フレンチ

June 23, 2017

ラドニス@外苑前

「ラドニス」に行きました。2回目の訪問。

「ピエール・ガニエール東京」や「イリエ・ル・ジョワイユ」時代から通い詰めていた大好きな入江誠シェフが、横浜のレストランでの時を置いて、ガニエール時代の坂井オーナーソムリエと一緒に、3月末に外苑前にオープンしました。以前は、トラットリア・ブーカ・ジュンタがあった場所です。

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アミューズ

生姜のサブレ、カレー風味のポンテケージョ、トマトのケイク。

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杏のネクターとパッションフルーツのリキュールのシャンパンカクテルで。

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甲イカのタプナード風味 じゃがいものクレームとミョウガ

北海道きたあかりのムースに、白味噌で味を含ませた甲イカとグリーンオリーブのタプナード、ピスタチオオイル。ミョウガとそのスプラウトをのせて。

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帆立とアボカドのマリネ

生の帆立とアボカドに、木の芽やエシャロット、ビーツ、ライムの皮の香りとオリーブオイル。
細かく刻んだエシャロットと粒塩がゆるい帆立の味を引き締めてくれます。どこに粒塩を置くかで全然味の印象が変わってくるのは隠れた技です。

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Vire Classe  L'epinet 2014  Jean Rijkaert

心地よい酸味とすっきりした果実味。

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イサキのポワレ キャベツのブレゼ 瀬戸内レモンバターソース

皮目をかりっと焼いたイサキに、キャベツと新玉葱のブレゼとケッパー、ほうれん草のピュレ。
レモンバターソースとナスタチウムのほんのり辛み。

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仔羊のロースト

フランスの仔羊の鞍下肉は、バドゥーヴァンのスパイスに漬け真空マリネしたものをロティ。
ドライトマト、キタアカリのジャガイモ餅、そら豆、ルコラ。ほのかにレモンの皮のオイルがアクセント。

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パッションフルーツのムース ショコラクレームとフィヤンティーヌ

ダッコワーズのようなアーモンド風味の焼き生地にパッションフルーツのムース。
周りには、ショコラクレームと薄焼きショコラ、パッションフルーツのソース。

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食後はコーヒー。

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また行きますね。

「L'adnis ラドニス」

東京都渋谷区神宮前2-3-30 神宮前ベーシックビル1F

03-6721-1881



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June 20, 2017

クラフタル@中目黒

「クラフタル」に行きました。

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まだ時差ボケで体がだるい昼ですが、マンダリンオレンジのシャンパンカクテルで胃にお目覚めコール。

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ホワイトアスパラガス

鏡面の器に盛り付けたのは、ロワールのホワイトアスパラガス。
茹でたものや、ピュレやアイスクリーム。
日向夏にボリジを添えて、そのソースの爽やかな酸味と苦みと共に。

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Riesling les princes abbes 2014 Schlumberger

アルザスのすっきりドライな甘さのリースリング。

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ブロッコリー・姫サザエ

日本は梅雨のさなか、紫陽花とかたつむりに見立てた一皿が美しい。
ブロッコリーの芯をホワイトバルサミコでマリネし、カリフラワーを赤ワインビネガーに漬けて紫陽花の花をイメージしています。そして、姫さざえを茹でてくり抜き、かたつむりの殻に見立てて。パセリバターのパン粉をまぶしてエスカルゴ風に。よくこういうクリエイションを思いつくなと感動の一皿。

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Sogga Ordinaire Sauvignon Blanc 2016 Obuse Winery Domaine Cacteu

カクトウ農園のソーヴィニオンブランで作ったかなり個性的なワイン。
ソーヴィニオンブランの香りをつける特有酵母を使っていないので、単体で飲むと水っぽいですが、次の鮎料理にはその力を発揮します。

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稚鮎

千葉の稚鮎は、揚げてからサラマンダーでかりっとした食感に仕上げています。
フェンネルのムースや薄くスライスしたもの、ディル、姫オゼイユ、ハスイモ、ゼニゴケを水草に、蓼のクルトンを苔に、シャルトリューズにライムの酸味を加えたゼリーを水に見立てて。
そこに胡瓜とキウイのガスパチョを注ぎます。キウイはあえて熟れていないものを使い、少し苦みやえぐみのある味と酸味で鮎を引き立てました。

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Vouvray Rich 2005 Marc Bredif

ヴーヴレーは、ほんのり甘口。シュナンブランらしいカリンや黄桃の香りと優しい酸味。
後のトウモロコシの料理にその甘みを寄り添わせて。

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トウモロコシ・卵

皮付きのまま焼いたヤングコーン。そのひげは、オリーブオイルでからめて鶏の巣のように。
その上には、ポレンタをまぶして揚げた卵にパルミジャーノをすりおろして。イベリコ豚の背脂のハムとスペックのクリームに黒胡椒をのせ、トウモロコシのスプラウトを添えて。カルボナーラ風に。

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パンペアリングは、トウモロコシの粒が入ったスポンジケイク。
卵の殻は、注射器で中身を出して掃除した後に、中には黄色いトウモロコシとピュアホワイトのソースを詰めなおしています。

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その卵の殻を割ると、卵の白身と黄身に見立てた2種類のトウモロコシのソースが出てきます。

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ポレンタで揚げた半熟卵とそれらのソースでヤングコーンの髭を混ぜ合わせながら食べるとカルボナーラが完成。いや〜複雑すぎるほど芸が細かい(笑)

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Deen Vat seties No.5 Botrytis Semillon 2012 De Bortoli

オーストラリアの甘口白ワイン。

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これはおまけサプライズですが、どら皮にエスプレッソをしみこませ、フォアグラ、カカオ、胡椒を挟んで揚げ、フレンチトーストをイメージ。サマートリュフを削って。

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Montagny 1er cru 2014 J.M.Boillot

ミネラル感とすっきりした酸。

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金目鯛

和歌山の金目鯛は鱗焼きにして、下にはアーティチョーク、白いんげん豆、軽く炒めたフレーゴラとガーリックオイル。アサリの出汁の泡をのせて、ボンゴレビアンコ風に。金目鯛の火入れも見事。

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パンペアリングは、ドライトマトを練りこんだ全粒粉のパン。

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Fixtin Vieilles Vignes 2014 Richard Maniere

樹齢60年、ブラックカラントやチェリーの果実味に白胡椒っぽいスパイス感のピノノワール。

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花悠仔豚 

千葉でハーブやカシューナッツを食べさせて飼育しているカシュー仔豚のロースト。
茗荷のコンフィ、新玉葱のロースト、からし菜、新生姜のガリを添えて生姜焼き風に。
ナッティな旨味と甘みのある仔豚にガランガルと豚肉のジュのソースが絡んで、高級生姜焼きです。

