぎりぎりの美味しさを考えているんでしょう。
日本ではアサリを生で食べる機会がほとんどないので、少し磯くささを感じますが、エシャロットのビネグレットや海藻バターをのせるとくさみが消え、貝のうま味を味わうことができました。
Crevette grise de Dieppe ,Mayonnaise pimentee
パリから北西にあるディエップで獲れた小海老を茹でて、ピリ辛マヨネーズにつけて。殻やひげや足のもしゃもしゃした食感が気になるけど、ピリ辛マヨにつけて食べると癖になり、ワインのお供になります。
Ceviche de Lieu de ligne ,radis rose,coriandre
釣りのスケトウダラのセビーチェ。ラディシュや南米種のトウモロコシを揚げてライムやビネガーとココリアンダーオイル。コリアンダーをのせて。
Thon rouge de ligne,cerise burlat,vinaigrette epicia
マグロの赤身は厚切りにして、チェリーと松の新芽をのせて、ビネグレットと和えて。日本人にはマグロと醤油が定番ですが、意外に酢や果実の酸味で食べることがないので新鮮な味覚でした。
Champignon de paris, vinaigrette vermouth,Katsuobushi
茸と鰹節をどう使うの気になって頼んだ一品。上には、イタリアンパセリやディルと花かつおのように大きく削った鰹節がのせてあります。
中にはマッシュルームなどの生のシャンピニオンをマヨネーズで和えたものと下のたれはポンズ風味。
これも面白い料理でした。
Aile de Raie du Finstere ,sauce grenobloise
メインはエイムイエルのグルノーブル風。たっぷりのケッパーとクルトンのバターソース。かりっと香ばしくムニエルにし、身は繊維も柔らかくふわふわの食感。こういうクラシック料理を味わえるのも嬉しいです。
自然派のワインと気の利いた魚介料理をカジュアルかつリーズナブルに頂けるので、連日並ぶほど大盛況なのもわかります。魚料理だとDivellecがお気に入りですが、高価な店。ここはとにかく安くて並ぶことを覚悟すれば、1ケタか10ユーロ前後で美味しいつまみを次々と出してくれます。大勢で行くとシェアしながら色々食べれるので、より楽しいかもしれません。日本人シェフのお店ばかり行ってたので、フランス人が構築する魚料理も色々新しいアイデアがあって、興味をそそり、また他の料理も食べに再訪したいです。
「Clamato」
80 rue de Charonne ,75011 Paris
01 43 72 74 53
septime-charonne,fr
平日(水〜金は19時から23時まで)、土日は(12時から23時) 月火は定休日。
Septimeのベルトラン・グレボー氏がSeptimeの2軒隣に出したの魚専門ビストロで、2013年11月のオープン以来連日大盛況のお店です。着くとお店の前には6、7人並んでいました。予約は不可なので、店頭で名前と電話番号をリストに書いてもらい、大体の入店時間を教えてくれます。21時過ぎに行ったのですが、リストには7,8組のウェイティングの名前があり、22時45分くらいに入れるとのこと。
近くでお茶しながら待っていても電話で呼び出してくれるのですが、お店の前のメニューを見て何を食べようか考えながら待つことにしました。23時がラストオーダーなので、入店したら速攻注文しなければなりませんからね。メニューは魚介のみで、生で食べれるものもいくつかあり、季節柄貝類が豊富。野菜のメニューも少しあります。
実際には予定より15分早く22時半に入店することができました。
中に入ると、手前がカウンター席で奥に団体のテーブル席があります。
カウンター席に案内され、食べようと決めていた料理を注文。その日の仕入れで料理の内容も変わるので、表に張り出されていたメニューとは若干異なるものもありました。
Sancerre Auksinis 2009 Sebastian Riffault
ワインは自然派が中心で好みのものがいろいろありましたが、こちらのサンセールを。黄金色でとろっとしたソーヴィニオンブラン。カリンのような香りと酸化熟成のニュアンスで苦みとほんのり甘みもあります。
炭酸水はClamatoボトルに入っています。
Palourde de Batz-sur-mer par 8
Palourde de Batz-sur-mer par 8
バツ-シュル-メールというナントに近い西海岸で獲れたアサリ。レモンを絞って生で食べます。割と小粒なアサリを出すのも、生で食べるぎりぎりの美味しさを考えているんでしょう。
