蕎麦

December 28, 2019

肉骨茶そば〜名代富士そば@代々木八幡

「名代富士そば 代々木八幡店」に行きました。

代々木八幡店は2年前にオープンし、乱切り蕎麦を導入しています。
乱切り蕎麦が食べられるお店は都内でも限られています。

通常の蕎麦は、製麺所で作って配達された生麺を使っていますが、乱切り蕎麦は、蕎麦の生地を店内の押し出し製麺機で茹でる直前に作ります。
そして、生麺の茹で時間は3分くらいかかるところを、押し出し麺は30秒〜40秒ほどで茹で上がります。


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メニューのディスプレイ。
久しぶりの富士そばなので、よく見ると「紅生姜ちくわ天」や「ゆず鶏ほうれん草」、「煮干しラーメン」なんてのもあるんですね。

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そして、今回の目的は肉骨茶(バクテー)そば
12月からの新メニューで、店の前を通る度に気になっていたんですよ。
肉骨茶(バクテー)は、シンガポールやマレーシアのローカルフードで、骨付きの豚肉を八角や胡椒などのスパイスと煮込んだスープですが、それをアレンジしたそばに興味深々でした。

Popメニューには、「二日酔いが吹っ飛ぶ!?にんにく×胡椒のWパンチ!シンガポールのローカルフードを富士そば流に再現!現地の味に限りなく近づけた渾身の一杯です」と書かれています。

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入店して券売機で肉骨茶の食券を購入。
そばかうどんが選べますが、もちろん蕎麦で。

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店内は新しいだけあって、綺麗でゆったりとした空間と優しいダウンライトの照明で、女性でも入りやすい雰囲気です。

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肉骨茶そば

数分で肉骨茶そばができました。
白濁したスープと蕎麦の上に、茹でた豚バラ肉と葱、ガーリックチップがのっています。

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肝心のスープは、さらっとした塩味の豚骨スープに胡椒がたっぷり利いています。
現地では八角の香りが特徴ですが、八角は使っていないようです。
ガーリックチップが溶けだすと、次第にニンニクフレーバーが利いたコクのある味わいに。

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そして、茹でたての乱切り蕎麦は、平打ち麺の太と細、四角麺の太と細が交互に絡み合い、通常麺よりも乱切り蕎麦の方が、このスープにはなじむ感じがします。
あるいは普段頼まないうどんでも面白いかも。

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現地では、途中からサンバルなどのチリペーストやソイソースをトッピングしながら、ご飯と一緒に食べるのが主流です。
チリペーストはないので、七味唐辛子をかけて食べるとまた美味しい。
豚バラ肉もスープを吸って、しんなりと柔らかくなります。
確かに二日酔いに効きそうな感じで、スープも全部飲み干してしまいました。
余力があれば残ったスープに追いライスしてもいいかもね。


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「名代富士そば 代々木八幡店」

東京都渋谷区富ヶ谷1−53−3

03−6276−3857



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December 25, 2019

三合菴@広尾

「三合菴」に行きました。

本当は白金の利庵に行こうと思って、店の前まで行ったら臨時休業の張り紙が。
そこで三合菴に行こうと思ったら、2017年に広尾に移転していたのですね。

しかも広尾駅前の広尾プラザの1階にあり、便利な立地で席数も多くなっていました。

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粉屋小太郎 純米吟醸

蕎麦前は頼まなかったけれど、日本酒。
粉屋小太郎は、山形米沢で創業300年の蕎麦屋が作っているお酒。
すっきりとクリアな飲み口は蕎麦につけてもいいくらいに蕎麦に合います。

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特製胡桃ごまだれ蕎麦

砕いた胡桃を加えた胡麻だれは、甘み香りが引き立ちながらもさらっとしています。

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蕎麦は、粗挽きをブレンドした中細平打ち。
なめらかな喉越しながらもコシと風味があり、美味しい蕎麦です。

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葱蕎麦


昔からの人気メニューです。
その昔の白金時代は白葱と青葱を合わせたり、改装した白金でも青葱だけだったり濃いめのつゆだったりもしましたが、こちらでは、青葱に三つ葉が加わり、揚げ玉のサクサク感と柚子皮の風味。
おつゆも東京の蕎麦屋には珍しいあっさりとしたつゆに変わり、蕎麦の香りや葱の甘みを引き立てます。三つ葉の香りがさらにいいですね。