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パンペアリングはハンバーガースタイル。
柔らかなバンズにカリカリに焼いたテットドコション、玉葱のピクルスのロースト、胡麻のピュレを挟んで。

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Melmor

ブルターニュのミード。蜂蜜酒です。

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蜂の巣

蜂の巣をイメージした赤と黒のコントラスト。
竹炭で作ったサブレにチェリーのピュレ。蜂蜜レモンのメレンゲ、ルバーブのムース、エルダーフラワーのジュレ、アメリカンチェリー、ラズベリーのパウダーなど。

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グラスホッパー

バッタの住む草むらの環境とグラスホッパーのカクテルをイメージして。
ミントとチョコレートのクランブルにエバミルクのクリーム、エルバステラの新芽を草むらに見立てて。

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ほんと来る度に大土橋さんのクリエイションには驚かされます。
構成要素が多いのに、そこに無駄なものは一つもなく、季節の食材をちゃんと組み合わせて美しさとストーリーを表現しています。何より美味しいし!どんどん進化しているなあ・・・


「クラフタル」

東京都目黒区青葉台1−16−11 2F

03−6277−5813




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June 19, 2017

Restaurant ES@パリ

パリの最終日は「Restaurant ES」に行きました。

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最初のシャンパンは、ボランジェ。

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散々食べ歩いて胃も疲れているでしょうから、シンプルにしましたと本城シェフ。
まずは、ビールと枝豆的なビジュアルで温かいコンソメスープとローズマリーの泡に焼き空豆。
鴨や野菜などでとった温かいスープで胃が癒されます。

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Ravioli girolles

自家製のラビオリ生地の中に細かく刻んだジロール茸を詰め、ジロール茸とアスパラソバージュ、マリーゴールドの花と葉をのせて。ジロールの泡のソースと胡桃のオイル。

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Pulugny Montrachet Premier cru Champgain 2010 Dominique Lafon

最初は少し還元香がありますが、すぐにバニラのようなバタリーな香りに変わり、やや粘度がある爽やかな甘みとミネラル感のある酸味と果実味のバランスが素晴らしいです。

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Langoustine ,asperge

スウェーデンではどこでも生のアスパラが美味しいと豪語していたのに対抗して、見た目はガストロロジックにも出てきた一品を連想(笑)。ラングスティーヌの昆布締めと生のグリーンアスパラとキャビアにフランボワーズのソース。ラングスティーヌは30分くらい昆布締めして水分を抜き、ねっとりとした食感に刻んだチェリーの酸味を合わせて。クラウン・バーでもラングスティーヌとチェリーを合わせていましたが、こちらの方がくさみもなく美味しかった。

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Asperge blanc

ホワイトアスパラガスの皮の茹で汁で炊いたチーズのリゾット。
上には、焼いたホワイトアスパラガスをのせて、アンチョビの泡とボッタルガをアクセントに。

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Homard

驚いたのは藁で燻して塩焼きしたオマール海老。オマール海老をこういう形でシンプルに頂いたのは初めてです。鮮度はもちろんですが、とろとろの海老味噌やその下の皮下脂肪の白い部分がとろとろで身がぷりっと美味いこと。ソースもいらないオマール海老の火入れが見事で、感動した一品でした。

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冷たいとうもろこしのスープで小休止。甘くてクリーミーです。
うちは裏にはガーデンはないですけどって、ダニエル・ベルランにも対抗しているし(笑)

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Saint pierre ,Petit pois

皮目をしっかり焼いたまとう鯛にキャビアをのせ、プティポワとそのクリーム。
しっとりとした身とプティポワのクリームの優しい香りと共に。

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Veau ,morille

きめ細かな肉質の仔牛とモリーユのソテー。シンプルイズベスト。塩加減もにくいです。

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Tagliolini

麺食べたいというリクエストで作って頂いたキャビアのタリオリーニ。
自家製のタリオリーニを、オリーブオイルとレモン汁で和え、ソローニュのキャビアをたっぷりのせて。
キャビアの塩気と旨味がシェフが打つ繊細なパスタに絡んで、めちゃ美味しい。

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Blanc manger

デセールは、スペインのアーモンドで作ったブラマンジェ。
イタリアのオリーブオイルとトンカ豆のアイスクリームをのせて。

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Souffle

焼き立て熱々のスフレ。砂糖を使わず、蜂蜜と卵で作ったそうです。

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仕上げにレモンの皮を削って。中はふわふわの焼きプリンのようにしっとりした優しい甘みです。
グランマニエをかけて、大人のデセールに。

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燻製のバニラアイスクリームと蜂蜜のアイスクリームと一緒に食べました。
疲れを忘れるほどに元気になりました。

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「Restaurant ES」

91 rue de Grenell 75007 Paris

01 45 51 25 74


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June 18, 2017

Clown Bar@パリ

「Clown Bar」に行きました。
前から行きたかった渥美創太シェフのビストロです。

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中に入ると、まずコミカルなピエロの絵が描かれているバーカウンターに目がいきます。

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明るい窓際の席に座りました。パリの昼は連日暑くて、この日も32度以上。
まずは炭酸水で乾いた喉を潤します。

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メニューはアラカルトから、選びました。

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Jacques Lassaigne Les vignes de Montgueux Etra Brut

柑橘系のすっきりとした味わいの中にアーモンドなどのナッティな感じ。
色は意外に濃いめのゴールド。

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カトラリーはテーブルの下の引き出しの中に入っています。

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Sardine tempura

イカ墨の衣で揚げた鰯のテンプラとロメスコスソース。

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さくさく揚げた生地の中にふんわりした鰯。
レモンを絞ってロメスコスソースと共に。暑い日にはシャンパンとこれがいくらでも食べれる感じ。

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Veal brain /tosazu vinaigrette

刻んだ葱と生姜をのせた仔牛の脳味噌。ふわっとボイルしてあり、土佐酢で。
パリでもなかなか食べることのできないセルベルは、ふわっとした白子や豆腐のような食感で美味しいです。

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Langoustine tartare /cherry /Cantabria anechovy / pine nuts

ランゴスティーヌのタルタルにチェリーとアンチョビと松の実。
半生に火入れしたランゴスティーヌはちょっとくさみを感じるけれど、まあパリなので^^;

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Pork belly /panceke / coriander / bottarga

