松川@赤坂龍吟@日比谷

December 24, 2018

バーチョ・ディ・ジュリエッタ@恵比寿

「バーチョ・ディ・ジュリエッタ」へ。
12月22日〜25日の期間限定で、軽井沢の「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」の小林幸司シェフとコラボレーションしたクリスマス特別コースがあり、24日、25日は小林シェフがお店にいらっしゃるということで、行ってきました。

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このお店には、昔ブコディムーロという名前の時にピッツァを食べに来たことがありました。南イタリア料理を気軽に楽しめるトラットリア・ピッツェリアです。テーブルにはグリッシーニとリボンがかけられたメニューが置かれていました。

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開くとProposta di Natale 2018と書かれ、小林シェフの手書きのメニューとサインが。軽井沢のお店はもともと一日一組限定で、今は一般予約は受け付けていないので、、小林シェフのお料理を一般の方が食べることができるというのは、なかなかない機会です。一年に一度の特別な日を特別な方と特別な場所で過ごして頂く為に、考案されたクリスマスコースだそうです。普段は軽井沢ではイタリア語だけの表記ですが、日本語もちゃんと書いてありました。

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バニラ風味のアペロール入りスプマンテ

バニラの香りをつけたアペロールをスプマンテで割ったもの。ロゼ色をしたアペリティーボはクリスマスにぴったりの雰囲気です。

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スカンピとういきょうのタルタル カラスミ風味

赤座海老のタルタルとういきょうにボッタルガを和えたタルタル仕立てに、スカローニョ(エシャロット)とキャビアのインサラータ。ブルスケッタ添え。エシャロットのほんのり辛味が赤座海老の甘みを引き出し、キャビアやカラスミの旨味と共に広がります。ブルスケッタにのせて食べるとさらに美味しくスプマンテがすすみます。

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フォカッチャも用意されていました。

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Blanc de Morgex et de la Salle  2014 Vavey Albert

ワインも小林シェフのおすすめがグラスで頂けます。

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鴨のフォアグラ入りスップリ イイダコとトピナンブールのラグー添え

スップリとはローマ生まれのライスコロッケのことで、シチリアではアランチーニと呼ばれています。下には、イイダコと菊芋、オリーブなどをトマトソースで煮込んだラグーが添えてあります。

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さっくりとした衣の中には、フォアグラと淡路産の釜揚げしらすを詰めたチーズのリゾットが入っていて、イイダコのラグーと混ぜ合わせながら頂くと、とても美味しいです。

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トンナネッリのカルボナーラ仕立て オリーブと黒トリュフの香り

トンナネッリはローマのロングパスタで、断面は角型をしています。このトンナネッリをパンチェッタとカルボナーラ仕立てにしてパルミジャーノや黒胡椒をたっぷりのせて。

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さらにイタリアの黒トリュフをスライスします。カルボナーラに黒トリュフというリッチな味わいにケイパーの酸味が隠し味でいいアクセントでした。

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ちなみにこのパスタは壁の穴でも食べることができるそうで、渋谷本店には看板にそのメニューが掲げてありました。各店舗でも順次展開していくようです。

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Dolcetto D'Alba 2012 Rivella Serafino

赤ワインも頂きました。

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鴨の胸肉のインパデッラ リガーリェとカルドンチェッロ リンゴとゴルゴンゾーラチーズ添え

フランスの真鴨はハーブでマリネして、内臓やカルドンチェッロという茸のソテー。煮込みリンゴにゴルゴンゾーラチーズのソース。鴨肉は半身くらいかなり量が多かったのと、私はゴルゴンゾーラなどのブルーチーズ系が苦手だったので、3切れくらい食べて後は友人に委ねました。完食できずにごめんなさい。

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カラスミのスパゲッティ

極太のスパゲッティにニンニクを炒めた香りをつけたオリーブオイルとカラスミ、イタリアンパセリ。あえてオーバーボイルした茹でおき麺的なもちもち感のあるスパゲッティにカラスミとオイルの香りが合わさるとシンプルに美味しいです。後でシェフに聞くと、アルデンテに茹でたパスタだと、オイルで炒めたときにカラスミの粒が弾けてパスタと合わさらないのでとおっしゃっていました。なるほどね。

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ヴィンコット風味のクレーマパスティッチェーラ チョコラータがけ
アマレーナ入りマスカルポーネ風味のパウンドケーキ

クレマパスティッチェーラはカスタードクリームのことで、ヴィンコット風味のカスタードクリームにピスタチオをのせ、温かいチョコラータソースをかけて。
アマレーナは、ワイルドチェリーのコンポート。これを入れてマスカルポーネと小麦の生地で焼き上げたパウンドケーキ。残った赤ワインと一緒に頂きました。

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エスプレッソで〆。次回はドルチェピッツァなどの企画もあるそうで、また楽しみです。

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サンタクロースが煙突を目指して縄はしごを登っているオブジェが可愛かったなあ。

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帰りに恵比寿ガーデンプレイスの毎年恒例のバカラのシャンデリアを拝見。

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「バーチョ・ディ・ジュリエッタ」

東京都渋谷区恵比寿4−20−2 恵比寿ガーデンテラス 弐番館1F

03-3473-9187




ranmarun at 12:00│Comments(0) イタリアン 

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