February 06, 2019
シップソーン・パンナー@バンコク
はしご2軒目は「シップソーン・パンナー」というカオソーイのお店に行きました。
カオソーイはタイ北部のチェンマイの名物麺料理で、ココナッツミルクが入ったカレー味のスープと卵麺が入った料理です。以前はチェンマイでも中国人系イスラム料理の店でしか食べられなかったようです。
シップソーンパンナーという店名は、中国雲南省の西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州のことです。そこでカオソーイのような麺料理があるかどうかはわかりませんが、その昔雲南省に住む中国人ムスリムの多くが、ムスリム弾圧により南下しながらチェンマイへ移住してきました。ビルマ、ラオスにもカオソーイに似たカレー味の米麺がありますが、タイのカオソーイとはまた少し違います。歴史の中で南下移住していきながら発展していった麺料理で、ルーツはシーサンパンナにあるのではないかということから、この名前をつけたのではないかと思います。
小さなお店なので昼時は結構混んでいて、左の紙に名前を書いて待つシステムです。
運よく団体さんが抜けてくれて10分待ちくらいで入れました。
タイには何度も来ているけれど、実はカオソーイを食べるのは初めてでした。クイティアオの店はそこらじゅうにあるけれど、カオソーイの専門店はなかなかないんですよ。
カオソーイガイとカノムチーンナムヤーを頼みました。
カオソーイ ガイ 35バーツ
カオソーイは鶏、豚、牛、挽肉団子と具が選べますが、鶏肉にしました。
もちっとした平打ち太めの卵麺に揚げたかりかり麺とココナッツミルクのカレー味のスープ。一見シンガポールのラクサにも似ていますが、ラクサは海老などでダシをとることが多いです。
カレー味といってもココナッツミルクの甘みが効いていて、辛さも唐辛子の辛さよりはスパイスのマイルドな辛さです。少しピーナッツのような香りもあります。
別添えの赤玉葱をのせて、混ぜ合わせながら食べます。味付けは結構濃いめなので、野菜をのせるとちょうどいい感じでできればマナオも絞りたいくらい。
高菜の漬物が置いてあり、これを入れると発酵した酸味や旨味がまた味の変化球になりました。
他にナンプリックナンプラーも置かれていて、タイ人は結構たっぷりかけていました。タイ人はほんと辛い物好きですね。
カノムチーン ナムヤー 35バーツ
ちょっとざらつきのあるカレースープと米麺は極細のセンミーかな。もやしとミント、バジルなどが別添えのトッピングです。
ヤーはドジョウのこと。そぼろのようにざらりとスープに溶け込んでいて、ココナッツミルクと唐辛子が溶けあったカレースープと共に、いい旨味になっていました。素麺のように細いセンミーとこのスープを混ぜ合わせて美味しく頂きました。
途中にもやしやバジルをのせて混ぜながら食べると平坦な麺の食感にしゃきしゃきとしたもやしやハーブの苦みが加わり、奥深い味わいになります。高菜を入れたり、具材を入れながらちょこちょこと味と食感の変化を楽しみました。
アイスティは、濃いめ甘めに入れてありますが、食中にも食後にもさっぱりとします。
「シップソーン パンナー」
18/1 Silom 3,Bangkok Thai
+66 86 334 1489
7:00〜15:00
昼時はどこも美味しそうな匂いがただよっていて、ちょっとした裏路地にも美味しそうなおかず屋の店があったりします。こういうお店で好きなおかずをちょっとずつ選んで、ご飯と食べるのも美味しいんだよな。
焼きバナナのお店もちょっと惹かれました。
カオソーイはタイ北部のチェンマイの名物麺料理で、ココナッツミルクが入ったカレー味のスープと卵麺が入った料理です。以前はチェンマイでも中国人系イスラム料理の店でしか食べられなかったようです。
シップソーンパンナーという店名は、中国雲南省の西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州のことです。そこでカオソーイのような麺料理があるかどうかはわかりませんが、その昔雲南省に住む中国人ムスリムの多くが、ムスリム弾圧により南下しながらチェンマイへ移住してきました。ビルマ、ラオスにもカオソーイに似たカレー味の米麺がありますが、タイのカオソーイとはまた少し違います。歴史の中で南下移住していきながら発展していった麺料理で、ルーツはシーサンパンナにあるのではないかということから、この名前をつけたのではないかと思います。
小さなお店なので昼時は結構混んでいて、左の紙に名前を書いて待つシステムです。
運よく団体さんが抜けてくれて10分待ちくらいで入れました。
タイには何度も来ているけれど、実はカオソーイを食べるのは初めてでした。クイティアオの店はそこらじゅうにあるけれど、カオソーイの専門店はなかなかないんですよ。
カオソーイガイとカノムチーンナムヤーを頼みました。
カオソーイ ガイ 35バーツ
カオソーイは鶏、豚、牛、挽肉団子と具が選べますが、鶏肉にしました。
もちっとした平打ち太めの卵麺に揚げたかりかり麺とココナッツミルクのカレー味のスープ。一見シンガポールのラクサにも似ていますが、ラクサは海老などでダシをとることが多いです。
カレー味といってもココナッツミルクの甘みが効いていて、辛さも唐辛子の辛さよりはスパイスのマイルドな辛さです。少しピーナッツのような香りもあります。
別添えの赤玉葱をのせて、混ぜ合わせながら食べます。味付けは結構濃いめなので、野菜をのせるとちょうどいい感じでできればマナオも絞りたいくらい。
高菜の漬物が置いてあり、これを入れると発酵した酸味や旨味がまた味の変化球になりました。
他にナンプリックナンプラーも置かれていて、タイ人は結構たっぷりかけていました。タイ人はほんと辛い物好きですね。
カノムチーン ナムヤー 35バーツ
ちょっとざらつきのあるカレースープと米麺は極細のセンミーかな。もやしとミント、バジルなどが別添えのトッピングです。
ヤーはドジョウのこと。そぼろのようにざらりとスープに溶け込んでいて、ココナッツミルクと唐辛子が溶けあったカレースープと共に、いい旨味になっていました。素麺のように細いセンミーとこのスープを混ぜ合わせて美味しく頂きました。
途中にもやしやバジルをのせて混ぜながら食べると平坦な麺の食感にしゃきしゃきとしたもやしやハーブの苦みが加わり、奥深い味わいになります。高菜を入れたり、具材を入れながらちょこちょこと味と食感の変化を楽しみました。
アイスティは、濃いめ甘めに入れてありますが、食中にも食後にもさっぱりとします。
「シップソーン パンナー」
18/1 Silom 3,Bangkok Thai
+66 86 334 1489
7:00〜15:00
昼時はどこも美味しそうな匂いがただよっていて、ちょっとした裏路地にも美味しそうなおかず屋の店があったりします。こういうお店で好きなおかずをちょっとずつ選んで、ご飯と食べるのも美味しいんだよな。
焼きバナナのお店もちょっと惹かれました。