ガレット生地の上に、煮込んでローストした豚ばら肉と岩塩、ボッタルガのスライスとコリアンダーの葉をたっぷりのせて。

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ガレット生地はぱりっと焼いてあり、半分に折って食べます。
ほろっと崩れるように柔らかく煮込んだ豚肉には、パプリカパウダーがまぶしてあり、ほんのりスパイシー。
見た目もちょっとタコスっぽいですね。

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お隣のテーブルから、赤ワインのお裾分け。
そういえば、シャンパンも最初にお裾分けしたんだった。

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Sea brill / cabbage /lard

魚はバルヴュー。大きな平目なのでえんがわの存在感。
焼いたキャベツやラルドを添えて。中にはとろんと半熟の卵黄が隠れています。

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Duck and Foie gras pie / date&yuzu

鴨とフォアグラのパイ包み。カリンにナツメヤシと柚子を加えたピュレ。

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レタスサラダの付け合せ。

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薄いパイ生地でこんがりさくさくに焼いた生地の中には、粗挽き肉のファルシとしっとりした鴨肉とフォアグラのバランスが絶妙です。しっかりボリュームがあるのに、ペロリと食べれてしまう軽さ。
ジュのソースも加減が利いています。これはさすがの一皿でした。

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Chocolate cream puff /earlgreytea icecream

デセールはシュー生地の中にチョコレートクリーム。アールグレイのアイスクリームとピスタチオ。
甘さ控えめで軽かったので、もう一皿くらい食べれた鴨。

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地下のレストルームに向かう階段の手前にキッチンがあり、その窓から創太さんの姿を見ることができました。

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食後少しお話しましたが、早朝子供が生まれたんですよー。なんで徹夜ですと。
それは、おめでとうございます。少し疲れたお顔でしたが、ほんのりと喜びの笑顔。
8月には、渥美シェフが和歌山のオテルドヨシノの手島シェフとコラボイベントを行うので、また楽しみにしています。

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「Clown bar」

114 rue Amelot ,75011 paris

+33 01 43 55 87 35


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June 17, 2017

Restaurant H@パリ

「Restaurant H」に行きました。
 香港の「Akrame」のシェフがヴァスティーユにオープンしたお店です。ここも今年ミシュラン獲得。
パリの「Akrame」は5年前以上前に行ったことがあります。

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ノルマンディ出身のシェフ。料理学校からJean-Francois PiegeのToumieuxのサービスを経て、Akurameのスーシェフを3年、後Akrame香港支店の後、独立。

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コースは3皿€30、5皿€50、7皿€70。
7皿のコースにアルコールペアリングを選びました。最初はシャンパンです。

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アミューズ

ポテトのブリオッシュにパルミジャーノ。
黄色いソースは食べるとウスターソースっぽい味でなんとなくたこ焼きを連想してしまう。

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タコスの生地にサワークリームとセロリの葉。

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イカ墨を練りこんだチュイルにスモークフィッシュ。
ワイルドライスのクラッカーに、ヴィネガーピュレとイクラ、緑の魚卵。
なんとなくAkrameで出てきたアミューズに似ていました。

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パン。

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ホイップバターにはカルダモンパウダーが練りこんであります。

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Vin D'Alsace Cuvee 8 PFister

アルザスの4種の葡萄を使った白ワイン。

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Tomato

トマトとフロマージュブランのアイスクリームにコーンパウダーとフェタチーズ、チアシード、バジルオイル。
合わせて食べるとカプレーゼのような一皿に。

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Clam

貝のエキスと海水のスープに、アマランサスのパウダー。

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中には、コック貝やサリコリヌなどが入っています。
クリーミーで濃厚な貝のエキスですが、かなりヴィネガーが効いています。

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醸し人九平次 2015

ここで日本酒が出てきました。しかも醸し人九平次。
Akrameでは確かオマールに合わせてましたが、次はオマールかな。

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Lobster

やっぱりオマール海老でした。フォアグラのロティとタラゴンパウダー、アイス。
ロブスターのビスクスープをかけますが、これがかなり濃厚で甘く、タラゴンパウダーの風味と合わさるとお好み焼き味(笑)でも美味しい。

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Bourgogne Blanc 2012

ちとぶれたました。かなり冷やしてありますが、樽感が結構強いです。

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Cod

鱈とほうれん草。チキンとセロリのブイヨンを注ぎます。
私が苦手なかなりセロリの香りや苦みがありますが、それが魚のクセを消してくれます。
これまで全体的にソースなどの甘・辛・酸がはっきりしているというか、アジア人が好むようなメリハリがありました。それは香港にいたせいもあるけれど、魚介の臭みを感じさせないテクニックからくるものなのでしょうね。

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付け合せは、チーズとジャガイモのクリームに蕎麦の実。
中には、スモークサーモンのダイスが入っています。

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肉料理の前に、モヒートのソルベ。
ミントとラムのソルベにレモンの泡とミントのディスク。

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Saint-Joseph Chatelet 2015 Perriel

サンジョゼフの赤。タンニン濃いめのシラー。

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Beef

ドイツのホルスタイン牛80日熟成。人参と人参のムース、ブラックオリーブのパン粉。
フランスでは熟成牛が大流行で、こちらもホルスタイン牛を2か月半熟成。
かなり強烈なチーズ香というか熟成香がありますが、まあブームなので。
個人的には熟成ブームはとっくに過ぎていますが、赤身のホルスタイン牛を熟成させ、旨味をしっかり出しているのには納得しました。

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Fromage

コンテも24か月か30か月近くはあるだろう、濃厚なテイストに胡桃を削って。
中には、マーシュとプルーンにバルサミコ。

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Maidenii

ユーカリを使ったドライベルモットだそう。

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ジュニパーとパインオイルの香る中に、燻製香をつけたミルクアイスクリームとか。

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Crillon des Vosges

ルバーブを漬けた白ワインのリキュール。

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Cherry

ビネガーに漬けたチェリー、アーモンドクランチ、バニラアイスクリーム。
フェイクチェリーは、ホワイトチョコレートのムースをチェリーのゼリーで包んでチョコの枝。

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プティフールは木箱の中に。
ジャスミンのギモーブとチェリーのパートドフリュイ、ショコラ。

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7皿€70でワインペアリング入れても€110というコスパの良さとアレンジでした。
最近ではワインペアリングがただ名の付くところばかり出していて料理の値段を上回る所も多いけど、ここは良心的。ビオでもないですが、日本酒は高級品酒を入れてるし、その他のリキュールの組み合わせも面白い。
料理の攻め具合もフレンチしていないところが個性的なアクラム仕込みだけれど、今後もっとオリジナルに攻めてほしいです。