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天婦羅蕎麦

才巻海老の天ぷらと三つ葉でシンプルに。
白葱は別添えです。海老天の揚げ具合も昔の好みな感じに戻っていました。

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夜は白金時代と同様、予約のみのコース料理を提供しています。
また夜に来てもいいなあ。

今年の年越しそばは、こちらで〆な感じかしら。



「三合菴」

東京都渋谷区広尾5−6−6 広尾プラザ1F

03−3444−3570


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July 28, 2019

sasuga 琳@銀座

「sasuga 琳」に行きました。

銀座流石の暖簾分けのお店です。
前日から両親が隅田川の花火大会を観に上京していて、翌日はお蕎麦が食べたいというので、こちらへ。両親は帝国ホテルに泊まっていたので、銀座界隈で日曜日営業している蕎麦屋を探して、こちらに予約を入れました。

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コース料理もありますが、アラカルトで頼みました。

両親は冷たい韃靼そば茶を、私は白ワインをグラスで頼んで、付出しは枝豆のすり流し。
枝豆の香りと爽やかな甘みです。

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にしん炊き

山椒の実と共にしっとりと甘辛に炊いた鰊。

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もろみ豆腐

もろみ味噌に漬けた豆腐は、お酒のおつまみ的な濃厚な味。
両親は普通のお豆腐を想像していたみたいですが、予想外ですみません。

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桜海老のかき揚げも名物ですが、両親が食べました。
私は海老殻アレルギーがあるので、本店よりも軽めの衣で海老はしっとりと柔らかく揚げてあった印象です。
桜海老は近年駿河湾でも獲れなくなってきているので、希少な一品。



冷やかけそば

夏季限定のひやかけは食べてみたい一品でした。
細打ちの十割蕎麦に、薄味のつゆをぶっかけにした名物蕎麦。
さっぱりとしたお出汁に、しこしこつるっととコシがありながらなめらかな舌さわりの十割蕎麦がシンプルになじみ、最後の一滴まで飲み干せます。

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半分くらい食べたところで、薬味の梅おろしをのせると、さらにきりっと引き締まります。

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両親は、炙り鴨南蛮蕎麦を食べました。
厚切りの炙り鴨と炙り葱がたっぷり入った、甘めのつけつゆと細打ち十割の蕎麦。
蕎麦湯は少しとろりとポタージュ系です。

蕎麦の実をのせ、磨宝卵GOLDという卵を使った濃厚なプリンも名物なようですが、この後他に甘味を食べに行く予定なので、今回はパスしました。


「sasuga 琳」

東京都中央区銀座1−19−12 銀座グラスゲートB1F

03−3567−0188




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June 26, 2019

わだつみ@渋谷

「わだつみ」に行きました。
渋谷円山町にある置屋を改装した天ぷらと蕎麦のお店です。

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円山町というとネオン輝くラブホ街のイメージが強いですが、その昔大正時代には芸妓置屋130戸、待合96軒、芸妓420名ほどがいた花街でした。昭和初期には置屋も100戸に減り、その賑わいも衰退します。
現在では、料亭も良支や、三長、おでん割烹ひでなどを含め、5軒ほどになりましたが、大火災があった時に、ここの脇にあるお地蔵様が守ってくれたのか、この界隈の店だけが焼けずに済んだとか。
そして、今でもベテランの芸妓さんは数人いるそうです。

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時代と共に衰退する置屋をリノベーションして、奥の通路に続く道。
この左奥にわだつみというお店があります。
京都祇園の裏路地にはまだまだこういう雰囲気もありますが、渋谷に唯一残された貴重な昭和の空間にタイムトリップするような雰囲気です。

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中庭には、敷き詰めた石と池があります。
奥に見えるのは系列店の寿司屋だそうです。

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蕎麦と天婦羅とかかれた看板がある「わだつみ」の引き戸を開けます。

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店内はこじんまりと6席ほどのカウンター。
他にも個室があります。

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お料理は、おまかせのコース(8000円)で頂きました。
アラカルトもあり、天ぷらを追加することもできます。


前菜

山芋豆腐梅肉のせ、じゅんさいポン酢、黄身味噌漬けと枝豆、岩手鴨ロース、水茄子のお造り。

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お造り

イサキと本鮪赤身、中トロ。
お造りにつける醤油が美味しかったので、お聞きすると、長野の大久保醸造店からの醤油だそう。
大豆の原料や製法にこだわった中に、独特の旨味があります。

