箱根

August 02, 2018

BERCE@箱根強羅

「BERCE」に行きました。

箱根ハイアットリージェンシー内にあるシェフズテーブルレストラン。
ラウンジでシャンパンやカクテルを嗜んだ後、ソムリエに案内されました。

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Drappier

シャンパンはドラピエのブリュット・ナチュール。

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メロン Melon

静岡のメロンのスープにトマトとモッツアレラのエスプーマとフェンネルの花。
一見カプレーゼの再構築のように思わせながらも、トマトの酸味とクリーミーなモッツアレラにメロンの甘みが合うんです。

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Vouvray les Vaux Louis  2013 Gilles Gaudron

柑橘の香る酸高めのシュナンブランです。

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赤座海老 Langoustine

赤座海老は生で、緑色した卵を加えたソースと、ざく切りした黒トリュフとタルタル仕立てに。生の赤座海老(ラングスティーヌ)はこの鮮度で味わうと甘みがあり、セロリのスプラウトがアクセント。ここで、ざく切りした黒トリュフが香りと食感にアクセントを加えてくれます。

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Matua Sauvignon blanc 2016 Matua Marlborough

ニュージーランドで初めてソーヴィニオンブランを生産したワイナリー。単体で飲むとかなり辛口で青々しいですが、後で出てくるグリーンアスパラガスとぴったり。

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アスパラガス Asperge

千葉のグリーンアスパラガスはベニエにして。いつも思うけど、ベニエってこんなに軽かったっけというくらい、さっくりとした軽い衣にアスパラのみずみずしさが閉じ込めてある。スライスしたアスパラガスとそのピュレにルコラの花を添えて。アスパラガスのピュレには少しビネガーの酸味がいいアクセント。

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超 王禄 無濾過生詰 

シャープな切れ味と味わい深さの中に燻香っぽい苦みのニュアンス。これが後の焼きトウモロコシの香りとリンクしました。

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トウモロコシ Mais

焼いたトウモロコシのブルーテに、炙ったトウモロコシ、枝豆、イベリコチョリソ、マジョラム。
普通はトウモロコシというとピュアな甘みを表現するように、すり流しにしたり、透明感のあるスープ
にしたりしますが、わざと焼き焦げたトウモロコシをブルーテにして。そこにマジョラムの香りやイベリコの塩気が利いてくる塩梅が素晴らしいです。

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Solaris 信州シャルドネ 樽仕込み マンズワイン

フランスのワインのような熟成感。適度な樽香とバランスのいい飲み心地です。

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鰹 Bonito

佐島の鰹は、マッシュポテトとバターソースにおかひじき。
鰹にじゃがいもとバターという組み合わせが意外でした。バターソースには赤ピーマンを煮詰めたジュが加えてあり、その香りが鰹の酸味となじむのですが、この黄金比は金山シェフしか作れない絶妙なバランス。

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Miraval Blanc  Cote de Provence  Jolie pitt&Perrin

落ち着いた黄金色でトロピカルフルーツの香りやアプリコット、アーモンドなどの香ばしさがあります。

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ムール貝 Moule

モンサンミッシェルのムール貝とホワイトアスパラガスの燻製、スベリヒユにバターのスープ。素材の組み合わせと最後の微調整が素晴らしい。

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パン

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金山 甲州 2014 勝沼醸造

金山地区で収穫された甲州をオーク樽熟成で仕込み、リッチで力強い果実味があります。金山シェフともリンクしていて面白い。

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マナガツオ

今治のマナガツオ。ジロール茸とつるむらさきに赤ワインソース。メニューにはなかったけど藤本さんのかな。むっちりと身がしまった弾力感に赤ワインソースが合います。

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La Dame de Malescot 2011 Margaux

マルゴーの3級シャトー、マレスコ・サン・テグジュペリのセカンド。円熟味と凝縮感のある果実味、タンニンもしっかりとしています。

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鳩 Pigeon

イタリアの仔鳩。ビーツと小玉ねぎにルッコラのソース。ビーツの赤とルッコラのソースが対照的で、その青汁のようなソースが意外に鳩をさっぱりと食べさせてくれました。

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Gewrztzrminer Famille Hugel

ライチの香りとほんのり甘みのあるゲベルツトラミネールは、スパイスを使った料理で合います。

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海老のグリーンカレー

特別なリクエストで作ってもらった海老のグリーンカレー。茄子や黄パプリカが入っていて、ケフィアライムやレモングラスの香りにまろやかなココナッツミルク。

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適度に辛味があり、ぷりぷりの海老や茄子の甘みと共にさらっとしています。ジャスミンライスと共にお代わりしました。

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マンゴー Mangue

マンゴーとヨーグルトのソルベ、サフランのゼリー。ライムの皮。
カレーからの流れでさっぱりと夏らしいデセールです。

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パイナップル Ananas

パイナップル、キャラメルとショコラのアイスクリーム。ショコラのチュイル、オリーブオイル。
風戸さんが作るデセールはいつも軽くて心地よいです。

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ミニャルディーズ Mignardise

食後は小菓子とハーブティーで。

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「BERCE」

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 ハイアットリージェンシー箱根リゾートスパ内

0460−82−2000




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May 29, 2018

BERCE@箱根強羅

「ベルス」に行きました。

ハイアットリージェンシー 箱根リゾート&スパ内にあるシェフズテーブルのレストランです。
まずは、ホテルのラウンジでシャンパンなどの食前酒を頂きます。

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秋冬は暖炉になるスペースでは、竹とキャンドルがディスプレイされていて、ヨーロッパの教会の祈りのキャンドルを思い出すような感じでした。竹と組み合わさっていると、欧米人は異色な感じに思うだろうな。

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シャンパンやカクテル、サングリアなどを嗜んだ後は、レストランヘ。

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素材だけが書かれたメニューから、どんな料理が出てくるのか楽しみです。

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シャンパンはドラピエのブリュット・ナチュール。

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スイカ Pasteque

熊本のスイカのガスパチョ。ビネガーを少し入れることで、スイカの甘さの中に白い部分の繊細な瓜っぽい香りを引き出しています。

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ズッキーニ Courgette

三島で作っている花ズッキーニをフリットにして、。下には、ズッキーニの皮と愛媛のイチジクとトマト水。

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さくっと揚げた花ズッキーニの中には、ジロール茸とアーモンド。花ズッキーニは、たいてい帆立や鱈など魚介のムースかチーズのようななめらかな食感のものを包むことが多いですが、あえてこういうじゃきじゃきした食感を入れるのが面白いですね。

