February 2025

February 26, 2025

middle@京都

「middle   ミドル」に行きました。

057da76f


最初に、蕗の薹とレモンバーベナのお茶で喉を潤します。

P2230052




道明寺粉をまぶした米粉の生地の中には、鮒寿司の飯がとろんと溶けて。
グジェール風に。

P2230054


権化(土の蜜℃)

合わせたお酒は、とおのやの酒。
室町時代の製法の水酛仕込みで作った甘口の生原酒です。
次の蟹の料理にも。

P2230055


Varnier  Fanniere   Grand Cru   Brut Zero  2023

シャルドネ100%。
熟したりんごの香りや酸味とフレッシュ感。

P2230059


ずわい蟹

三角形の器には、蟹のフランとずわい蟹の身、柚子皮をのせて。
間に山わさびの辛みのアクセントが。

P2230058


日日  亀の尾

仙禽から譲り受けた栃木さくら産の亀の尾を使用し、繊細な渋みや酸とキレ。

P2230060


石鯛

伊勢湾の石鯛に、なまこ塩、とおのやの玄米酢をかけて、梅肉を添えて。
なまこ塩ってのが面白いなぁ。なじんでくるとちゃんとなまこの味するし。

P2230061


発酵バターと燻製サワークリーム。
こちらでバターが出てきたのは、初めてかも。

P2230062


パンは、ポンテリング型に焼いたブリオッシュとカンパーニュ。

P2230066


ガルビュール

長野の麹で漬けた生ハムと、いろいろな野菜を炒めてくたくたになるまで煮込んだスープ。

P2230063


セロリや葱、キャベツ、白いんげん豆やジャガイモ、カボチャなど、いろんな野菜の優しい甘みと旨みが溶け込んだ具だくさんなスープ・ガルビュー。
カンパーニュと頂くのが定番ですね。

P2230067


Indi suho dry   2017    Kmetija  Stekar

スロヴェニアのオレンジワイン。
レーブラ、シャルドネ、フリウラーノ、リースリングなどをアカシア樽で5年熟成。
酸化熟成したほろ苦さと酸の複雑味が、料理と合わせると旨味に変わっていきます。

P2230068


鰯 山うど

鰯はチャイで煮て、山ウドで包んで。

P2230070


鮎を焙茶で煮込んだものは、某店で食べたことがあるけれど、
鰯をチャイのスパイス(シナモンやクローブ、カルダモンなど)で煮込むのが面白いです。
スパイスの香りと山うどのほろ苦みが、脂がのった鰯のくさみを消しながら、しっとりとほぐれる柔らかさ。

P2230073


モリーユ  卵

広島の大きなモリーユ茸。
下には、かき卵をのせ、佐賀のホワイトアスパラガスや、赤ばい貝、猪ベーコンなどを炒めたものと合わせながら食べるスクランブルエッグ。

P2230075


Cider 2022 Glow  Glow

ドイツのシードルで、りんごの他に、洋梨や花梨、ぶどうなどを混合して作ったシードル。
まろやかな香りと果実味が広がります。

P2230079


山菜 タコス

蕎麦粉の生地を薄焼きにして、自家製そら豆味噌を塗り、蕗の薹とたらの芽のベニエ、せり、うるい、のびる、山人参の葉をのせて、粉山椒をふって。

P2230078


これを二つ折りにしてタコスのように頂きます。
いろんな山菜が合わさり、サクサクのベニエともちっとした生地と共に、和風テイストのタコス。

P2230080-2



Acacia  du  Jonc  Blanc   15-16  

フランスのソーヴィニオンとセミヨン。
樽熟成した香りと複雑味が豊かで、キラキラした前向きな果実味が伸びていきます。

P2230081



白甘鯛

大分の白甘鯛をうろこ揚げにして、じゃがいものピュレと伊勢海老などから作ったブイヤーベース風ソース。ルイユと縮みほうれん草、金柑の皮を添えて。

P2230083



松の司 生酛純米酒

滋賀の日本酒を熱燗で。
穏やかな酸と芯の通った自然な旨み。

P2230087


帆立 ほっき貝

帆立やほっき貝とそのひもを軽く炙って、発酵白菜と煮煮たしにしたものを冷製で。
貝の旨みと発酵白菜の旨みが滋味深く合わさります。

P2230085


白子粥

ふぐの白子と生姜で炊いた粥に、葱のパウダー。
クリーミーなお粥に、葱のパウダーが抹茶のような苦み。

P2230090



Cinon Les  Greseaux 2022 Bernard  Baudry

ロワールのカベルネフラン100%。
濃密ながらシルキーなボディで、黒果実味とミネラル感になめらかなタンニン。

P2230094


キジのパイ包み

青森のキジのパイ包み焼き。
1ヵ月熟成させたキジの肉とファルシをパイ生地に包んで焼いて。
熟成感があるワイルドな風味に、濃厚なソースとアリッサの辛みがいい感じに合わさります。

P2230092



フロマージュ

フロマージュも何種類か頂きます。

P2230095


茂喜登牛(もきとうし)という北海道のアカエゾマツの樹皮を巻いて熟成させたウォッシュチーズ。
モンドール、ブリアサバラン、フルムダンベール、コンテ。

P2230096



カリフラワー 

デセールは、カリフラワーのアイスクリームに、ナッツや麦、柑橘や八朔などと、ローズヒップ、ハマナスのビネガー。カリフラワーの葉のパウダーをかけて。

P2230098


小菓子

マカンボのフィナンシェ。
おまけで、どら皮を焼いてカスタードクリームをはさんで。

P2230099


アイスエスプレッソ

P2230100


毎回シンプルながらも、複雑味がある料理の中にある食材を組み合わせる方程式を食べ解いていくのが興味深く、いつも新たな発見があります。
藤尾シェフの料理は、しみじみ面白い。次回も楽しみです。


「middle」

京都府京都市左京区下鴨上川川原町5-3

075-744-0572



続きを読む

ranmarun at 12:00|PermalinkComments(0) フレンチ 

February 25, 2025

徳山鮓の朝ごはん@滋賀余呉


翌朝、窓際にドサッと落ちた雪の音にびっくり。
こんなに雪が積もってたんですね。

480790396_9360307127348398_997364302824927892_n


その先に、余呉湖が見えました。

480745531_9360306510681793_3628805515417567531_n
 

朝ごはんを頂きます。

茶わん蒸し、鮎の開き干し、実山椒。
サラダ、もろこ佃煮、ちりめん山椒、赤蕪漬け、山椒昆布煮、香物色々。
味噌汁とご飯。

P2230048


氷魚鍋

鮎の稚魚と葱の鍋仕立て。

P2230045


氷魚も年々少なくなっているようです。

P2230049


味噌汁は、鯉こく。

P2230047


食後のコーヒー。

P2230050


テラスからの余呉湖。
雪がしんしんと降っていました。

476449375_9360306207348490_3623214169978863205_n


帰りの電車も一面の銀世界でした

474901749_9360305770681867_1640848658374419628_n


朝食の後は、京都に向かいます。


「徳山鮓」





ranmarun at 08:00|PermalinkComments(0) 和食 

February 24, 2025

徳山鮓@滋賀余呉

「徳山鮓」に行きました。

新幹線で米原まで行き、乗り換えの北陸本線は、雪の影響で遅れていました。

480722558_9360305724015205_8870729654500345447_n


車窓からは、雪景色。

480492918_9360306837348427_6481679014060294243_n


余呉駅からの送迎5分程で、徳山鮓に着きました。
7年振りの訪問です。熊鍋はお取り寄せで食べていたけれど。

480579178_9360306047348506_8601238478459099235_n


入口には、降り積もった雪が40〜50僂曚匹△蠅泙靴拭
夕食時間ぎりぎりに到着。

480662500_9360306544015123_1124983260159227162_n


すっぽんの玉蒸し

すっぽんの身とお出汁の玉蒸しに、琵琶マスの卵をのせて。
温かな一品からスタート。

P2220004


日本酒は、七本槍 特別純米
ワイングラスに注いでくださいました。

P2220001


ワインは、持ち込みで。

余市 ピノノワールノスパークリング 2021

余市産のピノノワール100%で、ほんのり甘めの印象。
ちょっとクセもあるので、きっちり冷やした方が好みです。

P2220002


Beau Paysage   Tugane le bois   2018

カベルネフラン主体で凝縮感ある果実味と香りに、ハリのある渋み。
次第に下にいくにつれて、澱からの旨みが出てきます。

P2220009


猪のハムと鹿の胡麻和え

自家製の猪ハムと鹿肉の胡麻和え。
器は、余呉湖の形になっています。

P2220012


鯉の造り

鯉の造りに、鮒の卵をまぶして。
山葵醤油で。

P2220013



鯖の熟れ鮓

鯖の熟れ鮓には、吉田牧場のカチョカバロを削って。
昔は、トマトソースや飯のクリームなど添えていたけれど、よりシンプルになりましたね。

P2220014


発酵からすみ

自家製発酵からすみは、海苔ではさんで。
日本酒がすすみます。

P2220015


七本槍 生酛造り 2023を追加。

P2220021


猪とじゃがいものすり流し

じゃがいもと生姜のすり流しとすっぽんのコンソメに、りんごの千切りと三つ葉をのせて。

P2220016


下には、柔らかく煮た猪の角煮があり、すり流しとからめながら。

P2220018


熊のパイ包み焼き

熊肉で発酵からすみを巻き、パイ生地で包んで焼いた、こちらもフレンチ仕立て。
山椒の実をのせて、ジビエソースと飯のソースに、柿のローストと文旦を添えて。

P2220025


柔らかく煮込んだ熊肉に、発酵からすみや飯の風味がアクセント。
娘さんや息子さんが帰ってきてから、大分料理の幅が広がりましたが、
ちゃんと徳山鮓のテイストに落とし込んでいて、素晴らしいです。

