March 04, 2021
FORNI@京都
「HOTEL THE MITSUI KYOTO」の続きです。
ランチは、イタリアンレストランの「FORNI」に行きました。
入口では、昨日頂いた京友禅模様のほうじ茶のチョコレートや、パウンドケーキが売っていました。
こちらは、Garden Barのスペース。
靴を脱いで足が伸ばせるソファで、お庭を見ながら、カクテルを頂くことができます。
奥には、京都のおくどさん(かまど)からインスパイアされた窯が見えます。
エグゼクティブシェフの菅野彰造さんが、京都産とイタリア産の食材を使ったイタリア各地の郷土料理をアレンジしながら、薪窯で焼くピッツァやグリル料理、パスタなどを提供しています。
ピッツァは、注文を受けてから生地を伸ばして、具材をのせ、後ろの石窯で焼いていきます。
お魚やお肉は、薪火が灯る窯で焼いて、調理します。
ランチコースは、前菜、パスタ、リゾット、ピッツァ、メインディッシュ、デザートがプリフィックスで選べる2つのコースがあり、後者は、パスタ、リゾット、ピッツァが2皿選べます。
シェフのおすすめコースもありましたが、左のコースで、頼むことにしました。
ピッツァは8種類あり、どれにしようか迷いましたが、モッツァレラとルッコラ、プロシュートのサラダ的なピッツァと、月桂冠の酒粕クリームチーズに猪ベーコンのピッツァが気になったので、オーダー。
パーネ カラザウ
サルディーニャの伝統的なパンで、ローズマリーをのせて薄焼きにしたぱりっとした生地です。
オリーブオイルはギリシャのもの。
焼きたてのフォカッチャと共に。
フォカッチャは、ジャガイモを練りこんで、もっちりほくっとした食感。
ZISOLA AZISA 2018 Mazzei
シチリアの白ワインで、グリッロ85%、カタラットビアンコ15%。
白い花や柑橘の華やかな香りとほのかな甘み。
久美浜産ジャージ牛乳のモッツァレラと彩りトリコロールトマトのカプレーゼ
京都丹後の久美浜にある「丹後ジャージ牧場 ミルク工房そら」のジャージ牛乳で作るモッツァレラチーズに、赤、黄色、緑のトマトとバジルオイル。
ジャージ牛乳は脂肪分が多いので、チーズ加工にはあまり適さないそうですが、製造方法を工夫することで、濃厚でコクのある風味とあっさりとした後味のチーズになるそうです。
このモッツァレラの美味しさを引き立てるようなシンプルなカプレーゼ。
ズワイガニのパンツァネッラとカルチョフィ
パンツァネッラは、トスカーナで食されるトマトやズッキーニなどの野菜とふやかしたパンで作るサラダ的な料理です。
こちらでは、トマトや酢漬けにした蕪、胡瓜、玉ねぎ、アーティチョークなどの野菜と、ブラックオリーブ、ふやかしたパンをオリーブオイルとビネガーで和え、上に、ズワイガニのタルタルをのせて。
アーティチョークのソースとピスタチオのピュレの青苦みが合わさり、白ワインがすすみます。
そして、待望の薪窯で焼いたピッツァ。
プロシュート
極薄にのばした生地にトマトソースとモッツアレラをのせて焼き、プロシュートとルッコラをのせ、再度さっと加熱した上に、グラナパダーノというチーズを削って。グラナパダーノは、パルミジャーノと似ていますが、脂肪分を取り除いてから作り、塩分や香りも控えめなので、たっぷりのせてもピッツアの味を損ねません。フレッシュなルッコラやプロシュート、トマトソースの旨みを引き立てます。
スペシャーレ
こちらのスペシャルピッツァは、月桂冠の酒粕クリームチーズと猪ベーコンのトッピング。日本本来の発酵食品である酒粕にクリームチーズを漬けこんで熟成したものを生地に塗り、猪ベーコンと黒胡椒をのせて、焼いたオリジナルピッツァ。
焼くと酒粕の甘い香りと独特の風味。そこに丹波の猪ベーコンの塩気と風味が合わさり、クリスピーに香ばしく焼いた生地が軽さを演出。
