January 22, 2020
六本木P.T.T@六本木
「六本木P.T.T」に行きました。
鉄板焼きの老舗で、創業は1983年。今年で38年目になるそうです。
以前はミッドタウンの前にあり、旧防衛庁時代郵便局前だったので、ポストのPとテレフォンのTと鉄板焼きのTでP.T.Tと名付けたそうです。
六本木通り沿いに移転したのは5年前。
以前はもっと大箱のお店だったそうですが、大将が一人で切り盛りするためにこちらに移転したそうです。扇形のカウンター8席とテーブル6席。
(鉄板カウンターの画像はHPから抜粋させてもらいました)
Cuvee des Connaisseues Blanc Georgeus Duboeuf
葡萄はクレレット、コロンバール、ユニブラン。
安価なワインですが、すっきりと軽くて飲みやすいです。
まずはサラダ。
カリカリに焼いたベーコンがのっています。
ふぐ皮のポン酢和え。
あおさ海苔と山葵、醤油。
鮪の生姜煮。
お通しを頂きながら、鉄板の上で焼かれる具材は、おまかせで。
アスパラベーコン、豆腐、椎茸、蓮根、筍。
アスパラベーコンと豆腐は別のテーブルのものですが。
銀杏は殻は剥いてあり、薄皮付きのまま焼きます。
少し火が入ってきた頃に、バターをかけてクロッシュをのせてしばらく蒸し焼きにします。
焼物の最初に、まず餃子が出てきました。
何もつけずに食べてくださいと。
キャベツと肉餡が入った美味しい餃子です。
そして、ほうれん草を炒めます。
じゅわっと湯気が上がる鉄板で、ほうれん草の芯はへらを入れてささっとほぐし、バターをかけてものの数十秒でできあがり。
ほうれん草
あらかじめ熱した器にのせて、特製の醤油ドレッシングをかけて。
ほぐした芯が柔らかく、しっとり甘い艶やかな緑色のほうれん草。
なにげないほうれん草のソテーなのですが、これが絶品です。
先程から焼いている椎茸、蓮根、筍、あと山芋。
これらにもにバターをかけます。
ポンドバターを銅器で溶かし、その上澄みの澄ましバターだけを加えるので、それぞれの具材にしんなりと溶け込み、風味も柔らか。
椎茸
椎茸はじっくり焼いた後、バターの香りがほんのりとしっとり美味しいです。
長芋
長芋は、短時間で焦げ目をつけてしゃきしゃき感を味わいます。
添えた塩につけて。一味唐辛子が入った旨味塩です。
筍
鹿児島の新タケノコは、かりっと歯ごたえ。
特製酢味噌につけて。この酢味噌も美味しいですが、塩の方が筍の甘みが出ます。
蓮根
厚切りの蓮根はじっくり火入れして、外側は香ばしく、中はしゃくっと糸挽く食感を残して。
最初の頃からじっくり炒めていた銀杏は、ふっくらとしてきました。
これをヘラで一つ一つ丁寧にスルッと薄皮を剥いて。
意外に難しい達人の技。
私がやったらつぶれるかどこかに飛んでいっちゃうもんね(笑)
銀杏
そうして丁寧に剥いた銀杏は、表面はつるっと香ばしく、中はぷりっとほくほく甘い銀杏。
揚げ銀杏とはまた違った食感が美味しいです。
さつま芋
あらかじめ裏ごしした薩摩芋のペーストをバター焼きにして。
スイートポテトのような甘い風味です。
Cuvee des Connaisseues Rouge Georgeus Duboeuf
赤ワインは白ワインと同じワイナリーのもの。
カリニャン、グルナッシュノワール、シラー。
黒毛和牛
魚介の焼き物もありましたが、〆の炭水化物を沢山食べたいのでお肉で。
黒毛和牛の産地は九州だそうで、A4くらいのフィレ肉を。
薄切りにしたニンニクを、多めの油とヘラでささっと炒めていい香り。
シャキシャキと細かくヘラを返す音が、心地よいのが不思議。
余分な油は流し、ガーリックチップを作り、肉を焼きます。
切り分けてから赤ワインでさっと焼いたお肉にガーリックチップをのせて。
レモンと塩で。
山葵醤油でも。
ガーリックと山葵をのせポン酢でも。
〆のお好み焼きやオムそばには竹鶴のハイボールで。
お好み焼き
