イタリアン

January 26, 2018

ヴィノ・ヒラタ@麻布十番

「ヴィノ・ヒラタ」に行きました。

スプマンテと共に。グリッシーニやパーネ、青海苔のポンテケージョ、オリーブのフォカッチャ、クロワッサン、バケットなどいろんな種類がありますが、どれも軽い口あたりで美味しいので、いつも食べすぎてしまいます^^;

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サラダ

前菜で春子鯛の湯引きとプンタレッラのサラダ添えというのがあったのですが、プンタレッラだけ食べたいので、サラダにして、とリクエストしたらこうなりました。ほんとはプンタレッラだけ食べたかったのですが、他の葉物やトマト、蕪を添えて。でもドレッシングが美味しいです。

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白魚と野菜のフリット

白魚の他に、たらの芽、舞茸、ズッキーニ、牛蒡のフリット。

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Villa Fidelia 2013 Sportoletti

ウンブリアのシャルドネとグレゲット。フリットなどの油物や白子のクリーミーさにも合います。

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ホワイトアスパラのグリル

まだ細っこいけどロワールのホワイトアスパラガス。シンプルに網焼きしてオリーブオイルと胡椒で。

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白子とモッツァレラチーズのオーブン焼き

白子のソテーはよくあるけれど、モッツァレラチーズをのせてオーブン焼きしたこの料理はこの時期の楽しみ。クリーミーなチーズが白子を包んで、ほわほわな白子の食感。上にかけたアンチョビバターソースもアンチョビの抑制が利いていて、完璧でした。あと5個くらい食べたい。

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Chiaranda 2015 Don Nafugata

シチリアのシャルドネ100%ワイン。セージや黄桃、ピーナツバターの香る厚みがありますが、舌触りはわりとエレガント。酸とミネラルのバランスもいいです。

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牡蠣と芹のスパゲッティ

牡蠣の旨みとセリの苦味にガーリックチップ。牡蠣の滋味がスパゲッティに絡んで美味しいです。

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パッパルデッレ イベリコ豚ホホ肉のラグー

懐かしいような味わいのラグー。

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ドルチェは苺のシュークリームでした。

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カントッチョとカプチーノのメレンゲ。ここのメレンゲも口どけがいいので大好き。
コーヒーと共に頂きました。

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「ヴィノ・ヒラタ」

東京都港区麻布十番2−13−10 エンドービル2F

03−3456−4744




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December 26, 2017

プリズマ@青山

「プリズマ」に行きました。

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まずはシャンパンでスタート。

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コテキーノのムース

コテキーノ ディ マイアーレというイタリアのソーセージのムースとセモリナ粉のクラッカー。イタリアでは年越しには、コテキーノという太いソーセージをレンズ豆などと一緒に食べる習慣があるそうです。こちらではなめらかなムース状にしてクラッカーと一緒に頂きました。

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パン

きめこまかなロールパンのようで、ソフトな口あたりと小麦の香りが好きです。

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次郎柿とラルド

次郎柿にモーラロマニョーラという黒豚のラルドをのせ、バスクの塩唐辛子をかけて。柿の甘みと塩気のあるラルドがよく合います。

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PICO 2015 La Biancara Angiolino Maule 

ガルガネーガ100%。自然派の造りで杏や洋梨のような香りととろっとした甘み。

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牡蠣とエシャロットのスフォルマート

エシャロットのスフォルマートに、仙鳳趾の牡蠣とエシャロットのソテーをのせて。

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Intistieti Riserva Vino da Tavola di Toscana 1992 Geanfranco Soldera

赤ワインはソルデラの1992年。この年はブルネロ・ディ・モンタルチーノは生産せず、カーゼ・バッセ畑の葡萄とインティスティエティ畑からの葡萄のブレンドだそうです。

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エチケットはちょっと太っちょのペガサスが描かれて珍しいです。ロゴもちょっとハードコアっぽいな(笑)

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少し黒味がかったルビー色にドライフラワーのローズの香り。最初は鉄っぽい酸味がありますが次第に穏やかになり、ラズベリーやブラックベリー、ブルーベリーなどいろんなベリーの香りやシガーっぽいニュアンスから甘みと複雑味が出てきます。

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香箱蟹のインサラータ

石川の香箱蟹。昨年頂いたときは、内子とサルサベルデのソースにウイキョウのビネガークリームでしたが、今年は、トマトとビネガーのソースにハーブのスプラウトをのせて仕上げてあります。

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中は、蟹肉と外子や内子が合わさり、トマトの甘みや酸味、ハーブのスプラウトのほんのり苦みや辛みが、和食とは違ったイタリアンの要素で蟹の旨みを引き出してくれます。

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白子のインパデッラ

なぜか写真を撮り忘れていました。
羅臼の白子のインパデッラは、ケッパーやアーモンドをアクセントに、ジャガイモのクレーマを添えて。

Vitovska Origine 2012 Vodopivec

大きな木樽で醸し醗酵したワイン。褐色を帯びた色合いと深いミネラル感。

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この日入荷していた白トリュフは、他のお客様に削った後で半分の大きさですが、かなり大きなものでした。色は薄めですが、香りはしっかりあります。

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白トリュフのタリオリーニ

もちっとしこっとした食感のタリオリーニ。そこに白トリュフをたっぷり削って。斉藤シェフが打つパスタは、毎回感動します。

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カレティエッラ

フィレンツェ名物のカレティエッラ。直訳すると馬車引き夫(御車)風という名前のパスタ料理で、ニンニクと唐辛子を利かせたトマトソースを和えるシンプルなものです。こちらでは、ストロッツァプレティというくるくるとねじって巻いたショートパスタにそのソースを和えて、黒胡椒を利かせて。ぷるんとした弾力のあるパスタの食感に、ピリ辛のトマトソースがなじんで、おかわりしたいほど美味しいです。普段はあまり唐辛子やニンニクを利かせた料理は作らないシェフですが、寒い冬にはこういうパンチのあるパスタは体が温まりいいですね。また作ってほしいな。

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紅マドンナとストマティコのグラニテ

紅マドンナというミカンとストマティコのリキュールのグラニテ。

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キアナ牛のビステッカ

キアニーナ牛はイタリアの牛肉では最高に美味しいと思っていて、フィレンツェに行った時は必ず1坩幣紊硫瑤脳討い討發蕕辰匿べる大好きな牛肉。今回入荷したということで嬉しいです。
もともと密質な赤身の肉ですが、ロースの部分を上品に焼いてくださいました。本場を知っているともっと焼目と香ばしさの中に赤身肉のレアな旨味を感じるのですが、これはこれで美味しい。リストランテ風に玉葱やプティヴェールのローストとレモンのジャムを添えて。