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「Restaurant H」

13 rue Jean Beausire 75004 ,Paris

01 43 48 80 96


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June 16, 2017

David Toutain@パリ

「David Toutain」に行きました。
5年前に「agape substance」で彼の料理を食べて以来です。

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こちらは、奥の個室ですが、その他のテーブルもクロスはなく、木のテーブルでカジュアルな雰囲気。

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11品のデギュスタシオンコースとワインペアリングをオーダーしました。

Diebolt Vallois Brut

シャンパンはディエボルト・ヴァロワ。エレガントな酸とミネラル感のある果実味。

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Beetroot Carpaccio

ビーツとブラックベリーのシートの中にマリネしたビーツの角切りと燻製香のあるムースを包んで、オキサリスをのせて。

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Tetragona 

水連に見立てた一皿。ほうれん草の葉を揚げてレモンの皮をのせ花蕾に見立て、下にはアボカドのクリームではさんだほうれん草。下の緑は、水連の葉に見立てた樹脂で、これをスプーンのように持ち上げて一口で。

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Oyster 

本来は薄生地の中に牡蠣が入っていますが、牡蠣はアレルギーなので抜いてもらいました。

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さくっとした生地の中に、炒めたエシャロットのムースとラズベリー。

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ミルクパン、バターはトマトとオリーブのパウダーがまぶしてあります。

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Le Soula  2012

ビオディナミのソーヴィニオンブラン、マカブ、グルナッシュブランなど。

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Tomates ParmentierーNew Potatoes

トマトとポテトのパルマンンティエ。上には栗のパン粉やいくらやハーブをのせて。

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中にはころころした小さな新じゃがいも、トマトとひき肉のボロネーゼソースにチーズとヘーゼルナッツの香り。
ミートグラタンのような懐かしい味です。

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ローズマリーとレモンを練りこんだパン。

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キャビアはオプションでつけることができます。

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White Asparagus−GaricーCherry

温かいホワイトアスパラガスに薄くスライスした生のホワイトアスパラガスやチェリー、小玉葱、コリアンダーの葉、生アーモンド、キャビアをのせて、ガーリックバターソース。

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パン

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Puligny-Montrachet 2013 Francois Carillon

シャルドネ100%。白い花や柑橘のデリケートな酸味。

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Sea ーGreen PeasーLovage

鱈は低温調理でしっとりふっくら。プティポワの食感や新芽の香り、ラベッジやホワイトセロリと共に。

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メインのお肉で出てくる鳩のロティ。
切り分けて後で出てきます。

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Fronholz 2015 Domaine Ostertag

アルザスのミュスカ。青りんごのような香りのすっきり感。

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Green Asparagus−Egg−Sorrel

グリーンアスパラガスに燻製香をつけたうずら卵のマヨネーズとベアルネーズソース、オゼイユの酸味、パルメザンのチュイルを添えて。アガペシュブスタンスの時もこういう料理あったな。

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スペインのワインでエチケットを撮るの忘れたけれど、梅酒のような甘みと酸味があります。

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Smoked Eel−Black Sesame

黒胡麻のクリームと青りんごに燻製した鰻。

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Gevrey−Chambertin Mes Cinq Terroirs 2014 Denis Moret

ドニ・モルテの看板的なジュブレ・シャンベルタン。5つの村名畑の葡萄をブレンドし、複雑味とバランスの良いベリー系の果実味。

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Pigeon−Zucchni−Spelt

先程見せてくれた鳩の胸肉にズッキーニやスペルト小麦のリゾット、鳩のジュ。
丸めたズッキーニの中には、コリアンダーとミントのピュレ、豆苗を添えて。

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Cauliflower−White Chocolate−Coconut

バニラの香るカリフラワーのムースに、ココナッツとホワイトチョコレートのアイスクリーム。

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Camin Lattedya 2014

ジュラの甘口ワインと共にデセール。

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Apricot−Thyme

アプリコットのムースとタイムのソルベ。ヘーゼルナッツのクッキークランチに松の実。

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Strawberry−Parsley

苺とイタリアンパセリのアイスクリーム。

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Petit fours

マッシュルームとキャラメル。ラズベリーとピメントのサブレ、チョコレートと栗。

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ハーブティー。

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アミューズから納得のいく美味しさで、器の使い方なども面白かったです。

それにしても、パリは連日30度近く暑く、地下鉄は蒸し風呂です(^^;

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「David Toutain」

29 rue Surcouf 75007 ,Paris

01 45 50 11 10

davidtoutan.com

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June 15, 2017

Divellec@パリ

「Restaurant Divellec」に行きました。
 昔からある魚料理のレストランです。昨年リニューアルしてシェフが変わり、ミシュランを獲得しました。

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かなり大箱のレストラン。オープンテラスもありますが、暑いので中で。

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位置皿は魚や海の潮の流れを表現しているのでしょうか。独創的です。

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マンゴーとオレンジのカクテル。
暑い夏の夜はフルーツカクテルでちょっと元気になります。

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シャンパンはティエノ。

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薄くトーストしたパンに、海藻バターと魚のリエットにライムの香り。
このリエットが何気に美味いです。

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スモークサーモンにサワークリームとポテトチップ。

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パン。

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Meursaurt Clos de la Barre 2012 Comtes Lafon

ワインリストは白ワインも赤ワインも充実していますが、、好みを伝えるとお勧めされたのはコント・ラフォンのムルソー。やはりフランスで飲みたいワインです。

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料理はアラカルトで頼みました。

最初の前菜には箸が出てきま

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Saumon Sauvage,Thon,Bar & Seiche

 サーモン、マグロ、スズキ、イカの刺身。だから箸が用意されていたんですね^^;
少し塩して水分を抜いた切り身に白胡麻やライムの皮をのせて、わさびとライムが添えてあります。醤油か柚子胡椒を溶いたポン酢につけて食べます。日本人だったらあえて頼まないかもしれませんが、柚子胡椒を溶いたポン酢がなかなか良くて、懐かしさを感じました。

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Norway Langostines

 ノルウェーのランゴスティーヌは生のままライムの皮やシトロンキャビア、パプリカをまぶしてビネガーでセビーチェにしてあります。フェンネルの芯をかじりながら食べるとアクセントに。

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Saint Pierre

的鯛は、下にバターでソテーしたキャベツ、上に新たまねぎのスライスやチャイブがのせてあります。
パプリカパウダーも少し。ここにシェリーヴィネガーのソースをかけて食べます。少し酸味のあるシェリービネガーのソースがぷりっとした身の旨みやキャベツの甘みを引き立てます。