唐辛子オイルがあったので、どちらのピッツァにもかけましたが、酒粕ピッツァには、唐辛子の辛味がいいアクセントになりました。
メインの肉料理。
京都高原豚肩ロースのグリル レンズ豆と芽キャベツ
薪火でグリルした肩ロースのグリルには、芽キャベツとレンズ豆とひよこ豆のピュレ。
アップルビネガーと蜂蜜のソース。
むちっとした甘い脂に、厚みのある引き締まった豚の旨み。
丹波地鶏のブラーチェ ボスカイオーラソース
ブラーチェは炭火焼の意味ですが、丹波地鶏は、薪火で焼いて。
茸とトマトのボスカイオーラソースで。ローズマリー風味のマッシュポテトを添えて。
弾力のある鶏とかりっと焼いた皮の香ばしさ。
トルタ ディ メーラ
ドルチェは、イタリアのデザートのリンゴのタルトです。
タルト生地にアーモンドパウダーやリンゴのフィリングを合わせ、松の実などのナッツをのせた素朴なケーキですが、現地的な味わいに感動。
そのままで美味しいのですが、バニラクリームとリンゴのジャム、タイムの葉を添えて。
Forni ティラミス
通常のティラミスはエスプレッソやラム酒をしみこませたスポンジ生地に生クリームとカカオパウダーですが、こちらは少し仕立てが異なり、もっちりとしたパン生地に紅茶をしみこませ、燻製紅茶のパウダーとマスカルポーネのクリーム。
食後はカプチーノ。
アフタヌーンティー目当てのお客様でほぼ満席の中、短時間で食べ終えますと席を詰め込んでもらったのですが、リーズナブルなコースに料理のクオリティも良く、ピザが美味しかったです。
「FORNI」
京都府京都市中京区油小路通二条下ル二条油小路町 284
HOTEL THE MITSUI KYOTO内 1F
075-468-3100
ランチは、イタリアンレストランの「FORNI」に行きました。
入口では、昨日頂いた京友禅模様のほうじ茶のチョコレートや、パウンドケーキが売っていました。
こちらは、Garden Barのスペース。
靴を脱いで足が伸ばせるソファで、お庭を見ながら、カクテルを頂くことができます。
奥には、京都のおくどさん(かまど)からインスパイアされた窯が見えます。
エグゼクティブシェフの菅野彰造さんが、京都産とイタリア産の食材を使ったイタリア各地の郷土料理をアレンジしながら、薪窯で焼くピッツァやグリル料理、パスタなどを提供しています。
ピッツァは、注文を受けてから生地を伸ばして、具材をのせ、後ろの石窯で焼いていきます。
お魚やお肉は、薪火が灯る窯で焼いて、調理します。
ランチコースは、前菜、パスタ、リゾット、ピッツァ、メインディッシュ、デザートがプリフィックスで選べる2つのコースがあり、後者は、パスタ、リゾット、ピッツァが2皿選べます。
シェフのおすすめコースもありましたが、左のコースで、頼むことにしました。
ピッツァは8種類あり、どれにしようか迷いましたが、モッツァレラとルッコラ、プロシュートのサラダ的なピッツァと、月桂冠の酒粕クリームチーズに猪ベーコンのピッツァが気になったので、オーダー。
パーネ カラザウ
サルディーニャの伝統的なパンで、ローズマリーをのせて薄焼きにしたぱりっとした生地です。
オリーブオイルはギリシャのもの。
焼きたてのフォカッチャと共に。
フォカッチャは、ジャガイモを練りこんで、もっちりほくっとした食感。
ZISOLA AZISA 2018 Mazzei
シチリアの白ワインで、グリッロ85%、カタラットビアンコ15%。
白い花や柑橘の華やかな香りとほのかな甘み。
久美浜産ジャージ牛乳のモッツァレラと彩りトリコロールトマトのカプレーゼ
京都丹後の久美浜にある「丹後ジャージ牧場 ミルク工房そら」のジャージ牛乳で作るモッツァレラチーズに、赤、黄色、緑のトマトとバジルオイル。
ジャージ牛乳は脂肪分が多いので、チーズ加工にはあまり適さないそうですが、製造方法を工夫することで、濃厚でコクのある風味とあっさりとした後味のチーズになるそうです。