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追加で白トリュフのリゾットを作ってもらいました。
米の甘みと白トリュフの香りに再び悶絶。

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チーズ

ゴルゴンゾーラ・ドルチェ、パリエリーナ、トミノ・デル・ボスカイオーロなど。ソルデラワインと共に。

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シャインマスカットとスプマンテのエスプーマ

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クレマカタラーナ

大好きなドルチェです。白トリュフで香り漬けした卵で作った冷製のクレマカタラーナに白トリュフをかけて。

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小菓子はハーブティと。

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「プリズマ」

東京都港区南青山6−4−6 青山ALLEY1F

03−3406−3050


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December 11, 2017

ヴァリアンテ@川崎

「ヴァリアンテ」に行きました。

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まずは、フランチャコルタで乾杯。

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最初のおつまみで出てきたのは、パンにのせたラルド。

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今回待ちにまった生ハムスライサーが届いたということで、生ハム祭り。いろんな生ハムを食べさせながら、切るところを見せてくれます。
まずは、ジェンナーリの16か月熟成のレガートタイプ。レガートタイプはプレスせず、紐で縛って骨を抜いて結着させるので、分割してスライスするとバラバラになってしまうのだそうで、原木丸ごとスライスできる大きな刃のスライサーが必要だそうです。

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そこで、330舒幣紊梁腓な刃の手動スライサーが必要だということで、数か月待ちで購入したそう。
タマニーニ社の生ハムスライサー。250个離織ぅ廚蝋馥發任盡たことあるけれど、330个離織ぅ廚蓮国内でも3軒くらいしかないそうで、実物は初めてみましたが、かなりでかいです。私もイタリアやスペインに行ったときに生ハムを原木や塊のまま買ってくるので、スライサーに憧れてイタリアで買おうと思った時期があり、数年前にフィレンツェの調理器具屋で250个離織ぅ廚€2000(30万円)くらいで売ってたので買おうかと悩んだけれど、大きさに躊躇してあきらめた記憶があります。日本で買ったら倍以上の値段がすると思うけど・・・シェフのこだわりは凄いなあ。

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そのご自慢のスライサーでプロシュートを切ります。ハンドルを回すと、シュルシュルと薄く切れていく心地よさ。
見事な刃の切れ味です。

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クラテッロ・ディ・ジベッロもスライスします。

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薄切りのクラテッロはパンにのせて。実はこれにイタリアの無塩発酵バターをはさんで食べると美味しいんですよ。今度バター持っていこうかな。

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そして出てきたのは、長い木の器にのせた生ハムの盛り合わせ。

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左からプロシュート・パルマ・レガート。

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コッパとクラテッロ・ディ・ジベッロ。サラミ。ニョッコフリットやビーツとジャガイモのチュイルを添えて。

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モルタデッラとラルド。

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生ハムはランブルスコで味わってくださいと、2種類のランブルスコで。

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どれも切りたてのしっとりとした、薄切りのふわっとした食感。クラテッロは格別の美味しさですが、やはり切れ味のいいスライサーで切ると、プロシュートやサラミもなめらかな食感。モルタデッラも切りたてだといいですね。

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プロシュートをのせたパンも出てきました。

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La Castellada Collio 2004

ピノグリージョ、シャルドネ、ソーヴィニオンブラン。温度管理せずに木製の開放醗酵樽や野生酵母で熟成。

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ウサギとラディッキオロッソのインパデラ

スペインのうさぎ肉は、パルミジャーノを挟んで生ハムを巻き低温調理した後にインパデラ。ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾ・タルティボを添えて。生ハムも大量に食べると塩気が多くなるので、さっぱりしっとりとしたウサギが美味しい。レモン風味のオリーブオイルがアクセントです。

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小鯛の塩釜焼き

イタリアぽいというか、マダムが個性ある表情のお魚をモチーフにした小鯛の塩釜焼き。

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中を開けると、ウイキョウとレモン、ディルを詰めた鯛が、お目見え。
身も皮もしっとりとして、骨身の部分まで余すことなく頂きました。

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Castarratto 2014 Nicosia

柑橘香と少しのアーモンド香。

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雉のラビオリ

スコットランドの雉とジャガイモやマスカルポーネなどのミンチを詰めたラビオリに雉のコンソメを注いで。2週間ほど熟成させた雉のコンソメは綺麗にとってありクリアな味です。

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キャベツとジャガイモのピッツォッケリ

スイスとの国境に近いヴァルテリーナの料理で、蕎麦粉が8割9割くらいの平打ちの短冊状のパスタ。そのピッツォッケリにサヴォイキャベツとジャガイモにヴァルテリーナ・カゼーラというチーズを加えて、仕上げにほんのり黒胡椒。蕎麦粉のキレのあるもっりり食感のパスタに、キャベツやジャガイモ、チーズの甘みや風味が加わります。

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Oltrepo Pavese 1990  Rosso Montebuono  Barbacarlo

クロアティーナ55%、ウーヴァラーラ25%、バルベーラ20%。最初は粘性と土くさいような完熟した黒ベリーやシナモンやシガーっぽい香り。後にエレガントになってきました。

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仔鴨

福井の仔鴨の胸肉と腿肉を丁寧に切り分けてロースト。トランペット茸と鴨のジュで。仔鴨はなかなか入荷困難なので嬉しい一品。最近ジビエもあまり熟成したものは好みでないのですが、小鴨は一羽食べれるようにアレンジしてくださいました。

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ドルチェには、而今のにごり酒。

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そして、壱岐の焼酎 無一物。以前この焼酎の違うタイプを飲ませてもらいましたが、焼酎くささがないので、焼酎が苦手な私にもすっきり飲めます。

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モンテビアンコ

マダム特製のモンテ・ビアンコです。クリームの上には、自家製のマロングラッセを砕いて。中には、メレンゲや栗とそのペースト、レモンピールやレーズンなどが入っています。そして壱岐の焼酎がとても合いました。

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エスプレッソ

毎回こだわりの豆をセレクトしてくれます。

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「ヴァリアンテ」

神奈川県川崎市多摩区東生田1−18−1 ブラウニーコート1F

044−328−9880


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November 24, 2017

TAKAO@札幌

「TAKAO(タカオ)」に行きました。
高尾シェフは、もともとはフランスで修業されたそうです。円山公園のイタリアンのOggiと同じ場所に、2015年12月末にTAKAOをオープンしました。改装中は、上海や支笏湖翆明閣のAzzurroなどで活躍されていたそうです。