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和牛イチボ肉と野菜の盛り合わせ

牛肉はまあ普通ですが、季節野菜と共に。

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ランチでは、和牛ひつまぶしというもの提供しているそうです。

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そして、天ぷらに入ります。

帆立

肉厚の帆立がレアで甘くてしゃきっとした食感を残した、いい火入れ加減。
普段は帆立ってあまり感心しないのですが、最初に出してくるというのは、自信作なんですね。

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天つゆは温かく提供し、鰹節を利かせたいい塩梅。
その他、大根おろしとレモン、塩が用意されています。

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伏見唐辛子

伏見唐辛子もからっと揚がっていて美味しい。
ここで揚げている若大将は、修善寺のあさば旅館で10年修業したそうです。
しかもまだ31歳と若手なのに、揚げる天ぷらは絶品です。

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はた

横紋ハタを青紫蘇と揚げて、いくらのせ、柚子を絞って。
いくらはいらないけれど、ハタを天ぷらで揚げるのは珍しいです。

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オクラ

オクラもサクッと。

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野菜の天ぷらの具材もいろいろあります。
えのきや胡瓜も天ぷらの具材としては珍しいです。

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サザエ

サザエの天ぷらは初めて食べました。
コリッとした歯ごたえと旨味があります。
日本酒が飲みたくなって、賀儀屋を。

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きゅうり

気になっていた胡瓜も天ぷらに。
小さなもぎり胡瓜を揚げるとアスパラのような食感の中に瑞々しい青み。
胡瓜の天ぷらも初めて食べたけれど、美味しいです。

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アオリイカ

天草のアオリイカには、雲丹と山葵をのせて。
創作天ぷらは、他にも蓮根アンチョビとか海老黄身ネーズなど色々あるそうです。

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モロッコインゲン

モロッコインゲンも甘みを感じます。

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穴子

江戸前の穴子だそうですが、かなりの大穴子。
天ぷらに使うには珍しい大きさですが、揚げてもらいました。

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サクッとした衣の中に、脂がのったふわふわの穴子。

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車海老

通常出てくるサイズよりは、大きな車海老。
才巻くらいの方が上品で好きですが、これはこれでぷりっとした海老の食感。

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蕎麦

もり蕎麦かかけ蕎麦か選べますが、もり蕎麦で。
国産石臼蕎麦粉の二八蕎麦。蕎麦は、達磨翁の下で修業した総料理長が打つそうです。
蕎麦つゆは、大久保醸造の醤油を使ったかえしと枕崎の鰹節、利尻昆布でとったお出汁を合わせて。
のどごしのいい細打ち蕎麦の食感とバランスのいいつゆでした。

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デザート

スイカだけで作ったソルベと、パンナコッタに小豆と抹茶ソース。
スイカのソルベが美味しかったです。

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花街の風情を残した日本家屋で、楽しむ変わり天ぷらと蕎麦。
ランチなどはリーズナブルな値段設定で日祝日は通し営業しているそうです。


ちなみにこの敷地内には、スイーツとお酒のお店やバーもあるようなので、
食事を楽しんだ後には、梯子して、新たな雰囲気を楽しむのもいいかもしれません。

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「丸山町 わだつみ」

東京都渋谷区円山町6−1

03−6455−0267




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October 17, 2018

出谷右衛門@福岡

鮨屋の後は、「蕎麦前 出谷右衛門」に行きました。

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エントランスまでの隠れ家的な雰囲気が素敵。

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ビールや好きなお酒を頼みながら、私は日本酒で伯楽星。

揚げコンテ

油揚げにコンテチーズをはさんで焼いたもの。カリッと香ばしい油揚げに溶けたコンテの旨味と青葱。コンテを溶かすことはあまりないのですが、ワインにも合いそうなので家でも試してみよっと。

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出汁巻玉子

ちゃんと5人分に切り分け、大根おろしがのせてあるのがいいね。

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干しさんま炙り

干し秋刀魚を焼いて、鬼おろし的な大根と青葱をのせて。

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もり(中)

お蕎麦はいろいろメニューがあり迷ったのですが、初めて行ったのでもりで。

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つるんとなめらかな喉越しで、飲んだ後の〆にさっぱりと頂きました。