P2220026



熊鍋

月の輪熊の鍋です。
特製のスープに、刻んだ長葱が用意されています。

480586691_9360307410681703_941470484369990679_n


真っ白な厚みのある脂のあるお肉がずらっと並んでいます。
これで4人分。

P2220030


葱を入れて、熊肉はゆっくりしゃぶしゃぶしながら火を入れていきます。

P2220031


しなやかに波打つように縮んだ熊肉は、ほんのりナッティな甘い白脂の柔らかさと赤身肉の旨み。
葱の食感とスープのコクと共に。
特製

P2220033


2杯目。
脂といっても、全くくどくなく、むしろプルプルした食感を楽しむように。

P2220034


3杯目。
熊というワイルドな動物ですが、綺麗な味わいで、むしろ牛や豚よりも飽きるなく、いくらでも食べられるのが不思議です。

P2220035


口直し

鮒鮓と鮒卵に、葡萄のジュレ。

P2220036


熊そば 熊丼

〆は、熊丼と、残ったスープで作った熊そばの2種類に香物。

P2220038


熊そばは、残ったお出汁で蕎麦を煮込み、熊肉をのせて。

P2220039


舞茸の炊き込みご飯に、熊肉と鱒の卵をのせて。
おかわりして、残ったスープをご飯にかけて食べちゃった。
蕎麦も丼も美味しくて贅沢な〆でした。

P2220041


デザート

熟れ鮓の飯のアイスに酢橘のジャム。
米のケーキに胡麻をかけて。

P2220043



「徳山鮓」

滋賀県長浜市余呉町川名1408

0749-86-4045



ranmarun at 18:00|PermalinkComments(0) 和食 

February 22, 2025

くろぎ@大門

「くろぎ」に行きました。

入口には、桃の花が。
画像で見るより濃いピンク色をしています。
近くの芝公園にも咲いていたな🌺

480573099_9354693871243057_7767454471845395830_n



まずは、梅の花が描かれた盃で、黒龍の龍を一献。
2月は、バレンタインもあったので、よく見るとハート♡も隠されています。

P2200002


シャンパンは、ドラモットのブランドブランの2014年。

P2200004


食前酒を頂きながら、この日に使う食材を見せてくださいました。
千葉の大きな太刀魚と、ふぐの白子。

P2200005


宮崎の石垣鯛。

P2200006


室津の赤貝と、北海道のほっき貝。

P2200011


近江牛。

P2200007


近江牛は、黒木さんが捌いて中心部分だけを厚切りにし、串に刺して炭火焼にするそうです。
大量に切り落とした部分もカレーとかハヤシライスとか作ったら絶対美味しいに決まってる。

480206098_9354694167909694_3738364285271365144_n


そういえば、昨年から割烹着の胸元に刺繍してある言葉が気になっていたのですが、
聞いてみると、「Maximizing the Value  of Ingredients」直訳すると、「食材の価値を最大限に引き出す」ですが、京味の西さんの「食材の声を聞け」という言葉をモチーフにしたそうです。
割烹着のデザインは、藤原ヒロシさんが手掛け、機能的にもこだわりながら、さりげないメッセージがが託されています。

480569123_9356184151094029_2336746744490431597_n



からすみの飯蒸し

粥のように柔らかく炊いた米に、自家製からすみを薄くスライスしたものと銀餡をかけ、山葵をのせて。

P2200010


八寸

桃の節句にちなんで、菱餅型の盆に、貝合わせの器。
大根の桂剥きをぼんぼりに見立て、桃の花をあしらって。

P2200012


白魚の玉締めと木の芽。蕗の董の天ぷら、鯛と錦糸卵の手毬寿司。
子持ち昆布と花山葵のお浸し。

P2200013


黒龍 火いら寿 2024

日本酒は、黒龍の火いら寿の新酒を。兵庫県東条産山田錦を精米歩合35%で昨年11月に仕込み、初リリースされた新酒生酒。かなり磨いた爽やかな吟醸香もありながら、味わいはしっかりと。

P2200014


粕汁

粕汁は、その黒龍の酒粕で作ったそうです。

P2200016


なめらかなコクと甘みのある粕汁に、瀬戸内の鰤を焼いたもの、京人参、大根、牛蒡など。
胃も心もこっくりと温まります。

P2200017



赤貝

兵庫室津の赤貝は、大きな殻に入ったものを直前に剥いて。

P2200018


身は切れ目を入れて、ひもや肝も添えてあります。
下には、九条葱のお浸しを添えて。山葵醤油か酢味噌で。

P2200020


酢味噌で九条葱と共に、てっぱい風に食べるのが美味。
この出来立ての酢味噌良かったな。

P2200022


後から、さっと湯通ししたほっき貝も。

P2200021


日本酒は、澤屋まつもとも追加。

P2200023


ふぐのから揚げ

ふぐは、厚めの身とあらの部分を唐揚げに。
八丈島の無農薬レモンを搾って。

P2200024


ここで、いつものごとく、卵選び。
山梨中村農場のアローカナ、Pearl Egg、八ヶ岳卵、烏骨鶏卵。
岐阜の池田卵。名古屋コーチン卵の6種類から、後に出てくるキャビアと半田素麵にのせる卵黄が選べます。希望があれば、出汁巻き玉子やゆで卵も作ってくれます。

480468167_9354693854576392_4319572697126065031_n


Meursault Les Narvaux  2021   Domainique Lafon

ムルソーを次のキャビアと半田素麺と卵黄の料理に合わせて。
ほんのりブリオッシュ香と若々しく甘い柑橘の香りの中に、ぴりっとした酸味とかすかなチョーク香が構造的な複雑味に。

P2200025


キャビア 半田素麺

半田素麵に、雲丹、フィンランドのオシェトラキャビアをのせ、卵黄は烏骨鶏の卵黄にしました。
揚げ玉や花穂紫蘇と麺つゆと共に。

P2200026


卵黄とキャビア、雲丹を溶かしからめながら、麵つゆと和える半田素麺が美味し。
残りのつゆをご飯にかけたい願望があるけれど、まだこの後も色々出るので我慢w

P2200027


太刀魚 

太刀魚の天ぷらに、菊菜と岩津葱、油揚げの煮浸し餡。
柚子皮の香りと共に。

P2200028



Esikoto 水仙 純米大吟醸

昨年の「Esikoto 鮎」も描いた森田りえ子氏の水仙の花をラベルに、兵庫県産山田錦を精米歩合40%。
水仙の高貴な香りをイメージした凛とした味わいの限定酒。

P2200029


石垣鯛 あん肝

宮崎の石垣鯛は、脂がのっているこの時期が美味しいそう。細かく刻んで白胡麻や大葉と和えて。
あん肝は、紅葉おろしをのせて。山葵醬油かポン酢で。

P2200032


ふぐ白子

ふぐの白子は、塩を振って炭火焼きにして、梅肉を添えて。
柑橘やポン酢をかけるのが多いけど、梅肉の酸味と塩味が意外にシンプルでいいな。

P2200033


Bourgogne 2015 Bertrand  Amboise

カシスやベリーに紅茶やクローブのニュアンスもあるけど、
さらっとしたクセのない軽い飲みやすさ。

P2200034


近江牛

最初捌いて炭火焼にした近江牛のフィレ肉は、焼いてから小1時間ほど寝かせ置いてから切り分けて。
八丈島レモンと山葵醬油がありますが、そのままで美味し。

P2200037


香物は、白菜の漬物。胡瓜漬けを塩抜きに生姜を和えて。

P2200035


白ご飯は、龍の瞳。

P2200038


ご飯のおかずに、とんかつ嬉しい♡

P2200039


揚げと葱の味噌汁。
とんかつは、大根おろしとソースで。
おかわりしちゃいました。

P2200040


池田卵で卵かけご飯。
熱々の白ご飯に、白身を醤油を溶いてご飯に混ぜた後、卵黄を落として食べるのが好き。

P2200042


さらに、近江牛の切り落としの部分をデミグラスソースと煮込んでシチューを作ってくれました。

P2200043


じっくり煮込んだお肉がほぐれて、香味野菜とデミグラスが浸みこんだハヤシライス的な旨味が絶品です。味つけも濃すぎず、牛と野菜の旨みが詰まっていてながらさらっとしたソース。
お腹いっぱいじゃなかったらおかわりしたかった。
米は、龍の瞳よりも粒が小さな米だったけど、なんだったか失念。