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広々としたキッチンカウンターには高尾シェフのお姿が。店内も広い空間にテーブル席が4卓と贅沢な空間。

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テーブルセッティングは、くるりと丸めた大きなナプキンが重ねられ、カトラリーとこの日のメニューが置かれています。

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Pierre Paillard Les Paecelles Grand Cru 2012

すっきりとした甘みと洋梨の香るシャンパンです。

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サンマ・発酵にたきこま・長茄子・山葡萄

メニューを見たときに、にたきこまって何だろうと思っていたのですが、そういう名前のトマトだそうです。果肉が硬く酸味が強いので、加熱に向いているそうですが、細かく刻んで糀を加え発酵させたトマト糀を作り、釧路の秋刀魚を漬けて。

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そして、出てきたのは、山葡萄のシートに包まれた秋刀魚。

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山葡萄のシートの下には、発酵にたきこまでマリネした秋刀魚と長茄子のマリネ。トマトの旨みが浸透した秋刀魚は、長茄子の食感や甘みと山葡萄の甘酸っぱさが合わさりいいバランス。

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マッシュルームエキス 2017 秋 ・エゾイソツツジ・ホタテ

十勝のマッシュルームだけで抽出したコンソメは、一人分で30個のマッシュルームのエキスが凝縮されているそうです。そこにエゾイソツツジから抽出したエキスを加えて、森と花の香りを加えて。焼いた帆立を添えて。絶妙なコンソメ美味しいです。

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エゾイソツツジから抽出したエキスの香りを嗅がせてもらいました。無色透明で、白い花の繊細で涼しげな香りがしました。アイヌはこの葉をお茶にしてたと言われています。

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Terre Bianche  Alghero Torbato 2015 Sella&Mosca

サルディーニャのこのワイナリーだけで栽培されているトルバートという品種は初めて飲みました。黄金色にマスカットや洋梨のような甘い香りと蜜香にミネラル感があります。

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平目・サフラン・シャンパン・ホウレン草

羽幌の平目のムニエルに、サフランとシャンパンのソース。ホウレン草は、ソテーやピュレ、アガーで固めたものなど3種の仕立て。サフランの香る酸味のある濃厚なソースがホウレン草の苦みなどと合わさり、ワインを飲むと旨味が出てきて、輪郭がぐっと引き締まります。さすがフレンチ出なだけにソースがしっかりと美味しいです。

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パンは、十勝の小麦 タイプ70を使って焼いたバケット。もちもちした食感と香りが良く、ソースを拭って頂きました。

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Don Chisciotte 2014 Azienda Agricola Pierluigi Zampaglione

フィアーノのオレンジワイン。アールグレイを連想するヴェルガモットのような豊かな香りにほのかな酸味。料理と合わせると渋みや苦みがくっきりと出てきます。

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秋シャコ 雄・カブ

石狩の雄のシャコとカブやカブの葉、トマトのソースをバベッテ(リングイネ)と和えて。まわりには、カラスミパウダーを添え、シャコの卵をイメージして。混ぜ合わせながら食べると、結構旨味が強調されていますが、ワインと一緒に頂くとワインの渋みや苦みがくっきり出てきて、後味すっきりと食べさせてくれます。女性のソムリエールが合わせてくれるワインは、どれもシェフの料理にちゃんとシフトさせながら、料理の新たな深みを出してくれるので、面白いしとてもいいマリアージュです。

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Brunello di Montalcino 2012 Pian delle Querci

淡いガーネット色で、チェリーやブラックベリー、ラズベリーの果実味が豊かです。サンジョヴェーゼですが、エレガントでさらっとしたタンニンで、奥深いしっとり感や旨味も感じバランスが良いです。ボリューム感があるのにごくごく飲める、久々にいいバランスの飲み口のブルネロでした。

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渡り蟹・ルルロッソ

石狩の渡り蟹を使った濃厚なソース。留萌のルルロッソ(北海259号)と言う小麦を使ったフォトチーネに絡ませてあります。ルルロッソは、現在日本で栽培可能な小麦の中でもっとも硬い品種で、パスタにするとデュラムセモリナ粉に近いもちっとした感があります。何度か買って自宅で食べたことがありますが、オイル系のソースだとコチコチとコシのあるうどんのような食感なので、クリームソース系をしっとりなじませて食べてみたいなと思っていましたが、こういう濃厚なソースにはよく合います。あ〜今度はシェフのカルボナーラも食べてみたいかも。

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エルダーフラワー・レモン

エルダーフラワーとレモンのグラニテで、お口直し。

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Maurus 2012 Vie di Romans

品のいいメルローの甘みに、ブルーベリーやレーズンの香りとしっかりしたタンニン。

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サーロイン・シケレペ

上富良野の黒毛和牛サーロインのロースト。ヤーコンと焼いたジャガイモにビーツのパウダー、粒マスタード、7年物バルサミコ、岩塩、シケレペのパウダー添えて、牛肉もシケレペパウダーをまぶして焼いたそうです。

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そもそもシケレペというものがわからなかったので、現物を見せてもらいました。
シケレペとは、北海道に自生する数少ない柑橘の樹木キハダの実だそうです。この実を乾燥させて、アイヌでは香辛料として使っていたそうです。キハダの皮は煎じて飲んだりする漢方食材ですが、アイヌでは風邪をひいて喉が痛いときに、この実や黒豆と黒砂糖を煎じて飲んだと言われています。

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なるほど、それだけ舐めてみると柑橘や山椒のような風味があります。これを胡椒のように牛肉に合わせてみると、牛肉は甘みを感じ、脂もさっぱりと食べさせてくれました。こういうアイヌ特有の食材も現代料理に取り入れているのが興味深いです。

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食後は、ドルチェと共に自家製レモンチェロを頂きました。

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ゆず・バナナ・かぼちゃ・ペルソー・ミルクティー

バナナのボネに、柚子のシャーベット、ミルクティーのエスプーマ、ペルノーのジュレ、カボチャのチュイル。
ドルチェはちょっと食材が多すぎてミスマッチなところもありました。ドルチェは、もっとシンプルな方がいいかな。