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「出谷右衛門」

福岡県福岡市中央区大手門3−1−15−1

092−725-1789





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October 13, 2018

恵比寿 箸庵@恵比寿

「恵比寿 箸庵」に行きました。
国産の蕎麦の実を店の入り口にある石臼で挽いた九割蕎麦とビオワインのお店。
数日前に予約してあったのですが、お店の方で手違いがあったのか、「すみません、今満席でして」と。そして、「今デザートを出しているテーブルがあるので、こちらで少しお待ちいただけますか」と。仕方がないので、メニューを見ながらテラスで少し待つことにしました。

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手打ち蕎麦御膳には、前菜3種小鉢と天ぷら盛り合わせ、デザートがつくようで、鴨せいろ御膳と一品料理から蕎麦前をいくつか頼みました。せいろは、もりつゆの他にからみ、クルミやバジル、カレー南蛮など、いろんな変わりつゆがありますが、もりつゆでも蕎麦とつゆが別売りとは珍しい売り方ですね。

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15分くらい待って中に案内されました。
グラスのロゼワインを頼むと、お待たせして申し訳ありませんとサービスで出してくれました。

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出汁巻玉子

お出汁たっぷりの出汁巻玉子。モッツアレラの出汁巻玉子もあって、気になりました。

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山芋の磯部揚げ

とろろにした山芋を海苔で巻いて揚げてあります。

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鴨せいろ蕎麦

本当は鴨せいろ蕎麦御膳を頼んで、前菜や天ぷら、デザートがつくはずなのですが、オーダーがちゃんと通ってなかったのでしょうか。すぐにお蕎麦が来ました。ここで指摘してまた待つのも億劫なので、そのまま頂くことにw。

鴨つゆには、山形蔵王産の合鴨の切り身と葱が結構たっぷり入っていて、鴨は美味しく蕎麦つゆもまあまあ。薬味は山葵と刻み葱がついていました。

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お蕎麦は北海道の新蕎麦の実を使用し、九割蕎麦で打っているようです。食感的には二八くらいな感じでした。値段の割には期待していたほどではなかったかなあ。

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「恵比寿 箸庵」

東京都渋谷区恵比寿南1−11−6 KDXレジデンス恵比寿1F

03−3714−5171





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August 03, 2018

紫仙庵@目黒

「紫仙庵」に行きました。

目黒通りの油面交差点を左に入り、林試公園近くの住宅街にある一軒家の蕎麦屋です。
もともと広告業界のクリエーターだった宮崎氏が、かつて両親が住んでいた実家を改装し、開いたお店です。

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門をくぐると、左手にはお庭があり、その奥の家屋に暖簾がかかっています。
以前昼営業をしていた頃は、緑や花が生い茂るお庭が客席からも見えて素敵だったのですが、今は夜営業のみ。夏で早めの時間ならば、その風情を楽しめるかもしれません。

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中に入ると、テーブル席と座敷があり、昔お婆ちゃんの家で見たような古時計は、ボーンという音が鳴る懐かしい響き。床の間には、水墨画家であったという宮下さんの母が描いた掛け軸が飾られています。目黒という立地からは想像できない、タイムスリップしたような隠れ家空間で蕎麦を頂きます。

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お品書きは、蕎麦前も充実していて、何品か頼み、最後に十割蕎麦せいろ(自家製紛石臼挽き)をお願いしました。粗挽き蕎麦せいろも頼みたかったのですが、この日はなく、今日のできはどちらかというと粗挽きに近いですと。産地や品種によってはもちろん、その日の天候によっても味が変化するので、日々調整しながら蕎麦を打っているそうです。温もりも気になるが、寒い時に頼むことにしよう。

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日本酒もいろいろあります。

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流輝(るか)という群馬の純米酒を頼みました。
クリアな甘さとフルーティな香りがありながら綺麗な味わいです。

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蕎麦豆腐 

もっちりとした蕎麦豆腐は、ひんやりと冷たく、蕎麦の実と山葵に辛つゆと甘つゆのブレンド。口に含むとなめらかに溶けていき、蕎麦の実の香りと共に日本酒をすすります。

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さつま揚げ盛り合わせ

蓮根、牛蒡、枝豆のさつま揚げ。蓮根はしゃきしゃきした食感に揚げたすり身の旨味。牛蒡は七味を加えてあるのかピリ辛が美味い。枝豆はふわっとしたすり身の中に枝豆がぎっちり入っていて、そのほくほく食感。いや〜これも美味い酒のアテです。

