July 20, 2020
リストランテ・ラ・バリック@江戸川橋
「リストランテ・ラ・バリック」に行きました。
普段のメニューには出てこないお料理とワインのマリアージュ会。
Favinia La Muciara Bianco 2017 Firriano
今回は南イタリアのワインを中心に。
シチリアの西にあるエガディ諸島の中のファヴィニャーナ島のカラモニエステートで栽培されているグリッロ、カタラット、ジビッボ。レモンや青りんごの爽やかさの中に、ほんのり磯の香りを感じながら、酸と苦み。
定番のグリーンオリーブのフリット。
丸い小さなロールパンに、キャベツとパンチェッタを炒めたものをはさんで。
キャベツはシュークルートのように発酵させているのかな。キャベツの甘みと酸味が丁度いい感じ。
車海老のカクテルソース
茹でた車海老に、トマトソースやレモン汁とレフォールを刻んだカクテルソース。
リーベリンやタバスコを利かせて、辛味のあるソースに仕上げてありました。
ここに先程のワインを合わせると、苦みや磯の香りが甘みに変化して、ミネラル感がUPします。
Iancura 2018 Hauner
シチリアの北にあるエオリナ諸島のサリーナ島のワイン。
マルヴァジア・デッレ・リパーリ90%、インツォリア10%。
柑橘やトロピカルフルーツの華やかな香りの後に、青りんごの華やかな果実味とミネラル豊かな。
ズッキーニのカルパッチョ仕立て
薄くスライスしたズッキニーは、チンタセネーゼの生ハムとレモンピール、パルミジャーノ。
フェンネルシードや赤玉ねぎのピクルスがアクセントに。
パン。
Gioia del Colle Riserva 2013 Fatalone
プーリアの赤ワインのプリミティーヴォ。
濃いガーネット色でスパイスや力強さもありますが、次の料理と合わせると、タンニンが消えるようにさらになめらかな口あたりに奥深い香りと円熟した果実味のふくらみを感じます。
和牛ホホ肉とトマトのボッリート サルサヴェルデ
和牛の頬肉を香味野菜などと一緒にじっくり茹でたボッリート。
トマトやサルサヴェルデを添えて。
しっとりと柔らかな頬肉に、イタリアンパセリやバジル、エシャロット、胡瓜の皮を部分を合わせたサルサヴェルデの苦みが爽やかで、コンソメも美味しい。
北イタリアの料理ですが、南のワインがよく合いました。
Notarpanaro 2010 Taurino
プーリアサレントのネグロアマーロ。
心地よいほろ苦みの中に、セロリやパプリカの香りがあります。
パプリカのタヤリン
赤パプリカ、黄パプリカ、玉ねぎの食感を残しながら、トマトや香味野菜と煮込んだソースのタヤリン。野菜の甘みと苦み、唐辛子の辛味が合わさり、パプリカの香りや旨味がワインとリンクするように相互にふくらみを感じながら味わいました。
Lamoresca Bianco 2018 Lamoresca
画像は撮り忘れましたが、シチリアのヴェルメンティーノ。
単体だと苦みや酸味、渋みに硫黄っぽい香りがありますが、次の豆の料理と合わせると甘さや柔らかさ
を感じる味覚の変化がこれぞマリアージュ。
枝豆のオレキエッテ
もっちりと柔らかなオレキエッテに、シャキッとした枝豆の食感。
枝豆やニンニクのピュレ、チーズをオリーブオイルを乳化させたソースがオレキエッテに纏い、わりとしっかりあるニンニクの味わいに花穂紫蘇の香りが爽やかなアクセントに。
Montevetrano 2000 Montevetrano
南イタリアには珍しいカベルネ・ソーヴィニョンとメルローを主体としたサレルノのワイン。
濃厚な果実味とデリケートなスパイス感、なめらかなタンニンで、南イタリアのサッシカイアとも言われるくらい評価の高いワインです。
和牛ランプロースト 焼きとうもろこしソース
ナイフでカットしても肉汁が出ない素晴らしい火入れのランプ肉。
焼きとうもろこしとオクラを添えて。
適度に脂もあり、しっとりと柔らかなランプ肉は、赤身の美味しさを閉じ込めるように焼き、咀嚼するごとにその旨味をじんわりと感じます。
焼きとうもろこしの甘み風味もいいですね。
Marvasia delle Lipari Passito 2015 Selezione Carlo Hauner
アプリコットや黄桃の香るパッシート。
その甘いジャムのような香りがありながらも、味わいは辛口。
桃のスープ
桃とクリームを使った冷たいスープ。
パッシートと共に頂くと、桃の香りと甘みがより引き出されます。
小菓子
バチ・ディ・ダーマやパパッシーニ、他色々な焼き菓子。
エスプレッソ
そして、食後酒にシチリアのグラッパを飲み比べ。
レモンの葉とピールを漬けたものやイチジクのグラッパなど。
「リストランテ・ラ・バリック」
東京都文京区水道2-12-2
03-3943-4918
帰りにこちらの直販店「ルビーノ・ロッソ」に立ち寄りました。
店内は改装して、ちょっとしたイートインスペースができていました。
食材やワインの物販は少なくなっていましたが、テイクアウトのメニューがより充実していました。
仔牛モツのレモンマリネとカレー2種を購入。これらがとても美味しかったので、また買いに行こうと思います。昼はパニーニや海南チキンライスなども販売しているそうです。