P2200044


この後のうすい豆ご飯は、お土産にしてもらいました。

P2200041



甘味

葛切り。

P2200045


かき氷

紅ほっぺ苺とその果肉のピュレ、クリームをかけたかき氷。
中にはまろやかな白餡クリームが入っています。
シャリッっとくちどけのいい氷は、鼻もツーンとならないし、苺の酸味でさっぱりと。
ミニサイズにしてもらいましたが、苺大好きなので、これなら普通サイズでも食べられたかも。

P2200046


安倍川餅

栃餅と蓬餅にきな粉をかけた安倍川餅。
途中で黒蜜を少しかけて。

P2200049


水出しコーヒーと玉露。

P2200047



「くろぎ」

東京都港区芝公園1-17-10

03-6452-9039



ranmarun at 12:00|PermalinkComments(0) 和食 

February 20, 2025

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ@軽井沢

「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」に行きました。


P2180001


最初のシャンパンカクテルは、カルバドスにナツメグを漬け込んだリキュールに、カデルボスコを注いで。ナツメグの甘い香りと共に、カルバドスの香りが開き、スプマンテの泡と共に、シードルのような果実味が出てきます。

P2180002


フォアグラのストゥファート

茹でこぼしたニンニクとエシャロットに、赤蕪と鴨のフォアグラを煮込んでミキサーにかけ、濾したものにほろほろ鳥の全卵を溶いて蒸したスフォルマートに、ほろほろ鳥の卵黄とトスカーナオリーブオイルのソース。ウンブリアの黒トリュフを削って。

P2180003


ビスコッティ

カボチャとヒマワリの種、松の実、白胡麻、チアシード、青いけしの実などを水に浸してから、焼き固めたものに、パルミジャーノをのせて焼いて。
黒オリーブ、緑オリーブ、ニンニク、アンチョビ、ケッパーなどを刻んで炒めたものをのせて。
最近このスタイルで出てきます。

P2180004


Tranquillo Rosso    2020 Banino

ウーバラーラ、バルベーラ、クラティーナ。
バランスのとれた果実味とさらっとした飲み心地です。

P2180007



ちりめんキャベツの泡とプロシュート

フランスの茸シャントレルをオーブンでローストし、ダイスに切ったニンニクと松の実をカリカリに炒めて香りを出し、シェリービネガーを加えて。
上にかけた泡は、茹でこぼしたニンニクとエシャロットに、ちりめんキャベツと野菜のスープを煮込み、生ハムの薄切りを加えてミキサーにかけ、ほろほろ鳥の卵白をメレンゲにしたものをかけて、冷製仕立てに。

P2180009


パネ

天然酵母のパン生地に、具材を包んでお焼きのようにフライパンで焼いたものも、最近出てくるスタイル。

P2180010


今回は、タレッジョ、フォンティーナ、ピアチェンティーヌ、ゴルゴンゾーラの4種のチーズとコリントレーズンやくるみが入っていて、熱々とろとろ。冷菜と合わせながら頂きます。

P2180011


冬を越したスパゲッティ 

冬のカルボナーラ風。
ニンニクとエシャロットとサルシッチャを炒めて、野菜のスープ、ペコリーノ・サルド・マトゥーロとパルミジャーノ36ヵ月を加えてミキサーにかけたものと、ほろほろ鳥の卵黄と合わせて。
マルテッリの2个離好僖殴謄とからめて。ウンブリアの黒トリュフを削って。
黒トリュフが香るリッチなカルボナーラです。

P2180013


仔牛の横隔膜のベニエ 

仔牛のハラミは、スプマンテを加えた衣でさっくりとベニエにして。
ベネトのクレアッツォのブロッコリー・フィオラードという葉だけのブロッコリーを鉄のフライパンでパリパリに焼いたものを重ねて。
その上に、ロンバルディアのファロとヘーゼルナッツに、オリーブオイルとコラトゥーラをかけ、ウブリアーコチーズを削って。

P2180014


パリパリのブロッコリーの葉を挟むことで、ベニエの油と湯気を吸いながら、ファロなどと合わせてもしっとりと食べられます。

P2180016


Barbaresco Rose delle Casasse   2017  Casina   Baricchi

ネッビオーロ100%。
いろんな黒果実系ベリーの果実味としっかりめのタンニンをソルデラグラスで。

P2180017


根セロリのズッパ

スフォルマートは、リードヴォーと帆立、野菜のスープを蒸して。
その上に、茹でこぼしたニンニクとエシャロットに、根セロリと生姜を加えたスープとトスカーナのオリーブオイルをかけて。

P2180021


中には、鮑や黒オリーブも入っていて、貝や野菜の旨みを層のように重ねています。

P2180023


天然酵母のパンには、アンチョビを練りこんで。

P2180022


オレキエッテ ほろほろ鳥のもも肉 ビエトラ

ほろほろ鳥のもも肉は、バルサミコとアンチョビに漬けこんだものを揚げて。
ビエトラ(スイスチャード)の葉を包むようにのせてオーブンで焼いて。
トマトとマンダリンオレンジのソースをかけて。

P2180026


中には、自家製のオレキエッテと、ビエトラの軸を茹でたもの、トピナンプール(菊芋)の素揚げ、網で焼いたピエドムートンという茸が入っています。

P2180028



仔羊のインパデラ  キヌア

イタリアの乳飲み仔羊は、鉄のフライパンで焼いて、切り分けて。
キヌアと麦のクレーブに、ラトゥールチーズとキャビアをのせて。
ラディッキオロッソのローストとカルドンチェッロの網焼きを添えて。

P2180029


クレープとチーズでしっとり焼いたお肉を包みながら頂きます。

P2180031


ネーヴェ・デル・グラッパとトピナンブール

オーブンでローストしたネーヴェ・デル・グラッパという白カビチーズに、
ニンニクとエシャロットに、カーボネロ(黒キャベツ)と野菜のソース。

P2180032


Mirto  di  Sardina Tremontos

サルディーニャのマートルの実から作られるミルト酒。
マートル、ジュニパー、ユーカリ、クルミで作られ、深い甘みとまろやかな飲み口ですが、アルコール度30%なので飲みすぎ注意w

P2180034


栗とマンダリンのババレーゼ

サルディーニャの栗とマンダリンをラム酒に漬けて、牛乳とババレーゼにして。
ピスタチオソースとタイム蜂蜜のソース。

P2180036


〆のパスタで、ボッタルガのスパゲティ。
いつもは、2个離泪襯謄奪蠅任垢、前半のカルボナーラで太めのスパゲティが出たり、パンなど炭水化物が多めだったので、最後は細めの1.6个離好僖殴謄で、ニンニクをマンテカートしてカラスミと重ねながら、軽めに仕上げてありました。
何度か作ってもらっていますが、麺とオイルとカラスミの異なる食感の仕立てが毎回違って楽しい。

P2180037


小菓子とチョコレート

米粉とマスカルポーネとマンダリンオレンジの皮のピュレとコンポートを混ぜて。
エスプレッソと共に。

P2180041


今回のテーマは、「La neve sta Accumulando   雪が降り積もり、蓄積する」という意味だそうです。
軽井沢も雪が降ったり、散らついたりする中、その雪が溶けて地面の土や緑が見え隠れしたりしながら蓄積し、いろんな景色を見せてくれる。
それぞれの料理の中にも食材をその瞬間ごとの景色に見立てて、降り重ねた表情と味わいの複雑味を感じることができました。



「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」





ranmarun at 13:00|PermalinkComments(0) イタリアン 

February 17, 2025

ロータスパレス@池袋

「ロータスパレス Lotus Palece 池袋店」に行きました。
ベトナム料理のお店です。

480258443_9315623358483442_626245899636735880_n


ベトナム料理は、久しぶり。
温かい蓮茶は、サービスで出てきます。

P2160006


フーダ

ベトナム中部フエのビールです。
アルコール度4.7%。軽めで飲みやすいビールです。

P2160007


生レモングラスライムサワー

ベトナムのうるち米を使った米焼酎ルアモイに生レモングラスとライムを入れたサワー。
辛口のすっきり味で、少しジンぽい苦風味がします。

P2160008


ゴイクン 生春巻

野菜たっぷりの生春巻です。
海老と豚肉の生春巻と、アボカドと海老の生春巻の2種類。
ヌクチャムソースか、ピーナッツ味噌ソースにつけて。

P2160009



ゴイ・ボー ・ボッ ・ハウ  フレッシュライムとミント牛肉のサラダ

フレッシュライムと、パイナップル、胡瓜、玉ねぎ、茹でた薄切り牛肉などをヌクチャムで和え、フレッシュミントや砕いたピーナッツ、フライドオニオンをのせたサラダ。
爽やかなミントとライムの香りに。パイナップルが入っているのは、甘さのアクセントで面白いですね。途中から、卓上の調味料で追いヌクチャムをしながら辛さを加えて頂きました。