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ダシまき卵

卵3個使いますという甘汁のダシ卵焼き。大根おろしを添えて。卵の甘みを感じるダシ卵に大根おろしと醤油を一滴。こういう卵焼きが一番好きです。

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鰊京煮

身欠き鰊煮はちょっとぱさぱさしていていまいちでしたが、添えてある実山椒の香りが良く、添えてある炊き物が美味しい。

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十割蕎麦せいろ

中細の麺はエッジが立っていて、しっかりとコシがあります。事前に粗挽きに近いと聞いていましたが、力強さと蕎麦のふくよかさがありながら、口あたりはつるっとなめらか。若干太細の麺の織り交ぜ感があるのは、最後の客だったからかな。

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蕎麦つゆは、辛すぎず、甘すぎず。蕎麦湯はポタージュ系。

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ここの鴨鍋も気になったので、冬に行ってみようかな。

「紫仙庵」

東京都目黒区下目黒6−6−3

03−3712−8555


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April 17, 2018

しらかめ@経堂

「しらかめ」に行きました。
ふいにお蕎麦が食べたくなるとここに来るのですが、夜はかなり久しぶりかも。

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和紙の照明が素敵です。

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まずはハートランドビールで。

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鯛わた塩辛

鯛の内臓を使った塩辛は、珍しいです。腸や白子、真子などを刻んで塩で漬け込んだもの。広島鞆の浦の阿藻名物でもありますが、ここのはどこのか聞き忘れました。鰹の酒盗よりくさみが無く甘みと旨味が凝縮していて、日本酒にはぴったりのアテです。日本酒は、佐賀の天吹 純米吟醸を頂きました。

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鴨ロース

鴨ロースは、低温調理したのでしょうか。しっとりとした肉質と脂もくせがなく、食感もとても柔らか。だし醤油で和え、粒マスタードや山葵が添えてあります。これはいくらでも食べれる鴨ロースです。

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ホタルイカ 辛子酢味噌和え

ぷっくりしたホタルイカと炊いた蕗の酢味噌和え。酸味を抑え、柔らかな甘みの酢味噌が蕗の苦みとよく合います。

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鯵のなめろう


奥の厨房からトントンと叩いている音を聞きながら、日本酒を飲むのもまたオツなもの。
叩いた鯵に揚げた蕎麦の実や味噌、刻んでいるのは独活かしら。梅肉や青紫蘇などを混ぜて、ねっとりと仕上げてあり、これも酒がすすみます。日本酒は万齢 特別純米を。

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筍と鴨つくねの炊き合わせ

鴨つくねと筍、若布の炊き合わせ。鴨つくねのお出汁が浸みこんだ筍と若布に。山芋を練り込んでいるのかしら、ふんわりとした食感の鴨つくねが美味しい。

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もりそば

産地にこだわった蕎麦を石臼で挽き、十割蕎麦を毎日打っています。
今宵の蕎麦はどこ産か聞き忘れましたが、角立ちながらも滑るような喉ごしの十割蕎麦は、噛むとその中に蕎麦粉のざらりとした食感が現れ、噛み締めるごとに、力強さと繊細さを感じる蕎麦。つゆは、鰹や椎茸の出汁もあるのでしょうか、丸みがある甘口のつゆで、そのままでも飲めるくらいさらっと美味しいです。葱などの薬味はなく、山葵は別オーダー。絶品の卵とじも食べたかったけれど、蕎麦はこれで終わりだそうで、また次回に。

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店内にかかっている絵は奥様の文さんが描いたもの。器やお店の照明など、ディテールの一つ一つも、暖かみがある作家さんのもので、癒されます。また行きますね。

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「しらかめ」

世田谷区経堂1−27−13 ディアコート経堂 101

03−3420−1988



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March 31, 2018

丹波屋@新橋

「丹波屋」に行きました。
新橋にある小さな立ち食い蕎麦屋です。昭和59年創業という古いお店でよく行列しています。

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お店の中は5人も入ればいっぱいというくらい狭いので、外までよく人が並んでいますが、この日は15時半と中途半端な時間だったので、お客さんは2人くらいすんなり入れました。
ミニカレーセット(500円)に春菊天(130円)を追加。券売機はなく口頭で注文してから、代金を払います。

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ミニカレー 

まずは、ミニカレーが出てきました。この日のカレーはキーマーカレー。固めの白ご飯とつぼ漬けにさらっとしたルーがかかっています。ただスパイスの香りや辛さはあるけど、ルーのコクが少ないというか思っていたより、しゃばしゃばと水っぽい感じ。