このモッツァレラの美味しさを引き立てるようなシンプルなカプレーゼ。
ズワイガニのパンツァネッラとカルチョフィ
パンツァネッラは、トスカーナで食されるトマトやズッキーニなどの野菜とふやかしたパンで作るサラダ的な料理です。
こちらでは、トマトや酢漬けにした蕪、胡瓜、玉ねぎ、アーティチョークなどの野菜と、ブラックオリーブ、ふやかしたパンをオリーブオイルとビネガーで和え、上に、ズワイガニのタルタルをのせて。
アーティチョークのソースとピスタチオのピュレの青苦みが合わさり、白ワインがすすみます。
そして、待望の薪窯で焼いたピッツァ。
プロシュート
極薄にのばした生地にトマトソースとモッツアレラをのせて焼き、プロシュートとルッコラをのせ、再度さっと加熱した上に、グラナパダーノというチーズを削って。グラナパダーノは、パルミジャーノと似ていますが、脂肪分を取り除いてから作り、塩分や香りも控えめなので、たっぷりのせてもピッツアの味を損ねません。フレッシュなルッコラやプロシュート、トマトソースの旨みを引き立てます。
スペシャーレ
こちらのスペシャルピッツァは、月桂冠の酒粕クリームチーズと猪ベーコンのトッピング。日本本来の発酵食品である酒粕にクリームチーズを漬けこんで熟成したものを生地に塗り、猪ベーコンと黒胡椒をのせて、焼いたオリジナルピッツァ。
焼くと酒粕の甘い香りと独特の風味。そこに丹波の猪ベーコンの塩気と風味が合わさり、クリスピーに香ばしく焼いた生地が軽さを演出。
唐辛子オイルがあったので、どちらのピッツァにもかけましたが、酒粕ピッツァには、唐辛子の辛味がいいアクセントになりました。
メインの肉料理。
京都高原豚肩ロースのグリル レンズ豆と芽キャベツ
薪火でグリルした肩ロースのグリルには、芽キャベツとレンズ豆とひよこ豆のピュレ。
アップルビネガーと蜂蜜のソース。
むちっとした甘い脂に、厚みのある引き締まった豚の旨み。
丹波地鶏のブラーチェ ボスカイオーラソース
ブラーチェは炭火焼の意味ですが、丹波地鶏は、薪火で焼いて。
茸とトマトのボスカイオーラソースで。ローズマリー風味のマッシュポテトを添えて。
弾力のある鶏とかりっと焼いた皮の香ばしさ。
トルタ ディ メーラ
ドルチェは、イタリアのデザートのリンゴのタルトです。
タルト生地にアーモンドパウダーやリンゴのフィリングを合わせ、松の実などのナッツをのせた素朴なケーキですが、現地的な味わいに感動。
そのままで美味しいのですが、バニラクリームとリンゴのジャム、タイムの葉を添えて。
Forni ティラミス
通常のティラミスはエスプレッソやラム酒をしみこませたスポンジ生地に生クリームとカカオパウダーですが、こちらは少し仕立てが異なり、もっちりとしたパン生地に紅茶をしみこませ、燻製紅茶のパウダーとマスカルポーネのクリーム。
食後はカプチーノ。
アフタヌーンティー目当てのお客様でほぼ満席の中、短時間で食べ終えますと席を詰め込んでもらったのですが、リーズナブルなコースに料理のクオリティも良く、ピザが美味しかったです。
「FORNI」
京都府京都市中京区油小路通二条下ル二条油小路町 284
HOTEL THE MITSUI KYOTO内 1F
075-468-3100
料理も良かったですが、ここの壁に清水焼の小皿が重ねられたアートが印象的でした。
色とりどりの小皿をなんと3000枚も敷き詰めて作られているそうです。
秋冬の情景をイメージしたそう。
近くで見るとその折り重なった皿の細かな色合いのグラデーションにびっくり。
それと対局に春夏をイメージしたものも飾ってあります。
蒼いブルーを基調としたお皿が重なる臨場感がありました。
ranmarun at 12:00│Comments(0)│
│イタリアン