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Madeira Barbeito

ポルトガルのマデラ酒。料理のソースなどに使うことが多いので、単体ではあまり飲む機会はないですが、フォアグラ料理に合わせて。

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フォアグラ Foie Gras

ハンガリーのフォアグラのミキュイ。ヤーコンのビネガー漬けと小蕪、ポルト酒のソースに、マリーゴールドの葉を添えて。フォアグラはさすがの火入れです。付け合せのヤーコンは2か月くらい置いておいたものをバルサミコビネガーで漬けたそうですが、梨のようなシャリシャリした食感から水分が抜けて、中華の干し大根の甘酢漬けのようなコリコリ食感になって、これもいいアクセントでした。

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Chateau Lehoul Graves 2013

セミヨンとソーヴィニオンブラン半々で、ドライなグレープフルーツのような柑橘の香りとしっかりとした酸。豆の料理と合わせると豆の甘みや香りが引き立ちます。

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そら豆 Feve

三島の空豆とイタリアのピセリ。空豆は、たいてい大粒でほくほくしたものが多いけれど、若い小さなものを使い、さっと茹でたピチっと柔らかな食感と青い感じがとてもいいです。そのピュレはホワイトカカオバターを使い、甘さを加えて。梶谷農園のタイム、ルコラ、コリアンダーの花を添えて。数週間前に農園に訪問して摘みたての花を食べさせてもらった記憶が甦ります。

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Newton Skayside 2016

カルフォルニアワインでは、わかりやすい万能な味のシャルドネ。

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スープ Soupe

ひこいわしや、ぼたん海老、縞海老などで作ったスープドポワソン。ローストした里芋とイタリアンパセリを添えて。にんにくと合わせた鰯や海老の旨みが綺麗に溶け合って、これも美味いスープだったなあ。里芋のねっとりした食感もよく合います。

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Chablis 2015 De Claire Denis Race

すっきり柑橘系の香るシャブリ。

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真鯛 Dorado

江の島沖の真鯛にアスペルソバージュを添え、生姜とフェンネルのソース。

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農口 山廃大吟醸

次の鮑料理には日本酒を合わせます。

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鮑 Ormeau

愛媛の鮑は藤本さんが獲ったもの。フランスのホワイトアスパラガスとナスタチウムを添え、肝と卵黄のビネグレットソース。鮑は4時間ほど酒蒸ししたそうですが、コラーゲンを含んだむちっとした食感としっかりした旨味に驚きました。

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あまりにも鮑が美味しかったので、もう一度リクエスト。

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Riesling 2014 Scharzhof

モーゼルのリースリング。すっきり甘口の白。

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兎 Lapin

イタリアのうさぎは、低温調理で火入れして、ブイヨンとセージ、マスタードのソース。上にはさっくり焼いたパイをのせて。

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あまり運動していないうさぎだそうですが、ねっとりとしながらほろほろと溶けるような柔らかな食感。そこにさくさくのパイを崩しながら食べるのですが、パイ包みの再構築のようでありながら重くない計算されたバランスと食感が素晴らしいです。

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Gewurztraminer  Famille Hugel

ライチの香りとほんのり甘みのあるゲベルツトラミネールは、スパイスの効いた料理に合います。

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ポークレッドカレー

豚ばら肉で作ったタイ風レッドカレー。カレーは特別なリクエストで作ってもらっているので、通常に頼むのはご遠慮ください。筍や茄子、しし唐などが入って、レモングラスやココナッツミルクの香るさらっとしたスープカレー。

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サフランライスと共に頂き、おかわりもしました。いつもわがまますみません。

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メロン Melon

マスクメロンのスープに抹茶。メロンとアニスの泡を浮かべて。

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パッションフルーツ Fruit de la passion

キャラメルアイスクリームとガナッシュ、砕いたくるみやプラリネなどにパッションフルーツの酸味。風戸さんが作るデセールは、軽くて心地よいです。

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ミニャルディーズ Mignardise

食後はミニャルディーズにアップルミントとタイムのハーブティー。
ドライフルーツのパウンドケーキ、アーモンドのチョコレートクッキー、ほうじ茶とミルクチョコの三層仕立て、苺のブッセ。

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終始飲んだ水は、山崎の水という今年の2月に発売されたもので、京都天王山麓山崎の天然微発泡水。サントリーの山崎蒸留所もここの水でウイスキーを作っているそうです。

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「BERCE」

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 ハイアットリージェンシー箱根リゾートスパ内

0460−82−2000


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March 15, 2018

BERCE@箱根強羅

「ベルス」に行きました。
強羅の「ハイアットリージェンシー 箱根リゾート&スパ内」にあるシェフズテーブルのレストランです。

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今回のムニュもどんな順番で出てくるのか楽しみです♪

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シャンパンは、ピエール・モンキュイ。

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キャベツ Chou

千葉のキャベツは、出す直前で刻んだキャベツをそのピュレと胡桃、フリーズドライレモンの皮を削って。
今年はキャベツが高騰していますが、甘いキャベツとピュレに、オリーブオイルの香りがフィットします。

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金目鯛 Berix 

長谷川さんの金目鯛。皮目を少し炙って、レモンオリーブオイル。

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La Motte

ラングドックのソーヴィニオンブラン。

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メニューにはなかったのですが、相模のばい貝、菜の花、エストラゴン、紅玉のピュレ。紅玉ピュレのさりっとした酸味と甘みやエストラゴンが春の苦みを感じ、菜花や貝の旨みを引き立てます。

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Au Bon Climat  2015

オーボンクリマのシャルドネ。王道な美味しさ。

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赤座海老 Langoustine

イタリアのグリーンピースのぷちっと弾ける甘みとモリーユ茸のしゃきっとした旨味。そして、赤座海老の火入れの素晴らしいこと。ヴァンジョーヌと海老のソースが絶妙で、新玉葱のクリーミーなピュレがマイルドな変化を。

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Arbois Pupillin Vine Jaune 2006 Philippe Bornard

ヴァンジョーヌはシェリーのようなニュアンスで。

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雉 Faisan

北海道の高麗雉を1か月熟成してコンソメに。雉の甘い香りや滋味が溢れる一杯。凝縮した旨味がたまりません。

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Givry 2015 Chanson

いろんなベリーの果実味やハーブのニュアンスがあるピノノワール。タンニンも柔らかです。

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鮑 Ormeau

蝦夷鮑と黒トリュフ、天然椎茸のパイ包み。それぞれ厚みを揃えて重ね、蕪の葉とさくっとしたパイ生地に包まれています。蝦夷鮑の食感と黒トリュフの香りが素晴らしく、天然の椎茸というのも珍しく食べましたが、それぞれが美味しさを引き立て合っています。あえてソースはいりませんね。