普段のメニューには出てこないお料理とワインのマリアージュ会。
Favinia La Muciara Bianco 2017 Firriano
今回は南イタリアのワインを中心に。
シチリアの西にあるエガディ諸島の中のファヴィニャーナ島のカラモニエステートで栽培されているグリッロ、カタラット、ジビッボ。レモンや青りんごの爽やかさの中に、ほんのり磯の香りを感じながら、酸と苦み。
定番のグリーンオリーブのフリット。
丸い小さなロールパンに、キャベツとパンチェッタを炒めたものをはさんで。
キャベツはシュークルートのように発酵させているのかな。キャベツの甘みと酸味が丁度いい感じ。
車海老のカクテルソース
茹でた車海老に、トマトソースやレモン汁とレフォールを刻んだカクテルソース。
リーベリンやタバスコを利かせて、辛味のあるソースに仕上げてありました。
ここに先程のワインを合わせると、苦みや磯の香りが甘みに変化して、ミネラル感がUPします。
Iancura 2018 Hauner
シチリアの北にあるエオリナ諸島のサリーナ島のワイン。
マルヴァジア・デッレ・リパーリ90%、インツォリア10%。
柑橘やトロピカルフルーツの華やかな香りの後に、青りんごの華やかな果実味とミネラル豊かな。
ズッキーニのカルパッチョ仕立て
薄くスライスしたズッキニーは、チンタセネーゼの生ハムとレモンピール、パルミジャーノ。
フェンネルシードや赤玉ねぎのピクルスがアクセントに。
パン。
Gioia del Colle Riserva 2013 Fatalone
プーリアの赤ワインのプリミティーヴォ。
濃いガーネット色でスパイスや力強さもありますが、次の料理と合わせると、タンニンが消えるようにさらになめらかな口あたりに奥深い香りと円熟した果実味のふくらみを感じます。
和牛ホホ肉とトマトのボッリート サルサヴェルデ
和牛の頬肉を香味野菜などと一緒にじっくり茹でたボッリート。
トマトやサルサヴェルデを添えて。
しっとりと柔らかな頬肉に、イタリアンパセリやバジル、エシャロット、胡瓜の皮を部分を合わせたサルサヴェルデの苦みが爽やかで、コンソメも美味しい。
北イタリアの料理ですが、南のワインがよく合いました。
Notarpanaro 2010 Taurino
プーリアサレントのネグロアマーロ。
心地よいほろ苦みの中に、セロリやパプリカの香りがあります。
パプリカのタヤリン
赤パプリカ、黄パプリカ、玉ねぎの食感を残しながら、トマトや香味野菜と煮込んだソースのタヤリン。野菜の甘みと苦み、唐辛子の辛味が合わさり、パプリカの香りや旨味がワインとリンクするように相互にふくらみを感じながら味わいました。
Lamoresca Bianco 2018 Lamoresca
画像は撮り忘れましたが、シチリアのヴェルメンティーノ。
単体だと苦みや酸味、渋みに硫黄っぽい香りがありますが、次の豆の料理と合わせると甘さや柔らかさ
を感じる味覚の変化がこれぞマリアージュ。
枝豆のオレキエッテ
もっちりと柔らかなオレキエッテに、シャキッとした枝豆の食感。
枝豆やニンニクのピュレ、チーズをオリーブオイルを乳化させたソースがオレキエッテに纏い、わりとしっかりあるニンニクの味わいに花穂紫蘇の香りが爽やかなアクセントに。
Montevetrano 2000 Montevetrano
南イタリアには珍しいカベルネ・ソーヴィニョンとメルローを主体としたサレルノのワイン。
濃厚な果実味とデリケートなスパイス感、なめらかなタンニンで、南イタリアのサッシカイアとも言われるくらい評価の高いワインです。
和牛ランプロースト 焼きとうもろこしソース
ナイフでカットしても肉汁が出ない素晴らしい火入れのランプ肉。
焼きとうもろこしとオクラを添えて。
適度に脂もあり、しっとりと柔らかなランプ肉は、赤身の美味しさを閉じ込めるように焼き、咀嚼するごとにその旨味をじんわりと感じます。
焼きとうもろこしの甘み風味もいいですね。
Marvasia delle Lipari Passito 2015 Selezione Carlo Hauner
アプリコットや黄桃の香るパッシート。
その甘いジャムのような香りがありながらも、味わいは辛口。
桃のスープ
桃とクリームを使った冷たいスープ。
パッシートと共に頂くと、桃の香りと甘みがより引き出されます。
小菓子
バチ・ディ・ダーマやパパッシーニ、他色々な焼き菓子。
エスプレッソ
そして、食後酒にシチリアのグラッパを飲み比べ。
レモンの葉とピールを漬けたものやイチジクのグラッパなど。
「リストランテ・ラ・バリック」
東京都文京区水道2-12-2
03-3943-4918
帰りにこちらの直販店「ルビーノ・ロッソ」に立ち寄りました。
店内は改装して、ちょっとしたイートインスペースができていました。
食材やワインの物販は少なくなっていましたが、テイクアウトのメニューがより充実していました。
仔牛モツのレモンマリネとカレー2種を購入。これらがとても美味しかったので、また買いに行こうと思います。昼はパニーニや海南チキンライスなども販売しているそうです。
ranmarun at 19:00│Comments(0)│
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