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付け合せにプティポワを。

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Sole 

平目は、上にパン粉をまぶしてさくっとムニエルにし、中にはすり身のムースがはさんであります。
ホワイトアスパラガスとジロールのソテーに生のアーモンドスライスとクレスを添えて、ヘーゼルナッツ風味のブラウンバターソース。すり身のムースを間にはさむことで、しっとりとした身に弾力のある食感を加え、なめらかな焦がしバターのソースと共にとても美味しい。こういう魚料理を食べるとああ、フランスに来たなって実感できます。

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付け合せはマッシュポテト。

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クリーミーなマッシュポテトもバターたっぷりなので、控えめにしようと思っていたけれど、やめられない美味しさ。

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お腹にまだ余裕があったので、デセールも頼みました。

Cafe,Chocolat,Vanille

小さな器にそれぞれコーヒー、ショコラ、バニラのムース。
どれも甘さ控えめでそれぞれの香りをシンプルに楽しむことができます。

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Fraises des Bois

野苺のババ。ブリオッシュの上に、バニラクリームと野苺をのせて。
ピスタチオやアーモンドのパウダーに苺のアイスクリーム。ババといってもお酒の香りはほとんどなく、野苺の酸味を味わうさっぱりとしたババでした。私はここにラム酒をかけたいくらいでしたが。

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ソールもサンピエールも、クラシックスタイルのいいキュイッソンで、気になる匂いもまったくない、ソースもしっかりしているのに重くない。やっとフランス料理食べに来たと実感できる素晴らしいお店でした。
ワインセラーもリストも魅力的なものばかりでした。

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リニューアルしてオーナーやシェフが変わり、ミシュラン☆を取ったのも納得。
デセールも甘さを極控えていて、甘いものが苦手な私もペロリと食べてしまいました。
想像以上に美味しかったので、パリで美味しい魚料理が食べたくなったら、また来たいと思います

「Divellec」

18 rue Fabert, 75007  Paris

+33  01 45 51 91 96



divellec-paris.fr


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June 14, 2017

Restaurant Alliance@パリ

旅の後半は、ストックホルムからパリへ。
 「Restaurant Alliance」に行きました。 昨年秋に伺って以来、2度目の訪問です。

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お料理は9品のデギュスタシオンコースを頂きました。
ランチは他に6品のデギュスタシオン、4品のデジュネがあります。

アミューズブーシュ

ブリオッシュにウイキョウのクリームとディルをのせて。

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クサンという焼いて膨らませたおっとっとのような生地の上に、トマトとアンチョビとタイムをのせて。
周りの鰯の骨を揚げたものは飾りです。

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シャンパンはビルカルサルモンのロゼ。

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カリフラワーのクリームにターメリックの香りをつけたカリフラワー。
コリアンダーの花とコリアンダーシード。

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ホワイトアスパラガスのムース。
下には、キャビアとグラニースミスの角切りが入っています。

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丸いフォカッチャには、レモン風味のオリーブオイルをしみこませて。

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パンは昨年と変わり、トゥール・ダルジャンのブーランジェリーのパン。
トゥール・ダルジャンはここからすぐ近くですが、ブーランジェリーもできたんですね。

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Chassagne-Montrachet 1er cru En Remilly 2013 Lucien le Moine

ルシアン・ル・モワンヌのシャサーニュ・モンラッシェ。
2013年は若いけれど、最初からかなり樽感の強さを感じます。
後からアーモンドやトースト香がじんわりと来て、ふくよかな甘みに変わっていきます。

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Filet de boeuf Simmental  ,Raifort,Roquette

ドイツのシメンタル牛のフィレ肉のタルタルにコンソメゼリーをかぶせて。
ルッコラのクリームやホースラディッシュのクリームとルッコラの花やスプラウト、揚げたケッパーをのせて。
シメンタル牛はさっぱりとした赤身の柔らかな肉質で、混ぜ合わせると美味しいタルタルになります。

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ジャガイモのゴーフレットと共に。

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Pommes de terre "Allians” ,Echalote,Champignons

アリアンスのスペシャリテのジャガイモと茸の一皿。
ジャガイモは蒸してから鴨の脂を60〜70度で3時間くらいコンフィにしたものにルコラのパウダーをかけて。
そのしっとりほっくりしたジャガイモの香りと食感に、プルロットやピエブルー、ジロールなどの茸を添えて。
マッシュルームのクリームとエシャロットとオニオンのサブレを砕いて。
前回も感動しましたが、時間をかけてコンフィしたジャガイモの火入れや茸の旨み、そして塩使いが絶妙でした。

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Turbot 

チュルボは皮下のゼラチン質をかりっと焼き上げ、エンガワをのせて。
プティポワと人参、豆のピュレにセロリの泡と豆の新芽をのせて。

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Carotte

人参を丸ごとローストして、オレンジソースとフロマージュブランに揚げた人参、コリアンダー。

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Foie gras de canard

鴨のブイヨンでポシェしたフォアグラ。
おろし生姜とシブレットをたっぷりのせて、蕪や人参などとポトフ風に。
大きな塊のフォアグラですが、余分な脂分が抜けてふんわりとろとろの甘い食感。
おろし生姜の辛みがアクセントでフォアグラと思えないくらいにすっきりと食べさせてくれます。

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Pigeon

鳩のロティに蕪と蕪の葉、レモンのピュレ。

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バジルと柑橘のソルベディスク。

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バニラのムースと黒オリーブのパウダー。

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揚げたカダイフを干し草に見立てて、バニラアイスクリームとクッキークランチ。

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フランボワーズとクリームに、リコリスの葉やコブミカンの皮、アーモンドのクランブルをのせて。

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プティフール

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ミシュランの星も獲得して、自信に満ち溢れている大宮シェフのお料理は、どれも安定感がありました。