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Albert Boxler 2013 Sommerberg

アルザスのリースリング。柑橘やアプリコットの香りにミネラル感。

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鮟鱇 Baudroie

アンコウは、むっちりとした食感に火入れし、スナップエンドウやセロリ、金柑、ナスタチウムに甲殻類のジュ。淡白な身に甲殻類の旨みをまとっています。

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Chateau Capbern 2013 Saint-Estephe

カロン・セギュールのセカンドラベル。カベルネ・ソーヴィニオン60%、メルロー25%、カベルネ・フラン15%。プラムやハーブの香り。苦みやタンニンのバランスがいいです。

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仔羊 Agneau

リムーザンの仔羊はとてもミルキーな香り。ロワールのホワイトアスパラガスと砕いたアーモンド、ルッコラのピュレを添えて。

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グレイス 茅ヶ岳 2014 中央葡萄酒

グレイスワインは実家によく置いてあるので、特に甲州やロゼは飲む機会が多いです。茅ヶ岳は、マスカットベリーA、甲斐ノワール、カベルネソービニオン、メルローですが、チェリーパイのようなボリュームのある果実味や酸味が絶妙なバランス。

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鹿 Chevreuil

鹿肉のクロケットとサルミソース。

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薄い衣の中には、鹿肉の煮込みやフォアグラ、角切りの黒トリュフがごろんと入っています。チョコレート色したサルミソースも色は濃厚ですが、旨味を綺麗に閉じ込めた絶妙な塩梅です。

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Hugel Gewurztraminer 2013

アルザスのゲベルツトラミネール。ライチの香りとフルーティな心地良い甘みがスパイスのきいた料理に合います。

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ホロホロ鳥 Pintade

ホロホロ鳥のカレーです。カレーは特別なリクエストで作ってもらっているので、通常に頼むのはご遠慮ください。ホロホロ鳥と香味野菜、スリランカの香辛料などでじっくりと煮込んであります。

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辛さとスパイス感と共に優しいホロホロ鶏の旨みが合わさり、超美味い。ぱらっと茹でこぼして炊いた長粒米はおかわりしました。いつもわがまま聞いてくださってありがとうございます。

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苺 Fraise

ブラマンジェに苺のスープ。砕いたカシューナッツにシナモンの香り。苺の果実味がシンプルに美味しいデセールです。

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チョコ Chocolat

バナナと削ったショコラ。レモンクリームとフランボワーズのチュイルとプラリネパウダー。

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ここにショコラのソースをかけて。

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食後は、ミニャルディーズとハーブティ。

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来年くらいに独立を考えているそうなので、それまではできるだけ通いたいな。

「BERCE」

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ内

0460−82−2000



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December 06, 2017

BERCE@箱根強羅

「ベルス」に行きました。
箱根強羅のハイアットリージェンシーにあるレストランのシェフズテーブル。

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館内のラウンジには大きな暖炉があり、そこでアペリティフを何杯か頂きました。ここにも暖炉の炎が灯ります。

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Montaudon Brut

フランスではわりと大量生産していて、いろんなところで飲まれるのですが、大手の傘下には入らず、日本では無名というか出すことろは少ないです。淡い黄金色で、ピノノワールやムニエ、シャルドネのバランスがいいです。

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鯛 Dorade

今治藤本さんの神経締めの鯛。さっと湯引きしてオリーブオイルをかけて。シンプルに鯛の美味しさを。

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Moet&Chandon 2006 

モエシャンの2006年。柑橘系のほろ苦さが、モエシャンドンの特徴ですが、ビンテージは、味わいがクリーミーで濃厚です。

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ツブ貝 Bulot

ツブ貝と洋梨のベニエにクレソンのソース。ツブ貝のこりこりした食感と洋梨の甘いねっとり食感の共に異なる対比が面白いです。そこに苦味のあるクレソンのソースが利いています。

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Marques de Riscal Sauvignion Blanc 2016

すっきりとした柑橘の香りとコクのある力強さ。高いワインではないけれど、ここのワイナリーに併設しているF.ゲーリーデザインのホテルに泊まりたくて行ったのを思い出しました。

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ビーツ Betterave

ビーツと門戸イカのタルタル。一見お肉のように見えるビーツは、軽く燻製香をつけて、卵黄とディル、ケッパーとビネガーでマリネして。ラディッシュのスプラウトを沿えて。イカは少しくさみが気になったけれど、混ぜ合わせるとビーツの土くささとビネガーの酸味が消してくれました。

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Chablis Premier Cru Les Vaillons 2015 Domaine Vocoret

青りんごの果実味と素朴な味わいのシャルドネ。単体で飲むと物足りない感じもしますが、次のクエの料理と合わせると、不思議にボリューム感が出ました。

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クエ Kue

脂がのったぶりっとした食感のクエはレアに火入れして、しめじ、銀杏、クエのブイヨンとオリーブオイル。脂が多いけど単調なクエが、ワインでさらに味わいが増しました。

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Vouvray Les Pierres Rousses 2013 Sylvain Gaudron 

シュナンブランの果実味とフレッシュな甘みの酸は、蜂蜜レモンのように柔らかな印象。

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白子 Laitance

白子のパイ包みとアルバの黒トリュフに鳥のジュとビネガーのソース。

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サクッっと軽いパイで包まれた白子は、適度に水分が抜けて仔牛のセルベルにも似たもっちりとした食感です。そこに黒トリュフと角切りのざくっとした鶏のジュとほんのり酸味のあるビネガーソースが美味です。料理と合わせると、ワインは甘みがくっきりとした酸や旨味に変わりました。

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Domaine de villemajou Coubieres 2014  Gerard Bertrand

マルサンヌ、ルーサンヌ、ブールブランの3種の葡萄のブレンド。オレンジピールやレモン、バーベナなどの柑橘類の芳醇な香りとロースト香も重なり、

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菜園野菜 Legumes

人参、赤カブ、百合根、ロマネスコ、青大根など根菜は火入れして温かに。その他いろんなハーブやスプラウトが合わさって、オゼイユの酸味と少しのオイルが合わさって絶妙な美味しさ。梶谷農園さんありがとう。

