東洋軒 東京ステーション@東京焼肉酒房 燔家@品川

September 10, 2020

ドンシー レストラン&サカバ@渋谷

8月にオープンした渋谷のミヤシタパーク内にあるホテルシーケンスの5階にあるレストラン「Dongxi Restaurant & SAKABA」に行きました。


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Dongxiは、中国語で东西(ドンシー)東と西という意味です。
シルクロードと呼ばれる交易路によって東西文明が混じり合い、西洋のエッセンスが各地域の風土や食材と結びつくことで、個性豊かな食文化がアジアに花開きました。
その東と西の間に位置する多様な食文化を歴史と共に紐解き、先人の叡智を洗練された手法で磨き上げながら、現代に重ね合わせ、旧来の常識や枠組みにとらわれないグローカルな食文化を東京から発信していくこと。
時代の感性を吹き込みながら、様々な調味料や調理法のアレンジで、”まだ名前のない料理”を生み出すこと。
そんなコンセプトでウィットとユーモアに富んだ料理を堪能できる新ジャンルのお店です。

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各国のスパイスやハーブをふんだんに取り入れた新しい料理を作るのは、シェフの堺哲也氏。
その料理を盛り上げるようにオリジナルのクラフトカクテルを作る宇塚健氏。
サービスマネージャーの橋本丈氏。
個性豊かな3人を中心とするチームで、どのような料理やお酒を提供し、作り上げていくのかを楽しみに来ました。

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5階に上がると、まず大きなカウンターテーブルのバーがあり、色々なスパイスやフルーツが並んでいます。ここは、サカバとして、ホテルのバーとして、照明を落としリラックスした空間や雰囲気を演出しながらも、果物や野菜、ハーブ、スパイスなどを使ったオリジナルなクラフトカクテルが楽しめます。


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奥に入ると、オープンキッチンが見えるレストラン。
テーブルや椅子などはあえて国外から選んだ無垢材を使用しています。

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窓辺からは、渋谷界隈の景色を見下ろしならが、私が座ったコーナーサイドからは、ライトアップされたミヤシタパークが見えました。

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フォクシー・レディー

まずはカクテル。
ローズやハイビスカス、ビーツ、ザクロを使ったブランデーとシャンパンのカクテル。
女性が喜びそうな色合いの中に、ハイビスカスやザクロの酸味やビーツの土くささ、ローズの香りが溶け合ってまろやかな一杯。アルコールが苦手な方にはモクテルも色々あります。
そして、背後に少しだけ写っていますが、オリジナルクラフトビールは、岩手県の「世嬉のー酒蔵」にオーダーメイドした完全オーガニック醸造で作られるクラフトビール。
IPAスタイルのビールにヨモギやドクダミといった日本の野草やヒノキ、クロモジの風味をミックス。

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お料理はアラカルトと4つのコースがありますが、色々なお料理を頂けるおすすめコースで。


Dongxiナッツ(東or西)

ナッツは東と西で選べ、西で。
アーモンドやひまわりの種、ドライフルーツはデーツ。蜂蜜スパイスをまぶして。
東を選ぶとピーナッツになり、ナンプラーやハーブ風味になるそう。

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メロン「恐竜の卵」&えびチリ塩

福井勝山市のワトム農園の恐竜の卵という特大メロンに、ガピ(小海老の塩漬けペースト)をパウダーにしたようなえびチリ塩をかけて。その特大メロンは、直径30兔鼎気2.7圓らいあるそうです。
しゃきしゃきしたメロンの甘みに、風味のあるピリ辛な海老パウダーが刺激的。

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農園ディップ(西)

パートナー農園からの旬野菜は、トマトや茄子、南瓜、パプリカなど。
北海道の黒豆をフムス風に仕立てたディップ。
ちなみに東は、自家製豆板醬のディップだそうです。

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白姫えび ミエンカム

バイチャップルーという胡椒科の葉に、白姫えびのマリネ、唐辛子やライム、ミント、アマランサスや花弁をのせて。タイの前菜ミヤンカムのアレンジですね。
白姫えびは国産養殖のバナマイエビで鹿児島や大分などで養殖され、生食でもくさみがなくぷりっとした食感にとろりと甘エビのような甘みがあります。赤と青の唐辛子やハーブに少し甘いジャムが加わり、包んで食べると葉の苦みと唐辛子の辛味や海老の旨味、酸味などが合わさります。

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焼き茄子とぶどうのサラダ

焼いた茄子に、ヨーグルトのソースと葡萄のスライスやスパイス。
細かく切り分けて混ぜながら食べます。
ペーストはゆるいフムス的で、トルコ料理をアレンジした感じかな。