日本ではアサリを生で食べる機会がほとんどないので、少し磯くささを感じますが、エシャロットのビネグレットや海藻バターをのせるとくさみが消え、貝のうま味を味わうことができました。
Crevette grise de Dieppe ,Mayonnaise pimentee
パリから北西にあるディエップで獲れた小海老を茹でて、ピリ辛マヨネーズにつけて。殻やひげや足のもしゃもしゃした食感が気になるけど、ピリ辛マヨにつけて食べると癖になり、ワインのお供になります。
Ceviche de Lieu de ligne ,radis rose,coriandre
釣りのスケトウダラのセビーチェ。ラディシュや南米種のトウモロコシを揚げてライムやビネガーとココリアンダーオイル。コリアンダーをのせて。
Thon rouge de ligne,cerise burlat,vinaigrette epicia
マグロの赤身は厚切りにして、チェリーと松の新芽をのせて、ビネグレットと和えて。日本人にはマグロと醤油が定番ですが、意外に酢や果実の酸味で食べることがないので新鮮な味覚でした。
Champignon de paris, vinaigrette vermouth,Katsuobushi
茸と鰹節をどう使うの気になって頼んだ一品。上には、イタリアンパセリやディルと花かつおのように大きく削った鰹節がのせてあります。
中にはマッシュルームなどの生のシャンピニオンをマヨネーズで和えたものと下のたれはポンズ風味。
これも面白い料理でした。
Aile de Raie du Finstere ,sauce grenobloise
メインはエイムイエルのグルノーブル風。たっぷりのケッパーとクルトンのバターソース。かりっと香ばしくムニエルにし、身は繊維も柔らかくふわふわの食感。こういうクラシック料理を味わえるのも嬉しいです。
自然派のワインと気の利いた魚介料理をカジュアルかつリーズナブルに頂けるので、連日並ぶほど大盛況なのもわかります。魚料理だとDivellecがお気に入りですが、高価な店。ここはとにかく安くて並ぶことを覚悟すれば、1ケタか10ユーロ前後で美味しいつまみを次々と出してくれます。大勢で行くとシェアしながら色々食べれるので、より楽しいかもしれません。日本人シェフのお店ばかり行ってたので、フランス人が構築する魚料理も色々新しいアイデアがあって、興味をそそり、また他の料理も食べに再訪したいです。
「Clamato」
80 rue de Charonne ,75011 Paris
01 43 72 74 53
septime-charonne,fr
平日(水〜金は19時から23時まで)、土日は(12時から23時) 月火は定休日。
Clamatoを出てからバスティーユ駅に向かいます。パブやクラブが多い通りの賑わいの中、深夜12時を過ぎても行列しているクレープ屋が目につきました。
焼きたてのクレープが美味しそう。
メニューは豊富です。ハムやチーズなどを挟むものもありましたが、デセールを食べてなかったので、ちょっと甘いものが欲しくなり・・。ヌッテラにバナナトッピングをオーダー。ソルベの色はだいぶカラフルですね。
焼いている工程を見ながら待ちます。日本では、〆はラーメン的な流れですが、パリの〆はクレープ。
散々パブでポテトや肉、ビールとワインを飲んだ後で、食べたくなるのもわかります。
普段は食べないヌッテラにすごく惹かれ…バナナを挟んで。焼きたてのクレープ生地にヌッテラのペーストを塗り、バナナを切ってくるりと巻いたクレープなのですが、うまいなあ・・・。日本だと生地が主張し過ぎてもっちりしてしまうのですが、熱々でサクッとなめらかな生地にヌッテラが溶け、完熟バナナの柔らかさが融合します。普段は甘いものは好んで食べないのに、これはもっと食べたいくらい美味しかった。パリのソウルフードなんですね。
焼きたてのクレープが美味しそう。
メニューは豊富です。ハムやチーズなどを挟むものもありましたが、デセールを食べてなかったので、ちょっと甘いものが欲しくなり・・。ヌッテラにバナナトッピングをオーダー。ソルベの色はだいぶカラフルですね。
焼いている工程を見ながら待ちます。日本では、〆はラーメン的な流れですが、パリの〆はクレープ。
散々パブでポテトや肉、ビールとワインを飲んだ後で、食べたくなるのもわかります。
普段は食べないヌッテラにすごく惹かれ…バナナを挟んで。焼きたてのクレープ生地にヌッテラのペーストを塗り、バナナを切ってくるりと巻いたクレープなのですが、うまいなあ・・・。日本だと生地が主張し過ぎてもっちりしてしまうのですが、熱々でサクッとなめらかな生地にヌッテラが溶け、完熟バナナの柔らかさが融合します。普段は甘いものは好んで食べないのに、これはもっと食べたいくらい美味しかった。パリのソウルフードなんですね。