キャベツの生地に、天かすや紅生姜は混ぜずに上にのせ、豚肉といかは別に焼きます。
ちなみに具材は、豚肉、海老、いか、貝柱などから選べます。
そして、別に焼いた豚肉といかを刻んでのせて。
その上に、さらに生地をのせます。
こういうお好み焼きの焼き方は初めて。
そして、裏返し。
ここから数十分焼きます。
焼き上がったお好み焼きは、切り分けてから特製ソースとマヨネーズに辛子。
青海苔や鰹節などはのせません。後から一味唐辛子をかけるとアクセントになりました。
生地には山芋も練りこんでいるのかな。
二段階で生地を合わせて包み込むように焼いたスフレオムレツのようなお好み焼きは、中の具材の食感を楽しむことができます。鉄板焼きのお好み焼きだとキャベツを細かく刻んだ「高見」のさくさくミルフィーユのようなお好み焼きが好みですが、これはこれでもっちりとした食感が面白いです。
オムそば
続いて焼きそばを焼きます。
キャベツと少し太めの平打ち麺。
豚肉は別に焼いてから、刻んで麺とソースでからめます。
溶き卵を加熱します。
その上に、焼きそばをのせて、卵でくるみます。
くるんでいる間に、ソースのおこげをおつまみに。
ソースとマヨネーズ、辛子をのせて、オムそばのできあがり。
太麺のもちもち食感と卵やソースの塩梅がちょうどよく、美味しいです。
余力があればガーリックご飯も食べたかったのですが、結構お腹いっぱいになったので、また次回の楽しみにします。
食後は、専用の器具で8時間かけてゆっくり水出したアイスコーヒーとそのコーヒーで作ったコーヒーゼリー。濃厚なアイスコーヒーとクリーム。
コーヒーゼリーがほどよい甘さと苦みで美味しく、食後にさっぱりとしました。
鉄板焼きのお店は久しぶりでしたが、目の前で焼くライブ感がいいですね。
お野菜の焼き方が素晴らしく、いろいろ勉強になりました。
「六本木P.T.T」
東京都港区六本木4−8−4 Aruga roppongi2F
03-3470-0560
鉄板焼きの老舗で、創業は1983年。今年で38年目になるそうです。
以前はミッドタウンの前にあり、旧防衛庁時代郵便局前だったので、ポストのPとテレフォンのTと鉄板焼きのTでP.T.Tと名付けたそうです。
六本木通り沿いに移転したのは5年前。
以前はもっと大箱のお店だったそうですが、大将が一人で切り盛りするためにこちらに移転したそうです。扇形のカウンター8席とテーブル6席。
(鉄板カウンターの画像はHPから抜粋させてもらいました)
Cuvee des Connaisseues Blanc Georgeus Duboeuf
葡萄はクレレット、コロンバール、ユニブラン。
安価なワインですが、すっきりと軽くて飲みやすいです。
まずはサラダ。
カリカリに焼いたベーコンがのっています。
ふぐ皮のポン酢和え。
あおさ海苔と山葵、醤油。
鮪の生姜煮。
お通しを頂きながら、鉄板の上で焼かれる具材は、おまかせで。
アスパラベーコン、豆腐、椎茸、蓮根、筍。
アスパラベーコンと豆腐は別のテーブルのものですが。
銀杏は殻は剥いてあり、薄皮付きのまま焼きます。
少し火が入ってきた頃に、バターをかけてクロッシュをのせてしばらく蒸し焼きにします。
焼物の最初に、まず餃子が出てきました。
何もつけずに食べてくださいと。
キャベツと肉餡が入った美味しい餃子です。
そして、ほうれん草を炒めます。
じゅわっと湯気が上がる鉄板で、ほうれん草の芯はへらを入れてささっとほぐし、バターをかけてものの数十秒でできあがり。
ほうれん草
あらかじめ熱した器にのせて、特製の醤油ドレッシングをかけて。
ほぐした芯が柔らかく、しっとり甘い艶やかな緑色のほうれん草。
なにげないほうれん草のソテーなのですが、これが絶品です。
先程から焼いている椎茸、蓮根、筍、あと山芋。
これらにもにバターをかけます。
ポンドバターを銅器で溶かし、その上澄みの澄ましバターだけを加えるので、それぞれの具材にしんなりと溶け込み、風味も柔らか。