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小菓子は、タカオの刻印のはいった牛型チーズサブレ。ギモーブ、シケレペのチョコレート。
牛の形のチーズサブレが美味しかった。

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エスプレッソ

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「TAKAO」

北海道札幌市中央区南3条西23−2−10 Condo Maruyama KIRARI1F

011−618−2217


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November 23, 2017

マガーリ@札幌

「マガーリ」に行きました。
双子山の住宅街にあったイタリアンのお店が大通りに新装オープン。新築のかなりかっこいいビルです。

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「Chiosco(キオスコ)」というイタリアン食材を販売するお店の看板が目印。

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ここはまだ工事中でしたが、マガーリの開店祝いのお花が沢山飾られています。

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店内に入り、奥の階段を数段上ると「MAGARI」への扉があります。

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扉を開けると、福助の絵がお出迎え。

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中央にオープンキッチンがあり、右側がカウンターテーブル、左側がテーブルのソファー席になっています。

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さらに右奥には、天ぷら「枠」のカウンターが。

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La Montina

まずは、フランチャコルタ。繊細な泡のすっきりとした酸とふくよかな果実味。

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このグラス、スワロフスキーのカットが美しく、ステムの部分にキラキラと輝くドクリスタルの粒がぎっしりと閉じ込められています。素敵〜♪

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テーブルの上にに置いてあった小物。女性の足をモチーフにした胡桃割りなんだそうです。イタリアで買ってきたそうですが、これもエロチックで素敵〜♪

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お尻もぷりっとしています(笑)

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鮪のタルタルロール

長崎の鮪は、刻んだシブレットとトリュフオイルなどを混ぜやタルタルをパンで巻いたロールサンド。上にはイタリアの秋トリュフをスライスして。

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ニシンと黒いちじく

鰊はオイルでマリネして、じゃがいもとウイキョウのピュレに黒イチジク。木の芽と花穂紫蘇を添えて。

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自家製パン

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あんこう

余市のあんこうは、釣った直後に船で水中放血させて、活け締めしたもの。ぷりっとした身です。ブロッコリーとニンニクとアンチョビのソース。

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Langhe Arneis Blange 2015 Ceretto

アルネイス100%。桃やりんごの香りの辛口白ワイン。

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魚介のビスク

きんきとぼたん海老のビスクに余市のしゃこと平目、帆立を入れたブイヤーベース風です。お皿の端にコリアンダー、クミン、ヘーゼルナッツ、塩とアイオリソースがあり、加えながら頂きました。北海道の魚介が詰まっています。

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花咲カニの冷製パスタ

花咲カニは、鮮度が落ちやすいので北海道でないとなかなか食べれない蟹です。


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別の器で、カリフラワーのスープが用意されました。

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このスープに花咲カニのスパゲティを入れてからめながら、つけ麺のようにして食べます。かなり粘度があるスープなので最初から合わせてしまうともっさりとしてしまうと思うのですが、つけ麺風にするのはなるほど。

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Langhe Chardonnay 2015 Massolimo

ナッティさやバターの風味のあるシャルドネ。クリーミーな料理に合います。

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牡蠣のムニエルと雲子のリゾット

雲子と銀杏のクリーミーなリゾットに、しっかり火入れしてサクっとムニエルにした牡蠣と春菊のピュレ。以前六本木のオーグルマンで頂いた牡蠣のムニエルとバジル風味のリゾットを連想させるようなしっかり火入れした牡蠣が美味しい。春菊の苦みと白子のクリーミーさが合わさると絶妙です。

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Magari 2014  Ca'Marcanda Gaja

メルロー50%、カベルネソーヴィニオン25%、カベルネフラン25%。品種ごとに醸造した後、12か月のバリック熟成。ベリー系の果実とジャム、カカオやスパイシーさの中に、海藻っぽいミネラル感もあり、柔らかなタンニン。

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羊のロースト

天塩町の羊は、フォゲット。ラム(生後1年未満の仔羊)とマトン(生後2年以上の羊)の間の、生後1年以上2年未満の羊をフォゲットというそうです。脂はミルキーな甘さで、羊くささもありながら柔らかい肉質です。初めて食べました。甘い焼き玉葱に、黒ニンニクのピュレとパセリビネガーのピュレを添えて。そして、マガーリの赤ワインが美味しくフィット。

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栗のセミフレッドとチョコレート

栗のセミフレッドにマロングラッセと生クリームをのせて、温かいチョコレートソースのショーフロワな温感。

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食後のハーブティは6種類から。

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何を選んだか失念しましたが、カモミール系だったかな。

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双子山のお店も隠れ家的な立地で造りも素敵でしたが、また新たな試みで新店をオープンし、ファンにとっては、行きやすいアクセスもランチ営業しているのも嬉しいです。シェフは道の駅のプロデュースもしていたり、大変だと思いますが、陰ながら応援しています。天ぷら「枠」にも行かなきゃ。

近くに、「定食屋 亘」という淡路の亘さんの焼き穴子と茨城のものすごい鯖の塩焼きを使った定食屋も開くそうで・・・札幌帰る数日後ににお弁当でオーダーしました。

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「クッチーナ イタリアーナ マガーリ」

北海道札幌市大通西14条1−4 NEOビル1F

070−5288−8172



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November 16, 2017

ヴァリアンテ@川崎

「ヴァリアンテ」に行きました。

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Collesi Birra Nera

以前コレージのビールは、オステリア営業の時に4種頂きましたが、この黒ビールだけ飲みそこねたのでした。カプチーノのようなクリーミーな泡立ちにコーヒーやカカオの風味、リコリスやルバーブのような甘苦いニュアンスもあります。アルコール度は8%。

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雷鳥のラビオリ コンソメ

雷鳥と地鶏、リゾット、パルミジャーノのファルシを詰めたラビオリに、雷鳥と香味野菜、クローブなどでとったコンソメを注いで。コンソメが胃を温めてくれて、ほんのり雷鳥の苦みを感じる優しい味わいでスタート。

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Vezzoli Franciacorta Brut S.A

シャルドネ100%。複数のヴィンテージをアッサンブラージュして、バランスのとれたエレガンスなフランチャコルタです。

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香箱蟹

島根の香箱蟹は錫で作った特注の蟹甲羅型の器に詰めて。香箱蟹とは思えないふっくら太い蟹足の身です。下の皿も素敵です。

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香箱蟹は、ふっくらした脚の身の下に、内子はフランボワーズビネガーでマリネ。外子や味噌もたっぷり入っていて、残りの身は刻んだ胡瓜やセロリと白バルサミコ、ワインビネガー、オリーブオイルで和えてあります。イタリアン的なせこ蟹のアレンジも美味しいです。