P2160011


バイン・フォムトムというタピオカ粉と海老粉を揚げたえびせんべいと共に。

P2160012


ボン・ヘイ・サオ・トイ  ニラの花のガーリック炒め

ニラの花をニンニクと干し海老と醤で、さっとしゃきしゃきに炒めて。
緑鮮やかで甘みのあるニラの花は、調味料にも甘みを感じるのは、砂糖や香辛料を加えたシーザウというベトナム醤油や、トゥオンデンという甘味噌を使っているのかな。
途中から卓上のチリソースの辛みを加えて頂きました。

P2160013


ゴイ・ドゥ・ドゥ  青いパパイヤのサラダ  

生の青パパイヤの千切りと人参、海老、砕いたピーナッツなどをヌクチャムなどで和えたサラダ。
タイのソムタムにも似ていますが、ソムタムよりも辛さ控えめでさっぱり味。

P2160014


こちらにもえびせんがついてきました。
割りながら、サラダと一緒に。

P2160015


追加で、生ビールと白ワイン。コート・デュ・ロー・ブラン・ベルルーシュ。
グルナッシュブランやルーサンヌ、ヴィオニエ種等で、フェンネルやアイリスなどの香りとアプリコットの丸みのある果実味。
スパークリングもワインもフランス産にこだわっていました。

P2160016



ガー・ヌン・ラ・チャン 鶏肉のライム葉焼き

鶏モモ肉をライムの葉で包んで焼いたもの。
薄味の照り焼きのような感じなので、青パパイヤサラダとチリソース共に頂くと美味。

P2160017



チャージョー  揚げ春巻

ベトナム南部風の海老と豚肉の揚げ春巻です。
葉野菜のサニーレタスや紫蘇、ミントなどで巻いて、大根と人参の千切りが入った甘酸っぱいヌクチャムにつけて。

P2160018


揚げたて熱々が美味し。

P2160019



フォー ボー

〆は、シンプルに牛肉のフォー。
牛薄切りと玉ねぎに、まろやかなコクと旨みのあるスープ。
ここは、ベースのスープがちゃんと美味しいです。

P2160020


薬味に、パクチー、葱、もやし、唐辛子、レモン。

P2160021


レモンを搾って、薬味を入れて混ぜながら、
美味しいスープを吸ったつるっしこっとした米麺をちゅるちゅると。

P2160022


ココナッツアイス

デザートは、ベトナム定番ココナッツアイスクリーム。

P2160023


チェー・タップカム  

チェータップカムは、五目ぜんざいの意味で、タピオカやナッツ、仙草ゼリー、豆類、ココナッツミルクが入っています。

P2160024


途中で、ココナッツアイスを入れながら、ほくっとした豆や、仙草ゼリー、タピオカなどと味わう美味しさ。

P2160026


初めて行ったけれど、意外に本格派なメニュー豊富で、
素材にもこだわりながら、上品で繊細なベトナム料理でした。
次回は鍋料理とかも食べてみたいです。


「ロータスパレス Lotus Palece 池袋店」

東京都豊島区西池袋1-1-25 池袋東武レストラン街スパイス12F

03-6907-2735




ranmarun at 17:00|PermalinkComments(0) エスニック・アジアン 

February 15, 2025

晴山@三田

「晴山」に行きました。


a6bfe513


Neret Vely   La 5G Blancs de Noirs

ピノ・ムニエ85%、ピノノワール15%。
La 5Gは、5G電波の届かない畑で馬で耕しながら育てた葡萄で、作っていることとドサージュ5gをかけています。
ムニエ主体ですが、綺麗な果実味と酸味がすっきりと伸びていきます。

P2140001


鮪 葉玉ねぎ

下田の釣りの216圓遼遒寮嵜函大トロ、中トロに、浜松の葉玉ねぎを軽く炙ったものをのせて。
それぞれの身で葉玉ねぎをくるっと巻きながら、葉玉ねぎの甘みと鮪の脂を咀嚼した旨味を味わいます。

P2140003


磯自慢

日本酒も静岡つながりで、磯自慢の純米大吟醸山田錦。

P2140004


蛤と若芽の椀

桑名の蛤と佐島のわかめの椀。
濃厚な蛤の旨みを綺麗に引き出して、柔らかなわかめの青みと木の芽の香り。

P2140007


ふぐたたき

三河のふぐの4埃紊凌日寝かせた身を、軽く炙ってたたきにして、厚めに切り分けて。
刻んだ高等葱とポン酢に、卵黄の醤油漬けをのせて。

P2140008



ふぐ白子の小鍋焼き

ふぐ白子とふぐあらを炊いてすり流しにしたものを、餅米にのせて小鍋焼きにして。
刻んだせりのピュレとふぐ白子焼きをのせ、じかせい黒七味をのせて。
ホワイトソースのようにクリーミーな白子ともちっと膨らんだ米がドリアのように熱々で、焼いた白子の甘みと芹のほろ苦みが優しくとろけます。

P2140009


鰻の白焼き

愛知の一色鰻を炭火で白焼きして。そら豆を添えて。
行者ニンニクと大根おろしの薬味をのせながら、出汁醬油につけて。

P2140010


黒龍 大吟醸

次の料理に、黒龍を少し注いでくれました。

P2140013


いかとこのわた

淡路のあおりいかを細かく切れ目を入れて、中には、淡路のこのわたを包んで。

P2140014


いかの柔らかな甘みと新このわたのちゅるんとした旨みが融合する食感がたまりません。
日本酒も含みながら、じんわり味わいました。

P2140017


甘鯛

淡路の甘鯛を揚げて、新潟魚沼の蕗の薹揚げをのせ、甘酢餡をかけて。
蕗の薹の苦みが中華っぽくならない風味に仕立ててあります。

P2140018


鴨と葱の煮浸し

岐阜の真鴨の胸肉は、皮目を焼いてから葛を打って、腿肉や軟骨などの鴨つくねと。
刻んだたっぷりの九条葱と煮浸しにして、赤柚子胡椒をのせて。

P2140019


ぷりっと弾力のある鴨。
おつゆが少し濃いめなので、ここに蕎麦とか入れて鴨南蛮にしたいくらい。

P2140020


蟹とうるいの炊き込みご飯

P2140021


ずわい蟹の出汁で炊いたご飯に、ずわい蟹の身とうるい、木の芽を混ぜて。

P2140023



黒糖アイスと苺

お腹いっぱいになっちゃったので、ミルクプリンは無しにしてもらって、黒糖アイスと苺で。

P2140024-2



「晴山」

東京都港区三田2-17-29 グランデ三田B1F

03-3451-8320





ranmarun at 20:30|PermalinkComments(0) 和食 

February 14, 2025

エル・セビチェロ@祐天寺

「エル・セビチェロ」に行きました。


7a0c830e


ピスコサワー

毎回最初の定番のピスコサワー。
ライムの酸味に。泡立てた卵白とシナモンの香り。
カンチャという揚げとうもろこしをおつまみに。

P2110002


TUGANE Chardonnay 2020 Beau Paysage

ワインは、持ち込みさせて頂きました。
ボーペイサージュのシャルドネ。マイルドな酸味とミネラル感。
後半から甘みが出ていて、ラムネ感も感じます。

P2110003


TUGANE la montagne   2020   Beau Paysage

モンターニュは、メルロー100%。
紅茶や森の香りを思わせるような深遠な香り。
最初は、薄旨な果実味とお出汁感もあり、次第にこなれたタンニンの渋みが、ハーブの利いたスパイシーな料理に馴染むように、いいマリアージュ。

P2110004


セビーチェ

千葉館山のメジナのセビーチェ。
ライムやニンニク、唐辛子などと魚介出汁を合わせたタイガーーミルクに、赤玉ねぎとアヒ・チャラピータという唐辛子をのせて。
チョクロや、シルクスイートというさつま芋を添えて。

P2110005


やりいかのフリット

宮崎のやりいかのフリット。
谷口シェフのフリットはいつも絶妙な揚げ加減で、フリットと天ぷらの間のような食感。
サクサク軽い衣の中に、やりいかのしっとりしした甘みがふんわり広がります。

P2110006


タコの紫オリーブソース

タコのスライスに、ペルーの紫オリーブと卵、オリーブオイル、ニンニクを合わせたソース。
クラッカーでソースを拭いながら、久しぶりに食べました。

P2110008


こちらが、ペルーの紫オリーブです。

P2110009


イワシのア・ラ・プランチャ

銚子の鰯の開きをフライパンで焼いて。
ペルーリマ西部のカヤオでよく食べられるイワシのア・ラ・チャランカ風に仕立てて。
トマトやチョクロ、枝豆、赤玉ねぎ、コリアンダーや唐辛子などを細かく刻んでライムやレモン果汁で和えたマリネをのせて。
押しつぶしながら香ばしく揚げ焼いたジャガイモを添えて。

