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May 25, 2019

5/4クイント・クアルト@狛江

「5/4クイント・クアルト」に行きました。

向ヶ丘遊園の「ヴァリアンテ」の當間夫妻が営業しているオステリア。

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今回は、オーストラリアワインの「バスケット・レンジ」「ヤウマ」のワイン会です。
バスケット・レンジが4本、ヤウマが6本、計10本がずらりと並んでいて、貴重なワインを順番に飲ませて頂きました。

ここ数年で爆発的な人気になって入手困難になっている南オーストラリアのアデレードヒルズで作られているワイン。その巨匠的なルーシー・マルゴーでワイン造りを学んだ弟子達が個性溢れる美味しい自然派のワインを造っています。

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お料理は、こちらで定番で出しているものと他にも色々出てきます。

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Pinot Noir Basket Range 2017

バスケット・レンジは、ショルトとルイスの20代の若い兄弟が父が持つ最古のワイナリーと言われる地でまた異なるアプローチでのワイン造りを初めて2年目。
そのバスケット・レンジの代表的なピノノワールから始まりました。

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除梗し、10日以上の醸しを経てから野生酵母でゆっくりと発酵させたもの。
最初は梅ジュースのようなかなりの酸味がありますが、次第に梅ジャムや苺のような甘酸っぱさに。

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前菜は、帆立とブルグールのインサラータと小玉葱のバルサミコ煮。
それぞれの酸味がワインに合う一品です。

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魚介のフリット

芝海老と豆アジ、ベビー帆立のフリット。
数日前に海老アレルギーが出たので、海老は殻だけ残して一尾だけですが、その分豆アジはたっぷり食べました。さくっと軽いフリットはワインがすすみます。

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Red Basket Range 2017

カベルネソーヴィニヨンに少しだけピノノワールをブレンド。
マセラシオンを終えたばかりのタイミングでプニュマティックプレス。フリーランのジュースを取り除いた上で、タンクに移した後、果房と茎を戻して、果皮の旨味をゆっくり戻して。

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ごくごく飲めるワインを造りたかったそうで、コクと甘さがあるその飲み口は、葡萄ジュースやストロベリーの香り。

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フォカッチャと白レバーパテ、アンチョビオリーブが出てきます。
ここのアンチョビオリーブ好きなんだよね。これだけでワインがごくごく飲めます。

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Panplemouse Basket Range 2017

パンプルムゥスは、前者のRedを作る際に、フリーランで流れてきたカベルネソーヴィニヨンにメルローを茎ごと放り込んで造ったワイン。
仏語でグレープフルーツという名のワインですが、特に意味はなく、ワイナリーに置いてあるシャンプーがグレープフルーツの香りがしていたという思い付きで付けたそうです。

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ライトなメルローの果実味とほんのり野性味のあるスパイシー感。

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ベビー帆立のパン粉焼き

パン粉とガーリックバター風味のベビー帆立のサクサクトースト感もワインのアクセントになります。

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Vineyard Blend Basket Range 2017

クラシックなボルドーが好きな父が植えたプティベルドとメルローに実験的に植えたサペラヴィというグルジアの土着品種をブレンド。

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なめし革やブラックベリーのような香りとしっかりとしたタンニンと果実味のパワーがありながら、重さを感じない切れ味のある飲み口。

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メカジキのステーキ

気仙沼のメカジキのステーキ。
これで一人分、一人前ステーキくらいの大きさがありますが、オリーブやケッパーの酸味でぺろりといけました。ナチュラルな美味しいワインだとどんどん食がすすみます。

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Hizky Pet Nat 2016 Jauma

ここからヤウマのワインです。
ヤウマはジェームス、デニス、ダンビーという3人のアースキンファミリーが南オーストラリアで手掛けるナチュラルワインです。ワイナリーの名前は、ジェームズが随分前に出会ったスペインカタルーニャのヤウマという若い醸造家の名前にインスピレーションを受けたもの。ヤウマはカタラン語でジェームスを意味しています。
2006年にオーストラリア最優秀ソムリエの栄冠に輝いたジェームス・ダンビー・アースキンが、直後にソムリエを辞めてから、ワイン造りに徹し、今ではオーストラリアの自然派のワイン生産者として個性ある素晴らしいワインを造っています。

10年以上使用した樽に超早摘みのカベルネフランをぶち込んだというベースワインに、瓶詰してから遅摘みのワインを入れた発泡酒。開栓した時はかなりジュワジュワしていたそうですが、少し時間を置いて落ち着いた泡に。