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続いて大島で獲れたシロブチハタを調理します。

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Bricco de Neueis Riserva 1989 Barbaresco Dante Rivetti

最初は枯れ感と酸味、次第に土、ビターチョコレート、木の皮などのニュアンスが現れてきます。

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シロブチハタ 

フライパンで皮目を下にして蒸し揚げ焼いたシロブチハタ。ハタの中でもこの種類は初めて食べましたが、皮とその下のゼラチン質がとても美味しくて、肉厚な身もふっくらとしています。トマトの酸味とロックチャイブ、クレイジーピー、クロアマランサスなどのマイクロハーブと共に。

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Insolia 2014 Nicosia

シシリアのインツォリア100%。淡い緑かかったトロピカルフルーツや柑橘系果実にさらっとまろやかなミネラル感。

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Bianco Trebez selezione 2012 Dario Princic

シャルドネ、ソーヴィニオン、ピノグリージョのアッサンブラージュ。濃い山吹色のオレンジワインは、杏っぽい甘さや熟した洋梨の香りに紅茶のような渋みのあるテイスト。

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白トリュフのタヤリン

これらのワインと共に頂くのは、白トリュフのタヤリン。シェフお手製のタヤリンは極細麺ながらもしっかりとしたコシがあり、絶妙な歯ごたえと白トリュフの香り。白トリュフにはシンプルなタヤリンがいい。ワインと合わせると、バタリーな香りが広がり、奥行きが増します。

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Brunello di Montalcino 2010 Il Colle

レーズンやプルーン、ブラックベリーの果実味にきれいなタンニン。

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雷鳥のカプネット

ちりめんキャベツに包んだ雷鳥の料理。内臓とスイートベルモットのソース。

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2週間熟成させた雷鳥の胸肉、腿肉、レバー、ハツ、砂肝などの内臓のミンチを、黒豚のサルシッチャやリコッタチーズ、パルミジャーノ、コリアンダー、五香粉などと共にハンバーグのように仕立ててあります。ピエモンテの料理のカプネットを雷鳥で作るとは素晴らしい贅沢。前回は部位ごとの美味しさを感じましたが、それぞれの部位が合わさった旨味は格別です。ソースがちりめんキャベツや雷鳥の苦い旨みを引き立ててくれました。

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Lange Nebbiolo 2013 Hilberg Pasquero

フルーティなネッビオーロ。酸も丸く、綺麗なタンニンのストラクチャー。

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久々のスーパーアラジンで燻製香を閉じ込めます。

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アニョロッティ

蓋を開けるとぶわっと燻香の煙。鶏、豚、牛、ほうれん草、リコッタ、リゾットなどを練りこんだものを包んだアニョロッティ。

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Barbera della Stoppa 2009 La Stoppa

バルベーラの酸味がありながら、熟成した果実味とほどよいタンニン。

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猪のラグー

赤ワインやカカオなどを入れて煮込んだ猪のラグーと極細のタヤリン。これもおかわりしたいほどに美味しいです。

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Amarone della Valpolicella 2012 Duca Bortini di Montebello

葡萄はコルヴィーナヴェロネーゼ、ロンディネッラ、コルヴィノーネ。枯れた葉や土とスパイスのニュアンス。

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ピジョン・ラミエ

スコットランドのピジョン・ラミエ。小振りできめ細かな肉質です。ささみ、胸肉、腿肉にレバーと白ワインのギオッタソース。流石の火入れでした。

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ドルチェには、ビルベリーを漬けたグラッパ。

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カスタナッチョ

マダムが作るドルチェは、栗粉、栗ペーストに生クリームや卵黄、バターを加えたリッチな仕立て。マロングラッセとバジルの粉糖かけをのせて。ほっくりした食感です。

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エスプレッソは、マダムセレクトのエチオピアの豆。

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「ヴァリアンテ」

神奈川県川崎市多摩区東生田1−18−1 ブラウニーコート1F

044−328−9880


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November 03, 2017

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ@軽井沢

「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」に行きました。
2015年に銀座に「リストランテ・エッフェ」をオープンしてから、しばらくクローズしていましたが、今年から夏の「トラットリア・アルベリーニ」も限定で再開。フォリオリーナも秋から再開しているようですが、、もともと一日一組だったお店をさらに常連の限定した客のみで不定休営業しているので、一般の予約は取ることができません。ブログは個人の備忘録的な記事なので、申し訳ないですが、これを見たと言っても予約はできないのでご了承ください。

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今宵のメニューは、かなりマニアックな内容でした。小林シェフが毎回組み立てるメニューは、食べ手が誰かということが大事で、そこで仕入れた食材とイメージしながら綴り、奥様が料理して、ワインと共に提供する。ここは小林夫妻とその時訪問した食べ手が共有する特別な時間と空間です。

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最初に、サンブーカに黄桃と赤粒胡椒を漬けたリキュールにカデルボスコを注いだカクテルスプマンテ。

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ポリーポロ茸と雷鳥、エシャロットとキャビアのインサラータ

Poliporoというイタリアの茸は、大きな松茸のように笠が開いてギザギザしている形だそうです。それを割いて塩とオリーブオイルで香りを出すと、苦みと風味は日本でいうと香茸に近い味です。杉の木の下に生えるそうで、雷鳥も杉の香りにリンクさせた胸肉のロティ。砂肝、レバー、ハツなども胡桃と炒め、ナッティな香りと内臓の苦み。そこに刻んだエシャロットの辛みとキャビアの旨み、岩塩の塩味などが合わさり、絶妙な味わい。
一皿目からガツンとくる雷鳥なのですが、カクテルスプマンテと合わせるとすっきりと、ちゃんとコントロールしているのが素晴らしいです。

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Blanc de Morgex et de le Salle 2013

青りんごや洋梨、柑橘の香りとミネラル感があり、濃縮感がある果実味ながらもすっきりとした酸です。

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フォアグラとラーパロッサ、カルチョフィ

フランスのフォアグラのソテーに、ラーパロッサ(赤蕪)にゆでこぼしたにんにくとエシャロット、野菜のスープを弱火で煮込んで、パルミジャーノを加えてミキサーにかけたピューレ。上には、カルチョフィを香ばしく炒めたものをのせて。蕪や野菜の甘みがあるスープと共にフォアグラの脂がじんわりと溶けだし、見事に融合。カルチョフィのかりっとした食感がアクセント。ボリュームのあるフォアグラも、赤蕪のピューレやカルチョフィが軽やかに仕立ててくれました。