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Newton 2015 Sonoma County

ニュートンのシャルドネ。熟リンゴやアプリコットの香りとバランスがいい旨味系で、濃いめの白なので、この後のエゾ雷鳥に。

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雷鳥 Grouse

雷鳥といっても蝦夷雷鳥なので、熟成させたキジのニュアンスもありながら、きめ細かな肉質には苦みもあり濃厚で綺麗な旨味。アレッタというケールとブロッコリを掛け合わせた野菜を添えて。葉は春菊のような苦味があり、茎はブロッコリーの甘み。ソースはポルト酒だったか失念しましたが、ニュートンのくっきりした旨味が合いました。

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Cotes du Rhone 2014 Domaine Andre Brunel

グルナッシュ、ムールヴェドール、シラー、サンソー。樽香も少なくマイルドで飲みやすく、ベリー系の果実味が豊か。

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鹿 Cerf

蝦夷鹿。低温調理したのかというくらいしっとりと柔らかな肉質です。黒トリュフを練りこんだニョッキと角切りのトリュフにサルミソース。

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Moscato D'Asti Casarito Acquest

キレのいい甘口のスプマンテ。

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そして、〆は特別にお願いして作って頂いた猪カレーです。愛媛のミカン畑で駆除目的で獲った猪を香味野菜などと共に煮込んだものにコリアンダーの新芽をのせて。

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お米はイタリアの赤い古代米。

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柔らかく煮込んだ猪はミカンを食べているからでしょうか、脂が甘くくせが全くありません。さらっとしたルーもスパイスなどはほとんど使わず、ニンニクや生姜、ターメリックに少しレモングラスやコブミカンの香り?あとは猪の旨みと野菜の甘みが深い味わいに。赤米の香りもいいですね。おかわりしたいくらい美味しかったです。

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蜜柑 Mandarine

和歌山の田口みかんという高糖度のみかんに、ヨーグルトのムースとレモンの泡。

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チョコレート Chocolat

ムースやクリーム、泡などいろんなニュアンスのチョコレートに、洋酒の効いたスポンジを砕いて、シナモンの香り。

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ハーブティー

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ミニャルディーズ Mignardise

レモンのマカロン、抹茶とほうじ茶の生チョコレート、ほうじ茶のクッキー、パッションフルーツのギモーヴ。

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生キャラメル

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「BERCE」

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ内

0460−82−2000




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September 19, 2017

BERCE@箱根強羅

「ベルス」に行きました。
強羅のハイアットリージェンシー 箱根リゾート&スパ内にあるシェフズテーブルレストランです。

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Alfred Gratien Brut

樽熟発酵。シャルドネ41%、ピノノワール37%、ピノ・ムニエ32%。柑橘系の香りとイースト香に上品な酸。

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マツタケ Matsutake

ブータン産の松茸をベニエにして、ライムと塩。

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Pinot Grigio  Vigne Oesone 2015 Bastianich 

マスカットや洋梨のような甘みと塩っぽいミネラル感のあるイタリアのピノグリージョ。

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ビーツ Betterave

ビーツとキャビア、サワークリーム。ビーツは、岩塩を敷いたフライパンで加熱して甘みを引出し、フランスのオシェトラキャビアの塩気とサワークリームの酸味で、土のニュアンスを和らげています。

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Moscate Spilit Pick NV   Dunes & Greene 

ミュスカ・ゴールド80%、ミュスカ・ルージュ・ア・プティ・グラン20%。ほんのりピンク色で、ローズやフレッシュストロベリーにエキゾチックなムスクの香り。軽やかで優しい甘みがあるオーストラリアのミュスカのスパークリングワイン。

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パテ Pate

うずらのパテ・アンクルート。ピスタチオや松の実、フォアグラ、ドライアプリコットを入れて、少し甘みを感じさせながら、パイ生地には塩をきかせて。上にのせた粒胡椒でメリハリをつけています。ワインともいい相性でなめらかなうずらの肉質の旨みを感じました。

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Pinot Noir 2014  Cloudy Bay 

ニュージーランドのピノノワール。落ち着いた渋みとダークチェリーやベリーの香り。
後に合わせる料理のパセリの青みと共に華やかなブーケの香りに。

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クエ Kue

伊東のクエとセップにパセリのソース。脂がのり、むちっとしたクエや生ハムの脂で香りをつけながら焼いたセップのレアでサクッとした食感の火入れが素晴らしいです。生のマッシュルームやルコラを添えて。

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箱根街道 大吟醸 箱根湯谷酒岳堂

次の鮑の料理には、日本酒を合わせます。きりっとした辛口ながらもワイングラスで味わうと米のふくよかさや香りが広がります。

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アワビ Abalone

鎌倉辺りで獲れたマダカ鮑と肝のソース。焼いたまこも茸と向日葵の二葉を添えて。
マダカ鮑は、1.3圓搬臺だったそうで、8時間蒸して。細かく切れ目を入れた鮑は、濃いグレー色をしていて、その旨味が強烈に深い味わいでした。

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パンとバター。パンはスタイルブレッドから。

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Macon La Roche Vineuse 2012

ガメイのジャミーな香りとミネラル感のある酸とタンニン。

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シャモ Shamo

川俣シャモのロティとそのジュに小人参とフルム・ダンベールのソース。
皮目をぱりっと焼き上げ、しっとりした軍鶏の肉質。人参の甘みとフルムダンベールの塩気がアクセントに。

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Roero Arneis 2015 Il Pozzo

ピエモンテロエロ原産アルネイス種。グレープフルーツ系柑橘の香りと穏やかな酸です。

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ムール貝のタヤリン

いつもわがままながらお願いしているパスタ。ふわっと火入れしたムール貝とタヤリンに、トマトの酸味とサフランの香るスープが綺麗に調和したスープパスタです。

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Chateau Beaulon 5ans

未発酵のブドウ果汁(セミヨン80%、ソーヴニオンブラン20%)にコニャックを添加し、5年樽熟成。
杏やマンダリン、バニラ、蜂蜜の香り。

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ナシ Poire

エピスの香りをつけた幸水梨とブラマンジェ。オレンジピールやアーモンドを添えて。

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チョコレート Chocolat

キャラメルアイスとチョコレートのチュイル、ラム酒で温めた無花果。平塚の薔薇。

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お誕生日のお友達には、可愛いアレンジミッフィーが。おめでとうございます。