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大統領のパスタ

タリアテッレに、さやいんげんやオレガノ、タイムなどのハーブ、チーズや卵などをペースト状にしたソース。イタリアの元大統領サンドロ・ピエトリーニ氏はボリュームあるパスタが大好物だったそうで、おかかえ料理人がなんとかヘルシーに食べ応えがあるソースをということで作られたそうです。

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もっちりとしたタリアテッレに、からんだ豆のソースには、いつもよりもレモン汁をしっかり利かせて、ヤウマの酸味がきりっとしたワインに合わせるように仕立ててくれました。

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Peek a Boo 2017 Jauma

こちらもペティアンスタイルのグルナッシュ。娘の手書きのイラストのエチケットも愛らしいです。
ラズベリーやクランベリーのような酸味と果実味の飲みやすさがあります。

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ピチ アリオーネ

アリオーネは、にんにくとオリーブオイルとトマトを使ったトスカーナのトマトソース。
ぷりっともちもち食感のピチにたっぷり和えて頂きます。トマトソースのパスタが食べたかったので、おかわりして、たっぷり頂きました。ワインもぴったりです。

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Seaview  Birdsy    2017  Jauma

海が見渡せるシーヴュー地区のカベルネフラン。力強いタンニンとほのかにインクっぽさやスミレ香。
しっかり色濃いですが、飲んだ時には、意外に優しい後味でした。

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牛肉のビステッカと豚肉のロースト

ここで、大皿の肉料理が出てきました。

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豚肉はむちっとした弾力のある脂に甘みがあり、身のしっとりと柔らかいこと。
素晴らしい火入れです。

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Gramp Ant 2014 Jauma

ワイン名は、ジェームズの父のアントニーの名前をつけた造語。
苦みのあるグルナッシュとベリーの香り。

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牛肉の赤身の味わいにもワインが合います。

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Genovese Grenache 2017 Jauma

白い砂室の表土に覆われたブルーウィットスプリングのグルナッシュ。
これまた可愛いイラストのエチケットですが、ムスクの甘苦い香水の香りと苺やラズベリーのような果実味です。

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牛肉もどんどん食べ進みながら、結構お腹いっぱいになってきました。

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Ralph's  Grenache 2014 Jauma

いよいよ10本目のヤウマ。薔薇の香りやアマーロぽい熟成したハーブのスパイス感とタンニン。
その甘苦みが後味も広がっていく、奥行きのある味わいでした。

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この後、さらに他のワインも頂きました。

Thousand Candles  2011 

ウィリアム・ダウニーの希少な赤ワイン。エチケットも千本の蝋燭をイメージして。
シラー90%以上に、ピノノワールとソーヴィニオンブランのブレンド。
前々日に開けたそうですが、ほうじ茶のような焙煎香と、ザクロの果実味や黒胡椒。
赤身の牛肉にも合いましたし、後に温度が上がるとコーヒーのような甘苦い香りも出てきました。

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The Sleeping co-pilot 2018 Intellego

南アフリカのスワートランドのヴィオニエのオレンジワインで、シュールなイラストのエチケット。結構ファンキーな造り手だそうです(笑)すっきりとした甘みに、後味がジャスミン茶のような香り。
食後のお茶代わりに楽しむことができました。

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バスケット・レンジとヤウマはさすがのラインナップ。
これだけのワインを一度に飲むことができる機会はなかなかないので、とても貴重で楽しい時間でした。

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「5/4 Quinto・Quarto」

東京都狛江市東和泉1-18-7 中川ビル3F

03-5761-7225


ranmarun at 19:00│Comments(3) イタリアン 

この記事へのコメント

1. Posted by 佐藤雅志   June 18, 2019 15:41
何時も楽しく、羨ましく拝見させて頂いております。
ずっと疑問に思っておりましたがロン様はどのようなお仕事をなさっておられるのでしょうか?
2. Posted by ロン   June 19, 2019 06:17
>>1
いつも見てくださってありがとうございます。
仕事に関しては色々質問を頂くことが多いのですが、あえてここではプライベートな事は公表していないのですみません。フード関係の仕事と思って頂ければ。
3. Posted by 佐藤雅志   June 20, 2019 04:35
お返事ありがとうございました。
素敵な食ライフ日記を今後も楽しみにしております。

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