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蕪とサラミのズッパ、青けしの実をまぶしたトロータ、皮付きアーモンドのジュリエンヌ

イタリアの蕪は、蕪の葉も入れてゆでこぼしたにんにくとエシャロットの薄切りを弱火で炒めて、トスカーナの黒粒胡椒のサラミを細切りにし、焼いたトロータ(鱒)の頭と骨と皮を焼いてとったスープと野菜のスープを入れてミキサーにかけたもの。鱒は、信州サーモンだそうですが、青いけしの実をまぶして焼き、皮付きアーモンドを薄くスライスしてローストしたものをのせて。
最初は蕪の葉の苦みやサラミの塩気が強いですが、けしの香り、アーモンドの甘みが合わさると、次第に苦みや塩気が緩和されて、鱒の香りと旨みや蕪の甘みが出てきます。これも計算された味わい。

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Barolo Paiagallo 2006 Giovanni Canonica

ダークチェリーやブラックベリーにオリーブや胡椒、ミントの感じもありますが、柔らかなタンニンとこなれ感のある優しいバローロ。

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ペルドロー・ロッソのサルミとトミーノのパニーノ

なんと具沢山なパニーノが出てきました。ペルドロー・ロッソ(赤山鶉)は、内臓と共に人参、玉葱、セロリなどの香味野菜とクローブ、オリーブ、ケイパー、赤ワインビネガー、白ワインを加えて柔らかく煮込んでほぐしたサルミ。トミーノという白カビチーズをバーナーで炙って溶かし、この煮込みとボッタルガを、黒粒胡椒を入れた天然酵母のパンではさんであります。パンも切り口をバーナーで炙って、さくっとした食感と中のもちっとした食感、手でつぶしながら食べるとそこにいろんな具材が合わさり、めちゃくちゃ美味しい!バローロがさらに複雑な味わいを出してくれます。

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タリオリーニ 栗のビエトラのラグー 白海老とウブリアーコ ディ アマローネ

タリオリーニは、ラム酒漬けの栗と、ビエトラ(フダンソウ)をベルギーの雉でとったスープで煮こんだものと合わせて。上には、殻付きの白海老をカリカリに炒めたものと、ウブリアーコ・ディ・アマローネというアマローネの搾りかすで漬けた熟成チーズを薄切りにしてバーナーで焼き溶かして。栗は香りというよりほくほくした食感で、ビエトラは日本で言うと杓子菜のようなしゃきしゃきとした甘み、そこに白海老の強い香りが合わさり、なぜ白海老を使ったのか聞くと、アマローネに漬けたチーズの香りは溶かすと熟成香が強くなるので、それに負けない殻ごと炒めた白海老の香りを加えたのだそうです。なるほど、それで奥深い味になるのですね。

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Amarone della Valpolicella Classico 2011 Monte Faustino

ベリーやチェリーの柔らかな果実味。少しの渋みを感じるタンニンやスパイス感。

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ウズラとカルドンチェッロ カーボネロのスフォルマート

スペインの鶉は、胸肉は強火でさっと焼き、腿肉は皮の部分を内側にして蒸し焼きに。下には、プーリアのカルドンチェッロという茸を割いて網焼きにして。カーボネロ(黒キャベツ)と松の実のスフォルマート。黒オリーブとねずの実を煮込んだ内臓のソース。天日干しトマトを細切りにして練りこんだパンを別に添えて。
うずらの胸肉の火入れは、中心温度40度で繊維が壊れないさくっと食感。皮目から塩が入り、時間と共に身になじんでいく塩味と火入れのグラデーションが素晴らしいです。そして、腿肉のぷっくりとした食感は、これまた食べたことのないテクスチャー。これほどふっくら蒸し焼き揚げるのは、驚きと美味いという感動ばかり。

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うずらの腿肉は、プロシュート・クルドとフンゴ・オルモ(シャントレルのような茸)、ロビオラチーズをはさんで、フリット。

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断面はこんな感じ。

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デザートワインは、サルディーニャのミルト酒。結構飲み口が良くてぐいぐい飲んでしまいました。
アルコール度数は30%くらいあるので危険ですね^^;

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黒イチジクとチョコレートのスフォルマート

ドルチェは、バローナ61%カカオと黒イチジクのスフォルマート。

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松の実と蜜柑のキャラメル、ドライフルーツチョコ

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最初に雷鳥のグーッとくる旨味の強い料理から、マスやペルドローと流れていき、メインディッシュは、淡白な鶉とだんだん軽やかになっていき、ワインはスプマンテ、白から赤へと濃い物にシフトしていく、その逆行のような流れの中で、不思議と食べ進むうちに、ワインが馴染んで欲しくなる。その流れがあり最後は重さがない完璧な料理。イタリア料理というカテゴリーを超えた強さと自由さがあり、フランス料理のクラシックな料理とソースとはまた別次元での小林料理。最後まで感動の嵐でした。

ついつい飲み過ぎてしまい、最後は、結構眠くて帰りの新幹線では爆睡でした。


「Fogliolina della Porta Fortina」

長野県北佐久郡軽井沢町長倉2147−689





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October 23, 2017

ヴァリアンテ@川崎

「ヴァリアンテ」に行きました。

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Marramiero Brut

まずは、スプマンテで乾杯。

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この日はピエモンテ料理中心ということで、メインのワインもピエモンテの赤にしました。
エチケットがかなり古くなっていますが、

Barolo  Rocche dell' Annunziata  Riserve 1993 Paolo Scavino 

80年代前後バローロに新時代をもたらしたと言われる巨匠パオロ・スカヴィーノの1本。グランクリュ畑のネッビオーロの葡萄を用いた熟成バローロは、複雑味がありながらもエレガントで優雅にのびる香りが素晴らしいです。メインの雷鳥に向けて早めに抜栓し、変化を楽しむことにします。

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Birra Flea Blanca Lancia

トリノのビール。コリアンダーやオレンジピールなどで香りをつけたホワイトビール。

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ウオーヴァ イン ココット

卵のココットです。卵白と生クリームのソースにチーズをかけて焼き、上には秋トリュフがかかっています。

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熱々のクリームの中には、とろんと溶ける半熟卵。アルバのOsteria Dellarcoの名物料理で、白トリュフの時期にはたっぷりの白トリュフをかけますが、今年はかなり高騰していて、150万円/圓發垢襪箸。秋トリュフでも十分茸の食感が楽しめます。