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ミントのハーブティ

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ミニャルディーズ

ピスタチオのマドレーヌ、オセロチーズクッキー、パッションフルーツのパートドフリュイ、チョコマカロン。生キャラメル。

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金山シェフの料理は、削ぎ落としながらも完成度があり、この日も山本さんがセレクトするワインと共に楽しみました。


「ベルス」

神奈川県足柄郡箱根町強羅1320 ハイアットリージェンシー箱根

0460-82-2000




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May 09, 2017

BERCE@箱根強羅

「BERCE」に行きました。

強羅のハイアットリージェンシー箱根リゾート&スバ内にあるシェフズテーブルレストラン。
ラウンジのハッピーアワーでシャンパン3杯飲んでガソリン入れてから来ました^^

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書庫のような壁の手前には、いろんなレストランの料理本が置かれています。

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そして、この奥の厨房から出てくる、お料理がいつも楽しみなのです。

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Pascal Doquet  Arpege Premier Cru

クリーミーでリッチなブランドブラン。

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黄金柑 

小田原の黄金柑のジュースに、少しのオリーブオイルがたらしてあります。
酸味は少なく、オレンジとみかんを合わせたような甘み。オイルの効果で花のような香りに。

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Pouilly Fume  2014 Jonathan Didier Pabiot

パッションフルーツやマンゴーのようなエキゾチックな香りのソーヴィニオンブラン。

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蕪 Navet

生の蕪のスライスにアンチョビアーモンドバターを削って、マジョラムをのせて。

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蕪の下には、マリネした鯖。これをちょこっと刻んで生の蕪と合わせながら頂くと、フレッシュな蕪のなめらかな甘み、そして、少しのマジョラムの香りが蕪のみずみずしさを感じさせてくれます。
ワインもソーヴィニオンブランの酸とミネラル感が蕪の甘みをより引き出し、ナッティな風味を感じます。

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Marsanne 2015 Yves Cuilleron

ローヌのマルサンヌ。りんごの香りに程よい酸。
この後の赤座海老と合わせるとヨーグルトのようなクリーミさがでてきます。
関係ないけど、エチケットに今年新作のホイルネイルがリンク。燻しゴールドにくすんだターコイズっぽいブルーはサロンで大人気のカラーです。

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赤座海老 Langoustine

フライパンでレアに火入れした赤座海老。アーティチョークと赤ピーマンにチョリソーのオイル。
表面は香ばしくぷっくりと膨らんだ海老の中から、弾力のある身の甘みがしっかり出てきて、相変わらず素晴らしいキュイッソン。アーティチョークのしゃきしゃきした食感と苦みに赤ピーマンの甘みをプラスして、チョリソーオイルのほんのり辛みと旨味がバランスがいいです。

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La Vieille Ferme Rose

シラー・グルナッシュ・サンソーのロゼ。辛口でさっぱりしながらもエレガント。

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アスパラガス Asperge

ロワールの極太のホワイトアスパラは、しゃきしゃきした食感を残して王道のサバイヨンソース。
レモンバーベナやペカンナッツの香りや苦みがアスパラの甘みをさらに感じさせてくれます。

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Saint Veran Le Clos  2014 Verget

酸味は控えめでとろっとまろやかなミネラル感のあるシャルドネ。

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鱸 Bar

なんと鱸のパイ包みを作ってくださいました。
前回のリクエストで初夏なら鱸のパイ包みが食べたいななんて独り言を覚えていてくださって感激です。
今治の鱸と帆立のムースを青菜で巻いてパイ生地で包み焼いてあります。
ソースはエシャロットを使ったかなり酸味のソース。アスペルソバージュ、クレイトニア、ナスタチウム、シブレットなどを添え、日本でいう春の苦みを感じる山菜的な仕立てに。

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パンは代々木上原の365日のもの。

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Classico Staforte 2012 Grazaiano Pla Soave

イタリアのソアベクラシコ。

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グリーンピース Petits Pois

イタリアのプティポワ、いか、菜の花、サルコリヌ、ビワのピュレ。
カカオニブの苦みやグリーンオリーブのソースと胡椒。
プティポワを食べさせるための料理ではあるのですが、組み合わせに少し違和感というか攻め感。

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Cuvee Vieilles Vignes 2015 Dom dela Grand'Cour  Fleurie

ガメイ主体ですが、渋さは優しくピノノワールに近い、ドライフラワーローズやすみれっぽい香り。

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ホロホロ鳥 Pintade

ほろほろ鳥の胸肉とモリーユ。卵黄とグリーンアスパラを添えて。
石黒さんのほろほろ鳥を食べさせてくれるお店は都内でもいくつかありますが、大概レアな生っぽい食感が好きではないのだけれど、シェフはしっとりと密質に旨味を閉じ込めています。

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Chinon Les Granges 2014 Bernard Baudry

カベルネフランの青さと土っぽいタンニン。

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リードアニョーのビゴーリ

これまた麺食べたいリクエストに特別に作ってくださいました。
リード・アニョー(羊の胸腺)とビゴーリをトマトソースと花山椒と木の芽で。
これがめちゃうまで、弾力のあるビゴーリの食感も抜群。金山シェフのお料理はひそかにイタリアンの食材を組み合わせたテイストがあるのですが、このパスタにはびっくりしました。あ、普段のお料理では出ないですし、時間も手間もかかるので、このブログを見て食べたいというリクエストはしないでくださいね。

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マンゴー Mangue

マンゴーとサフラン水、蜂蜜とチュイル。

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Muscat de Beaumes de Venise

ミュスカで作られるローヌの甘口ワイン。

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チョコレート Chocolate

ショコラのムースに、チュイルや削ったチョコレートなど。

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ハーブティ

ミント・タイム・ベルガモット・レモンバーベナのハーブティ。
お料理に使われているハーブも梶谷農園から。

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ミニャルディーズ Mignardise

色々ある中で、抹茶のギモーブがスイカのような爽やかさでした。

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生キャラメル

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素晴らしいキュイッソンとシンプルに削ぎ落とした素材感。
今回もワインのマリアージュと共に楽しい時間でした。

「BERCE」

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 ハイアットリージェンシー箱根

0460−82−2000


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February 22, 2017

BERCE@箱根強羅

「BERCE」に行きました。
強羅のハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパにあるシェフズテーブル。
食事の前にラウンジの暖炉の前でハッピー泡〜。

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泡と白ワインを3杯飲んだ頃に、ソムリエの山本さんのお迎えが。
言い忘れたけど、「技能グランプリ総理大臣賞おめでとうございます!」