そして、やはりフランスに来ると、シャンパンやワインが美味いです

「Restaurant Alliance」

5 rue de poissy 75005 Paris

+33 01 75 51 57 54


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May 19, 2017

キャリエ@渋谷

「キャリエ」に行きました。
シェフの高木和也さんは、レフェルヴェソンスやラ・フィネスで修業され、昨年9月にオープンしました。

店名の「Calie(キャリエ)」とは、フランス語の3つの言葉をつなげた造語で、Camarade(仲間)・Lien(絆)・Ecrin(宝箱)の頭文字をつなげて作ったそうです。
旬の食材と調理技術だけでは料理は決して美味しくならない。そこに関わる全ての人「お客様」「生産者」「料理人or レストラン 《仲間》 とそのストーリーが料理をワンランク上のステージに導いてくれる。
私たちは、食材とそれに関わる人のつながり 《絆》 が心を豊かにし、思いが料理をより味わい深いものにすると信じます。食材から生命をいただくから、食材に敬意を払い最高の状態で美味しく食べていただきたい。
だから、その食材がどのように生まれて育てられたのかを知りたい。その壮大な物語を知ることで、人と自然に感動し、その思い 《宝物》 を召し上がっていだだくことで料理をもっともっと楽しんでいただきたいと考えております。 (以上HPから抜粋)

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レイノーの位置皿には、ナプキンとメニューが置かれています。
コースは、サフィール 8皿 8000円と、ディアマン 11皿 10000円があり、今回はディアマンのコースを頂きました。

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パテ ド カンパーニュ

最初に紙に包まれたものが運ばれてきました。
どのコースにも提供されるアミューズだそうです。

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中には、チーズをのせた焼いたベーグルに、焼いたパテ・ド・カンパーニュがはさんであります。
モチモチとした生地にパテ・ド・カンパーニュの温かな旨味が広がり、粒マスタードがアクセント。
お腹ぺこぺこだったので、嬉しいアミューズ。シャンパンと共に頂きました。このパテが美味しいので、焼く前のアパテも食べてみたいと思いました。

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蛍烏賊

グラスの中には、大好きなホタルイカ。下には、キヌアとクスクスにトマトなどのお野菜を合わせたサラダ仕立て、そら豆や落花生、甲殻のジュレ、カリカリに焼いた桜海老に酢橘の香り。具沢山ですが、さっぱりとしたカクテルサラダです。

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Arbois Harmonie 2011 Rolet

ジュラのシャルドネ。樽香がしっかりとしていながらすっきりとした酸と青りんごの香り。

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トマト

徳島のトマトにトマト水のジュレ、エストラゴンを葉に見立てて、中には毛蟹の詰め物が入っています。
手前は、マヨネーズにマスタードやハーブなどを加えたレムラードソース。
奥は毛蟹の味噌クリームソース。

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湯剥きしたトマトの中には、毛蟹や緑野菜はスティックセニョールだったかな。
下にはキャビアも隠れています。トマトと毛蟹は定番の組み合わせですが、バランスよく仕上げてありました。

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パン

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オマールブルー

オマールブルトンに、ロワールのホワイトアスパラ、筍、モリーユを添えて。
セルフィーユとレモン、モリーユのソースとシェリーヴィネガーのソース。オマールの火入れがちょっと硬くぱさつきがちですが、ソースは美味しいです。

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フォアグラ

ミキュイした冷製のフォアグラに砕いたヘーゼルナッツやペコリーノチーズをのせ、赤肉メロンのソース。
アマランサスやパンプルネルの葉を添えて。パンプルネルは食べると胡瓜っぽい香りと苦みがあるので、メロンと合わせたのかな。

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Merlot 2015 Heidee Winery

石川県輪島のハイディーワイナリーのメルロー。
初めて飲みましたが、ソフトなタンニンと芳醇な香りのバランスがいいです。2013年に醸造所が完成し、まだ扱っているお店も都内では2軒しかないそうです。気になっていたワイナリーで、ここに隣接するふらんじゅも行ってみたいんです。

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金目鯛

勝浦の金目鯛は1週間寝かせたそうで、脂が回ってしっとりとした身の絶妙な火入れ。
アスペルソヴァージュと舞茸とディルにスープ・ド・ポワソン。舞茸の香りがアスペルソヴァージュの少しぬめりがあるしゃきしゃきした食感と合い、金目鯛と共に美味しい一皿でした。

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魚料理と肉料理の間に出てきたのは、なんとお鮨。
シェフの実家が米を作っているそうで、そのお米と酢締めしたかすご鯛を皮目炙った一口サイズの押し鮨に。
シャリの塩梅もとても良く、酸味が舌をリセットさせてくれます。
蓮の葉を象ったお皿も素敵。

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メインの肉料理に使うナイフは、福井の高村作のテーブルナイフがかっこいいです。
いろんなカラー柄から選べます。肝心の刃の拡大画像を撮ればよかったのですが、綺麗な波紋と美しいエッジ。
都内では、こことラペで使っているそうです。

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仔羊

今年からフランス産の仔羊が輸入解禁になりましたが、シストロンの仔羊を頂きました。
同じく輸入されているロゼール産は赤身系の旨みがありますが、シストロン産は、白身系のくせのない優しい旨味で脂も甘く柔らかでジューシーです。羊のジュのソースと蕪やズッキーニ、大黒しめじなどにルッコラを添えて。

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レクリューズ小林さんセレクトチーズ

左から、ポンレヴェック・カルヴァドス(ポンレヴェックをカルヴァドスに浸け、パン粉で覆ったもの)、ボーフォールダルパージュ、エポワスもいい熟成加減。右は千葉の酒蔵寺田本家の糠床に漬けたカマンベール。
寺田本家と聞くと、熟成した日本酒にも合うだろうな〜。

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田中農場の卵 ヤマト醤油味噌

埼玉の田中農場の卵と石川ヤマト醤油味噌を使ったプリンに、フランボワーズとバナナとブルーベリーにキャラメルソース。

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Fine de Bourgogne Pierre Morey

キャラメル香を嗅ぐとフィーヌが飲みたくなってしまって。でも強すぎたかな。

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やよいひめ 善光園の緑茶

やよいひめという苺と緑茶のカスタードクリームに、パイ生地と粉糖。
バニラアイスクリームを添えて。

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紅茶

やぶきた茶葉を使った紅茶です。渋みがなく優しい香りです。

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小菓子

フィナンシェと小さなマカロン。

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シェフは、時間がある限りいろんな生産者と交流を深め、素材をその料理に表現していくために努力しているそうです。
今回頂いたお野菜もシェフの地元の千葉八街のエコファーム・アサノからのものがありました。
繋がりがあるならば都内でももっと千葉の魚介や野菜、日本酒など沢山アピールしてほしいな。
なので、一口頂いたお鮨の中にも、千葉の米や魚は美味しいんだよというメッセージも受け取ったのです。
金目鯛も素材を熟知し、心が入った火入れでした。