P2110012


ライスも添えて。

P2110011


アヒパンカソースは、アヒパンカという唐辛子に、オレガノ、ワカタイ、ミルクやチーズなどを混ぜたもの。その辛みと酸味も鰯にかけながら。

P2110014


サルサ的な野菜のマリネが、ちょっと塩気の利いた鰯をさっぱりと食べさせてくれて、ご飯とくずしからめながら食べます。
前に秋刀魚でも作ってくれましたが、鰯の個性がより生かされている美味しさ。

P2110015


鶏のロースト

鹿児島の若鶏は、皮付きのままフライパンで焼き目をつけてから、オーブン焼きして。
レッドチミチュリソースをたっぷりかけて。

P2110019


チミチュリソースは、アルゼンチン発祥のソースで、アサードなどの肉料理やステーキなどにのせるソース。パセリやオレガノ、ニンニクなどを刻み、塩とオリーブオイル、ビネガーで和えたもの。
それにペルーの唐辛子をブレンドしたレッドチミチュリソースは、ハーブに加えて、唐辛子の辛みがしみ出たオイルもアクセント。ジャガイモもたっぷり添えて。

P2110020


カリカリの皮の柔らかい鶏もも肉。
チミチュリソースは、わりと塩加減が強いですが、それが現地の味だそう。

P2110022


目玉焼きご飯に、胡椒をかけて。
これだけでも美味しいけどね。

P2110018


白身を刻んで黄身もぐずぐず混ぜて食べるのが、ペルーのご飯。
こういうの食堂風ご飯が、現地の味を知れるようで好き。

P2110023


現地の味わいをそれ以上に再現してくれます。


「エル・セビチェロ」

東京都目黒区五本木2-15-3

070-4087-4146



ranmarun at 18:30|PermalinkComments(0) ペルー 

February 13, 2025

松川@赤坂

「松川」に行きました。

260578ca-s


大きな間人蟹がお出迎え。

P2100009



Pascal Doquet Le Mont Ami Coeur de Terroir    Premier Cru 2008

パスカル・ドケの2008年。シャルドネ100%。
柑橘の香りに、キレのある酸とミネラル感、ほろ苦さが心地よく熟成して、次第にふくよかな味わいに。

P2100007


鮑 山うど 

蒸し鮑に山うどを重ねて、菜の花餡とからすみを削って。
鮑の旨味と、山うどのしゃきしゃき感と香りに、出汁酢のきりっとした酸味が纏わって、旨みを増長してくれます。菜花の緑にのせたからすみが、ちょうど花咲いた菜の花みたい。

P2100010


蛤飯

醤油を塗って焼いた蛤を刻んでご飯と和えて。
木の芽をのせて。醤油の香る蛤ご飯が食欲をそそり、好きだな。

P2100011


お造り

椿の花に見立てたようなお造りが素敵。
大根のつまが雪を被った椿花のように。

P2100012


その下には、おこぜの湯引きと甘海老の昆布締め。
甘海老は、出汁酢で。ぶりっと厚めのおこぜの弾力感は、山葵醤油で。

P2100015


鯛に、このわたと柚子皮をのせて。
このわたを包みながら食べると、美味。

P2100017


蟹煮麺

淡い蟹出汁に、極細の煮麺。
蟹身、ちぎった木の芽をのせて。

P2100018


別添えの蟹味噌は、そのままで食べるとピュアでクリーミーな甘み。
後で椀に少し溶きながら頂きました。

P2100020


貝寄せ

鮑、赤貝、帆立に、わかめを添えて。
生姜酢と濃い口の酢味噌をそれぞれ合わせながら。

P2100022



ふぐ

ふぐのから揚げとそら豆。

P2100023


おこぜ

醤油焼きしたおこぜに、焼いた蕗の董をのせて。
発芽玄米餅の磯辺焼きを添えて。

P2100024




真鴨の香味焼きに揚げ葱をのせて。
海老芋田楽を添えて。

P2100025


仔鴨の串焼き。

P2100026


ふぐと九条葱の白味噌しゃぶしゃぶ

P2100027


白味噌を溶いたふぐ出汁に、九条葱と薄切りのふぐをしゃぶしゃぶします。
焼いたふぐ白子も入っています。

P2100028


白味噌の優しい味わいと共に、ほっこり。

P2100029


途中から、湯葉も入れます。

P2100033


羽衣のようになめらかに広がる湯葉。

P2100031


ぷりっとしたふぐと九条葱を楽しみます。

P2100034


残ったお出汁にはご飯を入れて、さらっとした雑炊に。

P2100036


蕎麦

白魚と蕗の薹の天ぷらをのせた冷たい蕎麦。

P2100037


蟹粥

柔らかな蟹と三つ葉餡をのせて。

P2100038


百合根羊羹

焼いた百合根をのせた百合根の水羊羹。
さらっとくちどけの良さ。

P2100039


薄茶

P2100040


苺とコアントローのシャーベット

P2100041


「松川」

東京都港区赤坂1-11-6 赤坂テラスハウス1階

03-6277-7371

ranmarun at 20:00|PermalinkComments(0)

February 11, 2025

鮓 ふじなが@麻布十番

「鮓 ふじなが」に行きました。


062b4949


最初におつまみが4品用意されています。
左からいかげそ揚げ、鮪しぐれ煮、あん肝煮、自家製からすみ。

P2080002


シャンパンは、アンリ・ジローのエスプリ。

P2080006



鮪 大トロ

塩釜の180圓遼遒梁腑肇蹇
いつものように筋はピンセットで抜き、50の隠し包丁を入れて、下には剥き身をしのばせて。
シャリと共に溶けていきます。

P2080003


のどぐろ

対馬ののどぐろは、軽く昆布締めしてから皮目に炭をあてて焼き色をつけ、身はふんわりと。

P2080004



きんき 雲子 白魚

特注の瓢箪型の器に入っています。

P2080007


蓋を開けると、きんきと鱈の白子に、30塋のきんきの出汁と10塋のしじみ出汁、10倍濃度の鰹出汁を合わせたソース。揚げた白魚をのせて。重なる旨みのソースが美味し。

P2080008


ひれ酒

いろんな魚のひれを干してから、炭火で焼いたものに熱々の純米酒を注いだひれ酒。

P2080010


中には、甘鯛、きんき、くえ、おこぜ、ふぐのひれが入っています。
これだけのひれが入っているお酒は他にはなかなかないですね。
甘みと旨みがじっくりしみ出た日本酒は、濃厚なお出汁のような凝縮したひれ酒です。

P2080009


赤貝

閖上の赤貝は、切れ目を入れて、朱雀握りに。
朱雀の頭や羽、長い尾を表現しています。

P2080011


かわはぎ

かわはぎの薄造りには、焼いたとらふぐの白子とかわはぎの肝を合わせたペーストをからめて。

P2080013


残った肝にシャリを混ぜると、また美味し。

P2080016


ここで、ふじながさんからのバレンタインデーということで、カルピス。
中には、1杯分のカルピスの原液が入っています。
オリジナルパッケージがお茶目で可愛い。

P2080015-2



さより

唐津のさよりは、軽く塩昆布締めして、おろし生姜をのせて。
透明感を残しながら、柔らかく締めたさよりの繊細な旨み。

P2080017


黒むつ

ふんわりと火入れした黒むつに、バターと白ワイン、自家製オイスターソースのとろ旨みのあるフレンチ風のソース。

P2080018


残ったソースにシャリをからめると、その酸味がソースのまろやかなコクを引き立てて、濃厚なリゾットのように。

P2080020


いか

あおりいかは、これまた細かく包丁を入れて。
フリルレースのドレスを纏ったようなお姿が凄いです。

P2080022


甘鯛 筍

甘鯛は、九州の筍の細切りに、上湯スープと、蛤としじみ出汁を合わせた中華風のスープをかけて。
鮨の間に出てくる料理が、いつも工夫があり、楽しませてくれます。

P2080023


とろたくキャビア

鮪の剥き身と刻んだ沢庵を煮詰めで和えたとろたく軍艦にキャビアをのせて。

P2080024


生ハム

フランスの生ハムは、0.1个龍貿にスライスして。
ふわふわの生ハムのくち溶けの良さ。

P2080025


シャリを包むように生ハム鮨にすると、その香りとしっとりなめらかに溶けるような旨味が、シャリの酸味と一緒に伸びていきます。

P2080028


厚岸のカキえもんという牡蠣。

P2080027


私は、牡蠣アレルギーがあるので、鮪を醤油焼きにしてくれました。
砂ずりの部分かな、サシが入った肉々味わい。

P2080026


ぼたん海老

特大サイズのぼたん海老のむっちりとした食感と甘み。

P2080029




地焼きした鰻を関東風のタレで、お米は、コシヒカリ、ササニシキなどを3種類、産地も高度の違いにこだわり、ブレンドしているそうです。いろんな米の粒感が合わさる食感を、鰻と咀嚼するとこの一口の中で、広がりを与えてくれます。
味噌汁は、ぼたん海老の殻などの甲殻類や魚のあら出汁などを煮詰めて10数回濾したものをベースの味噌汁。