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ぎっしり詰まれた本棚もアート。その奥のキッチンから出てくる金山シェフのお料理が楽しみです。

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今宵のメニューは、ランダムに食材が並んでいます。

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Roses de Jeanne  "Cote de Val Vilaine Cedric Bouchard

ピノノワール100%。単一品種、単一区画、単一ヴィンテージというこだわりで注目されている若い生産者のシャンパーニュ。コクのあるふくよかな味わい。

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トマト Tomate

トマトのジュースとブッラータチーズにメロン。
イタリアン的な組み合わせですが、清涼感あるトマトのジュースがメロンの品のいい甘さとブッラータのクリーミーな旨みを受け止めて、三位一体的なバランス。

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Soave Classico Otto 2015 Pra

ガルガネーガ種のソアヴェ。フレッシュさの中にグレープフルーツや青林檎の香り。

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ラディッキオ Radiccio

ラディッキオロッソは、先の苦い部分は使わずに芯の甘い部分をロースト。
金柑とピスタチオ、ボッタルガをのせて。えっと思うような組み合わせでもこういうバランスもすごいんだよなぁ。

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正雪(しょうせつ) 純米吟醸

日本酒のペアリングはここでは初めてです。静岡由比のお酒だそうです。

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イカ Calamar

駿河湾のじんどういかというヒイカの一種。フランスのホワイトアスパラガスのピュレやはこべと。
ホワイトアスパラガスのピュレには、ジュニパーベリーを利かせ、ジンジャーっぽい香り。

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Coteaux Bourgogne 2012 Emilie Geantet

少し冷たく冷やしたピノノワールは、白子に合わせて。

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白子  Laitance

カステルフランコという赤い斑点があるレタスはチコリーの一種。

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そこに包まれているのは、黒ビールでベニエした鱈の白子と黒トリュフ。
コリアンダーのスプラウトとマヨネーズのような酸味のあるソース。
さくさくのベニエの衣に包まれた白子は、その衣と溶け合い、逆に厚切りの黒トリュフのザクザク感。
カステルフランコの少しの苦味が白子の甘みを引き立てます。冬の名残から春に目覚めるようなはっとした美味しさ。

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Gewurztraminer  2014 Paul Ginglinger

甘いライチと熟れた林檎の香り。うっすらレモングラスの香りや蜜感。

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グリーンピース Petits pois

イタリアのプティポワに、苺のソースの酸味と甘み、ミントの苦味。
かすかな塩のバランスが素晴らしいです。

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Sancerre  Les monts damnes 2013  Andre Neveu

セルロイド香から、少しの苦味とトロピカルフルーツの香り。
その後は燻したアーモンドの香り。

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鰆 Thazard Oriental

サワラは燻製をかけて、スモーキーな香りを百合根の甘さが受け止めてくれます。
クレイトニアとシブレットを添え、シェリービネガーのバターソース。
ワインもピタッと合いました。

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パンは代々木上原の365日のもの。

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バターは北海道喜茂別から。

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花巴(はなともえ) 山廃純米酒

ここでまた日本酒のペアリング。どうやら甲殻類に合わせるみたい。

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オマール海老 Homard

レアな食感のオマール海老に甲殻のソース。
ソースは、バニラの香りとブルーチーズの旨みと甲殻。いろんな旨みが重なりあったソースに日本酒がきりっと舌をリセットしてくれます。

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Saint Aubin 1er En Remillly  2013 Domaine Larue

ミネラル感があるピュアなシャルドネの香り。

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雉 Faisan

2週間熟成させた雉のロティは、しっとりときめこまかな肉質。
甘い春キャベツに胡椒のスパイス感。シンプルイズベスト。

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Savigny les Beaune La Vieres  1er cru  2012  Domaine Seguin Manuel

きりっと冷やしたピノノワールは、渋みを抑えくっきりとした印象。

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コンソメ  Consomme

雉などを使ったジビエのコンソメに、トレネッテという平打ちの自家製パスタと黒トリュフ。
もちっとした厚みのあるパスタが、綺麗にとったジビエの旨みとトリュフの香りを引き立てます。
コンソメそのものが綺麗で美味しいんですが、その旨みになじんだ小麦の香りと食感があると、口の中でその旨みがより広がっていくんですよね。おかわりしたいくらい。コンソメでラーメン作ってほしいという願いを贅沢にかなえてくれました^^

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陽乃鳥  新政酒造

平安時代の延喜式の製法で作られる貴醸酒に既存の酒を加えて仕込む甘口のお酒です。
品のいい綺麗な甘さでデザートワイン的に。

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デコポン  DEKOPON

熊本のデコポンと小田原の柑橘のソルベにジュニパーベリーのシロップと蜂蜜のチュイル。

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チョコレート Chocolate

ショコラのクーランは、フォンダンショコラとムースに飴とカカオ。バニラ塩。
ショコラもすっきりとした甘さと苦みで軽いので、普段甘いものにはそんなに興味がないんですけど唸ります。
お部屋のウェルカムアメニティに出てくるショコラも大好き。

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ハーブティ。

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ミニャルディーズ Mignardise

この後、金山シェフとの談義が1時間以上も続いてしまって、長々とすみませんでした。
でも大満足〜。次回も楽しみです。

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「ベルス」

神奈川県足柄郡箱根町強羅1320 ハイアットリージェンシー箱根

0460−82−2000



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December 17, 2016

BERCE@箱根強羅

「BERCE」に行きました。
強羅のハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ内にあるシェフズテーブル。
前回4月の訪問からやっと2回目行くことができました。
前回の訪問記はこちら

食事の前に暖炉のあるラウンジでハッピー泡〜。

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冬は暖炉の暖かい炎を見ながら、シャンパンいいですね。

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大きな窓からライトアップしたツリーが見えます。

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予約時間にソムリエさんが迎えに来てくれて、案内してくださいました。

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縦横ぎっしり詰まれた本の壁とその奥にはシェフズキッチン。

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テーブルの横には暖炉もあります。

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テーブルにつきました。

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蝋で封された封筒を開けるとメニューが入っています。
食材が書かれていますが、どの順番で出てくるかはお楽しみのようです。

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Eric Rodez Cuvee des Crayeres