椎茸
椎茸はじっくり焼いた後、バターの香りがほんのりとしっとり美味しいです。
長芋
長芋は、短時間で焦げ目をつけてしゃきしゃき感を味わいます。
添えた塩につけて。一味唐辛子が入った旨味塩です。
筍
鹿児島の新タケノコは、かりっと歯ごたえ。
特製酢味噌につけて。この酢味噌も美味しいですが、塩の方が筍の甘みが出ます。
蓮根
厚切りの蓮根はじっくり火入れして、外側は香ばしく、中はしゃくっと糸挽く食感を残して。
最初の頃からじっくり炒めていた銀杏は、ふっくらとしてきました。
これをヘラで一つ一つ丁寧にスルッと薄皮を剥いて。
意外に難しい達人の技。
私がやったらつぶれるかどこかに飛んでいっちゃうもんね(笑)
銀杏
そうして丁寧に剥いた銀杏は、表面はつるっと香ばしく、中はぷりっとほくほく甘い銀杏。
揚げ銀杏とはまた違った食感が美味しいです。
さつま芋
あらかじめ裏ごしした薩摩芋のペーストをバター焼きにして。
スイートポテトのような甘い風味です。
Cuvee des Connaisseues Rouge Georgeus Duboeuf
赤ワインは白ワインと同じワイナリーのもの。
カリニャン、グルナッシュノワール、シラー。
黒毛和牛
魚介の焼き物もありましたが、〆の炭水化物を沢山食べたいのでお肉で。
黒毛和牛の産地は九州だそうで、A4くらいのフィレ肉を。
薄切りにしたニンニクを、多めの油とヘラでささっと炒めていい香り。
シャキシャキと細かくヘラを返す音が、心地よいのが不思議。
余分な油は流し、ガーリックチップを作り、肉を焼きます。
切り分けてから赤ワインでさっと焼いたお肉にガーリックチップをのせて。
レモンと塩で。
山葵醤油でも。
ガーリックと山葵をのせポン酢でも。
〆のお好み焼きやオムそばには竹鶴のハイボールで。
お好み焼き
キャベツの生地に、天かすや紅生姜は混ぜずに上にのせ、豚肉といかは別に焼きます。
ちなみに具材は、豚肉、海老、いか、貝柱などから選べます。
そして、別に焼いた豚肉といかを刻んでのせて。
その上に、さらに生地をのせます。
こういうお好み焼きの焼き方は初めて。
そして、裏返し。
ここから数十分焼きます。
焼き上がったお好み焼きは、切り分けてから特製ソースとマヨネーズに辛子。
青海苔や鰹節などはのせません。後から一味唐辛子をかけるとアクセントになりました。
生地には山芋も練りこんでいるのかな。
二段階で生地を合わせて包み込むように焼いたスフレオムレツのようなお好み焼きは、中の具材の食感を楽しむことができます。鉄板焼きのお好み焼きだとキャベツを細かく刻んだ「高見」のさくさくミルフィーユのようなお好み焼きが好みですが、これはこれでもっちりとした食感が面白いです。
オムそば
続いて焼きそばを焼きます。
キャベツと少し太めの平打ち麺。
豚肉は別に焼いてから、刻んで麺とソースでからめます。
溶き卵を加熱します。
その上に、焼きそばをのせて、卵でくるみます。
くるんでいる間に、ソースのおこげをおつまみに。
ソースとマヨネーズ、辛子をのせて、オムそばのできあがり。
太麺のもちもち食感と卵やソースの塩梅がちょうどよく、美味しいです。
余力があればガーリックご飯も食べたかったのですが、結構お腹いっぱいになったので、また次回の楽しみにします。
食後は、専用の器具で8時間かけてゆっくり水出したアイスコーヒーとそのコーヒーで作ったコーヒーゼリー。濃厚なアイスコーヒーとクリーム。
コーヒーゼリーがほどよい甘さと苦みで美味しく、食後にさっぱりとしました。
鉄板焼きのお店は久しぶりでしたが、目の前で焼くライブ感がいいですね。
お野菜の焼き方が素晴らしく、いろいろ勉強になりました。
「六本木P.T.T」
東京都港区六本木4−8−4 Aruga roppongi2F
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