P2080030



鮪 赤身

いつもは、鰻で〆ですが、このタイミングで、インド鮪の赤身。
ここで、ちょっとさっぱり。

P2080031


雲丹

雲丹はお弟子さんが握ってくれました。
海苔の上にたっぷりのせた雲丹。

P2080032



味噌らーめん

味噌らーめんです。
パプリカパウダーを練りこんだ小麦の平打ち麺に、スープは、鶏や豚、貝柱、蛤、しじみ、鰹節、片口いわし、どんこ椎茸、香味野菜他などと、かなり旨味を重ね合わせたスープに合わせ味噌を溶いて。
自家製メンマ、うずらの煮卵、なるとをのせて。

P2080033


寒い冬には、コクのある味噌らーめんが、最後に体と胃を温めてくれました。
スープも全部飲み干しちゃいました。
そしたら、丼底に、ぺんぎんちゃんがまたね〜って。可愛い。

P2080034



「鮓 ふじなが」

東京都港区麻布十番1-5-18 カートブラン麻布十番4F

03-6435-3522




ranmarun at 20:30|PermalinkComments(0) 寿司 

February 09, 2025

眞松庵と朝ご飯@京都

「眞松庵」に行きました。

数寄屋造りとモダニズムを融合させた、4室のみのラグジュアリーホテルです。

476642859_9255364817842630_4913538076602917079_n


今回は、「松 しょう」のお部屋に泊まりました。

476651922_9255365904509188_1314840112263449245_n (1)


松は、眞松庵の名前の由来となった赤松を望むお部屋です。
細かなディテールは、前回泊まった「松」のお部屋の詳細としてこちら


北山杉小丸太の掛け込み天井と赤松の角網代天井に、床柱には、赤松皮付の柱を使い、栗の床板。
ソファーや椅子は、イタリアのGiorgetti。

475006524_9255365501175895_4750442956966472641_n


ナチュラルベージュな皮のソファーと、赤松の色合いを意識したラグに、落ち着いたライティングと木の風合いが、和とも馴染む雰囲気が、リラックスしてくつろげる贅沢な空間です。

476307087_9255365284509250_4438406861689020030_n


寝室は、赤松の天井を少し低めに造り、赤松の机が置かれています。

476357166_9255365024509276_768094013649234920_n


ウェルカムドリンクは、色々選べますが、
ボランジェのシャンパンとピンクグレープフルーツのコールドプレスジュース。
ウェルカムスイーツと共に頂きました。

P2060003


フルーツは、大きなあまおう苺とブルーベリー。

P2060002


和菓子は、末富から。
うぐいす餅(右)と、下萌(左)。
うぐいす餅は、求肥に包まれた餡と青大豆のきな粉で、初音を待つ心を鮮やかなうぐいす色にこめた餅です。
下萌は、雪に包まれた地面から若芽がまさに萌えでんとしている早春を表現するように。
小豆餡に蓬の香る餡で包み、上には山芋と白小豆の金団をのせて。
緑茶と共に頂きました。

P2060004


洗面台には、色々なアメニティと柚子湯用の黄柚子が用意されていました。
柚子湯には、血行促進と冷え性の改善。リラックス効果。
美肌効果やアンチエイジング効果があるそうです。

475911109_9255365244509254_1027864902250078980_n (1)


丸い檜の浴槽に、お湯を張り、柚子を浮かべて。
バスソルトも入れて、柚子の香りと共に体が温まります。
窓辺には、鮮やかな紅色の椿の花が咲いていました。

475706481_9255364834509295_7388808323680904288_n


その椿花を眺めながら、京都麦酒の風呂ビール🍺

P2060007



お風呂から出て、夕食までの時間は、備え付けのカシミアのルームウェアに着替えて。
シャンパンを楽しみます。

Drappier Grande Sendrre  Rose  2010

ピノノワール85%、シャルドネ15%。発酵させたワインの35%を木樽で熟成。
苺やラズベリーの香りと果実味に、トースト香と丸くしなやかなバックボーンと、エレガントな口あたりとまろやかなうまみ系。残っていた苺やブルーベリーと食べると、果汁が弾けるいいマリアージュ。

P2060008




夕食は、下の階にある「東山 緒方」へ。



食後にお部屋に戻ってくると、ジンジャー&レモンマートルのハーブティーが保温ポットに煎れてありました。
澄んだ香りのレモンマートルとかすかなジンジャーの刺激に、ルイボスとハニーブッシュのブレンド。
体をぽかぽかにして、ゆっくり眠りにつけそうです。

P2060055






翌朝は8時に朝ご飯。
こちらのテーブルで頂きます。

99e70813-s


東山 緒方が作る朝ごはんなので、毎回楽しみなんです。

P2070056


いつもは、ご飯と味噌汁から始まるのですが、
今回は、お粥に生姜と出汁餡をかけて。
この日の朝の外気は、-3度(外で出てないけど)ほっこり胃が温まるわ。

P2070058


平目の昆布締めに、えんがわ。
菜の花も添えて。山葵醤油で。

P2070057


香物は、梅干し、壬生菜漬け、柴漬け、大根漬け。
すぐき、すぐき葉の胡麻油炒め。木耳山椒煮。

P2070059


ほうれん草と椎茸の煮浸し

肉厚な椎茸とほうれん草をしんなりと煮浸しに。

P2070060


鯖の塩焼き

肉厚な鯖を、薄塩で焼きに。
大根おろしと酢橘を添え、後からおろしに醤油をかけて。

P2070061


湯豆腐

炭火を入れた木桶の器で温めた湯豆腐は定番で出てきます。
ポン酢も温めてあります。

P2070063


薬味は、葱とおろし生姜、海苔。

P2070064


以前よりもポン酢がまろやかになっていた気がします。

P2070065


蟹玉丼

ずわい蟹の身を卵とじにして。粉山椒をかけて。
とろとろ半熟卵と贅沢な蟹の身がたっぷりの蟹玉ご飯。

P2070066


デザートかわりに、コールドプレスのみかんジュース。

P2070067


コーヒー。

P2070069


「眞松庵」

京都府京都市左京区岡崎円勝寺91-5

続きを読む

ranmarun at 09:00|PermalinkComments(0) Hotel 

February 08, 2025

東山 緒方@京都

「東山 緒方」に行きました。

眞松庵という4室のみのホテルの1階にあります。
宿泊もこのホテルへ。

476642859_9255364817842630_4913538076602917079_n


上のお部屋でゆっくりした後、夕食は、「東山緒方」で頂きます。

011d530e


カウンターの後ろから、ライトアップされた奥行きのある中庭が見えるロケーションが、いつも素敵。

475505763_9255365741175871_5698866378684382900_n



作 ひやおろし 純米吟醸 2024

山田錦精米歩合55%のひやおろしを燗酒で。

P2060013



百合根饅頭

百合根饅頭と揚げた百合根に蕗の董をのせ、とろみのある葛餡をかけて。
最初にほっこり胃を温める一品。

P2060016


お造り

初午にちなんで、稲荷神を象った面としるしの杉の演出。

P2060018


その下には、肉厚な伝助穴子を骨切りして、焼き霜造りに、山葵をのせて。
めじ鮪は、皮目を炙って、角切り大根を添えて。

P2060020


弾力のある穴子は、シンプルに山葵だけで美味しい旨み。
脂がのっためじ鮪は、芥子醤油で。

P2060019


ふぐ

千葉の天然とらふぐは、3日寝かせて、ほどよい厚さに。
皮は、細切りにして軽く塩と胡麻油で和えてあります。

P2060021


粗く刻んだ鷹峰葱とふぐ白子が入ったちり酢につけて。

P2060022


ふぐのひれ酒も合わせて。
しっかり干して焼いたふぐひれから、甘い旨みがじんわりとしみでてきます。

P2060024



伊勢海老

串本の活伊勢海老を半分に切り分けて。

P2060025


殻付きのまま炭火で焼いていきます。

P2060026


もう分断されているのに、熱い〜ってのけぞるように動いてるw
濡れた和紙を被せながら、蒸らし焼きします。

P2060027


そうして焼かれた伊勢海老は、粉山椒をふって、木の芽をのせて。
この火入れはとても良かったな。

P2060028


千枚漬け風の蕪のマリネに、炊いた柚子皮を巻いたものに、
菜の花の浸しを箸休めに。

P2060032



農口尚彦研究所 ひやおろし 2023

五百万石を使用し、厳冬期に醸した酒を無濾過原酒のまま一回火入れし、じっくりと翌年の秋まで熟成したもの。アル添ですが、滑らかでゆったりとした口あたりと甘みが広がっていきながら、すっきりとしたキレで収束する感じ。

