松川@赤坂晴山@三田

June 26, 2019

わだつみ@渋谷

「わだつみ」に行きました。
渋谷円山町にある置屋を改装した天ぷらと蕎麦のお店です。

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円山町というとネオン輝くラブホ街のイメージが強いですが、その昔大正時代には芸妓置屋130戸、待合96軒、芸妓420名ほどがいた花街でした。昭和初期には置屋も100戸に減り、その賑わいも衰退します。
現在では、料亭も良支や、三長、おでん割烹ひでなどを含め、5軒ほどになりましたが、大火災があった時に、ここの脇にあるお地蔵様が守ってくれたのか、この界隈の店だけが焼けずに済んだとか。
そして、今でもベテランの芸妓さんは数人いるそうです。

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時代と共に衰退する置屋をリノベーションして、奥の通路に続く道。
この左奥にわだつみというお店があります。
京都祇園の裏路地にはまだまだこういう雰囲気もありますが、渋谷に唯一残された貴重な昭和の空間にタイムトリップするような雰囲気です。

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中庭には、敷き詰めた石と池があります。
奥に見えるのは系列店の寿司屋だそうです。

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蕎麦と天婦羅とかかれた看板がある「わだつみ」の引き戸を開けます。

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店内はこじんまりと6席ほどのカウンター。
他にも個室があります。

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お料理は、おまかせのコース(8000円)で頂きました。
アラカルトもあり、天ぷらを追加することもできます。


前菜

山芋豆腐梅肉のせ、じゅんさいポン酢、黄身味噌漬けと枝豆、岩手鴨ロース、水茄子のお造り。

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お造り

イサキと本鮪赤身、中トロ。
お造りにつける醤油が美味しかったので、お聞きすると、長野の大久保醸造店からの醤油だそう。
大豆の原料や製法にこだわった中に、独特の旨味があります。

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和牛イチボ肉と野菜の盛り合わせ

牛肉はまあ普通ですが、季節野菜と共に。

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ランチでは、和牛ひつまぶしというもの提供しているそうです。

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そして、天ぷらに入ります。

帆立

肉厚の帆立がレアで甘くてしゃきっとした食感を残した、いい火入れ加減。
普段は帆立ってあまり感心しないのですが、最初に出してくるというのは、自信作なんですね。

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天つゆは温かく提供し、鰹節を利かせたいい塩梅。
その他、大根おろしとレモン、塩が用意されています。

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伏見唐辛子

伏見唐辛子もからっと揚がっていて美味しい。
ここで揚げている若大将は、修善寺のあさば旅館で10年修業したそうです。
しかもまだ31歳と若手なのに、揚げる天ぷらは絶品です。

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はた

横紋ハタを青紫蘇と揚げて、いくらのせ、柚子を絞って。
いくらはいらないけれど、ハタを天ぷらで揚げるのは珍しいです。

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オクラ

オクラもサクッと。

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野菜の天ぷらの具材もいろいろあります。
えのきや胡瓜も天ぷらの具材としては珍しいです。

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サザエ

サザエの天ぷらは初めて食べました。
コリッとした歯ごたえと旨味があります。
日本酒が飲みたくなって、賀儀屋を。

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きゅうり

気になっていた胡瓜も天ぷらに。
小さなもぎり胡瓜を揚げるとアスパラのような食感の中に瑞々しい青み。
胡瓜の天ぷらも初めて食べたけれど、美味しいです。

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アオリイカ

天草のアオリイカには、雲丹と山葵をのせて。
創作天ぷらは、他にも蓮根アンチョビとか海老黄身ネーズなど色々あるそうです。

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モロッコインゲン

モロッコインゲンも甘みを感じます。

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穴子

江戸前の穴子だそうですが、かなりの大穴子。
天ぷらに使うには珍しい大きさですが、揚げてもらいました。

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サクッとした衣の中に、脂がのったふわふわの穴子。

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車海老

通常出てくるサイズよりは、大きな車海老。
才巻くらいの方が上品で好きですが、これはこれでぷりっとした海老の食感。

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蕎麦

もり蕎麦かかけ蕎麦か選べますが、もり蕎麦で。
国産石臼蕎麦粉の二八蕎麦。蕎麦は、達磨翁の下で修業した総料理長が打つそうです。
蕎麦つゆは、大久保醸造の醤油を使ったかえしと枕崎の鰹節、利尻昆布でとったお出汁を合わせて。
のどごしのいい細打ち蕎麦の食感とバランスのいいつゆでした。

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デザート

スイカだけで作ったソルベと、パンナコッタに小豆と抹茶ソース。
スイカのソルベが美味しかったです。

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花街の風情を残した日本家屋で、楽しむ変わり天ぷらと蕎麦。
ランチなどはリーズナブルな値段設定で日祝日は通し営業しているそうです。


ちなみにこの敷地内には、スイーツとお酒のお店やバーもあるようなので、
食事を楽しんだ後には、梯子して、新たな雰囲気を楽しむのもいいかもしれません。

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「丸山町 わだつみ」

東京都渋谷区円山町6−1

03−6455−0267




ranmarun at 18:30│Comments(0) 天ぷら・串揚げ | 蕎麦

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