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フライド焼き芋  ロックフォールチーズ

紅はるかというサツマイモを焼き芋にしてから、切り分けてさっくりと揚げて。
ロックフォールを添えて。スイートポテトのように甘いフライド芋に、ロックフォールが合いますと。
私はブルーチーズ系が苦手なのですが、好きな人ははまるようです。

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牡蠣のストリートオムレツ

台湾夜市の屋台で食べる蚵仔煎(オアジェン)という牡蠣オムレツをアレンジした料理。
台湾では小振りの牡蠣を葉野菜と鉄板で炒め、水溶き片栗粉と溶き卵でオムレツ状に仕上げ、甘酢餡をかけます。

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こちらでは、鉄鍋で牡蠣と白葱を炒めて、水溶き片栗粉を加えた卵液を注ぎ、ふわとろに仕上げたオムレツに、甘醤油餡をかけ、春菊と青葱をのせて。卵は京都の平飼い卵焼きを使用しています。牡蠣はちょっとくさくて残しましたw。アレルギーなのですが小振りで新鮮な台湾やタイのものは平気なんだけど。

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ラム肉マンティー

マンティーはトルコの水餃子。
とても小さなサイズで、形はロシアのペリミニにも似ています。
ヨーグルト、ピリ辛のトマトソース、ガーリックスパイスで食べます。

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むちっとした小麦粉の生地にラム肉のミンチが入っています。
マンティは小さくたくさん作ることが特徴で、もちっとした生地の中にハーブを練りこんで、その小さな中に入っているラム肉が美味しい。ヨーグルトの酸味やトマトソース、スパイスがいい塩梅。

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カフェライム スパイスラム

ケフィアライムとスパイスラムのソーダ割りのカクテルで。
ケフィアライムの香りが爽やかでごくごく飲めます。

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塩豚バラグリル 謎肉ミンチグリル

鹿児島の幸福豚三枚肉の塩豚のグリルには、自家製豆板醬を使ったスイートチリソース。
豚バラの脂がさらっと綺麗な甘みや旨味があり美味しいです。
謎肉ミンチは、ラム、豚、牛のミンチにハーブやスパイスなどを練りこんでえごまの葉に包んで串焼きに。パイナップルとイワシの発酵味噌を添えて。このディップも美味し。
通常ならばこれらのお肉をフレッシュハーブや旬野菜と巻きながら食べる、ヴェトナム料理的なラップアップキットも提供されるはずなのですが、運ばれてこなかったのは、オペレーションミスかな。
食べ終わった後で気づいたので、指摘はしなかったけれど。

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アボカドグリルと平飼い卵、豚肉の土鍋ご飯

土鍋には、豚挽肉と焼いたアボカドがのっています。
下のご飯は黒米などの雑穀米を炊いた紫色のご飯。

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別添えで、京都の平飼い卵の卵黄とナンプラー、生姜、浅葱、葱、炒めたココナッツファインなど。

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アボカドは、角切りに切って、これらを土鍋ご飯の上にのせて、混ぜ合わせます。

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豚挽肉やアボカド、卵黄や薬味などを熱々の土鍋の中で混ぜ合わせながら頂きました。
今まで食べたことのない組み合わせですが、アボカドのねっとり感やナンプラーの旨味も加わり、美味しい黒炒飯。
飯、麺物は、他に牛頬肉とアスパラガスを使ったパッタイのような料理や鶏団子とビーツを練りこんだフォーなどもあり、新潟の米を使ったオリジナルライスヌードルだそう。それらもまた次回に食べてみたいと思いました。

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デザート

デザートは、豆花(トーファー)。豆乳を使った台湾のデザートですね。
冷やし固めた豆乳の上に、マンゴー、緑豆とレンズ豆、ドラゴンフルーツと葡萄のソース、ピーナツ、アイスクリーム、シロップなどをのせて、下にははタピオカも入っています。
つるんとしたのど越しの豆花に、いろいろトッピングを混ぜながら、美味しいデザート。

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シルクロードの東西を駆け巡るような食体験。
それぞれの地域のハーブや香辛料、発酵食品などを日本の食材でアレンジ、ルーツと素材をかけ合わせた独特のアレンジ。そこには、今までに行ったことのある国、食べたことのある料理を回想しながらも、アジアに息づく食文化を再発見し、東京渋谷の都会の空間で、新たな可能性のある料理を味わうことができました。


「Dongxi Restaurant &SAKABA」


東京都渋谷区神宮前6-20-10 ミヤシタパーク ノース 
Sequence  MIYASHITA PARK 5F

03-6712-5730

ranmarun at 19:00│Comments(0) エスニック・アジアン 

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