P2060029



蛤と大根、蕪の雪見鍋仕立て

P2060033


蛤と聖護院大根に、聖護院蕪のみぞれおろしを煮込んだ小鍋仕立て。

P2060035


味付けは、塩だけで後から山葵をのせて。
蛤と大根を蕪おろしで食べるという組み合わせも面白いですし、
蕪おろしの優しい甘みでほっこり癒されます。

P2060037


ふぐから揚げ

さくさく衣のふぐのから揚げ。

P2060038



ふぐ白子

とらふぐの白子は、細かなパン粉をつけてカツにして。

P2060039



すき焼き

一皿づつに、卵白だけを泡立てたものを卵黄にのせて。
今は無き、すき焼き屋の「よしはし」の卵を思い出しました。

P2060040


和牛の肩ロースの部分と九条葱をすき焼きにしてくれます。

P2060042


甘辛のたれにさっとからめてすき煮するように。

P2060044


ご飯と香物も用意してあります。

P2060043


一枚目は、ふわふわの卵白をつけて。

P2060045


二枚目は、下の卵黄をからめながら。

P2060046


ご飯にのせて頂きました。

P2060047


牛肉の旨みがしみた甘辛たれで、九条葱も、しゃきしゃきと。

P2060048


最後にご飯おかわりして、残った卵液とたれをかけて。
とろろのような卵かけご飯で〆。

P2060049



全粒粉うどん

全粒粉を加えて練った冷たい細うどんに、辛味大根をのせて。

P2060051



うぐいす餅

青きな粉をまぶし、中には粒あんが入っています。

P2060053


そして、銘々にお茶を点ててくださいました。

P2060054



「東山 緒方」

京都府京都市左京区岡崎円勝寺91-5

075-771-0011





ranmarun at 19:00|PermalinkComments(0) 和食 

February 06, 2025

コートドール@三田

「コートドール」に行きました。

2月末で閉店するということで、最後の訪問です。
すでに月末まで予約はいっぱいで、連日昼夜満席だそうです。

476113420_9233098326735946_1188730605095040117_n


Henriot   Brut  Souverain

シャンパンは、アンリオのスーヴェラン。

P2020001



アミューズ

桜海老とチーズのトースト。
香ばしい桜海老とチーズの香りをサクッと頂きます。

P2020002



季節野菜の蒸し煮冷製 コリアンダーを散らして

大好きな野菜のエチュベです。
トマト、人参、カリフラワー、蕪、ヤングコーン、ズッキーニ、セロリ、スナップエンドウなどをそれぞれの野菜の食感を残した火入れで、ビネガーの酸味とコリアンダーの香りが優しく纏います。
いつもはもう少し酸味がありますが、連日大量に出ているので、まだ仕込んだばかりだそう。

P2020003



Clos de la Coulee de Serrant 2021 Nicola Joly(Famile Joly)

ビオディナミの伝道師と称されるロワールのトップキュベ。
シュナンブラン100%。キレのある酸と硬質なミネラルがエレガントにこなれ、複雑なアロマとふくよかなボリューム感。

P2020021


北海道産 鰆の燻製

北海道産の鰆を瞬間燻製して、表面は火が入り、中はレアでしっとりとした食感。
その上にかけたカルダモンの香りが燻香と合わさり、鰆のに奥行きのある美味しさを引き立てます。
下には、緑芯大根と紅しぐれのマリネ。

P2020008


蝦夷鹿のテリーヌ

蝦夷鹿と豚肉、フォアグラ、銀杏を蝦夷鹿の背脂で巻いたテリーヌ。
リンゴとレタスをマスタードマヨネーズで和えたサラダを添えて。
背脂は、外して頂きます。鹿肉の野性味とフォアグラや豚肉のまろやかな旨みが混合している塩梅が丁度よく、付け合わせのリンゴとレタスのサラダでさっぱりと。

P2020012


フォアグラのテリーヌ

なめらかな質感のフォアグラのテリーヌに、黒胡椒のアクセント。
胡桃パンのトーストにのせると、フォアグラの甘みがよりなじみます。
トレビスのマスタードマヨネーズ和えを添えて。

P2020014



Saint Prefert Chateauneuf du Pape  Collection   2006 Domaine  Saint Prefert

赤ワインは、サン・プレフェールのシャトーヌフ・デュ・パプ。
グルナッシュ80%、サンソー15%、シラー5%。ブラックベリーやリコリス、カカオなどのニュアンスとエレガントで落ち着いた果実味。軽やかなタンニンながらも、濃密な余韻もあり、この後の黒トリュフや肉料理に合わせて。

P2020028



黒トリュフ入りのかき卵 ワインソース

冬のスペシャリテの一つ。
ヴォークリューズ産の黒トリュフの外側を剥いた部分を細かく刻み、卵とバターを湯煎しながらかき混ぜていき、凝固した頃合いで削った黒トリュフを混ぜて、黒トリュフを浮かべ、赤ワインソースを流して。

P2020015


ねっとりとクリーミーな口あたりのかき卵に、刻んだ黒トリュフの滋味深い香りが溶けこみ、
赤ワインソースの旨みと共に、ふくよかに広がる旨みがたまりません。
パンにのせても最高♪。
ヌフドパプが、さらなる余韻を。

P2020018


長崎産黒ムツ マスタードソース

長崎の黒ムツは、皮目をぱりっと焼いて、焦がしバターと粒マスタードのソース。
縮みほうれん草の葉先の部分をさっとソテーしたものを添えて。
こちらは、白ワインで合わせます。

P2020019



北海道直送 メヌケのポアレ ワイン・ジャベリンソース

北海道のメヌケのポワレに、赤ワインとするめいかの旨味を凝縮したジャベリンソース。
脂がのったメヌケの油脂を皮下に落とすように香ばしくカリっと焼いて、縮みほうれん草の茎の部分のソテーを添えて。
するめいかの独特の苦旨みを含ませた赤ワインソースにからめながら、抑揚のある味わい。

P2020020



黒トリュフのパイ包み焼き

最後に是非食べたかった黒トリュフのパイ包み焼き。
ランブロワジーからのスペシャリテ。
まずは、焼き上がったパイ包みを見せてくださり、この後ソースと共に盛り付けます。

P2020022


さっくりしっとりとしたパイ生地の層に包まれた中には、上は1.5僉2爾2僂らいの大きく厚切りの黒トリュフでフォアグラのテリーヌをはさんだもの。
生地に包んでから卵黄を塗り、寝かせた後、さらに卵黄を塗り、切れ目模様をつけてからオーブンで約8分焼きます。切った断面から出てくる湯気のトリュフを蒸された香りにうっとり。
トリュフソースと共に頂く、贅沢極まりない逸品です。

P2020023


厚切りの黒トリュフをざくざくと咀嚼しながら、フォアグラの甘みが溶けていく。
パイ生地も重くなく、ソースと共に、それらを受け止める繋ぎとして、ほどよく香ばしく溶けるように。

P2020025


付け合わせのルコラのサラダ。
ルコラの苦みとドレッシングの酸が、いいキレ味で、後半パイ生地のなじんで、旨みが浸透してきたトリュフの旨みを倍増させるように。

P2020027


シストロン産仔羊のロースト・タイムソース

シストロン産の仔羊を筒状に巻いてローストし、皮の部分はカリカリに。
仔羊のジュとタイムのソース。ドフィノワを添えて。

P2020029


国産牛の尾の煮込み ワインソース

その昔、初めてコートドールに訪問した時に頂いたのが、カスベのムニエルと、この牛しっぽの赤ワインソース。コリアンダー風味の人参のピュレを添えて。

P2020032


骨の周りのぷるんとコラーゲン質と柔らかく煮込んだお肉は、50分ほど煮込んでからオーブンで焼いたものだそうです。もっと長時間煮込んでいると思っていたら、意外に1時間も煮込んでいなかったんですね。

P2020033



デセールは、4種類を4人でシェアしました。


苺のスープ ワイン風味

一口サイズの苺を軽くコンポートして、苺のスープと共に。
大好きな一品。昔頂いた苺のミルフィーユも大好きでした。

P2020035



焼き上げ酸果桜桃のミニパウンドケーキとシャーベット

20分かけて焼き上げたパウンドケーキ。
小布施で作っている酸果桜桃(サワーチェリー)のコンポートを練りこんで、そのシャーベットと共に。

P2020038


モン・ブラン コート・ドールスタイル

平たいメレンゲの上に、なめらかな栗のピュレをのせて。

P2020039


ビターチョコレートのマルキーズ

濃厚なガトー・ショコラにナッツやカカオニブをのせて。
カカオニブのほろ苦みと、温かいチョコレートソースを注いだ外側から、溶けていくショコラの風味と甘み。

P2020037


Cognac 25ans     Paul Giraud 

少しディジェフティフを頂きたくて、25年物のコニャックを。

P2020040


小菓子

コーヒーマカロン、フィナンシェ、生ショコラ。

P2020041


コーヒー

P2020042


私にとってのコートドールは、フランス料理を食べ始めた頃に連れていってもらった懐かしい思い出から、長年ずっと同じメニューでも、見えない部分で進化しつつ、いつ何度食べても感動する味を守っていくという印象でした。
もうこれで最後かと思うと感慨深いですが、斉須シェフと共に歩んで支えてきたソムリエや、お弟子さんなど、スタッフのチームワークと力量を感じながら、楽しい時間を過ごしました。
あと残りわずかの営業ですが、ラストスパートを頑張って、惜しまれつつも素晴らしいフィナーレで終焉してほしいです。
ありがとうございました。