まずはシャンパン。お酒はペアリングでお願いしました。

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苺 Fraise

静岡紅ほっぺ苺にオゼイユのジュース。
オゼイユの酸味が苺の甘みを引き出してくれます。

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米 Riz

リゾットにアルバの白トリュフをかけて。

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Albarino 2015 Cave D'occi

新潟カーブ・ドッチのアルバリーノ。柑橘系と潮風の香りでミネラル感があります。

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クロムツ Scombrops gilberti

黒ムツの上に、北海道の白貝とセロリのスプラウトをのせ、セロリラブのムースと貝の出汁。
黒ムツはむちっとしっとりレアな火入れで、こういう火入れのムツは初めて食べたかも。
白貝はさくっとした歯ごたえ。北陸では万寿貝と呼ばれます。


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Vignoble de Reveur  2013  Vibrations

マルセル・ダイスの息子が立ち上げた新ドメーヌのファーストビンテージ。
最初はセルロイド香、その後青林檎や柑橘の香り。リースリングを忠実に作っているなという感じ。

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菜園野菜 Legumes du Jardin

長野の農園野菜と広島の梶谷農園のハーブサラダ。
一見ガルグイユ的なサラダに見えますが、この下に隠れている根菜の火入れに驚いたのでした。

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人参や百合根、洋梨、そしてハーブの香りも良いですが、いろんな種類の蕪や大根の火入れ!
赤と緑の色合いも綺麗な根菜は、さっと茹でたかのように思えるのですが、しゃくっとした食感の中にもしっかり味が含まれていて、フレッシュな食感を保ちながらも、根菜の繊維質はしっかり火入れしてあるような、絶妙な火入れなんです。
この根菜の食感は言葉でうまく表現できないけど、よく何十種類も使ったガルグイユみたいな混ぜるとなんとなく美味しいというものと違い、個々の根菜が素晴らしく存在感をもっていて、まわりの野菜がちゃんと引き立て役になっている。普通の料理人なら、いえいえ、素材がいいんですよと言うでしょうが、金山さんは僕の火入れがいいんですよと言葉で言わなくても主張しています。

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Marsannay Rose   Bruno Crair

酸の綺麗なキレのあるロゼ。
チェリーやダージリンの香りがあり、飲むと苺のフレーバー。

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赤座海老  Langoustine

赤座海老は、綺麗に透きとおる甲殻のスープで。スティックセニョールとナスタチウム。
海老の火入れも見事。大きな赤座海老ですが、肉厚のぼたん海老のようなとろんとした甘みと手長海老のしゃきっとした食感と旨みを合わせた感じ。

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Albert Boxler  2013 Sommerberg

桃や蜂蜜のような香りとコクがありますが、口あたりはすっきりなリースリング。

  
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白子  Laitance

鱈白子のソテーに白子とトマトのソース。
春菊のスプラウトをのせ、ミントオイルが清涼感を加えて。

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パンは、代々木上原の365日のパンを再度ここで焼いています。

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バターは北海道喜茂別から。

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Les Vieux Clos 2011 Nicolas Joly

シュナンブランだけどそのままだと甘みが強いです。
次の料理と合わせると不思議に甘さが消え、輪郭がでてきます。

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真鯛  Daurade

真鯛は、皮目をぱりっと焼き、身はしっとりと。
シャンピニオンのブイヨンに銀杏と金柑の皮を添えて。
普通の料理人がやったらぬるく生臭くなりがちなのですが、不思議と彼の火入れは違うんだよな。

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Gevrey Chambertin 2012 Drouhin Larote

骨格はあるけどしなやかなタンニンと果実味。

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鴨 Canard 

新潟の野鴨は1か月熟成したそうですが、綺麗な旨み。そして、鴨の火入れの見事な事。
鴨は、レバーっぽくなってしまうのが苦手で、でもこの鴨は綺麗な熟成香、そして火入れの伝道師というか魔術師的な加減にまいってしまいます。ほうれん草には、少し燻製香がつけてありました。

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柿 KAKI

豆乳プリンの上にコンポートした柿とラム酒のソルベ、バニラ風味のジュレ。

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チョコレート Chocolate

チョコレートムースにチュイルをのせ、紅茶のシフォンと柚子風味のショコラソース。

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ミニャルディーズ Mignardise

シュトーレン、サブレ、ショコラ、フランボワーズのマカロン。

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ハーブティ

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生キャラメル

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食後1時間以上談義したかも。
前回は電車で帰らなければならなかったけど、今回は泊まりだったので、長々とすみません。
そして、やっぱり定期的に来ないとなと確信したのでした。

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「BERCE」

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 ハイアットリージェンシー箱根

0460‐82‐2000



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April 14, 2016

BERCE@箱根強羅

強羅のハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ内にある「BERCE」に行きました。
今回の箱根はここが目的であり、ずっと行きたくてうずうずしていたのです。
それは、ここの総料理長である金山康弘氏のシェフズテーブルに行きたかったから!
なぜかの理由は後で書きます。
強羅駅に着いてホテルに電話すると、専用車がお迎えに来てくださいました。

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ホテルのフロントはコンシェルジェ的なプライベート感があって、いい感じ。
ただ今回はスケジュールがタイトなのでホテルには泊まらず、夕食だけなので、横のロビーで待機します。

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まだ予約時間よりも1時間半ほど早く到着してしまったので、ラウンジでシャンパンを少し頂きました。

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薪火が燃える大きな暖炉を眺めながら、まったりと待つ空間は、周りは欧米人ばかりだったせいか、
ちょっとフランスの山の中のオーベルジュに来たような雰囲気でした。この暖炉は天井が高いところの煙突を4本のワイヤーで固定していますが見事なダクトシステムで薪の煙も火の粉もしっかりと排出してくれます。

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18時半にソムリエに案内されて入店。「BERCE」へ。

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ここは以前バースペースだったそう。そこを改装して、シェフズテーブルへ。

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シェフの金山氏に初めてお会いしたのは、5、6年前のParisの「le bistral」
実は彼の存在は知らずに、たまたま行ったビストロがアラカルトはがっつりポーションだったので、
一人なので色々食べたいんですが、デギュスタシオンで作って頂くのは可能ですか?とお願いしたら、
ムッシュがいいよと。そこで出てきた繊細なお料理の数々に感動して、あれこれ談義した後、誰が作っているの?と聞いたら、うちのシェフは日本人なんだよって。え、そうなの?と思わずキッチンまで覗きに行ったくらい。
そこで金山シェフとお話したのが初めてです。

それから数年後には、「Bigarrade」にて、ミシュラン1つ星を獲得しました。

その後、2年半前にハイアットリージェンシー箱根の総料理長に就任し、あの金山シェフが日本に来たんだと気になっていて、昨年から始めたシェフズテーブルにやっと伺うことができました。