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Rosato Vendemmia 2014 Monterapone

サンジョベーゼ100%のロゼ。ここで何度か飲んでいますが、苺やチェリーの香りにハーブのニュアンスのすっきりとした酸味です。

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ダチョウのカルネ・クルーダ

オーストラリアのダチョウは、卵黄やケイパー、エシャロットなどの薬味を混ぜ合わせて、秋トリュフをかけて。熟成バルサミコのソースとニンニクのピュレを添えて。少し低温調理した赤身の弾力のある味わいは、ロゼがぴったり。日本の牛肉だと短角牛くらいの赤身が強い肉がいいのでしょうが柔らかすぎるし、ダチョウの肉はイタリアの強い弾力の赤身肉の味わいに似ているので、こちらの方が好みです。

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Muni Bianco 2015  Daniele Piccinin

シャルドネどドゥレッラをブレンドしたヴェネトの自然派ワイン。ほどよい酸と渋みが次の玉葱の料理の甘さを引き立てます。

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玉葱のサルシッチャ詰め ピエモンテ風チーズソース

ピエモンテの郷土料理。玉葱の中に猪と黒豚のサルシッチャを重ね合わせてローストし、ゴルゴンゾーラやタレッジョを加えたベシャメルソースとアーモンド。甘い玉葱とサルシッチャの旨みにコクのあるチーズソースがたまりません。パオロ・スカヴィーノの赤ワインもよく合いました。

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Monte Fiorentine Soave Classico 2014 Ca' Rugate

ソアヴェ・クラシコのすっきりとした酸と青りんごや柑橘の香り。

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マグロ頬肉のフリット

マグロ頬肉のフリットはレモンを絞って。

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粉にチーズを入れてさくっと揚がった衣。マグロの頬肉は部分的に少しくさみを感じましたが、ワインが流してくれました。

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前日までに残っていた赤ワインも2種出してくださいました。

Nobius 2009 Trinchero

干し葡萄やブラックベリー、ドライフラワーや黒オリーブのニュアンス。

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アニョロッティ・ダル・プリン

仕込みに一番時間がかかった料理でしたという、アニョロッティ・ダル・プリン。
ウサギ、牛、豚などの挽肉とほうれん草やリコッタチーズやリゾットなどをいろんな過程で火入れした詰め物を四角く包んだパスタを茹でて、牛や香味野菜でとったブロードと共に。繊細かつもちっとしたパスタからいろんな具材の旨みが溢れ、透き通る品のいいブロードと合わさると絶品です。

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Lucente 1995

ルーチェのセカンドワインですが、ブルーベリーやチェリー、ナツメグやアニスのようなハーブの香りも時間が経ってマイルドに。

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2皿目のパスタの、自家製タヤリンも極細です。

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タヤリン セージバター

卵黄をしっかりと練りこんだタヤリンは、セージバターでシンプルに。ふわっと軽い食感に茹でたタヤリンは、茹で汁とバターの合わせ加減といい絶妙です。ほんのり香るセージが、赤ワインの旨みも引き立ててくれます。

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雷鳥のグリーゼ

スコットランドの雷鳥は、胸肉をローストし、腿肉はローズマリーの香りでコンフィ。内臓や残りの肉はハンバーグに。3種の赤ワインと共に楽しみます。

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胸肉の火入れも素晴らしいですし、網脂で巻いて焼いた内臓などのハンバーグがめちゃウマ。上にのせたささみは雷鳥独特の苦みを感じ、ハンバーグと共に食べる旨味が最高でした。腿肉のコンフィは、レアな火入れの胸肉をハーブの香りで小休止させてくれ、あえてサルミソースなどは使わず、それぞれの調理法で部位の味わいを生かした火入れは、全体のバランスを含め最高でした。

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無一物  壱岐の蔵

麦焼酎の発祥の地は壱岐だそうで、5年以上熟成した原酒はアルコール度42%。
焼酎やウイスキーは若気の至りのトラウマがあり、ストレートでは飲めなくなってしまったのですが、これは麦くさい香りも全くなく、ほのかなバニラ香のグラッパのよう。こんなに美味しい焼酎もあったんですね。

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ボネ

チョコレートの濃厚なプリンです。マカロンの原型になったと言われるアマレッティを砕いて入れたピエモンテのドルチェです。ココアパウダーやアーモンドパウダー、オレンジピールなどを入れ、マダムが作ってくれました。そして、壱岐の焼酎が合います。

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亜麻猫 改 オーク 新政酒造

オーク樽で貯蔵した限定の亜麻猫もチョコレートの風味と合います。小菓子のサラミ・デ・ショコラータと共に。

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最後は大麦を焙煎した穀物コーヒー。
ブラックジンガーのように焙煎発酵させた深みのある香りと甘みで、結構好きかも。

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「ヴァリアンテ」

神奈川県川崎市多摩区東生田1-18-1 ブラウニーコート1F

044-328-9880


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September 29, 2017

アウレリオ@渋谷

「アウレリオ」に行きました。
昨年夏に神泉にオープンした自然派ワインとイタリア郷土料理のお店で、二度目の訪問です。

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オーナーソムリエの大本陽介さんは、下北沢のダニエラ出身で、オープン前の半年かけてイタリア全土のワイナリーを40か所回ったそうで、ワインを出す時にもその作り手の思いやストーリー、特徴などを細かくわかりやすく説明してくださいます。
シェフの鈴木崇夫さんは、トスカーナやエミリアロマーニャなど北イタリアを中心に5年間現地のレストランで修業を積んだそうです。特に彼が毎日手打ちするパスタはいろんな種類があり、どれも絶品。

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提供するワインは全て自然派で、イタリアのものを中心に160種類ほどあるそうです。
その日の気分や料理に合わせてくれるワインもいろんな種類をグラスで500円〜リーズナブルに飲めるのが嬉しいです。

まずは、洋梨のスパークリングワイン。

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冷前菜盛り合わせ

右下から時計回りに、
●プロシュート・コット 削った山ワサビをのせて。
●フリッタータ。いわゆるオムレツで、中には玉葱などが入っています。
●ジェラート・パルミジャーノ。ボローニャ郊外のチーズでクリーミーな口あたりのパルミジャーノのパテのようなもので自家製のチャパタにつけて食べます。
●イワシのヴェネツィア風マリネ。イワシを揚げて、松の実や玉葱のマリネと南蛮漬け風に。
●フリッコ。じゃがいものムースにパルミジャーノを入れて焼いたおやきのようなもの。北イタリアの料理。
●大麦とイカのサラダは、ファロと刻んだイカをオリーブオイルとビネガーで和えて。
●蛸とじゃがいもとセロリのサラダは、ナポリ料理から。レモンを絞って爽やかに。