「コートドール」

東京都港区三田5-2-18 三田ハウス1F

03-3455-5145

ranmarun at 18:30|PermalinkComments(0) フレンチ 

February 05, 2025

手打ち正麺 Hachimitsu 八光@五反田

「手打ち正麺 Hachimitsu 八光」に行きました。

2回目の訪問です。

IMG_E4729


おしながきは、しなそばがメインで、肉そばや背脂そばなどがあります。
スープは、醤油と白だしの2種類。

IMG_E4728


地下に降りて食券を購入します。
前回は、特製しなそばの醤油にしたので、今回は、背脂しなそばの醤油にしました。
味玉子をトッピング。

IMG_E4730



食券を渡して席に着くと、まずは麺切りから始まります。
こちらでは、あらかじめ平たく伸ばしてある生地を注文を受けてから、茹でる前に切るのが特徴です。
ゴトッゴトッと大きな刃で麺を切り、打ち粉してもみほぐした麺を茹でていきます。

IMG_E4731


一杯ごとに丁寧に作っているので、15分ほど待って、運ばれてきました。


背脂しなそば

背脂しなそばは、低温調理の薄切りチャーシューと煮豚の厚切りチャーシュー、ワンタン、メンマ、葱と三つ葉がのっています。

IMG_E4732


スープは、鶏ガラベースに、煮干し、アサリやホタテのような貝の旨みを感じる薄口醤油味。
そこに背脂をチャチャッとかけて、まろやかにとろける油脂の甘み。
普通のしなそばは、さらっとした味わいですが、寒い日だったので、ちょっとこってり系が食べたかったんです。
チャーシューは、国産三元豚を使い、肩ロースのレアな火入れのしっとり感。
煮豚は、じっくり煮込まれた厚切りが柔らかくほぐれる感じ。

IMG_E4733


麺は、国産小麦を使った自家製麺で、平打ちの太麺です。
その日の気候の変化に合わせて、粉のブレンドや加水率を変えながら製麺して、注文を受けてから、手摘み手揉みで茹でたもの。
もちっとつるっとしたうどんのような歯ごたえと、少し不揃いな麺の縮れ感や太さがスープとからんでいく感じ。直前に切ることにこだわっただけあって、弾力ある麺の食感と小麦の風味もいいです。

IMG_4735


雲吞は、前回ビロビロっとした薄生地で巻いてあります。
今回は、具多めで少しもちっとした生地。

IMG_E4736


ワンタンの中には、すり身の肉とホタテ?とアサリの餡がむちっと入っています。

IMG_E4737-2


そういえば、味玉子トッピングしたのに入ってなかったと思い、聞いたら入れ忘れましたって。
というわけで、後からのせました。

IMG_E4738




「手打ち正麵 Hachimitsu   八光」

東京都品川区西五反田1-33-10 サインタワーB1F

03-5487-5078




ranmarun at 19:00|PermalinkComments(0) ラーメン 

February 01, 2025

高柿の鮨@水天宮前

「高柿の鮨」に行きました。


3d14d990


特別なワイン会です。


おやすみなさい  Domaine Ponkotsu

山梨のドメーヌ・ポンコツのロゼスパークリング。
巨峰、藤稔、ピオーネ、甲州主体に、サンソー、カベルネフラン等。
ピンクグレープフルーツ色に、淡い白桃のような香りと甲州由来の酸味。
次第に、澱と共に巨峰や藤稔の香りと果汁感が出てきます。

P1310001



Takizawa   Sauvignion Blanc   2017   Takizawa Winary

北海道三笠の自社畑さんのソーヴィニオンブラン。
オレンジや柑橘の香りに、スモーキーなミネラルとハーブやスパイスのニュアンスが複雑に絡み合い、それを支える酸やミネラルの要素も豊富ですが、適度に熟成した味わい。

P1310003


菜の花

茹でた菜の花に、芥子醤油をかけて。

P1310005


ひらめ

青森の平目。
少し透き通るようにぶりっとした平目の食感と綺麗な旨み。
塩だとちょっと魚香を感じるので、山葵醤油の方が美味でした。

P1310006


たこ

横須賀の蛸。
蛸好きなので、嬉しい。

P1310007


子持やりいか

子持ちやりいかは、弾力のある身と中の卵のねっとり感に、穴子の煮詰めをかけて。
げそも半分に切った断面で。意外に子持ちやりいかのげそを添えてくれる所は少ないのですが、これまた美味しい。

P1310008


ここから握りに入ります。


すみいか

東京湾のすみいか。
高柿さんは、表面に切れ目を入れるのですが、ぱきっとした食感から、ねっとりしたいかの甘みを引き出すように。シャリも硬めなので、咀嚼した時の融合感を。

P1310009


ひらめ

平目は、軽く昆布締めして。
シャリになじむように、少し水分を抜いてねっとりさせて。

P1310010



Nana Tsu Mori Pinot Noir 2022 Domaine Takahiko

ドメーヌ・タカヒコのナナツモリ。
全房からくるスパイシー香と、過去のビンテージよりも、チェリーや苺、フランボワーズのような赤果実系の香りや果実味が出ている柔らかな甘みと酸のある味わい。
そして、次第にビーツや茸、レモンバーム、クローブ、白檀などの香りに変化しながら、鰹節や昆布の複雑な旨みも出てきます。若い時の艶やかな美味しさもありながら、数年熟成させるとより深いポテンシャルも感じます。

P1310013




青森大畑の鮪120圓寮嵜箸1週間寝かせて。
きめ細かな赤身ですが、少し鉄分を感じる酸味。

P1310011


中トロは、きめ細やかな脂と酸が混じり合うような感じで、
しっかりめのシャリとの癒合感。

P1310012


大トロ

大トロは、三厩の120圈
鎖骨の部分を綺麗に切り剥がして。
筋も甘くとろけてなじむ食感がたまりません。

P1310014


こはだ

天草の小肌は、きりっと締めて、大きめの厚みをじわっと噛みしめながら、
じんわりした酸と旨みが広がります。

P1310015


赤貝

閖上の赤貝は、ひももはさんで。
フルーティな香りと赤貝の旨みが凝縮しています。

P1310016



Genki 2022 Fattoria Al Fiore

ファットリア・アルフィオーレのゲンキ。
セーベル9110 57%、デラウェア12%、ロザリオビアンコ。ネオマスカット、ナイアガラなど。
トロピカルフルーツの香りとさらっとした酸味が心地よい飲み心地。

P1310019


白子

鱈の白子の茹でたてを、軍艦で。

P1310021





宮城の鰹。

P1310022


ぶり

氷見の鰤10圓蓮1週間寝かせて。

P1310023


海老

長崎の車海老は、茹で置きしたものを、直前に茹で汁でもう一度加熱して。
より引き締まった海老の食感の中に甘みを閉じ込めるように。

P1310024


穴子

宮城松島の穴子。
繊維が溶ける感じと煮詰めの甘みを。

P1310025



ここから追加ネタです。

Anco 2022 Fattoria Al Fiore

数種類の生産者の畑からのデラウェアを、アンフォラと古樽仕込みで仕込んだオレンジワイン。
フルモデルチェンジして、以前のAncoよりしっかりとした酸と奥行きを感じる複雑味が面白い変化です。

P1310030



みる貝

韓国のみる貝。
少し湯引きしてあるのかな。コリコリせず、しっとりした貝のぷりっとした旨み。

P1310026


煮はまぐり

煮蛤も久しぶりに。

P1310029


雲丹

浜中の雲丹。
浜中町出身のモンキー・パンチのルパン三世のシール他、色んなシールが貼ってあるな。
数字を含め、色々意味があるんでしょうけど。

P1310031


雲丹は、わりと大粒なものを軍艦で。
上辺の雲丹をちょこっと食べてワインと合わせ、あとは一口で。

P1310032


鉄火巻

色々な部位を合わせた鉄火巻に、山葵をさらにのせ、醤油をつけて。

P1310033


かんぴょう巻

かんぴょう巻も山葵多めで。

P1310034



「高柿の鮨」

東京都中央区日本橋蠣殻町1-30-2

03-6231-0923




ranmarun at 20:30|PermalinkComments(0) 寿司