室内で圧倒されたのは、縦横にぎっしりと積まれた本の壁。
デザイナーによるものですが、アトリエのような雰囲気がかっこいいです。
その手前には、有名シェフの料理本が飾られています。

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蝋で封された封筒を開けると、本日のメニューが。(ちょっと、La Grenouillereを連想しました^^)
ここからシェフの料理の独創性を感じます。

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Drappier  brut  nature

ドラピエの辛口ですが、ピノノワールの豊潤な味わい。

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奥会津の天然炭酸水

奥会津金山町の天然炭酸水。
金山氏の名にかけたとしても、日本では珍しい軟水の発泡性のミネラルウォーター。

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ここにも暖炉が設置され、パチパチと薪が燃える音が聞こえてきます。

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Tomate  トマト

宮崎のトマトの冷たいスープ。トマトだけを使いシンプルなアミューズです。

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Puntarelle プンタレッラ

イタリアのプンタレッラはベニエにして。金柑とピスタチオを添えて。
ブンタレッラは根元の部分を加熱すると甘くて美味しいんです。あと5個くらい食べたい^^

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Chardonnay 2015 Asahimachi Wine

山形産のシャルドネを使い、シトラス系やりんごの果実味、バナナのような香りもあります。
樽を使っていなのですっきりとした味わい。

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Drade 真鯛

今治の真鯛にズッキーニの輪切りとディル、オリーブオイル。
下には、アブルーガと調味料を混ぜたクリームを添えて。
アブルーガのほのかな燻香がほんのりと真鯛に纏うのがいい感じ。
そして、ワインもステンレスタンクのシャルドネなので、ここにスモーキーなニュアンスがあると、シャルドネの旨みも出てきます。

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Vouvray  Les Vaux Louis

すっきりとしたシュナンブランが日本酒の吟醸香っぽさを出しています。

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Petits Pois  グリーンピース

イタリアのプティポワとそのピュレ。プティポワは茹でたものと軽く炒めたもので食感と香りを味わいます。
蛤と胡瓜を添えて、胡瓜のジュースとミントオイル。

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上にはカラスノエンドウなどの葉をのせて、静岡の苺やレモンの香り、イベリコベジョータのスライスもありました。酸味と苦み、旨み、それぞれがプティポワの甘みを支えてくれます。

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Riesling 2008 Jubilee Hugel

次のお料理はフォアグラですが、甘口でなくあえて辛口のリースリングで。
穏やかなリースリングの酸味にナッティな香りもあります。

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Foie gras フォアグラ

フランスのフォアグラは表面を軽く焼いてから低温調理でしっとりと。
鴨のブイヨンを注ぎ、マカダミアナッツやブラウンマッシュルーム、文旦、マジョラムを添えて。
ワインはナッティな香りがマカデミアナッツとリンクし、すっきり感が逆ににフォアグラの上品な甘さを引きだしてくれました。

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パンは、代々木上原の365日のパンを再度ここで焼いています。
小麦の香りと旨味のあるパンです。

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北海道喜茂別のバターも美味しい。バニラビーンズを入れたバターです。

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Vin de France  rose La Grosse Nadier 2013 Vini Viti Vinchi 

柔らかく角のない酸のある自然派のロゼです。ピノノワール70%、ガメ・ド・ショドネ30%。
エチケットの絵柄がユーモアがあります。

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Berix 金目鯛

伊東の金目鯛は皮目だけぱりっと焼いて、低温調理。
菜の花やナスタチウムの葉、自家製の蕗の薹バターのソースとナスタチウムの花。
金目鯛の火入れは完璧なしっとり感。
そこに菜の花やナスタチウムのかすかな辛みと蕗の薹バターの抑制の効いた苦味が金目鯛の甘みを尊重し、さらにロゼのワインが華やかに開く感じで、しっかりと旨みを引き上げてくれます。

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La Ruptune 2013 Turner Pageot

ソーヴィニオンブラン100%の南仏ワイン。
上質なミネラル感があり、エチケットの絵柄の通り魚介にはぴったりです。

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Langoustine 赤座海老

佐島の赤座海老には、菊芋のピュレと細切りにして火入れしたものを合わせて、海老のジュと菊菜を添えて。
肉厚の海老にナイフを入れた瞬間、すーっと切れる感覚に驚きました。
外側はしっかりと火入れしているので、普通はもっとぶりっと手ごたえがある感じなのに、そのストレスが全くないのに、層に重なるような繊細なグラデーションな火入れの感覚が素晴らしい。
食べると海老の甘さと風味が広がります。海老のジュと共に、しっかりとした海老の旨みです。
後で聞くとフライパンだけで焼いたと言っていましたが、以前パリで食べた彼の帆立の火入れに感動した記憶が甦りました。火入れはレシピでは表せないイメージなので、個性が出ますが、このラングスティーヌに再び感動しました♪

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L' Erebe Maisons Brulees

ミッシェル・オジェの果実味溢れる赤ワイン。

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Cochon 豚

ビゴール豚のロースト。こちらもいくつかの過程を経た火入れが完璧で味わいが深いです。
千葉のホワイトアスパラとトルコのモリーユを添えて、ヴァンジョーヌと豚のジュのソース。
組み合わせは普通でも、そこに立体感のある味が生まれるのは、シェフの力です。

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アヴァンデセール

アヴァンデセール以下の3品は、パティシエの風戸浩幸氏から。
愛媛の文旦にシナモンのジュレ、レモンの泡とレモンチュイル、レモンのピュレ、セロリのグラニテ。

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Chocolate チョコレート

薄いカカオのチュイルの中に、ショコラのアイスクリーム。
シェフの料理に寄り添うように繊細なデセール。

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ハーブティーは、スペアミント、ペパーミント、アップルミントで。

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ミニャルデーズ

粉糖をまぶした抹茶のクッキーにドライ金柑、ミルクの生ショコラ、フルーツケーキ、フランボワーズのマカロン。

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生キャラメル

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当時からさらに研ぎ澄まされた金山氏の感性と技法で表現される一皿一皿にまたもや感動!
いや〜本当に感極まりなくて、いろいろ話したかったけど、22時半の終電にギリギリでしてすみませんでした・・・
やっと彼がやりたい空間が実現したのかな。。。
シェフの料理に寄り添うようなワインペアリングも素晴らしかったです。

幸福で口福な時間を過ごしました。
また近々行きたいけど、次回はゆっくりホテルに泊まりたいです。


「BERCE」

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 ハイアットリージェンシー箱根

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