で、食後はなぜか、シェフが黒いくじ引き箱を持って、引いてくださいと。

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出てきたのは、小さなパッケージでSuger ni Souと書かれています。
石川県河北潟のハーブ農園ペザンで作られてるフリーズドライのラベンダーで、砂糖とブレンドしてラベンダーシュガーを作れるそうです。砂糖もいいけど、うちには白砂糖がないので、(マクロビ的に米飴か味醂しか甘味調味料がないので)ラベンダー塩でもいいかしら。

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「キャリエ」

東京都渋谷区渋谷2−6−8 ST青山1F

03−6805−1148


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May 16, 2017

Takumi@西麻布

「Takumi」に行きました。
今年2月に西麻布にオープンしたフレンチレストランです。
シェフの大槻卓伺さんは大阪出身29歳とお若いですが、小さい頃から料理が好きで料理人になる事をめざしていたそうです。神戸大学を卒業してから渡仏。フランスでは、パリ、リヨン、マルセイユのレストランで3年間修業し、日本では料理人でなくサービスの仕事を少し経てから、開業しました。

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H.Billiot Cuvee Tradition

シャンパンはアンリ・ビリオ。ピノノワールの凝縮感に穏やかな酸と苦み。

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4月末に訪問したばかりですが、5月には少しメニューも変わるとのことで。
お料理は、ランチのコース 6500円。
前菜3皿、魚料理1皿、肉料理1皿、チーズ料理1皿、デザート11皿、食後の飲み物。
Takumiのコンセプトは「組み合わせの妙を正確に理解し、楽しめるレストラン」
なんとなく美味しそう、おしゃれっぽい・・・そんな曖昧な印象だけで料理を捉え、コース料理を食べ終えた時には、すでにコース序盤の料理の印象が薄れている。
そのような事のないよう、Takumiでは料理の内容やシェフの意図を出来るだけ正確にお客様に伝えていこうと考えているそうです。

なので、料理が出てくる前にまず、その料理に使うスパイスやハーブ、リキュール、食材などが出てきます。

.團鵐ペッパー

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共に、料理の内容が書かれたカードが一皿ごとにでてきます。
これを読みながら、瓶に入っているスパイスやハーブの香りを楽しんだりして、イメージを膨らませます。
そして、テーブルに料理が出されても口頭での説明はありません。
このカードを再び読みながら、素材や調理法、シェフが伝えたかったメッセージを自分の中で消化しながら味わっていく。新しいスタイルのプレゼンテーションです。

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前菜
グリーンピースのポタージュ、ホタテのフレンチトースト、レモンのコンフィ、ピンクペッパーのパウダー、ミント風味の牛乳の泡

春が旬のグリーンピースのブルーテ。
本来フレンチトーストは卵と牛乳にパンを浸して作るものですが、今回は生の帆立を加えミキサーにかけて焼いたクルトン仕立て。硬めのフランというか旨味の強い焼きかまぼこというか、でもこれはさほど重視していなくて、むしろグリーンピースと牛乳に閉じ込めたミントの泡。
フランスではプティポワの風味の食感にミントを併せたりしますが、ここにピンクペッパーやレモンのコンフィの香りがアクセント。

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パンは2種類。
ホイップバターにフランスゲラルド塩とスペイン塩が添えてありました。

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次のお皿への
.悄璽璽襯淵奪牒▲悄璽璽襯淵奪張イルコニャック

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そして、説明のカードが出てきます。

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Rotenberg 2012 Marcel Deiss

マルセルダイス大好きです。リースリングとピノグリの混植で、ほんのり蜂蜜香にナッティでふくよかな甘み。
リードヴォーやグリーンアスパラ、ヘーゼルナッツなどに優しく寄り添うようなワインでした。

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リードヴォーとヘーゼルナッツ、アスパラガスのサラダ、ヘーゼルナッツオイルのドレッシング、新玉ねぎのピューレ コニャック風味

リードヴォーは、焦がしバターでポワレしてヘーゼルナッツパウダーをまぶしてあります。
グリーンアスパラガスは、加熱せず塩で脱水してスライスし、ヘーゼルナッツオイルのドレッシングで和え、シャキシャキした食感と青い香りが爽やかさを与えてくれます。
甘い新玉ねぎのピュレはコニャックで風味付けし、全体をボリューム感ある印象に。
一皿の中に何をどう食べさせたいかというねらいが明確で、素晴らしかったです。

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次は、瓶の演出はありません。

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Cote Rotie  La sarrasine 2009 Domaine de Bonserine

シラーでも滑らかなタンニンで、ダークチェリーやスミレの香りに、適度なボリューム感があります。

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ヨモギのリゾット、バルサミコ酢で炊いたアナゴ、燻製した半熟卵、新ショウガのピクルス

ヨモギのリゾットは、そのままだと苦みと香りを感じますが、バルサミコを醤油代わりに使った穴子や煮玉子、新ショウガのピクルスを混ぜ合わせながら食べると、和の穴子丼のようなテイスト。
前回食べたリゾットは、鴨雑炊のようだったし、ちょっとシェフの遊び心が感じられました。

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^陲力劉▲ツオの塩辛ディル

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次は魚料理です。

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Herimitage Le chevalier de Stermberg 2004 Paul Jaboulet Aine

マルサンヌとルーサンヌで熟成した香りは、マロングラッセやクレームブリュレのような甘い香りにふくよかな樽香、アプリコットや洋梨のような甘み。次の鰹の料理にこれまたばっちり。

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初カツオのわら焼き、蛤のベアルネーズソース、春キャベツ、カツオの塩辛、ニンニク、フヌイユとディルのサラダ

中心部分はレアになるようなグラデーションの鰹の藁焼き。その後ろには、春キャベツと鰹の酒盗とニンニクをソテーし、鰹の酒盗がアンチョビのようなニュアンスでキャベツの甘みを引き立てます。蛤のベアルネーズソースやフヌイユとディルのサラダと絡ませながら食べていくと、ニンニクの香りも鰹になじんでいきます。
鰹のたたきをこういうアレンジで食べさせてくれるのが面白いですし、ちゃんと計算された美味しさがあります。
そしてワインのふくよかさや複雑味が、鰹を飽きさせずに食べさせてくれます。

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々ニンニク▲蹇璽坤泪蝓辞ケッパーぅ僖廛螢

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肉料理は、前回も頂いた仔羊のハンバーグ。

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Nuits Saint Georges Premier Cru Les Chaignots 2013 Henri Gouges

濃密な味わいながら、丸みのあるタンニンとすっきりとした酸味は、エレガント。

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仔羊のハンバーグ、黒ニンニクのピューレ、ローズマリーとケッパー、仔羊から取った出汁のソース、ローズマリーで燻製したジャガイモ、パプリカとヨーグルトのソース