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どれも美味しくてワインがすすみます。

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Radikon Slatnik 2014 

ラディコンの当主スタンコの息子サシャが白ワインの全量の醸し発酵を始めた97年頃の製法で作るセカンドライン。このラベルは初めて飲みました。シャルドネとソーヴィニオン。色は濃いオレンジワインのニュアンスですが、醸す期間が比較的短いので、果実味もしっかりあり、渋みも抑え目で飲みやすいです。

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トリッパの白ワイン煮込み ジュリアーナ風

小林シェフが修業していたイタリアのトラットリアのジュリアーナさんの秘伝レシピ。丁寧に下処理したトリッパに、香味野菜と白ワイン、クローブやシナモンで煮込んだ逸品。トリッパというとトマト煮込みが多いですが、私はこういう白煮込みの方が好きだったりします。

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Vitovska  Solo  Vodopivec

ラディコンの息子のワインを飲んだので、お父さんのワインも飲みますか?と言われたのですが、迷ってこちらに。ヴォトピヴェッチも飲んだことがありますが、ソーロは初めてかな。オリジンと比較して酸味や渋み、ドライな果実味。ジャスミンティーのような柔らかな香りやノワゼット。これも好きなワインです。

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イカ墨を練りこんだタリオリーニ スルメイカと長葱のソース

パスタも手打ちパスタが6種類あり、ラグー系のソースと迷いました。
イカがちょっと硬かったけれど、長葱とオイルが絡んだタリオリーニが絶妙な歯ごたえで美味しい。ここではパスタ2種類は食べたいな。次回はショートパスタも。

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「AURELIO」

東京都渋谷区円山町16−1

03−6755−6037



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September 09, 2017

チーロ@兵庫明石

「チーロ」に行きました。
前日神戸に宿をとっていたので、明石まで足をのばしてランチです。
明石駅から徒歩5分くらい、明石漁港の近くにあり、明石で獲れる新鮮な魚介を使ったイタリア料理とナポリ風のピッツァが食べれるお店です。

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トラットリア風の外観で、中もナポリの食堂を思わせるようなカジュアルでわいわいした雰囲気です。この日も予約で満席でした。

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まずはスプマンテ。

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同時にワインも頼みました。

Fiano Zagreo 2015 I Cacciagalli  

カンパーニャのアンフォラ発酵のフィアーノの自然派ワイン。蜂蜜やスパイスを感じる複雑な香りとフレッシュなカリンや桃のような果実味。ナチュラルな酸とりんごのようなタンニンを感じます。前菜やフリットには強すぎるかもしれませんが、後半のピッツァとパスタに合わせて。

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メニューは、前菜もピッツァもパスタもメインも、沢山種類があり迷います。

野菜の前菜盛り合わせ

パプリカのマリネ、エリンギのマリネ、フリッタータ、エイとじゃがいものリエット、さつま芋とゴルゴンゾーラのサラダ、ピーマンで包んだライスコロッケなど6種類が出てきて、どれも美味しくワインがすすみます。

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海の幸のフリットミスト

イカ、海老、鰯などを薄衣で揚げたフリット。レモンをたっぷり絞って頂きます。どれも新鮮でふわっと柔らかく、衣も軽いので、スプマンテと共に飽きることなく食べれます。

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前菜を頂いている間に、スタッフが本日の明石の獲れたての鮮魚を持ってきてくださいました。それぞれ、好きな調理法でパスタでもメインでも作ってくれます。鯛、さごし、舌平目、ふぐ、かわはぎ、オマール海老などどれにしようか迷います。

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鯛も惹かれたのですが、2人で一尾はちょっとボリュームがあるし・・・
その中でも舌平目があったので、これをアクアパッツァにして、パスタを入れてもらうことにしました。パスタはロングパスタかショートパスタか選べます。

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ピッツァ

ピッツァもメニューで4ページと何十種類もあり、かなり迷いましたが、ハーフ&ハーフもできるというので、シンプルなマルゲリータ(トマトソース、モッツァレラチーズ、バジリコ)とマリナーラ・コン・アリーチ(トマトソース、ニンニク、オレガノ、イワシ)を頼みました。後で考えたら前菜でもタコを食べていなかったので、せっかく明石まで来たからには、タコののったマリナーラ・コン・ポリピにすればよかったかなとも思ったのですが、また次回に。

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パスタの入った本日の魚のアクアパッツァ

さきほど選んだ舌平目をニンニクとトマトで煮込み、リングイネで。舌平目は細かな骨があるのですが、その骨からでた旨みのあるトマトソースがパスタに絡み、めちゃ美味しいです。綺麗に骨をはずし、身とパスタを和えながら食べると最高でした。ワインもぐいぐいすすみます。

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お腹に余裕があればもう一品くらいパスタを食べたかったのですが、さすがにお腹いっぱい。
ここは大勢で来ていろいろ頼みシェアする方が、また楽しみ方も変わりますね。

諦めてドルチェに。ショーケースには、ドルチェがいろいろ並んでいて、その他ジェラートなどもあります。

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スイカのグラニータ

南イタリアの夏の定番。昔、真夏のローマに行ったときに、道でイケメンのお兄さんが甘く冷やしたスイカやグラニテを売っていたのを懐かしく思い出しました。スイカの甘みは食後すっきりします。

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自家製リモンチェッロ

瀬戸内レモンで作った自家製のリモンチェロ。これもカプリ島で飲んだリモンチェロを思い出す甘くとろっとした飲み心地。甘みが強い方がレモンの爽やかな香りがしっかり出てきます。

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ティラミス

マスカルポーネとエスプレッソを使ったティラミスも定番ながら美味しいです。こちらは、エスプレッソの苦みとラム酒をきかせてながらもふわっと軽い口あたり。

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Concerto  Badia

コーヒーのリキュールと共に。

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明石漁港に揚がった新鮮な魚介を使ったイタリアン。
美味しく楽しいお店なので、また来たいな。


「チーロ」

兵庫県明石市本町1−17−3 ゑびや第二ビル1F

078−912−9400



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