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よく見ると、ネパール人のお姉さんが大鍋にまだカレーを仕込んでいるところでした。ぐつぐつとしているルーを大きなしゃもじでひっきりなしにかき混ぜながらルーを煮詰めている最中。朝はカレーはないので、昼過ぎならばと思っていたら、しまった!まだ早かったかw もう少し煮詰まれば、いいバランスでご飯と合わさるんだろうな。まあ仕方ない、カレーはまた今度ちゃんとしたのを食べにこようっと。

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赤唐辛子や青唐辛子の醤油漬けなんかもありました。

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春菊天そば 

そばは、あらかじめビニール袋に入ったゆでそばをお湯で温めてからつゆを注ぎ、具材をのせます。
春菊天はカレーと共に、ここにくるお客の半分以上がオーダーするメニューで、細かく刻んだ春菊はさくさくに揚げてあります。

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衣も多すぎず、さくっと香ばしく揚げた春菊が、しなっとおつゆにしみてくると、春菊の苦みや香りがでてきていいですね。皆が頼む理由がわかります。
そばは外注のゆでめんを温めなおすのでこしもないですが、まあこれはこれで。つゆは濃すぎず、甘すぎず、わりとさっぱりしています。わかめもやわらか。そばは好みでなかったので、次回カレーと春菊天抜きでって頼んだら怒られるかしら^^;もしくは細うどんにしてみようかな(こちらは冷凍めんでこしもあるみたい)

・



















前の日がロオジェで高級フレンチだっただけに、ギャップのある食事(笑)でも立ち食いそばは結構好きで、ブログにはあげていませんが、渋谷駅にある「本家渋そば」のかき揚げそばは週1くらいで食べてます。そこは月ごとに季節のかき揚げや天ぷらの具材が変わるんです。前回はすぐ終わってしまったけれど、小柱のかき揚げ、最近だと紅生姜と高菜のかき揚げ、もう少し経つとあさりやそら豆のかき揚げに変わるはず。余談でした^^;

「丹波屋」

東京都港区新橋2−16−1 ニュー新橋ビル1F

03−3508−9579

7:00〜23:00(月〜金)、7:30〜19:00(土)


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January 06, 2018

祈年手打茶寮@西麻布

「祈年手打茶寮」に行きました。
年越しは長野の蕎麦を食べたけれど、年明け蕎麦はこちらで。

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まずは、日本酒を一献。

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なまこ酢

赤なまこのポン酢和えにもみじおろしやかいわれ大根、花穂紫蘇などの薬味を添えて。こりっとした食感に鰹風味の出汁ポン酢がからんで美味しいです。

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あじのなめろう

注文を受けてから作り叩いている音を聞きながら酒を嗜むのもいいものです。そして、10分後くらいに空気を含んでふわっとしたなめろうが出てきました。鯵を茗荷、生姜、大葉、葱などとたたいて、ほんのり味噌で味付けしてあります。そのままでも美味しいですが、ほんの少し酢を垂らす酢なめろうがこれまたいいです。

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そして、蕎麦。こちらは十割蕎麦でも5種類あります。それぞれに特徴があるので、その日の気分や好みで組み合わせて頼むことができます。爽碧はおまかせコースのみの提供ですが、吟白、豊穣、手挽、細目から。

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豊穣と手挽

今回は、新作の手挽(青)があったので、豊穣と組み合わせた2種にしました。
従来の手挽き(黒)は黒い鬼殻がついた玄蕎麦から挽きこんだものでしたが、手挽き(青)は、黒い鬼殻を外して、青い実を出した丸抜きから挽きこんだもの(左)。新蕎麦の青々しい香りを堪能するため、水そばがおすすめとのこと。
豊穣(右)は、発芽した実を使った蕎麦で、ざらっともちっとした食感とぬめりに深い旨味。こちらは塩で食べてくださいと。人によって(特に東京人は)、つるっとした食感がいいと思うかもしれませんが、噛んでいくとそこに出てくる蕎麦の深い味わいを感じとってほしいです。

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共に言われた通り、水そばや山葵と塩で頂くとそれぞれの個性がしっかり感じられます。
そばつゆも美味しいので後半はそばつゆで。

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店主は常に蕎麦の温度や打ち方にもこだわっています。大将の心をこめて丁寧に打った繊細なお蕎麦を頂くと、身が引き締まり、今年一年も頑張ろうという思いがでてきました。

「祈年手打茶寮」

東京都港区西麻布1−15−9

03−6447−2308



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