仔羊は、うま味の強い肩肉の部位をミンチにして、ハンバーグ仕立てにし、仔羊のジュと。
上には黒ニンニクのピューレをのせて、カリカリに仕上げたローズマリーとケッパーがのっています。
付け合せのジャガイモは、ローズマリーの燻香をつけてあり、パプリカとヨーグルトのソースを添えて。
ただ前回よりも中の肉がレアなタルタルのようにねっとりとした火入れだったので、個人的にはもう少し火が入った肉質感がある方が好きかな。

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.襯奪灰薛⇒咾離繊璽此淵ッソーイラティー)

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ルッコラのソルベ、羊のチーズを使った軽いムース

オッソーイラティーは、フランスとスペインの国境付近のバスク地方で作られる羊のハードチーズ。
シェーヴル(山羊のチーズ)ほどくせがなく、ミルキーでナッティな香りが特徴です。
ムースは生クリームでなく、牛乳にゼラチンを加えて泡立てることでさっぱりと仕上げ、ルッコラのソルベと薄切りにしたチーズをのせて。ルッコラの青々とした苦味やゴマのような香りが、アバンデセールのようにムースにほんのり甘みを加えてくれます。これも前回出てきました。

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そして、デセールへと。
ここには、8種類のハーブやスパイスなどの食材がでてきました。
.ダイフ▲譽哀螢広カモミールぅ哀蝓璽鵐泪特祗ゥ團鵐レンズ豆Ε肇鵐豆Д┘襯澄璽侫薀錙辞┘丱

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そして、それらを使ったデセールが11品でてきます。
「ようやく折り返し地点です。お腹の余裕はまだありますか?」と書かれていますが、お酒をだいぶ飲んじゃったので、お腹も結構一杯になってきました。

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そして、出てきました、11品。
ジグソーパズルのようなお皿に盛り付けた小さなデセール6種とグラスの5種。
コンセプトは、ケーキ屋さんで大人買いだそうです(笑)
定番のデザートに少しアレンジを加えたものを少しづつ楽しんでくださいと。
そして、これらの構想はシェフが考え、パテシエが作っているそうです。
甘いもの好きな方には、嬉しいラインナップですね。
どの皿をどの順番で食べるかは個人の好みですが、レイアウトの番号順に紹介します。
スパイスの番号はレイアウトの番号とは異なります。

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こんがり焼いたカダイフ、ピスタチオ風味のホイップクリームとピスタチオパウダー

トルコのデザートをベースに考えた一皿だそうです。
カダイフをバターで焼いた後、シロップにくぐらせ、ピスタチオのホイップクリームとピスタチオパウダー。
苺は真空をかけマリネしたそうです。これは新作。

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ガトーショコラ、ドライアプリコットのコンポート、レグリスのアイスクリーム、カシューナッツのチュイル

レグリスはマメ科の植物の根を乾燥させた甘草。ほろ苦いガトーショコラとドライアプリコットの甘みと共に、レグリスのアイスクリームがじんわりと溶けていく優しい甘み。カシューナッツの香ばしさと共に。

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ブラウンシュガーの薄いクッキー、レモンクリーム、ホワイトラム酒のマシュマロ、レモンの皮のコンフィ

レモンタルトの再構築。クッキー生地にブラウンシュガーを加えた薄い生地をうずまき状に丸めて焼き、中にレモンクリームを詰め、ホワイトラム酒風味のギモーブとレモンのコンフィをのせて。ぱりっとした食感とレモンの香りをふんわりしたラムの香るギモーブと共に一口で楽しみます

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セミドライにしたリンゴ、カモミール風味のカスタードクリーム、キャラメリゼしたパイ生地

リンゴは低温でじっくり加熱したセミドライに。薄く焼いたパイ生地の間にカモミール風味のカスタードクリームをはさみ、リンゴのミルフィーユのように。

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グリーンマテ茶のババ、クリームチーズのムース、甘く煮たピンクレンズ豆

グリーンマテ茶をババ仕立てのスポンジにして、グリーンマテ茶風味のゼリー液を浸みこませてあります。
クリームチーズのムースと甘く煮たレンズ豆は、抹茶、小豆、生クリームの組み合わせをイメージしたそうです。
若干無理があるけど、こういう攻めも面白い。

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トンカ豆風味のミルクレープ、チョコレート

トンカ豆は瓶で粒を嗅いだ時には杏仁のような甘くエキゾチックな香り。
トンカ豆の木は3年に一度しか実を付けず、その実の中には一粒のトンカ豆しか入っていないので、貴重なスパイスだそうです。クレープ生地で包んだクリームにそのトンカ豆を練りこみ、砕いたものも振りかけ、相性のいいチョコレートを添えて。

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白ワインの炭酸ジュレ、ホワイトチョコレートのムース、ラズベリーのピューレ

ホワイトチョコレートのムースに、ラズベリーのピュレの酸味。上には白ワインに蜂蜜の甘さを加え炭酸ガスを注入したシャンパンジュレのような泡。

エルダーフラワーのプリン、グレープフルーツのソース、ハチミツをまとったクルトン、セルフィーユ

マスカットのような甘い香りのエルダーフラワーのミルクプリン。グレープフルーツの酸味と苦みを層にして、蜂蜜の甘みをクレームブリュレのようなクルトンで。

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青りんごのジュース、キウイフルーツ、キルッシュの泡

青りんごキウイの爽やかさに、キルッシュ(チェリーのリキュール)のコク。
デセールの間のお口直しにどうぞと。

ブラマンジェ、バラのソース、アーモンドクッキー

シェフが大学時代初めてオリジナル料理として作ったのが、この薔薇のソース。
シンプルなブラマンジェに華やかな香る薔薇のソースは、花の都パリを旅行して思いついたそうです。
アーモンドクッキーのナッツの香りとエレガントな薔薇の香り。

クルミのおしるこ、マンゴーのソルベ

クルミのおしるこには、クルミ・ナツメヤシの実、牛乳、砂糖で炊いたお米が入っています。
マンゴーのトロピカルな風味と共に。

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食後はウバ茶でロイヤルミルクティーで。

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料理はシェフの言葉のカードの説明が過不足なくわかりやすいので、食べ手もちゃんと読んで理解してほしいですし、食べると納得する部分が沢山あります。
ワインのセレクションもさすがでした。


「Takumi」

東京都港区西麻布1−11−10 ビルマーサ1F

03−6804−6468


ranmarun at 12:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)